JPH0511123Y2 - - Google Patents

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JPH0511123Y2
JPH0511123Y2 JP1987161063U JP16106387U JPH0511123Y2 JP H0511123 Y2 JPH0511123 Y2 JP H0511123Y2 JP 1987161063 U JP1987161063 U JP 1987161063U JP 16106387 U JP16106387 U JP 16106387U JP H0511123 Y2 JPH0511123 Y2 JP H0511123Y2
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clothes
heat
film
cutting blade
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、衣服等のクリーニングサービス業で利
用される立体包装機に関するものである。
(従来の技術) 一般に、立体包装機は、ハンガーに懸吊した衣
類を懸吊姿勢のまま樹脂フイルム製包装袋で被覆
し、ハンガーのフツク部のみを袋上部の開口部か
ら突出させるようになつているものであつて、主
として埃防止のために行われるものである。
そして、従来このような立体包装は、懸吊され
た衣服を筒状袋で包被し、その後、懸吊部分をヒ
ートシールするとともに、その上方で水平方向に
のみ筒状袋を切断するようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、以上のようにして包装を施した
ものは、ヒートシール部よりも上の部分に包装袋
の切り残しができてしまい、その無駄となる部分
が製品側に残ることから、製品としての包装品
は、見栄えがよくないという欠点がある。
(問題点を解決するための手段) したがつて、本案の技術的課題は、ヒートシー
ル部よりも上の不必要な部分を取り除いた形状に
包装を施すことにより製品としての包装品が見栄
えのよいものとすることを目的とするもので、そ
のための技術的手段は、ハンガーに懸吊された衣
服等を筒状袋で包被し、その後懸吊部分をヒート
シールするものにおいて、押圧板に対する受板
に、衣服等の形状に沿つてヒートシール部を設け
るとともに、この上方部にこれに沿つて切断刃を
設け、この切断刃の上方部に水平方向に切断刃を
設け、さらにこれらの2つの切断刃の間に、これ
らの切断刃で切断された切断片を取除くための吸
引用孔を設けた構成をとつている。
(考案の効果) 本案立体包装機は、以上のような構成としたの
で、ヒートシール部よりも上方の不必要な切断片
は、ヒートシールと切断時に自動的に取除くこと
ができるから、不必要な切断片の取除きに手数が
かからず、しかも製品として見栄えの優れた包装
品を容易に得ることができる。
(実施例) 以下図面に示す実施例について説明する。
第1図は、本案立体包装機の正面図、第2図は
その側面図である。
ロール1から繰り出された筒状のフイルム2
は、包装機本体3の上部から鉛直方向に垂れ下が
つており、後述するように、懸吊部9で懸吊され
た衣服に外装するようになつている。
4は、ハンガーに懸吊された衣服を、1枚ずつ
送り込む入口側シユートである。その他5は、フ
イルム2のヒートシールを行なうヒートシール装
置、6は包装された衣服を排出する出口側シユー
ト、7は制御手段、8は、フイルム2を下方に引
張つて衣服を包装する引張り手段である。
第3図は、懸吊部9を示すものであつて、フイ
ルム拡張部材10,10の間に架設された軸11
には、前後に2個ずつ配設されたロール12,1
2及びロール13,13が回転自在に取付けられ
ている。
軸11の下方には、揺動自在に支持されたアー
ム14が取付けてあり、このアーム14の下端に
は、フツク15が配設されている。
16は、アーム14が鉛直になるように附勢す
るスプリングである。
以上のように構成される懸吊部9は、第4図に
示すように、包装機本体3の上方から垂れ下がつ
た筒状のフイルム2の中にはいつており、ヒート
シール装置5よりもやや上方において包装機本体
3に架設された支持ロール17,17によつてフ
イルム2の外側から懸吊されている(第5図参
照)。
第6図は、懸吊部9に対するハンガー18に懸
吊された衣服19の受け渡しと、懸吊部9が出口
側シユート6に衣服を排出する状態を表すもので
ある。
20は、衣服19を搬入するためのシリンダー
であつて、このシリンダー20が稼動してピスト
ンロツド21が伸張することによつてガイド22
でアーム14が押され、フツク15が入口側シユ
ート4の下端に当接すると、図示しない検知手段
によつてこれを検知し、入口側シユート4の上方
から、ハンガー18に懸吊された衣服19が、フ
ツク15に送り込まれる。
その後、シリンダー20が稼動してピストンロ
ツド21が短縮することにより、アーム14が鉛
直となり、衣服19が所定の位置にセツトされ
る。
23は、衣服19を出口側シユート6に排出す
るためのシリンダーであつて、このシリンダー2
3が稼動して、ピストンロツド24が伸長する
と、枢支25されたアーム26がフツク15に向
けて揺動する。
このアーム26の先端26′は、2つ割り状に
形成されており、アーム26の揺動により、フツ
ク15の外側から、衣服19を懸吊しているハン
ガー18を受け取るようになつている。
そして、フツク15からアーム26に衣服19
がハンガー18によつて移つた後、シリンダー2
3の稼動によつてピストンロツド24が短縮し、
アーム26の先端26′がガイド板27にまたが
つて通過すると、ハンガー18に懸吊された衣服
19が出口側シユート6に受け渡される。
次に、第7図は、衣服19にフイルム2を被せ
るための引張り手段8を示すものである。
28,28はチヤツクであつて、エアシリンダ
ー等の駆動手段によつて、チヤツク部28a,2
8bでフイルム2の下端を挟摘するものである。
このチヤツク28は、包装機本体3内に配設さ
れたガイド29,29にロール30……で支持さ
れており、図示しないスプロケツトに捲回された
チエーンを上下に接続して、スプロケツトの回転
により、包装機本体3に沿つて上下に移動するよ
うになつている。
次に、第8図は、ヒートシール装置5を説明す
るための断面図である。押圧板32には、エアシ
リンダー33のピストンロツド34が装着されて
おり、このエアシリンダー33が稼動すると、押
圧板32が受板35に押圧される。
36は押圧板32に植設されたピンであり、ガ
イド37に遊嵌して押圧板32が水平方向に移動
するように規制している。
また、受板35にも、ガイド38に遊嵌するピ
ン39が植設されており、さらに押圧板32が当
接した時のシヨツクをやわらげるためのスプリン
グ40が配設されている。
41は、受板35に穿設された円孔であつて、
この円孔41からつながる吸気通路42はノズル
43に接続されていて、パイプ44からノズル4
3に圧縮空気を送ると、円孔41から吸気して、
ノズル噴出口43′から排気するようになつてい
る。
そして、受板35の受面35′には、フイルム
2のヒートシールを行なうニクロム線45が配設
されていて、このニクロム線45のすぐ上には、
ニクロム線45と平行する切断刃46が配設さ
れ、さらにこれよりも上方には、水平方向に切断
刃47が配設されている。また、切断刃46と4
7との間には、円孔41に連結する吸引孔41′,
41′が配設されている〔第9図イ参照〕。
そしてまた、押圧板32には、これらニクロム
線45及び切断刃46,47に対応して、クツシ
ヨン48が配設されている〔第9図ロ参照〕。
なお、49は衣服を懸吊するアーム14のため
の間隙である。
したがつて、フイルム2を挟んで受板35に押
圧板32を押しつけることによつて、ニクロム線
45でヒートシールが行われ、同時に、切断刃4
6,47でヒートシール部上方のフイルムを略三
角形状に切断することになる。そして、押圧板3
2が受板35から離れた瞬間に、パイプ44から
ノズル43に圧縮空気を送ることにより、ノズル
43からの噴射にて管内は減圧され、これによ
り、吸引孔41′、円孔41から吸気され、切断
刃46と切断刃47の間に残つたフイルムの切断
片を噴出口43′から外部に排出することになる。
そして、以上のように構成される本案立体包装
機には、第10図に示すように、マイクロスイツ
チLS1〜LS6が配置されていて、制御手段7で
自動的に包装作業を行なうようになつている。
以下その作業工程について説明する。
先ず、ハンガー18に懸吊された衣服19が入
口側シユート4からその下端に位置しているフツ
ク15に供給される。
このとき、スイツチLS1が衣服19の通過を
検知して、一回の包装工程が完了するまで、次の
衣服の供給を停止する。
そして、フツク15に衣服が受け渡されたのを
スイツチLS2が検知すると、シリンダー20が
稼動して、ピストンロツド21が後退すると、ア
ーム14が鉛直となり、これがスイツチLS3に
より検知される。そうすると、引張り手段8が上
昇を始める。
そして、スイツチLS4で引張り手段8が所定
の位置まで上昇したのを検知すると、引張り手段
8の上昇を停止し、チヤツク28でフイルム2の
下端の両脇を挟摘し、その後、引張り手段8が下
降して、これに伴つて、フイルム2が、フツク1
5に懸吊状態にある衣服19を覆うことになる。
そして、スイツチLS5で引張手段8が所定の
位置まで下降したのを検知すると、引張り手段8
の下降を停止し、その後、ヒートシール装置5の
押圧板32が受板35に圧着して、衣服19の懸
吊部上方のフイルム2をヒートシールするととも
に、切断刃46,47で、ヒートシール部上方の
フイルムを略三角形状に切断し、この切断片はパ
イプ44からの圧縮空気のノズル噴出口43′よ
りの噴出によつて吸引孔41′、円孔41を通つ
て外部に排出される。
そして、このヒートシールの工程が終了する
と、シリンダー23が稼動して、フツク15から
ハンガー18に懸吊された衣服19を受け取り、
衣服19はガイド27から出口側シユート6に排
出される。
そして、スイツチLS6で排出が検知されると、
次の衣服について同様の工程で包装作業が行われ
ることになる。
以上のような、本案立体包装機によれば、ヒー
トシール部に沿つて配設された切断刃とそれより
も上方で水平方向に配設された切断刃とで懸吊部
分上方に形成される略三角形状のフイルム切り残
しを取り除いた包装を施すことができる(第11
図参照)。
何れにしても、本案立体包装機によれば、包装
に不必要な部分を取り除くことができるので、製
品としての包装物は、被包装物の衣服等の形態と
なり、見栄えの優れた製品が容易に得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案立体包装機の正面図、第2図は同
側面図、第3,4図は懸吊の斜視図、第5図は同
断面図、第6図は衣服の受け渡しの説明図、第7
図は引張り手段の斜視図、第8図はヒートシール
装置の断面図、第9図イは受板、ロは押圧板の正
面図、第10図はマイクロスイツチの配置説明
図、第11図は本案立体包装機によつて包装をお
こなつた製品を表わす図である。 1……ロール、2……フイルム、3……包装機
本体、4……入口側シユート、5……ヒートシー
ル装置、6……出口側シユート、7……制御手
段、8……引張り手段、9……懸吊部、18……
ハンガー、19……衣服、32……押圧板、35
……受板、41……円孔、42……吸気通路、4
3……ノズル、45……ニクロム線、46,47
……切断刃、48……クツシヨン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンガーに懸吊された衣服等を筒状袋で包被
    し、その後懸吊部分をヒートシールするものにお
    いて、押圧板に対する受板に、衣服等の形状に沿
    つてヒートシール部を設け、この上方部にこれに
    沿つて切断刃を設けるとともに、この切断刃の上
    方部に水平方向に切断刃を設け、さらにこれらの
    2つの切断刃の間に、これらの切断刃で切断され
    た切断片を除去するための吸引手段を施したこと
    を特徴とする立体包装機。
JP1987161063U 1987-10-21 1987-10-21 Expired - Lifetime JPH0511123Y2 (ja)

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JP1987161063U JPH0511123Y2 (ja) 1987-10-21 1987-10-21

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JP1987161063U JPH0511123Y2 (ja) 1987-10-21 1987-10-21

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JPH0166304U JPH0166304U (ja) 1989-04-27
JPH0511123Y2 true JPH0511123Y2 (ja) 1993-03-18

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JP1987161063U Expired - Lifetime JPH0511123Y2 (ja) 1987-10-21 1987-10-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5543762U (ja) * 1978-09-13 1980-03-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5543762U (ja) * 1978-09-13 1980-03-21

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