JPH0699932A - 衣服包装機 - Google Patents

衣服包装機

Info

Publication number
JPH0699932A
JPH0699932A JP25002492A JP25002492A JPH0699932A JP H0699932 A JPH0699932 A JP H0699932A JP 25002492 A JP25002492 A JP 25002492A JP 25002492 A JP25002492 A JP 25002492A JP H0699932 A JPH0699932 A JP H0699932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cut
cutter
heater
cutting
cutting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25002492A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumio Uno
澄雄 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EEONE KK
Original Assignee
EEONE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EEONE KK filed Critical EEONE KK
Priority to JP25002492A priority Critical patent/JPH0699932A/ja
Publication of JPH0699932A publication Critical patent/JPH0699932A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Package Closures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 包装材の幅方向中央部分の切り口が目立た
ず、包装状態での美観を向上させる。 【構成】 ハンガーHを吊持する吊り棒1に設けたヒー
タ受け部材と、このヒータ受け部材に対向して設けたカ
ットヒータ23と、このカットヒータ23をヒータ受け
部材に対して当接する位置と離間する位置との間で移動
させるカッター移動手段とによって中央カット装置7を
構成し、この中央カット装置7により、包装材Pの幅方
向中央部分を片面で切断しうるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はたとえばクリーニング工
場において洗濯済みの衣服を自動包装する衣服包装機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衣服包装機として、実開
平2−52704号公報等に示されたものが公知であ
る。
【0003】これを簡単に説明すると、図7に示すよう
に、衣服WはハンガーHに掛けられた状態で図示しない
シュートによって包装機内に搬入され、吊り棒1に吊持
される。
【0004】この状態で、衣服Wにチューブ状の包装材
Pが上方から被せられ、この包装材Pが、衣服Wの上方
で幅方向に切断され、かつシールされる(図中Sはこの
シール線を示す)。
【0005】この場合、包装材Pは、衣服Wの両肩に沿
って傾斜して切断される(図中C1,C1はこの傾斜切
断線を示す)とともに、次の包装に備えて傾斜切断線C
1,C1の上部で水平に切断される(図中C2,C2は
この水平切断線を示す)。
【0006】そして、このシール・カット後、傾斜切断
線C1,C1と水平切断線C2,C2の間の三角形部分
T1,T1が取り除かれ、かつ、包装材Pが引き下され
てハンガーHのフックH1が上方に導出され(図8参
照)、この状態で外部に搬出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来の包装機
においては、包装材の幅方向中央部分は、吊り棒1が邪
魔になることから切断せず、両側部分でのみ切断してい
る。そして、中央部分は、上記のように包装材Pをシー
ル・カット後に引き下す際に、その引き下し力によって
切断し、この切り口MからハンガーフックH1を導出す
るようにしている。
【0008】ところが、こうすると、図7,8に示すよ
うに中央部分の切り口Mがぎざぎざの凹凸状を呈するこ
ととなる。
【0009】この場合、一般には包装材Pが両面とも透
明プラスチックフィルムにて形成されているため、この
切り口Mは美観にさほど影響を与えないが、高級感を出
すために片面が不織布で形成された包装材が用いられる
場合には、不織布の白色と衣服の色とのコントラストに
よって切り口Mが目立ち、美観を大きく害するという問
題があった。
【0010】このような問題は、クリーニング済み衣服
を包装する場合だけでなく、製造された衣服を運搬、保
存のために包装する包装機にも同様にあった。
【0011】そこで本発明は、中央部分の切り口が目立
たず、美観を向上させることができる衣服包装機を提供
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、チューブ状の
包装材を、ハンガーに掛けられた衣服に被せ、この包装
材を衣服の上方で幅方向に切断しかつシールして衣服を
包装する衣服包装機において、上記包装材の幅方向の中
央部分を切断する中央カット装置と、包装材の幅方向中
央部分を挾んだ左右両側部分を切断しかつこの切断線に
沿ってシールする両側シールカット装置とを具備し、上
記中央カット装置は、上記ハンガーを吊持する吊り棒に
設けられたカッター受け部材と、このカッター受け部材
に対向して設けられたカッターと、このカッターを、上
記カッター受け部材に対して当接する位置と離間する位
置との間で移動させるカッター移動手段とによって構成
したものである。
【0013】
【作用】上記構成によると、包装材の幅方向両側部分は
両側シールカット装置によってシール・カットされる。
一方、中央部分は、片面が中央カット装置によって切断
され、他方の面が包装材を引き下す際に切断される。
【0014】従って、片面に不織布が用いられた包装材
の場合に、不織布側の面を中央カット面とすることによ
り、外観上、中央部分の切り口が目立たなくなる。ま
た、片面が予め切断されているため、他方の面が切断さ
れ易くなり、その切り口が従来の場合よりも平直に近い
ものとなる。このため、包装状態での美観が向上し、商
品価値を高めることができる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図によって説明する。
【0016】この実施例では、洗濯済み衣服を自動包装
するための包装機を例にとっている。
【0017】2,2は左右一対の架台で、この両側架台
2,2間に固定フレーム3と可動フレーム4とが前後に
対向して設けられている。
【0018】可動フレーム4は、架台2,2に対し、前
後方向(固定フレーム3に対して接近、離間する方向)
に移動可能に取付けられ、図2に示すシリンダ(エアシ
リンダまたは油圧シリンダ)5によって移動する。図
1,2中、2a,2aはこの可動フレーム4の移動ガイ
ド部材である。
【0019】また、これら固定フレーム3と可動フレー
ム4との間に、両側シールカット装置6および中央カッ
ト装置7が設けられている。
【0020】両側シールカット装置6は、包装材Pを衣
服Wの両肩に沿って切断およびシールする傾斜シールカ
ット機構8と、包装材Pをこの傾斜シールカット線の上
方で水平にカットする水平カット機構9とからなってい
る。
【0021】傾斜シールカット機構8は、図1,2に示
すように可動フレーム4に設けられた切刃式の傾斜カッ
ター10と、この傾斜カッター10より少し下方位置で
同カッター10と平行となるように固定フレーム3に設
けられたシールヒータ11とを具備している。
【0022】また、傾斜カッター10による包装材切断
時に包装材Pを固定するための手段として、可動フレー
ム4における傾斜カッター10の上下両側に、四角パイ
プ状の包装材押え12,12が設けられるとともに、固
定フレーム3に、この包装材押え12,12との間に包
装材Pを挾み込む包装材受け13,13がそれぞれ設け
られている。
【0023】なお、包装材押え12,12は、ロッド1
2a,12aに取付けられ、このロッド12a,12a
が、可動フレーム4に取付けられたブラケット14に前
後方向にスライド自在に支持され、かつ、バネ15,1
5によって固定フレーム3側に押されている。
【0024】また、シールヒータ11によるシール時に
シール日田11を受け止めるためのヒータ受け16が傾
斜カッター10の下面に設けられている。
【0025】水平カット機構9は、可動フレーム4に設
けられた切刃式の水平カッター17と、この水平カッタ
ー17による包装材切断時に包装材Pを固定するための
上下一対の包装材押え18,18および包装材受け1
9,19から成っている。18a,18aは包装材押え
18,18のロッド、20,20はこのロッド18a,
18aを前後スライド自在に支持するブラケット、2
1,21はロッド18a,18aを固定フレーム3側に
押すバネである。
【0026】一方、中央カット装置7は、図1,3,4
に示すように、可動フレーム4に設けられたカットヒー
タ22と、このカットヒータ22に対向して吊り棒1に
取付けられたヒータ受け部材23とから成っている。
【0027】ヒータ受け部材23は、図5に示すよう
に、円筒状の取付部24と、断面三角形のヒータ受け部
25とから成り、取付部24が吊り棒1に外嵌されてね
じ止めされている。26はヒータ受け部25の表面に設
けられた耐熱ゴム層である。
【0028】なお、図2においては中央カット装置7の
図示を省略し、図3,4においては両側シールカット装
置6の図示を省略している。
【0029】次に、この衣服包装機の作用を説明する。
【0030】包装材Pが衣服Wに被せられた状態でシリ
ンダ5が駆動され、可動フレーム4が固定フレーム3側
に移動する。
【0031】両側シールカット装置6においては、この
可動フレーム4の移動により、図2の仮想線で示すよう
に傾斜シールカット機構8の包装材押え12,12と包
装材受け13,13とによって包装材Pを固定し、この
状態で傾斜カッター10によって包装材Pを両面P1,
P2同時に傾斜線上で切断する。
【0032】また、これと同時に、シールヒータ11が
上記傾斜切断線の下部で包装材Pに押し付けられ、包装
材Pの両面P1,P2を熱融着してシールする。
【0033】さらに、この傾斜シールカット機構8の上
方で、水平カット機構9の包装材押え18,18と包装
材受け19,19とによって包装材Pが固定され、この
状態で、水平カッター17によって包装材Pが両面P
1,P2同時に水平に切断される。
【0034】一方、包装材Pの幅方向中央部分は、中央
カット装置7によって片面P1のみが切断される。
【0035】すなわち、可動フレーム4の移動により、
図3,4に示すようにカットヒータ22が包装材Pの片
面P1ごしにカッター受け部材23に当接してこれを前
方に押す。
【0036】これにより、吊り棒1が水平軸1aまわり
に所定角度まで回動した状態で、カットヒータ22によ
って包装材Pの片面P1が切断される。
【0037】このシール・カット後、シリンダ5が縮小
作動して可動フレーム4が原位置に戻り、次いで前記し
たように包装材Pの引き下し、および傾斜切断線と水平
切断線との間の三角形部分(図7のT1,T1)の取り
除き工程を経て包装が完了する(図6参照)。
【0038】この包装機によると、中央カット装置7に
より、包装材Pの幅方向中央部分で片面P1を切断でき
るため、図6に示すように不織布と透明プラスチックフ
ィルムによって両面が形成された包装材Pを用いる場合
に、不織布側を上記切断される片面P1となるように包
装材Pをセットすることにより、この中央の切り口Mの
不織布部分がぎざぎざの凹凸状でなく、平直となる。
【0039】また、片面P1が予め切断されているた
め、包装材Pを引き下ろす際に、他方の面P2が切断さ
れ易くなり、両面とも引きちぎる従来の包装機の場合と
比較して、この他方の面P2の切断線が平直に近いもの
となる。
【0040】このため、中央の切り口Mが目立たず、包
装状態での美観が向上する。
【0041】ところで、上記実施例では、中央カット装
置7のカッターとしてヒータ22を用いたが、このヒー
タ22に代えて、両側シールカット装置6のカッター1
0,17と同様の切刃を用いてもよい。
【0042】また、逆に、両側シールカット装置6の切
刃式カッター10,17をヒータに変えてもよい。
【0043】一方、上記実施例では、両側シールカット
装置6が、傾斜シールカット機構8と水平カット機構9
とによって構成される最も一般的な場合を例にとった
が、この両側シールカット装置6を水平カッターと水平
シールヒータとによって構成し、包装材両側部分を水平
にシール・カットするようにしてもよい。
【0044】さらに、本発明は、洗濯済み衣服の包装機
だけでなく、前記した衣服を運搬、保存のために包装す
る包装機にも適用することができる。
【0045】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、ハン
ガーを吊持する吊り棒に設けたカッター受け部材と、こ
のカッター受け部材に対向して設けたカッターと、この
カッタをカッター受け部材に対して当接する位置と離間
する位置との間で移動させるカッター移動手段とによっ
て中央カット装置を構成し、この中央カット装置によ
り、包装材の幅方向中央部分をも片面で切断しうるよう
にしたから、片面に不織布が用いられた包装材の場合
に、不織布側の面を中央カット面とすることにより、外
観上、中央部分の切り口が目立たなくなる。
【0046】また、片面が予め切断されているため、包
装材を引き下す際に、他方の面が切断され易くなり、そ
の切り口が従来の場合よりも平直に近いものとなる。
【0047】これにより、包装状態での美観を向上さ
せ、商品価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる衣服包装機の半部断面
正面図である。
【図2】同包装機における両側シールカット装置を示す
図1のII-II線断面図である。
【図3】同包装機における中央カット装置を示す図1の
III-III線断面図である。
【図4】中央カット装置の作用状態を示す図3相当図で
ある。
【図5】中央カット装置のカッター受け部材を示す斜視
図である。
【図6】包装完了状態の一部切欠斜視図である。
【図7】従来の技術とその問題点を説明するための衣服
包装途中の正面図である。
【図8】同包装完了状態の正面図である。
【符号の説明】
1 吊り棒 W 衣服 H ハンガー P 包装材 6 両側シールカット装置 8 両側シールカット装置の傾斜シールカット機構 9 同水平カット機構 7 中央カット装置 23 中央カット装置のカットヒータ(カッター) 24 ヒータ受け部材(カッター受け部材) 5 カットヒータを移動させる手段としてのシリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブ状の包装材を、ハンガーに掛け
    られた衣服に被せ、この包装材を衣服の上方で幅方向に
    切断しかつシールして衣服を包装する衣服包装機におい
    て、上記包装材の幅方向の中央部分を切断する中央カッ
    ト装置と、包装材の幅方向中央部分を挾んだ左右両側部
    分を切断しかつこの切断線に沿ってシールする両側シー
    ルカット装置とを具備し、上記中央カット装置は、上記
    ハンガーを吊持する吊り棒に設けられたカッター受け部
    材と、このカッター受け部材に対向して設けられたカッ
    ターと、このカッターを、上記カッター受け部材に対し
    て当接する位置と離間する位置との間で移動させるカッ
    ター移動手段とによって構成したことを特徴とする衣服
    包装機。
JP25002492A 1992-09-18 1992-09-18 衣服包装機 Pending JPH0699932A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25002492A JPH0699932A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 衣服包装機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25002492A JPH0699932A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 衣服包装機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0699932A true JPH0699932A (ja) 1994-04-12

Family

ID=17201710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25002492A Pending JPH0699932A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 衣服包装機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0699932A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112495A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Sankosha Engineering:Kk 衣類の立体包装機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112495A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Sankosha Engineering:Kk 衣類の立体包装機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1991008954A1 (en) Self voiding jaw for packaging machine
ES2178559B1 (es) Perfeccionamientos en las maquinas envasadoras de productos en bolsas de malla con asa.
JPH062483B2 (ja) 成形充填シール機及びそのための成形ショルダ
US3895480A (en) Automatic bagging apparatus
US2951325A (en) Sealing and severing mechanism
JPH0699932A (ja) 衣服包装機
JPH02139307A (ja) 包装装置
US3067553A (en) Packaging method and machine
KR20160101776A (ko) 물품포장 방법 및 장치
SK282588B6 (sk) Zariadenie na vytváranie priečnych švov na stroji na výrobu vreciek
GB2160843A (en) Wrapping parcels
KR200408080Y1 (ko) 의류 포장기용 포장필름 가이드
US3388526A (en) Sealing jaws
US2837979A (en) Production of bags
DE69518898T2 (de) Verfahren und Anordnung zum dreidimensionalen Verformen von Geweben
CN212244035U (zh) 一种流水线用自动套膜机
JPS6014574Y2 (ja) 自動包装用袋帯の連続製造装置
JP3036137U (ja) 洗濯物包装袋並びに立体包装機
KR950010592B1 (ko) 포장용 필림 자동 밀봉장치
JPH0730492Y2 (ja) 包装装置における袋口捻回装置
JP4857030B2 (ja) 製袋包装機
JP3060994U (ja) 自動包装機用製袋ガイド装置
JPH09294668A (ja) 被服カバーおよびその製造方法と装置
KR100554266B1 (ko) 의류 포장기
CN220549322U (zh) 一种缠绕包装机的去毛整形装置