JP3035096U - テント取り付け用部材 - Google Patents

テント取り付け用部材

Info

Publication number
JP3035096U
JP3035096U JP1996009288U JP928896U JP3035096U JP 3035096 U JP3035096 U JP 3035096U JP 1996009288 U JP1996009288 U JP 1996009288U JP 928896 U JP928896 U JP 928896U JP 3035096 U JP3035096 U JP 3035096U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tent
attachment
attached
tent body
cord
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996009288U
Other languages
English (en)
Inventor
幸昌 俣野
Original Assignee
俣野株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 俣野株式会社 filed Critical 俣野株式会社
Priority to JP1996009288U priority Critical patent/JP3035096U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3035096U publication Critical patent/JP3035096U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 組立式テントの組み立てに際し、テント
型に組み立てた支柱の上にテント本体を被せると共に、
該テント本体の周縁部に取り付けた紐部材を上記支柱の
上部横桁に着脱可能に取り付けるテント取り付け用部材
1であって、一端側1aに紐部材が通される取着用貫通
孔2を取着部として構成すると共に、他端側1bにテン
ト本体の周縁部に穿孔された掛止孔に掛止するフック部
3を構成してなるテント取り付け用部材1。 【効果】 テント本体を支柱に容易且つ確実に着脱可能
に取り付けることができるのみならず、テント本体を支
柱上にきれいに張設することができ、さらにその取り外
しも容易である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、組立式テントを組み立てるにあたり、テント型に組み立てられた支 柱にテント本体を取り付けるために使用されるテント取り付け用部材に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来の組立式のテントにおいて所定の形状に組み立てられた支柱にテント本体 を取り付ける場合、図3〜5に示すように、予めテント本体4の周縁部に穿設さ れた複数の紐挿通孔9にそれぞれ一本ずつヒモ5´を通しておき、このテント本 体4を支柱6の上に被せた後、各ヒモ5´を支柱6の上部横桁7にくくり付ける ことによって、テント本体4を支柱6に取り付けていた。この場合、紐挿通孔9 に挿通されたヒモ5´を上部横桁7にくくり付けるという操作をテントの周縁部 に沿って、繰り返し行なう必要があり、テントの取り付け時間がかかる上に、テ ント本体を支柱の横桁にヒモで縛って取り付けるために、テントをきれいに張設 することが難しく、また、縛る際にヒモをきつくひっぱるために、取り付け作業 者の手が痛くなるという問題があった。さらに、テントを支柱から取り外す時に は、きつく縛ったヒモを一本一本ほどかなければならず、テントの撤収にも時間 がかかっていた。
【0003】 本考案は、上記事情に鑑みなされたもので、組み立てられた支柱上にテント本 体を簡単かつきれいに取り付けることができるのみならず、その取り外し作業も 容易にすることができるテント取り付け用部材を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するため、組立式テントの組み立てに際し、テント 型に組み立てた支柱の上にテント本体を被せると共に、該テント本体の周縁部に 取り付けた紐部材を上記支柱の上部横桁に着脱可能に取り付けるテント取り付け 用部材であって、一側に上記紐部材に取り付ける取着部を有すると共に、他側に 上記テント本体の周縁部に掛止する掛止部とを有してなることを特徴とするテン ト取り付け用部材を提供する。
【0005】 即ち、本考案のテント取り付け用部材は、テント本体の周縁部に取り付けられ た紐部材に取り付けるための取着部と、テント本体の周縁部に掛止するための掛 止部とを有するものであり、例えば本考案のテント取り付け用部材を複数個用意 し、テント本体の周縁部に所定間隔離間して複数箇所に穿設された紐挿通孔に1 つおきに紐部材を挿通させると共に、その紐部材の各紐挿通孔間の中間部に上記 テント取り付け用部材の取着部を挿通、縫着、締着、係着等の適宜手段で取り付 ける。そして、テント型に組み立てられた支柱の上に上記テントを被せ、次いで 上記テント取り付け用部材と共に紐部材の各紐挿通孔間の中間部を支柱の上部横 桁を周回させた後、紐部材が挿通されていない紐挿通孔を掛止孔として利用して テント取り付け用部材の掛止部を紐部材が緊張状態となるように掛止することに よって、テント本体の周縁部を支柱の横桁に取り付けることができる。
【0006】 ここで、取り付け用部材が、一端側に紐部材が通される取着用貫通孔を上記取 着部として構成すると共に、他端側にテント本体の周縁部に穿孔された掛止孔に 掛止するフック部を上記掛止部として構成したものであれば、この取着用貫通孔 に紐部材を挿通させることによって、テント取り付け用部材を紐部材に容易かつ 確実に取り付けることができ、また、フック部をテント本体の周縁部の掛止孔と して利用される紐挿通孔に掛止することによって、テント本体の周縁部にテント 取り付け用部材を簡単に掛止することができるので、支柱上にテント本体を簡単 に取り付けることができ、特に使用される紐部材がゴム製のものである場合、ゴ ム製紐部材が付勢された状態でテント取り付け用部材をテント本体の周縁部に掛 止することができるので、支柱上にテント本体を容易、かつきれいに張設するこ とができる。
【0007】
【考案の実施の形態及び実施例】
以下、本考案を図1〜4を参照して、更に詳細に説明する。ここで、図1は本 考案のテント取り付け用部材の一構成例を示す正面図であり、図2はこのテント 取り付け用部材の使用方法の一例を説明するテント取り付け部の一部概略斜視図 、図3及び図4はそれぞれテントの組み立て方法を説明するテント取り付け前の 概略斜視図及び取り付け後の概略斜視図である。
【0008】 上記取り付け用部材1は、全体として略「し字型」に形成されているもので、 その一端側頭部1aには、取着用貫通孔2が穿設されていると共に、他端側脚部 1bは、掛止用フック部3が形成されているものである。ここで、取り付け用部 材1の材質は、ある程度の硬度及び強度を有するものであれば、その種類は特に 制限されるものではないが、例えば金属、硬質プラスチックなどを使用すること ができる。
【0009】 なお、上記図1に示す構成例では、取着部として貫通孔2を形成したが、上記 取り付け用部材1の取着部は、該部材1をテント本体4に取り付けられる紐部材 5に適宜手段で取り付けることができるものであれば、その構成は特に制限され ず、例えば取着部として上記のようなフック部材を取り付け、部材1を全体とし て略「S字型」に形成することもできるが、図1に示すように取着部として貫通 孔2を穿孔した場合、この貫通孔2に紐部材5を挿通させることによって、取り 付け用部材1を紐部材5に容易かつ確実に取り付けることができるので好適であ る。
【0010】 また、図1に示す構成例では、掛止部としてフック部3を形成したが、上記取 り付け用部材1の掛止部は、テント本体4の周縁部に掛止することができる限り 、その形状は特に制限されるものではなく、例えばその先端部が「く字型」や「 コ字型」に湾曲したものであってもよいが、この掛止部がフック状に湾曲したフ ック部3であれば、例えば紐部材5としてゴム製のものを使用し、テント本体4 を支柱6にきれいに張設するために、これを緊張状態、即ちゴムが伸長した状態 で取り付け用部材1の掛止部をテント本体4の周縁部に掛止したとしても、何か のはずみで掛止状態が解除されることがないので好適である。
【0011】 このような取り付け用部材1を利用して、テントの取り付けを行なう場合、そ の方法は、適宜選定することができるが、特に図2によって説明される取り付け 方法によれば、テント本体4を支柱6に容易かつ確実に取り付けることができる 。
【0012】 この取り付け方法は、テント型に組み立てられた支柱6の上にテント本体4を 被せた後に、テント本体4の周縁部に取り付けたゴム製紐部材5及び上記取り付 け用部材1によって、支柱6の上部横桁7にテント本体4の周縁部を着脱可能に 取り付けるものである。ここで、テント本体4の形成するテント型は、通常の組 立式テントの型であって、その形状は特に制限されるものではなく、このような テント型として、例えば家型、屋根型、三角型、ドーム型、切妻型、方型などを 挙げることができ、テント型の大きさも、特に制限されない。また、テントの用 途は、特に制限されず、例えば催し物の会場用,売店用やキャンプ用等の種々の 用途に使用されるものである。テント本体4の材質は、その用途に合わせて従来 より使用されている生地が適宜選定されるが、一般的には、防水性、対日光堅ろ う性が高いものが望ましく、特にキャンプ用の場合には携帯に便利なように軽量 である生地が好適である。このような生地として、例えばナイロン,ビニロン, テトロン等の合成繊維、綿のブロード,天竺,厚織、帆布等の天然繊維に防水処 理を施したもの、上記合成繊維と綿との交織の平織,綾織等に防水加工を施した ものなどを挙げることができる。
【0013】 また、ここで使用されるゴム製紐部材5は、そのゴム強度や太さ等が制限され るものではなく、通常「布ゴム」として市販されているものを使用することがで き、その太さを示す号数は適宜選定することができる。
【0014】 上記テント本体4が張設される支柱6は、従来より組立式テントに使用されて いるパイプ状のものが好適に使用される。なお、上記テント本体4はテント型に 組み立てられた支柱6上に張設されるものであるが、図3及び図4に示すような 柱付きの組立式テントの場合、図4に示すように柱部分8を立て、次いで筋交い 材10を柱部分8と横桁(図4では図示せず)に架け渡して、柱部分8をしっか りと固定した状態でテント本体4を取り付けると取り付け作業が行い易くなる。
【0015】 上記テント取り付け用部材1によって、テント本体4の取り付けを行なうには 、まず、上記テント本体4の周縁部に予め穿設された複数の紐挿通孔の1の紐挿 通孔9aにゴム製紐部材5を挿通し、次いでこのゴム製紐部材5を取り付け用部 材1の取着用貫通孔2に挿通した後、上記紐挿通孔9aから2つ目に隣接する紐 挿通孔9cに挿通、他の取り付け用部材1の取着用貫通孔2に挿通、紐挿通孔9 eに挿通、という操作を繰り返して、テント本体4の周縁部にゴム製紐部材5を 周着すると共に、互いに2つ目に隣接する紐挿通孔9aと紐挿通孔9c、紐挿通 孔9cと紐挿通孔9e、紐挿通孔9eと紐挿通孔9gとの間におけるゴム製紐部 材5の各中間部付近に取り付け用部材1を順次取り付けていき、ゴム製紐部材5 が挿通されていない紐挿通孔9b,9d,9fは、後述するように掛止孔として 利用する。
【0016】 この場合、一本のゴム製紐部材5によって周縁部を一周させてもよく、複数本 のゴム製紐部材5によってテント本体4の周縁部を分割して一周させることもで きる。また、ゴム製紐部材5は、必ずしも周縁部を一周させる必要はなく、テン ト型の形状、支柱6の上部横桁7の配設状態等に合わせて周着箇所を適宜変更す ることができる。ここで、テント本体4の周縁部にゴム製紐部材5を周着させる と共に、ゴム製紐部材5にテント取り付け用部材1を取り付けることは、テント 本体4を支柱6に被せる前に予め行なっていてもよく、テント本体4を支柱6に 被せた後に行なってもよい。
【0017】 次いで、この取り付け用部材1を持って、ゴム製紐部材5を必要に応じてやや 引っ張った状態として、ゴム製紐部材5の上記中間部付近を取り付け用部材1と 共にテント本体4の周縁部下の支柱6の横桁7を周回させた後、取り付け用部材 1を引っ張り上げて、テント取り付け用部材1の掛止用フック部3を掛止孔とし て利用するテント本体4の紐挿通孔9b,9d,9fに順次引っかけ、ゴム製紐 部材5を付勢した状態でテント本体4の周縁部に掛止することによって、テント 本体4をピンと張った状態で支柱6上に張設することが、容易且つ確実にできる 。
【0018】 このような取り付け方法によって、テント本体4を支柱6上に張設した後は、 そのまま催し物の会場用,売店用テント、キャンプ用テントなどの組立式テント として使用することができる。なお、図3及び図4に示すような柱付きのテント の場合、必要に応じてその上部横桁等を利用して紅白幕等を展張することもでき る。
【0019】 そして、テントを使用した後、その収納を行なう時は、テント取り付け用部材 1の掛止用フック部3の掛止状態を順次解除していくだけで、テント本体4を支 柱6から取り外せるので、組立式テントの撤収を容易に、且つ短時間で行なうこ とができる。
【0020】 なお、本考案は上記構成に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しな い範囲で種々変更して差し支えない。
【0021】
【考案の効果】
本考案のテント取り付け用部材は、テント周縁部に取り付ける紐部材にその取 着部を利用して容易に取り付けられると共に、掛止部によってテント本体の周縁 部にテント取り付け用部材を容易に掛止することができるので、テント本体の周 縁部を支柱の横桁に容易に着脱可能に取り付けることができる。そして、このテ ント取り付け用部材を利用してテントを取り付ける場合、ゴム製紐部材を好適に 使用することができるので、取り付け作業を短時間で行なうことが可能となるの みならず、その取り外し作業も容易となり、更にゴム製紐部材の付勢力を利用す ることによって、テント本体を支柱上にきれいに張設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のテント取り付け用部材の一構成例を示
す正面図である。
【図2】上記部材の使用方法を説明するテント取り付け
部分の一部概略斜視図である。
【図3】上記使用方法を説明するテント取り付け前の組
立式テントの概略斜視図である。
【図4】上記使用方法を説明するテント取り付け後の組
立式テントの概略斜視図である。
【図5】従来のテントの取り付け方法を説明するテント
取り付け部分の一部概略斜視図である。
【符号の説明】
1 取り付け用部材 2 取着用貫通孔(取着部) 3 フック部(掛止部) 4 テント本体 5 紐部材 6 支柱 7 上部横桁 9 紐挿通孔(掛止孔)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組立式テントの組み立てに際し、テント
    型に組み立てた支柱の上にテント本体を被せると共に、
    該テント本体の周縁部に取り付けた紐部材を上記支柱の
    上部横桁に着脱可能に取り付けるテント取り付け用部材
    であって、一側に上記紐部材に取り付ける取着部を有す
    ると共に、他側に上記テント本体の周縁部に掛止する掛
    止部とを有してなることを特徴とするテント取り付け用
    部材。
  2. 【請求項2】 一端側に上記紐部材が通される取着用貫
    通孔を上記取着部として構成すると共に、他端側にテン
    ト本体の周縁部に穿孔された掛止孔に掛止するフック部
    を上記掛止部として構成してなる請求項1記載のテント
    取り付け用部材。
JP1996009288U 1996-08-26 1996-08-26 テント取り付け用部材 Expired - Lifetime JP3035096U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996009288U JP3035096U (ja) 1996-08-26 1996-08-26 テント取り付け用部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996009288U JP3035096U (ja) 1996-08-26 1996-08-26 テント取り付け用部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3035096U true JP3035096U (ja) 1997-03-11

Family

ID=43169916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996009288U Expired - Lifetime JP3035096U (ja) 1996-08-26 1996-08-26 テント取り付け用部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3035096U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017036611A (ja) * 2015-08-11 2017-02-16 鹿田久美子 ロッジ型テント

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017036611A (ja) * 2015-08-11 2017-02-16 鹿田久美子 ロッジ型テント

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4709718A (en) Tent fly apparatus and method
US4175576A (en) Tent
US7178537B2 (en) Ring and pole connector assembly for a tent corner
US20090056779A1 (en) Auxiliary section for a canopy
US9874039B2 (en) Sheet material fastener device
JP2010126959A (ja) 通信アンテナ用鉄塔の格納式足場
JP3035096U (ja) テント取り付け用部材
KR20160003908U (ko) 타프 폴대 체결구
FI65539C (fi) Ihopfaellbart taelt med utvaendigt stativ
JPS5836508A (ja) テント
JP2018135743A (ja) アサガオ装置
US5662133A (en) Canvas hold-down system and method
CN2163209Y (zh) 方便快速折叠帐篷
JPH11264252A (ja) 養生シートの取付け構造
JP2022190628A (ja) 構造体
KR101440243B1 (ko) 자립형 타프
JP4180648B1 (ja) テント装置
US5832859A (en) Welded stud hanging assembly for a blasting and coating containment system
CN213710615U (zh) 可拼接、易收纳野营帐篷
JPH07150772A (ja) 取付固定金具
JP3051359B2 (ja) 安全建築作業方法および安全建築作業用具
JP2565079Y2 (ja) シート状物の緊張構造
JP3894491B2 (ja) テント内部品の懸吊構造
JP2582815Y2 (ja) タープテント
JPH0329489Y2 (ja)