JP3034741B2 - 電源バックアップ装置 - Google Patents

電源バックアップ装置

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JP3034741B2 JP5312011A JP31201193A JP3034741B2 JP 3034741 B2 JP3034741 B2 JP 3034741B2 JP 5312011 A JP5312011 A JP 5312011A JP 31201193 A JP31201193 A JP 31201193A JP 3034741 B2 JP3034741 B2 JP 3034741B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばD−RAM(ダ
イナミック・ランダム・メモリ)等の揮発性メモリに対
する電源バックアップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば特開平4−134545号
公報に示された従来の電源バックアップ装置の回路構成
図であり、図6において、111は電子機器の制御部本
体を構成するCPUであって、バスライン112を介し
てバックアップ対象素子であるD−RAM113の他、
図示しないがプログラムデータ等が記憶されたROM
(リード・オンリ・メモリ)や各種入出力機器のコント
ローラ等が接続されている。
【0003】そして、上記CPU111の出力ポートO
pは、抵抗r101を介してNPN型トランジスタ(以
下、第1のトランジスタと称する)114のベースに接
続されている。上記第1のトランジスタ114のエミッ
タは接地されており、コレクタは抵抗r102を介して
PNP型トランジスタ(以下、第2のトランジスタと称
する)115のベースに接続されている。また、第1の
トランジスタ114及び第2のトランジスタ115のベ
ース・エミッタ間にはそれぞれ抵抗r103,r104
が介在されている。
【0004】上記第2のトランジスタ115のエミッタ
は逆流防止用ダイオード116を介して主電源の+5V
端子に接続されており、コレクタは電圧安定化回路11
7の入力側に接続されている。
【0005】上記電圧安定化回路117の出力側は、前
記D−RAM113の電源端子Vcに接続されている。
また、入力側には充電抵抗118を介してバックアップ
用バッテリ119が接続されている。ここに、前記第
1,第2のトランジスタ114,115、ダイオード1
16及び各抵抗r101〜r104によって、上記バッ
テリ119への充電開始タイミングを遅らせる充電開始
制御用リレー回路120が構成される。
【0006】一方、前記CPU111の入力ポートIp
には、抵抗r105を介して主電源の+5V端子が接続
されるとともに、コンパレータ121の出力端子が接続
されている。上記コンパレータ121の反転入力端子
(−)には抵抗r106を介して前記バッテリ119と
充電抵抗118との接続点p2が接続されており、非反
転入力端子(+)には主電源の+5V端子と接地間とに
介在された直列抵抗r107,r108の接続点p1が
接続されている。ここに、上記コンパレータ121及び
各抵抗r105,r106,r107,r108によっ
て、前記バッテリ119の電圧レベルが直列抵抗r10
7,r108によって決まる基準レベルよりも高いか低
いかを検出する電圧レベル検出回路122が構成され
る。
【0007】次に、上記の如く構成された従来装置の動
作について説明する。先ず、主電源がオフするとダイオ
ード116及び第2のトランジスタ115を介して供給
されていた+5V電圧がなくなり、バッテリ119の電
圧よりも充電抵抗118の一端aの電圧が低くなる。そ
の結果、該バッテリ119の放電が開始され、放電電流
が上記充電抵抗118を介して安定化回路117に流れ
る。これにより、D−RAM113の電源端子Vcに対
してバックアップ電圧が供給されて、D−RAM113
のメモリ内容が保持される。
【0008】次に、図7(a),(b)において時点t
0にて主電源がオンし、時点t1にてCPU111に+
5V電圧が供給されると当該CPU111が起動し、予
め設定されたプログラムに基づいて処理を実行する。す
なわち、先ず入力ポートIpへの入力信号を読込む。こ
こで、図7(a)に示すように、主電源オン時における
バッテリ119の電圧レベルVEが前記直列抵抗r10
7,r108によって決まる基準レベルEよりも高い場
合には上記入力ポートIpの信号レベルがローレベル
“L”なので、時点t2にて出力ポートOpからの出力
信号をハイレベル“H”に切り換える。
【0009】一方、図7(b)に示すように、バッテリ
119の電圧レベルVEが上記基準レベルEより低い場
合には上記入力ポートIpの信号レベルがハイレベル
“H”なので、バックアップが異常であった旨を知らせ
る警告などの処理を行う。その後、時点t3にて出力ポ
ートOpからの出力信号をハイレベル“H”に切り換え
る。
【0010】出力ポートOpからの信号がハイレベル
“H”になると、第1のトランジスタ114がオンし、
続いて第2のトランジスタ115がオンして、+5V電
圧がダイオード116、第2のトランジスタ115及び
電圧安定化回路117を介してD−RAM113の電源
端子Vcに印加され、上記D−RAM113はCPU1
11の制御によりデータの書込みおよび読出しが可能と
なる。また、バッテリ119の電圧よりも充電抵抗11
8の一端aの電圧が高くなるため、上記+5V電圧が充
電抵抗118を通してバッテリ119にも供給され、該
バッテリ119の充電が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の電源バックアッ
プ装置は以上のように構成されているので、主電源から
給電が行なわれている実動作中には、バックアップ用バ
ッテリ119の健全性を確認することができず、また、
D−RAM等のメモリの大容量化に伴うバックアップ電
源の電流増加のため、データ保持時間の減少、イニシャ
ル時間の増加等の問題点があった。つまり、揮発性メモ
リに対するバックアップ電源の信頼性に欠けるという問
題点があった。
【0012】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、主電源からの給電が行なわれて
いる実動作中においても、バックアップ電源の劣化状況
を確認できるようにすることを目的とする。
【0013】また、この発明は上記バックアップ電源の
劣化状況の確認を迅速にできるようにすることを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電源バッ
クアップ装置は、バックアップ対象素子のデータ保持電
圧レベルを検出する第1の電圧検出手段と、バックアッ
プ電源のテスト電圧レベルを検出する第2の電圧検出手
段と、前記バックアップ対象素子に相当し充電中止時に
前記バックアップ電源から給電を受ける負荷と、この負
荷の消費電力に応じて前記バックアップ電源が低下し前
記第2の電圧検出手段の出力信号が有効でなくなってか
ら計時を開始し前記第1の電圧検出手段の出力信号が有
効でなくなる時間を測定し該測定時間を前記バックアッ
プ電源の健全時における放電時間と比較して該バックア
ップ電源の劣化状況を判断する判断手段とを備えたもの
である。
【0015】また、この発明に係る電源バックアップ装
置は、バックアップ電源から負荷への通電電流をバック
アップ対象素子のデータ保持電流より大きくしたもので
ある。
【作用】
【0016】この発明における判断手段は、主電源によ
るバックアップ電源への充電中止時に、バックアップ電
源の給電電圧が負荷への給電によって低下し、テスト電
圧レベルを検出する第2の電圧検出手段の出力信号が有
効でなくなってから計時を開始し前記第1の電圧検出手
段の出力信号が有効でなくなる時間を測定し該測定時間
を前記バックアップ電源の健全時における放電時間と比
較することにより、バックアップ電源の劣化状況を判断
することができる。
【0017】また、この発明における電源バックアップ
装置は、バックアップ電源から負荷への通電電流をバッ
クアップ対象素子のデータ保持電流より大きくしたこと
により、バックアップ電源の劣化状況を迅速に確認する
ことができる。
【0018】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の実施例を図面について説明する。図1
は実施例1を示す回路構成図であり、図1において、1
は制御部本体を構成する判断手段としてのCPUであっ
て、バスライン2を介してバックアップ対象素子である
D−RAM3の他、図示しないがプログラムデータ等が
記憶されたROM(リード・オンリ・メモリ)や各種入
出力機器のコントローラ等が接続されている。4は主電
源5の給電電圧を安定化してバックアップ対象素子とし
てのD−RAM3に供給する安定化回路、6は充電中止
手段7、充電抵抗8を介して安定化回路4の入力端に接
続したバックアップ電源、9は充電中止手段7と並列に
接続した一方向通電素子としてのダイオード、10はバ
ックアップ電源6の健全性,つまりデータ保持電圧レベ
ルをチェックする電圧検出手段(第1の電圧検出手段)
である。
【0019】上記充電中止手段7は、上記CPU1から
制御信号を受けるトランジスタT1とバックアップ電源
6の充電路6aを開閉するトランジスタT2および複数
の抵抗r1〜r4で構成されている。また、上記電圧検
出手段10は、バックアップ電源6の健全性のチェック
電圧P1を設定するツェナーダイオードZ1と電圧比較
器C1および複数の抵抗r5〜r7で構成されている。
【0020】次に上記実施例1の動作を説明する。実動
作時は主電源5から安定化回路4を介してD−RAM3
に給電電圧を供給している。この実動作時、バックアッ
プ電源6の健全性、つまりバックアップ電源6の端子電
圧が健全電圧以上あるか否かを確認するため、CPU1
は出力ポートOP1の出力を有効とする。この有効信号
を受けた充電中止手段7は、トランジスタT1がオンし
てトランジスタT2をオフし、バックアップ電源6の充
電路6aを切断して、バックアップ電源6に対する充電
を中断させる。
【0021】この充電中断時、電圧検出手段10は予め
設定した健全性のチェック電圧P1(ツェナーダイオー
ドZ1の電源側の端子電圧)とバックアップ電源6の端
子電圧P2とを比較し、端子電圧P2がチェック電圧P
1より高いときは特に出力信号を出さないが、上記の端
子電圧P2がチェック電圧P1より低いときは、バック
アップ電源6が不健全であることを示す信号をCPU1
に出力する。この信号を受けたCPU1は、バックアッ
プ電源6が不健全であり、D−RAM3のバックアップ
電源として適さないことを不図示の報知手段で報知す
る。
【0022】また、上記の充電中断中、例えば事故等に
よって主電源5の給電電圧が低下した場合は、直ちにダ
イオード9、充電抵抗8、安定化回路4を介してバック
アップ電源6からD−RAM3に確実にバックアップ給
電が行なわれる。
【0023】実施例2. 図2は実施例2を示す回路構成図であり、前記図1と同
一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。図2
において、11はバックアップ電源6のテスト電圧レベ
ルを検出する電圧検出手段(第2の電圧検出手段)であ
り、チェック電圧P3を設定するツェナーダイオードZ
2と電圧比較器C2および複数の抵抗r8〜r10で構
成されている。そして、この電圧検出手段11は前記電
圧検出手段10と同様に端子電圧P2がチェック電圧P
3より低い状態になった場合、CPU1にバックアップ
電源6がバックアップに適さないことを報知する報知信
号を出力する。以下、電圧検出手段10,11から報知
信号が出力されない場合を有効、出力される場合を無効
として説明する。12はD−RAM3に相当する仮負荷
部であり、バックアップ電源6の健全性チェック時に該
バックアップ電源に接続されるようになっている。
【0024】次に上記実施例2の動作を図3のフローチ
ャートにもとづいて説明する。実動作時は主電源5から
安定化回路4を介してD−RAM3に給電電圧を供給し
ている。この実動作時、CPU1がIP2,IP1の入
力をリードし(ステップST3−1)、IP2有効,I
P1無効かを判断する(ステップST3−2)。YES
であれば、VCC>P3<P1>0のような条件が成立
することはありえないので、電圧検出手段11,12が
H/W的に故障している、つまり、電圧検出手段は健全
でない(ステップST3−3)。ステップST3−2の
判断がNOの場合は、IP2,IP1がともに有効かを
判断し(ステップST3−4)、NOの場合は、まだバ
ックアップ電源にチャージされていない状態なので、I
P2,IP1がともに有効になるまではポーリングを行
う(ステップST3−5)。上記ステップST3−4の
判断結果がYESの場合、充電中止手段7は前記実施例
1と同様にバックアップ電源6の充電路6aを切断する
(ステップST3−6)。次いで、CPU1の出力ポー
トOP1の有効信号でバックアップ電源6に接続された
仮負荷部12によって該バックアップ電源の電力消費を
行い、P2<P3となって電圧検出手段11が無効、つ
まり、報知信号を出力するまでポーリングを行う(ステ
ップST3−7)。
【0025】入力ポートIP2が電圧検出手段11から
報知信号の供給を受けると、その時点から時間測定を開
始し(ステップST3−8)、P2<P1となって電圧
検出手段10からの報知信号を受けてCPU1の入力ポ
ートIP1が無効になったとき、時間測定を終了する
(ステップST3−9)。そして、この計測時間を、バ
ックアップ電源6が健全である場合の放電時間(予め調
べ設定されている)と比較して(ステップST3−1
0)該バックアップ電源の劣化状況を判断し、バックア
ップ電源6が健全でない(ステップST3−11)か、
健全である(ステップST3−12)かを知るものであ
る。
【0026】この場合、バックアップ電源6から仮負荷
部12に流れる通電電流を、D−RAM3のデータ保持
電流より大きくすることにより、バックアップ電源6の
電力消費が短時間に行なわれ、バックアップ電源6の劣
化状況判断を迅速に行うことができる。
【0027】なお、上記のバックアップ電源6の劣化状
況の判断は、主電源5の給電開始から該バックアップ電
源が充電完了する時間以内にはできないようにする。
【0028】実施例3. 図4は実施例3を示す回路構成図であり、前記図1と同
一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。図4
において、D−RAM3は制御信号線13に接続された
重要度の高いメモリa1〜anからなるメモリ群3a
と、制御信号線14に接続された重要度の低いメモリb
1〜bnからなるメモリ群3bとにグループ分けされて
いる。
【0029】15はメモリ群3bに対する給電路に設け
た電源供給切断手段、16はバックアップ電源6の端子
電圧P2を入力し、その端子電圧P2がメモリ群3bの
バックアップを中断すべき電圧P3にまで低下したと
き、上記電源供給切断手段15に切断信号を出力する切
断電圧検出手段である。ここで、上記電圧P3はVCC
>P3>P1>0Vの範囲である。
【0030】次に上記実施例3の動作について説明す
る。主電源5がオフされ、バックアップ電源6によりD
−RAM3に対するバックアップが開始されたとき、バ
ックアップ電源6の端子電圧P2はP2>P3の関係に
なるので、メモリ群3a,3bの両方に給電される。
【0031】そして、バックアップ電源6が消費されて
P2<P3の関係になると、この端子電圧P2の低下を
検出した切断電圧検出手段16からの切断信号を受け
て、電源供給切断手段15がメモリ群3bに対する給電
路を切断して該メモリ群をバックアップ電源6から切離
す。この結果、以後、バックアップ電源6はメモリ群3
aのみをバックアップすればよいことになり、負荷の軽
減によって消費電力も半減し、反対に重要度の高いメモ
リ群3aのデータ保持時間を延ばすことができる。
【0032】実施例4. 図5は実施例4を示す回路構成図であり、前記図4と同
一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。図5
において、17は切断電圧検出手段16の出力情報をラ
ッチする切断情報格納手段であり、この切断情報格納手
段17の格納情報はCPUの入力ポートIP3に入力さ
れている。
【0033】次に上記実施例4の動作について説明す
る。主電源投入後、CPU1は入力ポートIP1とIP
3の入力状況を確認する。切断情報格納手段17による
出力が有効、つまり出力がない状態なら、メモリ群3
a,3bのデータは保持されていると認識し、このメモ
リ群3bに対する給電路接続などのイニシャル動作は必
要がない。
【0034】切断情報格納手段17からの入力信号が無
効、つまり切断情報の格納信号がある場合で、かつ電圧
検出手段10からの出力が有効なら、メモリ群3aはバ
ックアップされているが、メモリ群3bはメモリ群3a
のバックアップ時間を長くするために、バックアップ電
源6から切断されるため、主電源投入時にメモリ群3b
に対しては給電路接続などのイニシャル動作を行う。電
圧検出手段10からの入力が無意の場合にはメモリ群3
a、メモリ群3bに対してイニシャルを行う。
【0035】以上のように、データに重要度の優先順位
を付けバックアップ電源6の端子電圧P2の状態によっ
て、バックアップをしているD−RAM3を順次切り離
し、その切り離した状態を再度電源投入時に認識できる
ようにすることにより、イニシャル動作が必要かどうか
の判定に使用でき、イニシャル時間が短縮できることに
なる。また、メモリのバックアップの正当性の確認のた
めに、メモリの特定番地のリードを行い、メモリのバッ
クアップ状態を認識した場合、パリティ発生に対する処
理が必要であるが、その必要もなく、信頼性も向上す
る。
【0036】なお、上記実施例3または4においても、
実施例1における充電中止手段を付加し、実動作中にバ
ックアップ電源6のチェックができるようにすることを
可とする。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、バッ
クアップ電源の充電路を切断したとき、バックアップ電
源をバックアップ対象素子に相当する仮負荷部に接続
し、この仮負荷部にバックアップ電源から電流を流し、
このバックアップ電源の端子電圧がデータ保持電圧以下
に低下するまでの時間とバックアップ電源が健全な場合
の放電時間とを比較するように構成したので、バックア
ップ電源の劣化状況を判断することができ、バックアッ
プ電源の交換作業等を適格に行うことができる効果があ
る。
【0038】また、この発明によれば、バックアップ電
源から仮負荷部への通電電流をバックアップ対象素子の
データ保持電流より大きくなるように構成したので、バ
ックアップ電源6の電力消費が短時間に行なわれ、バッ
クアップ電源6の劣化状況判断を迅速に行うことができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1による電源バックアップ装置を示す
回路図である。
【図2】 実施例2による電源バックアップ装置を示す
回路図である。
【図3】 実施例2の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】 実施例3による電源バックアップ装置を示す
回路図である。
【図5】 実施例4による電源バックアップ装置を示す
回路図である。
【図6】 従来の電源バックアップ装置を示す回路図で
ある。
【図7】 従来の電源バックアップ装置の動作を説明す
るタイミング図である。
【符号の説明】
1 CPU(判断手段) 3 D−RAM(バックアップ対象素子) 5 主電源 6 バックアップ電源 7 充電中止手段 9 ダイオード(一方向通電素子) 10 電圧検出手段(第1の電圧検出手段) 11 電圧検出手段(第2の電圧検出手段) 12 仮負荷部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−288948(JP,A) 特開 平3−38711(JP,A) 特開 平5−189095(JP,A) 特開 平5−91225(JP,A) 特開 平3−223916(JP,A) 特開 昭58−222323(JP,A) 特開 昭61−254032(JP,A) 実開 昭62−69171(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/26 - 1/32 G06F 12/16 340

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックアップ対象素子に給電する主電源
    と、この主電源により充電され該主電源の給電電圧の低
    下時に前記バックアップ対象素子に給電するバックアッ
    プ電源と、前記主電源の給電時に前記バックアップ電源
    の充電を中止する充電中止手段と、前記バックアップ対
    象素子のデータ保持電圧レベルを検出する第1の電圧検
    出手段と、前記バックアップ電源のテスト電圧レベルを
    検出する第2の電圧検出手段と、前記バックアップ対象
    素子に相当し充電中止時に前記バックアップ電源から給
    電を受ける仮負荷部と、この仮負荷部の消費電力に応じ
    て前記バックアップ電源が低下し前記第2の電圧検出手
    段の出力信号が有効でなくなってから計時を開始し前記
    第1の電圧検出手段の出力信号が有効でなくなる時間を
    測定し該測定時間を前記バックアップ電源の健全時にお
    ける放電時間と比較して該バックアップ電源の健全性を
    判断する判断手段とを備えた電源バックアップ装置。
  2. 【請求項2】 前記負荷の通電電流を前記バックアップ
    対象素子のデータ保持電流より大きくしたことを特徴と
    する請求項1記載の電源バックアップ装置。
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