JPH0395431A - 測定装置 - Google Patents

測定装置

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JPH0395431A
JPH0395431A JP23153789A JP23153789A JPH0395431A JP H0395431 A JPH0395431 A JP H0395431A JP 23153789 A JP23153789 A JP 23153789A JP 23153789 A JP23153789 A JP 23153789A JP H0395431 A JPH0395431 A JP H0395431A
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test piece
intensity
test
blood
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JP23153789A
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Yoshiro Suzuki
義郎 鈴木
Yutaka Saito
裕 斎藤
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Terumo Corp
Azbil Corp
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Terumo Corp
Azbil Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は試験片の試験紙に被測定検体を例着させ、その
試験片を装着してその検体の成分濃度を測定する測定装
置に関するもので、特に詳しくは血液中の糖分濃度を測
定する血糖測定装置に関するものである。
[従来の技術コ 従来の血糖測定装置では、血液の血糖値に従ってその反
応色が変化する試験紙に被測定血液を付着させ、その反
応色を光電的に読取って測定するものがある。このよう
な血糖測定装置では、試験紙に被測定血液を付着させた
後、その試験紙が血液に反応するまでの所定時間の経過
を待って測定を行っている。ここで、試験紙の反応色の
読取りは、試験紙に光を照射し、その反射光強度をアナ
ログ信号で入力し、そのアナログ信号をデジタル信号に
変換して人力することにより行い、その反射光強度に基
づいて血糖値を求めている。
[発明が解決しようとする課題] この反射光強度の読取りは、LEDなどの発光ダイオー
ドよりの光を、埃などの侵入を防止するための透明板を
通して試験紙に照射し、その反射光を同じくその透明板
を通してフオトセンサに入力し、その反射光強度を検出
している。このため、この透明板が汚れたり、発光ダイ
オードやフオトセンサなどの経年変化などにより、試験
紙よりの反射光強度が変動して、反射光強度の測定値の
精度、即ち、血糖測定精度が低下することが考えられる
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、試験紙を
備えている試験片を測定装置本体に装着する時、その試
験片の試験材以外の部分の反射光強度を測定し、その測
定された反射光強度をもとに実際の測定時の反射光強度
を補正して検体の成分濃度を測定できるようにした測定
装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の測定装置は以下の様
な構成からなる。即ち、 検体を付着した試験片を装着し、前記試験片に備えられ
前記検体の成分により反応した試験材の呈色をもとに前
記検体の成分濃度を測定する測定装置であって、前記試
験片の試験材以外の部分に光を照射し、その反射光強度
を検出して所定反射光強度と比較する比較手段と、前記
比較手段による比較結果が所定値以上または以下のとき
、前記成分濃度の測定処理を禁止する禁止手段とを有す
る。
また他の発明の測定装置は以下の様な構成からなる。即
ち、 検体を付着した試験片を装着し、前記試験片に備えられ
前記検体の成分により反応した試験材の呈色をもとに前
記検体の成分濃度を測定する測定装置であって、前記試
験片の試験材以外の部分に光を照射し、その反射光強度
を検出して所定反射光強度と比較する比較手段と、前記
試験片が装置に完全に装着されたことを検知する検知手
段と、前記検知手段により装着が検知されているとき、
前記試験材を照射し、前記試験材よりの反射光強度を検
出する検出手段と、前記検出手段により検出された反射
光強度を前記比較手段による比較結果をもとに補正する
補正手段と、前記補正された反射光強度をもとに前記検
体の成分濃度を求める演算手段とを有する。
[作用] 以上の構成において、試験片の試験材以外の部分に光を
照射し、その反射光強度を検出して所定反射光強度と比
較し、その比較結果が所定値以上のとき、検体の威分濃
度の測定処理を禁止するように動作する。
また、他の発明によれば、試験片が装置に完全に装着さ
れたことを検知し、このときその試験材に光を照射して
、試験材よりの反射光強度を検出するのであるが、その
測定前に試験片の試験材以外の部分に光を照射し、その
反射光強度を検出して所定反射光強度と比較しておく。
こうして試験片が装置に完全に装着された状態で検出さ
れた反射光強度を、その比較結果をもとに補正し、この
補正された反射光強度をもとに検体の成分濃度を求める
ように動作する。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。
[全体の説明 (第1図、第2図)] 第1図は実施例の自動血糖測定装置50の外観斜視図で
ある。
第1図において、50は自動血糖測定装置の本体部を示
し、51は測定結果などを表示する液晶などの表示部で
ある。52は電源スイッチで、装置50の電源がオフの
ときに、このスイッチ52を押下することにより装置5
0の電源がオン状態になり、オン状態のときに押下する
と装置50の電源がオフになる。53は記憶呼出しスイ
ッチで、このスイッチ53を押下するごとに、装置に内
蔵されたメモリに記憶されている測定結果が、測定日時
や時刻とともに順次読出されて表示部51に表示さわる
。1は血糖試験片で、測定時に装置50の開口部24に
挿入して装着される。被測定血液は試験片1の開口部4
より付着され、この血液は試験片1内に収納された試験
紙部分に浸透していく。こうして試験紙が血液により反
応するとその試験紙の反応色が試験片1の後方に設けら
れた開口部(2a)より読取られ、付着された血液の血
糖値が測定される。これらの測定処理については詳しく
後述する。27は試験片1に設けられた切矢部で、この
切欠部27を後述するスイッチ37で検出して、測定に
使用する反射光強度の検出部の補正を行っている。
54は記憶中止スイッチで、血糖値の測定時、このスイ
ッチ54が測定後の所定時間内に押下されないときは、
自動的に測定された血糖値がメモ9 1 0 リに記憶されるが、測定終了後の所定時間内にこのスイ
ッチ54を押下することにより、直前に測定された血糖
値をメモリに記憶させないようにできる。これにより、
例えば試験紙への血液の付着が不良であったり、その他
の操作ミスなどにより測定値が異常になったときなどに
は、その値をメモリに記憶させないようにできる。
55は設定スイッチで、このスイッチ55を押下するこ
とにより、(月、日、時、分)の値を設定することがで
きる。56は変更スイッチで、設定スイッチ55により
指示された日時あるいは時刻などを変更することができ
る。こうして設定された日時情報は、装置本体のメモリ
(RAM)に記憶される。
[装置の構成の説明 (第2図)] 第2図は自動血糖測定装置50の構成を示すブロック図
で、第1図と共通する部分は同じ番号で示し、それらの
説明を省略する。
図において、70は装置全体を制御する制御部で、マイ
クロプロセッサなどのCPU7 2、第5図のフローチ
ャートで示されたCPU72の制御プログラムや各種デ
ータを記憶しているROM73、CPU72のワークエ
リアとして使用され、測定結果などをその測定日時とと
もに記憶するRAll/I’74などを備えている。こ
の制御部70は、接続されている各種スイッチの状態を
人力して、それら入力に対応して後述する処理を行うと
ともに、フオトセンサ30bよりの信号値を読み取って
血糖値を求めたり、液晶表示部51に測定結果やメモリ
(RAM74)の内容などを表示することができる。3
Gは試験片1が開口部24に完全に挿入されたことを検
出するスイッチで、試験片11 12 1が挿入されるとオン状態となり、装置50の電源がオ
ン状態のときは、これにより血糖値の測定が自動的に開
始される。また、37は試験片1が開口部24より挿入
され、試験片1の装着が完了する直前な切欠部27を検
出するためのスイッチで、このスイッチ37がオンにな
った時、試験片lの裏側の開口部2aの下部(第3図(
B)の25部分)よりの反射光強度を検出して、後述す
るLED30aおよびフオトセンサ30bなどよりなる
光電読取部の検査及び反射光強度補正などを行う。
75はLEDドライバで、制御部70よりの指示により
定電流でLED30aを点灯駆動している。LED30
aは試験片1を裏側(第1図に示す試験片lの裏側)よ
り照射しており、その反射光がフオトセンサ30bによ
り検出されて、その反射光強度をもとに血液の血糖値が
求められる。
76はフオトセンサ30bにより検出された反射光強度
を電圧値に変換するための信号検出回路である。この信
号検出回路76よりのアナログ信号は制御部70に入力
されてA/D変換器81によりA/D変換され、反射光
強度に対応したデジタル信号としてCPU72に入力さ
れる。
77は装置50全体に電力を供給している電源としての
電池である。78は制御部70に設けられたタイマで、
時間の経過を測定するとともに、CPU72の指示によ
り所定時間の計時を行っている。79はブザーで、操作
者への警告、あるいは後述するカウントダウン表示時に
おける1秒経過、測定終了及びエラーなどを報知する。
80は温度センサで、自動血糖測定装置50の置かれた
環境温度を測定してアナログ信号で制御部70にl 3 1 4 入力し、A/D変換してCPU72に人力している。こ
の温度信号は、測定時、反射光強度の補正にイ吏用され
る。
[試験片の挿入部の説明(第3図、第4図)]第3図(
A)は実施例の血糖測定装置50の試験片1の挿入部の
詳細を示す図、第3図(B)は試験片1を裏側からみた
図で、前述の図面で示された部分と同一部分は同じ番号
で示している。
第3図(B)において、試験片lの基体は樹脂で形成さ
れており、試験片1の裏側の開口部2a以外の部分は平
坦で、かつその色は白色となっている。この開口部2a
を通して血液に反応する試験紙の色を確認することがで
き、実際の測定時にはこの開口部2aに光が照射され、
その反射光強度が検出されて血液の血糖値が測定される
第3図(A)は本体部50より副カバ一体22を取り外
したときの内部構造を示しており、開口部24及び試験
片1を押圧するバネ体26の点線で示す部分は、副カバ
一体22が取り付けられた状態のときの位置を示してい
る。試験片1に設けられた凸部4bは開口部24の切矢
部24aと係合しており、試験片1の逆挿入を防止して
いる。
開口部24より装置50に挿入されて装着された試験片
1は、バネ部材26により透明板32方向に押圧される
。そして、LED (発光ダイオード)30aよりの光
Lは透明板32を通して試験片1の裏側の開口部2aを
照射し、その反射光はフオトセンサ30bに到達するよ
うに構成されている。この構成については第4図を参照
して詳しく説明する。
36は前述した試験片1が装着されたことを検出するた
めのマイクロスイッチで、試験片lの装1 5 16 着時、試験片lの側面によりマイクロスイッチ36のア
クチュエータ36aが押し下げられてオン状態になる。
これにより、制御部7oはこのスイッチ36よりの信号
を入力して、試験片lが本体50に装着されたことを検
出することができる。
なお、このアクチュエータ36aは、試験片1が正常に
取り付けられない限りスイッチ36をオンさせないため
、このスイッチ36よりの信号により試験片1の装着不
良をも検出することができる。
37は前述した試験片1の切欠部27を検出するための
マイクロスイッチで、試験片1が開口部24に挿入され
たときに、試験片1の側面でアクチュエータ37aが押
下されてオンとなる。そして、試験片1が挿入されてい
くとき、試験片1の側面の切欠部27を検出すると、こ
のアクチュエータ37aが切欠部27内に突出してスイ
ッチ37がオフになる。そして、最終的に試験片1が装
置本体に完全に装着されると、再び試験片1の側面によ
り押下されてオン状態になる。このマイクロスイッチ3
7がオン状態からオフ状態になったとき(切欠部27を
検出したとき)は、試験片1の開口部2aの下側部分2
5がフォトセンサ3obによる読取り位置に到達してい
る。このときにLED30aによりその試験片1の部分
25を照射して、その反射光強度をフオトセンサ30b
により求め、その値をもとに透明板32の汚れや、LE
D30a及びフォトセンサ30bの特性変化などを検出
する。
第4図は試験片1が本体5oに取伺けられて実際に血糖
値が測定される状態のとき、第3図のA−A’で切断し
たときの断面形状を示す図であ1 7 1 8 る。
試験片1の開口部4より付着された血液は、液展開層部
10をしみ広がって、試薬層部(試験紙)8に浸透する
。12は液展開層部10に吸収されない余分の血液を吸
収するための吸液層部である。6は光を通過する透明の
透光層部である。
LED30aよりの光Lは、透明板32と透光層部6を
通過して試験紙8に照射される。そして、その入射光に
対してほぼ45゜の角度をなす位置に設けられたフオト
センサ30bに、試薬層部(試験紙)8よりの反射光が
到達する。これにより、試験紙8の反応色が読取られ、
この反応色をもとに血液の血糖値が求められる。
ここで、血液が開口部4より付着され、液展開層部10
を通して試薬層部8に浸透して反応するまでの時間は約
1分間である。よって、この自動血糖測定装置50では
、血液を試験片1に付着させた後、試験片1が装置本体
に挿入されて完全に装着されてから1分を計時した後に
測定を行うようにしている。なお、図において、2は試
験片lの本体部を示している。
[血糖測定装置の動作説明(第1図〜第5図)]第5図
(A)(B)は実施例の血糖測定装置50における動作
を示すフローチャートで、この処理を実行する制御プロ
グラムはROM73に記憶されている。
第5図の処理は装置50の電源スイッチ52が押下され
て電源がオンになることにより開始され、ステップS1
で表示部5lの機能が正常かどうかを確認できるように
、約数秒間表示部5]に表示可能な事項を全て表示する
。次にステップS2に進み、試験片1が開口部4に挿入
されたかど19 20 うかを、スイッチ37がオンになるかどうかにより調べ
る。スイッチ37がオンでなければステップS3に進み
、所定時間(例えば、5分間)が経過したかをみる。所
定時間が経過するとステップS5に進み、装置の電源を
オフ状態にする。ステップS3で所定時間が計時されな
いときはステップS4に進み、電源スイッチ52が押下
されたかを調べ、スイッチ52が押下されたときはステ
ップS5に進んで装置50を電源オフ状態にする。
なお、ステップS5の電源オフ状態においては、表示部
51の表示が消去されるだけで、RAM74や制御部7
0の各部には電源が供給されてバックアップされている
ため、RAM74の内容が消去されることはない。
ステップS2で試験片1が開口部4に挿入されたことが
検出されるとステップS6に進み、LED30aをオン
にする。そして、ステップS7でスイッチ37のアクチ
ュエータ37aが切欠部27を検出してオフになるのを
待つ。スイッチ37がオフになると試験片1の裏側の領
域25がLED30aにより照射されているため、ステ
ップS8でその反射光強度をフォトセンサ30bにより
検出する。この領域25は前述したように白色であり、
その反射光強度が予め知られている。従って、この検出
された反射光強度が所定の範囲内にあるかどうかを調べ
、所定の範囲内になければ測定不能としてステップSI
Oでブザー79の鳴音、エラー表示などを行い、ステッ
プSllで試験片1が脱着されるのを待ってステップs
2に戻る。このようなエラーが発生する可能性としては
、照射光及び反射光を通過させる透明板32の汚れや、
LED30aあるいはフォトセンサ3o2l 22 bの極端な特性の変化などが考えられる。
ステップS9で試験片1の領域25よりの反射光強度が
所定範囲内にあるときはステップS12に進み、得られ
るべき試験片1の領域25よりの反射光強度の理想値と
、実際の測定値との差分△Xを求め、その値をRAM7
4に記憶する。なお、このとき電池77の消費電力を抑
えるためにLED3aはオフされ、フオトセンサ30b
の信号検出回路76への電源供給も停止される。
次にステップ313に進み、スイッチ36がオンか、即
ち、試験片1が完全に装着されたかどうかを調べ、完全
に装着されるとステップS14に進む。ステップS14
では表示部51に゛’ 6 0 ”秒を表示し、ブザー
79を鳴音して血糖値の測定処理を開始する。ステップ
S15で1秒が経過したかどうかを調べ、1秒経過する
とステップS18で1秒カウントダウン表示し、ステッ
プS19で1分が経過したかをみる。この1分が経過す
る前にステップS16で試験片lが脱着されるとステッ
プS17に進み、ブザー79を鳴音してエラー表示( 
” E r r ”表示)を行ってステップS2に戻る
。この1分間は、試験紙が血液により反応して変色する
までの時間であり、この時間が経過した後に血糖値の測
定が行われる。
ステップS19で1分が経過するとステップS20に進
み、LED30aをオンし、信号検出回路77にも通電
して、試験紙よりの反射光強度を求める。そしてステッ
プS21で、この得られた反射光強度を、前述の△Xで
補正する。これは、例えば{(実際に測定した反射光強
度)一△x一(補正した反射光強度)}により求めても
よく、或は{(実際に測定した反射光強度)×△X/2
3 2 4 (領域25の理想反射光強度値)=(補正した反射光強
度)}などにより求めてもよい。次にステップS22に
進み、その補正された反射光強度をもとに、温度センサ
80よりの温度情報及び、ROM73に記憶されている
反射光強度より血糖値に換算する換算テーブルを参照し
て、試験片1に付着している血液の血糖値を求める。
こうして血糖値が求められるとステップ323に進み、
その測定結果が所定範囲内にあるかどうかを調べる。所
定範囲内にないときはステップS29で許容最大値より
も大きいかどうかを調べる。許容最大値以上であればス
テップS30で” H i ”を表示し、許容最小値以
下であればステップS14で゜’ L o ”を表示部
51に表示して測定値が異常であることを操作者に知ら
せる。
測定値が許容範囲内にあるときはステップS24でその
測定結果を液晶表示部5工に表示する。
そして、ステップS25とステップ826で、所定時間
(約3分間)内に記憶中止スイッチ54が押下されるか
を調べる。所定時間内にスイッチ54が押下されないと
きはステップS28に進み、現在の日時情報とともにR
AM74に測定結果を記憶する。一方、ステップS25
で記憶中止スイッチ54が押下された時はステップS2
7に迎み、記憶中止であることを表示部51に表示して
ステップSllに戻る。
以上説明したように本実施例によれば、試験片1の基体
部分を用いて、LED30aやフオトセンサ30bの異
常や経年変化を検出したり、光が通過する部分の汚れや
異常などを検出できる。
また、この基体部分よりの反射光強度と、その理想的な
反射光強度との差分により、実際の測定25 26 時の反射光強度を補正できるため、回路部品の経年変化
等に影響されることなく、より精度の高い測定が可能に
なる。また、その差分が補正できないほど大きいときは
、血糖値の測定処理を停止して、誤った測定結果が出力
されるのを防止することができる。
なお、この実施例では、試験片1が完全に装着されたか
どうかを検出するためのスイ゛ツチ36と、試験片1が
所定位置まで挿入されたことを検知するスイッチ37と
を設けた場合で示したがこれに限定されるものでなく、
例えばマイクロスイッチ36を2段階スイッチとして、
1つのスイッチで試験片1の挿入位置を確認出来るよう
にしてもよい。
また、試験片1の基体部分は全体に亙り同一の色である
ため、光を照射して、基体部分よりの反射光強度を読取
る位置は領域25に限定されるものでなく、他の部分で
あってもよいことはもちろんである。
また、以上の説明においては、血糖値測定の場合で説明
したが、本発明はこれに限定されるものでなく、例えば
尿酸、GTO.GPT、コレステロール等の分析装置な
どにも適用できる。また、検体としては、血液の他に、
尿、唾液などの体液であってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、試験片の試験材以
外の部分よりの反射光強度により、その光学系の異常や
特性の変化を検出できる効果がある。
また、試験紙を収納している試験片を測定装置本体に装
着する時、その試験片本体の反射光強度2 7 2 8 を測定し、その測定された反射光強度をもとに実際の測
定時の反射光強度を補正して検体の成分濃度を測定でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の自動血糖値測定装置の外観斜視図、 第2図は自動血糖値測定装置の構或を示すブロック図、 第3図(A)は試験片の装着部の詳細を示す図、 第3図(B)は実施例の試験片を裏側より見た図、 第4図は試験片を装着した状態における第3図(A)の
A−A’断面形状を示す図、 第5図(A)(B)は実施例の血糖測定装置における測
定処理を示すフローチャートである。 図中、1・・・試験片、4・・・開口部、6・・・透光
層部、8・・・試薬層部(試験紙)、10・・・液展開
層部、12・・・吸液層部、22・・・副カバー休、2
4・・・開口部、25・・・基体の反射光測定領域、2
7・・・切欠部、30a・・・LED (発光素子)、
30b・・・フオトセンサ、36.37・・・マイクロ
スイッチ、50・・・自動血糖値測定装置、52・・・
電源スイッヂ、53・・・記憶呼出しスイッチ、54・
・・記憶中止スイッチ、55・・・設定スイッチ、56
・・・変更スイッチ、70・・・制御部、72・・・C
PU、73・・・R○M、74・・・RAM、74a・
・・日時設定フラグ、75・・・LEDドライバ、76
・・・信号検出回路、77・・・電池、78・・・タイ
マ、79・・・ブザー 80・・・温度センサ、81・
・・A/D変換器である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)検体を付着した試験片を装着し、前記試験片に備
    えられ前記検体の成分により反応した試験材の呈色をも
    とに前記検体の成分濃度を測定する測定装置であつて、 前記試験片の試験材以外の部分に光を照射し、その反射
    光強度を検出して所定反射光強度と比較する比較手段と
    、 前記比較手段による比較結果が所定値以上または以下の
    とき、前記成分濃度の測定処理を禁止する禁止手段と、 を有することを特徴とする測定装置。
  2. (2)検体を付着した試験片を装着し、前記試験片に備
    えられ前記検体の成分により反応した試験材の呈色をも
    とに前記検体の成分濃度を測定する測定装置であつて、 前記試験片の試験材以外の部分に光を照射し、その反射
    光強度を検出して所定反射光強度と比較する比較手段と
    、 前記試験片が装置に完全に装着されたことを検知する検
    知手段と、 前記検知手段により装着が検知されているとき、前記試
    験材に光を照射し、前記試験材よりの反射光強度を検出
    する検出手段と、 前記検出手段により検出された反射光強度を前記比較手
    段による比較結果をもとに補正する補正手段と、 前記補正された反射光強度をもとに前記検体の成分濃度
    を求める演算手段と、 を有することを特徴とする測定装置。
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