JP3034115B2 - 結像方法及び装置並びに物体を正確に変位及び位置決めする装置 - Google Patents
結像方法及び装置並びに物体を正確に変位及び位置決めする装置Info
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Description
マスクプレートのマスクパターンを基板支持部材上に配
置した基板上の領域の異なるサブ領域上に繰り返し結像
する方法であって、マスクプレートのマスクパターンの
外側に位置する2個のマスク整列マークと基板の前記領
域の外側に位置する少なくとも2個の基板整列マークと
を用いてマスクパターンと基板とを互いに高精度に位置
決めするに際し、前記投影レンズ系を介してマスク整列
マーク及び基板整列マークを相互に結像させ、整列マー
クの像とこの像が形成される整列マークとの間の一致の
程度を観測し、前記マスクパターン及び基板を3軸座標
系の第1(X)の軸及び第2(Y)の軸に沿って相対的
に変位させると共に、必要に応じて前記座標系の第3
(Z)の軸を中心にして回転させる結像方法に関するも
のである。さらに、本発明はこの方法を実施する装置に
関するものである。
第4778275号明細書に記載されている。この公報
には、例えば集積回路(IC)のパターンのようなマス
クパターンを同一基板上に繰り返し縮小して結像する装
置が記載されており、2個の順次の結像工程間において
例えば基板面及びマスク面に平行な面においてマスクパ
ターン及び基板を互いに直交する2方向に移動させてい
る。
用いて製造される。第1のマスクパターンを有するマス
クは基板の多数のサブ領域例えば100 個のサブ領域上に
結像される。その後、基板は投影装置から取りはずさ
れ、所望の物理的及び/又は化学処理が施される。次
に、基板は同一又は別の投影装置に搬入され、第2のマ
スクパターンを有するマスクを用いて異なるサブ領域が
露光される。マスクパターンを投影する際基板のサブ領
域は高精度に位置決めする必要がある。
する場合にも拡散技術及びマスキング技術を用いること
ができる。このような構造物として、光集積回路や光集
積導波路構造及び磁気ドメインメモリの検出パターン並
びに液晶画像表示パネルがあげられる。これら構造物の
製造に際しても同様にマスクパターン像を基板に対して
極めて高精度に整列させる必要がある。
子部品を集積化する必要があること及び電子部品の微細
化に伴い、集積回路製造に対して一層厳格な要件が課せ
られている。従って、基板上に結像されるマスクパター
ンの像を極めて高精度に位置決めする必要がある。
め、例えば数10μm の範囲で位置決めするため、米国特
許第4778275号公報に記載されている装置は、基
板をマスクパターンに対して整列させる装置を具えてい
る。この整列装置では、基板に設けた整列マークとマス
クのマスクパターンの外側に設けた整列マークとを互い
に結像し、これらマーク間の相対位置が決定されてい
る。一方の整列マークの像が他方の整列マークと一致す
ると、マークパターンは基板整列マークの位置で基板に
対して満足し得る程度に整列する。基板マークとマスク
マークとを互いに結像させる主要な装置は、マスクパタ
ーンを基板上に投影する投影レンズ系により構成され
る。
ターンを用いて繰り返し照明されるべき基板領域の外側
に設けた2個又は数個の別の基板整列マークを整列装置
により2個のマスク整列マークに対して整列させる。こ
の整列作業は基板の全体的な整列として既知である。
させるため基板をマスクに対してそれ自身の面内で2個
の直交する軸すなわち座標系のX軸及びY軸に沿って変
位させる。米国特許第4778275号に記載されてい
る装置は、基板のX及びY軸方向の変位並びにZ軸を中
心とする回転を測定できる複合干渉計システムが具えら
れている。この干渉計システムは3軸干渉計システムと
しても称せられる。干渉計システムの情報は整列装置の
情報と共に処理されるので、基板整列マークがマスク整
列マークに対して整列すると、基板整列マークが干渉計
システムによって規定される2次元位置マトリックス中
のどこに位置するかが知らされる。
な整列を用いることは精度上十分なものではない。この
理由は、個々の基板サブ領域の位置がそれぞれ十分な精
度で決定されないためである。さらに、投影レンズ系の
焦点深度が浅く且つ基板には凹凸があるため、基板の凹
凸のある領域にディフォーカスした像が形成されてしま
い。製造されたICに欠陥が生じてしまう。従って、各
基板サブ領域を露光する前に、サブ領域における基板表
面が十分に水平であるか或いは結像面に対して十分に平
行に維持されているか否かを測定し、基板をX軸及び/
又はY軸を中心にして傾けることにより必要な補正を行
うことが好ましい。この方法は、ダイ−バイ−ダイ レ
ベリング(die-by-die levelling)として既知である。
基板の局部的水平化は基板ホルダを傾けることにより行
われるが、同時に基板ホルダに取り付けた干渉計のミラ
ーも傾くため干渉計信号に誤差が生ずるおそれがある。
基板ホルダのX軸及び/又はY軸まわりの意図的でなく
制御されない傾きが生ずるおそれがあり、この傾きも同
様に干渉計信号に影響を及ぼしてしまう。基板のサブ領
域の位置決め精度を一層改善すると共に一連の傾きを除
去するため、米国特許第4778275号に記載されて
いる投影装置が提案されている。この既知の投影装置で
は各サブ領域に対して個別の整列マークが付加されてい
る。そして、基板全体の整列に加えて、局部的水平化の
後サブ領域毎に整列作業が行われている。サブ領域毎の
水平化はフィールド−バイ−フィールド整列として既知
である。しかしながら、フィールド−バイ−フィールド
は相当長時間にわたる作業時間が必要となるため、投影
装置の基板スループットすなわち単位時間当りの処理で
きる基板の数が減少してしまい、指摘した基本的な欠点
が生じてしまう。さらに、サブ領域マークは処理される
べき基板表面の一部をなしているので、マスクパターン
が投影されるサブ領域の数すなわち基板当りのICの数
も減少してしまう。たとえサブ領域整列マークの大きさ
を小さくしても上記欠点を解消することができない。し
かも、マスク整列マーク及び投影されるサブ領域の外部
に位置する整列マークの大きさを小さくすると、整列精
度が低下する不都合が生じてしまう。
は上述した欠点を除去することにある。本発明の第1の
観点によれば、本発明による新規な方法は、前記基板の
各サブ領域を、別の整列を用いることなくマスクパター
ンに対して位置決めし、前記基板だけを前記X軸及びY
軸の少なくとも一方の軸に沿って高精度に変位させるこ
とにより、基板のX軸及びY軸の変位並びにZ軸を中心
とする回転だけでなくX軸及びY軸まわりの固定基準軸
に対する傾きも測定し、全ての測定結果を用いて前記サ
ブ領域のX−Y面内における最終位置決めを行うことを
特徴とする。
ループットを一層改善することができる。これは整列装
置の作業の一部を基板支持部材の位置決めに分担させる
ことにより相当な時間的改善を図ることができるという
認識に基いている。この作業の役割変更は可能である。
この理由は、本願人が、本発明により基板支持部材の位
置決めの精度を改善することに成功したからであり、基
板の局部的水平化に起因する基板の傾きがX−Yの位置
決め作業中に考慮されるからである。
第4665594号に記載されているような既知の3軸
干渉計システムを用いることができる。この特許公報の
装置では、基板ホルダの制御及び変位についてだけ対処
しており、整列装置と干渉計システムとの間の協働につ
いて何んら対処していない。
いるように、3軸干渉計システムを用いる場合干渉計ビ
ームの主光線を基板面内に位置させる必要があり、すな
わち干渉計システムと協働するミラーを基板面を超えて
突出させる必要がある。しかしながら、この場合、基板
と投影レンズ系との間の有用な空間に関して並びに大き
なミラーを十分に高精度に製造することに関して問題が
生じてしまう。さらに、ミラーが大きくなると変位させ
るべき素子の重量が重くなり、基板支持部材を位置決め
する際の精度及び速度が低下してしまう。別の解決方法
として、ミラーが投影レンズ系と基板との間の空間の外
部に常時位置するようにミラーホルダを拡大することが
考えられるが、良好な解決策とはならない。さらにミラ
ーが投影レンズ系の結像面の中間から遠く離れる場合干
渉計ビームの方向を一層高精度に固定する必要もある。
発明の好適実施例は、複合5軸干渉計システムを用いて
前記基板の変位、回転及び傾きを測定することを特徴と
する。
個の検出器を具え、これら検出器の出力信号を組み合せ
て、X方向位置信号、Y方向位置信号、X軸まわりの傾
きを指定する信号φX 、Y軸まわりの傾きを指示する信
号φY 、及びZ軸を中心とする回転を指示する信号φZ
を形成することができる。
ることができ、従って2個の実施例があげられる。各基
板サブ領域について局部的水平化を行う第1の好適実施
例は、傾き測定の結果を用いて変位測定の結果を補正す
る。第2の実施例は、傾き測定の結果を用いて基板を水
平化する。
法を実施する装置、すなわちマスクパターンを基板上に
繰り返し結像する投影装置の一部をなし、いわゆる水平
度検出装置を具え基板を局部的に水平化する装置にも関
するものである。
個の自由度を以て物体を位置決めする同様な装置にも用
いられる。これらの装置の例として、個別の基板及びマ
スクを測定する装置、レーザビーム又は電子ビームによ
って例えばICパターンのようなパターンを書込む装置
のマスクテーブルを位置決めする装置、マスクパターン
をX線放射によって基板上に投影する装置の基板テーブ
ルを位置決めする装置、及び産業上種々の場所で用いら
れ真の測定装置があげられる。
動装置と、3 軸座標系のX軸及びY軸に沿う変位並びに
Z軸を中心とする回転φZを測定する干渉計システムと
を具える物体を高精度に変位させ及び位置決めする本発
明による装置は、前記干渉計システムが、前記物体のX
軸及びY軸まわりの傾き測定用の5個の測定軸を有し、
干渉計ミラーを物体を固定状態に支持する物体テーブル
に結合されている物体支持部材の反射性側面で構成した
ことを特徴とする。
ているので、この装置は、物体自身の移動が測定され測
定信号が物体テーブルの部材の相互移動による影響を受
けない利点が達成される。
は、本発明の種々の実施例において種々の態様で用いら
れる。
る投影装置のように局部的な水平化を行う装置に用いら
れるように構成した装置の第1実施例は、前記干渉計の
測定ミラーが最大でも物体が配置されるべき物体支持部
材の表面まで延在し、全ての干渉計信号をX−Y−φz
駆動用の制御信号に変換する干渉計信号処理ユニットを
設けたことを特徴とする。
板の局部的水平化に起因する基板の傾きに対してX及び
Y方向の変位測定信号及び回転測定信号を補正する。
に意図した装置の実施例は、前記干渉計信号をX−Y−
φz 駆動用の制御信号及び物体の傾きを除去するアクチ
ュエータ用の制御信号に変換する干渉計信号処理ユニッ
トを設けたことを特徴とする。
わりの傾きが生ずる所望位置から次の位置へ変位させず
に所望のX及びY方向位置に正確に変位させることがで
きる。
られている干渉計システムを用いる場合、干渉計ビーム
が伝播する空間の媒体の光学特性が一定に維持されれ
ば、前記変位又は傾きを高精度に例えばそれぞれ5nm及
び1/2 マイクロラジアンの範囲で測定することができ
る。媒体の圧力,温度,湿度,組成,屈折率が変化する
おそれがあるため、干渉計ビームの見掛の波長が変化し
てしまい測定誤差が生ずるおそれがある。
による変位兼位置決めの装置は、前記干渉計システム
が、測定ビームが静止している反射素子と共働する6番
目の基準軸を有することを特徴とする。
同一の媒体中を伝播する特別の測定ビームにより測定す
ることができる。この特別の測定ビームによって発生す
る測定信号は信号処理装置に供給されるので、X,Y,
φx , φy 及びφz の測定結果は屈折率変化に対して補
正することができる。
計装置の特別のビームを用いて干渉計媒体の屈折率変化
を測定することは例えば欧州特許出願第284304号
から既知である。しかしながら、この特別なビームは別
のサブシステム、すなわち光学キャビティを有する波長
測定装置と協働している。この光学キャビティは前面側
及び背面側が反射素子によって閉止され、そのサイド部
分には媒体が流入及び流出する開口部が形成されてい
る。この特別なビームは2本のサブビームに分割され、
一方のサブビームは前面側で反射し他方のサブビームは
背面側で反射する。これらサブビーム間の位相差は、媒
体中の変化によって生じた屈折率変化に起因するキャビ
ティ内の光路長変化の目安となる。このキャビティの安
定性に対しては極めて厳格な要件を課す必要がある。さ
らに、このキャビティは干渉計システムの測定ビームか
らある距離を以て配置されている。さらに、この干渉計
システムはX−Y系すなわち2軸系とされている。
マイクロリソグラフィ アンドメトロロジー フォー
マイクロサーキット ファブリケーション(OpticalM
icrolithgraphy and Metrology for Microcircuit Fabr
ication)”の第1138巻の第151 頁〜157 頁に記載され
ている文献“ウルトラ- プリサイズ マスクメトロロ
ジー デベロップメントアンド プラクティカル リザ
ルツ オブア ニュー メジャリング マシン(Ultra-
precise mask metrology develop-ment and practical
results ofa new measuring machine)”には、物体テー
ブルの変位を測定する干渉計システムを用い、実際の干
渉計ビームに加えて特別なビームを用いて干渉計媒体中
の屈折率変化を決定する測定機器が記載されている。こ
の特別なビームは、前記欧州特許出願第284304号
に記載されているキャビティと同様に、極めて安定な基
準距離として機能するいわゆるエタロンと協働してい
る。この文献に記載されている干渉計システムは2軸系
であり、5軸系ではない。さらに、基準ビーム用の反射
素子は測定機器の対物レンズ系に配置されているので、
対物レンズ系の測定テーブルに対する移動を正確に補正
することができる。
よる装置は、前記干渉計ビームが通過する空間の上方
に、一定の屈折率を有する空気流を供給する空気シャワ
を設けたことを特徴とすることができる。
体の光学性能が一層改善されるだけでなく、媒体が必要
な基準ビームを含む全ての測定ビームの位置において同
一の光学性能を有することができる。この流入される空
気は極めて高純度及び一定の温度の空気とすることが好
ましい。この装置は基板上に繰り返し露光する装置に用
いる場合、この空気を用いて基板を収納する空間を調整
することができる。
空間内の媒体を一定温度の清浄な空気でリンスすること
により高精度に検査することは、例えば1990年8月に発
行された雑誌“ソリッド ステート テクノロジー(So
lid State Technology)”に記載されている文献“ウェ
ファコンファインメント フォー コントロールオブ
コンタミネーション イン マイクロ−エレクトロニク
ス(wafer canfi-nement for control of contaminatio
n in micro-electronics) ”から既知である。しかしな
がら、この文献には基板テーブル用の干渉計システムに
ついては記載されておらず、干渉計媒体を検査すること
についても全く記載されていない。
いて、測定ビーム及び基準ビームは物体テーブルのミラ
ー及び基準ミラーでそれぞれ反射した後満足し得る程度
に互いに平行にすると共にビームスプリッタにより再び
結合する必要がある。しかしながら、X,Y及びZ軸ま
わりの物体テーブルの傾きにより、測定ビームは関連基
準ビームの方向とは異なる方向を向くおそれがある。物
体テーブルが測定方向に移動すると全体の強度が最大値
から最小値まで変化する放射スポットの代りに、物体テ
ーブルの移動に応じて測定ビームと関連する検出器の位
置のスポットの領域に光の干渉パターン及び暗い細条を
発生させる。これら細条の移動従って物体テーブルの移
動は検出器によって測定することはできず又は不正確に
しか測定できない。
測定軸の測定ビームの光路中にレトロリフレクタを配置
し、前記物体支持部材のミラーにより第1の反射をさせ
た後、前記レトロリフレクタにより前記測定ビームを前
記ミラーに再度入射させ、このミラーで第2の反射をさ
せるように構成したことを特徴とする。
ームのオリジナルな方向は、二重反射することにより物
体支持部材の傾きとは無関係に維持される。
偏向反射させるためにレトロリフレクタを用いること
は、1989年に発行された雑誌“オプティカル/レーザ
マイクロリソグラフィ II(Optical/Laser Microlitho
graphy II )“第1088巻、第268 頁〜272 頁に記載され
ている文献“リニア/アンギュラ ディスプレイスメン
ト インタフェロメータ フォー ウェファステージ
メトロロジィ(Linear/angular displacement interfer
ometer for waferstage metrology )“から既知であ
る。しかしながら、この文献に記載されている干渉計シ
ステムは5軸系ではなく3軸系にすぎない。
システムが第1及び第2の干渉計ユニットを有し、第1
の干渉計ユニットが3個の測定軸に沿って測定を行う測
定ビームを発生し、第2の干渉計ユニットが2個の測定
軸に沿って測定を行う測定ビームを発生することを特徴
とする。
により、空間占有性及び複合化性能を最適にすることが
できる。干渉計ユニットは、複数の偏光感知性又は偏光
不感知性ビームスプリッタと、複数の偏光回転子と、複
数の検出器とを有している。
の測定ビームを第2の干渉計ユニットから出射させるこ
とを特徴とする。
ットに対して均一に分布するので、これらのユニットは
同一構造を有することになる。
置は、前記基準軸用の基準ミラーを第2の干渉計ユニッ
トに固着したことを特徴とする。
用の放射源を有している。一方、本発明による装置は、
2個の干渉計ユニットが共通の放射源を有することを特
徴とする。
きると共に製造コストを安価にすることができる。
に異なる周波数で相互に直交する偏光方向を有する2個
のビーム成分を発生させることを特徴とする。このよう
に構成することにより、高いS/N比を有する高精度な
測定信号を得ることができる。
イン検出を用いることができる。しかしながら、同一の
測定軸に関連する測定ビームと基準ビームとの間の位相
差を利用した干渉計システムを用いることも可能であ
る。
し結像する装置に関するものであり、この装置は既知の
装置よりも一層高速で高精度に作動することができる。
この装置は、マスクホルダと、基板支持部材を有する基
板テーブルと、前記マスクホルダと基板テーブルとの間
に配置した投影レンズ系と、前記基板をマスクパターン
に対して全体的に整列させる整列装置と、前記基板を局
部的に水平にする水平化装置と、基板用の変位兼位置決
め装置とを具え、前記変位兼位置決め装置が第1のモー
ドで順次駆動し得る装置とされ、第1のモードにおい
て、前記整列装置及び干渉計測定信号により基板をマス
クパターンに対して全体的に位置決めし、第2のモード
において前記干渉計測定信号だけによって前記基板のサ
ブ領域をマスクパターンに対して位置決めすることを特
徴とする。
置の光学素子の配置構成を示す。この装置の主要な構成
要素は、結像されるべきマスクパターンCが設けられて
いる投影カラムと、基板をマスクパターンCに対して位
置決めするための可動基板テーブルWTとである。この装
置は、さらに例えばクリプトン-フロライド エキシマ
レーザから成る放射源LA、レンジ系LS、ミラーRE及びコ
ンデンサレンズCDを具える照明光学系を有している。投
影ビームはマスクMA中にあるマスクパターンを照明し、
マスクMAはマスクテーブルMT上に配置する。
影カラム内に配置され線図的に図示した投影レンズ系PL
を通過する。投影レンズ系はマスクパターンCの像を基
板W上に形成する。この投影レンズ系は倍率Mが例えば
M=1/5 であり、NA=0.48 の開口数を有し、21.2mm径の
回折限界像フィールドを有している。基板は線図的に図
示した基板テーブルWTの一部を構成する基板支持部材WC
によって支持する。
マスクMAを基板Wに対してXY面内で整列させる装置、
基板ホルダすなわち基板の位置及び向きを決定する干渉
計、及び焦点すなわち投影レンズPLの結像面と基板Wの
表面との間の偏位を決定する焦点誤差検出装置を具え
る。これらの測定装置はサーボ系の一部であり、このサ
ーボ系は信号処理兼制御回路と、基板の位置及び向き並
びに焦点誤差を測定装置から供給される信号に基いて補
正するドライバすなわちアクチュエータとを具えてい
る。
クMA中の2個の整列マークM1及びM2を用いる。これらの
マークは回折格子で構成するのが好ましいが、周囲部材
とは光学的に異なる四角形又は細条のような別のマーク
で構成することもできる。整列マークは2次元マークと
するのが好ましい。すなわち、これらマークは互いに直
交する2方向(図1のX及びY方向)に延在する。例え
ば半導体基板のような基板上にマスクパターンCを数回
並んで結像させる必要があり、この基板は複数の整列マ
ーク好ましくは同様に2次元回折格子を有し、これら整
列マークのうち2個のマークP1及びP2を図1に示す。マ
ークP1及びP2は基板WのパターンCの像が形成される領
域の外部に位置する。好ましくは、格子マークP1及びP2
を位相格子とし格子マークM1及びM2は振幅格子とする。
実施例を拡大して示す。この基板格子は4個のサブ格子
P1a, P1b, P1c 及びP1d を有し、これらサブ格子のうち
2個の格子 P1b及びP1d はX方向整列用に作用し、他の
2個の格子P1a,及びP1c はY方向整列用に作用する。2
個のサブ格子 P1b及びP1c は例えば16μm の格子周期を
有し、2個のサブ格子P1a 及びP1d は例えば17.6μm の
格子周期を有している。各サブ格子は例えば200 ×200
μm の寸法とすることができる。これらサブ格子及び適
切な光学系を用いることにより原理的に0.1 μm 以下の
整列精度を達成することができる。尚、別の格子周期を
選択して整列装置の精度を拡大することもできる。
個の整列ビームb及びb′を用いて基板マークP2をマス
クマークM2上に整列させ基板マークP1をマスクマークM1
上に整列させる二重整列装置を示す。ビームbを例えば
ミラーのような反射素子30によりプリズム26の反射面上
に反射させる。このビームb は反射面27により基板マー
クP2に向けて反射し、その一部は基板マークを通過して
ビームb1として関連するマスクマークM2に入射し、この
マスクマークに基板マークP2の像が形成される。例えば
プリズムのような反射素子11をマスクマークM2の上方に
配置し、このプリズムによりマークM2を通過した放射光
を放射感知検出器13に入射させる。
影レンズ系PL内の反射素子29に向けて反射する。この反
射素子29によりビームb1′はプリズム26の第2の反射面
28に向けて反射し、プリズム26の表面により基板マーク
P1に入射する。この基板マークによりビームb1′の一部
がマスクマークM1に向けて反射し、このマスクマークM1
に基板マークP1の像が形成される。マスクマークM1を通
過したビームb1′は反射素子11′で反射し放射感知検出
器13′に入射する。
る。尚、図3は整列ビームb及びb′を投影レンズ系に
結合させる点において図1の装置とは相異する実施例を
示す。本例では、投影レンズ系PLの光軸AA′に対して対
称に位置決めされ互いに独立した2個の同一の整列装置
AS1 及びAS2 を用いる。整列装置AS1 はマスクマークM2
と関連し、整列装置AS2 はマスクマークM1と関連する。
これら2個の整列装置の対応する素子には同一の参照番
号を付し、整列装置AS2 の構成要素にはダッシュを付し
て整列装置AS1 の構成要素と区別する。
ーザのような放射源1を有し、この放射源から整列ビー
ムbを放出する。このビームはビームスプリッタ2によ
り基板Wに向けて反射する。ビームスプリッタはハーフ
ミラー又はハーフプリズムとすることができる。好まし
くは偏光感知分離プリズムとλ/4板3とで構成すること
ができる。ここで、λはビームbの波長である。投影レ
ンズ系PLによりビームbを基板W上に1mm程度の径の微
小な放射スポットVに集束させる。この基板Wによりビ
ームbの一部がビームb1としてマスクMに向けて反射す
る。ビームb1は投影レンズ系PLを通過し、この投影レン
ズ系によりマスク上に放射スポットVが結像される。基
板を照明装置内に配置する前に、基板を例えば欧州特許
出願第164165号に記載されているような本装置に
結合されている予備整列ステーションに放射スポットV
が基板マークP2上に位置するように予め整列させる。こ
の基板マークP2はビームb1によりマスクマークM2上に結
像される。投影レンズ系の倍率を考慮してマスクマーク
M2の寸法を基板マークP2の寸法に適合させる。この結
果、これら2個のマークが相互に正確に位置決めされる
とマークP2の像はマスクマークM2と正確に一致する。
列ビームはλ/4板を2回通過し、λ/4板の光学軸は放射
源1から放出された直線偏光したビームbの偏光方向に
対して45°の角度を以て延在する。従って、λ/4板を通
過したビームb1はビームbに対して90°回転した偏光面
を有するので、ビームb1は偏光分離プリズム2を透過す
る。偏光分離プリズムとλ/4板の組み合せを用いること
により、整列ビームの整列装置の光路への結合の際の損
失が最小になる利点が達成される。
ズム11により反射し、別の反射プリズム12を経て放射感
知検出器13に入射する。この検出器は例えば図2に示す
サブ格子の数に従って例えば4分割された放射感知区域
を有する複合型フォトダイオードとする。これら検出器
からの出力信号はマスクマークM2と基板マークP2の像と
の一致の程度の目安となる。これら出力信号を電子的に
処理して基板マークP2の像がマスクマークM2と一致する
ように駆動系(図示せず)を介してマスクを基板に対し
て整列させるために用いることができる。このようにし
て整列装置が得られる。
スプリッタ14をプリズム11と検出器13との間に配置して
ビームb ′の一部をビームb2に分割する。分割されたビ
ームb2は例えば2個のレンズ15及び16を経てテレビジョ
ンカメラ17に入射する。このテレビジョンカメラはモニ
タ(図示せず)に結合され、このモニタ上にマークP2及
びM2を表示する。従って、操作者は2個のマークが互い
に一致しているか否かを確認し、マニュプレータにより
基板Wを移動させてこれらマークを互いに整列させるこ
とができる。
に、マークM1とP2並びにM1とP1を互いに整列させること
ができる。
特許第4778275号明細書を参考にすることができ
る。
例えば248 nmのような短波長の照明ビーム及び例えば67
3 nmのような相当に長い波長の整列ビームを用いる装置
に特に好適である。
するように設計されているから、この投影レンズ系を用
いて整列マークP1, P2及びM1, M2を整列ビームにより互
いに結像させようとするとずれが生じてしまう。基板マ
ークP1及びP2はマスクマークが位置するマスクパターン
面に結像せず、マスクパターンの面からある距離だけず
れて結像し、この距離は投影ビームの波長と整列ビーム
の波長との間の差並びにこれら2個の波長ビームに対す
る投影レンズ素子の材料の屈折率の差に依存する。
整列ビームが633 nmの波長を有する場合、ずれる距離は
2mにもなってしまう。さらに、基板マークは理想倍率
からずれた倍率でマスクマーク上に結像され、この倍率
のずれは波長差に応じて増大する。
ズすなわち補正レンズ25を投影カラムPL内に挿入する。
この補正レンズは投影カラム内の適切な高さ位置に配置
し、基板マークによって形成される整列ビームの異なる
回折次数のサブビームが補正レンズ面において十分に分
離されてこれらサブビームを個別に支配できるようにす
ると共に、この補正レンズが投影ビーム及びこの投影ビ
ームによって形成されるマスク像にほとんど影響を及ぼ
さないようにする。この補正レンズは投影レンズ系のフ
ーリエ面に配置することが好ましい。図1及び図3に示
すように、補正レンズ25を整列ビームb1及びb1′の主光
線が互いに交差する面に配置すれば、この補正レンズを
用いて2本の整列ビームを補正することができる。
十分な性能を達成できるが、ある状況下においては依然
として微小な整列誤差が生ずるおそれがある。本発明者
が種々の実験及び解析を行った結果、この整列誤差は、
検出器13又は13′に入射する選択した整列ビーム部分で
生ずる位相差に帰因することが判明した。この位相差
は、基板マークから出射した整列ビーム部分の対称軸が
マスクプレートと直交せず、この結果マスクプレートで
不所望な反射が生ずる場合に発生する。この課題を解決
するため、本願人は、マスクマーク付近にくさび又は別
の偏向素子を配置することをすでに提案している。
ぞれ有する2個の光学くさびを有する整列装置の実施例
を示す。これらのくさびにより、整列ビームb1′, b1は
マスクプレートに直交入射する。
の照明系 IS1及びIS2 により照明することができる。各
照明系は放射源1(1′)、2個のレンズ60, 62(6
0′,62′) 及び調整可能な平行平面板61(61 ′) を有
し、平行平面板によりビームb(b′) の方向の微調整を
行う。レンズ60及び62により放射源1(1′)の像の品
質を維持する。投影レンズ系に含まれるレンズのうちフ
ーリエ面に位置するレンズ群だけを線図的に単一のレン
ズ素子pl1 として図4に示す。
の焦点面と基板Wとの間のずれを決定する焦点誤差検出
装置を具え、この焦点誤差は例えば投影レンズ系をその
光軸方向に移動させることにより補正することができ
る。図1に示すように、この焦点誤差検出装置は、投影
レンズ系に固定したホルダ(図示せず)内に配置した素
子40, 41, 42, 43, 44, 45及び46により構成する。符号
40はフォーカシングビームb3を放射するダイオードレー
ザのような放射源を示す。このビームb3は反射プリズム
42を経て微小角を以て基板Wに入射する。基板で反射し
たビームはプリズム43によりレトロリフレクタ44に向け
て反射する。このレトロリフレクタ44はそれ自身でビー
ムを反射するので、このビーム(b3 ′) は反射して再度
同一の光路を通り、プリズム43, 基板W及びプリズム42
を通過する。このビームb3′は半反射性素子41及び反射
素子45を経て放射感知検出系46に入射する。この検出系
は、例えば位置依存性検出器又は2個の個別の検出器を
具える。この検出系に形成されるビームb3′の放射スポ
ットの位置は、投影レンズ系の焦点面の基板Wに対する
一致の程度に応じて変化する。この焦点誤差検出装置の
詳細な説明は米国特許第4356392号に記載されて
いる。
確に決定するため、既知の投影装置は多重軸干渉計を具
える。米国特許第4251160号には2軸系の干渉計
が記載され、米国特許第4737283号には3軸系の
干渉計が記載されている。図1においてこのような干渉
計を素子50, 51, 52及び53を以て線図的に示す。図1に
おいて1本の測定軸だけを示す。
射されたビームb4はビームスプリッタ51により測定ビー
ムb4m と基準ビームb4r に分割する。測定ビームは基板
ホルダWHの反射性側面に入射する。反射した測定ビーム
は、例えばいわゆる“コーナキューブ”から成る静止レ
トロリフレクタ52で反射した基準ビームとビームスプリ
ッタ51により合成される。この合成ビームの強度は検出
器53により測定され、基板支持部材WCの変位(この場合
X方向の変位)は、検出器53からの出力信号から取り出
すことができ、この基板支持部材WCの瞬時位置も設定す
ることができる。
干渉計からの信号を1個の信号S53 で示し、この信号S
53 及び整列検出装置信号S13 及びS ′13を例えばマイ
クロコンピュータのような信号処理ユニットSPUに供
給し、この信号処理ユニットにより入力信号を処理して
アクチュエータAC用の制御信号を発生させ、アクチュエ
ータACにより基板ホルダWHを介して基板支持部材をX−
Y面内で移動させる。
り、整列マークP1及びP2とM1及びM2の位置及びこれらマ
ーク間の相対距離を、整列作業中に静止干渉計システム
によって規定される座標系に設定することができる。
せる既知の方法では、欧州特許出願第164165号に
記載されているように、基板は例えば予備整列ステーシ
ョンにおいてある範囲に亘って予備整列される。予備整
列された基板が投影装置内に挿入された後、基板は、マ
スクマークM1, M2及び基板マークP1, P2によりマスクに
対して全体的に整列される。その後、マスクパターンが
投影される基板のサブ領域すなわち基板フィールドはマ
スクパターンの下側に極めて正確に位置決めされ、その
後光源LAからの照明光がマスクパターンを通過し基板に
入射する。次に、基板を変位させ、第2の基板フィール
ドをマスクパターンの下側に正確に位置決めし、その後
第2の照明露光を行い、全ての基板フィールドが照明露
光されるまでこの作業を行う。
なるように要求されている現状において投影レンズ系の
焦点深度が極めて浅いこと並びに基板が平坦でないこと
があることよりデフォーカス像が形成されるので、結像
操作を行う前に関連する基板のサブ領域を水平にする必
要がある。この目的を達成するため、いわゆる局部的レ
ベルセンサを用いて関連する基板のサブ領域が投影レン
ズ系の像フィールドに対して傾斜しているか否か検出す
る必要がある。このレベルセンサは、例えば1988年に発
行された刊行物“オプティカル/レーザ マイクロリソ
グラフィ(Optical/Laser Microlithography) 、第922
巻, 第270 頁〜276 頁に記載されている文献“ザ オプ
ティカル ステッパ ウィズ ア ハイ ニュメリカル
アパーチャ アイ−ライン レンズ アンド ア フ
ィールド−バイ−フィールド レベリング システム
(The Optical Stepper with a high numerical apertu
re i-line lens and a field-by-field levelling syst
em) 及び米国特許第4504144号に記載されてい
る。局部的に傾斜している位置を見つけ出した後、基板
全体をX軸及び/又はY軸を中心にして傾けることによ
り局部的な傾斜を除去することができる。しかしなが
ら、基板を傾けると干渉計システムの測定ミラーも傾斜
するため、干渉計システムから供給される測定信号が誤
差を含んでしまい、いわゆるアッベ誤差によりもはや所
望の位置決め精度が得られなくなってしまう。
のX軸及び/又はY軸を中心とする傾きが生ずるおそれ
があり、この傾きも干渉計システムの信号に影響を及ぼ
してしまう。
により回避することができた。すなわち、米国特許第4
778275号に記載されているように、各基板フィー
ルドにそれ自身用の整列マークを設けると共に、各基板
フィールドをマスクパターンの下側に位置決めした後上
記整列マークをマスクマークM1又はM2に対して個別に整
列させることにより各基板フィールドを所望の精度で位
置決めすることができる。しかしながら、このいわゆる
フィールド−バイ−フィールド整列は長時間かかるの
で、投影装置に配置し得る単位時間当りの基板の数が減
少してしまう。
ークの大きさはマスクマークM1及びM2の大きさ並びに基
板マークP1及びP2の大きさに適合させる必要があり、こ
のフィールト整列マークを収容するため、基板フィール
ド間の間隔が比較的広くなければならない。この結果、
基板の有用表面積すなわちICを形成することができる
基板の全表面積が減少してしまう。この場合、フィール
ド整列マークの大きさを小さくすることが考えられる。
しかしながら、マスクマークM1及びM2並びに基板マーク
も同様にその大きさを小さくする必要がある。この結
果、基板フィールドに対する整列精度が低下するばかり
でなく、基板全体に対する整列精度も低下してしまう。
結像し位置決める新規な方法を提供するものである。こ
の新規な方法によれば、基板はX軸及びY軸に沿って全
体としてだけ整列し、基板のZ軸方向を中心とする回転
は2個の基板マークP1及びP2並びに数個の他の基板整列
マークにより全体的に除去され、基板フィールドを水平
にした後基板フィールドの微細な位置決めは別の整列工
程を行うことなく達成される。フィールド- バイ- フィ
ールドの位置決めは、干渉計システムにより基板自身の
好ましくは全ての移動及び位置決めを極めて高精度に測
定することにより行われる。
支持部材を干渉計システムと協働するミラーブロックと
一体化すること及び基板をこの支持部材に固定すること
にある。従って、基板はミラーブロックに対して移動す
ることができずミラーブロックの移動に追従するだけで
ある。この結果測定される移動量及び位置は基板の移動
量及び位置の絶対値となる。従って、基板ホルダを駆動
しミラーブロックの移動量を測定する際の精度が一層向
上する。
する同図において、基板及び基板支持部材はミラーブロ
ックに直接不動状態に連結されているように表示されて
いる。しかしながら、これらの図面は、図面を明瞭にす
るため線図的に記載されているにすぎない。すでに述べ
たように、基板は投影装置内で整列されるだけでなく、
全体的に且つ局部的に合焦されねばならず、しかもすで
に記述したように局部的に水平化される必要もある。こ
こで、フォーカシング(合焦)とは、基板表面を投影レ
ンズ系の結像フィールドに一致させることを意味する。
1988年に発行された学術雑誌SPIE第922 巻のセクク
ション“オプティカル/レーザ マイクロリソグラフィ
(Optical/Laser Microlithography) ”に記載されてい
る文献“ザ オプティカル ステッパ ウィズ ア ハ
イ ニュメリカル アパーチャアイ−レンズアンド ア
フィールド−バイ−フィールド レベリング システ
ム(The Optical Stepper with a high numerical oper
ture I-lens and a field-by-field levelling syste
m)”又は1987年に発行された同雑誌第811 巻のセクショ
ン“オプティカル マイクロリソグラフィック テクノ
ロジー フォーインテグレーテッド ファブリケーショ
ン アンド インスペクション(OpticalMicrolithgraph
ic Technology for Integrated Circuit Fabrication a
nd Inspection) ”に記載されている文献“アン アド
バンスト ウェファステッパ フォ− サブミクロン
ファブリケーション(An advanced waferstepper for s
ub-micron fabrication)”、或いは米国特許第4504
144号明細書に記載されているように、高さアクチュ
エータ及び/又は傾きアクチュエータのような個別のア
クチュエータを用いてフォーカシング操作及び水平化操
作を行う。これらの文献又は公報に記載されている高さ
アクチュエータ又は傾きアクチュエータは基板が配置さ
れているいわゆる水平化テーブルを駆動している。従っ
て、上記文献に記載されている装置では、基板はミラー
ブロックに強固に連結されていない。本発明を実施する
ために投影装置では、アクチュエータはミラーブロック
の下側に配置する。
X軸及びY軸方向の移動量を測定し、基板テーブルの位
置を決定すると共にZ軸を中心とするテーブルの回転量
を決定することができる。このような干渉計システム
は、学術雑誌SPIE第1088巻、セクション“オプティ
カル/レーザ マイクロリソグラフィ(Optical/LaserM
icrolithgraph) ”に記載されている文献“リニア/ア
ンギュラ ディスプレススメント インタフェロメータ
フォー ウェファステージ メトロロジ(Linear/ang
ular displacement interferoometer for waferstage m
etrology) ”の第5図に基板テーブルWTと共に線図的に
記載されている。
ンレーザ70、2個のビームスプリッタ71及び72、及び3
個の干渉計ユニット73,74及び75を具えている。レーザ
からのビームb5の一部はビームスプリッタ71により反射
しビームb6として干渉計ユニット73に入射し、この干渉
計ユニットは基板テーブルWTのミラーと協働する。ビー
ムスプリッタ71を透過したビームb7はビームスプリッタ
72によって分割され、一方のビームb8は反射して干渉計
ユニット74に入射し透過ビームb9は干渉計75に入射す
る。干渉計ユニット74はミラーR1と協働し、干渉計ユニ
ット75はミラーR2と協働する。
トは例えばハーフプリズムのようなビームスプリッタ80
を有し、このビームスプリッタにより入射ビームb6を測
定ビームb6m と基準ビームb6r とに分割する。測定ビー
ムは透過して基板テーブルミラーR1に入射し、このミラ
ーで反射してビームスプリッタ80に入射し、このビーム
スプリッタで反射して測定ビームb6m の一部は検出器76
に入射する。ビームスプリッタ80で反射した基準ビーム
b6r は固定配置した基準ミラー81で反射してビームスプ
リッタ80に再び入射し、その一部はビームスプリッタ80
を透過して検出器76に入射する。基板テーブルミラーが
X方向に移動すると、検出器76に入射するビームb6m と
b6r との間で干渉が生じ、この結果検出器からの出力信
号は、基板テーブルがλ/4の距離に亘って移動する毎に
最大値から最小値まで変位する。ここで、λはビームb6
の波長である。検出器信号S76 の最大値及び最小値の数
は基板テーブルのX方向の変位の測定値となる。ミラー
R1及びR2の移動量が例えばλ/128又はλ/512のようにλ
/4よりも小さい場合、これらミラーの移動量は既知の電
子補完法により測定することができる。
73と同一の構造を有し同一の寸法で作動する。基板テー
ブルのY方向の移動は干渉計ユニット75及び関連する検
出器78により測定する。第2のX方向の変位測定は干渉
計ユニット74及び関連する検出器77により行う。基板テ
ーブルのZ軸を中心とする回転は信号S76 及びS77を計
算することにより得られ、この回転量は以下の式から得
られる。
主光線間の距離である。
のである。実際には、偏光感知ビームスプリッタ80とλ
/4板(図6において素子82及び83として図示する) を用
いてビーム分離及びビーム合成を行うことができる。こ
の場合、放射損失は最小であり、種々の干渉計ユニット
用に1個のレーザ70だけを用いる場合に特に有効であ
る。さらに、学術雑誌SPIE、第1088巻のセクション
“オプティカル/レーザマイクロリソグラフィ II(Op
tical/Laser Microlithography II)に記載されているレ
トロリフラクタを干渉計ユニットに組み込むことも可能
である。
精度を達成するためには以下の2個の条件を満たす必要
がある。 1. 干渉計ビームの主光線は基板面に位置する必要があ
る。 2. 基板支持部材は、X軸及びY軸に沿って変位し並び
にZ軸を中心にして必要な補正を行なう間においては他
のパラメータφX , φYについては固定する必要があ
る。
いること及びミラーのエッヂ特に上側エッヂに所望の平
面性 (例えば、λ/20) が形成されないので、ビームは
ミラーの上側エッヂから例えば少なくとも2mm以上の距
離の位置に入射する必要があり、1989年に発行された学
術雑誌 SPIE 第1088巻のセクション“オプティカル/レ
ーザ マイクロリソグラフィII (Optical / Laser Mic
rolithgsaphy II)”に記載されている文献“ステップ
アンド スキャン :ア システムズ オーバビュー オ
ブ ア ニュー リソグラフィ ツール (Step and Sca
n : A systemsoverview of a new Lithogsaohy Tool
)”に示されるように、ミラーが基板表面を超えて突出
する場合第1の条件しか満足されない。しかも、ミラー
の高さが一層高くなると変位及び位置決めすべき質量が
増大する。さらに、これらミラーが突出する場合基板表
面と投影レンズ系の下側との間には、特別な空間が必要
となる。しかしながら、実際にはミラー付近を空間と形
成することができない場合がある。この理由は、基板表
面と投影レンズ系との間の空間をできるだけ小さくして
基板の表面領域に最も大きな平面状の像フィールドを形
成する必要があるためである。さらに、この中間の空間
内に水平検出及び画像検出を行なう光学測定装置すなわ
ち照明光によって形成される画像の偏位を検出する測定
装置を収納する必要もある。
横方向の寸法を拡大して、ミラーブロックがX−Y移動
しても基板表面から突出するミラーが例えば投影レンズ
系のような投影装置の他の部材から十分に離間するよう
に設定することも考えられる。しかしながら、このよう
に構成すると、基板ホルダの重量が許容範囲を超えて増
大してしまい、さらに所望の平面精度の一層大きなミラ
ーを製造することは極めて困難である。
ーブロックを用いる代りに、ミラーが基板表面から突出
しないが基板表面に対して90°以下の角度で延在するミ
ラーブロックを用いることができる。この場合、干渉計
ビームはミラー表面に対して常に直交入射させる。この
ようなミラーブロックを干渉計ビームb6mと共に図7に
示す。干渉計ビームの主軸の延長線が、基板表面の投影
レンズ系の光軸APLが基板表面と交差する位置に到達す
るように設定すれば、基板の正確な位置は、干渉計信号
及び図1に示す焦点誤差検出装置(図7においてはビー
ムb3 及びb3 ′としてだけ図示した)から供給される
信号から取り出すことができる。しかしながら、基板テ
ーブルを有するミラーブロックが作動距離WDに亘って
移動したとき干渉計ビームをミラーに常時入射させるに
は、このミラーの高さを相当高くすく必要があり、この
結果ミラーブロックの重量が増大してしまう。
又はY軸を中心にして傾斜せずZ軸方向に変位しない条
件を満足するためには基板テーブルの構成に極めて厳格
な要件を課す必要がある。一体化されたミラーブロック
を有する基板支持部材は別にして、この基板テーブルは
X−Y−φZ 駆動機構を具え、この駆動機構は例えば、
米国特許第4655594 号に記載されているH形態に配置さ
れている3個の線形モータと、例えばみかげ石から成る
ベースプレートBP (図1参照)と基板ホルダWHとの
間に配置したいわゆるエアベース部材AB (図1参照)
とで構成する。基板テーブルが正確に案内されない場
合、基板テーブルが移動すると可変力がエアベースAB
に作用するおそれがある。これらの可変力は前もって予
期できないため、エアベースに可変の傾きが生じ、この
傾きによって基板支持部材にも可変の傾きが生じてしま
う。さらに、製造上の公差や異物によりみかけげ石の支
持プレートの平面性にずれが生ずるおそれもある。支持
プレートの平面性が維持されないと、基板支持部材によ
る位置に依存する傾きが生じてしまう。投影装置の操作
中で上述した不都合を除去するためには点対点のキャリ
ブレーションを行なう必要がある。しかしながら、この
ようなキャリブレーションは、較正をすべきパラメータ
の数が増大するため装置全体のキャリブレーションを複
雑化するばかりでなく装置の精度を低下させてしまう。
X軸及びY軸まわりに不所望な傾きが増大してしまう。
局部的な水平化に起因する傾きは、例えば機械的セン
サ、超音波センサ又は他の非光学センサによって測定す
ることができ、これらの測定結果を用いてずれを除去し
又はX−Y−φz の測定値を補正することができる。一
方、これらのセンサの精度には極めて厳格な要件を課す
必要がある。
ビームの主光線を基板面に位置させるために課せられる
要件を維持する場合に生ずる問題は、この要件を取り除
くと共にミラーが基板表面から突出しないミラーブロッ
クを有する支持部材を用いることにより解消される。上
記課題と共に、X軸及びY軸のいずれを中心にする傾き
も発生させず又はこれらX軸及びY軸まわりの傾きをX
−Y−φz 調整に考慮すべきとする要件に起因する課題
は、所望の又は不所望な移動を高精度に測定できると共
に正確な補正を行なうことができる新規な干渉計システ
ムを用いることにより解消される。
ッベエラーに関係する。干渉計ビーム例えばb6mの主軸
がミラーR1 に基板表面から距離aだけ離れて入射する
と、角度φの基板表面の傾きによってビームb6mを用い
る干渉計ユニットから発生するX方向の位置信号にクロ
ストーク信号が発生する。このクロストーク信号Δx
は、Δx≒atan φ≒aφで与えられる。このクロスト
ーク信号の結果として、X方向のサーボ系は、クロスト
ーク信号Δxに比例するX方向の誤差が生ずるように制
御する。基板表面の傾き(角度φ)は 1.3 mrad 程度で
あり、局部的な非平坦性の角度φは、約0.1 mradであ
る。局部的な非平坦性においては、アッベアーム(Abhe
arm)に起因する位置誤差は4nm以下であり、この位置誤
差は実際には回避することができず、次式が成立する。
ム幅の場合上記要件を満たすことができない。従って、
キャリブレーションを行なう必要がある。すなわち、X
方向及びY方向の位置信号を基板表面の傾きに関する情
報を用いて補正する必要があることになる。この傾き情
報は、改良された干渉計システムを用いて例えば機械的
センサや非光学センサのような他の手段よりも一層簡単
に且つ正確に得ることができる。
る基板支持部材の5個の因子X,Y,φX , φY 及びφ
Z を測定する複合干渉計システムの原理を示す。この干
渉計システムは例えば2個の干渉計ユニット100 及び15
0 を有し、これらユニットに向けてビームb20及びb30
を投射する。これらのビームはレーザ例えばヘリウム−
ネオンレーザ50から放射する。このレーザ光源から放射
されたビームb10は、レンズ10により線図的に図示した
エキスパング光学系を通過し、次にビームスプリッタ92
により2本のビームb20及びb30に分割される。素子91
, 93 及び94はミラーであり、これらミラーによりビー
ムb20及びb30を干渉計ユニット100 及び150 に正確な
角度で入射させる。干渉計ユニット100 は、ミラーR1
に向けて3本の測定ビームを放出しミラーR1 で反射し
たビームを受光するように設定する。これらのビームを
用い、ミラーブロック及び基板支持部材のX方向の変
位、Y軸まわりの傾きφY 及びZ軸を中心とすると回動
φZ を測定することができる。第2の干渉計ユニット15
0 は2本の測定ビームをミラーR2 に向けて投射すると
共にこのミラーからの反射ビームを受光する。これらの
測定ビームを用いて、Y軸方向の変位及びX軸まわりの
傾きを測定する。これら干渉計ユニットは種々の方法で
構成することができる。図10の干渉計ユニット100 の第
1実施例を示す。この干渉計ユニットは、偏光感知ビー
ムスプリッタ101 、2個のλ/4板103, 104 、基準ミ
ラー105 、2個のレトロリフレクタ106 , 107 、複合プ
リズム108 、及び2個の検出器113 , 115 を具える。こ
れら検出器は図9に示す干渉計ユニット100 の面95に配
置する。干渉計ユニットはヘテロダイン型のものとす
る。ビームb20はゼーマンレーザとして設置したヘリウ
ム−ネオンレーザから放出する。このレーザは、例えば
20 MHzの光学位相差を有する2個の相互に直交する方向
に偏光した成分を有するビームを発生する。これら2個
の成分は図10において実線及び破線で示す。
感知面102 により測定ビームb20m と基準ビームb20r
とに分割する。測定ビームb20m は基板テーブルのミラ
ーR 1 に入射し、このミラーにより反射する。プリズム
101とミラーR1 との間にλ/4板103 を配置する。従
って、ミラーR1 からの反射ビームはλ/4板を2回通
過するので、その偏光方向は入射ビームb20m の偏光面
に対して90°回転する。従って、反射ビームは偏光感知
面102 で反射し、例えば3次元コーナキューブプリズム
の形態のレトロリフレクタ106 に入射する。レトロリフ
レクタ106 で反射したビームは、次に偏光感知面102 で
反射し、測定ビームb′20m としてR1 に再び入射し、
このミラーで反射し再びプリズム系108 に入射する。こ
のビームはλ/4板103 を再び2回透過したので、偏光
感知面102 を透過する。この透過ビームb′20m はプリ
ズム系108 に入射し、その面109 で反射し、検光子112
を経て放射感知検出器113 に入射する。
し、λ/4板104 を透過し基準ミラー105 で反射し再び
λ/4板104 を透過する。従って、プリズム101 に入射
するビームの偏光方向は90°回転するので、偏光感知面
102 を透過しレトロリフレクタ106 に入射する。レトロ
リフレクタで反射した反射ビームb′20r は基準ビーム
として再び基準ミラーに入射し、このミラーで反射しプ
リズム101 に入射する。この入射ームの偏光面は90°回
転しているから、このビームは偏光感知面102で反射し
プリズム系108 に入射し、その反射面109 で反射して検
出器113 に入射する。検光子112 の偏光面は、偏光面が
相互に直交するビームb′20m とb′20 r の偏光面に対
して45°の角度をなすように設定する。検光子を透過し
たビームb′20m 及びb′20r のビーム成分は同一の偏
光方向を有し互いに干渉する。検出器113 からの出力信
号S113 は、ゼーマン周波数差から基板テーブルミラー
のX方向の変位に応じた周波数偏位だけプラス又はマイ
ナスした周波数に等しい周波数で強度変調された信号と
なる。
して、検出器113 に入射する測定ビーム及び基準ビーム
が基板テーブルミラー及び基準ミラーとそれぞれ1回だ
け反射するように構成することも可能である。
レトロリフレクタ106 を用いて測定ビームをビームb
20m 及びb′20m として基板支持ミラーで2回反射させ
ている。この実施例は、最終的に検出器113 に入射する
測定ビームb′20m の方向がX軸と直交する軸を中心と
するミラーR1 の傾きに依存しない大きな利点が達成さ
れる。この結果、信号S113 は真のX方向の変位に関す
る情報だけを含むことになる。同様な理由により、基準
ミラー105 の傾きも信号S113 にいかなる影響も及ぼす
ことはない。
板支持部材の回転も図10の干渉計ユニットにより測定す
ることができる。この測定は、第1のX方向測定が行な
われる位置PX1(PX2)から最大距離だけ離れた位置P
X3(PX4)における第2のX方向測定により行なう。こ
のため、プリズム系108 の面110 をハーフミラーとし、
このハーフミラーにより測定ビームb′20m 及び基準ビ
ームb′20r の一部をそれぞれ新しい測定ビームb21m
及び基準ビームb21r としてビームスプリッタ101 に向
けて反射する。これら2個のビームの偏光方向はλ/2
板116 により90°回転しているので、これらビームの偏
光状態は相互に変化する。従って、測定ビームb21m は
偏光感知面102 を透過して基板支持ミラーに入射し、基
準ビームb21r は偏光感知面102 で反射し基準ミラー10
5 に入射する。これらビームb 21m 及びb21r の光路は
ビームb21m 及びb21r の光路と同様である。好ましく
は、第2のレトロリフレクタ107 を設け、このレトロリ
フレクタにより測定ビーム及び基準ビームをビームb′
20m 及びビームb′20r として基板テーブルミラーR1
及び基準ミラーに入射させる。反射したビームb′21m
及びb′21r は、ビームスプリッタ101 、プリズム系10
8 及び第2の検光子114 を経て第2の検出器に入射し、
この検出器において相互干渉を行なう。
マン差分周波数にミラーR1 のZ軸を中心とする回転に
依存する周波数偏移だけ増加又は減少した周波数で強度
変調されている。ミラーR1 がZ軸を中心として回転し
ていると、位置PX1及びPX2で反射する第1の光路にお
ける測定ビームと基準ビームとの間の周波数偏移は、位
置PX3及びPX4を通る第2の光路を通る測定ビームと基
準ビームとの間の周波数偏移と相異する。検出器115 に
よって測定される周波数差は、上記周波数偏移間の差と
なる。基板支持ミラーがZ軸を中心にして回転していな
い場合、結果としての周波数差は零に等しくなる。
周波数偏移から基板テーブルのX方向変位及びZ軸を中
心とする回転φZを取出す方法については、1989年に発
行された SPIE の第1088巻、第268 頁〜272 頁に記載さ
れている文献“オプテカル/レーザ マイクロリソグラ
フィ (Optical/LaserMicrolithgraphy)”を一例として
参考にすることができる。
りに、1個の周波数成分だけを有するビームを用いるこ
ともできる。この場合、ミラーR1 の変位又は回転は、
測定ビームと基準ビームとの間の位相差を決定すること
により測定される。
ユニットを適切に拡張して、第3測定例えば、Y軸まわ
りの傾き測定を行なうことができる。この目的を達成す
るため、図10に示すように、例えばプリズム系108 の面
109 をハーフミラー面とし、ビームb′20m 及びb′
20r の一部を透過させる。これら透過ビームの光路に反
射光学系120を配置する。この反射光学系は入射ビーム
をビームスプリッタ101に向けて反射すると共に、入射
ビームを軸方向に平行に拡大して図10の紙面の前後に位
置する第2のXY面内で拡大する。この第2のXY面を
図11に第3の測定ビームb22m 及び基準ビームb22r と
共に図示する。
タ101 の前側の光路中にλ/2板125 を配置し、このλ
/2板によりこれらビームの偏光方向を90°回転させ測
定ビーム及び基準ビームの偏光状態を相互変換させる。
好ましくは、第3のレトロリフレクタ128 を配置し、測
定ビームを基板支持ミラーによりその位置PX5及びP X6
においてそれぞれビームb22m 及びb′22m として反射
させ、基準ビームを基準ミラーによりb22r 及びb′
22r としてそれぞれ反射させる。これら測定ビーム及び
基準ビームが通る光路は、図10に示す測定ビームb20m
及びb′20m と基準ビームb20r 及びb′20r の光路と
ほぼ同様である。
光子126 に入射し、これらビームの同一の偏光方向成分
が透過し、透過したビーム成分は検出器127 に入射し、
この検出器において相互に干渉し合う。この検出器から
の出力信号S127 は、ゼーマン差分周波数からミラーR
1 のY軸周りの傾きに依存する周波数偏移だけ増加し又
は減少した周波数で強度変調される。このような傾きが
生ずると、測定ビームb′20m と基準ビームb′20r と
の間の周波数偏移は測定ビームb′22m と基準ビーム
b′22r との間の周波数偏移と相異する。検出器127 に
よって測定される周波数差は、これら周波数偏移間の差
となる。基板テーブルがY軸まわりで傾斜していない場
合、得られる周波数差は零に等しくなる。このY軸周り
の傾きは単一周波数成分のビームを用い位相差を決定す
ることにより測定することもできる。
す。この反射光学系は、X軸に平行に伝播するビーム
b′20m 及びb′20r をZ軸に平行に反射させる第1の
反射体121 と、反射したビームをX軸に平行に伝播させ
るように反射する第2の反射体122 とを有する。従っ
て、この反射体対121 , 122 には、ビームをZ軸方向に
互いに離間した平行ビームに変位させる。
方向にだけ変位した図11及び図12の実施例において、こ
れら測定ビームの主光線が基板テーブルミラーR1 に入
射する点PX5及びPX6は、測定ビームb′20m 及びb′
21mがこのミラーR1 に入射する点PX2及びPX3とX軸
方向の同一点となる。図面を明瞭にするため、この状態
を図13に示す。図13において、測定ビームb20m , b′
20m, b21m , b ′21 m , b22m 及びb′22m の主光線
がミラーR1 に入射する点を、Px1 ,Px2 ,P x3 ,Px4
及びPx5としてそれぞれ図示する。いわゆる測定軸は各
測定ビームの対と関連する。これら測定軸は、図10及び
図11において MAX1 , MAX2及びMAX3として示す。これら
測定軸がミラーR1 と交差する点を図13においてQ1 ,
Q2 及びQ3 としてそれぞれ示す。
内で図13の紙面と直交する面内すなわちミラーR1 と直
交する面内に位置することが好ましい。点Q2 及びQ3
はこの面に対して対称的に位置することが好ましく、従
って点Q2 とQ3 との間の接続ラインは投影レンズ系の
結線面IPに平行となり、この結像面は基板表面WPが
理想的な表面の場合基板表面WPと一致する。
ように設定して、検出器の位置113,115 及び127 に単一
の放射スポットではなく干渉パターンが形成されるのを
阻止することが好ましい。このビーム平行度はビームス
プリッタ101 、プリズム系108 及び反射光学系120 の面
の平面精度並びにプリズム系108 の面109 と110 との間
の角度及び反射光学系120 の面121 と122 との間の角度
によって決定され、この平行度は実際には満足し得るよ
うに達成することができる。この理由は、上記光学系の
各表面を3秒の角度範囲で高精度に平滑にすることがで
きると共に、上記各角度を正確に90°に形成することが
できるためである。反射光学系120 はプリズム系108 と
一体的に形成し、組立作業中に生ずる整列性に関する課
題を解消し経時変化に対する安定性を確保することが好
ましい。
2 はできるだけ短くする必要がある。接続ラインlと点
Q3 との間の距離d3及び点Q1 とQ2 との間の距離d
4 はできるだけ長くなるように設定して傾きφy 及び回
転φZ をできるだけ正確に測定できるようする必要があ
る。一方、これらの距離の制約を課しミラーR1 の寸法
及び重量を制限する必要もある。本装置の実際に実現し
た実施例において、距離d3 及びd4 は20mm程度とし、
距離d2 は7mm程度に設定した。
定軸と関連する測定ビーム及び基準ビームがビームスプ
リッタ101 に対して互いに対称的に形成されると共にビ
ームスプリッタ中において互いに同一の光路長を占める
利点がある。このように構成することにより、不安定に
なる危険性をほとんど除去することができる。図10及び
図11の装置において、回転φz 及び傾きφY を測定する
ため必要となる測定軸MAX1 , MAX2及び MAX3 と関連す
る信号間の差は光学的に決定される。これら測定軸につ
いて得た情報をIMAX1 ,IMAX2及びIMAX3とすると、図
10及び図11における検出器信号S113 , S115 及びS
127 は次式で与えられる。
る。
中心とする回転及びY軸周りの傾きに関する情報を含む
信号S(X), S(φz)及びS(φy)は次式で与えられ
る。
を考慮すると、基板のX方向の変位、Z軸を中心とする
回転及びY軸まわりの傾きは次式により決定することが
できる。
号間の差は光学的にではなく電子的に決定することもで
きる。この場合、図14に示すように、3本の独立したビ
ームをビームスプリッタ101 に投射する必要がある。
の前側の光路中に偏光非感知ビームスプリッタ130 を配
置し,このビームスプリッタによりビーム20をそれぞれ
主軸が第1のX−Y平面(図14の紙面) 内に位置する第
1及び第2のビームb41及びb42並びに主軸が第2のX
−Y平面(図14の紙面の上側又は下側) 内にある第3の
ビームb43に分割する。ビームスプリッタ130 はハーフ
ミラー又は全反射ミラーの反射体の組み合せを有し或は
種々の方法で構成することができる。例えば、反射体は
平行平面板の面とすることができ、この場合ビームb41
,b42及びb43は満足し得る程度に平行になる。これら
ビームの各々を偏光感知面102 により測定ビームと基準
ビームb43m とb43r , b42m とb42r ,b41m とb
41r にそれぞれ分割する。尚、図面を明瞭にするため、
放射光路の一部だけを図示する。
ムb41 ,b42及びb43の光路中にそれぞれ配置し、ビー
ムスプリッタから出射したビームb′41m , b′42m 及
びb′43m が基板支持部ミラーR1 によって2回反射す
るように構成するのが好ましい。各測定ビームは関連す
る基準ビームと共に検光子112 , 114 及び 126を介して
個別の検出器113 , 115 及び127 にそれぞれ入射する。
図面を明瞭にするため、図14においては測定ビームb
43n 及びb′43m がミラーR1 に入射する位置PX5及び
PX6のY方向位置を、ビームb′41m 及びb42m がミラ
ーR1 に入射する位置PX2及びPX3のY方向位置と相異
させた。しかしながら、点PX5及びPX6のY方向の位置
を点PX2及びPX3のY方向位置にそれぞれ一致させて図
13の状態を得ることが好ましい。
S115 及びS127 と測定軸を介して得た情報との間の関
係は以下のようになる。
うになる。
の結合された測定軸を有する装置との間の選択は、干渉
計の誤差Δが測定信号S(X),S(φZ ) 及びS(φ
Y )に及ぼす影響の大きさにより決定する。干渉計の誤
差Δは、検出器信号S113 , S115 及びS127 における
干渉計自身により生ずる誤差である。このような誤差が
検出器信号に生じた場合、測定信号の誤差は、3個の独
立した測定軸を有する装置の場合以下のようになる。
ようになる。
の傾きを決定するため、本発明による複合型干渉計シス
テムは図9の符号150 で図示した第2の干渉計ユニット
を含んでいる。原理的に、この干渉計は2本の測定軸 M
AX4 及び MAX5 を有し、その構造は干渉計ユニット100
と同様である。図15及び図16は干渉計ユニット150 の構
成を詳細に示す。
2個の相互に直交する偏光成分を有し、この入射ビーム
をビームスプリッタ151 の偏光感知面152 により測定ビ
ームb30m とb30r とに分割する。測定ビームは第2の
基板支持ミラーR2 で反射し、レトロリフレクタ156 を
介して位置PY1及びPY2において反射する。ビームスプ
リッタ151 からの測定ビームb′30m は、基準ミラー15
5 で2回反射した基準ビームb′30r と合成される。測
定ビーム及び基準ビームはそれぞれλ/4板153 及び15
4 によって偏光方向が90°回転しビームスプリッタ151
から出射する。ビームb′30m 及びb30r は反射素子15
8 を経て検光子159 を透過して検出器160 に入射する。
この検光子の偏光方向は、ビームb′30m 及びl′30r
の互いに直交する偏光方向のそれぞれに対して45°の角
度をなすので、これらビームの同一偏光方向成分が検光
子を通過し、これら2個の成分は互いに干渉し合う。検
出器160 からの出力信号S160 は、ビームb30m とb
30r との周波数差に基板支持部材のY方向変位によって
決定される周波数偏移だけ増加し又は減少した周波数に
等しい周波数で強度変調される。
るため、反射素子158 をハーフミラーとして設ける。こ
の反射素子を透過したビームb′30m 及びb′30r の一
部は反射光学系161 によりビームスプリッタに向けて反
射する。この反射光学系は図15のX−Y平面に対して45
°の角度をなす2個のミラー162 及び163 を有する。ミ
ラー162 はビーム部分をZ方向に反射し、ミラー163
は、ビーム部分が、図15の紙面の上側又は下側に位置す
る第2のX−Y面内でY方向に沿って伝播するように反
射する。この第2のX−Y平面は図16の紙面に相当す
る。図16は、反射光学系161 で反射したビーム部分が新
しい測定ビームb31m 及び新しい基準ビームb31r とし
て干渉計ユニットを通過し、これらのビームが基板支持
ミラーR2 及び基準ミラー155 で反射する状態を示す。
λ/2板164 をビームスプリッタ151の前側に配置し、
このλ/2板により2個のビームの偏光方向を90°回転
させ、測定ビーム及び基準ビームの偏光方向を相互変位
させる。レトロリフレクタ165の存在において、測定ビ
ームはミラーR2 の位置PY3及びPY4で反射して測定ビ
ームb′31m となり、基準ビームは基準ミラーにより2
回反射して基準ビームb′31r となる。
光子166 に入射し、これらビームの同一の偏光成分が透
過して検出器167 に入射する。この検出器からの出力信
号S 167 は、ビームb30m 及びb30r との周波数差にミ
ラーR2 のX軸まわりの傾きφX に依存する周波数偏移
だけ増加し又は減少した周波数に等しい周波数で強度変
調された信号となる。実際に、このような傾きが発生す
ると、測定ビームb′ 30m と基準ビームb′30r との間
の周波数偏移は測定ビームb′30m と基準ビームb′
30r との間の周波数偏移とは相異する。検出器167 によ
って測定される周波数差は、これら周波数偏移間の差と
なる。基板支持部材のX軸まわりの傾きφ X を有しない
場合、周波数差は零に等しくなる。
ミラーR2 に入射する点PY3及びPY4は、測定ビームb
30m 及びb′30m がミラーR2 に入射する点PY2及びP
Y1と同一のX軸方向値となることが好ましく、測定軸 M
AX4 及び MAX5 はZ軸に対して直交させる。この状態を
図17に示す。図17はこれら測定軸及びこれらの軸と基板
テーブルWTのミラーR2 との交点Q4 及びQ5 を示す
けでなく、第1干渉計ユニットの測定軸 MAX1 , MAX2及
び MAX3 並びにこれらの測定軸と基板テーブルのミラー
R1 との交点Q1 , Q及びQ3 も示す。
きφXを決定するために必要な差である測定軸 MAX4 及
び MAX5 と関連する信号間の差は光学的に決定される。
これら測定軸に基いて得た情報をIMAX4及びIMAX5とす
ると、図15及び図16の実施例の検出器信号S160 及びS
167は以下の式で与えられる。
る。
に関する情報を表わす信号S(Y) 及びS (φX ) は以下
の式で表わされる。
である。
び図16に示すように、干渉計ユニット100 についての説
明と同様な干渉計ユニット150 を動作させる独立の測定
軸を用いることも可能である。この場合、測定軸情報と
検出器信号との間に以下の関係を適用する。
る。
測定ビーム及び基準ビームが干渉計ユニットを互いに対
称的に通過すると共に互いに同一の光路長でビームスプ
リッタを通過する利点が達成され、安定性の見地より極
めて有益である。すなわち、温度や湿度等に対して極め
て安定になる。
て、検出器113, 115, 127, 160及び167 は検光子112, 1
14, 126, 159及び166 の背後に直接配置する必要はな
い。所望の場合、これら検出器は大きな距離を以下互い
に接近させて配置することもできる。光ファイバを用い
てビームを検出器まで案内することもできる。ビームを
光ファイバの入射面に集束させるレンズを検光子と光フ
ァイバとの間に配置することも可能である。
リズム型レトロリフレクタや3次元“コーナキューブ”
は、いわゆるキャッツアイ型のレトロリフレクタで置換
することも可能である。このキャッツアイレトロリフレ
クタはレンズとこのレンズの焦点面に配置したミラーと
で構成され、このキャッツアイレトロリフレクタを用い
ることにより反射ビームの主軸を入射ビームの主軸に対
して平行にできると共にこれらの主軸を一致させること
ができる。
観点において、温度、湿度、圧力のような外乱因子の変
化は極めて重要である。これらの変化により干渉計ビー
ムが伝播する媒体の屈折率が変化してしまう。この変化
を決定するため、すなわち外乱因子の変化を補正するた
め、本発明による干渉計システムは基準軸として用いら
れる6本の軸を有し、固定配置したミラーと協働するビ
ームを基準軸に沿って延在させる。図9において、この
固定配置したミラーを符号170で示し基準軸ビームを符
号b50で示す。ビームb50は第2の干渉計ユニット150
から発生させ、この干渉計ユニットから出射したビーム
をミラー171 を介してミラー170 に入射させる。
り出す例を示し、本例では2個の反射素子176 及び177
を有するプリズム系175 によりビームb50を取出す。第
1のハーフミラー176 によりビームb30の一部を第2の
ハーフミラー177 に向けて反射し、このビームを第2の
ハーフミラーによりビームb50としてビームスプリッタ
151 に入射させる。ビームスプリッタの偏光感知面152
によりビームb50を測定ビームb50m と基準ビームb
50r とに分割する。基準ビームb50rは基準ミラー155
に向けて反射し、測定ビームb50m は透過し例えば、図
15の紙面に対して45°の角度で配置したミラー171 に入
射する。固定配置したミラー170 で反射した測定ビーム
b50m は再びミラー171 を経てビームスプリッタ151 に
入射し、このビームスプリッタにおいて基準ミラー155
で反射した基準ビームb50r と合成される。合成ビーム
は検光子179 を経て検出器180 に入射する。この検出器
は、反射素子177 がハーフミラーの場合プリズム系の背
後に配置することができる。
播する。光学的光路長は幾何学行路長と媒体の屈折率と
の積であり、媒体の屈折率の変化による影響を受ける。
従って、出力信号は測定ビームb50m と基準ビームb
50r との間の光路長差によって作用を受けることにな
る。光路長差の変化は検出器180 によって測定され、こ
の検出器からの出力信号S180 を用いて外乱因子の変化
による屈折率変化に対する他の測定軸を介して得た情報
を補正することかができる。
は、好ましくは“ゼロジュア(Zerodure) ”やインバ
(Invar)のような極めて安定な材料のプレート190 を介
して干渉計ユニット150 に連結する。この結果、基準軸
用の極めて安定な構造が得られる。
焦点誤差検出装置や基板面の局部的水平化検出装置のよ
うな他の光学的測定装置からの測定情報を補正すること
ができる。これらの測定装置も干渉計ビームと同一空間
を伝播するからである。
化により投影レンズ系内の媒体の屈折率が影響を受ける
おそれがあり、この結果投影レンズ系の結像性能が変化
するおそれがある。複合干渉計システムの基準軸を用い
ることによって得た信号を利用して結像性能を補正する
ことができる。この補正は、例えば次に示すパラメータ
の1個又は複数個を調整することにより行なうことがで
きる。 ・投影ビームの波長 ・投影レンズ系内のガス圧 ・投影レンズ系内の温度 ・投影レンズ系内の1個又はそれ以上の区域の媒体の組
成 ・投影レンズ系のレンズ素子間の相互距離 ・整列装置の零点設定 ・焦点検出装置の零点設定が前記信号により調整でき
る。
出器180 の出力信号S180 を電子的信号処理ユニット18
5 に供給する。図15に線図的に示すように、信号処理ユ
ニット185 からの信号SR1 ……SRm により投影装置
の種々のサーボ系を制御することができる。尚、基準軸
信号を用いる零点調整及び結像性能の補正は、物体すな
わち基板の局部的水平化装置を有しない装置においても
行なうことができる。
ビームを用いるだけで十分である。一方、所望の場合に
は、他の測定軸について説明したように、基準軸測定用
にダブル測定ビーム及びダブル基準ビームを用いること
もできる。この場合、測定ビームb50m 及び基準ビーム
b50r をそれぞれλ/4板153 及び154 を透過させると
共にレトロリフレクタ156 の位置にレトロリフレクタを
基準軸用に設ける必要がある。基準軸用の測定ビーム及
び基準ビームは、第4測定軸の測定ビームb30 m 及び
b′30r 並びに基準ビームb30r 及びb′30r と同様に
して図15の装置を伝播する。
一の環境に維持されれば、一層高精度な複合干渉計シス
テムを実現できる。これは、ビームが伝播する全空間に
亘って一定の好ましくは薄層の空気流を送出することに
より達成される。この構成を図18に示す。図18は投影レ
ンズ系PLの一部及びミラーブロックが一体化されてい
る基板支持部材WCを線図的に示す。基板支持部材は基
板テーブルWTの一部を構成し、この基板テーブルは駆
動装置の制御のもとで例えば米国特許第4665594 号に記
載されているH形態で空気クッションABを介してベー
スプレートBPに沿って移動することができる。尚、図
18においてこれらの構成部材を符号MO 1 ,及びMO2
で示す。例えば焦点誤差検出装置や基板表面が局部的に
水平に維持されているか否かを検出する装置のような光
学測定装置用のホルダHMSが下側に配置されている装
着プレートMPを、投影レンズ系に連結することが好ま
しい。図面上IFS として線図的に図示した干渉計システ
ムを装置プレートに固定する。空気流は矢印AFで図示
する。この空気流は空気流導入プレートFGP を通過す
る。このプレートは、照明される基板の上方の空間が適
切にカバーされる寸法とし、従って基板は良好に調整さ
れた空間中に存在することになる。
することができる。この空気は例えば、純度1とし、そ
の温度は例えば 0.1℃の範囲で安定化される。温度域の
制御は、干渉計システム及び基板支持部材の近傍に熱交
換器を配置することにより達成される。
えて、干渉計ユニットについて種々の変形例が可能であ
る。これら変形例について以下に説明する。図19の干渉
計ユニットは2個の偏光感知ビームスプリッタ200, 201
と、2個のレトロリフレクタ202, 203と、5個のλ/4
板204, 205, 206, 207, 208 を具える。この干渉計ユニ
ットは基準ミラーを有していない。入射ビームb20は相
互に直交する偏光方向及び互いに異なる周波数ω1 及び
ω2 を有する2個のビーム成分を有し、これらの成分は
実線及び破線でそれぞれ示す。周波数ω1 の成分はビー
ムスプリッタ200 を透過しビームb60として基板支持ミ
ラーR10に入射し、このミラーで反射してビームスプリ
ッタ200 に入射する。ビームスプリッタに入射したビー
ムb60はλ/4板204 を2回通過しているのでその偏光
方向が90°回転し、この結果レトロリフレクタ202 に向
けて反射する。このビームはレトロリフレクタにより再
びビームスプリッタに向けて反射する。ビームスプリッ
タに入射したビームの偏光方向は90°回転しているか
ら、ビームスプリッタを透過してλ/4板206 に入射す
る。このλ/4板は直線偏光を円偏光に、例えば円210
で示す右旋性偏光放射に変換する。この円偏光した光は
2個の直線偏光によって構成され、一方の直線偏光成分
はビームb′60として第2の偏光ビームスプリッタ201
を透過して検光子を経て第1の検出器215 に入射する。
ビームb′60は位置P 10においてミラーR10で1回反射
している。
スプリッタ201 で反射しビームb62としてミラーR10に
入射し、このミラーで反射してビームスプリッタ201 に
入射する。このビームはλ/4板207 を2回通過してい
るため偏光方向が90°回転し、ビームスプリッタ201 を
透過してレトロリフレクタ203 に入射する。ビームb 62
はレトロリフレクタ203 への入射及び出射光路において
λ/4板208 を2回通過するので、ビームスプリッタ20
1 で反射しビームb′62として検光子218 を経て第2の
検出器216 に入射する。ビームb′62はミラーR10で2
回反射し、1回目は位置P10で2回目は位置P11で反射
する。
プリッタ200 で反射しビームb61としてλ/4板206 に
入射する。このλ/4板は直線偏光を例えば円211 で図
示した左回り円偏光に変換する。この光の一方の成分は
ビームスプリッタ201 で反射しビームb63としてミラー
R10に入射する。ビームb63は、ミラーR10で反射した
後、ビームスプリッタ201 を透過してレトロリフレクタ
203 に入射し、再び反射してビームスプリッタ201 入射
する。そして、このビームスプリッタで反射しビーム
b′63として検出器215 に入射する。この場合、λ/4
板207 及び208 により所望の偏光面の回転を行なう。ビ
ームb′63は位置P12においてミラーR10により1回反
射する。円偏光ビームb61の他方の成分はビームスプリ
ッタ201 を透過しビームb′61として検出器216 に入射
する。このビーム成分はミラーR10を通過しない。
及びP11で2回反射したビームb′ 62と干渉し合う基準
ビームとして作用する。検出器信号S216 は図19の紙面
内でミラーR10と直交する軸に沿うミラーR10の変位に
関する情報を含んでいる。ビームb′60は位置P10から
到来しビームb′63は位置P12から到来するので、これ
らのビームを受光する検出器215 の検出器信号S
215 は、位置P10の領域と位置P12の領域との間におけ
るミラーR10の図19の紙面内でミラーR10と直交する方
向の変位の差に関する情報を含んでいる。この変位の差
が生じた場合、ミラーR10は紙面と直交する軸を中心に
して回転していることになる。
として用いて基板テーブル及びミラーのY軸方向の変位
及びX軸まわりの傾きを測定することができる。図19の
破線で示す座標系は干渉計ユニットに関係付けられてお
り、X軸は紙面と直交し図19のミラーは図9のミラーR
2 と関連する。検出器信号S215 はミラーR2 のX軸ま
わりの傾きφX に関する情報を含み、検出器信号S216
はY軸方向の変位に関する情報を含んでいる。
例を図9の干渉計ユニット100 として用いてX軸方向の
変位、Z軸を中心とする回転及びY軸まわりの傾きを決
定することができる。この場合、座標系は図19の実線で
示す座標系、すなわちZ軸は紙面と直交し、図19のミラ
ーR10は図9のミラーR1 となる。
従って基板支持部材のZ軸を中心とする回転に関する情
報を含み、検出器信号S216 はX軸方向の変位に関する
情報を含む。Y軸まわりの傾きを測定する場合、周波数
ω1 のビーム及びω2 のビームを有するビームの一部を
Z軸方向に反射する偏光感知ビームスプリッタ220 とこ
のビームを偏向する特別の反射素子とを第2のX−Y平
面内においてλ/4板206 とビームスプリッタ201 との
間に配置することができる。
b64及びb65並びに特別の反射素子221 と共に図20に示
す。これらのビームは図19の上側部分に図示した光学系
と同一の光学系を通過する。ビームb64は位置P13にお
いてミラーR1 で反射し、最終的に検光子228 を経てビ
ームb′61と共にビームb′64として検出器226 に入射
する。ビームb′61はミラーR1 を通過せず、位置P10
(図19)及び位置P13でそれぞれ1回づつミラーR1 で
反射したビームb′64に対する基準ビームとして作用す
る。従って、出力信号S226 は位置P10及びP13におい
て平均化されたX軸方向の変位に関する情報を含む。ビ
ームb65は位置P14においてミラーR1 で反射し検光子
227 を経てビームb′65として検出器225 に入射する。
このビームb′65は、位置P10においてミラーR1 で1
回反射したビームb′60と共に検出器に入射する。従っ
て、出力信号S225はミラーR1 のY軸まわりの傾きに
関する情報を含んでいる。
と同一の参照符号を付したが、ダッシュを付して図20の
素子が図19の素子と同一の素子か別の素子かを示す。第
1の場合位置P13及びP14は位置P11及びP12とY方向
の同一位置を有し、第2の場合位置P13及びP14のY方
向位置は自由に選択することができる。
個の測定軸について測定を行なうには(n+1)本の測
定ビームが必要であり(検出器226 の情報は余分な情報
である) 、図10, 11, 14, 15及び16による干渉計ユニッ
トにおいては2n本の測定ビームが必要になる。しかし
ながら、図19及び図20の干渉計ユニットの場合、放射光
路は対称性がないため、安定性に対してより厳格な要件
を課す必要がある。
例の原理を示す。この干渉計ユニットでは、いわゆるキ
ャァッアイ光学系をレトロリフレクタ素子として用い
る。このキャァッアイ光学系はレンズ231 と、このレン
ズの焦点面に配置した反射素子232 とから構成される。
キャァッアイ光学系230 は、反射ビームの主光線が入射
ビームの主光線と一致するようにビームを反射する。こ
のキャァッアイ光学系を用いることにより構造を一層小
型にすることができる。
ムb70としてビームスプリッタ233を透過しミラーR10
に入射し、このミラーで反射し再びビームスプリッタに
入射する。このビームはλ/4板234 を2回透過してい
るので、その偏光方向が90°回転しキャァッアイ光学系
に向けて反射する。キャァッアイ光学系で反射したビー
ムはλ/4板275 を2回透過しているので、ビームスプ
リッタ233を透過する。ビームスプリッタ233 と236 と
の間の光路中にλ/4板242 を配置すると、ビームb70
の偏光方向は90°回転するので、このビームはビームス
プリッタ236 で反射しビームb72としてミラーR10に入
射する。ミラーR10で反射しビームスプリッタ236 に入
射したビームb72の偏光方向は、λ/4板237 を2回透
過しているので90°回転し、ビームスプリッタを透過し
て検光子240 を経てビームb′72として検出器241 に入
射する。
プリッタ233 で反射しビームb71としてビームスプリッ
タ236 に入射し、このビームはλ/4板242 によりその
偏光方向が90°回転しているので、ビームスプリッタ23
6 で反射しビームb73としてミラーR10に入射する。こ
のミラーで反射したビームb73の偏光方向はλ/4板23
8 により再び90°回転しているので、ビームスプリッタ
230 により反射しビーム b′73として検出器241 に入
射する。
いので、ミラーR10の位置P16及びP17で2回反射した
ビームb′72の基準ビームとなる。従って、検出器241
からの出力信号S241 は、紙面内のミラーと直交する方
向におけるミラーR10の位置P16及びP17における変位
の平均値に関する情報を含むことになる。
た場合、ビームb70はビームスプリッタ236 を透過して
反射素子239 に入射し、ビームb71はビームスプリッタ
で反射しビームb75としてミラーR10に入射する。2本
のビームb′74及びb′75は共にミラーR10によりそれ
ぞれ位置P16及びP17で1回反射して検出器241 に入射
する。従って、検出器信号S′241 はミラーR10紙面と
直交する軸まわりの傾きに関する情報を含むことにな
る。
の干渉計ユニットに結合した原理構成を示す。図23の干
渉計ユニットは図22の構成素子を図面の下側及び上側に
具え、これら構成素子によりミラーR10の紙面内のこの
ミラーと直交する軸まわりの傾きを決定することができ
る。図23の干渉計ユニットは1点破線で囲んだ領域に付
加的な部材を具え、この領域にはビームb70及びb71の
一部を分割する偏光ニュートラルビームスプリッタ243
が存在する。ビームスプリッタ243 により分割されたビ
ーム部分はビームb72及びb73としてこの光学系を通過
する。尚、この光学系の素子 242, 244, 245, 246, 24
7, 248 及び249 は図21の素子242, 236,237, 240, 241,
238及び239 と同一の機能を有している。検出器247 か
らの出力信号は、図21の検出器信号241 と同様に、位置
P16及びP18で平均化された紙面内でミラーR10と直交
する方向の変位に関する情報を含んでいる。
ット150 としても用いることができ、或は特別な測定軸
を用いる場合図9の干渉計ユニットとして用いることが
できる。この特別な測定軸は、図19及び図20に基いて説
明したと同様に、ビームb70及びb71の放射の一部を図
23の紙面と直交する方向に分割すると共に図23の1点鎖
線で囲んだ領域内のサブシステムと同様なサブシステム
を分割されたビームの光路中に配置することにより得る
ことができる。
と同一の原理に基く干渉計ユニットの変形例を示す。本
例では、偏光感知分離層251 、偏光ユニット分離層252
及びλ/2板253 を有する1個のビームスプリッタ250
を用いる。図23の干渉計ユニットと同一の測定を行なう
ためには3個のλ/4板254, 255及び258 並びに1個の
基準ミラー259 だけが必要である。
ムとして偏光分離層251 を透過して測定されるべきミラ
ーR10に入射する。このビーム成分は位置P19で反射す
る。このビームはキャァッアイ光学系256, 257を経て分
離層252 に入射し、ビームの一部がこの層によって反射
し分離層251 に入射する。このビームは分離層251 を透
過して第2の測定ビームb82としてミラーR10に入射す
る。ミラーの位置P20で反射したビームは分離層251 で
反射し第1の検光子260 及び第1の検出器261に入射す
る。周波数ω2 のビーム成分は層251 によりビームb81
として反射して層252 に入射する。この層によってビー
ムb81の一部が反射して分離層251 に入射し、この分離
層によってビームb83として基準ミラー259 に入射す
る。基準ミラーで反射したビームはビームb′83として
第1の検出器261 に入射する。ビームb′83はミラーR
10に入射せず、ビームb′82はミラーR10の位置P19及
びP 20で反射する。従って、検出器261 の出力信号S
261 はミラーR10の紙面内でミラーと直交する方向の位
置P19及びP20で平均化された変位に関する情報を含
む。
b80及びb81のビーム部分の偏光方向はλ/2板253 に
よって90°回転しているので、ビームb81の透過ビーム
成分は分離層251 を透過して第3の測定ビームb84とし
てミラーR10入射し、位置P 21で反射し、分離層251 で
反射してビームb′84として第2の検光子262 及び検出
器263 に入射する。ビームb80の層252 を透過したビー
ム成分は、λ/2板253 で反射した後分離層251 で反射
してビームb85として基準ミラー259 に入射し、このミ
ラーで反射してからビームb′85として第2の検出器26
3 に入射する。ビームb′84及びb′85は共に位置P21
及びP19でそれぞれ1回反射しているので、出力信号S
263 はミラーR10の紙面を直交する軸まわりの傾きに関
する情報を含んでいる。
るため、投影装置及びこの投影装置の基板テーブルの実
施例の斜視図を図25及び図26にそれぞれ示す。図25にお
いて、符号LAは放射源を示し、この放射源からのビー
ムPB(主光線により図示した)によりミラーRE1 及
びREを経てマスクMAを照明する。符号BEはビーム
を拡大すると共に均一化する光学系を示す。マスクはマ
スクマニュプレータすなわちマスクテーブルMTにより
支持する。符号PLは投影レンズ系を図示し、この投影
レンズ系によりマスク中のマスクパターンを基板Wのサ
ブ領域に結像する。基板WはミラーR1 及びR2 により
図示したミラーブロックと一体化した基板支持部材WC
によって支持する。基板支持部材は基板テーブルの構成
部品であり、Z方向と直交するX方向並びにZ方向及び
X方向と直交するY方向に平行にステップ状に変位する
ことができるので、半導体基板は多数の異なる照明位置
で照明されることができる。
部材301 に固定され、マウント部材は投影装置のマシン
フレーム300 の一部をなす。このマウント部材はZ軸と
直交する方向に延在する三角形のプレートである。この
プレートは3個のコーナ部302 を有し、各コーナ部はそ
れぞれプレートスタンド303 上に位置する。尚、図25で
は、2個のコーナ部及び2個のフレームスタンドだけを
示す。フレームスタンドはマシンフレーム300 のベース
部材304 上に配置され、ベース部材は平坦な床面上に調
整部材305 を介して配置する。
部材及びミラーブロックユニットWCは、矩形の花コウ岩
の形態をした支持部材306 の上面307 に沿うガスベアリ
ングが設けられているエアベースABによって案内す
る。基板支持部材は位置決め装置により上面307 に沿っ
て変位することができ、位置決め装置は上述したように
米国特許第4665594 号から既知のH形態に配置したリニ
アモータ301, 311及び312 を具える。図26に示すよう
に、リニアモータ311 及び312 はフレーム315 に固定さ
れ、このフレームはそのコーナ付近において支持部材30
6 の上面に固定する。基板支持部材WCはリニアモータ
310 によりX方向に平行に変位でき、リニアモータ311
及び312 によりY方向に変位でき、しかもZ方向に平行
な回転軸を中心にして極めて限られた角度範囲にわたっ
て回転することができる。
及び位置決めの装置はユニット320を構成し、このユニ
ットはマシンフレーム300 の支持部材321 上に配置す
る。支持部材321 はZ方向と直交する方向に延在する三
角形のプレートであり、このプレートの主側部322 を図
25に図示する。このプレートの各主側部は2個のフレー
ムスタンド303 間に延在する。支持部材306 は支持部材
321 の上側部323 に固定する。この支持部材321 はマウ
ント部材301 の下側面330 から薄いプレート状のスチー
ル製の吊り下げ素子により支持され、図25においては2
個の吊り下げ素子325 及び327 だけを図示する。全ての
吊り下げ素子はZ方向と平行な垂直面に沿って延在する
プレートで構成され、これら垂直プレートは互いに60°
の角度を以て配置する。
化されると共に傾き測定信号を用いて他の干渉計信号が
補正されるマスクパターンを基板上に繰り返し結像する
投影装置に用いられる新規な方法及び装置について説明
した。同様なことは別の装置、例えばICパターンのよ
うなパターンを製造する装置にも適用され、これらの装
置はレーザビームや電子ビームで作動するので、本発明
による方法及び装置はこれらの装置にも用いることがで
きる。
は、局部的な水平化することなく位置決めを行なうと共
に傾き測定信号を用いてアクチュエータ系により傾きを
除去する装置に用いることができる。このような装置は
レーザビーム又は電子ビームで作動するパターン発生装
置とすることができ、さらにX線放射で作動するIC投
影装置或は例えばマスク測定に用いられる高精度なX−
Y位置測定装置にも適用することができる。
する装置の実施例を示す線図である。
知の実施例を示す線図である。
す線図的斜視図である。
線図である。
ある。
有するミラーブロックとを一体化した構造を示す線図で
ある。
図である。
を示す斜視図である。
渉計ユニットの第1実施例の一部を示す線図である。
図である。
である。
位置及び測定軸がミラーと交差する位置を示す線図であ
る。
す線図である。
軸干渉計ユニットの実施例の一部を示す線図である。
他の部分を示す線図である。
持ミラーブロックの2個のミラーと交差する位置を示す
斜視図である。
る空気流を有する投影装置の一部を示す線図である。
軸干渉計ユニットの第2実施例の一部分を示す線図であ
る。
図である。
部を示す線図である。
ある。
ある。
す線図である。
線図である。
を示す斜視図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 投影レンズ系を介してマスクプレートの
マスクパターンを基板支持部材に配置した基板の領域の
異なるサブ区域に繰り返し結像する方法であって、マス
クパターンを基板の個別のサブ区域に結像する前に、サ
ブ区域をマスクパターンに対して位置決めし、この位置
決めが、マスクプレートのマスクパターンの外側に位置
する2個のマスク整列マークと基板のサブ区域の外側に
位置する少なくとも2個の基板整列マークとによるマス
クパターンに対する基板全体のアライメントを含み、こ
の基板全体についてのアライメントが、 前記投影レンズ系を介してマスク整列マークと基板整列
マークとを相互に結像させること、 整列マークの像とこの像が形成される整列マークとの間
の一致の程度を観測すること、 及び、前記マスクパターン及び基板を3軸座標系の第1
のX軸及び第2のY軸に沿って相対的に変位させると共
に前記座標系の第3のZ軸を中心にして相対的に回転さ
せてこれらの間に十分な一致が得られるようにすること
によって行われ、 前記マスクパターンに対する各個別のサブ領域の位置決
めを、 前記基板全体のアライメントにより整列した位置から、
基板及びマスクパターンを互いに相対的に変位させると
共に、複合5軸干渉システムを用いて、この基板のX軸
及びY軸に沿う変位、Z軸回りの回転、及びX軸及びY
軸回りの傾きを測定し、 これら全ての測定結果を用いてマスクパターンに対する
前記サブ領域のX−Y面内における最終位置決めを行う
ことにより行う結像方法。 - 【請求項2】 各基板サブ領域について局部的水平化を
行う請求項1に記載の方法において、前記傾き測定の結
果を用いて変位測定の結果を補正することを特徴とする
方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、前記傾
き測定の結果を用いて基板を水平にすることを特徴とす
る方法。 - 【請求項4】 物体テーブルと、物体用のX−Y−φZ
駆動装置と、3軸座標系のX軸及びY軸に沿う変位並び
にZ軸を中心とする回転φZ を測定する干渉計システム
とを具える物体を高精度に変位させ及び位置決めする装
置において、前記干渉計システムが、前記物体のX軸及
びY軸まわりの傾き測定用の5個の測定軸を有し、干渉
計ミラーを、物体を固定状態に支持する物体テーブルに
結合されている物体支持部材の反射性側面で構成したこ
とを特徴とする物体を高精度に変位させ及び位置決めす
る装置。 - 【請求項5】 物体を局部的に水平化する機能を有する
装置に用いられる請求項4に記載の装置おいて、前記干
渉計の測定ミラーが最大でも物体が配置されるべき物体
支持部材の表面まで延在し、全ての干渉計信号をX−Y
−φz 駆動用の制御信号に変換する干渉計信号処理ユニ
ットを設けたことを特徴とする装置。 - 【請求項6】 請求項4に記載の装置において、前記干
渉計信号をX−Y−φz 駆動用の制御信号及び物体の傾
きを除去するアクチュエータ用の制御信号に変換する干
渉計信号処理ユニットを設けたことを特徴とする装置。 - 【請求項7】 請求項4,5又は6に記載の装置におい
て、前記干渉計システムが、測定ビームが静止している
反射素子と共働する6番目の基準軸を有することを特徴
とする装置。 - 【請求項8】 請求項4,5,6又は7に記載の装置に
おいて、前記干渉計ビームが通過する空間の上方に、一
定の屈折率を有する空気流を供給する空気シャワを設け
たことを特徴とする装置。 - 【請求項9】 請求項4,5,6,7又は8に記載の装
置において、各測定軸の測定ビームの光路中にレトロリ
フレクタを配置し、前記物体支持部材のミラーにより第
1の反射をさせた後、前記レトロリフレクタにより前記
測定ビームを前記ミラーに再度入射させ、このミラーで
第2の反射をさせるように構成したことを特徴とする装
置。 - 【請求項10】 請求項4,5,6,7,8又は9に記
載の装置において、前記干渉計システムが第1及び第2
の干渉計ユニットを有し、第1の干渉計ユニットが3個
の測定軸に沿って測定を行う測定ビームを発生し、第2
の干渉計ユニットが2個の測定軸に沿って測定を行う測
定ビームを発生することを特徴とする装置。 - 【請求項11】 請求項10に記載の装置において、基
準軸用の測定ビームが前記第2の干渉計ユニットから出
射することを特徴とする装置。 - 【請求項12】 請求項11に記載の装置において、前
記基準軸用の基準ミラーを第2の干渉計ユニットに固着
したことを特徴とする装置。 - 【請求項13】 請求項10,11又は12に記載の装
置において、前記2個の干渉計ユニットが共通の放射源
を有することを特徴とする装置。 - 【請求項14】 請求項4から13までのいずれか1項
に記載の装置において、前記放射源が、互いに異なる周
波数で相互に直交する偏光方向を有する2個のビーム成
分を発生させることを特徴とする装置。 - 【請求項15】 マスクホルダと、基板支持部材を有す
る基板テーブルと、前記マスクホルダと基板テーブルと
の間に配置した投影レンズ系と、前記基板をマスクパタ
ーンに対して全体的に整列させる整列装置と、前記基板
を局部的に水平にする水平化装置と、基板用の変位兼位
置決め装置とを具えるマスクパターンを基板上に繰り返
し結像させる装置において、前記変位兼位置決め装置
が、第1のモードで順次駆動され得る請求項4,5,
7,8,9,10,11,12,13及び14のいずれ
か1項に記載の装置とし、第1のモードにおいて、前記
整列装置及び干渉計測定信号により基板をマスクパター
ンに対して全体的に位置決めし、第2のモードにおいて
前記干渉計測定信号だけによって前記基板のサブ領域を
マスクパターンに対して位置決めすることを特徴とする
マスクパターンを基板上に結像させる方法。 - 【請求項16】 マスクホルダと、基板支持部材と、こ
れらマスクホルダと基板支持部材との間に配置した投影
レンズ系と、基板をマスクパターンに対して全体的に整
列させる整列装置と、焦点装置と、基板用の変位兼位置
決め装置とを具えるマスクパターンを基板上に繰り返し
結像させる装置において、前記変位兼位置決め装置を、
請求項7から14までのいずれか1項に記載の装置と
し、基準軸と関連する検出器からの出力信号を電子的信
号処理装置に供給し、この信号処理装置から、 投影ビームの波長 投影レンズホルダ内の圧力 投影レンズ系のレンズ間の相互距離 投影レンズホルダの1又はそれ以上の区画室内の媒体の
組成 投影レンズホルダ内の温度 整列装置の零調整 焦点装置の零調整 投影レンズ系の倍率 の1個又はそれ以上のパラメータを補正する制御信号を
発生させることを特徴とするマスクパターンを基板上に
繰り返し結像させる装置。
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