JP2018135743A - アサガオ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献2のようなシート材を用いたアサガオは、パイプ(単管)などの金属製の棒状部材がその端面を下にして上方から落下した場合、シート材を突き抜けてしまうおそれがある。
また従来より、FRP製のパネルをアサガオに用いることが知られている。しかしながら、FRP製のパネルでは、パイプが突き抜けない場合でもパネルの表面でパイプが跳ねてアサガオの外側に落ちてしまう。このように、安全性の観点で改善の余地があった。
<アサガオ装置10>
以下、実施形態1のアサガオ装置について、図面を参照して説明する。図1に示すように、実施形態1に係るアサガオ装置10は、主としてビルやマンション等の中高層建築物の建設または補修工事の現場において、資材や工具等の落下物を受け止めるために仮設足場に設置されるものであり、仮設足場の支柱101に一端が固定されて斜め上方に突き出した、縦枠51と横枠52とからなる枠体5と、この枠体5内に張設されたシート材12と、シート材12の下部に設けたネット材13とを備える。
枠体5は断面リップ溝型の縦枠51と横枠52とからなる。縦枠51は、上面に枠体5を上方から保持する吊材4を接続するための吊り金具41が設けられ、下面には枠体5を下方から支持する支持部材3を取り付けるための支持部材取付金具33が設けられる。枠体5は仮設足場の外面に枠体固定金具15により取り付けられる。このような枠体5の材質は特に制限されないが、軽量で強度のあるものが好ましく、例えばアルミ、スチール等の金属が好ましい。
2およびネット材13により落下物を受け止めるため、固定手段の表面積が小さい程、その効果が上がる。特にシート材12の略中央部は固定手段が無い方がよい。固定手段は特に限定されないが、強度、軽量およびコスト面から、シート材12の一方の面から当て板14を当てた状態で、少なくとも角部を縫合する方法がよい。この当て板14としては軽量で強度のある板材がよく、例えばシート材12と同じシート材や、その他の樹脂、軽金属、木などの板材が用いられるのがよい。さらに、図5に示すように、シート材12の略中央部においてネット材13は下方向に撓みがあってもよい。この撓みにより上方から落下した棒状部材が、よりシート材12を突き破りにくくすることができる。
(I)図4A(a)に示すように、まず2本の支持材11、11間へ無端状のシート材12を架け渡す。このとき、シート材12の一方の面(裏面)にはネット材13が設けてある。
(II)次に、図4A(b)に示すように、シート材12を張った支持材11、11を、それぞれ縦枠51内に飯入して取り付け、枠体固定金具15を取り付けた下枠521両端に立設した角パイプ54に前記支持材11、11を挿し込み、縦枠51と下枠521にそれぞれ設けたねじ穴21(図2(a)参照)を挿通させたねじ55で固定する。この時、縦枠51には予め支持部材3を接続していてもよい。
(III)次に、図4A(c)に示すように、下枠521に立設した時と同様の角パイプ54’を立設した上枠522を支持材11の上部から挿し込み、側面からねじ55で固定して、シート材12を保持して枠材5を得る(図4A(d))。
(IV)図4A(d)に示す枠体5を、図1に示すように、枠体5の下方の仮設足場の支柱101に支持部材3の基端部の支持部材固定金具35を取り付ける。次に、縦枠51の吊り金具41に吊材4を取り付けて、枠体5の取り付けは完了する。アサガオ装置10を撤去する時には前述した手順を逆に行えばよい。
次に図6〜8を参照して、仮設足場の出隅部Dに取り付けるアサガオ装置10’を説明する。なお、前記アサガオ装置10と同じ部材を用いるものには同一の符号を付して説明を省略する。
図6,7に示すように、このアサガオ装置10’は、仮設足場の出隅部Dに一端が固定された複数の支持材11が、仮設足場から斜め上方に突き出した状態で扇状に並設され、各支持材11にまたがってシート材12’が架け渡されている。なお、シート材12と同様に、シート材12’の少なくとも一方の面にはネット材13が設けられている。このアサガオ装置10’は、前記アサガオ装置10と同様に、仮設足場から外面上方に突き出した支持材11に張設された扇状のシート材12’が、使用時には水平面に対して上向きに傾斜している。
受け金具254に支持材11を取り付けるには、支持材11の端部を受け金具254に挿し込むだけでもよく、あるいはネジ止めまたはリベット止め等を行えばよい。
本発明に係る実施形態2のアサガオ装置について、図9―図13を用いて説明する。なお、実施形態2では、主に実施形態1と異なる点について説明する。また、同一又は同等の構成については同じ符号を付して説明を省略する。
4 吊材
5 枠体
6 コーナー用縦枠
10、10’ アサガオ装置
11 支持材
12、12’ シート材
12A ハトメ部
13 ネット材
131 紐材
14 当て板
15 枠体固定金具
16、251 クランプ
17、252 枠体取付金具
18 ピン
19 枠体回転金具
20,255,255’ 貫通孔
21 ねじ穴
25 支持材固定金具
33 支持部材取付金具
35 支持部材固定金具
41 吊り金具
51 縦枠
52 横枠
521 下枠
522 上枠
54、54’ 角パイプ(受け部材)
54A 切欠き
55 ねじ
56 板材
56A 第1のボルト挿通孔
56B 第2のボルト挿通孔
70 アサガオ装置
72 第2のシート材
72A ハトメ部
74 紐材
76 単管(落下物)
253 扇状取付金具
254、254’ 受け金具
256 アーチ形バー
257 脚部
101,101’ 支柱
Claims (14)
- 落下物を受け止めるために仮設足場に設置されるアサガオ装置であって、
仮設足場の外面から斜め上方に突き出すように配置される一対の支持材と、前記一対の支持材によって無端状に張設される第1のシート材と、前記第1のシート材の内側に前記第1のシート材よりも撓んだ状態で取り付けられる第2のシート材とを備える、アサガオ装置。 - 前記仮設足場の外面に固定される枠体をさらに備え、
前記枠体は、前記支持材の下端を前記支持材が延びる軸方向に移動可能な状態で受ける受け部材を備える、請求項1に記載のアサガオ装置。 - 前記受け部材は角パイプであり、前記支持材は前記受け部材の外周を囲むように挿入される丸パイプである、請求項2に記載のアサガオ装置。
- 前記第2のシート材と重ね合わせて前記第1のシート材の内側に前記第1のシート材よりも撓んだ状態で取り付けられるネット材をさらに備える、請求項1から3のいずれか1つに記載のアサガオ装置。
- 前記ネット材と前記第1のシート材の間に前記第2のシート材が配置される、請求項4に記載のアサガオ装置。
- 前記ネット材は、前記仮設足場の外面に平行な横方向の伸縮率の方が前記横方向に交差し斜め上方に延びる縦方向の伸縮率よりも大きくなるように配置される、請求項4又は5に記載のアサガオ装置。
- 前記第1のシート材および前記第2のシート材はそれぞれ4隅にハトメ部を有し、
前記第1のシート材の前記ハトメ部と前記第2のシート材の前記ハトメ部のそれぞれが各紐材により結ばれている、請求項1から3のいずれか1つに記載のアサガオ装置。 - 前記第1のシート材および前記第2のシート材はそれぞれ4隅にハトメ部を有し、
前記第1のシート材の前記ハトメ部と前記第2のシート材の前記ハトメ部のそれぞれが各紐材により結ばれており、前記各紐材は前記ネット材に通されている、請求項4から6のいずれか1つに記載のアサガオ装置。 - 落下物を受け止めるために仮設足場に設置されるアサガオ装置であって、
仮設足場の外面に一端が固定され、斜め上方に突き出した枠体と、この枠体内に張設されたシート材と、このシート材と重ね合わせて枠体内に配置されたネット材とを備えたことを特徴とするアサガオ装置。 - 前記シート材が、繊維シートと合成樹脂とを貼り合わせた可撓性シート材である請求項9に記載のアサガオ装置。
- 前記ネット材が、少なくとも角部でシート材に固定されている請求項9または10に記載のアサガオ装置。
- 前記枠体より下方の仮設足場に一端が取り付けられ、他端が枠体に取り付けられて枠体を下方から支持した支持部材を有する請求項9〜11のいずれかに記載のアサガオ装置。
- 前記シート材は、2つの支持材間に架け渡されており、これらの支持材は、前記枠体の2つの縦枠内にそれぞれ着脱可能に取り付けられている請求項9〜12のいずれかに記載のアサガオ装置。
- 仮設足場の出隅部において、仮設足場の出隅部に一端が固定された複数の支持材が斜め上方に突き出した状態で扇状に並設され、各支持材にまたがってシート材と、このシート材に重ね合わせたネット材とが架け渡されていることを特徴とするアサガオ装置。
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