JP3033224U - 壁面シート - Google Patents

壁面シート

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JP3033224U
JP3033224U JP1996006350U JP635096U JP3033224U JP 3033224 U JP3033224 U JP 3033224U JP 1996006350 U JP1996006350 U JP 1996006350U JP 635096 U JP635096 U JP 635096U JP 3033224 U JP3033224 U JP 3033224U
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JP1996006350U
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敬行 広田
勝 伊藤
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エルピー技研工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下地壁面を覆い隠すことができ、しかも張り
替えにより好みの壁にすることができ、下地壁面の修理
等も簡単に低コストで可能となる壁面シートを提供す
る。 【解決手段】 剥離紙11上に接着剤Sにより接着され
た複数層の透明シートTを有し、各透明シートTはPE
Tからなる薄膜12とオレフィンからなる薄膜13を接
合したものにより構成するとともに各層の透明シートT
1 ,T2 ,T3 相互を加圧することにより各透明シート
間の空気層を排除して相互に密着してなる壁面シート1
0において、前記PETからなる薄膜12又はオレフィ
ンからなる薄膜13の前記剥離紙11側の下面全面若し
くは一部に金属を真空蒸着したり、着色材を塗布し、こ
れを用いて下地壁面を覆い隠したり、好みの壁にするこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、部屋の内壁面、テーブル表面あるいはエレベータの内壁面等のよう な壁面に貼着して用いる壁面シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、張り替え式の壁面シートと称されるものが使用されている。この壁面シ ートは、一般に、複数層の合成樹脂製の透明シートを剥離可能に積層したものを 剥離紙に接着したもので、剥離紙を剥がして接着剤を露呈させた状態で台所等の 壁面に貼着し、透明シートを通して常にきれいな壁面が目視できるようにし、ま た汚れると、透明シートを1枚ずつ剥がし壁面の汚れを簡単に除去することによ り再度きれいな壁面が目視できるようにした使い捨てシートである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の壁面シートは、透明シートを通して下地壁面が目視 できるようにしているので、きれいな壁面を維持するには、下地壁面がきれいな 状態にある間に貼着しなければならず、張り替える場合も、埃あるいは汚れ等の 付着により下地に黒ずんだ部分や汚れた部分が生じると、これを覆い隠すことは できない。
【0004】 このような汚れ部分を覆い隠す手段としては、いわゆる壁紙を貼る手段もある が、このような壁紙手段は、複数層同時に貼っておき、必要に応じてこれを剥が すことはできず、前述した貼り替え式の壁面シートが有している利便性がなく、 また外力が加わった時に傷付きやすいという不具合もある。
【0005】 特に、エレベータのような金属板により内壁を形成したものでは、傷付きにく いものの一旦傷が付くとこれを除去することは困難で、修理すれば膨大なコスト がかかる虞れがある。
【0006】 本考案は、このような課題を解決するためになされたもので、下地壁面を覆い 隠すことができ、しかも貼り替えにより好みの壁にすることができ、下地壁面の 修理等も簡単に低コストで可能となる壁面シートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1に記載の考案は、剥離紙上に接着剤により 接着された複数層の透明シートを有し、各透明シートはPETからなる薄膜とオ レフィンからなる薄膜を接合したものにより構成するとともに各層の透明シート 相互を加圧することにより各透明シート間の空気層を排除して相互に密着してな る壁面シートにおいて、前記PETからなる薄膜若しくはオレフィンからなる薄 膜のいずれか一方の前記剥離紙側の下面全面若しくは一部に金属を真空蒸着した 層を形成し、当該層に前記両薄膜のいずれか他方をアンカーコート剤を塗布して 密着したことを特徴とする。
【0008】 このようにすれば、複数の透明シートを接着剤を使用せず加圧して密着してい るので、製造が容易で、コスト的に有利となり、透明シートの剥離も極めて簡単 に行なうことができる。
【0009】 また、合成樹脂製の透明シートが恰も金属板のように目視でき、下地壁面は外 部からは目視されないので、下地壁面をどのような材料により形成しようと、ま たどのように汚れていようと、これを覆い隠し、きれいな壁面とすることができ る。
【0010】 請求項2に記載の考案では、金属を真空蒸着した層が形成される前記薄膜の当 該層を形成する面に凹凸部を形成したことを特徴とする。
【0011】 このようにすれば、凹凸面を形成した透明シートに金属を真空蒸着するので、 恰も柄が付された壁面シートとなり、外部から目視したときの美観が優れたもの となる。
【0012】 請求項3に記載の考案は、剥離紙上に接着剤により接着された複数層の透明シ ートを有し、各透明シートはPETからなる薄膜とオレフィンからなる薄膜を接 合したものにより構成するとともに各層の透明シート相互を加圧することにより 各透明シート間の空気層を排除して相互に密着してなる壁面シートにおいて、前 記PETからなる薄膜若しくはオレフィンからなる薄膜のいずれか一方の前記剥 離紙側の下面全面若しくは一部に着色材を塗布し、当該薄膜に前記両薄膜のいず れか他方をアンカーコート剤を塗布して密着したことを特徴とする。
【0013】 このようにすれば、下地壁面が外部からは目視されない壁面シートをより簡単 に製造することができ、また、一部に着色材を塗布したもの、例えば、塗料、イ ンク、染料等を格子状や千鳥状に塗布すれば、柄ものとして使用でき、きれいな 下地壁面を一層きれいに仕上げることができる。
【0014】 請求項4に記載の透明シートは、金属を真空蒸着した層を有するものと着色材 を塗布したものを混在させたことを特徴とする。
【0015】 このようにすれば、壁面を周期的に模様替えでき、簡単に部屋の雰囲気を変え ることが可能となる。
【0016】 請求項5に記載の複数層の透明シートは、上位の透明シートと下位の透明シー トとの間は各透明シート間の空気層を排除して相互に密着し、該下位の透明シー トとさらに下位の透明シートとの間はコロナ放電処理を施し密着したことを特徴 とする。
【0017】 このようにすれば、上位の透明シートと下位の透明シートあるいは該下位の透 明シートとさらに下位の透明シートとの密着力に差が生じ、剥離時に不必要に剥 離されることがなく、簡単でかつ確実な剥離ができる。
【0018】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面について説明する。 図1は本考案に係る壁面シートの実施の形態を示すもので、図2の1−1線に 沿う断面図、図2は同実施の形態の全体を示す斜視図である。なお、図1の左端 側は、透明シートTが完全に接合されていない状態が容易に分かるように便宜的 に分離して示している。
【0019】 図1に示す本実施の形態の壁面シート10は、3枚の透明シートTが剥離可能 に積層され、最下位の透明シートT3 が剥離紙11に接着剤Sにより接着されて いる。各層の透明シートTは、ポリエチレンテレフタレート(以下、PETと略 称)薄膜12と、オレフィン薄膜13からなり、これら両薄膜12,13をアン カーコート剤を塗布して接合したものである。
【0020】 なお、本明細書では、「接合」とは、両者が一体的に合体する程度に接合され ている状態をいい、「密着」とは、両者が前記接合することなく付着している状 態をいうものとする。
【0021】 ここに、アンカーコート剤としては、例えば、アルキルチタネート、ポリウレ タン、ポリエチレンイミン等を挙げることができるが、本実施の形態では、PE T薄膜12とオレフィン薄膜13の接合であるため、前記アンカーコート剤とし ては、好ましくは、ポリウレタンを使用することである。なお、前記PET薄膜 12の厚さとしては、通常、12〜50ミクロン程度であるが、好ましくは12 〜16ミクロン程度であり、オレフィン薄膜13の厚さは、通常、4〜50ミク ロン程度であるが、好ましくは4〜7ミクロン程度である。
【0022】 このようにして形成した透明シートTを相互に密着させるには、第1層の透明 シートT1 と第2層の透明シートT2 は、例えば、ローラ等を用いて両透明シー トT1 ,T2 間の空気層を排除することにより行なう。両透明シートT1 ,T2 間の空気をローラ等により排除すれば、両透明シートT1 ,T2 は大気圧により 加圧されて密着状態となる。また、第2層の透明シートT2 と第3層の透明シー トT3 は、第2層の透明シートT2 のオレフィン薄膜13に対してコロナ放電処 理を施すことにより表面を荒らして密着させている。表面を荒らすと、両薄膜1 2,13の表面の細かな凹凸が嵌合することになり、第1,第2の透明シートT 1 ,T2 間の密着より強力な密着状態になる。
【0023】 このように第1層と第2層との間と、第2層と第3層との間の密着状態を異な らしめ、第2層と第3層の透明シートT2 ,T3 間の密着力が、第1層と第2層 の透明シートT1 ,T2 間の密着力より強力とすれば、接着剤を使用しなくても 、各層の透明シートT1 ,T2 ,T3 が第1層、第2層、第3層の順で剥がれ易 くなる。
【0024】 特に、本実施の形態では、当該PET薄膜12の下面には、全面にわたり凹凸 部12aが形成され、その表面に、例えば、アルミニウム等の金属が真空蒸着さ れた層14が形成されている。この金属が真空蒸着された層14は、必ずしも全 面である必要はなく、一部であっても良い。
【0025】 この凹凸部12aの形成に当たっては、多数の凹凸が形成された鉄板を前記フ ィルム12に押し付けるエンボス加工とか、外周面に、いわゆるスプライン状の 溝が形成されたローラを押し付け、筋状の凹部を形成するヘアライン加工を施す ことにより行なう。このような加工により凹凸部12aを成形すれば、透明シー トTに簡単に凹凸部12aを形成することができる。この場合、常温で押し付け ても良いが、多少熱を加えると、前記加工がよりスムーズに行なわれ、処理スピ ードが早くなり、より好ましいものとなる。
【0026】 このように凹凸部12aが形成されたPET薄膜12に金属を真空蒸着すれば 、外観上、恰も柄が付された壁面シート10のように見え、美観が優れたものと なる。例えば、エンボス加工が付されたものでは金属的に光る表面に、他の部分 とは光りの反射具合が相違する部分が点々と存在する壁面シート10となり、ヘ アライン加工が施されたものは、筋状に他の部分とは光りの反射具合が相違する 部分が存在する壁面シート10となる。この凹凸部12aとしては、かなり細か なもの、例えば1〜3mm程度の幅のものを使用すれば、細かな模様となり、美 観が優れたより好ましいものとなる。
【0027】 このようにして形成した透明シートTは、例えば、軸を中心に卷回された状態 から引き出され、接着剤が塗布された後に、相互に積層され、剥離紙11ととも に一体化される。そして、これを所定の長さに切断すれば、壁面シート10とな る。
【0028】 なお、壁面シート10の各透明シートT1 ,T2 ,T3 の剥離を簡便にするた めに、第1透明シートT1 と第2透明シートT2 の端部に外方に突出する突片( 図示せず)を設けたり、外端角部のみを接着剤が塗布されないようにしてもよい 。前記突片としては、具体的には、接着テープを各透明シートT1 ,T2 ,T3 の端部に添着したもので良い。このような突片を設けると、壁面シート10を台 所等の壁面に貼った場合に、当該壁面シート10の表面が汚れても、手を汚すこ となく剥離できる。
【0029】 次に、作用を説明する。 まず、例えば、エレベータの内壁面に壁面シート10を貼る場合には、剥離紙 11を剥しつつ壁面シート10に皺が生じないように貼る。これにより壁面には 下位の透明シートT3 が接着剤Sにより接着される。この下位の透明シートT3 の上には、上位の透明シートT1 ,T2 が存在しているので、壁面は3つの層の 透明シートT1 ,T2 ,T3 により覆われることになるが、これらは不透明であ るため、目視したとき上位の透明シートT1 のみが目視でき、壁面自体は目視さ れない。
【0030】 この結果、合成樹脂製の透明シートTが恰も金属板のように目視でき、エレベ ータの内壁面のように、通常金属板により構成されている内壁面に対しては最適 なものとなる。しかも、下地壁面は外部からは目視されないので、下地壁面をど のような材料により形成しようと、またどのように汚れていようと、これを覆い 隠し、きれいな壁面とすることができる。特に、エレベータの内壁に傷が付いた ときには、前記壁面シート10を貼ると、傷を簡単に除去することができ、修理 コストが大幅に低減できる。
【0031】 そして、長期間使用し、上位の透明シートT1 が汚れてくると、これを剥離し 、下位の透明シートT2 が表れるようにすれば、再度きれいな壁面とすることが できる。
【0032】 上述したものは、本考案の実施の形態であり、本考案は、これのみでなく、実 用新案登録請求の範囲に記載された事項を逸脱することなく、種々変更すること ができる。例えば、前記実施の形態は、エレベータの内壁面に壁面シート10を 貼るようにしたものであるが、場合によっては、台所の内壁面、通常の部屋の内 壁面、テーブル表面、清潔さが要求される工場あるいは自動車の窓ガラス等、使 用者の好みにより所望の場所に貼って、使用することもできる。
【0033】 また、前記した実施の形態では、透明シートは、3枚のシートが積層されてい るものであるが、これは、4層あるいは5層など適宜選択することができるもの である。
【0034】 さらに本考案は、金属が真空蒸着された壁面シート10のみでなく、各層の透 明シートの全面若しくは一部に、着色材、例えば、塗料、インク、染料等を塗布 するようにしてもよい。このようにすれば、下地壁面が外部からは目視されない 壁面シートをより簡単に製造することができ、また、一部に着色材を塗布したも の、例えば、格子状や千鳥状等のように塗布すれば、柄ものとして使用でき、き れいな下地壁面を一層きれいに仕上げることができる。
【0035】 この場合、壁面シート10に積層される透明シートは、金属蒸着のものと塗料 塗布されたものを一緒に積層するようにしてもよい。このようにすれば、種々の 透明シートを壁面に貼って使用することができる。このようにすれば、周期的に 模様替えするときに、種々の壁面シート10を使用できるので、部屋の雰囲気を 種々変えることが可能となる。
【0036】 また、上述した実施の形態では、上位にPET薄膜12を、下位にオレフィン 薄膜13を設け、当該PET薄膜12の下面に金属を真空蒸着したり、着色材を 施したものであるが、本考案は、これのみでなく、上位にオレフィン薄膜13を 、下位にPET薄膜12を設けてもよい。
【0037】
【考案の効果】
以上述べたように、請求項1に記載の考案によれば、透明シートを相互に加圧 することにより間の空気層を排除して相互に密着させるようにしたので、この密 着部分には接着剤が存在せず、製造が容易で、コスト的に有利となり、透明シー トの剥離も極めて簡単に行なうことができる。
【0038】 また、壁面シートの薄膜に金属を真空蒸着して形成したので、透明シートが恰 も金属板のように目視でき、下地壁面を覆い隠し、きれいな壁面とすることがで きる。
【0039】 請求項2に記載の考案によれば、透明シートに凹凸面を形成した透明シートに 金属を真空蒸着するので、恰も柄が付された壁面シートとなり、外部から目視し たときの美観が優れたものとなる。
【0040】 請求項3に記載の考案によれば、壁面シートの各層の透明シートを全面若しく は一部に着色材が塗布されたものにより構成したので、下地壁面が外部からは目 視されない壁面シートをより簡単に製造することができ、また、一部に着色材を 、例えば格子状や千鳥状等のように塗布すれば、柄ものとして使用でき、きれい な下地壁面を一層きれいに仕上げることができる。
【0041】 請求項4に記載の考案によれば、真空蒸着したものと塗料が塗布されたものを 混在させたので、使用勝手が多様化し、利便性がさらに増大する。
【0042】 請求項5に記載の考案によれば、上位の透明シートと下位の透明シートとの間 は密着力に差を持たせたので、各層の透明シートの剥離時に簡単でかつ確実な剥 離ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施の形態を示す断面図である。
【図2】 同実施の形態の全体を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…壁面シート、 11…剥離紙、 12…PET薄膜、 12a…凹凸部、 13…オレフィン薄膜、 14…金属蒸着層、 S…接着剤、 T,T1 ,T2 ,T3 …透明シート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08J 7/06 C08J 7/06 Z

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剥離紙(11)上に接着剤(S)により接着さ
    れた複数層の透明シート(T)を有し、各透明シート(T)
    はPETからなる薄膜(12)とオレフィンからなる薄膜(1
    3)を接合したものにより構成するとともに各層の透明シ
    ート(T1,T2,T3)相互を加圧することにより各透明シート
    間の空気層を排除して相互に密着してなる壁面シート(1
    0)において、前記PETからなる薄膜(12)若しくはオレ
    フィンからなる薄膜(13)のいずれか一方の前記剥離紙(1
    1)側の下面全面若しくは一部に金属を真空蒸着した層(1
    4)を形成し、当該層(14)に前記両薄膜(12 又は13) のい
    ずれか他方をアンカーコート剤を塗布して密着したこと
    を特徴とする壁面シート。
  2. 【請求項2】 前記金属を真空蒸着した層(14)が形成さ
    れる前記薄膜(12 又は13) は、当該層(14)を形成する面
    に凹凸部(12a)を形成したことを特徴とする請求項1に
    記載の壁面シート。
  3. 【請求項3】 剥離紙(11)上に接着剤(S)により接着さ
    れた複数層の透明シート(T)を有し、各透明シート(T)
    はPETからなる薄膜(12)とオレフィンからなる薄膜(1
    3)を接合したものにより構成するとともに各層の透明シ
    ート(T1,T2,T3)相互を加圧することにより各透明シート
    間の空気層を排除して相互に密着してなる壁面シート(1
    0)において、前記PETからなる薄膜(12)若しくはオレ
    フィンからなる薄膜(13)のいずれか一方の前記剥離紙(1
    1)側の下面全面若しくは一部に着色材を塗布し、当該薄
    膜(12 又は13) に前記両薄膜(12 又は13) のいずれか他
    方をアンカーコート剤を塗布して密着したことを特徴と
    する壁面シート。
  4. 【請求項4】 前記複数層の透明シート(T1,T2,T3)は、
    金属を真空蒸着した層(14)を有するものと着色材を塗布
    したものを混在させたことを特徴とする請求項1又は3
    に記載の壁面シート。
  5. 【請求項5】 前記複数層の透明シート(T1,T2,T3)は、
    上位の透明シート(T)と下位の透明シート(T)との間は
    各透明シート(T)間の空気層を排除して相互に密着し、
    該下位の透明シート(T)とさらに下位の透明シート(T)
    との間はコロナ放電処理を施し密着したことを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の壁面シート。
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