JP3033610U - ゲーム機の前面扉用補助金具 - Google Patents

ゲーム機の前面扉用補助金具

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JP3033610U
JP3033610U JP1996006844U JP684496U JP3033610U JP 3033610 U JP3033610 U JP 3033610U JP 1996006844 U JP1996006844 U JP 1996006844U JP 684496 U JP684496 U JP 684496U JP 3033610 U JP3033610 U JP 3033610U
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JP
Japan
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front door
metal fitting
box
locking piece
riding
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Application number
JP1996006844U
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Inventor
桂 高草木
Original Assignee
株式会社北斗
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金具の多機能化を図ることにより、部品点数
を減らして、組立工数の減少及びコストダウンを可能に
すると共に、自由な位置に配置可能なゲーム機の前面扉
用補助金具を提供する。 【解決手段】 前面扉4に取り付ける扉側金具6は、取
付片61から起立する挿入係止片62を備え、前端部の
下縁には乗り上げ傾斜部63が形成され、上縁には係止
部64が形成され、ボックス2に取り付けるボックス側
金具7は、乗り上げローラ73を回転自在に軸着した基
板72を備えると共に、上下縁から一対の取付脚71を
延設してなり、上側取付脚71の基端には係止部64と
係止する係止面75を形成し、前面扉4を閉止する際
に、挿入係止片62の乗り上げ傾斜部63が乗り上げロ
ーラ73に案内されると共に、係止部64が係止面75
に下側から係止するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、スロットマシンやパチンコ機等のゲーム機に用いる前面扉用補助 金具に関し、特に、前面扉の開閉を容易にすると共に不正遊技の防止に有効な前 面扉用補助金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、スロットマシン等のゲーム機は、遊技盤や制御装置を設けた前面扉の 一側を、ボックスと呼ばれる矩形の枠状部材に、ヒンジを用いて開閉可能に蝶着 することにより構成してある。 そして、ゲーム機の前面扉は、表示装置や制御装置を備えているためかなりの 重量になるので、ヒンジと反対側の端部即ち自由端側が自重により下がってしま いスムーズな閉止が困難になっていた。このため、従来のゲーム機にあっては、 前面扉の下縁に滑り込みローラを設けると共に、ボックスの下枠部分の前縁に傾 斜面を設けて滑り込み手段を形成している。この滑り込み手段によれば、前面扉 が下がっていても、前面扉を閉止する際には、滑り込みローラがボックスの傾斜 面を滑りながら上昇するため、前面扉を正しい位置に納めることができる。 一方、ゲーム機は不正遊技を防止するため、隙間が生じないようにしなければ ならない。例えば、前面扉を持ち上げて隙間を開けたり、前面扉を外せないよう にするため、持ち上げ防止手段を設けている。従来の持ち上げ防止手段は、前面 扉の側縁に係止片を突出させ、この係止片をボックス内の中段に設けてある中板 の下面に係止させることにより構成している。即ち、前面扉を閉止した状態で、 前面扉を持ち上げようとしても、係止片がボックス内に設けた中板に下側から係 止するので、持ち上げることができないように構成してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のゲーム機は、前面扉の滑り込み手段及び持ち上げ防止手段を構成するた めに、夫々別々に補助金具を設けていた。このため、部品点数が多くなると共に 、組立や加工が煩雑であり、作業時間の増加やコスト高を招いていた。 また、従来の持ち上げ防止手段は、ボックス内に設けた中板に係止片を係止さ せる構成なので、配置場所が中板に係止可能な位置に限定され、係止片のために 遊技装置の配置や大きさ等が制限されることがある。 本考案は上記に鑑み提案されたもので、金具の多機能化を図ることにより、部 品点数を減らして、組立工数の減少及びコストダウンを可能にすると共に、自由 な位置に配置可能なゲーム機の前面扉用補助金具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、ゲーム機の前面扉とボックスとの間に設け る前面扉用補助金具であって、前面扉に取り付ける扉側金具と、ボックスに取り 付けるボックス側金具と、からなり、扉側金具は、取付片から起立する舌片状の 挿入係止片を備え、この挿入係止片の前端部の下縁には乗り上げ傾斜部が形成さ れ、挿入係止片の上縁には係止部が形成され、ボックス側金具は、乗り上げロー ラを回転自在に軸着した基板を備えると共に、該基板の上下縁から一対の取付脚 を延設してなり、上側取付脚の基端には上記挿入係止片の係止部と係止する係止 面を形成し、前面扉を閉止する際に、挿入係止片の乗り上げ傾斜部が乗り上げロ ーラに案内されると共に、挿入係止片の係止部が取付脚の係止面に下側から係止 するようにしたものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図面の一実施の形態について説明する。図1はゲーム機の一例 としてスロットマシン1を示した概略斜視図である。スロットマシン1は、ボッ クス2と、このボックス2に対してヒンジ3を介して開閉可能に蝶着される前面 扉4とからなる。
【0006】 前面扉4には、本考案に係る補助金具5の一方を構成する扉側金具6を設ける 。この扉側金具6は、例えば、図2に示すように、取付片61から起立する舌片 状の挿入係止片62を備え、該挿入係止片62の前端部の下縁には、テーパー状 に乗り上げ傾斜部63を形成し、挿入係止片62の上縁には、係止部64が形成 してある。尚、この扉側金具6は、金属板を打ち抜くと共に折曲して加工されて いる。また、取付片61には取付孔65が開設してある。更に、挿入係止片62 の先端部分を若干屈曲させて挿入時のガイド部66としている。
【0007】 一方、ボックス側金具7は、上下縁から一対の取付脚71が延出する基板72 を備え、この基板72には回転自在に乗り上げローラ73が設けてある。この乗 り上げローラ73は、当該ローラ73を挿通した支持軸74の基端を、上記基板 72にカシメることにより、回転自在に軸着してある。また、上側取付脚71の 基端部分には、ほゞ水平な係止面75を形成している。尚、上記取付脚71をボ ックス2の側面21に取り付けると、上下一対の取付脚71及び基板72並びに ボックス2の側面21により囲まれ、前縁側が解放するる挿入空間23が形成さ れる。
【0008】 扉側金具6とボックス側金具7とを、前面扉4の自由端側の側縁及びボックス 2の側縁における適宜な高さに対応させて夫々設ける。図示の実施形態によれば 、ボックス2内に設けた中板22よりも上方に設けている。このように、本考案 によれば、自由な位置に配設できるので、表示装置や制御装置の邪魔になること がない。
【0009】 上記のような本考案に係る補助金具5を設けたスロットマシン1の前面扉4を 閉止する際は、先ず、挿入係止片62の先端、即ちガイド部66が挿入空間23 に進入し、挿入係止片62の乗り上げ傾斜部63が、乗り上げローラ73に案内 される。従って、前面扉4が若干下がっていても、乗り上げローラ73に案内さ れて前面扉4が持ち上がってボックス2内に納まるので、ボックス2の上面24 と前面扉4の上面41とが揃った正しい位置に閉止される。
【0010】 一方、不正遊技を行なう隙間を開けるために、前面扉4を持ち上げようとして も、ボックス側金具7の上側取付脚71に形成した係止面75に、挿入係止片6 2の上縁に設けた係止部64が、下側から係止するので、前面扉4を持ち上げる ことができない。また、前面扉4が持ち上がらないので、ヒンジ3を外すことも できない。尚、このため、係止面75と係止部64との間隔は、できるだけ少な くなるように設定するとよい。
【0011】 以上本考案を図面の実施形態について説明したが、本考案は上記した実施形態 に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した構成を変更しな い限り適宜に実施できる。例えば、図示の実施形態においては、補助金具をボッ クスの中板よりも上方に配置しているが、下方に配置することもできる。
【0012】
【考案の効果】
以上要するに本考案は、ゲーム機の前面扉とボックスとの間に設ける前面扉用 補助金具であって、前面扉に取り付ける扉側金具と、ボックスに取り付けるボッ クス側金具と、からなり、扉側金具は、取付片から起立する舌片状の挿入係止片 を備え、この挿入係止片の前端部の下縁には乗り上げ傾斜部が形成され、挿入係 止片の上縁には係止部が形成され、ボックス側金具は、乗り上げローラを回転自 在に軸着した基板を備えると共に、該基板の上下縁から一対の取付脚を延設して なり、上側取付脚の基端には上記挿入係止片の係止部と係止する係止面を形成し 、前面扉を閉止する際に、挿入係止片の乗り上げ傾斜部が乗り上げローラに案内 されると共に、挿入係止片の係止部が取付脚の係止面に下側から係止するように したので、前面扉を閉止する際に正しい位置に誘導する乗り上げ手段と、不正遊 技を防止する持ち上げ防止手段を、共通の補助金具により構成することができ、 部品点数及び取付時の作業工数が減少すると共に、コストの削減が可能である。 また、配置位置が制約されないので、自由な位置に配置可能であって、表示装置 や制御装置の邪魔にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る補助金具を適用したスロットマシ
ンの概略斜視図である。
【図2】スロットマシンの前面扉を開いた状態の斜視図
である。
【図3】スロットマシンの前面扉の閉止状態を示す断面
図であって、(A)はボックスの側板に沿った断面、
(B)はボックスの側板を切った断面である。
【符号の説明】
1 スロットマシン 2 ボックス 3 ヒンジ 4 前面扉 5 補助金具 6 扉側金具 7 ボックス側金具 61 取付片 62 挿入係止片 63 乗り上げ傾斜部 64 係止部 71 取付脚 72 基板 73 乗り上げローラ 75 係止面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲーム機の前面扉とボックスとの間に設
    ける前面扉用補助金具であって、 前面扉に取り付ける扉側金具と、ボックスに取り付ける
    ボックス側金具と、からなり、 扉側金具は、取付片から起立する舌片状の挿入係止片を
    備え、この挿入係止片の前端部の下縁には乗り上げ傾斜
    部が形成され、挿入係止片の上縁には係止部が形成さ
    れ、 ボックス側金具は、乗り上げローラを回転自在に軸着し
    た基板を備えると共に、該基板の上下縁から一対の取付
    脚を延設してなり、上側取付脚の基端には上記挿入係止
    片の係止部と係止する係止面を形成し、 前面扉を閉止する際に、挿入係止片の乗り上げ傾斜部が
    乗り上げローラに案内されると共に、挿入係止片の係止
    部が取付脚の係止面に下側から係止するようにしたこと
    を特徴とするゲーム機の前面扉用補助金具。
JP1996006844U 1996-07-16 1996-07-16 ゲーム機の前面扉用補助金具 Expired - Lifetime JP3033610U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1996006844U JP3033610U (ja) 1996-07-16 1996-07-16 ゲーム機の前面扉用補助金具

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