JP3035142U - 深型のシート定着用溝形材 - Google Patents

深型のシート定着用溝形材

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JP3035142U
JP3035142U JP1996009336U JP933696U JP3035142U JP 3035142 U JP3035142 U JP 3035142U JP 1996009336 U JP1996009336 U JP 1996009336U JP 933696 U JP933696 U JP 933696U JP 3035142 U JP3035142 U JP 3035142U
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良治 弘田
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東都興業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚のビニールシートを同数のシート止め
線によって止着できる深型のシート定着用溝形材に係
り、特には軸線方向に必要な長さに一連に突き合わせ接
続して使用可能な深型のシート定着用溝形材の技術分野
に属する。 【解決手段】 溝底と両側壁とで形成される開口部が幅
狭のシート定着溝を有し、両側壁は溝底の両側からそれ
ぞれ内向きに略C字形状に立ち上がる湾曲部と、それに
続いて略垂直に立ち上がる垂直部と、該垂直部の上端か
ら内向きに略水平に突設する口縁部とで深型の溝を形成
しているシート定着用溝形材の一端部は、接続に必要と
される長さ範囲を、その横断面形状が本来の横断面形状
から少なくとも肉厚分だけ縮小されたオスジョイント部
に形成され、このオスジョイント部が、当該シート定着
用溝形材の本来の横断面形状をもつ他の深型のシート定
着用溝形材の端部の内側へ差し込まれ突き合わせ接続さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ビニールハウス等の構築に際し、ビニールシート等をハウス骨組 へ止める手段として使用されるシート定着用溝形材のうち、複数枚のビニールシ ートを同数のシート止め線によって止着できる深型のシート定着用溝形材に係り 、特には軸線方向に必要な長さに一連に突き合わせ接続して使用可能な深型のシ ート定着用溝形材の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
ビニールハウス等の構築に際し、ビニールシートをハウス骨組へ止める手段と して使用されるシート定着用溝形材には、1枚のビニールシートを1本のシー ト止め線により止着する浅型のシート定着用溝形材と、複数枚のビニールシー トを同数のシート止め線によって止着する深型のシート定着用溝形材とがある。 そのいずれであれ、トラック輸送の便宜上長尺物の輸送が敬遠される関係上、市 販品は2m〜6m位の短いものが出回っている。一方、現場では、例えば棟方向 の長さが50mもあるビニールハウスの母屋材として、シート定着用溝形材を一 連に接続して同様の長さとしたものが使用されるので、現場におけるシート定着 用溝形材の接続頻度が多く、接続の重要性が増している。
【0003】 ところで、上記の浅型のシート定着用溝形材に関しては、既に軸線方向に一 連に突き合わせ接続して使用可能な技術が登録実用新案第2058178号公報 (実公平6−23254号公報)に開示されている。それは図5に示したように 、開口部が幅狭で比較的浅いシート定着溝bを有し、シート定着溝bの口縁部に 外向きに丸めたカール部cを有する浅型のシート定着用溝形材aの一端部が、接 続に必要とされる長さ範囲を、その横断面形状が本来の横断面形状から少なくと も肉厚分だけ相似形状に縮小されていると共に、同長さ範囲のカール部の外側面 は、本来の横断面形状のカール部cの内側に略内接する位置において略垂直方向 の平面状に押し潰した形状のオスジョイント部dに形成されている。このオスジ ョイント部dを、一連に接続するべき他の浅型のシート定着用溝形材aの本来の 横断面形状を持つ端部a1の内側へ差し込み突き合わせ接続することができる。
【0004】
【本考案が解決しようとする課題】
前記浅型のシート定着用溝形材aによれば、前記オスジョイント部dと前記端 部a1の接続部におけるシート定着溝bが内外二重にぴったり密着した状態で重 なり合い、互いに拘束し合うので、接続の強度及び剛性が十分に大きいし、また 、前記接続部の横断面外形は、本来のシート定着用溝形材aの横断面形状そのも のであるから、接続部の外側にパイプジョイント等の在来部品類の使用に一切支 障がないという利点もあり、便利に使用されている。しかしながら、深型のシー ト定着用溝形材に関しては未だ同様な突き合わせ接続の技術が開発されておらず 、現場での不便の声が高く、開発が要望されている。
【0005】 したがって、本考案の目的は、深型のシート定着用溝形材同士を一連に突き合 わせ接続することが可能な技術を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した考案に係る深型 のシート定着用溝形材は、 溝底3と両側壁4とで形成される開口部が幅狭のシート定着溝2を有し、前記 両側壁4は前記溝底3の両側からそれぞれ内向きに略C字形状に立ち上がる湾曲 部4a,4aと、それに続いて略垂直に立ち上がる垂直部4b,4bと、該垂直 部の上端から内向きに略水平に突設する口縁部4c,4cとで深型の溝を形成し ているシート定着用溝形材1の一端部は、接続に必要とされる長さ範囲を、その 横断面形状が本来の横断面形状から少なくとも肉厚分だけ縮小されたオスジョイ ント部5に形成され、このオスジョイント部5が、当該シート定着用溝形材1の 本来の横断面形状をもつ他の深型のシート定着用溝形材1の端部1aの内側へ差 し込まれ突き合わせ接続されることを特徴とする。
【0007】 請求項2に記載した発明に係る深型のシート定着用溝形材1は、前記請求項1 に記載したオスジョイント部5の横断面形状が、本来の横断面形状から少なくと も肉厚分だけ縮小され、前記縮小化の余分が溝底に凹凸状に現され、該凹凸部6 は本来の横断面形状をもつ他の深型のシート定着用溝形材1の溝底3の上面に略 内接するように形成されていることを特徴とする。
【0008】 請求項3に記載した発明に係る深型のシート定着用溝形材は、前記請求項1又 は2に記載したオスジョイント部5の溝底3の先端部は、側壁4の端縁よりも前 方へ先細状に突き出た誘導片7に形成されていることを特徴とする。
【0009】
【考案の実施の形態、及び実施例】
図1は、長手方向に一連に接続するべき2本の深型のシート定着用溝形材1, 1を接続する直前の状態で示している。この深型のシート定着用溝形材1の横断 面形状は、図3で明らかなように、溝底3と両側壁4,4から成る開口部が幅狭 で比較的深いシート定着溝2を有し、前記両側壁4,4は前記溝底3の両側から それぞれ内向きに略C字形状に立ち上がる湾曲部4a,4aと、それに続いて略 垂直に立ち上がる垂直部4b,4bと、該垂直部の上端を内向きに略水平に曲げ ると共に更にカール部を内向きに平たく押し潰した口縁部4c,4cとで、少な くとも3本の止め線で3枚のビニールシート等を止着可能な程度に深いシート定 着溝2を形成している。なお、溝底3から前記湾曲部4aに至る部分の幅寸と高 さ寸法は、上記した浅型のシート定着用溝形材aに使用されているパイプジョイ ント等を適用可能に、共通な構成とされている。また、前記口縁部4cはシート 定着用溝形材をアルミニウムの押し出し成形品として製造する場合には単なる肉 厚状に形成される。
【0010】 当該深型のシート定着用溝形材1の一端部は、単純に切断しただけで本来の横 断面形状(図3の外側部分の形状)の端部1aとされている。 一方、当該深型のシート定着用溝形材1の他端部は、突き合わせ接続に必要と される長さ範囲(30〜50mm位)の横断面形状を、前記本来の横断面形状か ら、少なくとも肉厚分だけ小さくなるように絞り加工法などで縮小化された湾曲 部4a’,4a’、垂直部4b’,4b’、及び口縁部4c’,4c’とから成 るオスジョイント5が形成されている(図3の内側部分の形状)。更に云えば、 前記縮小化に伴う余分の長さが溝底3に凹凸状に現され、該凹凸部6は本来の横 断面形状をもつ他の深型のシート定着用溝形材1の溝底3の上面に略内接するよ うにしてオスジョイント部5が形成されている。
【0011】 したがって、図1に示した2本の深型のシート定着用溝形材1,1は、一方の オスジョイント部5を他方の端部1aの中へ差し込むことにより、図2及び図3 のように接続できる。両溝形材の接続部は内外二重に略密着した状態で重なり合 い一連に接続される。当然、縮小化された口縁部4c’,4c’は本来形状の口 縁部4c,4cの内側に入り込む。よって、該接続部分は、前記オスジョイント 部5の密着効果で曲げに十分強い。更に、オスジョイント部5における溝底が凹 凸状に形成されているので、平板状の溝底3に比べて断面係数の大きいものとな り、曲げに対する強度が高められている。また、前記接続部の横断面外形は、図 3に示したように、本来の深型のシート定着用溝形材1の横断面形状そのもので あり、その溝底3から湾曲部4a,4aにかけての形状、寸法は、パイプジョイ ント等の在来部品類を使用することに全く支障がない。しかも、前記シート定着 溝2内に止め線を使用してビニールシート等を止着することにも一切支障がなく 、前記口縁部4c,4cの接続部における上下方向及び左右方向の段差も殆どな くビニールシート等を長期間使用しても破損されるおそれもない。
【0012】 当該深型のシート定着用溝形材1は、通常2m〜6m位の定尺物として市販さ れるが、1本の深型のシート定着用溝形材1の一端部にオスジョイント部5を形 成し、他端部は単に切断しただけの端部1aに形成して実施するのが通例であり 、現場では同溝形材1を単純に一連に接続することによりビニールハウスの母屋 材等を形成できる。もっとも、1本の深型のシート定着用溝形材1の両端部を前 記オスジョイント部5に形成し、別異の深型のシート定着用溝形材1の両端部は 切断しただけの端部1aに形成し、両溝形材1,1を組み合わせて接続する使用 方法もある。
【0013】 その他、図4に示した深型のシート定着用溝形材1は、その一端部に形成され たオスジョイント部5における溝底の先端部が、側壁の端部よりも前方へ半円状 に突き出た誘導片7に形成された構成を特徴とする。かくすると、差し込み接続 の作業に際し、前記誘導片7を一連に接続するべき相手の深型のシート定着用溝 形材1の端部1aの溝底3の上面へ乗せるように入れ、そのまま差し込み状態へ と円滑に進むので接続作業に便利である。
【0014】
【本考案が奏する効果】
本考案に係る深型のシート定着用溝形材は、その一端部に形成したオスジョイ ント部を、他の深型のシート定着用溝形材の本来の横断面形状の端部へ差し込ん で接続の目的が達成されるので、接続作業に至便で使い勝手が非常に良い。した がって、ビニールハウスを構築する際に必要とされる深型のシート定着用溝形材 の使用を便利ならしめる。また、両溝形材の接続部の特に口縁部の接続部におけ る上下方向及び左右方向の段差も殆どなくビニールシート等を長期間使用しても 破損されるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る深型のシート定着用溝形材を突き
合わせ接続する前の状態を示した斜視図である。
【図2】本考案に係る深型のシート定着用溝形材が接続
された状態を示した斜視図である。
【図3】図2のA−A線矢視の断面図である。
【図4】異なる実施例を示した斜視図である。
【図5】従来技術を示した斜視図である。
【符号の説明】
3 溝底 4 側壁 2 シート定着溝 4a 湾曲部 4b 垂直部 4c 口縁部 1 深型のシート定着用溝形材 5 オスジョイント部 1a 端部 6 凹凸部 7 誘導片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】溝底と両側壁とで形成される開口部が幅狭
    のシート定着溝を有し、前記両側壁は前記溝底の両側か
    らそれぞれ内向きに略C字形状に立ち上がる湾曲部と、
    それに続いて略垂直に立ち上がる垂直部と、該垂直部の
    上端から内向きに略水平に突設する口縁部とで深型の溝
    を形成しているシート定着用溝形材の一端部は、接続に
    必要とされる長さ範囲を、その横断面形状が本来の横断
    面形状から少なくとも肉厚分だけ縮小されたオスジョイ
    ント部に形成され、このオスジョイント部が、当該シー
    ト定着用溝形材本来の横断面形状をもつ他の深型のシー
    ト定着用溝形材の端部の内側へ差し込まれ突き合わせ接
    続されることを特徴とする、深型のシート定着用溝形
    材。
  2. 【請求項2】オスジョイント部の横断面形状は、本来の
    横断面形状から少なくとも肉厚分だけ縮小され、前記縮
    小化の余分が溝底に凹凸状に現され、該凹凸部は本来の
    横断面形状をもつ他の深型のシート定着用溝形材の溝底
    の上面に略内接するように形成されていることを特徴と
    する、請求項1に記載した深型のシート定着用溝形材。
  3. 【請求項3】オスジョイント部の溝底の先端部は側壁の
    端縁よりも前方へ先細状に突き出た誘導片に形成されて
    いることを特徴とする、請求項1又は2に記載した深型
    のシート定着用溝形材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06317002A (ja) * 1993-04-30 1994-11-15 Shintaro Sato ブロック覆工構造
KR101322263B1 (ko) 2013-04-04 2013-10-28 민영철 비닐하우스용 비닐 고정패드 및 그 제조방법
KR101430366B1 (ko) * 2013-07-05 2014-08-13 박선자 비닐하우스용 비닐 고정패드
JP2015231333A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 東都興業株式会社 シート定着部材及びシート定着部材の製造方法

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