JP2503334Y2 - 壁パネルの連結構造 - Google Patents
壁パネルの連結構造Info
- Publication number
- JP2503334Y2 JP2503334Y2 JP12591790U JP12591790U JP2503334Y2 JP 2503334 Y2 JP2503334 Y2 JP 2503334Y2 JP 12591790 U JP12591790 U JP 12591790U JP 12591790 U JP12591790 U JP 12591790U JP 2503334 Y2 JP2503334 Y2 JP 2503334Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- wall panel
- step portion
- horizontal piece
- wall panels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finishing Walls (AREA)
Description
本考案は表面側の両側端部に段部を有する複数枚の壁
パネルを所定の間隔を置いて壁下地に固着した壁パネル
の連結構造に関する。
パネルを所定の間隔を置いて壁下地に固着した壁パネル
の連結構造に関する。
従来より表面側の両側端部に段部２′を有する複数枚
の壁パネル１を段部２′に釘３を打入することにより所
定の間隔を置いて壁下地４に固着し、隣接する壁パネル
１間の目地部５に断面略Ｔ字状の連結部材８′の縦片
６′を挿着すると共に横片７′により釘３頭を被覆して
壁が構築されている。
の壁パネル１を段部２′に釘３を打入することにより所
定の間隔を置いて壁下地４に固着し、隣接する壁パネル
１間の目地部５に断面略Ｔ字状の連結部材８′の縦片
６′を挿着すると共に横片７′により釘３頭を被覆して
壁が構築されている。
しかしながら、従来にあっては連結部材８′の縦片
６′の厚み幅は目地部５の幅と略等しく、又、横片７′
の長さは段部２′間の間隔と等しく、従って、釘３頭に
より連結部材８′の納まりが悪くなるだけでなく、壁パ
ネル１間の目地部５のばらつきを調整することができな
いという問題があった。 本考案は上記事情に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、連結部材の納まりが良好で、壁パ
ネル間の目地部のばらつきも調整できる壁パネルの連結
構造を提供することにある。
６′の厚み幅は目地部５の幅と略等しく、又、横片７′
の長さは段部２′間の間隔と等しく、従って、釘３頭に
より連結部材８′の納まりが悪くなるだけでなく、壁パ
ネル１間の目地部５のばらつきを調整することができな
いという問題があった。 本考案は上記事情に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、連結部材の納まりが良好で、壁パ
ネル間の目地部のばらつきも調整できる壁パネルの連結
構造を提供することにある。
本考案の壁パネルの連結構造は、壁パネル１の表面側
の両側端部に段部２を形成し、この段部２を二段にして
端部に近い外側段部2aを低くすると共に内側段部2bを高
くし、外側段部2aに釘３を打入して複数枚の壁パネル１
を所定の間隔を置いて壁下地４に固着し、隣接する壁パ
ネル１間の目地部５の幅ｗよりも厚み幅ｔが小さい縦片
６と段部２間の間隔ｄよりも長さｌが小さい横片７とか
らなる断面略Ｔ字状の連結部材８の縦片６を壁パネル１
間の目地部５に挿入すると共に横片７を壁パネル１の内
側段部2bに載置して壁下地４に固着させて成るものであ
り、この構成により上記課題が解決されたものである。 ［作用］ 目地部５の幅ｗよりも厚み幅ｔが小さい縦片６と段部
２間の間隔ｄよりも長さｌが小さい横片７とからなる断
面略Ｔ字状の連結部材８の縦片６を壁パネル１間の目地
部５に挿入すると共に横片７を壁パネル１の内側段部2b
に載置して壁下地４に固着させているので、目地部５と
縦片６及び段部２と横片７との間に隙間ｓが形成され、
この隙間ｓにより目地部５幅ｗのばらつきを調整でき、
しかも内側段部2aに打入した釘３頭が横片７に当たらな
くて連結部材８の納まりが良好となるものであり、更に
外側段部2aが釘打ち位置のガイドとなり施工性が向上す
るものである。 ［実施例］ 壁パネル１は装飾パネルであり、第２図及び第３図に
示すように表面に装飾部９を有し両側端部には段部２が
設けられている。壁パネル１の段部２は二段になってお
り端部に近い外側段部2aを低くすると共に内側段部2bを
高くしている。第３図に示すように複数枚の壁パネル１
が外側段部2aに釘３を打入して所定の間隔を置いて壁下
地４に固着されている。連結部材８は断面略Ｔ字状であ
り、隣接する壁パネル１間の目地部５の幅ｗよりも厚み
幅ｔが小さい縦片６と段部２間の間隔ｄよりも長さｌが
小さい横片７とからなるものである。この連結部材８の
縦片６が壁パネル１間の目地部５に挿入され、横片７が
壁パネル１の内側段部2bに載置されて釘３頭が隠され、
かくし釘10が打入されて壁下地４に固着されている。こ
の場合、目地部５と縦片６及び段部２と横片７との間に
隙間ｓが形成され、この隙間ｓにより目地部５幅ｗのば
らつきが調整される。壁パネル１の下端及び上端は第５
図に示すようにそれぞれ幅木11及び見切り縁12により固
定されている。又、壁パネル１の上方のパネル13の上端
は回り縁14により固定されている。
の両側端部に段部２を形成し、この段部２を二段にして
端部に近い外側段部2aを低くすると共に内側段部2bを高
くし、外側段部2aに釘３を打入して複数枚の壁パネル１
を所定の間隔を置いて壁下地４に固着し、隣接する壁パ
ネル１間の目地部５の幅ｗよりも厚み幅ｔが小さい縦片
６と段部２間の間隔ｄよりも長さｌが小さい横片７とか
らなる断面略Ｔ字状の連結部材８の縦片６を壁パネル１
間の目地部５に挿入すると共に横片７を壁パネル１の内
側段部2bに載置して壁下地４に固着させて成るものであ
り、この構成により上記課題が解決されたものである。 ［作用］ 目地部５の幅ｗよりも厚み幅ｔが小さい縦片６と段部
２間の間隔ｄよりも長さｌが小さい横片７とからなる断
面略Ｔ字状の連結部材８の縦片６を壁パネル１間の目地
部５に挿入すると共に横片７を壁パネル１の内側段部2b
に載置して壁下地４に固着させているので、目地部５と
縦片６及び段部２と横片７との間に隙間ｓが形成され、
この隙間ｓにより目地部５幅ｗのばらつきを調整でき、
しかも内側段部2aに打入した釘３頭が横片７に当たらな
くて連結部材８の納まりが良好となるものであり、更に
外側段部2aが釘打ち位置のガイドとなり施工性が向上す
るものである。 ［実施例］ 壁パネル１は装飾パネルであり、第２図及び第３図に
示すように表面に装飾部９を有し両側端部には段部２が
設けられている。壁パネル１の段部２は二段になってお
り端部に近い外側段部2aを低くすると共に内側段部2bを
高くしている。第３図に示すように複数枚の壁パネル１
が外側段部2aに釘３を打入して所定の間隔を置いて壁下
地４に固着されている。連結部材８は断面略Ｔ字状であ
り、隣接する壁パネル１間の目地部５の幅ｗよりも厚み
幅ｔが小さい縦片６と段部２間の間隔ｄよりも長さｌが
小さい横片７とからなるものである。この連結部材８の
縦片６が壁パネル１間の目地部５に挿入され、横片７が
壁パネル１の内側段部2bに載置されて釘３頭が隠され、
かくし釘10が打入されて壁下地４に固着されている。こ
の場合、目地部５と縦片６及び段部２と横片７との間に
隙間ｓが形成され、この隙間ｓにより目地部５幅ｗのば
らつきが調整される。壁パネル１の下端及び上端は第５
図に示すようにそれぞれ幅木11及び見切り縁12により固
定されている。又、壁パネル１の上方のパネル13の上端
は回り縁14により固定されている。
本考案にあっては、壁パネルの表面側の両側端部に段
部を形成し、この段部を二段にして端部に近い外側段部
を低くすると共に内側段部を高くし、外側段部に釘を打
入して複数枚の壁パネルを所定の間隔を置いて壁下地に
固着し、隣接する壁パネル間の目地部の幅よりも厚み幅
が小さい縦片と段部間の間隔よりも長さが小さい横片と
からなる断面略Ｔ字状の連結部材の縦片を壁パネル間の
目地部に挿入すると共に横片を壁パネルの内側段部に載
置して壁下地に固着させているので、目地部と縦片及び
段部と横片との間に隙間が形成され、この隙間により目
地部幅のばらつきを調整でき、しかも内側段部に打入し
た釘頭が横片に当たらなくて連結部材の納まりが良好と
なるものであり、更に外側段部が釘打ち位置のガイドと
なり施工性が向上するものである。
部を形成し、この段部を二段にして端部に近い外側段部
を低くすると共に内側段部を高くし、外側段部に釘を打
入して複数枚の壁パネルを所定の間隔を置いて壁下地に
固着し、隣接する壁パネル間の目地部の幅よりも厚み幅
が小さい縦片と段部間の間隔よりも長さが小さい横片と
からなる断面略Ｔ字状の連結部材の縦片を壁パネル間の
目地部に挿入すると共に横片を壁パネルの内側段部に載
置して壁下地に固着させているので、目地部と縦片及び
段部と横片との間に隙間が形成され、この隙間により目
地部幅のばらつきを調整でき、しかも内側段部に打入し
た釘頭が横片に当たらなくて連結部材の納まりが良好と
なるものであり、更に外側段部が釘打ち位置のガイドと
なり施工性が向上するものである。
第１図は本考案の一実施例を示す全体図、第２図は第１
図のＸ−Ｘ断面図、第３図は同上において連結部材を削
除して示す断面図、第４図は同上における連結部材を示
す断面図、第５図及び第６図は第１図のＹ−Ｙ及びＺ−
Ｚ断面図、第７図は従来例を示す断面図であって、１は
壁パネル、２は段部、2aは外側段部、2bは内側段部、３
は釘、４は壁下地、５は目地部、６は縦片、７は横片、
８は連結部材である。
図のＸ−Ｘ断面図、第３図は同上において連結部材を削
除して示す断面図、第４図は同上における連結部材を示
す断面図、第５図及び第６図は第１図のＹ−Ｙ及びＺ−
Ｚ断面図、第７図は従来例を示す断面図であって、１は
壁パネル、２は段部、2aは外側段部、2bは内側段部、３
は釘、４は壁下地、５は目地部、６は縦片、７は横片、
８は連結部材である。
Claims (1)
- 【請求項１】壁パネルの表面側の両側端部に段部を形成
し、この段部を二段にして端部に近い外側段部を低くす
ると共に内側段部を高くし、外側段部に釘を打入して複
数枚の壁パネルを所定の間隔を置いて壁下地に固着し、
隣接する壁パネル間の目地部の幅よりも厚み幅が小さい
縦片と段部間の間隔よりも長さが小さい横片とからなる
断面略Ｔ字状の連結部材の縦片を壁パネル間の目地部に
挿入すると共に横片を壁パネルの内側段部に載置して壁
下地に固着させて成る壁パネルの連結構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12591790U JP2503334Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 壁パネルの連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12591790U JP2503334Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 壁パネルの連結構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0482238U JPH0482238U (ja) | 1992-07-17 |
| JP2503334Y2 true JP2503334Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=31873497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12591790U Expired - Lifetime JP2503334Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 壁パネルの連結構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2503334Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP12591790U patent/JP2503334Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0482238U (ja) | 1992-07-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |