JP6304569B2 - ドローン用の飛行場とその組立方法 - Google Patents

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Description

本発明はドローン(小型無人航空機)の飛行・操縦を練習したり、飛行状況のデモンストレーションや撮影などを行ったりするための安全な飛行場と、その現地での組立方法に関する。
現在、ドローンを飛ばすことには免許を必要とするなどの法規制があり、その飛行・操縦の練習やデモンストレーションなどを安全に行うためには、例えば体育館のような広い空間を確保しなければならないが、その屋内の広い空間を確保したとしても、直かに飛ばすことはできない。ドローンが建物を傷付けたり、ドローンその物を壊してしまったりするおそれがあるからであり、屋内でも必らず安全ネットを張設しなければならず、甚だ煩らわしい。
この点、空き地や駐車場、グラウンド、その他の屋外に設置できるドローンの適当な飛行場は、未だ開発されておらず、不便を余儀なくされている現状である。
本発明はこのような不便の解消を目的としており、その目的を達成するために、請求項1ではドローン用の飛行場として、地面へ点在分布状態に据え立て固定される複数のコーナーポールと、
そのコーナーポールの少なくとも上端部と中途高さ位置に各々取り付け一体化された上下一対づつのコーナージョイントと、
隣り合うコーナーポールの上側コーナージョイント同士並びに下側コーナージョイント同士を各々連結することにより、平面視の全体的な多角形を形作ることになる上下一対づつの水平なサイドビームと、
上記コーナーポールの上側コーナージョイントから多角錐の頂点を目指して求心方向へ各々派出される複数のトップアームと、
天井面と囲い壁面との連続する断面ほぼ倒立U字形の可撓な一枚物として、上記コーナーポールとサイドビーム並びにトップアームから成る骨組の枠内へ張設されることとなるネットと、
先端部が上記トップアームを通じて、ネットにおける天井面のほぼ中央部へ各々取り付け配線されたネットセンター吊持索条と、
先端部が上記コーナーポールの上側コーナージョイントを中継して、同じくネットにおける天井面のコーナー部へ各々取り付け配線されたネットコーナー吊持索条とを備え、
そのネットセンター吊持索条とネットコーナー吊持索条を地上から引っ張り操作することにより、上記ネットを吊り揚げて断面ほぼ倒立U字形に張設することができる一方、
その引っ張り操作力を解くことにより、同じくネットを地面へ吊り降ろして折りたたむことができるように定めたことを特徴とする。
また、請求項2ではコーナーポールの下側サイドビームへ床面となる別個なネットを張り架けたことを特徴とする。
請求項3ではコーナーポールの上側コーナージョイントとその隣り合うコーナーポールの下側コーナージョイントとの相互間並びに同じくコーナーポールの下側コーナージョイントとその隣り合うコーナーポールの上側コーナージョイントとの相互間を、X字状の筋交となる補強索条によって連結一体化したことを特徴とする。
請求項4ではコーナーポールをその上端部へ行く程太さが徐々に細くなる複数本のFRP管から、伸縮自在に接続一本化したことを特徴とする。
請求項ではトップアームをその先端部へ行く程太さが徐々に細くなる複数本のFRP管から、抜き差し自在に差し込み一本化したことを特徴とする。
請求項6ではサイドビームを太さが同じ複数本のFRP管から、着脱自在に接続一本化したことを特徴とする。
請求項7ではコーナーポールをその上端部へ行く程太さが徐々に細くなる複数本のFRP管から、伸縮自在に接続一本化する一方、
上記コーナーポールの上側コーナージョイントを高強度な合成樹脂製の円盤形として、その中心に貫通形成された段付き軸受け孔を最上段のコーナーポールへ、その段部が最上段コーナーポールの上端部へ係止する状態に差し込んで、その上側コーナージョイントの上方から最上段のコーナーポールへ、トップアーム用のイ字形支持脚管を差し込むと共に、
上記円盤形上側コーナージョイントの円周面に所要数の上側サイドビーム用軸受け管と所要数のネットコーナー吊持索条係止用アイボルトとを取り付けたことを特徴とする。
請求項8ではコーナーポールをその上端部へ行く程太さが徐々に細くなる複数本のFRP管から、伸縮自在に接続一本化する一方、
上記コーナーポールの下側コーナージョイントを高強度な合成樹脂製の円盤形として、その中心に貫通形成された段付き軸受け孔を最下段のコーナーポールへ、その段部が最下段コーナーポールの上端部へ係止する状態に差し込むと共に、
上記円盤形下側コーナージョイントの円周面に所要数の下側サイドビーム用軸受け管と所要数のネットコーナー吊持索条係止用アイボルトとを取り付けたことを特徴とする。
更に、請求項9では円盤形をなす上側コーナージョイントと下側コーナージョイントとの円周面に、所要数の補強索条係止用アイボルトを各々取り付けたことを特徴とする。
請求項10ではドローン用飛行場の組立方法として、少なくとも上端部と中途高さ位置に上下一対づつのコーナージョイントが取り付けられたコーナーポールの複数を地面へ、所要間隔おきの点在分布状態に各々据え立て固定し、
その隣り合うコーナーポールの上側コーナージョイント同士並びに下側コーナージョイント同士を、その対応位置する上下一対づつの水平なサイドビームにより各々連結して、平面視の全体的な多角形に形作り、
各コーナーポールの上側コーナージョイントからトップアームをその多角錐の頂点に向かって派出させることにより、上記コーナーポールとサイドビーム並びにトップアームから成る骨組を架構する一方、
その骨組の枠内へ断面ほぼ倒立U字形に張設されることとなる大きさの可撓なネットを用意して、
そのネットにおける天井面の中央部には、上記トップアームに通し込み配線したネットセンター吊持索条の先端部を取り付けておくと共に、
同じくネットにおける天井面のコーナー部には、上側コーナージョイントに中継させて配線したネットコーナー吊持索条の先端部を取り付けておき、
上記ネットをその天井面が展開した扁平状態として、上記枠内の地面に設置し、
先ず、地上のコーナーポールが垂立するコーナー位置から、上記ネットセンター吊持索条を一斉に引っ張り操作して、そのネットにおける天井面の中央部を吊り揚げ、
次に、同じくコーナー位置から上記ネットコーナー吊持索条を一斉に引っ張り操作して、同じくネットにおける天井面のコーナー部を吊り揚げることにより、そのネットを全体的な断面ほぼ倒立U字形に張設することを特徴とする。
また、請求項11ではネットセンター吊持索条の手元部とネットコーナー吊持索条の手元部を、コーナーポールの下側コーナージョイントから一体的に張り出すアイボルトへ係止させることにより、ネットを断面ほぼ倒立U字形の吊り揚げ張設状態に保持することを特徴とする。
更に、請求項12ではネットを全体的な断面ほぼ倒立U字形に張設した後、コーナーポールの下側サイドビームに床面となる別個なネットを張り架けることを特徴とする。
請求項1の上記構成によれば、空き地やグラウンド、駐車場、その他の屋外へ据え立て使用できる便利なドローン用の飛行場を提供し得る効果があり、従来の不便が解消される。
つまり、コーナーポールとサイドビーム並びにトップアームから成る骨組を地面へ据え立て架構し、ネットセンター吊持索条とネットコーナー吊持索条とを地上から引っ張り操作して、上記骨組の枠内へ可撓な一枚物のネットを、その天井面と囲い壁面とが連続する断面ほぼ倒立U字形に吊り揚げ張設することにより、そのネットの内部空間にドローンを飛ばす飛行や操縦の練習を初め、その飛行状況を見せるデモンストレーションや撮影などを安全に行えるのである。
しかも、上記ネットセンター吊持索条とネットコーナー吊持索条を弛緩させて、そのネットを地面へ吊り降ろすこともできるようになっているため、ドローンが万一ネットの天井面や囲い壁面の高所へ引っ掛かったような場合でも、そのドローンを地上から回収することができ、著しく便利である。
その場合、請求項2の構成を採用するならば、ドローンが万一墜落したとしても、その地面に衝突して破壊するおそれを、床面となる別個なネットによって予防できる効果がある。
請求項3の構成を採用するならば、上記骨組をそのX字状の筋交(ブレース)となる補強索条によって、歪み変形のおそれがない架構状態に保てるのであり、安定性と耐用性に優れる。
また、請求項4、5、6の構成によれば、上記骨組をなすコーナーポールやトップアーム、サイドビームを、その長さの短縮化や抜き出し、取りはずしによる短小部品として、小型コンパクトに運搬することができ、ドローンの飛行する使用場所を変える時に役立つ。
特に、請求項7の構成を採用するならば、コーナーポールの太さが上端部へ行く程徐々に細くなる変化を活用して、その段部へ上側コーナージョイントを滑落のおそれなく差し込み係止させることができるほか、その上側コーナージョイントへ更に上側サイドビームの軸受け管とネットコーナー吊持索条の係止用アイボルトも取り付けることができ、著しく合理的である。
しかも、これらの取り付け状態にある上側コーナージョイントをコーナーポールの短縮化によって、地上まで引き下げることができるため、上記骨組の組立と分解を現場での効率良く便利に行える効果がある。
請求項8の構成を採用するならば、同じくコーナーポールの太さが上端部へ行く程徐々に細くなる変化を活用して、その段部へ下側コーナージョイントをやはり滑落のおそれなく差し込み係止させることができるほか、その下側コーナージョイントへ更に下側サイドビームの軸受け管とネットコーナー吊持索条の係止用アイボルトも取り付けることができ、その組立と分解を合理的に便利良く行える効果がある。
その場合、請求項9の構成を採用するならば、上記コーナーポールへの差し込み係止状態にある上下一対のコーナージョイントへ、更に補強索条の係止用アイボルトも取り付けることができ、上記筋交(ブレース)となる補強索条の連結張架に役立つ。
他方、請求項10の上記構成によれば、コーナーポールとサイドビーム並びにトップアームから成る骨組の枠内へ展開状態に設置したネットを、そのネットセンター吊持索条とネットコーナー吊持索条の引っ張り操作によって、その天井面と囲い壁面とが連続する断面ほぼ倒立U字形に吊り揚げ張設することができ、その組立作業を地上から容易・確実に行える効果がある。
その場合、請求項11の構成を採用するならば、上記ネットの吊り揚げ張設状態を弛緩のおそれなく安定に保持することができる。
更に、請求項12の構成を採用するならば、上記コーナーポールの下側サイドビームへ張り架けた別個な水平のネットにより、ドローンが墜落して、地面へ衝突する破損事故などを予防できる効果がある。
本発明に係るドローン用飛行場の骨組を示す斜面図である。 図1の平面図である。 図1の側面図である。 コーナーポールの伸長状態を示す断面図である。 同じくコーナーポールの短縮状態を示す断面図である。 コーナーポール同士の接続部分を抽出して示す断面図である。 据え立てベースを抽出して示す斜面図である。 センターアーム用支持脚管を抽出して示す斜面図である。 上側コーナージョイントを抽出して示す平面図である。 図9の側面図である。 図9の11−11線断面図である。 図10の12−12線断面図である。 下側コーナージョイントを抽出して示す平面図である。 図13の側面図である。 図13の15−15線断面図である。 図14の16−16線断面図である。 コーナージョイントに対するサイドビーム用軸受け管の差し込み状態を示す斜面図である。 図17の拡大平面図である。 図18の19−19線断面図である。 サイドビームにおける単位ビーム管同士の接続部分を抽出して示す断面図である。 トップアーム同士の接続部分を抽出して示す断面図である。 ネットを張設したドローン用飛行場の全体概略斜面図である。 ネットにおける天井面の中央部をネットセンター吊持索条により吊持した状態の部分拡大斜面図である。 ネットにおける天井面のコーナー部をネットコーナー吊持索条により吊持した状態の部分拡大斜面図である。 コーナーポールの下側コーナージョイントへ下側サイドビームと補強索条係止用アイボルトを取り付けた状態の部分拡大斜面図である。 コーナーポールの下側コーナージョイントへ床面となる別個なネットを張り架けた状態の斜面図である。 ネットの吊り揚げに先立つコーナーポールの短縮状態を示す側面図である。 図27からコーナーポールを上方へ伸長させた状態の側面図である。 図28からネットセンター吊持索条とネットコーナー吊持索条を引っ張り操作して、ネットを吊り揚げる過程の側面図である。 図29から更に吊り揚げたネットの張設状態を示す側面図である。 本発明に係るドローン用飛行場の使用状態を示す側面図である。 (イ)(ロ)(ハ)(ニ)吊り揚げ張設状態にあるネットを地面へ吊り降ろす過程の説明図である。
以下、図面に基いて本発明の具体的構成を詳述すると、図1〜3はそのドローン(小型無人航空機)(A)用の飛行場として、平面視のほぼ正方形な直方体に枠組み架構された実施形態を例示しており、その飛行場の骨組は図1の概略全体から明白なように、地面(GL)へ点在分布状態に据え立て固定される複数(図例では合計4本)のコーナーポール(P)と、その各コーナーポール(P)の少なくとも上端部と中途高さ位置に取り付けられた上側コーナージョイント(Ju)並びに下側コーナージョイント(Jd)と、その隣り合うコーナーポール(P)の上側コーナージョイント(Ju)同士を連結する水平な上側サイドビーム(Bu)並びに下側コーナージョイント(Jd)同士を連結する水平な下側サイドビーム(Bd)と、各コーナーポール(P)の上側コーナージョイント(Ju)から全体的な多角錐(図例では正四角錐)の頂点を目指して求心方向へ派出されるトップアーム(T)とから成る。
そして、このような骨組の枠内に張設されることとなるネット(N1)は、天井面(10)と囲い壁面(11)との連続する断面ほぼ倒立U字形をなす可撓な一枚物として、その複数(図例では4本)づつのネットセンター吊持索条(12)とネットコーナー吊持索条(13)により、上記骨組から吊持(吊り揚げ状態の保持)されるが、地面(GL)へ吊り降ろすこともできるようになっている。
上記骨組を構成する諸部材のうち、先ずコーナーポール(P)について言えば、これは図4、5のようなテレスコピック式として、その最も太い最下段コーナーポール(P1)から所要数の中1、2段コーナーポール(P2)(P3)を経て、最も細い最上段コーナーポール(P4)まで太さの順次段階的に変化する複数本(図例では合計4本)から、伸縮自在に接続一本化されている。
しかも、その複数本の各コーナーポール(P1)(P2)(P3)(P4)は何れもガラス繊維クロスやカーボン繊維クロス、その他のFRPクロスに、フェノール樹脂やエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂が含浸されたプリプレグを素材として、そのFRPクロスプリプレグの加熱硬化により、数プライの積層状態に製管されたFRP管(繊維強化プラスチックコンポジット管)であるが、その最も太い最下段コーナーポール(P1)の中空内部へ残りの最上段コーナーポール(P4)と所要数の中1、2段コーナーポール(P2)(P3)を悉く重合する収納状態に短縮させることができ、その一定長さ(h)(好ましくは身長程度の約1700mm〜1800mm)の短縮状態から順次上方へ引き伸ばして、一段づつ固定ロックすることにより、図4のように一本化された状態の全体長さ(H)(例えば約6m)として据え立て使用することができるようになっている。
つまり、図6は上記隣り合うコーナーポール(P)同士の接続部分に共通する接手構造を抽出して示しており、これから明白なように、その隣り合う一方の太いコーナーポール(P)側の上端部(先端部)には、抜け止めフランジ(14)が内向きに張り出し形成されているに比して、他方の細いコーナーポール(P)側の下端部(根元部)は上記抜け止めフランジ(14)に受け止められる径大な差込み接手(15)として、厚肉な積層状態の円筒形に膨出されている。
そして、その径大な差込み接手(15)の中空内部にはブッシュ(16)がロールピン(17)での回動不能に嵌合一体化されている。(18)はそのブッシュ(16)に内蔵された圧縮コイルバネであって、これによる背圧を付与されたロックピン(19)が、その細いコーナーポール(P)側の上記差込み接手(15)から径方向へ常時突出する付勢状態にある。
(20)はそのロックピン受け入れ孔であって、太いコーナーポール(P)側に対応形成されており、その太いコーナーポール(P)側から細いコーナーポール(P)側を上方へ引き伸ばした時、上記ロックピン(19)がそのロックピン受け入れ孔(20)へ自づと受け入れ係止されて、接続状態を固定維持するようになっているが、そのロックピン(19)を圧縮コイルバネ(18)の付勢力に抗して沈没させることにより、逆に細いコーナーポール(P)側を太いコーナーポール(P)側へ引き下げて、図5のような一定長さ(h)に短縮することもできる。
(21)は上記最も太い最下段コーナーポール(P1)の下端部(根元部)に嵌め付けられた高強度な合成樹脂製の底蓋であり、これを取りはずして、その下方から残りの最上段コーナーポール(P4)と所要数の中1、2段コーナーポール(P2)(P3)を最下段コーナーポール(P1)の中空内部へ順次差し込み収納することができ、また逆にこれらを最下段コーナーポール(P1)から順次抜き出し分解することも可能である。
更に、(M)は上記コーナーポール(P)の据え立てベースであり、その最も太い最下段コーナーポール(P1)を受け止めた状態として、地面(GL)から安定良く確固に据え立てることができれば、適当な大きさと厚みの金属板であっても良く、その構成を問わないが、特にスタビライザー又はアウトリガーとしての機能を発揮し得る図7のような構成が望ましい。
その図7に示した据え立てベース(M)は、ほぼ正方形の中心部にコーナーポール受け入れ貫通孔(22)を備えた上下一対の台板(23a)(23b)と、その貫通孔(22)に受け入れられたコーナーポール(P)を挟持するクランプ金具(24)と、上記台板(23a)(23b)から放射対称分布状態に張り出す複数の接地アーム(25)とから成り、その一定長さを有する接地アーム(25)の基端部が、各々回動支点軸(26)を介して両台板(23a)(23b)の角隅部へ枢着されている。
そのため、複数の接地アーム(25)をすべて放射方向へ張り出したスタビライザー又はアウトリガーとしての安定な使用状態から、両台板(23a)(23b)の上下相互間隙へ収納した小型コンパクトな折りたたみ状態を得られるのである。また、上記クランプ金具(24)の一方は固定板片(24a)として上側台板(23a)に溶接されており、これに対して他方の可動板片(24b)を一対の固定ボルト(27)により締め付けて、その向かい合う相互間でコーナーポール(P)を強く挟持するようになっている。
他方、上記コーナーポール(P)の最も細い最上段コーナーポール(P4)の中空内部には、上方からトップアーム(T)を支持するステンレス鋼管のイ字形支持脚管(28)が差し込み使用されるが、その詳細は後述する。
次に、各コーナーポール(P)に取り付けられる上下一対のコーナージョイント(Ju)(Jd)について説明すると、その両者には寸法上の大小差があるも、ABS樹脂やその他の高強度な合成樹脂製の円盤形として、その中心に段付きの軸受け孔(29)(30)が貫通形成されている点や、その円周面に所要数(図例では2個)のサイドビーム用軸受け管(31)と所要数(図例では1個)のネットコーナー吊持索条係止用アイボルト(32)と所要数(図例では2個)の補強索条係止用アイボルト(33)とが取り付けられるようになっている点で、基本的に相共通する。
上側コーナージョイント(Ju)は図4のように上記テレスコピック式コーナーポール(P)の最も細い最上段コーナーポール(P4)へ取り付けられるものであり、これを最上段コーナーポール(P4)へ上方から抜き差し自在に差し込むと、その上側コーナージョイント(Ju)の中心に貫通形成されている段付き軸受け孔(29)の段部(29c)が、最上段コーナーポール(P4)の上端部(先端部)へ係止することになり、滑り落ちるおそれはない。
つまり、図9〜12に抽出して示す如く、上側コーナージョイント(Ju)における段付き軸受け孔(29)の径大な下段軸受け孔部(29b)が、最上段コーナーポール(P4)と嵌合するようになっており、その下段軸受け孔部(29b)よりも径小な上段軸受け孔部(29a)から最上段コーナーポール(P4)の中空内部へ、図8のようなトップアーム用のイ字形をなす支持脚管(28)が差し込み使用されるようになっている。
その支持脚管(28)はトップアーム(T)を支持する斜め上向きの支持管部(28a)と、コーナーポール(P)への差込み脚管部(28b)とから、全体的なイ字形をなしていて、コーナーポール(P)の垂直軸線廻りに振れ動く融通性を有し、最上段コーナーポール(P4)並びに上側コーナージョイント(Ju)から上方へ抜き出すことも可能である。
他方、下側コーナージョイント(Jd)は図4のように、同じくテレスコピック式コーナーポール(P)の中途高さ位置となる最も太い最下段コーナーポール(P1)の上端部へ取り付けられるものであり、これを最下段コーナーポール(P1)へ上方から抜き差し自在に差し込むと、その下側コーナージョイント(Jd)の中心に貫通形成されている段付き軸受け孔(30)の段部(30c)が、最下段コーナーポール(P1)の上端部へ係止することになり、滑り落ちるおそれはない。
つまり、図13〜16に抽出して示す如く、下側コーナージョイント(Jd)における段付き軸受け孔(30)の径大な下段軸受け孔部(30b)が、最下段コーナーポール(P1)と嵌合するようになっており、その下段軸受け孔部(30b)よりも径小な上段軸受け孔部(30a)が、最下段コーナーポール(P1)と隣り合う中1段コーナーポール(P2)と嵌合するようになっているのである。
また、上側コーナージョイント(Ju)と下側コーナージョイント(Jd)との互いに同じ構成を説明すると、図示実施形態のドローン用飛行場では、その骨組が平面視のほぼ正方形に架構されていることとの関係上、上下一対のコーナージョイント(Ju)(Jd)の円周面には図9〜16から明白なように、ほぼ直角(α)に交叉する一対の軸受け管用バカ孔(34)が言わば内向きとして、同じくほぼ直角(β)に交叉する一対のアイボルト用ネジ孔(35)が逆な外向きとして、各々穿設されているほか、その軸受け管用バカ孔(34)同士の相互間に介在する別な1個のアイボルト用ネジ孔(36)も、コーナージョイント(Ju)(Jd)の円周面に穿設されている。
その場合、合計3個の上記アイボルト用ネジ孔(35)(36)は水平状態に開口しており、その1個の内向きアイボルト用ネジ孔(36)にはネットコーナー吊持索条(13)を係止するためのアイボルト(32)が、また一対の外向きアイボルト用ネジ孔(35)には後述の補強索条を係止するためのアイボルト(33)が、各々進退自在に螺合締結されている。(37)はその各アイボルト(32)(33)のヘッドリングである。
他方、一対の上記軸受け管用バカ孔(34)は一定角度(γ)(例えば約5度)だけ上向く傾斜状態に開口しており、そのバカ孔(34)には図17〜19から明白なように、対応的な上側サイドビーム(Bu)と下側サイドビーム(Bd)の軸受け管(31)が各々差し込み一体化されている。
そのサイドビーム用軸受け管(31)が上記コーナージョイント(Ju)(Jd)の軸受け管用バカ孔(34)へ差し込まれた上、リベット又はロールピン(38)を介して抜け止め状態に固定された根元部から、上記一定角度(γ)だけ斜め上向きに張り出す先端部までの途中には、ブッシュ(39)がロールピン(40)での回動不能に嵌合一体化されている。
(41)はそのブッシュ(39)に内蔵された圧縮コイルバネであり、これによる背圧を受けたロックピン(42)が、その軸受け管(31)から径方向へ常時突出する付勢状態に保たれている。このようなロックピン(42)を備えた軸受け管(31)に対して、上側サイドビーム(Bu)と下側サイドビーム(Bd)が各々抜き差し自在に差し込み套嵌されるようになっているのである。
次に、隣り合うコーナーポール(P)の上側コーナージョイント(Ju)同士並びに下側コーナージョイント(Jd)同士を各々連結する上下一対の水平なサイドビーム(Bu)(Bd)について言えば、その両者は何れも図3に示唆する如く、太さの同じ複数本(図例では合計5本)の単位ビーム管(43)から着脱自在に接続一本化されており、その全体長さ(L)(例えば約10m)の両端部が上記コーナージョイント(Ju)(Jd)のサイドビーム用軸受け管(31)へ、各々抜き差し自在に差し込み套嵌されるようになっている。
つまり、図20はサイドビーム(Bu)(Bd)における単位ビーム管(43)同士の接続部分を抽出して示しており、これから明白なように、その隣り合う一方の単位ビーム管(43)側の一端部(先端部)には、一定長さ(L1)を有する別個な接手管(44)の根元部が差し込まれた上、リベット又はロールピン(45)によって固定されている。
また、その一方の単位ビーム管(43)から張り出す接手管(44)の先端部には、ブッシュ(46)がロールピン(47)での回動不能に嵌合されている。しかも、そのブッシュ(46)には圧縮コイルバネ(48)が内蔵されており、これによる背圧を受けたロックピン(49)が、その接手管(44)から径方向へ常時突出する付勢状態にある。
そして、上記一方の単位ビーム管(43)と隣り合う他方の単位ビーム管(43)側の根元部には、上記ロックピン(49)の受け入れ孔(50)が対応形成されており、その他方の単位ビーム管(43)を一方の単位ビーム管(43)に突き当るまで、上記接手管(44)へ差し込み套嵌させれば、上記ロックピン(49)がそのロックピン受け入れ孔(50)へ自づと受け入れ係止されることとなり、接続状態を固定維持することができるが、その抜き出し分解することも可能である。
次に、各コーナーポール(P)の上側コーナージョイント(Ju)から求心方向へ派出されるトップアーム(T)について説明すると、これは図3のような最も太い根元トップアーム(T1)から所要数の中間トップアーム(T2)(T3)を経て、最も細い先端トップアーム(T4)まで太さの順次段階的に変化する複数本(図例では合計4本)から、あたかも釣り竿のように抜き差し自在に差し込み一本化されており、その一本化された状態の全体長さ(L2)(例えば約7m)として、多角錐(図例では正四角錐)の頂点に向かい延在するようになっている。
つまり、図21は隣り合うトップアーム(T)同士の接続部分に共通する接手構造を抽出して示しており、これから明白なように、その隣り合う一方の太いトップアーム(T)側の先端部は、厚肉な積層状態の円筒形に膨出されているに比して、他方の細いトップアーム(T)側の根元部は太いトップアーム(T)側の先端部に係止する段部(51)を介して、その太いトップアーム(T)側へ差し込み嵌合し得る径小な差込み接手(52)として形成されている。
その一方の太いトップアーム(T)側へ先端方向から他方の細いトップアーム(T)を順次差し込むことにより、上記した全体長さ(L2)に接続一本化することができ、その逆方向(先端方向)へ抜き出し分解することも可能である。
そして、最も太い根元トップアーム(T1)が各コーナーポール(P)の上側コーナージョイント(Ju)に差し込まれたイ字形をなす支持脚管(28)の支持管部(28a)へ、抜き差し自在に差し込み套嵌されるようになっており、そのトップアーム用支持脚管(28)から複数本の接続一本化されたトップアーム(T)の全長に亘って、ネットセンター吊持索条(12)が通し込み配線されるようになっている。
先に一言したネット(N1)は例えばポリエチレンやポリプロピレンなどの太さ:約2mm〜3mmの強力な糸を使用したマス目:約100mm〜150mmの無結節な網体として、地面(GL)へ展開状態に設置できる可撓な一枚物であるが、図22のように上記骨組と相似な平面視のほぼ正方形な天井面(10)と、その周辺に連続する囲い壁面(11)とを備えており、上記トップアーム(T)に通し込み配線されたネットセンター吊持索条(12)の先端部(上端部)が、そのネット(N1)における天井面(10)の中央部へグランドフックなどの適当な吊り環(53)を介して、着脱自在に取り付けられている。(54)はその天井面(10)の補強帯、(55)は同じく天井面(10)の縁取り帯であり、囲い壁面(11)との境界部(断面倒立U字形の折り曲げコーナー部)をなす。
その場合、図示の実施形態では上記コーナーポール(P)の上側コーナージョイント(Ju)から合計4本のトップアーム(T)が、全体的な正四角錐の頂点を目指して派出していることとの関係上、図23から明白なように、その各トップアーム(T)に通し込み配線されたネットセンター吊持索条(12)の合計4本によって、上記ネット(N1)の天井面(10)における4個所を安定良く吊持するようになっているが、そのネットセンター吊持索条(12)の複数本を言わば太く結束した1個所において、上記天井面(10)の中央部を吊持するように構成してもさしつかえない。
何れにしても、各ネットセンター吊持索条(12)が上側コーナージョイント(Ju)上にあるトップアーム用支持脚管(28)の支持管部(28a)から垂れ下がり状態に導出する手元部を、地上のコーナーポール(P)が垂立するコーナー位置から引っ張り操作するようになっており、その引っ張り操作によってネット(N1)を吊り揚げる過程では、上記トップアーム(T)の先端部があたかも釣り竿の如く、弾力的に撓み変形することとなる。
また、上記ネットコーナー吊持索条(13)の先端部(上端部)は図24のようにやはり適当な吊り環(56)を介して、ネット(N1)における天井面(10)のコーナー部へ着脱自在に取り付けられており、その先端部(上端部)から上側コーナージョイント(Ju)に付属しているネットコーナー吊持索条係止用アイボルト(32)を言わば中継点として、そのヘッドリング(37)に通し掛けられて垂れ下がるネットコーナー吊持索条(13)の手元部を、やはり地上のコーナーポール(P)が垂立するコーナー位置から引っ張り操作するようになっている。
尚、このような引っ張り操作するネットセンター吊持索条(12)とネットコーナー吊持索条(13)としては、一定の太さ(例えば約5mm)を有する強靱なロープや紐、その他の伸縮しない索条が採用される。
(57)は複数本(図例では1組2本づつの合計4組8本)の補強索条であって、上記ネットセンター吊持索条(12)やネットコーナー吊持索条(13)と同様なロープなどの伸縮しない強靱な索条から成り、その1組2本となる第1補強索条(57a)が隣り合うコーナーポール(P)における一方の上側コーナージョイント(Ju)と、他方の下側コーナージョイント(Jd)との相互間へ連結張架されていると共に、第2補強索条(57b)が同じく隣り合うコーナーポール(P)における一方の下側コーナージョイント(Jd)と、他方の上側コーナージョイント(Ju)との相互間へ上記第1補強索条(57a)とX字状に交叉する如く(図22を参照)連結張架されており、上記した骨組の筋交(ブレース)として機能し得るようになっている。
その場合、図25に抽出して示す如く、一定長さを有する第1、2補強索条(57a)(57b)の一端部は上側コーナージョイント(Ju)の円周面から張り出す補強索条係止用アイボルト(33)のヘッドリング(37)へ、同じく他端部は下側コーナージョイント(Jd)の円周面から張り出す補強索条係止用アイボルト(33)のヘッドリング(37)へ、各々直接縛り付けたり、係止フックなどの適当な取付具(図示省略)を介して取り付け固定されるが、その取りはずすことも可能である。
骨組の枠内において、トップアーム(T)からネットセンター吊持索条(12)とネットコーナー吊持索条(13)により、ネット(N1)を断面ほぼ倒立U字形に吊り揚げ張設する旨を説明したが、そのネット(N1)を張設した後に、これと別個な床面になるネット(N2)を図26のように、上記骨組の下側サイドビーム(Bd)へ水平に張り架けることが好ましい。尚、図26では見やすくするための便宜上、張設状態にあるネット(N1)を省略している。
その場合、図示実施形態の骨組は平面視のほぼ正方形をなすため、その床面となるネット(N2)も対応的な正方形として、その周縁部が下側サイドビーム(Bd)へ係止フックや結束紐などの適当な取付具(図示省略)を介して、着脱自在に取り付けられる。
尚、上記ネット(N2)が床面になると言っても、これの取り付けられる下側サイドビーム(Bd)は、最も太い最下段コーナーポール(P1)の上端部に取り付けられた下側コーナージョイント(Jd)から張り出す水平状態にあるため、その最下段コーナーポール(P1)の長さ(背丈)(例えば約1650mm)と対応する地上高さを有することになる。
その結果、その床面となるネット(N2)の下方空間へドローンの飛行操縦者を初め、その飛行のデモンストレーションを見る観察者や撮影者などが立ち入ることができ、しかもドローンの墜落から安全に防護されるのである。
図示実施形態の上記構成部材から成るドローン用飛行場の組立方法を説明すると、次のとおりである。
即ち、上下一対づつのコーナージョイント(Ju)(Jd)が予じめ取り付けられたコーナーポール(P)の複数を使用場所の地面(GL)へ図27のように、何れもその最下段コーナーポール(P1)の中空内部へ所要数の中1、2段コーナーポール(P2)(P3)と最上段コーナーポール(P4)が悉く収納された短縮状態として、所要間隔おきの点在分布状態に各々据え立て固定する。
その場合、図7のようなスタビライザー又はアウトリガーとして機能する据え立てベース(M)を用い、その上下一対の台板(23a)(23b)に開口するコーナーポール受け入れ貫通孔(22)へ、各コーナーポール(P)の最下段コーナーポール(P1)を差し込み垂立させて、その最下段コーナーポール(P1)を固定ボルト(27)の締め付けにより、安定・確固に保つことが好ましい。
また、図27では図示省略してあるが、上記据え立て状態において隣り合うコーナーポール(P)の上側コーナージョイント(Ju)同士を水平な上側サイドビーム(Bu)により各々連結し、同じく下側コーナージョイント(Jd)同士を水平な下側サイドビーム(Bd)により各々連結して、全体的な平面視のほぼ正方形に枠組むと共に、その各上側コーナージョイント(Ju)へ上方からトップアーム用のイ字形支持脚管(28)と、その各支持脚管(28)へトップアーム(T)とを取り付けておく。
他方、上記コーナーポール(P)とサイドビーム(Bu)(Bd)並びにトップアーム(T)から成る骨組の枠内の地面(GL)へ、天井面(10)と囲い壁面(11)とが連続する断面ほぼ倒立U字形の可撓なネット(N1)を、その天井面(10)の広がる展開状態に設置して、図27のように上記支持脚管(28)からトップアーム(T)の中空内部に通し込み配線したネットセンター吊持索条(12)の露出先端部を、そのネット(N1)における天井面(10)の中央部に取り付けると共に、上側コーナージョイント(Ju)のネットコーナー吊持索条係止用のアイボルト(32)を中継点として、そのヘッドリング(37)に通し掛け配線した別なネットコーナー吊持索条(13)の先端部を、同じくネット(N1)における天井面(10)のコーナー部に取り付ける。
尚、図27の符号(a)は上記天井面(10)の中央部に対するネットセンター吊持索条(12)の取付点(連結点)を、(b)は同じく天井面(10)のコーナー部に対するネットコーナー吊持索条(13)の取付点(連結点)を、(c)はそのネットコーナー吊持索条(13)の中継点を各々示している。
更に、上記骨組の筋交(ブレース)となる補強索条(57)の第1、2補強索条(57a)(57b)を、何れもコーナーポール(P)における上側コーナージョイント(Ju)の補強索条係止用アイボルト(33)へ取り付けて、そのアイボルト(33)からの垂れ下がり状態に放置しておく。
そこで、複数の組立作業者が上記コーナーポール(P)の垂立するコーナー位置において、一斉に次の作業を行う。
上記短縮状態にあるコーナーポール(P)の長さ(h)は人間の身長程度(先に例示した約1700mm〜1800mm)であるため、その最下段コーナーポール(P1)から先に最上段コーナーポール(P4)を上方へ引き伸ばし、その後細い側の中2段コーナーポール(P3)と中1段コーナーポール(P2)とを順次上方へ引き伸ばして、そのロックピン(19)での1段づつ固定ロックすることにより、上記コーナーポール(P)を短縮状態から図28のような全体長さ(H)(先に例示した約6m)までの背高い据え立て状態に保つ。
それから図29のように、上記コーナーポール(P)の垂立するコーナー位置において、複数の組立作業者がトップアーム(T)の支持脚管(28)から垂れ下がり状態に導出したネットセンター吊持索条(12)の手元部を、同図の矢印方向へ一斉に引っ張り操作して、そのネット(N1)における天井面(10)の中央部を吊り揚げると共に、その後上側コーナージョイント(Ju)のネットコーナー吊持索条係止用アイボルト(32)から垂れ下がる状態にあるネットコーナー吊持索条(13)の手元部を、やはり矢印方向へ一斉に引っ張り操作して、同じくネット(N1)における天井面(10)のコーナー部を吊り揚げることにより、そのネット(N1)を全体的な断面ほぼ倒立U字形に張設する。
図30はそのネット(N1)の最終的な張設状態を示しているが、同図から明白なように、上記引っ張り操作を終えたネットセンター吊持索条(12)並びにネットコーナー吊持索条(13)の手元部は、コーナーポール(P)の下側コーナージョイント(Jd)から一体的に張り出すネットコーナー吊持索条係止用アイボルト(32)のヘッドリング(37)へ、直接縛り付けたり、別個なフックなどの金具(図示省略)を用いて係止させたりして、上記吊り揚げ張設状態を弛緩しないように保持すれば良い。同図の符号(d)はその係止点を示している。
また、上記コーナーポール(P)を全体長さ(H)まで背高く伸長させた後、その上側コーナージョイント(Ju)の補強索条係止用アイボルト(33)から予じめ垂れ下がっていた補強索条(57)の下端部を、隣り合うコーナーポール(P)の下側コーナージョイント(Jd)から一体的に張り出す補強索条係止用アイボルト(33)のヘッドリング(37)へ取り付けて、X字状に交叉した筋交(ブレース)として機能させる。
そして、上記ネット(N1)を断面ほぼ倒立U字形に吊り揚げ張設した後に、その骨組を構成しているコーナーポール(P)の下側サイドビーム(Bd)へ、図31のように言わば床面となる別個なネット(N2)を水平状態に張り架けるのである。
尚、図示省略してあるが、その床面となるネット(N2)の周縁部や、上記骨組から吊持された状態にあるネット(N1)の囲い壁面(11)は、これらを複数づつの結束紐や係止リングなどの取付け具(図示省略)によって、上側サイドビーム(Bu)や下側サイドビーム(Bd)へ仮り止め状態に固定維持しておくことが望ましい。
図示実施形態のドローン用飛行場を使用するに当っては、その骨組から全体的な断面ほぼ倒立U字形として吊り揚げ状態に張設されているネット(N1)の内部空間へ、図31のようにドローン(A)を飛ばすことにより、その飛行や操縦の練習を安全に行うことができ、その場合万一ドローン(A)が墜落しても、上記ネット(N1)の内部空間には床面となる別個なネット(N2)が、一定な地上高さを保つ水平状態に張架されているため、そのネット(N2)の下方空間へ入って、飛行操縦を行えば良い。ドローン(A)が墜落しても、その飛行操縦者や地面(GL)に衝突するおそれはない。
また、上記内部空間での飛行中に、ドローン(A)が万一ネット(N1)の天井面(10)や囲い壁面(11)へ引っ掛かったような場合、地面(GL)の上記コーナーポール(P)が垂立しているコーナー位置から、そのネットセンター吊持索条(12)又は/及びネットコーナー吊持索条(13)を弛緩(上記引っ張り操作を解除)させて、上記ネット(N1)における天井面(10)の中央部やコーナー部を吊り降ろすことにより、そのドローン(A)を地上から回収することができる。
更に、上記ドローン用の飛行場はその吊り揚げ張設状態にあるネット(N1)を地面(GL)へ吊り降ろして、小型コンパクトに折りたたみ、その骨組も分解して運搬することにより、その使用場所を自由に変えることができる。
その場合には、上記ネット(N1)(N2)が張設された図31の状態から、床面となるネット(N2)を取りはずした上、地面(GL)の各コーナーポール(P)が垂立するコーナー位置から、先ずネットコーナー吊持索条(13)を一斉に弛緩(上記引っ張り操作の解除)させて、上記ネット(N1)における天井面(10)のコーナー部を徐々に吊り降ろす。
その際、ネット(N1)における天井面(10)の中央部は未だそのネットセンター吊持索条(12)により引っ張られた吊り揚げ状態に保たれている関係上、そのネット(N1)の囲い壁面(11)が図32(イ)のように、地面(GL)の中央部へ寄せ集められることとなるため、その寄せ集まる中央部をロール状態に折りたたみながら、図32(ロ)のように適当な結束紐(図示省略)を巻き付ける。
それから図32(ハ)のように、ネットセンター吊持索条(12)も一斉に弛緩させて、そのネット(N1)における天井面(10)の中央部も吊り降ろし、その吊り降ろし過程にある中央部もロール状に折りたたみながら、その下側から言わば段階的に適当な結束紐(図示省略)を巻き付け、その全体的な小型コンパクトの折りたたみ状態として、図32(ニ)のように地面(GL)の中央部にまとめ置く。
そうすれば、上記作業を逆順序に行うことにより、再度ドローン用飛行場の骨組に対するネット(N1)の吊り揚げ張設作業を、誰でも容易に正しく行うことができ、組立作業性の向上に役立つ。
そして、上記ネット(N1)を地面(GL)へ吊り降ろし、小型コンパクトに折りたたんだ後、その骨組を構成しているコーナーポール(P)の引き下げ短縮化や、引き続く上側サイドビーム(Bu)と下側サイドビーム(Bd)並びにトップアーム(T)の取りはずしを行い、更にこれらの骨組をすべて分解した短小部品として、その悉く自動車に積み込むことにより、希望する別な使用場所へ移動すれば良い。その移動後の新らしい使用場所において、そのドローン用の飛行場を組み立てる作業は、既述のそれと同じであり、これを繰り返せば良い。
図示の実施形態では、平面視のほぼ正方形な直方体に組み立てられたドローン用の飛行場を説明したが、その平面視のほぼ正方形のみならず、長方形やその他の多角形に組み立てても良く、殊更円形に近い正多角形に組み立てることが望ましい。何れにしても、その多角形に組み立てる構成によれば、その骨組であるコーナーポール(P)とサイドビーム(Bu)(Bd)並びにトップアーム(T)を、すべて直管から接続一本化することができ、組立状態の耐用性や量産効果などの向上に役立つ。
尚、ドローン(A)の飛行や操縦の練習を行う使用法について説明したが、本発明のドローン用飛行場は上記練習のみならず、例えば大型商業施設の広い駐車場に組み立て架構して、大衆に対するドローン飛行状況のデモンストレーションを行ったり、その飛行状況を撮影したりすることなどについても、広く使用することができる。
(10)・天井面
(11)・囲い壁面
(12)・ネットセンター吊持索条
(13)・ネットコーナー吊持索条
(14)・抜け止めフランジ
(15)・差込み接手
(21)・底蓋
(28)・トップアーム用支持脚管
(28a)・支持管部
(28b)・差込み脚管部
(29)(30)・軸受け孔
(29a)(30a)・上段軸受け孔部
(29b)(30b)・下段軸受け孔部
(29c)(30c)・段部
(31)・サイドビーム用軸受け管
(32)・ネットコーナー吊持索条係止用アイボルト
(33)・補強索条係止用アイボルト
(43)・単位ビーム管
(44)・接手管
(51)・段部
(52)・差込み接手
(53)(56)・吊り環
(57)・補強索条
(Bu)・上側サイドビーム
(Bd)・下側サイドビーム
(Ju)・上側コーナージョイント
(Jd)・下側コーナージョイント
(M)・据え立てベース
(N1)(N2)・ネット
(P)・コーナーポール
(P1)・最下段コーナーポール
(P2)・中1段コーナーポール
(P3)・中2段コーナーポール
(P4)・最上段コーナーポール
(T)・トップアーム
(T1)・根元トップアーム
(T2)(T3)・中間トップアーム
(T4)・先端トップアーム

Claims (12)

  1. 地面へ点在分布状態に据え立て固定される複数のコーナーポールと、
    そのコーナーポールの少なくとも上端部と中途高さ位置に各々取り付け一体化された上下一対づつのコーナージョイントと、
    隣り合うコーナーポールの上側コーナージョイント同士並びに下側コーナージョイント同士を各々連結することにより、平面視の全体的な多角形を形作ることになる上下一対づつの水平なサイドビームと、
    上記コーナーポールの上側コーナージョイントから多角錐の頂点を目指して求心方向へ各々派出される複数のトップアームと、
    天井面と囲い壁面との連続する断面ほぼ倒立U字形の可撓な一枚物として、上記コーナーポールとサイドビーム並びにトップアームから成る骨組の枠内へ張設されることとなるネットと、
    先端部が上記トップアームを通じて、ネットにおける天井面のほぼ中央部へ各々取り付け配線されたネットセンター吊持索条と、
    先端部が上記コーナーポールの上側コーナージョイントを中継して、同じくネットにおける天井面のコーナー部へ各々取り付け配線されたネットコーナー吊持索条とを備え、
    そのネットセンター吊持索条とネットコーナー吊持索条を地上から引っ張り操作することにより、上記ネットを吊り揚げて断面ほぼ倒立U字形に張設することができる一方、
    その引っ張り操作力を解くことにより、同じくネットを地面へ吊り降ろして折りたたむことができるように定めたことを特徴とするドローン用の飛行場。
  2. コーナーポールの下側サイドビームへ床面となる別個なネットを張り架けたことを特徴とする請求項1記載のドローン用の飛行場。
  3. コーナーポールの上側コーナージョイントとその隣り合うコーナーポールの下側コーナージョイントとの相互間並びに同じくコーナーポールの下側コーナージョイントとその隣り合うコーナーポールの上側コーナージョイントとの相互間を、X字状の筋交となる補強索条によって連結一体化したことを特徴とする請求項1記載のドローン用の飛行場。
  4. コーナーポールをその上端部へ行く程太さが徐々に細くなる複数本のFRP管から、伸縮自在に接続一本化したことを特徴とする請求項1記載のドローン用の飛行場。
  5. トップアームをその先端部へ行く程太さが徐々に細くなる複数本のFRP管から、抜き差し自在に差し込み一本化したことを特徴とする請求項1記載のドローン用の飛行場。
  6. サイドビームを太さが同じ複数本のFRP管から、着脱自在に接続一本化したことを特徴とする請求項1記載のドローン用の飛行場。
  7. コーナーポールをその上端部へ行く程太さが徐々に細くなる複数本のFRP管から、伸縮自在に接続一本化する一方、
    上記コーナーポールの上側コーナージョイントを高強度な合成樹脂製の円盤形として、その中心に貫通形成された段付き軸受け孔を最上段のコーナーポールへ、その段部が最上段コーナーポールの上端部へ係止する状態に差し込んで、その上側コーナージョイントの上方から最上段のコーナーポールへ、トップアーム用のイ字形支持脚管を差し込むと共に、
    上記円盤形上側コーナージョイントの円周面に所要数の上側サイドビーム用軸受け管と所要数のネットコーナー吊持索条係止用アイボルトとを取り付けたことを特徴とする請求項1記載のドローン用の飛行場。
  8. コーナーポールをその上端部へ行く程太さが徐々に細くなる複数本のFRP管から、伸縮自在に接続一本化する一方、
    上記コーナーポールの下側コーナージョイントを高強度な合成樹脂製の円盤形として、その中心に貫通形成された段付き軸受け孔を最下段のコーナーポールへ、その段部が最下段コーナーポールの上端部へ係止する状態に差し込むと共に、
    上記円盤形下側コーナージョイントの円周面に所要数の下側サイドビーム用軸受け管と所要数のネットコーナー吊持索条係止用アイボルトとを取り付けたことを特徴とする請求項1記載のドローン用の飛行場。
  9. 円盤形をなす上側コーナージョイントと下側コーナージョイントとの円周面に、所要数の補強索条係止用アイボルトを各々取り付けたことを特徴とする請求項7又は8記載のドローン用の飛行場。
  10. 少なくとも上端部と中途高さ位置に上下一対づつのコーナージョイントが取り付けられたコーナーポールの複数を地面へ、所要間隔おきの点在分布状態に各々据え立て固定し、
    その隣り合うコーナーポールの上側コーナージョイント同士並びに下側コーナージョイント同士を、その対応位置する上下一対づつの水平なサイドビームにより各々連結して、平面視の全体的な多角形に形作り、
    各コーナーポールの上側コーナージョイントからトップアームをその多角錐の頂点に向かって派出させることにより、上記コーナーポールとサイドビーム並びにトップアームから成る骨組を架構する一方、
    その骨組の枠内へ断面ほぼ倒立U字形に張設されることとなる大きさの可撓なネットを用意して、
    そのネットにおける天井面の中央部には、上記トップアームに通し込み配線したネットセンター吊持索条の先端部を取り付けておくと共に、
    同じくネットにおける天井面のコーナー部には、上側コーナージョイントに中継させて配線したネットコーナー吊持索条の先端部を取り付けておき、
    上記ネットをその天井面が展開した扁平状態として、上記枠内の地面に設置し、
    先ず、地上のコーナーポールが垂立するコーナー位置から、上記ネットセンター吊持索条を一斉に引っ張り操作して、そのネットにおける天井面の中央部を吊り揚げ、
    次に、同じくコーナー位置から上記ネットコーナー吊持索条を一斉に引っ張り操作して、同じくネットにおける天井面のコーナー部を吊り揚げることにより、そのネットを全体的な断面ほぼ倒立U字形に張設することを特徴とするドローン用飛行場の組立方法。
  11. ネットセンター吊持索条の手元部とネットコーナー吊持索条の手元部を、コーナーポールの下側コーナージョイントから一体的に張り出すアイボルトへ係止させることにより、ネットを断面ほぼ倒立U字形の吊り揚げ張設状態に保持することを特徴とする請求項10記載のドローン用飛行場の組立方法。
  12. ネットを全体的な断面ほぼ倒立U字形に張設した後、コーナーポールの下側サイドビームに床面となる別個なネットを張り架けることを特徴とする請求項10記載のドローン用飛行場の組立方法。
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