JP3035040U - レール固定、調整用ボルト

Info

(57)【要約】【目的】レールが多少ズレても，調整ボルト（１）に
より調整可能とし，又移動しないように固定することが
できる．【構成】ベースプレート（２）に調整ボルト（１）を
固着する．

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は，油圧片持ち型エレベータ又は，荷物用エレベータ等における，レール固定，調整器具に関するものである．

【０００２】

【従来の技術】

従来レールを固定する方法としては，クリップにてレールとブラケットをとめ，更に，動かないように現場溶接をしていた．

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

以上のように，従来レールは，クリップのみで固定するだけである．しかし油圧片持ち型エレベータやフォークリフト使用の荷物用エレベータにおいては，レール側面に掛かる荷重が非常に大きく，レールが移動するといった問題があった．本考案は，以上のような，レールの移動防止およびレールの固定を目的とする．

【０００４】

【議題を解決するための手段】

上記の目的を達成する手段として，本考案では，図１〜３に示す如く，ベースプレート（２）に調整ボルト（１）を固着し，調整ボルト（１）の頭を回す事によにより，レールの移動防止，移動調整を可能とする，

【０００５】

【作用】

以上のようにベースプレート（２）に固着された調整ボルト（１）１を回す事により，レールを左右に移動させる事ができる．又レールのズレ防止や固定させる事ができる．

【０００６】

【実施例】

本考案の実施例を図１〜３に基ずいて説明する．図１，２はコンクリート造の建物に取付けた場合を示す．ベースプレート（２）にて，レール（４）を取付け，クリップ（３）にて固定，更に調整ボルト（１）にて左右を押さえる．

【０００７】

【考案の効果】

本考案は，以上説明したように，構成されている．従って，偏芯荷重によるズレ防止すると共に，レールの位置を修正できる．

【図面の簡単な説明】

【図１】レール取付け正面図である．

【図２】レール取付け平面図である．

【図３】レール中間梁取付斜視図である．

【符号の説明】

１調整ボルト２ベースプレート３クリップ４レール

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【手続補正書】

【提出日】平成８年９月２４日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】考案の名称

【補正方法】変更

【補正内容】

【考案の名称】レール固定、調整用ボルト

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】レールブラケット又は，中間梁に取付けら
れたベースプレート（２）とベースプレート（２）に固
着された，調整ボルト（１）により構成され，レール位
置の移動を可能とし又レールの強固な固定を特徴とし
た，レール固定，調整用ボルト．