JP2623892B2 - 制御チャネルの電波障害検出方法 - Google Patents
制御チャネルの電波障害検出方法Info
- Publication number
- JP2623892B2 JP2623892B2 JP2066504A JP6650490A JP2623892B2 JP 2623892 B2 JP2623892 B2 JP 2623892B2 JP 2066504 A JP2066504 A JP 2066504A JP 6650490 A JP6650490 A JP 6650490A JP 2623892 B2 JP2623892 B2 JP 2623892B2
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- Japan
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- control channel
- station
- mobile station
- radio interference
- control
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は制御チャネルの電波障害検出方法に関し、特
に無線基地局と移動局との間で制御チャネルを利用して
回線監視制御を行う移動通信システムにおいて、外来波
による下り制御チャネルへの電波障害を検出する電波障
害検出方法に関する。
に無線基地局と移動局との間で制御チャネルを利用して
回線監視制御を行う移動通信システムにおいて、外来波
による下り制御チャネルへの電波障害を検出する電波障
害検出方法に関する。
通常、移動通信システムは第2図の模式図に示すよう
に、一つの制御局20が複数のサービス領域22A〜22Cごと
に配置された無線基地局21A〜21Cを介して、移動局23と
制御チャネル信号24A〜24Cの授受を行うが、ここで制御
局20は各無線基地局と移動局との間の制御チャネル信号
により電波障害を含む通信品質を把握し、例えば建物等
の多重反射等電波障害のない位置に移動して通信品質を
確保する必要がある。
に、一つの制御局20が複数のサービス領域22A〜22Cごと
に配置された無線基地局21A〜21Cを介して、移動局23と
制御チャネル信号24A〜24Cの授受を行うが、ここで制御
局20は各無線基地局と移動局との間の制御チャネル信号
により電波障害を含む通信品質を把握し、例えば建物等
の多重反射等電波障害のない位置に移動して通信品質を
確保する必要がある。
従来、この種の制御チャネルの電波障害検出方法は、
位置登録された移動局23において、受信入力電界および
受信チャネル周波数中の特定チャネルのS/Nを監視し、
移動局の移動にともなうこのS/N値の変化、または、デ
ィジタル信号の試験用の誤り率測定装置の計測値の変化
等のデータを無線基地局経由制御局に送り、これらのデ
ータ解析から電波障害検出を行う方法があるが、はん雑
なデータの授受と解析を要し、簡単で実用的な電波障害
検出方法が存在しなかった。
位置登録された移動局23において、受信入力電界および
受信チャネル周波数中の特定チャネルのS/Nを監視し、
移動局の移動にともなうこのS/N値の変化、または、デ
ィジタル信号の試験用の誤り率測定装置の計測値の変化
等のデータを無線基地局経由制御局に送り、これらのデ
ータ解析から電波障害検出を行う方法があるが、はん雑
なデータの授受と解析を要し、簡単で実用的な電波障害
検出方法が存在しなかった。
上述した従来の制御チャネルの電波障害検出方法は、
移動局における多数の受信データの計測および制御局へ
のデータ伝送と解析を必要とするので、規模および処理
に時間がかかり実用性にとぼしい欠点がある。したがっ
て制御局から移動局への空きチャネル又は通話周波数指
定の伝達、呼処理の制御等の情報伝送品質を把握できな
い欠点がある。
移動局における多数の受信データの計測および制御局へ
のデータ伝送と解析を必要とするので、規模および処理
に時間がかかり実用性にとぼしい欠点がある。したがっ
て制御局から移動局への空きチャネル又は通話周波数指
定の伝達、呼処理の制御等の情報伝送品質を把握できな
い欠点がある。
本発明の制御チャネルの電波障害検出方法は移動通信
システムの監視制御を行う制御局が複数の無線基地局を
介して各移動局との間でディジタル信号による制御チャ
ネル信号の授受を行う場合の制御チャネルの電波障害検
出方法において、前記制御局から指定された移動局に受
信信号品質情報の伝達を指示し、前記指定された移動局
は自局に備えられたヴィタビ復号器による電波障害を含
む通信品質検出情報を前記制御局に伝送する。
システムの監視制御を行う制御局が複数の無線基地局を
介して各移動局との間でディジタル信号による制御チャ
ネル信号の授受を行う場合の制御チャネルの電波障害検
出方法において、前記制御局から指定された移動局に受
信信号品質情報の伝達を指示し、前記指定された移動局
は自局に備えられたヴィタビ復号器による電波障害を含
む通信品質検出情報を前記制御局に伝送する。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。な
お、第1図は本実施例の移動局内の構成を示している
が、移動通信システム全体としては第2図の模式図と同
様の構成である。すなわち、無線基地局21Cより送出さ
れる制御チャネルの電波障害の検出を行う場合には、制
御局20は無線基地局21Cのエリアに位置登録されている
移動局23に対して、下り制御チャネルを利用して電波障
害検出要求信号を無線基地局21Cを介して送信する。
お、第1図は本実施例の移動局内の構成を示している
が、移動通信システム全体としては第2図の模式図と同
様の構成である。すなわち、無線基地局21Cより送出さ
れる制御チャネルの電波障害の検出を行う場合には、制
御局20は無線基地局21Cのエリアに位置登録されている
移動局23に対して、下り制御チャネルを利用して電波障
害検出要求信号を無線基地局21Cを介して送信する。
移動局23では第1図に示すように、アンテナ301、共
用器302を経て受信機303で復調されて電界検出信号及び
復調信号がヘッダ検出器304に入力される。ここで信号
のヘッダ及び電界を検出すると、バッファ307をリセッ
トする。その後、信号はヴィタビ復号器305にて復号さ
れ受信信号処理器309に入力される。更にヴィタビ復号
器305より信号品質と相関関係のあるパスメトリックの
差が比較器306の一方の端子に入力され、他方の端子に
入力されるバッファ307の値と比較されて小さい方の値
を出力しバッファ307の値になる。これを繰返しパスメ
トリックの差の最小値を求める。パスメトリック値と信
号品質の相関についてはKDD研究所研究報告第110号.pp9
0−109(1983)に詳細に述べられている。一方受信信号
処理器309にて電波障害検出要求信号を検出すると、移
動局IDバッファ308のデータを読出し、制御局が呼び出
した移動局IDと一致していれば、送信信号処理器310に
対し起動をかける。送信信号処理器310では、パスメト
リックの差の最小値を情報とした応答信号をたたみ込み
符号器311、送信機312を経てアンテナ301より送信す
る。この信号により制御局20で下り制御チャネルの電波
障害が検出できる。
用器302を経て受信機303で復調されて電界検出信号及び
復調信号がヘッダ検出器304に入力される。ここで信号
のヘッダ及び電界を検出すると、バッファ307をリセッ
トする。その後、信号はヴィタビ復号器305にて復号さ
れ受信信号処理器309に入力される。更にヴィタビ復号
器305より信号品質と相関関係のあるパスメトリックの
差が比較器306の一方の端子に入力され、他方の端子に
入力されるバッファ307の値と比較されて小さい方の値
を出力しバッファ307の値になる。これを繰返しパスメ
トリックの差の最小値を求める。パスメトリック値と信
号品質の相関についてはKDD研究所研究報告第110号.pp9
0−109(1983)に詳細に述べられている。一方受信信号
処理器309にて電波障害検出要求信号を検出すると、移
動局IDバッファ308のデータを読出し、制御局が呼び出
した移動局IDと一致していれば、送信信号処理器310に
対し起動をかける。送信信号処理器310では、パスメト
リックの差の最小値を情報とした応答信号をたたみ込み
符号器311、送信機312を経てアンテナ301より送信す
る。この信号により制御局20で下り制御チャネルの電波
障害が検出できる。
以上説明したように本発明は、位置登録した移動局に
対して下り制御チャネルを利用し、電波障害検出要求を
送信する。そして移動局にてその信号の品質をヴィタビ
復号器により評価してその情報を制御局に送信すること
により、制御局で下り制御チャネルの電波障害を検出で
きる効果がある。この発明によれば、今までは制御局が
知り得なかった下りチャネルの障害を検出することが可
能となり、通信中に効果的なハンドオーバが行なえる効
果がある。
対して下り制御チャネルを利用し、電波障害検出要求を
送信する。そして移動局にてその信号の品質をヴィタビ
復号器により評価してその情報を制御局に送信すること
により、制御局で下り制御チャネルの電波障害を検出で
きる効果がある。この発明によれば、今までは制御局が
知り得なかった下りチャネルの障害を検出することが可
能となり、通信中に効果的なハンドオーバが行なえる効
果がある。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は一般
的な移動通信システムの模式図である。 20……制御局、21A〜21C……無線基地局、22A…22C……
サービス領域、23……移動局、24A〜24C……制御チャネ
ル信号、301……アンテナ、302……共用器、303……受
信機、304……ヘッダ検出器、305……ヴィタビ復号器、
306……比較器、307……バッファ、308……IDバッフ
ァ、309……受信信号処理器、310……送信信号処理器、
311……たたみ込み符号器、312……送信機。
的な移動通信システムの模式図である。 20……制御局、21A〜21C……無線基地局、22A…22C……
サービス領域、23……移動局、24A〜24C……制御チャネ
ル信号、301……アンテナ、302……共用器、303……受
信機、304……ヘッダ検出器、305……ヴィタビ復号器、
306……比較器、307……バッファ、308……IDバッフ
ァ、309……受信信号処理器、310……送信信号処理器、
311……たたみ込み符号器、312……送信機。
Claims (1)
- 【請求項1】移動通信システムの監視制御を行う制御局
が複数の無線基地局を介して各移動局との間でディジタ
ル信号による制御チャネル信号の授受を行う場合の制御
チャネルの電波障害検出方法において、前記制御局から
指定された移動局に受信信号品質情報の伝達を指示し、
前記指定された移動局は自局に備えられたヴイタビ復号
器による電波障害を含む通信品質検出情報を前記制御局
に伝送することを特徴とする制御チャネルの電波障害検
出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2066504A JP2623892B2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | 制御チャネルの電波障害検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2066504A JP2623892B2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | 制御チャネルの電波障害検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03267824A JPH03267824A (ja) | 1991-11-28 |
JP2623892B2 true JP2623892B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=13317729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2066504A Expired - Lifetime JP2623892B2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | 制御チャネルの電波障害検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2623892B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6131015A (en) * | 1995-06-21 | 2000-10-10 | Motorola, Inc. | Two-way communication system for performing dynamic channel control |
-
1990
- 1990-03-16 JP JP2066504A patent/JP2623892B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03267824A (ja) | 1991-11-28 |
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