JP3035156B2 - 分析計の測定値表示装置および測定値表示方法 - Google Patents

分析計の測定値表示装置および測定値表示方法

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JP3035156B2
JP3035156B2 JP6138204A JP13820494A JP3035156B2 JP 3035156 B2 JP3035156 B2 JP 3035156B2 JP 6138204 A JP6138204 A JP 6138204A JP 13820494 A JP13820494 A JP 13820494A JP 3035156 B2 JP3035156 B2 JP 3035156B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は分析計の測定値表示装
置および測定値表示方法に関し、例えば、自動車検査
(車検)時の使用過程車排ガス測定に用いられる自動車
整備検査用排気ガス分析計などの測定値表示装置および
測定値表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
の排気ガス分析計には、表示エリアに表示される測定値
をホールドする機能はなく、時々刻々変化する測定値を
通常画面で表示するだけであり、また、排気ガス分析計
以外の分析計にホールド機能を設けたものはあるけれど
も、ホールド中であることが、例えば、”H”,”HO
LD”などの文字がごく小さく表示されるだけであり、
使用者には分かりづらかった。
【0003】この発明は、上記問題に鑑みてなしたもの
で、その目的は、測定値およびそのホールド値を表示エ
リアに表示するに際して、使用者がホールド値表示中で
あることを容易に認識できる分析計の測定値表示装置お
よび測定値表示方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の分析計の測定値表示装置は、測定値を表
示エリアに表示する分析計の測定値表示装置において、
表示エリアに時々刻々変化する測定値を通常画面で表示
する状態とホールド値を反転画面で表示する状態とに切
換える切換手段と、ホールド値表示開始後一定時間が経
過すればホールド値表示を自動的に解除するホールド解
除手段とを備えている。
【0005】また、この発明は、別の観点から、測定値
を表示エリアに表示するに際して、通常は時々刻々変化
する測定値を通常画面で表示し、ホールド中は測定値の
ホールド値を反転画面で表示することよりなる分析計の
測定値表示方法を提供する。
【0006】更に、この発明は、測定値を表示エリアに
表示する分析計の測定値表示装置において、表示エリア
に時々刻々変化する測定値を通常画面で表示する状態と
ホールド値を明滅画面で表示する状態とに切換える切換
手段と、ホールド値表示開始後一定時間が経過すればホ
ールド値表示を自動的に解除するホールド解除手段とを
備えた分析計の測定値表示装置を提供する。
【0007】また、この発明は、更に別の観点から、測
定値を表示エリアに表示するに際して、通常は時々刻々
変化する測定値を通常画面で表示し、ホールド中は測定
値のホールド値を明滅画面で表示することよりなる分析
計の測定値表示方法を提供する。
【0008】
【作用】表示エリアに通常画面で時々刻々変化する測定
値を表示中に、使用者は切換手段を操作することによっ
て測定値表示画面からホールド値表示画面に切り換え、
測定値のホールド値を反転画面あるいは明滅画面で表示
できる。この反転画面および明滅画面はいずれも使用者
に分かり易い表示であるので、使用者は表示中の値がホ
ールド値であることを容易に認識でき、したがって、使
用者が測定値とホールド値を混同することを防止でき
る。
【0009】そして、ホールド値表示開始後一定時間内
に使用者がホールドの解除のために再び切換手段を操作
することでホールド解除が行われると、表示エリアに通
常画面で時々刻々変化する測定値を表示する状態に戻
る。
【0010】一方、ホールド値表示開始後一定時間が経
過するとホールド解除手段によってホールド値表示が自
動的に解除されて、表示エリアに通常画面で時々刻々変
化する測定値を表示する状態に再び戻り、使用者による
ホールドの解除の忘れを防止できる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例について説明す
る。なお、それによってこの発明は限定を受けるもので
はない。図1において、ケース本体1と、ケース本体1
内に収容された、光源、測定セルおよび検出器からなる
ガス分析計2を有する排気ガス測定装置Aには、サンプ
ルガス中のCO,HC,CO2 濃度(測定値)をディジ
タル表示する液晶表示部(表示エリア)3を備えた表示
器4と、液晶表示部3に時々刻々変化する測定値を通常
画面(図3参照)14で表示する状態とホールド値を反
転画面(図3参照)15で表示する状態とに切換えるホ
ールドスイッチ(切換手段)5と、ホールド値表示開始
後一定時間が経過すればホールド値表示を自動的に解除
するタイマー回路6および濃度信号(測定信号)aをホ
ールドするホールド回路7からなるホールド解除手段と
から構成される測定値表示装置が設けられている。
【0012】更に、このタイマー回路6は、ホールド時
間の設定を任意に行うことができる。なお、8は液晶表
示部3の輝度を調整する調整キー・回路であり、調整キ
ー8aは図4に示されている。
【0013】図4はケース本体1の操作パネルHを示
し、図4において、操作パネルHには、液晶表示部3の
他に、測定スイッチMと、ホールドスイッチ5と、パー
ジ操作・ゼロ校正・自己診断(チェック機能)・校正ガ
ス濃度等をセットするためのファンクション・キーF
と、液晶表示部3の輝度を調整する調整キー8aなどが
装備されている。そして、通常操作は、電源投入後、暖
機時間経過後に測定スイッチMを押すだけで、あとは内
蔵のCPUがパージ操作・ゼロ校正・自己診断(チェッ
ク機能)、更には、光学感度調整、サンプル吸引、測定
データの演算表示を行う。
【0014】そして、サンプル吸引は、図5に示すよう
に、自動車9の排気管10にサンプリングプローブ11
を挿入し、サンプルガスをサンプリングチューブ12を
介してドレンセパレータ(図4参照)13に送り込むこ
とで行い得る。
【0015】以下、測定値表示方法について説明する。
図2、図3において、まず、ステップ101に示すよう
に、液晶表示部3に通常画面14で時々刻々変化する測
定値(瞬時値)が表示される。
【0016】続いて、ステップ102で使用者がホール
ドスイッチ5を操作しなければ、再び、ステップ101
に戻る。一方、ステップ102で使用者がホールドスイ
ッチ5を操作すると、通常画面14からホールド画面1
5に切り換えることができることから、この切換え後の
ホールド中には測定値のホールド値を反転画面15で表
示できる(ステップ103参照)。
【0017】そして、ステップ104で、ホールド開始
後一定時間(t時間)内に使用者がホールドの解除のた
めに再びホールドスイッチ5を操作する(ステップ10
5参照)ことでホールド解除が行われると、液晶表示部
3に通常画面14で時々刻々変化する測定値を表示する
状態に再び戻る(ステップ101参照)。
【0018】一方、ステップ104で、ホールド値表示
開始後一定時間tが経過するとタイマー回路6によりホ
ールド解除が行われてホールド値表示が自動的に解除さ
れて、液晶表示部3に通常画面14で時々刻々変化する
測定値を表示する状態に再び戻る。
【0019】このように本実施例では、液晶表示部3に
通常画面14で時々刻々変化する測定値を表示中に、使
用者はホールドスイッチ5を操作することによって通常
画面14からホールド画面15に切換え、測定値のホー
ルド値を反転画面15で表示できる。この反転画面15
は使用者に分かり易い表示であるので、使用者は表示中
の測定値がホールド値であることをを容易に認識でき、
したがって、使用者が測定値とホールド値を混同するこ
とを防止できる。
【0020】そして、ホールド値表示開始後一定時間内
に使用者がホールドの解除のために再びホールドスイッ
チ5を操作することでホールド解除が行われると、液晶
表示部3に通常画面14で時々刻々変化する測定値を表
示する状態に戻る。
【0021】一方、ホールド値表示開始後一定時間が経
過するとタイマー回路6によってホールド値表示が自動
的に解除されて、液晶表示部3に通常画面14で時々刻
々変化する測定値を表示する状態に再び戻り、使用者に
よるホールドの解除の忘れを防止できる。
【0022】なお、本実施例では、液晶画面を用いてホ
ールド値表示するようにしたものを示したが、複数の発
光素子からなるセグメントLED(Light emitting dio
de:例えば、7セグメントの文字表示装置に利用されて
いる)を用いてホールド値表示するようにしてもよい。
このセグメントLEDによるホールド値表示の場合に
は、反転表示はできないため、表示中の濃度値をフリッ
カー(明滅)させることでホールド値表示が行われる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明では、表示
エリアに通常画面で時々刻々変化する測定値を表示中
に、使用者は切換手段を操作することによって測定値表
示画面からホールド値表示画面に切り換え、測定値のホ
ールド値を反転画面あるいは明滅画面で表示できる。こ
の反転画面および明滅画面はいずれも使用者に分かり易
い表示であるので、使用者は表示中の値がホールド値で
あることを容易に認識でき、したがって、使用者が測定
値とホールド値を混同することを防止できる。
【0024】そして、ホールド値表示開始後一定時間内
に使用者がホールドの解除のために再び切換手段を操作
することでホールド解除が行われると、表示エリアに通
常画面で時々刻々変化する測定値を表示する状態に戻
る。
【0025】一方、ホールド値表示開始後一定時間が経
過するとホールド解除手段によってホールド値表示が自
動的に解除されて、表示エリアに通常画面で時々刻々変
化する測定値を表示する状態に再び戻り、使用者による
ホールドの解除の忘れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す全体構成説明図であ
る。
【図2】上記実施例における測定値の表示方法を示すフ
ローチャートである。
【図3】上記実施例で用いた反転画面表示および通常画
面表示を示す図である。
【図4】上記実施例で用いた排気ガス測定装置の正面図
である。
【図5】上記実施例で用いた排気ガス測定装置の使用状
態を示す構成説明図である。
【符号の説明】
1…ケース本体、2…ガス分析計、3…液晶表示部(表
示エリア)、4…表示器、5…ホールドスイッチ(切換
手段)、6…タイマー回路(ホールド解除手段)、7…
ホールド回路(ホールド解除手段)、14…通常画面、
15…反転画面、A…排気ガス測定装置、a…濃度信号
(測定信号)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−157578(JP,A) 特開 昭60−20114(JP,A) 特開 昭63−25505(JP,A) 実開 昭61−14314(JP,U) 実開 平5−90369(JP,U) 特公 平3−41771(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 7/00 G01D 7/00 302 G01D 1/12

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定値を表示エリアに表示する分析計の
    測定値表示装置において、表示エリアに時々刻々変化す
    る測定値を通常画面で表示する状態とホールド値を反転
    画面で表示する状態とに切換える切換手段と、ホールド
    値表示開始後一定時間が経過すればホールド値表示を自
    動的に解除するホールド解除手段とを備えた分析計の測
    定値表示装置。
  2. 【請求項2】 表示エリアが液晶画面からなる請求項1
    に記載の分析計の測定値表示装置。
  3. 【請求項3】 測定値を表示エリアに表示する分析計の
    測定値表示装置において、表示エリアに時々刻々変化す
    る測定値を通常画面で表示する状態とホールド値を明滅
    画面で表示する状態とに切換える切換手段と、ホールド
    値表示開始後一定時間が経過すればホールド値表示を自
    動的に解除するホールド解除手段とを備えた分析計の測
    定値表示装置。
  4. 【請求項4】 表示エリアが発光素子からなる請求項3
    に記載の分析計の測定値表示装置。
  5. 【請求項5】 ホールド解除手段がホールド時間の設定
    を任意に行うことができるタイマー回路である請求項1
    ないし4のいずれかに記載の分析計の測定値表示装置。
  6. 【請求項6】 測定値を表示エリアに表示するに際し
    て、通常は時々刻々変化する測定値を通常画面で表示
    し、ホールド中は測定値のホールド値を反転画面で表示
    することよりなる分析計の測定値表示方法。
  7. 【請求項7】 表示エリアが液晶画面からなる請求項6
    に記載の分析計の測定値表示方法。
  8. 【請求項8】 測定値を表示エリアに表示するに際し
    て、通常は時々刻々変化する測定値を通常画面で表示
    し、ホールド中は測定値のホールド値を明滅画面で表示
    することよりなる分析計の測定値表示方法。
  9. 【請求項9】 表示エリアが発光素子からなる請求項8
    に記載のガス分析計の測定値表示方法。
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JP2012189549A (ja) 2011-03-14 2012-10-04 Horiba Ltd 分析装置
JP5582089B2 (ja) * 2011-05-10 2014-09-03 株式会社島津製作所 材料試験機
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