JPH0415867Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0415867Y2 JPH0415867Y2 JP1985011682U JP1168285U JPH0415867Y2 JP H0415867 Y2 JPH0415867 Y2 JP H0415867Y2 JP 1985011682 U JP1985011682 U JP 1985011682U JP 1168285 U JP1168285 U JP 1168285U JP H0415867 Y2 JPH0415867 Y2 JP H0415867Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper member
- exterior material
- tip
- concave
- female part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 7
- 238000005253 cladding Methods 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009432 framing Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 技術分野
本考案は、建築用板材の接合部の形状に関する
ものである。
ものである。
(ロ) 背景技術
横張りの外装材の施工には第1図に見られるよ
うに、上位部材Aのオス部1を下位部材Bのメス
部2に差込み、上位部材の上部を間柱9に釘止め
して張り重ねていく方式がある。施工中、オス部
をメス部に差込み、左右位置決めした後、必要に
迫られて施工者がその場を離れようとすると、当
然上位部材は落下してしまう。仮に第2図のよう
に上位部材を傾けていくと、従来の接合部の形状
では、メス部において内壁の外側内面とその化粧
面までの距離において、上方にしたがつて狭くな
るいわゆる単調減少曲線であつたため、オス部と
化粧面の接点bを中心に先端aが回転し上位部材
Aは回転落下してしまう。
うに、上位部材Aのオス部1を下位部材Bのメス
部2に差込み、上位部材の上部を間柱9に釘止め
して張り重ねていく方式がある。施工中、オス部
をメス部に差込み、左右位置決めした後、必要に
迫られて施工者がその場を離れようとすると、当
然上位部材は落下してしまう。仮に第2図のよう
に上位部材を傾けていくと、従来の接合部の形状
では、メス部において内壁の外側内面とその化粧
面までの距離において、上方にしたがつて狭くな
るいわゆる単調減少曲線であつたため、オス部と
化粧面の接点bを中心に先端aが回転し上位部材
Aは回転落下してしまう。
このため、作業者は一旦位置決めした上位部材
を、他の人に支えてもらうか、差込んだものを一
旦下に降ろすかしてから釘や金づちを取るなどの
作業をしなければならず、その後再度位置決めの
必要があつたりして、ひとりでの施工が非常に困
難であつた。
を、他の人に支えてもらうか、差込んだものを一
旦下に降ろすかしてから釘や金づちを取るなどの
作業をしなければならず、その後再度位置決めの
必要があつたりして、ひとりでの施工が非常に困
難であつた。
以上のことは、単に施工手間がかかるというこ
とにとどまらず、施工に要した時間あるいは人手
が必然的に多くなるため、工費を増大する原因と
なつていた。
とにとどまらず、施工に要した時間あるいは人手
が必然的に多くなるため、工費を増大する原因と
なつていた。
(ハ) 考案の目的
本考案は、上記のような従来の欠点を解決し、
横張りの外装材の施工性を向上させることを目的
とする。
横張りの外装材の施工性を向上させることを目的
とする。
(ニ) 考案の構成
第3図は本考案に係わる外装材の一実施例を示
すもので、連結部を拡大したものが第5図であ
る。
すもので、連結部を拡大したものが第5図であ
る。
第5図で示すように、メス部の突条4の内壁
は、先端にいくにしたがつてその半径Rを小さく
してある。また、内壁面と化粧面との距離は先端
部において小さくしてある。これにより、先端1
1が接点aでの接線1よりも内側に位置し、接点
bを中心としたaの回転が止められる。さらに接
点a,b間のメス部化粧面に平行な距離よりも、
内壁面と化粧面との距離は先端部において小さい
ため、上位部材そのものがメス部化粧面に沿つて
滑落することはない。またこの際、上位部材の重
心gを力点とするテコの働きで接点bでの圧力が
増大し、摩擦力によつてさらに滑落を防止してい
るが、このためには上位部材の重心gが垂線mよ
りも外側に位置していなければならず、したがつ
てメス部凹状空間は内部で、接点bを中心に接点
aがある程度回転できるほどに十分大きくなくて
はならない。第4図は、第3図のような段張りの
もではなく、壁面が平坦になる本考案に係わる外
装材の他の実施例を示すもので、1では接点a,
bに加えcの三点で確保されている。2では第3
図の上位部材の接点bに代わつて接点eとなるよ
う成型されている。
は、先端にいくにしたがつてその半径Rを小さく
してある。また、内壁面と化粧面との距離は先端
部において小さくしてある。これにより、先端1
1が接点aでの接線1よりも内側に位置し、接点
bを中心としたaの回転が止められる。さらに接
点a,b間のメス部化粧面に平行な距離よりも、
内壁面と化粧面との距離は先端部において小さい
ため、上位部材そのものがメス部化粧面に沿つて
滑落することはない。またこの際、上位部材の重
心gを力点とするテコの働きで接点bでの圧力が
増大し、摩擦力によつてさらに滑落を防止してい
るが、このためには上位部材の重心gが垂線mよ
りも外側に位置していなければならず、したがつ
てメス部凹状空間は内部で、接点bを中心に接点
aがある程度回転できるほどに十分大きくなくて
はならない。第4図は、第3図のような段張りの
もではなく、壁面が平坦になる本考案に係わる外
装材の他の実施例を示すもので、1では接点a,
bに加えcの三点で確保されている。2では第3
図の上位部材の接点bに代わつて接点eとなるよ
う成型されている。
(ホ) 考案の効果
本考案に係わる外装材は、以上のようにその施
工に際して上位部材を下位部材に差込んだ後、手
前に倒しておけば落下することがないので、道具
を取りに行く間、また切断のためのケガキ線を引
く間にも地上に置かなくとも施工できる。つまり
一人でも十分施工でき、外装材の位置決めが一度
で済み、工費の軽減に結びつく。
工に際して上位部材を下位部材に差込んだ後、手
前に倒しておけば落下することがないので、道具
を取りに行く間、また切断のためのケガキ線を引
く間にも地上に置かなくとも施工できる。つまり
一人でも十分施工でき、外装材の位置決めが一度
で済み、工費の軽減に結びつく。
以上のように本考案は、凹状メス部の突条先端
を内方向に成形し入口寸法を小さくしぼつて内部
空間をくびれさせたことにより、差込み時には円
滑に入りながらも差込み後、上位部材を傾けるだ
けで脱落しない施工性の優れた外装材を提供する
ことができる。
を内方向に成形し入口寸法を小さくしぼつて内部
空間をくびれさせたことにより、差込み時には円
滑に入りながらも差込み後、上位部材を傾けるだ
けで脱落しない施工性の優れた外装材を提供する
ことができる。
第1図は一般的な横張り外装材の施工例を示す
斜視図である。第2図は従来の横張り外装材の接
合状態を示す縦断面図である。第3図は本考案に
よる外装材の接合状態を示す縦断面図である。第
4図は、本考案による外装材の他の実施例を示す
縦断面図、第5図は、第3図の接合部の部分拡大
縦断面図である。 5……表面材、6……裏打材、7……裏面材、
8……釘、9……間柱、10……胴縁。
斜視図である。第2図は従来の横張り外装材の接
合状態を示す縦断面図である。第3図は本考案に
よる外装材の接合状態を示す縦断面図である。第
4図は、本考案による外装材の他の実施例を示す
縦断面図、第5図は、第3図の接合部の部分拡大
縦断面図である。 5……表面材、6……裏打材、7……裏面材、
8……釘、9……間柱、10……胴縁。
Claims (1)
- 上端に、外側下向きの突条と化粧面とによつて
凹状を形成したメス部、下端に、内側上向きの凸
状を形成し、前記凹状に係止するためのオス部を
有した横張りの外装材において、該凹状メス部の
突条先端を内方向に成形し入口寸法を小さくしぼ
つて内部空間をくびれさせたことを特徴とする建
築用板材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985011682U JPH0415867Y2 (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985011682U JPH0415867Y2 (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61129046U JPS61129046U (ja) | 1986-08-13 |
JPH0415867Y2 true JPH0415867Y2 (ja) | 1992-04-09 |
Family
ID=30494028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985011682U Expired JPH0415867Y2 (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0415867Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59154536U (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-17 | 株式会社淀川製鋼所 | 横貼サイデイング |
-
1985
- 1985-01-30 JP JP1985011682U patent/JPH0415867Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61129046U (ja) | 1986-08-13 |
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