JP3034386U - 溶岩炭 - Google Patents

溶岩炭

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JP3034386U
JP3034386U JP1996006160U JP616096U JP3034386U JP 3034386 U JP3034386 U JP 3034386U JP 1996006160 U JP1996006160 U JP 1996006160U JP 616096 U JP616096 U JP 616096U JP 3034386 U JP3034386 U JP 3034386U
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lava
charcoal
coal
heated
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文夫 武井
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株式会社富士山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】炭火のような輻射熱を利用することができ、し
たがって調理に際して全体がむらなく加熱される好まし
い加熱状態を得ることができる、多用途に使用可能な溶
岩炭を提供しようとする。 【解決手段】平均径が約10mm以上の大きさであり、
かつ無数の気孔を有する溶岩片からなり、この溶岩片を
複数個燃焼装置の上にセットして加熱した上、赤化した
炭として利用するようにしたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は溶岩炭に関し、特に調理の際にコンロに使用して炭火と同様に調整 した火力を提供するのに適した溶岩炭に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、炭焼きが衰退して良質の炭を入手することが困難で、しかも高価である ため調理に使用することがほとんどなくなってきている。これに代わって電気コ ンロやガスコンロ等の種々のコンロ類が使用されるに至っている。
【0003】 一方、溶岩を所定の厚さおよび所定のサイズに切断し、バーベキューや焼き肉 用のプレートとして使用することが行なわれている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来例のうち前者のものにおいては、例えば従来のガスコン ロ等の加熱装置は、単に燃焼ガスの火力を利用したに過ぎないものであった。し たがって炭火のような輻射熱を利用することができず、調理に際して全体がむら なく加熱されるような好ましい加熱状態を得ることができないという欠点があっ た。
【0005】 また後者のものにおいては、バーベキューや焼き肉等には使用できるが、用途 がこれらに限定されてしまって汎用性に乏しいという欠点があった。
【0006】 この考案は炭火のような輻射熱を利用することができ、したがって調理に際し て全体がむらなく加熱される好ましい加熱状態を得ることができる、多用途に使 用可能な溶岩炭を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 すなわちこの考案の溶岩炭は、平均径が約10mm以上の大きさであり、かつ 無数の気孔を有する溶岩片からなり、この溶岩片を複数個燃焼装置の上にセット して加熱した上、赤化した炭として利用するようにしたことを特徴とするもので ある。
【0008】 またこの考案の溶岩炭は、上記気孔を有する溶岩をセットする燃焼装置が、ガ スコンロであることをも特徴としている。
【0009】 この考案の溶岩炭は以上のように構成したので、外観上炭火が燃えているよう に見え、非常に装飾的に優れた燃焼状態を得ることができる。
【0010】 また加熱された状態では溶岩炭から遠赤外線が出るので、炭火と同じ輻射熱を 利用することが可能となった。しかも炭火は炭を起こす手間が掛かったり、とぼ れてしまうおそれがあるのに対し、溶岩炭は炭を起こす手間もなく、またコンロ のガスを消すまではとぼれることがない。
【0011】 しかも、煮物や焼き物などをふっくらとおいしく煮たり焼いたりすることがで き、特に豆などを鍋にかけて煮るとはっきり膨らむのが見える。これは太陽光線 が布団をふくらませたり、野菜や果実を甘くするのと同じ作用であると考えられ る。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の溶岩炭の一実施例を図面に基いて詳細に説明する。図1およ び図2はこの考案の溶岩炭の1実施例を示すもので、1は、溶岩生成時の気泡が 冷えて固まった際にできた気孔2を有する溶岩である。
【0013】 この溶岩1は、特に富士山のものは数千年前にマグマが噴出して凝固したもの で、主成分として第1酸化鉄、酸化カルシウム、酸化マンガン等を含むものであ る。
【0014】 上記溶岩の気孔2は、溶岩1全体の約20%〜60%程度であることが望まし い。気孔が20%以下の場合は重くなり過ぎて扱いにくく、また60%以上の場 合は使用中に摩耗したり、気孔2がつぶれたりして粉塵が発生しやすくなるから である。
【0015】 上記溶岩1は図1のように角切りして立方体や直方体形状とし、これをさらに 回転ドラム等に投入して面取りおよび研磨することにより、頂部を取った小石状 に形成されている。ちなみに、上記溶岩炭11の寸法や形状は、一辺がほぼ1c m〜3cmの立方体ないし直方体等の小石状、直径がほぼ1cm〜3cmの球状 、あるいは径がほぼ1cm〜3cmで長さ約5〜10cmの棒状等とすることが 望ましい。もちろん、上記のように加工をして得た溶岩のみならず、自然石であ る小石状の溶岩を溶岩炭11として使用することもできる。
【0016】 上記溶岩炭11は天然のセラミックであり、遠赤外線を放射することが知られ ている。すなわち、加熱すると太陽光線のような輻射熱が得られ、生物の細胞を 活性化したり、新陳代謝を旺盛にするという効果がある。そして鬱血した部分の 血液循環を促進することにより、凝りや疲れを取り除く作用があるといわれてい る。したがって調理の材料にも同様の作用を及ぼして、煮物や焼き物などをふっ くらとおいしく煮たり焼いたりすることができるものと考えられる。
【0017】 図3はこの考案の溶岩炭11の使用状態を示すもので、ガスコンロ3等の燃焼 装置の上に溶岩炭11が適宜個数、敷き詰められている。このように溶岩炭11 をガスコンロ3の上にセットしておくと、次第に加熱された溶岩炭11は真っ赤 になってまるで炭火のように見えるのである。
【0018】 したがって、その上に鍋や焼き肉用のプレート、その他煮物や焼き物等の調理 を行なう際には非常に有用であり、そして煮物や焼き物などをふっくらとおいし く煮たり焼いたりすることができる。
【0019】
【考案の効果】
この考案の溶岩炭は以上のように構成したので、外観上炭火が燃えているよう に見え、非常に装飾的に優れた燃焼状態を得ることができる。
【0020】 また加熱された状態では溶岩炭から遠赤外線が出るので、炭火と同じ輻射熱を 利用することが可能となった。しかも炭火は炭を起こす手間が掛かったり、とぼ れてしまうおそれがあるのに対し、溶岩炭は炭を起こす手間もなく、またコンロ のガスを消すまではとぼれることがない。
【0021】 しかも、煮物や焼き物などをふっくらとおいしく煮たり焼いたりすることがで き、特に豆などを鍋にかけて煮るとはっきり膨らむのが見える。これは太陽光線 が布団をふくらませたり、野菜や果実を甘くするのと同じ作用であると考えられ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の溶岩炭の加工状態を示す斜視図であ
る。
【図2】得た溶岩炭の断面図である。
【図3】溶岩炭の使用状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 溶岩 2 気孔 3 ガスコンロ 11 溶岩炭

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均径が約10mm以上の大きさであ
    り、かつ無数の気孔を有する溶岩片からなり、この溶岩
    片を複数個燃焼装置の上にセットして加熱した上、赤化
    した炭として利用するようにしたことを特徴とする溶岩
    炭。
  2. 【請求項2】 気孔を有する溶岩をセットする燃焼装置
    が、ガスコンロである請求項1に記載の溶岩炭。
JP1996006160U 1996-06-28 1996-06-28 溶岩炭 Expired - Lifetime JP3034386U (ja)

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