JP3034471B2 - 物干竿支持装置 - Google Patents

物干竿支持装置

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JP3034471B2
JP3034471B2 JP8318633A JP31863396A JP3034471B2 JP 3034471 B2 JP3034471 B2 JP 3034471B2 JP 8318633 A JP8318633 A JP 8318633A JP 31863396 A JP31863396 A JP 31863396A JP 3034471 B2 JP3034471 B2 JP 3034471B2
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JP
Japan
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arm
arm rod
rod
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clothesline
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JP8318633A
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Inventor
龍 清水
勝彦 三嶋
Original Assignee
株式会社川口技研
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベランダ等に取り付け
て、物干竿を挿通して使用する物干竿支持装置に関する
ものであって、竿受部を有する腕杆が垂直状態に収納さ
れる高さ位置を変更することができるようにしたもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、腕杆の竿受部が支柱から前方
に突出した状態で、腕杆が支柱に対して摺動可能に取り
付けられて成る物干竿支持装置は提案されているが、竿
受部を有する腕杆が垂直状態に収納される高さ位置を変
更することはできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】物干竿を竿受部に挿通
したまま収納する物干竿支持装置をベランダ手摺に取り
付ける場合、使用時には、長い物を干すためや日当たり
をよくするため、腕杆がなるべく高い位置にある方がい
いが、収納時には美観上の観点から腕杆はベランダ手摺
の上から大きく突出しない方がよい。また、公営住宅建
設基準によれば、足を掛けて登ってしまう危険を防止す
るため、収納時でも物干竿が下部足掛けより650ミリ
メートル以上の高さ位置にならなければならない。上記
の要望や規制をクリアする位置に本装置を取り付ける必
要があるが、被取付面の状況により、本装置を都合のよ
い位置に取り付けることができない場合があり、その際
に、収納時の腕杆の高さ位置を調整できることが必要で
あり、本発明は、この調整を可能にする機構を有する物
干竿支持装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明は上記の問題を
解決するために、腕杆を取り付けてある支柱を、取付具
に摺動可能かつ複数の位置で停止できるように取り付け
て成る物干竿支持装置において、腕杆は、複数の竿受部
を設けると共に、上縁に厚み方向に突出するレール部を
設けて成り、該レール部を、支柱の前部に設けたレール
溝に摺動可能に係合させて、腕杆が垂直状態かつその竿
受部が支柱から前方に突出した状態で、腕杆を支柱に対
して摺動可能に取り付け、腕杆の下方への摺動を止める
停止具を、支柱に対してスライド可能で複数の位置で固
定可能に設けて、腕杆の停止位置を変更することができ
るようにして成るものである。
【0005】
【作用】本発明は、腕杆の下方への摺動を止める停止位
置を変更することができるので、収納時の腕杆の高さ位
置を調整することができる。
【0006】
【実施例】本発明は、ベランダ手摺Tに固定ねじ24で
固着される裏基板22に取付具1をボルト23・23で
固着し、この取付具1に支柱2を摺動可能に取り付け、
さらに支柱2に、竿受部28・・・28を設けた腕杆3
を摺動可能かつ回動可能に取り付けて成るものである。
【0007】取付具1は、押し出し材で、前部に両側外
方に突出する被抱持突条25・25を設け、後部に裏基
板22への取付部を設けてある。取付具1の下部には、
回動可能な係合具15をばね16で前方へ突出するよう
付勢して取り付け、下端部に設けた操作部26を押すこ
とによってこの係合具15をばね16に抗して回動・後
退させることができるようになっている。
【0008】支柱2は、押し出し材で、前部に略蟻溝状
のレール溝10を設けると共に、その相対向する内側面
に内方にT字状に突出する突条11・11を設け、後部
に略蟻溝状の抱持溝12を設けると共に、その底面中央
に凹溝13を設けその底板に係合具15が係合する係止
孔14・・・14を間隔をおいて設けてある。そして、
支柱2のレール溝10内に停止具4が取り付けられる。
【0009】停止具4は、前板部5aの上端に天板部5
bを設けた本体5、両側が一段低くなっている裏板6、
天板部5bに接着する緩衝材7及び本体5と裏板6を結
合する取付ねじ8・8から成り、本体5の挿通孔9・9
に取付ねじ8・8を挿通して裏板6のねじ孔6a・6a
に螺合して結合し、本体5と裏板6で支柱2の突条11
・11を挟み、適当な位置で取付ねじ8・8を締め付け
て支柱2に停止具4を挟着するようになっている。停止
具4の高さ位置を変更するには、取付ねじ8・8を緩
め、停止具4を上又は下に摺動させ、再び取付ねじ8・
8を締め付ければよい。なお、停止具4は、支柱2に、
スライド可能で複数の位置で固定できれば本実施例には
限定されない。
【0010】支柱2の上端は斜めに切断してあり、そこ
に受板21を固定し、さらにキャップ17を被着してあ
る。キャップ17は、上方の一部及び前方が開口してお
り、相対向する内面には、略中央に一段低くなった略扇
状の溝18・18を設けると共に、前端上部に内方に突
出する受止突起20・20を設けてある。
【0011】取付具1の被抱持突条25・25を支柱2
の抱持溝12で抱持させて支柱2を取付具1にスライド
可能に取り付け、取付具1に取り付けた係合具15が支
柱2の係止孔14・・・14のいずれかに係止して停止
できるようになっている。支柱2を下方に移動するに
は、係合具15の先端に突起があるので、その突起をよ
けるまで支柱2を持ち上げ、操作部26を押して係止孔
14から係合具15の係合を外し、支柱2を下方へ移動
させ、適当な係止孔14の位置で操作部26を放せば、
ばね16により係合具15が前方へ回動し別の係止孔1
4に係合して下方調整できる。また、支柱2を上方に移
動するには、操作部26を押さなくても単に支柱2を持
ち上げれば、係止孔14の下縁が係合具15を回動・後
退させるので移動でき、別の係止孔14のところで係合
具15がばね16により前方へ回動した時に、支柱2を
放せばその係止孔14に係合具15が係合し上方調整で
きる。
【0012】腕杆3は、複数の竿受部28・・・28を
設けると共に、上縁に厚み方向に突出するレール部27
を設けてある。また、レール部27の基端部にさらに厚
み方向に突出する抜止突起19を設けてある。腕杆3
は、レール部27が支柱2のレール溝10に摺動可能に
係合しており、収納状態では、下端の抜止突起19が停
止具4上面の緩衝材7に当接している。腕杆3を上方へ
摺動させると、レール部27及び抜止突起19がレール
溝10から外れ、抜止突起19がキャップ17の溝18
の上の縁に当接しながら、腕杆3は前方へ回動する。そ
して、腕杆3の後端が受板21に当接し、抜止突起19
がキャップ17の上板及び溝18の縁に当接し、レール
部27が受止突起20に当接して、腕杆3は斜め上向き
の使用状態に停止する。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、収納時の
腕杆の高さを調整することができるので、ベランダ手摺
等の被取付箇所に取付可能な高さ位置に制約があって
も、使用時に好適すると共に建物の美観を損なわないよ
うにすることができ、なおかつ公営住宅建設基準をクリ
アすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】取付状態を示す全体側面図であって、(A)は
収納状態、(B)は使用状態を示す。
【図2】図1のA部拡大断面図である。
【図3】図2のB−B線断面図である。
【図4】停止具の分解斜視図である。
【図5】腕杆を収納している状態の横断面図である。
【図6】支柱を最も高く上げた状態における取付具と支
柱との係止状態を示す縦断面図である。
【図7】支柱上部の縦断面図である。
【符号の説明】
2 支柱 3 腕杆 4 停止具 28 竿受部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 57/02 - 57/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腕杆を取り付けてある支柱を、取付具に
    摺動可能かつ複数の位置で停止できるように取り付けて
    成る物干竿支持装置において、腕杆は、複数の竿受部を
    設けると共に、上縁に厚み方向に突出するレール部を設
    けて成り、該レール部を、支柱の前部に設けたレール溝
    に摺動可能に係合させて、腕杆が垂直状態かつその竿受
    部が支柱から前方に突出した状態で、腕杆を支柱に対し
    て摺動可能に取り付け、腕杆の下方への摺動を止める停
    止具を、支柱に対してスライド可能で複数の位置で固定
    可能に設けて、腕杆の停止位置を変更することができる
    ようにして成ることを特徴とする物干竿支持装置。
JP8318633A 1996-11-14 1996-11-14 物干竿支持装置 Expired - Lifetime JP3034471B2 (ja)

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JPH10137497A JPH10137497A (ja) 1998-05-26
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JP4994483B2 (ja) * 2010-05-26 2012-08-08 タカラ産業株式会社 物干し装置
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JP6259860B2 (ja) * 2016-04-27 2018-01-10 株式会社川口技研 物干装置の取付装置とこの取付装置を利用した取付構造

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