JP3034018B2 - 漂白浴 - Google Patents

漂白浴

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JP3034018B2
JP3034018B2 JP2318142A JP31814290A JP3034018B2 JP 3034018 B2 JP3034018 B2 JP 3034018B2 JP 2318142 A JP2318142 A JP 2318142A JP 31814290 A JP31814290 A JP 31814290A JP 3034018 B2 JP3034018 B2 JP 3034018B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、環境にやさしいハロゲン化銀カラー写真材
料を処理するための漂白浴に関する。
本発明を要約すれば、適度の漂白力をもち生分解性の
ある漂白浴は、 (1) その錯化剤の少なくとも20モル%、好ましくは
80モル%以上、が次式(I) 式中、R1は水素または水酸基を示し、 nは1または2であり、 xは2または3であり、 yは0または1であり、そして xとyの和は常に3である、 によって表されることを特徴とする鉄(III)錯塩を含
み、 (2) 鉄錯体または鉄錯塩を基準として1−120モル
%、好ましくは5−20モル%、の過剰の遊離錯化剤を含
み、そして (3) そのpHを4.5以下に調節されている。
アミノポリカルボン酸の鉄錯塩、たとえばエチレンジ
アミン四酢酸の鉄アンモニウム錯塩、はカラー写真材料
の現像によって生成した銀を漂白するのにしばしば用い
られている。この目的に用いられるこれらの錯化剤およ
び類似の錯化剤は容易に生分解されない。
例えばニトリロ三酢酸などの生分解生の錯化剤の鉄錯
塩を含む漂白浴は、pH6−8の通常の条件下でカラー写
真材料を漂白する際に、十分な漂白力を示さない。
本発明の取り組んだ問題は、易生分解性の成分を含
み、かつ適度な漂白力を示すハロゲン銀カラー写真材料
の処理用漂白浴を提供することである。
この問題は、 (1) その錯化剤の少なくとも20モル%、好ましくは
80モル%以上、が次式(I) 式中、R1は水素または水酸基を示し、 nは1または2であり、 xは2または3であり、 yは0または1であり、そして xとyの和は常に3である、 によって表される鉄(III)錯塩、および (2) 鉄錯塩または鉄錯塩を基準として1−120モル
%、好ましくは5−20モル%、の過剰の遊離錯化剤を含
み、そして (3) そのpHを4.5以下に調節されている、 ことを特徴とする漂白浴によって解決された。
式(I)によって表される錯化剤は、単一の化合物あ
るいは混合物である。
式(I)によって表される好ましい化合物は、次式 N−(CH2COOH) および (HOOC−CH2−N−CH2−CH2−COOH に対応するニトリロ三酢酸およびニトリロモノプロピオ
ノ二酢酸である。
錯化剤のうち残りの最大80モル%、好ましくは20モル
%以下、はエチレンジアミン四酢酸やプロピレンジアミ
ン四酢酸などの通常用いられる錯化剤である。
好ましい具体例においては、本発明による錯化剤のみ
が使用される。
鉄錯体または鉄錯塩は、とりわけ0.005−0.5モル/
の量で使用される。
本発明による成分に加えて、漂白浴は銀を再ハロゲン
化するためのハロゲン化合物を含んでいる。
漂白浴に適合するハロゲン化合物は、とりわけナトリ
ウム、カリウムおよびアンモニウムの塩化物および臭化
物である。
そのすぐに使用できる状態では、漂白浴は0.05−1.5
モル/のハロゲン化合物を含んでいる。
本発明による漂白浴は、そのハロゲン銀乳剤が主とし
てAgBr,AgBrI,AgBrClまたはAgClより成っているところ
のハロゲン銀カラー写真記録材料に用いるのにとくに適
している。そのカラー写真材料は、(例えば両面にポリ
エチレンをラミネートした紙やセルローストリアセテー
トフィルムなどの)不透明あるいは透明な支持体上に、
少なくとも1層のハロゲン銀感青色光層、少なくとも1
層の感緑色光層、および少なくとも1層の感赤色光層、
そして順にこれらに対応して、少なくとも1種類のイエ
ローカップラー、少なくとも1種類のマゼンタカップラ
ー、および少なくとも1種類のシアンカップラーを含ん
でいる。
本発明による漂白浴は、露光、現像、場合によっては
停止、漂白および定着または漂白/定着、リンス、場合
によっては安定化、および乾燥の各ステップより成るハ
ロゲン銀カラー写真材料の処理プロセスにしばしば用い
られる;処理の最後で安定化浴を用いる場合にはリンス
を省略することもできる。
これらの処理は、それぞれの処理浴を連続的に再生し
ながら連続処理することもできる。
実施例中に記載した漂白浴は漂白度(処理した材料中
の残存銀)を調べた。
残存銀の定量: 次に記載するように、ステップウエッジを用いた露光
と処理後写真材料の画像の黒色部分に残っている銀をPh
oto− Matic PM8030赤外銀検出機(デンマーク,Photo
−Matic社製)を用いて測定した。
本発明による漂白浴に用いられる錯化剤の生物分解性
に関する情報は文献中に記載されている:ドイツの化学
会社の膨大な廃棄物に対する連邦委員会(BUA)によっ
て出版されたニトリロ三酢酸、BUA−物質情報5(1986
年10月)、化学出版(Verlag Chemie)、ワインハイ
ム、1987年。
実施例1(本発明) 両面にポリエチレンをラミネートした紙の支持体に順
に次の各層を塗布することによってカラー写真記録材料
を製造した。以下に示す量は、すべて1m2あたりの量で
ある。塗布するハロゲン銀は、対応するAgNO3の量で示
す。
層配列 第1層(支持体層) ゼラチン 0.2g 第2層(感青色光層) ゼラチン 1.38g イエローカップラー Y 0.95g トリクレシルホスフェイト(TPC) 0.29g を含み、AgNO30.63gから調製された青色に感光するハロ
ゲン銀乳剤(塩化銀99.5モル%、臭化銀0.5モル%、平
均粒径0.8μm) 第3層(保護層) ゼラチン 1.1g 2,5−ジオクチルハイドロキノン 0.06g ジブチルフタレート(DBP) 0.06g 第4層(感緑色光層) ゼラチン 1.08g マゼンタカップラー M 0.41g 2,5−ジオクチルハイドロキノン 0.08g DBP 0.34g TCP 0.04g を含み、AgNO30.45gから調製された緑色光に分光増感さ
れたハロゲン銀乳剤(塩化銀99.5モル%、臭化銀0.5モ
ル%、平均粒径0.6μm) 第5層(紫外線吸収層) ゼラチン 1.15g 次式 によって表される紫外線吸収剤 0.6g 2,5−ジオクチルハイドロキノン 0.045g TCP 0.04g 第6項(感赤色光層) ゼラチン 0.75g シアンカップラー C 0.36g TCP 0.36g を含み、AgNO30.3gから調製された赤色光に分光増感さ
れたハロゲン銀乳剤(塩化銀99.5モル%、臭化銀0.5モ
ル%、平均粒径0.5μm) 第7層(紫外線吸収層) ゼラチン 0.35g 第5層と同じ紫外線吸収剤 0.15g TCP 0.2g 第8層(保護層) ゼラチン 0.9g 次式 によって表される硬化剤 H 0.3g 用いた化合物はそれぞれ次式によって表される: 前述の写真記録材料にステップウェッジを重ねて露光
し、そして次のように処理した: 現像 45秒 35℃ リンス 22秒 <20℃ 漂白 90秒 35℃ リンス 45秒 30℃ 定着 45秒 35℃ リンス 90秒 約30℃ 乾燥 各処理浴は次の組成をしている: 現像液: 水 900ml エチレンジアミン四酢酸(EDTA) 2g ハイドロキシエタンジホスホン酸(HEDP)、60重量%0.
5ml 塩化ナトリウム 2g N,N−ジエチルハイドロキシルアミン、85重量% 5ml 4−(N−エチル−N−2−メタンスルフォニルアミノ
エチル)−2−メチル−フェニレンジアミン 1/2硫酸
塩一水和物(CD3)、50重量% 8ml 炭酸カリウム 25g KOHまたはH2SO4によってpH10に調整する。
水を加えて1リットルにする。
漂白浴A 水 800ml 硝酸鉄(III)9H2O 40g ニトリロ三酢酸 25g アンモニア水、25重量% 約30ml 臭化アンモニウム 40g 水を加えて1リットルにする。
アンモニア水でpH4に調節する。
定着浴 水 900ml 亜硫酸ナトリウム 10g チオ硫酸アンモニウム 100g アンモニア水または酢酸でpH7に調節する。
水を加えて1リットルにする。
残存銀の測定結果を表1に示す。
実施例2(比較例) 実施例1と同様にして露光と処理を行った。現像浴は
実施例1と同じ組成であった。
漂白浴B 水 800ml 硝酸鉄(III)9H2O 40g ニトリロ三酢酸 25g アンモニア水、25重量% 約40ml 臭化アンモニウム 40g 水を加えて1リットルにする。
アンモニア水でpH6に調節する。
定着浴は実施例1と同じ。
残存銀の測定結果を表1に示す。
実施例3(比較例) 露光と処理は実施例1と同様にして行った。現像液は
実施例1と同じ組成であった。
漂白浴C 水 800ml EDTAアンモニウム−鉄(III) 50g EDTA 5g 臭化アンモニウム 80g アンモニア水または酢酸によってpH6.0に調節する。
水を加えて1リットルにする。
定着浴は実施例1と同じ。
残存銀の測定結果を表1に示す。
表1は、本発明による生物分解性の錯化剤を含む漂白
浴Aの優れた漂白効果を示している。その漂白効果は生
物分解性でないEDTAを含む代表的な漂白浴Cに匹敵して
いる。これに反して、実質的には漂白浴Aと同じ組成を
もつがEDTA漂白浴のpH値にある漂白浴Bは、不十分な漂
白効果しか示さない。
実施例4(本発明) セルローストリアセテートの透明な支持体に順に次の
各層を塗布した。以下に示す量は、すべて1m2当たりの
量である。塗布するハロゲン銀は、対応するAgNO3の量
で示す。
すべてのハロゲン銀乳剤は、AgNO3100gあたり0.1gの
4−ハイドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラアザ
インデンによって安定化されている。
第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀 0.2g ゼラチン 1.2g 紫外線吸収剤UV−1 0.1g 紫外線吸収剤UV−2 0.2g トリクレシルホスフェイト 0.02g ジブルフタレート 0.03g 第2層(ミクラート中間層) AgNO30.25gから調製されたミクラートAg(Br,I)乳剤:
平均粒径、0.07μm; ヨウ化銀、0.5モル% ゼラチン 1.0g 着色カップラー RM−1 0.05g トリクレシルホスフェイト 0.10g 第3項(低感度感赤色光層) AgNO32.2gから調製された赤色光に分光増感されたAg
(Br,I)乳剤:ヨウ化銀、4モル%;平均粒径、0.45μ
m ゼラチン 2.0g トリクレシルホスフェイト(TCP)0.5g中に乳化させ
た無色のシアンカップラー C−1 0.6g 着色したシアンカップラー RM−1 50mg TCP 20mg中に乳化させたDIRカップラー DIR−130mg 第4層(高感度感赤色光層) AgNO32.8gから調製された赤色光に分光増感されたAg
(Br,i)乳剤:ヨウ化銀、8.5モル%;平均粒径、0.8μ
m ゼラチン 1.8g ジブチルフタレート(DBP)0.15gで乳化させた無色の
シアンカップラー C−2 0.15g 第5層(分離層) ゼラチン 0.7g DBP 0.15gで乳化させた2,5−ジオクチルハイドロキノ
ン 0.2g 第6層(低感度感緑色光層) AgNO31.8gから調製された緑色光に分光増感されたAg
(Br,I)乳剤:ヨウ化銀、4.5モル%;平均粒径、0.4μ
m ゼラチン 1.6g マゼンタカップラー M−1(ラテックスカップラ
ー) 0.6g TCP 50mgで乳化させたマスクカップラーYM−1 50mg DBP20mgに乳化させたDIRカップラーDIR−2 30mg TCP 60mgに乳化させたDIRカップラーDIR−3 80mg 第7層(高感度感緑色光層) AgNO32.2gから調製された緑色光に分光増感されたAg
(Br,I)乳剤:ヨウ化銀、7モル%;平均粒径、0.7μ
m ゼラチン 1.4g TCP 0.45gで乳化させたマゼンタカップラー M−2
0.15g TCP30mgで乳化させた、第6層と同一のマスクカップ
ラー 30mg 第8層(分離層) ゼラチン 0.5g DBP 0.08gで乳化させた2,5−ジイソオクチルハイドロ
キノン 0.1g 第9層(黄色フィルター層) Ag(黄色コロイド銀ゾル) 0.2g ゼラチン 0.9g DBP 0.16gで乳化させた2,5−ジイソオクチルハイドロ
キノリン 0.2g 第10層(低感度感青色光層) AgNO30.6gから調製された青色光に感光するAg(Br,
I)乳剤:ヨウ化銀、4.9モル%;平均粒径、0.45μm ゼラチン 0.85g TCP0.7gで乳化させたイエローカップラー Y−10.7
g TCP0.5gで乳化させたDIRカップラーDIR−3 0.5g 第11層(高感度感青色光層) AgNO31.0gから調製された青色光に感光するAg(Br,
I)乳剤:ヨウ化銀、9.0モル%;平均粒径、0.9μm ゼラチン 0.85g TCP 0.3gで乳化させた、第10層と同一のイエローカッ
プラー 0.3g 第12層(硬化保護層) AgNO30.5gから調製されたミクラートAg(Br,I)乳
剤:平均粒径、0.07μm;ヨウ化銀、0.5モル% ゼラチン 1.2g 次式 (CH2=CH−SO2−CH2−CONH−CH2−) によって表される硬化剤 0.4g 次式 によって表されるホルムアルデヒド補足剤 1.0g ここで用いた化合物は、それぞれ次式によって表され
る: 紫外線吸収剤 UV−1 x:y(重量比)=7:3 紫外線吸収剤 UV−2 前述の写真記録材料にステップウェッジを重ねて露光
し、そして次のように処理した: 現像 3分15秒 37.8℃ 漂白 4分20秒 38℃ リンス 1分 5秒 38℃ 定着 4分20秒 38℃ リンス 3分15秒 38℃ 仕上げ浴 1分 5秒 38℃ 各処理浴は次の組成をしている: 現像液: 水 800ml 炭酸カリウム 37.5g 亜硫酸ナトリウム 4.25g ヨウ化カリウム 1.2mg 臭化ナトリウム 1.3g ハイドロキシルアミン硫酸塩 2.0g ジエチレントリアミン五酢酸 2.0g 4−(N−エチル−N−β−ハイドロキシエチルアミ
ノ)−2−メチル−アニリン硫酸塩 4.75g 水を加えて1リットルにする。
pH10.0 漂白浴 D 水 600ml ニトリロジアセチックモノプロピオン酸鉄塩 70g ニトリロジアセチックモノプロピオン酸 5.5g 臭化アンモニウム 150g 硝酸アンモニウム 16g アンモニア水または酢酸によってpH4.2に調整する。
水をくわえて1リットルにする。
定着浴 水 800ml チオ硫酸アンモニウム溶液(58重量%) 162ml エチレンジアミン四酢酸 1.3g 亜硫酸水素ナトリウム 1.3g 水酸化ナトリウム 2.4g 水を加えて1リットルにする。pH6.5 仕上げ浴 水 800ml ホルマリン(37重量%) 3ml ポリオキシエチレン−p−モノノニル−フェニルエー
テル 0.5g 水を加えて1リットルにする。
残存銀の測定結果を次の表2に示す。形成したカラー
画像は厳正であった。
実施例5(比較例) 露光と処理は実施例4で記載したのと同様にして行っ
た。現像液、定着浴および仕上げ浴は、実施例4と同一
の組成であった。
漂白浴E 水 600ml ニトリロジアセチックモノプロピオン酸鉄塩 70g ニトリロジアセチックモノプロピオン酸 5.5g 臭化アンモニウム 150g 硝酸アンモニウム1 16g アンモニア水または酢酸によってpH6.0に調整する。
水を加えて1リットルにする。
残存銀の測定結果を次の表2に示す。
実施例6(比較例) 露光と処理は実施例4に記載したのと同様にして行っ
た。現像液、定着浴および仕上げ浴は、実施例4と同じ
組成であった。
漂白浴F 水 600ml EDTA鉄(III)アンモニウム 99g 酢酸(80重量%) 10ml 臭化アンモニウム 150g 硝酸アンモニウム 16g アンモニア水または酢酸によってpH6.0に調整する。
水を加えて1リットルにする。
残存銀の測定結果を次の表2に示す。
表2から判るように生物分解性の錯化剤を含む本発明
による漂白浴Dの漂白効果は、生分解性でないEDTAを含
む代表的な漂白浴Fの漂白効果に匹敵する。これに反対
して、実質的に漂白浴Dと同一の組成をもつがpH値はED
TA漂白浴の代表値と同一である漂白浴Eは、不十分な漂
白効果しか示さない。漂白テストによると、本発明によ
る漂白浴Dはロイコシアン色素を生成しないが、一方ED
TAを含む代表的な漂白浴は対応するpH値でシアン色素の
著しい消失を示す。
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりであ
る。
1. (1)その錯化剤の少なくとも20モル%が次式
(I) 式中、R1は水素または水酸基を示し、 nは1または2であり、 xは2または3であり、 yは0または1であり、そして xとyの和は常に3である、 によって表される鉄(III)錯塩を含み、 (2)鉄錯体または鉄錯塩を基準として1−120モル%
過剰の遊離錯化剤を含み、 (3)そのpHが4.5以下に調節されている、 ことを特徴とする。
2. その錯化剤の少なくとも80モル%が式Iによって表
されることを特徴とする、第1項に記載の漂白浴。
3. その錯化剤がニトリロ三酢酸またはニトリロモノプ
ロピオノ二酢酸であることを特徴とする第1項に記載の
漂白浴。
4. 5−20モル%過剰の遊離錯化剤を含むことを特徴と
する第1項記載の漂白浴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハインツ・メツクル ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシユ グラート バツハ2・アムカツターバツ ハ 54 (56)参考文献 特開 昭61−261744(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03C 7/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)錯化剤の少なくとも20モル%が次式
    (I) 式中、 R1は水素または水酸基を示し、 nは1または2であり、 xは2であり、そして yは1である、 に相当する鉄(III)錯塩、および (2)鉄錯体または鉄錯塩を基準として1〜120モル%
    の過剰の遊離錯化剤を含み、そして (3)pH値が4.5以下に調節されている ことを特徴とする漂白浴。
  2. 【請求項2】錯化剤がニトリロモノプロピオノ二酢酸で
    ある特許請求の範囲第1項に記載の漂白浴。
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