JPS6122103Y2 - - Google Patents

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JPS6122103Y2
JPS6122103Y2 JP9786281U JP9786281U JPS6122103Y2 JP S6122103 Y2 JPS6122103 Y2 JP S6122103Y2 JP 9786281 U JP9786281 U JP 9786281U JP 9786281 U JP9786281 U JP 9786281U JP S6122103 Y2 JPS6122103 Y2 JP S6122103Y2
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JP
Japan
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thin metal
metal plate
gutter
eaves gutter
synthetic resin
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JP9786281U
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JPS583538U (ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は硬質合成樹脂製軒樋体に薄肉金属板を
インサートしてなる軒樋であり、硬質合成樹脂の
長所と薄肉金属板の長所を生かして、その短所を
なくした薄肉金属板インサート軒樋に関する。
従来、合成樹脂のみの軒樋においては衝撃力に
対しては弾力性によつてへこみ等がないもので、
又経年変化に対しては腐らなく長持ちする等の長
所がある反面、熱に対して蛇行等の変形が起りや
すい短所があつた。又、一方金属材のみの軒樋に
おいては、熱に対しての変形は起らないものであ
るが、衝撃力に対してはへこみ等の変形が生じや
すく、又、軟質合成樹脂にて被覆しても錆等の腐
蝕が生じやすく経年変化に耐えにくいものであつ
た。このような欠点を改良したのが、硬質合成樹
脂製の軒樋体に薄肉金属材をインサートして硬質
合成樹脂を金属材の短所を補つて長所を生かした
硬質合成樹脂を被覆した薄肉金属板インサート軒
樋である。しかし、この軒樋にも欠点が存在す
る。即ち、軒樋の両上縁端の耳部にまで薄肉金属
板を埋設(インサート)した場合、耳部における
長手方向の波打ち変形は解消することができる
が、はさみ切断時に薄肉金属板の端部に応力集中
が起り、そこから薄肉金属板がインサートされて
いない硬質合成樹脂の耳部壁面にヒビ割れのクラ
ツクが軒樋長手方向に走る欠点があつた。特に耳
部に中空部がある場合には起りやすいものであつ
た。
本考案は以上のような点に鑑みて為されたもの
であり、はさみ切断においても耳部において、ク
ラツクが走らない軒樋である。
以下本考案の実施例として示した図面に基いて
説明する。
第1図は本考案の一実施例の斜視図である。図
において、1は薄肉金属板インサート軒樋、2は
軒樋体、3は耳部、4は薄肉金属板、5は硬質合
成樹脂層、6は孔である。薄肉金属板インサート
軒樋1は樋形状に形成された軒樋体2に薄肉金属
板4をその樋形状に沿つてインサートして形成さ
れている。軒樋体2は硬質合成樹脂製であり、樋
状体の両上縁端に耳部3,3が形成されている。
耳部3は外方へ膨出して形成されており、中空部
31が長手方向に設けられており、耳部3の外側
壁32に薄肉金属材4がインサートされており、
その先端部41が折返されており、薄肉金属板4
の端部の鋭角部分が先端部41に現われていない
ものである。その為、はさみ切断における先端部
41の応力集中においても割れの発生が少なくな
るものである。薄肉金属材4がインサートされて
いない耳部3の耳部側壁33には中空部31に連
通する孔6,6、…が軒樋長手方向に亘つて間隔
をおいて多数軒樋体2に薄肉金属板4をインサー
トするには、例えば薄肉金属板4を樋形状に賦形
した後に、その薄肉金属材4の表裏両面に硬質合
成樹脂を被覆して、硬質合成樹脂層5,5を形成
するものである。第2図は他の実施例であり、薄
肉金属板4をインサートしていない耳部側壁32
の部分に凹溝34を長手方向形成して、耳部側壁
32を薄肉としてなるもので、その凹溝34の部
分に孔6を多数長手方向に間隔をおいて形成した
ものである。この場合クラツクは凹溝34を走り
やすいが、孔6によつて長手方向へのラツクの走
り(伝播)は防ぐことができるものである。第3
図は別の実施例であり、薄肉金属板4がインサー
トされていない耳部側壁33に上下方向の切溝
7,7,…を間隔をおいて形成し、その切溝7に
よつて耳部3の中空部31と連通せしめて、孔
6,6,…を形成したものであり、この場合孔6
が簡単に形成できるものである。
本考案において、硬質合成樹脂は塩化ビニル樹
脂、ABS樹脂、AAS樹脂等であり、薄肉金属板
材は一般にはペーパースチールと呼ばれる鋼板あ
るいは、その厚さが0.1〜0.3mm程度の金属材が使
用されるものである。
本考案は樋状体両上縁端に中空部を耳する耳部
を形成してなる硬質合成樹脂製の軒樋体にその樋
状体に沿つて耳部まで薄肉金属板をインサートし
てなる薄肉金属板インサート軒樋において、薄肉
金属板がインサートされていない耳部側壁に中空
部に連通する孔を軒樋長手方向に亘つて間隔をお
いて多数形成してなるので、耳部において、はさ
み切断時におけるヒビ割れ等のクラツクが孔によ
つて軒樋長手方向に走らないものであり、施工時
において非常によいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図、
第3図は他の実施例の耳部拡大斜視図である。 図において、1は薄肉金属インサート軒樋、2
は軒樋体、3は耳部、4は薄肉金属板、5は硬質
合成樹脂層、6は孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樋状体両上縁端に中空部を有する耳部を形成し
    てなる硬質合成樹脂製の軒樋体にその樋状体に沿
    つて耳部まで薄肉金属板をインサートしてなる薄
    肉金属板インサート軒樋において、薄肉金属板が
    インサートされていない耳部側壁に中空部に連通
    する孔を軒樋長手方向に亘つて間隔をおいて多数
    形成してなることを特徴とする薄肉金属板インサ
    ート軒樋。
JP9786281U 1981-06-30 1981-06-30 薄肉金属板インサ−ト軒樋 Granted JPS583538U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9786281U JPS583538U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 薄肉金属板インサ−ト軒樋

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9786281U JPS583538U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 薄肉金属板インサ−ト軒樋

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Publication Number Publication Date
JPS583538U JPS583538U (ja) 1983-01-11
JPS6122103Y2 true JPS6122103Y2 (ja) 1986-07-02

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ID=29892641

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JP9786281U Granted JPS583538U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 薄肉金属板インサ−ト軒樋

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JP (1) JPS583538U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS608612U (ja) * 1983-06-29 1985-01-21 株式会社 バンビ 時計バンドの観音開き三つ折れ金具における掛止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS583538U (ja) 1983-01-11

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