JP3036137U - 洗濯物包装袋並びに立体包装機 - Google Patents

洗濯物包装袋並びに立体包装機

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JP3036137U
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Inventor
満幸 打越
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株式会社三幸社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯物の取り出し操作を簡便且つ容易にで
き、洗濯物を皺にしたり型崩れさせることがないように
する。 【解決手段】 クリーニング済みの洗濯物1を包装する
熱可塑性樹脂の透明シート2でなり、開口部3を熱溶着
して袋状に形作る洗濯物包装袋であって、上記の透明シ
ート2に開封用の脆弱切れ目5を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本案は、洗濯物包装袋に関し、更に詳しくは洗濯物包装袋並びにこれを製造す る立体包装機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の包装袋としては、クリーニング済みの洗濯物を包装する熱可塑性 樹脂の透明シートで、開口部が熱溶着されて袋状に形作られてなるものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところでこの種の包装袋は、簡便且つ容易に開封でき、洗濯物を皺にしたり、 型崩れを起こすことなく袋から取り出すことができるよう、形成されているのが 望ましい。
【0004】 しかるに従来のこの種包装袋の場合は、通常、単に熱可塑性樹脂の透明シート で開口部が熱溶着されてなり、開封を簡便化容易化する工夫が特に施されていな かった。 従って従来品では、袋から洗濯物を取り出す時に、袋を力まかせに破いたり、 鋏やカッターを使用して開封する必要があったから、従来品によると開封操作が 不便であっただけではなく、その際、洗濯物を皺にしたり、型崩れさせ易い、と いう問題点があった。
【0005】 本案は、このような従来品の問題点を解消しようとするものである。 従って本案の技術的課題は、洗濯物の取り出し操作を簡便且つ容易にでき、洗 濯物を皺にしたり型崩れさせることがないよう形成した洗濯物包装袋並びにこれ を製造する立体包装機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本案は、上記の課題を解決するために次のような技術的手段を採る。 即ち本案は、クリーニング済みの洗濯物1を包装する熱可塑性樹脂の透明シー ト2でなり、開口部3が熱溶着されて袋状に形作られる洗濯物包装袋であって、 上記の透明シート2に開封用の脆弱切れ目5が形成されてなることを特徴とする 。
【0007】 この場合本案は、上記の透明シート2が筒状でなり、この透明シート2の一方 の開口部3の中央位置から他方の開口部3の中央位置にわたって脆弱切れ目5が 形成されるのが好ましい。
【0008】 又本案は、透明シート2が筒状でなり、この透明シート2の一方の開口部3の 端部から他方の開口部3の端部にわたって側辺2a(図3参照)と平行状に脆弱 切れ目5が形成されるのが良い。
【0009】 又本案包装袋を製造する立体包装機としては、図4以降に示されるように、ク リーニング済みの洗濯物1を包装する包装機構9を備え、この包装機構9が熱可 塑性樹脂の筒状の透明シート2が巻回されたロール10と、このロール10から 引き出された透明シート2を引き下げ洗濯物1に被せる引き下げ機構11と、こ の引き下げ機構11で引き下げられた上記シート2の上部の開口部3を熱溶着す ると共に切断するシール機構12と、更に上記シート2の下部の開口部3を熱溶 着して閉塞するヒートシール装置13とを備え、上記の透明シート2に開封用の 脆弱切れ目5を形成する歯車状のカッター6が、上記の透明シート2に対設され てなることを特徴とするものがある。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本案の実施の形態を添付図面に従って説明する。 本案の包装袋は、クリーニング済みの洗濯物1を包装する熱可塑性樹脂の透明 シート2でなり、開口部3が熱溶着されて袋状に形作られるものである。3aは 、熱溶着箇所を示す。熱可塑性樹脂の透明シート2としては、例えばポリエチレ ン製のものがある。この場合透明シート2は、洗濯物1を被覆後に上下の開口部 3を熱溶着することで済むよう、筒状に形成されているのが好ましい。但しこの シート2は、本案の場合例えば2枚の帯片でなり、洗濯物1をサンドイッチ状に 挟装後、開口した周囲の箇所を熱溶着するよう、一対の帯片で形成されるのでも 良い。尚4はハンガーであり、洗濯物1はこの実施形態ではこのハンガー4に掛 けられている。
【0011】 又5は、開封用の脆弱切れ目としてのミシン目である。この脆弱切れ目5は、 この実施形態では透明シート2の一方の開口部3の中央位置から他方の開口部3 の中央位置にわたって形成されている。
【0012】 上記の脆弱切れ目5は、この実施形態では図5、図6に示されるように、立体 包装機に設けられた歯車状のカッター6で形成される。このカッター6は、この 実施形態ではシート2の幅方向の中央位置にシート2の長手方向に沿って脆弱切 れ目5を形成できるよう、シート2に刃6aを対向させて回転自在に配設されて いる。7は例えばゴムローラであり、このゴムローラ7はシート2を介して上記 のカッター6と対向状に設けられている。そしてカッター6は、このゴムローラ 7にシート2を介してバネ等で弾発され、圧接状に設けられている。 尚カッター6は、本案の場合シート2の押えローラ8等に設けられるのでも良 く、要はシート2に対向して回転自在に配設されていれば良い。
【0013】 9は、クリーニング済みの洗濯物1を包装する包装機構である。この包装機構 9は、熱可塑性樹脂の筒状の透明シート2が巻回されたロール10と、このロー ル10から引き出された透明シート2を引き下げ洗濯物1に被せる引き下げ機構 11(図6参照)と、この引き下げ機構11で引き下げられた上記シート2の上 部の開口部3(図8参照)を熱溶着すると共に切断するシール機構12と、更に 上記シート2の下部の開口部3(図8、図11参照)を熱溶着して閉塞するヒー トシール装置13(図10、図11参照)とを備えてなる。
【0014】 尚14(図4、図8等参照)は、洗濯物1を垂直状に懸吊させる胴板である。 この胴板14はその上端中央位置に、ハンガー4のフック4aを掛けるのに用い る引っ掛け部14aが形成されている。又胴板14は、この実施形態ではエアシ リンダ15で軸16を中心に90度、本案包装機の後方に回動するよう形成され ている(図4、図9の矢示参照)。そしてシート2は、上記の引き下げ機構11 及びシール機構12で上部の開口部3が熱溶着され且つ切断された後、これらの 各機構11、12の配設位置から90度ずれた位置で、上記のヒートシール装置 13により下部の開口部3が熱溶着されるよう形成されている。
【0015】 上記のロール10は、図4に示されるように、この実施形態では本案包装機の 背面側の中央部に回転自在に横置きされている。
【0016】 又上記の引き下げ機構11は、図6〜図8に示されるように、上記シート2の 両側部を挾持するクランプ17aを対向位置に備えた枠状の本体17と、この本 体17を昇降動作させる上下一対のエアシリンダ18とでなる。このエアシリン ダ18は、ロッドの先端が連結されて突き合わされ、垂直状に配設された上部シ リンダ18aと下部シリンダ18bとでなる。枠状の本体17は、図8に示され るように、上部シリンダ18aのロッドの延伸動作で押し下げられ、シート2が 熱溶着位置に配置される。下部シリンダ18bは、シート2の上部の開口部3が 熱溶着された後、ハンガー4のフック4aをシート2の開口部3から露出させる よう、ロッドが収縮動作する。尚19(図6、図7参照)は、シート2を常時、 緊張状態に保持させるエアシリンダである。
【0017】 上記のシール機構12は、図5〜図8等に示されるように、開脚状に開閉動作 する一対の枠体12aと、この枠体12aの一方の下部に設けられたヒータ12 bと、このヒータ12bと平行状に配設されたカッター12cと、上記の枠体1 2aを開閉動作させるエアシリンダ12dとでなる。
【0018】 上記のヒートシール装置13は、図10、図11に示されるように、昇降動作 自在に形成されたハンガー引上げ部20と、この引上げ部20が上昇位置に停止 した際に、シート2の下部の開口部3(図11参照)を熱溶着するヒータ21と 、このヒータ21を進退動作させるエアシリンダ22とを備えてなる。上記のハ ンガー引上げ部20は、ロッドレスシリンダ20aのマウント金具20bに固定 され、ロッドレスシリンダ20aは柱20cに沿って垂直に配設されている。尚 23は、包装後にハンガー4のフック4aが受け渡されるフック受けであり、柱 20cの上部に設けられている。
【0019】 本案包装機は、このように形成されているから、図6等に示されるように、先 ず上記の引き下げ機構11の枠状の本体17が下降すると、シート2がロール1 0から引き出されながら、この本体17と共に引き降ろされる。この際、歯車状 のカッター6は、シート2に圧接されているから、シート2の移動に応じて回転 し、刃6aがシート2に脆弱切れ目5としてのミシン目を形成する。そして図8 に示されるように、シート2が洗濯物1の上方から被せられた後、上記のシール 機構12で上部の開口部3が熱溶着されると共に切断され、次いで図11に示さ れるように、上記のヒートシール装置13で下部の開口部3が熱溶着されるもの である。
【0020】 以上の処において、本案の場合、洗濯物1はハンガー4に掛けられていない状 態でも良く、この場合は図3に示されるように、脆弱切れ目5は透明シート2の 一方の開口部3の端部から他方の開口部3の端部にわたって側辺2aと平行状に 形成されると良い。この場合は、脆弱切れ目5が袋の端部に形成されているから 、洗濯物1の取り出し時に皺などをつける惧れが全くない。
【0021】 尚本案の場合、脆弱切れ目5は袋の片面にだけ形成されるのでも良い。又この 脆弱切れ目5は、透明シート2の製造の段階で形成されるのでも良く、上記の歯 車状のカッター6を備えてなる立体包装機によって、包装工程で形成される場合 に限定されるものではない。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように本案は、開封用の脆弱切れ目を備えてなるから、これによ れば脆弱切れ目で簡便容易に開封でき、洗濯物を皺にしたり型崩れさせることな く取り出すことができる、という実用上優れた効果を奏する。
【0023】 又請求項2記載のように、透明シートが筒状でなり、この透明シートの一方の 開口部の中央位置から他方の開口部の中央位置にわたって脆弱切れ目が形成され てなる場合は、ハンガーに掛けた状態の洗濯物を、皺にしたり型崩れさせること なく簡便且つ容易に取り出すことができる。
【0024】 又請求項3記載のように、透明シートが筒状でなり、この透明シートの一方の 開口部の端部から他方の開口部の端部にわたって側辺と平行状に脆弱切れ目が形 成されてなる場合は、脆弱切れ目が袋の端に形成されているから、その分、開封 時に洗濯物を皺にしたり型崩れさせることがない。
【0025】 更に請求項4記載のように立体包装機が歯車状のカッターを備えてなる場合は 、包装工程で脆弱切れ目をシートに形成できるから、従来品のロールのまま、開 封が容易な洗濯物包装品を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案包装袋の好適な一実施形態を示す開封時の
斜視図である。
【図2】同上包装袋の平面図である。
【図3】同上包装袋の他の実施形態を示す平面図であ
る。
【図4】本案包装機の好適な一実施形態を示す斜視図で
ある。
【図5】同上包装機の要部構成図である。
【図6】同上包装機の要部構成図である。
【図7】図6のVII ーVII 線から見た要部構成図であ
る。
【図8】同上包装機の作用を示す要部構成図である。
【図9】図8のIXーIX線から見た要部構成図である。
【図10】図9のXーX線から見た要部構成図である。
【図11】同上包装機の要部構成図である。
【符号の説明】
1 洗濯物 2 透明シート 3 開口部 5 脆弱切れ目

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーニング済みの洗濯物を包装する熱
    可塑性樹脂の透明シートでなり、開口部が熱溶着されて
    袋状に形作られる洗濯物包装袋であって、上記の透明シ
    ートに開封用の脆弱切れ目が形成されてなることを特徴
    とする洗濯物包装袋。
  2. 【請求項2】 透明シートが筒状でなり、この透明シー
    トの一方の開口部の中央位置から他方の開口部の中央位
    置にわたって脆弱切れ目が形成されたことを特徴とする
    請求項1記載の洗濯物包装袋。
  3. 【請求項3】 透明シートが筒状でなり、この透明シー
    トの一方の開口部の端部から他方の開口部の端部にわた
    って側辺と平行状に脆弱切れ目が形成されたことを特徴
    とする請求項1記載の洗濯物包装袋。
  4. 【請求項4】 クリーニング済みの洗濯物を包装する包
    装機構を備え、この包装機構が熱可塑性樹脂の筒状の透
    明シートが巻回されたロールと、このロールから引き出
    された透明シートを引き下げ洗濯物に被せる引き下げ機
    構と、この引き下げ機構で引き下げられた上記シートの
    上部の開口部を熱溶着すると共に切断するシール機構
    と、更に上記シートの下部の開口部を熱溶着して閉塞す
    るヒートシール装置とを備え、上記の透明シートに開封
    用の脆弱切れ目を形成する歯車状のカッターが、上記の
    透明シートに対設されてなることを特徴とする請求項2
    又は3記載の洗濯物包装袋を製造する立体包装機。
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