JP3033860B2 - 送信電力制御方式 - Google Patents
送信電力制御方式Info
- Publication number
- JP3033860B2 JP3033860B2 JP3200109A JP20010991A JP3033860B2 JP 3033860 B2 JP3033860 B2 JP 3033860B2 JP 3200109 A JP3200109 A JP 3200109A JP 20010991 A JP20010991 A JP 20010991A JP 3033860 B2 JP3033860 B2 JP 3033860B2
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- JP
- Japan
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- transmission power
- power control
- input level
- reception input
- signal
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- Transmitters (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、双方向の通信を行なう
移動通信方式における送信電力制御方式に関し、とくに
移動局の送信電力を可変とする双方向通信方式における
送信電力制御方式に関する。
移動通信方式における送信電力制御方式に関し、とくに
移動局の送信電力を可変とする双方向通信方式における
送信電力制御方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術では、基地局において、受信
した受信入力レベルと希望受信入力レベルの差が０にな
るように送信電力を変化させる送信電力制御信号を移動
局に送信し、移動局において、該信号を受信し送信電力
を変動させる方式がある。
した受信入力レベルと希望受信入力レベルの差が０にな
るように送信電力を変化させる送信電力制御信号を移動
局に送信し、移動局において、該信号を受信し送信電力
を変動させる方式がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、受信
入力レベルの時間変動が速い場合には、基地局において
受信入力レベルを測定した時と、送信電力制御が完了す
るまでの間に、伝搬特性が変動するために受信入力レベ
ルを希望受信入力レベルに制御できないという問題があ
った。
入力レベルの時間変動が速い場合には、基地局において
受信入力レベルを測定した時と、送信電力制御が完了す
るまでの間に、伝搬特性が変動するために受信入力レベ
ルを希望受信入力レベルに制御できないという問題があ
った。
【０００４】本発明の目的は、従来の問題点を解決し、
受信入力レベルが時間変動するときにおいても精度良く
送信電力を制御する送信電力制御方式を提供することに
ある。
受信入力レベルが時間変動するときにおいても精度良く
送信電力を制御する送信電力制御方式を提供することに
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため以下の構成を採用している。即ち、双方向の通
信を行なう移動通信方式の送信電力制御方式において、
受信入力レベルを検出し送信電力制御信号を送信する基
地局と、該送信電力制御信号を受信し該送信電力制御信
号に基づいて送信信号の電力を変えて送信する移動局と
からなり、前記基地局は２回以上の時刻で受信入力レベ
ルを検出し、送信電力制御が完了するまでの間に変動す
る受信入力レベルを予想して、受信入力レベルが希望受
信入力レベルになるように、予想された受信電力値と希
望する受信電力値の差分の電力値に相当する送信電力値
で送信電力を制御することを特徴とする送信電力制御方
式としての構成を有する。
するため以下の構成を採用している。即ち、双方向の通
信を行なう移動通信方式の送信電力制御方式において、
受信入力レベルを検出し送信電力制御信号を送信する基
地局と、該送信電力制御信号を受信し該送信電力制御信
号に基づいて送信信号の電力を変えて送信する移動局と
からなり、前記基地局は２回以上の時刻で受信入力レベ
ルを検出し、送信電力制御が完了するまでの間に変動す
る受信入力レベルを予想して、受信入力レベルが希望受
信入力レベルになるように、予想された受信電力値と希
望する受信電力値の差分の電力値に相当する送信電力値
で送信電力を制御することを特徴とする送信電力制御方
式としての構成を有する。
【０００６】
【作用】本発明では基地局において受信入力レベルを２
回以上測定し、送信電力制御が完了するまでの間の受信
入力レベルの変動を予想し、予想した受信入力レベルと
希望受信入力レベルの差を０とするように送信電力制御
を行なう送信電力制御信号を基地局から移動局に送信す
る。
回以上測定し、送信電力制御が完了するまでの間の受信
入力レベルの変動を予想し、予想した受信入力レベルと
希望受信入力レベルの差を０とするように送信電力制御
を行なう送信電力制御信号を基地局から移動局に送信す
る。
【０００７】図３は本発明の送信電力制御方式の作用を
従来の方法との比較において説明する図であって、基地
局における移動局からの受信入力レベルとの時間との関
係を示す。
従来の方法との比較において説明する図であって、基地
局における移動局からの受信入力レベルとの時間との関
係を示す。
【０００８】縦軸は基地局における移動局からの受信入
力レベルを示し、横軸は時間を表す。
力レベルを示し、横軸は時間を表す。
【０００９】従来の方法では時刻ｔ１において受信入力
レベルを測定し、希望受信入力レベルＬ０との差だけ送
信電力を大きくするように送信電力制御信号を送信す
る。
レベルを測定し、希望受信入力レベルＬ０との差だけ送
信電力を大きくするように送信電力制御信号を送信す
る。
【００１０】制御された後の信号は時刻ｔ２において受
信されるが、時刻ｔ１からｔ２の間に受信入力レベルは
時間変動するので、希望受信入力レベルよりも大きな受
信入力レベルとなる。
信されるが、時刻ｔ１からｔ２の間に受信入力レベルは
時間変動するので、希望受信入力レベルよりも大きな受
信入力レベルとなる。
【００１１】本発明では、複数の時刻で受信入力レベル
の測定を行なう。
の測定を行なう。
【００１２】時刻ｔ０からｔ１の間に複数回測定を行な
うことにより、時刻ｔ２における受信入力レベルがＬ１
であると予想される。
うことにより、時刻ｔ２における受信入力レベルがＬ１
であると予想される。
【００１３】受信入力レベルＬ１と希望受信入力レベル
Ｌ０との差だけ送信電力を小さくするように送信電力制
御信号を送信する。
Ｌ０との差だけ送信電力を小さくするように送信電力制
御信号を送信する。
【００１４】以上により、受信入力レベルが時間変動し
ている場合においても、精度よく送信電力を制御するこ
とができる。
ている場合においても、精度よく送信電力を制御するこ
とができる。
【００１５】
【実施例】図１は本発明の実施例としての送信電力制御
方式を説明する装置の模式的ブロック構成図を示す。図
１において、２１，２７は受信機、２２，２８は復調
器、２３はレベル検出器、２４，２９はベースバンド処
理部、２５，３０は変調器、２６，３１は送信機、１０
０は基地局、１１０は移動局を示す。
方式を説明する装置の模式的ブロック構成図を示す。図
１において、２１，２７は受信機、２２，２８は復調
器、２３はレベル検出器、２４，２９はベースバンド処
理部、２５，３０は変調器、２６，３１は送信機、１０
０は基地局、１１０は移動局を示す。
【００１６】 基地局１００の受信機２１によって受信さ
れた信号は復調器２２によって復調され、ベースバンド
処理部２４に入力される。
れた信号は復調器２２によって復調され、ベースバンド
処理部２４に入力される。
【００１７】 また、受信された信号はレベル検出器２３
において受信入力レベルが検出され、ベースバンド処理
部２４に入力される。
において受信入力レベルが検出され、ベースバンド処理
部２４に入力される。
【００１８】 ベースバンド処理部２４では受信入力レベ
ルの予測を行ない、送信電力制御信号を変調器２５に入
力する。
ルの予測を行ない、送信電力制御信号を変調器２５に入
力する。
【００１９】 該送信電力制御信号は送信機２６から移動
局１１０へ送信される。
局１１０へ送信される。
【００２０】 該送信電力制御信号は移動局１１０の受信
機２７において受信されたのちに復調器２８において復
調され、ベースバンド処理部２９に入力される。
機２７において受信されたのちに復調器２８において復
調され、ベースバンド処理部２９に入力される。
【００２１】 ベースバンド処理部２９では送信電力制御
信号を検出し、該送信電力制御信号を送信機３１へ送信
し、変調器３０へデータ信号を送信する。
信号を検出し、該送信電力制御信号を送信機３１へ送信
し、変調器３０へデータ信号を送信する。
【００２２】 送信機３１では、送信電力を制御して変調
器３０から入力された信号を送信する。
器３０から入力された信号を送信する。
【００２３】 図２は本発明による送信電力制御方式にお
ける受信入力レベルの予測方法の一例を説明する図であ
る。
ける受信入力レベルの予測方法の一例を説明する図であ
る。
【００２４】２ つの時刻で受信入力レベルの測定を行な
う場合について説明する。
う場合について説明する。
【００２５】 時刻ｔ０と時刻ｔ１に受信入力レベルの測
定を行ない、時刻ｔ０の受信入力レベルＬ０と時刻ｔ１
の受信入力レベルＬ１から一次関数で時刻ｔ２における
受信入力レベルをＬ２であると予測する。
定を行ない、時刻ｔ０の受信入力レベルＬ０と時刻ｔ１
の受信入力レベルＬ１から一次関数で時刻ｔ２における
受信入力レベルをＬ２であると予測する。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の送信電力
制御方式によれば、受信入力レベルが時間変動するとき
においても精度良く送信電力を制御することができる。
制御方式によれば、受信入力レベルが時間変動するとき
においても精度良く送信電力を制御することができる。
【図１】本発明の実施例としての送信電力制御方式を説
明する装置の模式的ブロック構成図。
明する装置の模式的ブロック構成図。
【図２】本発明による送信電力制御方式における受信入
力レベルの予測方法の一例を説明する図。
力レベルの予測方法の一例を説明する図。
【図３】本発明の送信電力制御方式の作用を従来の方法
との比較において説明する図であって、基地局における
移動局からの受信入力レベルと時間との関係を示す図。
との比較において説明する図であって、基地局における
移動局からの受信入力レベルと時間との関係を示す図。
２１，２７ 受信機 ２２，２８ 復調器 ２３ レベル検出器 ２４，２９ ベースバンド処理部 ２５，３０ 変調器 ２６，３１ 送信機 １００ 基地局 １１０ 移動局
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (1)
- 【請求項１】 双方向の通信を行なう移動通信方式の送
信電力制御方式において、 受信入力レベルを検出し送信電力制御信号を送信する基
地局と、 該送信電力制御信号を受信し該送信電力制御信号に基づ
いて送信信号の電力を変えて送信する移動局とからな
り、 前記基地局は２回以上の時刻で受信入力レベルを検出
し、送信電力制御が完了するまでの間に変動する受信入
力レベルを予想して、受信入力レベルが希望受信入力レ
ベルになるように、予想された受信電力値と希望する受
信電力値の差分の電力値に相当する送信電力値で送信電
力を制御することを特徴とする送信電力制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3200109A JP3033860B2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 送信電力制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3200109A JP3033860B2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 送信電力制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522212A JPH0522212A (ja) | 1993-01-29 |
| JP3033860B2 true JP3033860B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=16418981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3200109A Expired - Lifetime JP3033860B2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 送信電力制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3033860B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07221688A (ja) * | 1994-01-28 | 1995-08-18 | Nec Corp | 受信電界検出回路 |
| TW347616B (en) * | 1995-03-31 | 1998-12-11 | Qualcomm Inc | Method and apparatus for performing fast power control in a mobile communication system a method and apparatus for controlling transmission power in a mobile communication system is disclosed. |
| EP1027923B1 (en) | 1997-10-02 | 2002-03-13 | Hamamatsu Photonics K.K. | Spotlight source device |
| CN1103630C (zh) * | 1997-10-02 | 2003-03-26 | 浜松光子学株式会社 | 点光源装置 |
| KR100551868B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2006-02-13 | 엘지전자 주식회사 | 선형 예측계수를 이용한 전력제어 방법 |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP3200109A patent/JP3033860B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0522212A (ja) | 1993-01-29 |
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Legal Events
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