JP3035328U - マスキングシート - Google Patents

マスキングシート

Info

Publication number
JP3035328U
JP3035328U JP1996008898U JP889896U JP3035328U JP 3035328 U JP3035328 U JP 3035328U JP 1996008898 U JP1996008898 U JP 1996008898U JP 889896 U JP889896 U JP 889896U JP 3035328 U JP3035328 U JP 3035328U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive layer
sheet
masking
masking sheet
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996008898U
Other languages
English (en)
Inventor
進一 山縣
Original Assignee
進一 山縣
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 進一 山縣 filed Critical 進一 山縣
Priority to JP1996008898U priority Critical patent/JP3035328U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3035328U publication Critical patent/JP3035328U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吹付け塗装対象物の開口を簡単に確実に塞ぐ
ことのできるマスキングシートを提供することである。 【解決手段】 縦、横の2方向に伸び性を有する樹脂フ
ィルム2の縁辺に沿ってフィルム2の一面に粘着層3を
設け、その粘着層3を離型紙4で覆ったのである。この
ように構成したマスキングシート1は、離型紙4を剥い
で縁辺の粘着層3を被着面に付着させ、さらに、サイズ
不足のときにはフィルム2を引き伸ばす。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、家具の縁枠などの吹付け塗装に用いるマスキングシートに関する 。
【0002】
【従来の技術】
最近の家具は、天板、側板等を化粧板で形成し、組立後に縁枠のみを塗装する ものが増えてきている。この縁枠の塗装を吹付けで行う場合、縁枠以外の箇所に 塗料がかからないようにするためにマスクをかける。このマスクとしては新聞紙 が多用されている。その新聞紙で遮蔽対象箇所を覆って紙の縁をマスキングテー プで家具に固定し、露出した縁枠に塗料を吹付ける。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
紙のマスクは、箱型になった部分の開口を塞ぐのには適していない。開口サイ ズが新聞紙より大きいと新聞紙を何枚か継ぎ足す必要があるが、開口部の封鎖で は新聞紙の両面が無支持の状態になるので、その継ぎ足しは決して楽ではない。
【0004】 また、継ぎ足した新聞紙が開口サイズより小さいと、マスキングテープで縁を 貼り付けるときに新聞紙が裂けることがあり、一方、新聞紙サイズが逆に過大で あると縁辺に弛みが生じて確実なマスキングができず、いずれも作業のやり直し が必要になる。
【0005】 この考案は、上記の不具合を無くして開口封鎖を手際良く行えるようにしたマ スキングシートを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案のマスキングシートは、縦、横の2方向に伸び性を有する樹脂フィル ムの縁辺に沿って、フィルムの一面側に、離型紙に覆われた粘着層を設けて成る 。
【0007】 粘着層は、粘着剤をフィルムの一面に周縁部に直接塗布したもの、フィルムの 周縁に粘着テープを貼ってそのテープの粘着面を利用するもののどちらであって もよい。
【0008】
【作用】
この考案のマスキングシートは、樹脂フィルムを引き伸ばして縦、横のサイズ を調整することができる。つまり、サイズ可変であり、そのために継ぎ足しが不 要となる。
【0009】 また、樹脂フィルムが薄くて柔らかく、しかも周縁部に粘着層を備えているた め、サイズ過大時のサイズ調整も行える。縁辺部を両端から中央に向かって貼っ ていき、しわ寄せされた縁部を向かい合わせにして貼り合わせれば実質的に余長 の無いシートになる。 さらに、粘着層がシートの周縁部のみに有り、しかも離型紙に覆われている ため、離型紙を少しずつ剥がしながらシートの各縁辺を被着面に貼り着けていけ ば、目的外の箇所にシートが付着したり、シート面同士がくっつくトラブルも防 止できる。
【0010】
【考案の実施の形態】
図1に、この考案のマスキングシートの実施形態を示す。 このマスキングシート1は、方形樹脂フィルムの周縁部に粘着剤を塗布して粘 着層3(図1(b)参照)を形成し、その粘着層3を離型紙4で覆って作られて いる。
【0011】 樹脂フィルム2は、軟質ポリ塩化ビニル、ポリオレフィンなどで作られた数十 乃至数百μmの薄いフィルムであり、縦、横の2方向に伸び性を有する。
【0012】 また、離型紙4は、フィルムの4辺に配置するものを互に切り離してある。
【0013】 粘着層3は、図2、図3に示すように、フィルム2の一面に粘着テープ5、6 を貼り着けてそのテープの粘着面を粘着層として利用してもよい。
【0014】 図2の粘着テープ5は、基材テープの両面に粘着層を設けたいわゆる両面テー プであり、一面をフィルム2に貼着し、他面の粘着層を離型紙4で覆ってシート 貼着用の粘着層3として利用するようにしている。
【0015】 また、図3の粘着テープ6は、基材テープ6aの片面に粘着層6bを設けた片 面テープであり、粘着層6bの一部をフィルム2の一面に付着させ、フィルム2 の端からはみ出した粘着層6bの残余部分を離型紙4で覆ってシート貼着用の粘 着層3として利用するようにしている。この粘着テープ5、6は長手方向に伸び 性を有するものが好ましい。
【0016】 図4は、この考案のマスキングシート1による家具の開口の封鎖例である。図 中10は箱型の家具である。この家具10の縁枠11に吹付け塗装を施す。
【0017】 家具10の天板12、側板13の外面をマスキングテープ15とマスキングシ ート16(これはこの考案のシートでもよいし、新聞紙等でもよい)で覆う。必 要に応じて家具の背板(図示せず)の外面にもマスクをかける。
【0018】 また、家具10の開口を、内部空洞部に塗料が入り込まないようにするために マスキングシート1で塞ぐ。マスキングシート1は、先ず一辺の離型紙を剥がし て一辺を被着面に貼る。次に、対向位置の辺を離型紙を剥がして被着面に貼る。 このとき、シートサイズが開口サイズより小さければ樹脂フィルム2を適合した サイズになるまで引き伸ばす。次に、他の対向2辺のどちらか一方を被着面に貼 り、最後に残された辺を貼る。このときにもシートが短ければフィルム2を引き 伸ばしてサイズを調整する。この貼着順はあくまでも一例である。手順を変えた ければ自由に変えてよい。
【0019】 このようにして必要箇所のマスキングシートを完了したら露出した縁枠11の 表面に塗料を吹き付ける。
【0020】 なお、図1のマスキングシート1は、フィルム2を引き伸ばすと粘着層3も一 緒に引き伸ばされる。図2、図3のマスキングシート1も、粘着テープ5、6に 伸び性があればフィルム2の引き伸ばしに伴って粘着テープ5、6が伸びる。従 って、これ等については特に工夫を必要としないが、図2、図3の形態で粘着テ ープ5、6に伸び性が無い場合には、粘着テープ5、6によってフィルム2の引 き伸ばしが妨げられないようにしておく必要がある。粘着テープ5、6を長手方 向に適当なピッチで何箇所か切断しておけば、テープ切断部においてフィルム2 の伸びが許容される。また、このケースでは、フィルム2の引き伸ばしによって 粘着層がところどころで途切れ、シート1が被着面に付着しない部分が生じる。 このことがマスキング不良の原因になるなら、図5に示すように、マスキングシ ート1を縁枠11の端から少し離して貼り、包み残された部分をマスキングテー プ15で覆う方法を採るとよい。
【0021】
【考案の効果】
この考案のマスキングシートは、樹脂フィルムを引き伸ばして縦、横のサイズ を変えることができるので、サイズ不足を補うための継ぎ足しが不要になる。
【0022】 また、薄くて柔らかいシートであるので、サイズ過大のときには余った部分を しわ寄せする方法で、サイズ調整を行うことができる。
【0023】 さらに、粘着層を樹脂フィルムの縁辺部にのみ設けて離型紙で覆ったので、シ ートの目的外の箇所への付着、シート面同士の意図せぬ付着のトラブルも防止で き、マスクかけの簡略化、効率向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)この考案のマスキングシートの一例を示
す平面図 (b)同上のA−A線部の拡大断面図
【図2】他の実施形態の一部を示す拡大断面図
【図3】更に他の実施形態の一部を示す拡大断面図
【図4】この考案のマスキングシートの使用例を示す図
【図5】この考案のマスキングシートの他の使用例を示
す図
【符号の説明】
1 マスキングシート 2 樹脂フィルム 3 粘着層 4 離型紙 5、6 粘着テープ 5a、6a 基材テープ 5b、6b 粘着層 10 家具 11 縁枠 15 マスキングテープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦、横の2方向に伸び性を有する樹脂フ
    ィルムの緑辺に沿って、フィルムの一面側に、離型紙に
    覆われた粘着層を設けて成るマスキングシート。
JP1996008898U 1996-09-03 1996-09-03 マスキングシート Expired - Lifetime JP3035328U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996008898U JP3035328U (ja) 1996-09-03 1996-09-03 マスキングシート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996008898U JP3035328U (ja) 1996-09-03 1996-09-03 マスキングシート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3035328U true JP3035328U (ja) 1997-03-18

Family

ID=43170143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996008898U Expired - Lifetime JP3035328U (ja) 1996-09-03 1996-09-03 マスキングシート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3035328U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001355291A (ja) * 1997-03-25 2001-12-26 Inax Corp 水抜き部材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001355291A (ja) * 1997-03-25 2001-12-26 Inax Corp 水抜き部材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6745435B2 (en) Removable, reusable hinge-masking device
JP3035328U (ja) マスキングシート
US20100236475A1 (en) Positionable masking article
JPH0521094Y2 (ja)
JPH0677852U (ja) 塗装用マスキング材
JP2007050622A (ja) 車両保護用フィルム積層体
JPH06172724A (ja) 装飾用粘着シート
JP2017035581A (ja) 剥離フィルム付き貼付剤の貼付用補助具
JP2016094618A (ja) セパレータ付き粘着材付保護フィルム
JPS629082Y2 (ja)
JPS6328309Y2 (ja)
JPH0418638U (ja)
JPH0135249Y2 (ja)
JPS6142894Y2 (ja)
JP3015050U (ja) 接着テープ
JP2001181584A (ja) 両面接着テープ及びその製造方法
JPS62124177A (ja) 接着テ−プ
JPH072581Y2 (ja) 治療用貼着シート
JPS6129706Y2 (ja)
JPH0669246U (ja) 改造両面接着テープ
JPH0318215Y2 (ja)
JPS5822200Y2 (ja) ラベル
JPH0716683Y2 (ja) 横裂式粘着テープ
JPH04269288A (ja) ふすま紙貼用基材及びふすま紙
JPH0424386U (ja)