JPH0395440A - 測定装置 - Google Patents

測定装置

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Publication number
JPH0395440A
JPH0395440A JP23154589A JP23154589A JPH0395440A JP H0395440 A JPH0395440 A JP H0395440A JP 23154589 A JP23154589 A JP 23154589A JP 23154589 A JP23154589 A JP 23154589A JP H0395440 A JPH0395440 A JP H0395440A
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JP
Japan
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reflected light
test piece
intensity
measuring device
calibration
Prior art date
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Application number
JP23154589A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Suzuki
義郎 鈴木
Hitoshi Tanaka
均 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Azbil Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Azbil Corp
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Publication date
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  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は試験片の試験材に被測定検体を付着させ、その
試験片を装着してその検体の成分濃度を測定する測定装
置に関するものである。
[従来の技術] 従来の生化学測定装置、特に血糖測定装置では、試験片
に被測定血液を付着させた後、試験片に設けられた試験
紙が血液に反応するまでの所定時間の経過を待って、そ
の試験片を測定装置に装着している。そして、装着が完
了した後、測定装置に設けられた測定開始スイッチを押
下することにより、試験紙の反応色を光電的に読取り、
その色を基に血液の血糖値を求めるようにしている。
ここで、試験紙の反応色の読取りにおいて、試験紙に照
射された光の反則光強度に対応したアナログ信号が出力
されると、そのアナログ信号をデジタル信号に変換して
入力することにより、対応する血糖値を求めている。
[発明が解決しようとする課題] この反射光強度の読取りは、LEDなとの発光ダイオー
ドよりの光を、埃などの侵入を防止するための透明板を
通して試験紙に照射し、その反射光を同じくその透明板
を通してフオトセンザに入力し、その反射光強度を検出
している。このため、この透明板が汚れたり、発光ダイ
オードやフオトセンサなどの経年変化などにより、試験
紙よりの反射光強度が変動して、反射光強度の測定値の
精度、即ち、血糖測定精度が低下することが考えられる
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、基準試験
片を用いて反射光強度を測定し、その測定された反射光
強度と基準試験片の基準反射光強度とを比較することに
より、試験片よりの反射光強度を補正して検体の成分濃
度を測定できる測定装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための千段コ 上記目的を達成するために本発明の測定装置は以下の様
な構成からなる。即ち、 検体を付着した試験片を装着し、前記試験片に収納され
前記検体の成分により反応した試験材の呈色をもとに前
記検体の成分濃度を測定する測定装置であって、前記試
験制を照射する照射手段と、前記照射手段により照射さ
れた前記試験材よりの反射光強度を検出する検出手段と
、前記検出手段により検出された反射光強度をもとに前
記検体の成分濃度を求める演算手段と、所定の成分濃度
に相当するように呈色した試験材を有する較正試験片よ
りの反射光強度を検出し、前記反射光強度と所定の反射
光強度とを比較して、前記検出手段よりの反射光強度、
及び或は前記演算手段による演算結果を補正する補正手
段とを有する。
[作用] 以上の構成において、所定の或分濃度に相当するように
呈色された試験材を有する較正試験片よりの反射光強度
を検出し、その反射光強度と所定の反射光強度とを比較
する。この比較結果をもとに、試験材よりの反射光強度
を検出する検出手段よりの反射光強度、及びまたは検出
された反射光強度をもとに前記血液の血糖値を求める演
算手段の演算結果を補正するように動作する。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。
[全体の説明 (第1図、第2図)] 第1図は実施例の自動血糖測定装置50の外観斜視図で
ある。
第1図において、50は自動血糖測定装置の本体部を示
し、5工は測定結果などを表示する液晶などの表示部で
ある。52は電源スイッチで、装置50の電源がオフの
ときに、このスイッチ52を押下することにより装置5
0の電源がオン状態になり、オン状態のときに押下する
と装置50の電源がオフになる。53は記憶呼出しスイ
ッチで、このスイッチ53を押下するごとに、装置に内
蔵されたメモリに記憶されている測定結果が、測定日時
や時刻とともに順次読出されて表示部51に表示される
。1は血糖試験片で、装置5oの開口部24に挿入して
装着され、試験片1の開口部4を通して試験紙部分に付
着された血液の血糖値が測定される。
54は記憶中止スイッチで、血糖値の測定時、このスイ
ッチ54が測定後の所定時間内に押下されないときは、
自動的に測定された血糖値がメモリに記憶されるが、測
定終了後の所定時間内にこのスイッチ54を押下するこ
とにより、直前に測定された血糖値をメモリに記憶させ
ないようにできる。これにより、例えば試験紙への血液
の付着が不良であったり、その他の操作ミスなどにより
測定値が異常になったときなどには、その値をメモリに
記憶させないようにできる。
55は設定スイッチで、このスイッチ55を押下するこ
とにより、(月、日、時、分)の値を設定することがで
きる。56は変更スイッチで、設定スイッチ55により
指示された日時あるいは時刻などを変更することができ
る。こうして設定された日時情報は、装置本体のメモリ
(RAM)に記憶される。
また、装置50の電源がオフの状態で、開口部24に較
正用の基準試験片を挿入し、その状態で電源スイッチ5
2を押下することにより、後述する基準試験片による較
正動作を実行することができる。
[装置の構成の説明 (第2図)コ 第2図は自動血糖測定装置5oの構成を示すブロック図
で、第1図と共通する部分は同じ番号で示し、それらの
説明を省略する。
図において、7oは装置全体を制御する制御部で、マイ
クロプロセッサなどのCPU72、第5図〜第7図のフ
ローチャートで示されたCPU72の制御プログラムや
各種データを記憶しているROM73、CPU72のワ
ークエリアとして使用され、測定結果などをその測定日
時とともに記憶するRAM74などを備えている。この
制御部70は、接続されている各種スイッチの状態を入
力して、それら入力に対応した処理を行うとともに、フ
オトセンサ30bよりの信号値を読み取って血糖値を求
めたり、液晶表示部51に測定結果やメモリ(RAM7
4)の内容などを表示することができる。36は試験片
1が開口部24に挿入されたことを検出するスイッチで
、試験片1が挿入されるとオン状態となり、装置50の
電源がオン状態のときは、これにより血糖値の測定が自
動的に開始される。
75はLEDドライバで、制御部70よりの指示により
定電流でLED30aを点灯駆動している。LED30
aは試験片1を裏側(第1図に示す試験片lの見えない
部分)より照射しており、その反射光がフオトセンサ3
0bにより検出されて、その反射光強度をもとに血液の
血糖値が求められる。76はフオトセンサ30bにより
検出された反射光強度を電圧値に変換するための信号検
出回路である。この信号検出回路76よりのアナログ信
号は制御部70に人力されてA/D変換器81によりA
/D変換され、反射光強度に対応したデジタル信号とし
てCPU72に入力される。
77は装置50全体に電力を供給している電源としての
電池である。78は制御部70に設けられたタイマで、
時間の経過を測定するとともに、CPU72の指示によ
り所定時間の計時を行っている。79はブザーで、操作
者への警告、あるいは後述するカウントダウン表示時に
おける1秒経過、測定終了及びエラーなどを報知する。
80は11 12 温度センサで、自動血糖測定装置50の置かれた環境温
度を測定してアナログ信号で制御部70に人力し、A/
D変換してCPU72に入力している。この温度信号は
、後述する反射光強度の補正に使用される。
[試験片の挿入部の説明(第3図、第4図)]第3図は
実施例の血糖測定装置50の試験片1の挿入部の詳細を
示す図で、前述の図面で示された部・分と同一部分は同
じ番号で示している。
第3図は本体部50より副カバ一体22を取り外した状
態を示しており、開口部24と試験片1を押圧するバネ
体26の点綿で示す部分は、副カバ一体22が取り付け
られた状態のときの各部の位置を示している。試験片1
に設けられた凸部4bは開口部24の切欠部24aと係
合しており、試験片1の逆挿しを防止している。装置5
0に挿入されて装着された試験片1は、バネ部材26に
より透明板32方向に押圧される。そして、LED(発
光ダイオード)30aよりの光Lは透明板32を通して
開口部2aを照射し、その反射光はフオトセンサ30b
に到達するように構成されている。この構成については
第4図を参照して詳しく説明する。
36は前述した試験片1が装着されたことを検出するた
めのマイクロスイッチで、試験片1の装着時、試験片1
の側面によりマイクロスイッチ36のアクチュエータ3
6aが押し下げられてオン状態になる.これにより、制
御部70はこのスイッチ36よりの信号を入力して、試
験片1が本休50に装着されたことを検出することがで
きる。
なお、このアクチュエータ36aは、試験片1が正常に
取り付けられない限りスイッチ36をオンさせないため
、このスイッチ36よりの信号により試験片1の装着不
良をも検出することができる。
第4図は試験片1が本体50に取り付けられた状態のと
き、第3図のA−A“で切断されたときの状態を示す断
面図である。
試験片1の開口部4より付着された血液は、液展開層部
lOをしみ広がって、試薬層部(試験紙)8に浸透する
。12は液展開層部1oに吸収されない余分の血液を吸
収するための吸液層部である。6は光を通過する透明の
透光層部である。
LED30aよりの光Lは、透明板32と透光層部6を
通過して試験紙8に照射される。そして、その入射光に
対してほぼ45゜の角度をなす位置に設けられたフォト
センザ30bに、試薬層部(試験紙)8よりの反射光が
到達する。これにょり、試験紙8の反応色が読み取られ
、この反応色をもとに血液の血糖値が求められる。
ここで、血液が開口部4より付着され、液展開層部10
を通して試薬層部8に浸透して反応するまでの時間は約
1分間である。よって、この自動血糖測定装置50では
、血液を試験片1に付着させた後、試験片1が装置本体
に挿入されて装着されてから1分を計時した後、測定を
行うようにしている。なお、図において、2は試験片1
の本体部を示している。
[血糖測定装置の動作説明(第1図〜第7図)]第5図
(A)〜(C)は実施例の血糖測定装置50における動
作を示すフローヂャートで、この処理を実行する制御プ
ログラムはROM73に記憶されている。
第5図の処理は装置50の電源スイッチ52がエ5 押下されて電源がオンになることにより開始され、ステ
ップSlで表示部51の機能が正常かどうかを確認でき
るように、約数秒間表示部51に表示可能な事項を全て
表示する。次にステップS2で較正用試験片(基準試験
片)が装着されているかどうかをスイッチ36よりの信
号を基に調べる。この実施例では、この基準試験片は通
常の試験片1と同様の形状であり、スイッチ36がオン
により、それが装着されていることを検知することがで
きる。
基準試験片が装着されているときはステップS20に進
むが、装着されていないときはステップS3に進み、R
AM74の日時設定フラグ74aがオンかどうかをみる
。このフラグ74aは一旦日時情報が設定されるとオン
になり、その後は図示しない全クリアスイッチにより全
ての情報が消16 去されるまでオフになることはない。日時情報が設定さ
れていないときはステップS4に進み、操作者による、
設定スイッチ55及び変更スイッチ56を用いた日時情
報の設定処理に進む。こうしてステップS4で日時情報
が設定されて、RAM74に記憶されると、日時設定フ
ラグ74aがオンとなり、ステップS3からステップS
5に処理が進む。
ステップS5では試験片1(被測定用)が装着されたか
どうかを、スイッチ36がオンになるがどうかにより調
べる。スイッチ36がオンでなければ(試験片1が装着
されていない時は)ステップS6に進み、所定時間(例
えば、5分間)が経過したかをみる。所定時間が経過す
るとステップS8に進み、装置の電源をオフ状態にする
。ステップS6で所定時間が計時されないときはステッ
ブS7に進み、電源スイッチ52が押下されたかを調べ
、スイッチ52が押下されたときはステップS8に進ん
で装置50を電源オフ状態にする。
なお、ステップS7の電源オフ状態においては、表示部
51が消去されるだけで、RAM74や制御部70の各
部には電源が供給されているため、RAM74の内容が
消去されることはない。
ステップS5で試験片1が装着されたことが検出される
とステップS9に進み、表示部51に“’ 6 0 ”
秒を表示し、ステップSIOで血糖の測定処理を行う。
この処理については第6図のフローチャートを参照して
詳しく後述する。
ステップSIOで血糖値が求められるとステップSll
に進み、その測定結果が許容最大値よりも大きいかどう
かを調べる。許容最大値よりも小さいときはステップS
712に進み、許容最小値と比較する。こうして測定結
果が最大許容値と最小許容値との間にあるときはステッ
プSl5に進み、その測定結果を表示部51に表示する
。なおこのとき、測定された値が許容最小値以下であれ
ばステップS14で“Lo“゜を表示部51に表示し、
許容最大値以」二であればステップS13で” H i
 ”を表示して、測定値が異常であることを操作者に知
らせる。
測定値が許容範囲内にあるときはステップSl6とステ
ップS17で、所定時間(約3分間)内に記憶中止スイ
ッチ54が押下されるかを調べる。所定時間内にスイッ
チ54が押下されないときはステップS19に進み、現
在の日時情報とともにRAM74に測定結果を記憶する
。一方、ステップS’l6で記憶中止スイッチ54が押
下された時はステップS18に進み、記憶中止である1
9 20 ことを表示部51に表示してステップS5に戻る。
一方、ステップS2で基準試験片が開口部24に装着さ
れているとステップS20に進み、温度センサ80より
の温度情報を人力して、装置50の置かれている環境温
度を求める。ステップS21ではその温度情報をもとに
、ROM73のテーブルを参照して、その温度に対応し
た温度ドリフト情報Dtを求める。次にステップS22
で、この温度情報をもとにROM73の他のテーブルを
参照して温度スパン補正量K、を求める。
次にステップ323に進み、LED30aを発光させる
とともにフオトセンサ30bよりの信号を検出するアナ
ログ回路(信号検出回路76)に通電する。そして、L
ED30aやアナログ回路の出力が安定するまで約1秒
間待機する。次にステツプS24で、0.2秒毎に10
回(2秒間)信号検出回路76よりのアナログ信号をザ
ンプリングして入力し、A/D変換器81によりデジタ
ル信号に変換する。そして、これら10回のザンプリン
グ値の平均値(G)を求める。
こうして、平均測定値が求められるとステップS25に
進み、ステップS21で求めたドリフト値(D,)を平
均値Gより差し引き、その値をxclとする。ステップ
326でその値(Xc+)にスパン補正量(K,)を乗
算して(Xc+xKt=Xc2)、温度補正された反射
光強度(Xc,)を算出する。
次にステップS27に進み、こうして温度補正された平
均値X。2の値と基準値Bとを比較する。
この基準値Bは、基準試験片により検出されるべき反射
光強度で、この値は予めROM73等に記憶されている
ものとする。そして、XC2が基準値Bの±10%以内
のときはステップ328に進み、キヤリプレーション係
数CをC = B / X C 2により求める。次に
ステップS29でこのキヤリプレーション係数Cを、ス
テップ326で求めたX C2に乗算し、その結果をX
。3とする。次にステップS30に進み、コ(10 X
 c 3をもとにROM73に記憶されている換算テー
ブルを参照して血糖値を求め、ステップS31でその結
果を表示部5lに表示して処理を終了する。ここで得ら
れたキヤリプレーション係数Cは、後述する測定処理で
使用され、実際の測定結果の較正に使用される。
一方、ステップS27でX。2の値が基準値Bの±10
%以上の時はステップS32に進み、キヤリプレーショ
ン係数Cを変更することなくX。2→XC3とする。そ
してステップ333で、ステップS30と同様にして、
このX。3の値をもとに血糖値を求め、ステップS34
でその結果を表示部51にブリンク表示(点滅表示)す
る。このように温度補正した反射光強度が基準値の10
%以上も異なっているときは較正不能としてキヤリプレ
ーション係数Cを変更せず、点滅表示によって操作者に
告知する。
[測定処理の説明 (第6図)] 第6図は第5図のステップSIOの測定処理動作を示す
フローチャートである。
ステップS41で温度センサ80よりの温度情報を人力
して、装置50の置かれている環境温度を求める。ステ
ップS42ではその温度情報をもとに、ROM73のテ
ーブルを参照して、その温度に対応した温度ドリフト情
報Dtを求める。次にステップS43で、この温度情報
をもとにR○23 2 4 M73の他のテーブルを参照して温度スパン補正量Kt
を求める。ステップ844〜S45で1秒が経過する毎
にブザー79を鳴音させ、表示部51の表示を1ずつカ
ウントダウンして表示する。
ステップS46で56秒が経過したかを調べ、経過して
いなければステップS47で試験片1が脱着されたかを
調べ、脱着されるとステップS48で表示部51にエラ
ー” E r r ”を表示してステップS4に戻る。
なお、第6図のフローチャートには示していないが、こ
の試験片1が脱着されたかどうかの検出は、後述するス
テップ349〜S51でも並行して行われており、これ
らの動作中に試験片1が本体50より脱着されると、直
ちに測定処理が中断されて、エラーが表示される。
ステップ846で56秒が経過するとステップS49に
進み、LED30aを発光させるとともにフオトセンサ
30bよりの信号を検出するアナログ回路(信号検出回
路76)に通電する。ステップS50ではLED30a
やアナログ回路の出力が安定するまで約1秒間待機し、
この間においてもブザー79の鳴音、1秒毎のカウント
ダウン表示がl分が経過するまで行われる。次にステッ
プS51で0.2秒毎に30回(6秒間)フオトセンサ
30bよりの信号をサンプリングして人力し、デジタル
信号に変換する。これにより、試験片1が装着されてか
ら、57秒で測定が開始され63秒までこの測定が行わ
れることになる。この間に60秒の計時が終了した時点
で、表示部51におけるカウントダウン表示は停止され
,る。
ステップS52では、30回の測定値の合計が算出され
、その合計値を゜’30”で割ることにより平均値(X
30)が求められる。この平均値X3。
は、1分を中心として、それ以前の3秒間とそれ以降の
3秒間の平均、即ち、丁度1分を経過した時点での測定
値を示していると考えられる。
第7図はフオトセンサ30bにより検出されて出力され
る真の電圧値と、A/D変換器81によりA/D変換さ
れた電圧値とを比較して示した図である。
第7図で、90はセンサ30bのよりの真の出力電圧9
1を1秒間隔でサンプリングしてデジタル値に変換され
た信号を示している。また、T1〜Tllは、この実施
例におけるザンプリングタイミング(0.2秒間隔)を
示し、第8図の●90はA/D変換誤差を含んだデジタ
ル読取り値を示す。ここで、例えば、T5〜Tllにお
けるデジタル読取り値を加算し、サンプリング回数(7
回)で割って平均値を算出すると、第8図の93で示す
値となる。この値はタイミングT8における王回のデジ
タル読取り値に比べてアナログ電圧のタイミングT8に
おける真値94に近い値となるため、A/D変換誤差を
少なくすることができる。
こうして、1分後の平均測定値が求められるとステップ
S53に進み、ステップS42で求めたドリフト値(D
,)を平均値X 3oより差し引き、ステップS54で
スパン補正量(Klを乗算して、求められた平均値に対
する温度補正を行う。
こうして温度補正された平均値x3。に前述したキヤリ
プレーション係数Cを乗算して、更にキヤリプレーショ
ン補正を行う。この係数Cの値の初期値は゜゛1゜゛で
あり、前述の較正用試験片を用いたテストなどにより、
0.90〜1.10の間の27 2 8 値を取り得る。次にステップ356に進み、これら補正
された値をもとに、ROM73に記憶されている換算テ
ーブルを参照して血糖値を求め、その血糖値を表示部5
lに表示する。
以上説明したように本実施例によれば、基準試験片(較
正用試験片)を用いて反射光強度を補正できるため、回
路部品の経年変化等に影響されることなく、より精度の
高い測定が可能になるという効果がある。
[他の実施例 (第8図)] 第8図は他の実施例の較正用試験片101、102の形
状を示す図である。
前述の実施例では、較正用試験片は実際の測定に使用さ
れる試験片1と同じ形状としたが、ここでは較正用試験
片101は切欠110を有しており、これを検出して較
正用試験片であることを検出することができる。また、
この切欠110の位置により較正用試験片110の基準
値(B)を判別できるようにしてもよい。また第8図(
B)に示すのは、切欠110の代りに、マーク111に
より較正用試験片であることを示すとともに、その基準
値をも判別できるようにしている。このようにして、種
々の基準値を有する試験片を用いて較正試験を行うこと
ができる。
第9図は第2の実施例の測定処理を示すフローチャート
である。ここでは、第5図のステップS2で試験片の装
着が検出されるとステップS90に進み、その試験片が
較正試験用の試験片であるかどうかを調べる。そして、
較正用の試験片でなければ第5図のステップS3に進ん
で通常の測定処理に進むが、較正用の試験片であればス
テップS20(第5図(C))に進んで、較正処理を実
行する。
第10図は第3の実施例を示すフローチャートで、ここ
では第2の実施例の較正試験片かどうかのチェックに加
え、ステップS91でその較正用試験片の基準値Bを検
知して、その値に対応して較正を行うものである。ステ
ップS91ではその較正用試験片の種類をタイブ■と■
とに判別し、タイブ■のときはステップS92でB=X
 1に設定する。一方、ステップS91でタイブ■のと
きはステップS93に進み、B=X2として第5図のス
テップS20に進む。このようにして、較正用試験片の
基準値に対応して、血糖測定装置の較正処理を行うこと
ができる。
なお、上述したこれら実施例では血糖測定装置の場合で
説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、例
えば尿酸、GTO..GPT、コレステロール等の分析
装置にも適用できる。更に、検体としては血液の他に、
尿、唾液などの体液であってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、較正用試験片を用
いて反射光強度を測定し、その測定された反射光強度と
較正用試験片の基準反射光強度とを比較することにより
、試験片よりの反射光強度を補正して検体の成分濃度を
測定できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の自動血糖値測定装置の外観斜視図、 第2図は自動血糖値測定装置の構成を示すブロック図、 第3図は試験片の装着部の詳細を示す図、3l 32 第4図は試験片を装着した状態における第3図のA−A
’断面形状を示す図、 第5図(A)〜(C)は実施例の血糖測定装置における
測定処理を示すフローチャート、第6図は測定処理の詳
細を示すフローチャート、 第7図は直線的に変化する反射光強度に対するデジタル
変換誤差を説明するための図、そして第8図は他の実施
例の較正用試験片の形状を示す図、 第9図及び第10図は他の実施例の測定処理を示すフロ
ーチャートである。 図中、l・・・試験片、4・・・開口部、6・・・透光
層部、8・・・試薬層部(試験紙)、10・・・液展開
層部、12・・・吸液層部、22・・・副カバ一体、2
4・・・開口部、30a・・・LED (発光素子).
30b・・・フオトセンサ、36・・・マイクロスイッ
チ、50・・・自動血糖値測定装置、52・・・電源ス
イッチ、53・・・記憶呼出しスイッチ、54・・・記
憶中止スイッチ、55・・・設定スイッチ、56・・・
変更スイッチ、70・・・制御部、72・・・cpu、
73・・・ROM、74・・・RAM、74a・・・日
時設定フラグ、75・・・LEDドライバ、76・・・
信号検出回路、77・・・電池、78・・・タイマ、7
9・・・ブザー 80・・・温度センサ、81・・’ 
A / D変換器、101,102・・・較正用試験片
、110・・・切欠、111・・・マークである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)検体を付着した試験片を装着し、前記試験片に収
    納され前記検体の成分により反応した試験材の呈色をも
    とに前記検体の成分濃度を測定する測定装置であつて、 前記試験材を照射する照射手段と、 前記照射手段により照射された前記試験材よりの反射光
    強度を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された反射光強度をもとに前記
    検体の成分濃度を求める演算手段と、所定の成分濃度に
    相当するように呈色した試験材を有する較正試験片より
    の反射光強度を検出し、前記反射光強度と所定の反射光
    強度とを比較して、前記検出手段よりの反射光強度及び
    或は前記演算手段よりの演算結果を補正する補正手段と
    、 を有することを特徴とする測定装置。
  2. (2)前記補正手段は、前記較正試験片より得られるべ
    き基準反射光強度と、前記検出手段より得られた反射光
    強度とを比較して、前記反射光強度を補正する補正係数
    を算出するようにしたことを特徴とする請求項第1項に
    記載の測定装置。
  3. (3)前記検出手段はさらに温度測定手段を備え、前記
    温度測定手段により測定された温度情報をもとに前記反
    射光強度をドリフト補正するようにしたことを特徴とす
    る請求項第1項に記載の測定装置。
  4. (4)前記較正試験片が装着されたことを認識する認識
    手段を有し、前記較正試験片の装着を認識したときに前
    記検出手段よりの反射光強度を補正するようにしたこと
    を特徴とする請求項第1項に記載の測定装置。
  5. (5)前記較正試験片の種類を識別する識別手段をさら
    に含み、前記識別手段による識別に対応して前記検出手
    段よりの反射光強度を補正することを特徴とする請求項
    第1項ないし第4項のいずれかに記載の測定装置。
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