JPH09294668A - 被服カバーおよびその製造方法と装置 - Google Patents
被服カバーおよびその製造方法と装置Info
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Abstract
価であり、さらにこれを効率良く製造する。 【解決手段】 全体が不織布シート製または一部に透明
フィルム部を有し、カバー上縁における湾曲状の溶断ラ
インの内側に沿って超音波による湾曲状の融着ラインを
形成し、該融着ラインは比較的広幅で溶断ラインのほぼ
内側全体に対応させて延設する。
Description
長持ちする安価な被服カバーに関し、さらにこの被服カ
バーを効率良く製造する方法と装置に関する。
をクリーニング屋に依頼した際に、洗濯済みの洋服に掛
けられる使い捨ての薄い透明ビニルカバーなどがある。
また、背広を購入した際にも、ハンガーに被せる着色カ
バーが使用されており、このカバーはかなり厚いプラス
チックシートからなり、チャックで開閉する構成になっ
ている。
する薄い透明ビニルカバーは、極めて破れやすくて再使
用が全く不可能であり、プラスチックゴミの発生源とな
るうえに、結果として使い捨てで割り高である。また、
メンズショップなどが使用するハンガーに被せる着色カ
バーは高価であり、該カバー自体の重さがかなりあるう
えに高価な割りに耐久性が高くない。
記の問題点を改善するために提案されたものであり、使
い勝手が良くて長持ちする安価な被服カバーを提供する
ことを目的としている。本発明の他の目的は、安価で軽
い被服カバーを経済的に仕上り良く製造する方法と装置
を提供することである。
に、本発明に係る被服カバー1は、図3または図5に例
示するような不織布シート製の筒状のカバーであり、一
般に2枚の不織布シート2,3からなる。図5の被服カ
バー1では、不織布シート2,3の両側辺に比較的広幅
で直線状の接着ライン4,4を有し、該接着ラインは格
子模様のような装飾模様になっている。
ロピレンやナイロン製などであり、ポリエチレンやポリ
塩化ビニルなどの透明フィルムに比べて感触が良くて耐
久性も優れている。被服カバー1は、全体が不織布シー
ト製であっても、または一部に透明フィルム部5(図
3)を有する不織布シート製でもよい。また、図11に
示すように、カバー前面にポケット7を設ける被服カバ
ー8では、全体が透明フィルム製の場合もある。被服カ
バー1の一部に透明フィルム部5を設けると、内部に収
納した洋服を透視することができる。
湾曲状の溶断ライン11の内側に沿って超音波による湾
曲状の融着ライン12を形成し、カバー下縁10は単に
直交状に裁断する。溶断ライン11は、上端中央部13
を除いて、該中央部から両側縁に向かって対称且つ下向
きに湾曲して洋服の肩部と対応する。融着ライン12
は、超音波によって不織布シート2,3の両側辺を瞬間
的に融着して形成し、多少厚い不織布シートであっても
超音波で強固且つ比較的広幅に融着する。融着ライン1
2は、上端中央部13を除いて、溶断ライン11のほぼ
内側全体に対応させて延設し、例えば、装飾を兼ねて断
続並行線の模様状に形成する。
織布シートであっても、一部重合した前開き可能な2部
分2a,2bからなっていてもよい。カバー前面を前開
き可能とするには、帯状シート2,3の両側辺を接着し
て筒状のカバー原反を得る際に、1枚の帯状シート2の
代わりに一部重合した2枚の帯状シート2a,2bを用
いる。カバー前面が前開き可能であると、カバー内部へ
の洋服の取り入れおよび該カバーからの取り出しが容易
である。
施した不織布シートを用いると好ましい。防虫・防カビ
加工には、例えば、液状のピレスロイド系殺虫剤,有機
窒素硫黄系防カビ剤などで不織布シートを処理すればよ
く、その処理法は薬剤の塗布や噴霧のほかに、不織布シ
ートを薬剤浴にディッピングしたり、薬剤をインクと混
合して印刷と同時に添加してもよい。
1の製造に際して、図2または図3に示すような筒状の
カバー原反15を用いる。カバー原反15を作製するに
は、帯状の不織布シート2,3を重合しながら両側辺を
連続的に接着し、被服カバー1の両側辺に比較的広幅で
直線状の接着ライン4,4を形成する。筒状のカバー原
反としては、重合した帯状シート2,3の両側辺を接着
しても、インフレーション法による筒状フィルムなどを
用いてもよい。
前に、図2に例示するように、帯状の不織布シート2お
よび/または3に図形や文字などの装飾模様17を印刷
すると好ましい。この際に、液状の防虫・防カビ剤を印
刷インクと混合し、該インクに添加するかまたは単独で
印刷・塗布することで防虫・防カビ加工を施す。液状の
防虫・防カビ剤としては、ピレスロイド系殺虫剤と有機
窒素硫黄系抗菌剤との混合薬剤(商品名:ダンサイドP
Z−100、神東塗料製)が例示でき、その処理量は1
〜2g/m2程度であればよい。この防虫・防カビ加工
は、処理不織布を直射日光や長時間高温にさらさない限
り、約1年効果が持続する。
置20(図1)について、カバー原反15を間欠的に連
続走行させると好ましい。カバー原反15は、まず超音
波機構22において、図4から明らかなように、被服カ
バー1の高さに相当する所定の間隔をおいて、超音波に
よる長い湾曲状の融着ライン12を形成する。融着ライ
ン12を形成する下型23(図6)は、一般に洋服掛け
(図示しない)の吊り金具が通る上端中央部13を除い
て、肩部に対応する湾曲状であって原反平面の中心線に
関して対称である。
において、融着ライン12の外側近傍に溶断ライン11
を形成する。溶断ライン11は、上端中央部13を除い
て、両側縁に向かって対称に湾曲して洋服の肩部と対応
する。溶断ライン11を形成する加熱上型25は、図8
に示すように、間欠的に連続部26を設けるように形成
すると好ましく、複数の連続部26によってカバー原反
15が装置走行中に分離・変形することを防ぐ。
において、湾曲状の溶断ラインの先端位置で直角に裁断
する。裁断機構28は、シャーリングカッタ29で常温
切断すればよく、図4におけるカットライン30ごとに
切断する。裁断機構28によって直角に裁断すると、カ
バー1における上端中央部13は直線状になり、その部
分は上下方向に貫通する。
ット7を設ける場合には、該ポケットを不織布製の被服
カバー1に設けてもよいが、全体が透明フィルム製の被
服カバー8に設けてもよい。透明フィルム製の被服カバ
ー8には、カバー原反を間欠的に連続走行することによ
り、所定の間隔をおいて湾曲状の接着ラインを形成し、
この接着ラインは肩部に対応する長い湾曲状であって原
反平面の中心線に関して対称である。
10に示すように、カバー原反の上方から細長い透明フ
ィルム32を供給し、接着ラインの形成および個別切断
と同期させてフィルム32にU字形の加熱型34を押し
付ける。ポケット取付機構36は、加熱型34と直線状
のカッタ38を有することにより、カバー原反を1枚ご
とに裁断すると同時にカバー前面にポケット7を設け
る。
について、図1に示すように、筒状のカバー原反15
(図3参照)を連続走行させ、該原反から被服カバー1
(図5参照)を自動作製する。カバー製造装置20は、
連続走行のカバー原反15に対して、所定の間隔をおい
て長い湾曲状の融着ライン12を形成する超音波機構2
2と、融着ライン12の外側近傍に湾曲状の溶断ライン
11を形成する熱圧機構24と、カバー原反15を1枚
ごとに溶断ラインの先端で直角に切断する裁断機構28
とを所定間隔をおいて設置している。
ロールは、装置前方に設置した水平バーで回転自在に支
承し、該水平バーに近接して多数の小ローラを組合せた
送り出しローラ40を配置する。原反15を水平になら
すためのプレート42が、送り出しローラ40と超音波
機構22との間に位置する。
2台の超音波機44,44をカバー走行方向に対称に配
置し、各超音波機44の下側に圧子46を昇降可能に取
り付ける。圧子46の平坦な下面48は、長い湾曲状の
融着ライン12に相当する下型23と対向する(図7参
照)。超音波機構22において、各下型23は、3本の
断続並行線の模様状に突出しており、その上方部をテト
ラフルオロエチレンなどの耐熱性シート50でカバーし
ている。
コイルの中心に振動素子を置いて超音波振動を発生さ
せ、この振動を圧子46に取り出している。圧子46に
よって、カバー原反15を下型23へ押し付けると、摩
擦熱が発生した瞬間的に融着する。下型23をカバーす
る耐熱性シート50は、クッション作用と下型への融着
防止とを兼ね、この介在によって長い湾曲状の融着ライ
ン12を超音波で容易に形成できる。
後方に位置し、カバー原反15を間欠的に送るエンドレ
スベルト52を下方に配設するとともに、該ベルトの上
方に加熱上型25を昇降可能に設置する。加熱上型25
は、150〜200℃に加熱可能であり、図8に示すよ
うに、間欠的に連続部26を設けるように成形する。上
型25における複数の連続部26により、湾曲状の長い
溶断ライン11を連続的に形成したカバー原反15が個
別切断前の装置走行中に分離・変形することを防ぐ(図
4参照)。
下方にテトラフルオロエチレンなどの耐熱性シート54
を張設し、該シートはベルト52よりも上方に位置す
る。長い溶断ライン11に対応する加熱上型25が、耐
熱性シート54を介してカバー原反15を溶断すること
により、該カバー原反が溶断時に上型25に融着するこ
とがなく、カバー原反15の溶融滓が上型25に付着し
て該上型を汚すこともない。
円筒ローラ56,58に巻き付け、カバー原反15の切
断ごとに横方向に徐々に移動する。この水平移動によ
り、シート54における上型25の加圧痕は徐々に位置
が移動し、その加圧痕がシート54の耐久性に影響を与
えることを減殺し、シート54を長期間使用することが
可能となる。
りローラ60よりも後方に位置する。引張りローラ60
は、多数の並列ワイヤを張設したローラ組61,62か
らなり、両ローラ組を上下に近接配置することでカバー
原反15を前方へ引き出すことができる。裁断機構28
は、片方支点のシャーリングカッタ29からなり、該カ
ッタによって、図4におけるカットライン30ごとに、
溶断ライン11の先端位置でカバー原反15を直角に常
温切断する。カットライン30は、走行するカバー原反
15と直交することにより、カバー1における上端中央
部13は直線状になり、その部分は上下方向に貫通す
る。
6は、超音波機構22と熱圧機構24との間、ならびに
熱圧機構24と裁断機構前方の引張りローラ60との間
に設置する。ローラ機構64,66では、上端のハンド
ル68を回すとネジ棒70が旋回してローラ72の高さ
位置を調整できる。ローラ機構64,66により、融着
ライン12と溶断ライン11とカットライン30の位置
を相互に調整できる。また、被服カバー1の長さを変更
する場合には、その長さに応じて両ローラ72の高さ位
置を上下させる。
設置した水平バーで回転自在に支承し、カバー原反15
を装置後方の引張りローラ60によって水平に引き出
し、熱圧機構24のベルト52で搬送することで間欠的
に連続走行させる。カバー原反15は、多数の小ローラ
を組合せた送り出しローラ42を経て、超音波機構22
の前方に位置する水平プレート44を通過する。
断機構28は、同時に昇降するように設定し、これらが
作動している時はカバー原反15は停止している。カバ
ー原反15について、超音波機構22で長い湾曲状の融
着ライン12を形成し、ついで熱圧機構24で融着ライ
ン12の外側近傍に溶断ライン11を形成し、最後に裁
断機構28でカットライン30ごとに切断する。
置後端の載置台74の上に積み重ねていく。このカバー
原反から、不要部分76,76(図4参照)を除去する
と被服カバー1を得る。
ー前面にポケット7を設ける被服カバー8を製造し、こ
の場合には全体が透明フィルム製も可能である。図示し
ないけれども、図9から図11のカバー製造装置は、図
1と同様の構成であるか、またはU字形の加熱型と直線
状のカッタを有するポケット取付機構と、長い湾曲状の
接着ラインを形成する熱圧機構と、カバー原反78を1
枚ごとに直角に切断する裁断機構とで構成し、これらを
所定間隔をおいて設置する。
あるならば、カバー原反78を間欠的に連続走行するこ
とにより、所定の間隔をおいて湾曲状の接着ラインを形
成し、ついでカバー原反78を1枚ごとに直角に切断す
る。ポケット取付機構80は、一般に前記の接着ライン
の前方に配置し、透明フィルム32のロール支持バー8
1を装置上方に設置する。
10に示すように、ロール支持バー81の後方下方に位
置するフィルム引出しローラと、昇降可能な加熱型34
と直線状のカッタ38とからなる。この引出しローラ
は、多数の並列ワイヤを張設した斜め配置のローラ組8
2,84からなり、両ローラ組を上下に近接配置するこ
とでフィルム32を前方へ引き出すことができる。
細長い透明フィルム32をカバー原反78の上方であっ
て加熱型34の下方へ供給すると、接着ラインの形成お
よび個別切断と同期させてフィルム32にU字形の加熱
型34および直線状のカッタ38を押し付ける。加熱型
34とカッタ38の下端は同じ高さ位置であるが、カッ
タ38の下側の受け面86が多少高くなっていることに
より、加熱型34でフィルム32をカバー原反78へ融
着すると同時に、カッタ38でフィルム32を直角に溶
断し、カバー前面にポケット7を取り付ける。
の不織布製であり、ビニルカバーに比べて感触が爽やか
で使い勝手が良く、耐久性も良好で長持ちする。この被
服カバーには、カバー上縁の溶断ラインに沿って比較的
広幅の融着ラインを超音波で形成し、超音波による融着
は厚手のポリプロピレン不織布でも強固に接着できるう
えに、その融着の個所から不織布が破れやすくなること
もなく、被服カバーとしての全体的な耐久性がいっそう
良化する。
工を施した不織布シートなどを用いることにより、内部
に収納した洋服にダニなどの害虫が寄生することを防
ぎ、この被服カバーを掛けておくだけで洋服にカビが発
生することがなく、この効果をかなり長期間維持する。
この被服カバーに防虫・防カビ加工を施こすには、素材
の不織布シートを模様印刷する際に、同時に防虫・防カ
ビ剤を添加するかまたは単独で印刷するだけであるから
容易である。
透明フィルムのポケットを設けることが可能であり、ク
リーニング屋においてポケットに洗濯伝票などを入れて
おくと便利である。このポケットは、ポケット取付機構
をカバー製造装置に設置することにより、被服カバーの
製造と同時に形成することができて製品コストに影響を
与えることが少ない。
ー原反を連続走行させ、該原反から被服カバーを効率良
く自動作製できる。このカバー製造装置は、湾曲状の下
型を有する超音波機構を使用して、従来にない長い湾曲
状の融着ラインを対称に形成することで、得た被服カバ
ーは厚手の不織布製であって耐久性が良好で長持ちする
ので経済的である。このカバー製造装置では、カバー原
反が高さ調整可能なローラ機構2本を経て走行し、両ロ
ーラ機構の高さによって被服カバーの長さの調整が容易
である。
ある。
平面図である。
る。
反を示す部分平面図である。
である。
図である。
び平坦な圧子を示す部分断面図である。
および耐熱性シートを示す平面図である。
略側面図である。
透明フィルムの部分平面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 全体が不織布シート製または一部に透明
フィルム部を有する不織布シート製の筒状のカバーであ
って、カバー上縁における湾曲状の溶断ラインの内側に
沿って超音波による湾曲状の融着ラインを形成し、該融
着ラインは比較的広幅で溶断ラインのほぼ内側全体に対
応させて延設する被服カバー。 - 【請求項2】 全体が不織布シート製または一部に透明
フィルム部を有する不織布シート製の筒状のカバーであ
って、カバー前面の不織布シートは一部重合した前開き
可能な2部分からなり、カバー上縁における湾曲状の溶
断ラインの内側に沿って超音波による湾曲状の融着ライ
ンを形成し、該融着ラインは比較的広幅で溶断ラインの
ほぼ内側全体に対応させて延設する被服カバー。 - 【請求項3】 全体が不織布シート製または一部に透明
フィルム部を有する不織布シート製の筒状のカバーであ
って、防虫・防カビ加工を施した不織布シートを用い、
カバー上縁における湾曲状の溶断ラインの内側に沿って
超音波による湾曲状の融着ラインを形成し、該融着ライ
ンは溶断ラインのほぼ内側全体に対応させて延設する被
服カバー。 - 【請求項4】 帯状の不織布シートを重合しながら両側
辺を連続的に接着して筒状のカバー原反を作製し、この
カバー原反を連続走行することにより、所定の間隔をお
いて超音波による長い湾曲状の融着ラインを形成し、こ
の融着ラインは肩部に対応する湾曲状であって原反平面
の中心線に関して対称であり、ついで融着ラインの外側
近傍に湾曲状の溶断ラインを間欠的に形成し、最後に溶
断ラインの先端位置で直角に裁断する被服カバーの製造
方法。 - 【請求項5】 帯状の不織布シートに装飾模様を印刷す
る際に、液状の防虫・防カビ剤を印刷インクに添加して
印刷するかまたは単独で印刷・塗布することで防虫・防
カビ加工を施し、該不織布シートを用いて2枚の重合シ
ートの両側辺を連続的に接着して筒状のカバー原反を作
製し、このカバー原反を連続走行することにより、所定
の間隔をおいて湾曲状の融着ラインを形成し、この融着
ラインは肩部に対応する長い湾曲状であって原反平面の
中心線に関して対称であり、ついで融着ラインの外側近
傍に湾曲状の溶断ラインを形成し、最後に溶断ラインの
先端位置でカットラインごとに直角に裁断する被服カバ
ーの製造方法。 - 【請求項6】 帯状の透明フィルムを重合しながら両側
辺を連続的に接着して筒状のカバー原反を作製し、この
カバー原反を間欠的に連続走行することにより、所定の
間隔をおいて湾曲状の溶断ラインを形成し、この溶断ラ
インは肩部に対応する長い湾曲状であって原反平面の中
心線に関して対称であり、一方、カバー原反の上方から
細長い透明フィルムを供給し、このフィルムに溶断ライ
ンの形成と同期させてU字形の加熱型を押し付けること
により、カバー前面にポケットを設ける被服カバーの製
造方法。 - 【請求項7】 所望に応じて防虫・防カビ加工を施した
筒状のカバー原反を連続走行させる製造装置であって、
所定の間隔をおいて長い湾曲状の融着ラインを形成する
超音波機構と、融着ラインの外側近傍に湾曲状の溶断ラ
インを形成する熱圧機構と、カバー原反を1枚ごとに溶
断ラインの先端で直角に切断する裁断機構とを所定間隔
をおいて設置し、前記超音波機構では、長い湾曲状の融
着ラインに対応する下型を耐熱性シートでカバーし、該
下型に対して平坦な下面を有する圧子を押しつける被服
カバーの製造装置。 - 【請求項8】 所望に応じて防虫・防カビ加工を施した
筒状のカバー原反を連続走行させる製造装置であって、
所定の間隔をおいて長い湾曲状の融着ラインを形成する
超音波機構と、融着ラインの外側近傍に湾曲状の溶断ラ
インを形成する熱圧機構と、カバー原反を1枚ごとに溶
断ラインの先端で直角に切断する裁断機構とを所定間隔
をおいて設置し、前記熱圧機構では、長い溶断ラインに
対応する加熱上型を耐熱性シートを介してカバー原反を
切断し、該耐熱性シートはカバー原反の切断ごとに横方
向に徐々に移動する被服カバーの製造装置。 - 【請求項9】 所望に応じて防虫・防カビ加工を施した
筒状のカバー原反を連続走行させる製造装置であって、
所定の間隔をおいて長い湾曲状の融着ラインを形成する
超音波機構と、融着ラインの外側近傍に湾曲状の溶断ラ
インを形成する熱圧機構と、カバー原反を1枚ごとに溶
断ラインの先端で直角に切断する裁断機構とを所定間隔
をおいて設置し、これらの3機構は同時に昇降するよう
に設定し、高さ調整可能なローラ機構を超音波機構と熱
圧機構との間ならびに熱圧機構と裁断機構との間に設置
し、両ローラ機構によって融着ラインと溶断ラインとカ
ットラインの位置を相互に調整できる被服カバーの製造
装置。 - 【請求項10】 所望に応じて防虫・防カビ加工を施し
た筒状のカバー原反を連続走行させる製造装置であっ
て、U字形の加熱型と直線状のカッタを有するポケット
取付機構と、所定の間隔をおいて長い湾曲状の接着ライ
ンを形成する熱圧機構と、カバー原反を1枚ごとに溶断
ラインの先端で直角に切断する裁断機構とを所定間隔を
おいて設置し、これらの3機構は同時に昇降するように
設定し、前記ポケット取付機構には、カバー原反の上方
から細長い透明フィルムを供給し、このフィルムに溶断
ラインの形成と同期させてU字形の加熱型を押し付ける
と同時に直線状のカッタで切断することにより、カバー
前面にポケットを設ける被服カバーの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13753496A JPH09294668A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 被服カバーおよびその製造方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13753496A JPH09294668A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 被服カバーおよびその製造方法と装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09294668A true JPH09294668A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=15200940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13753496A Ceased JPH09294668A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 被服カバーおよびその製造方法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09294668A (ja) |
Cited By (7)
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---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-05-08 JP JP13753496A patent/JPH09294668A/ja not_active Ceased
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