JP3032559B2 - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP3032559B2
JP3032559B2 JP2220459A JP22045990A JP3032559B2 JP 3032559 B2 JP3032559 B2 JP 3032559B2 JP 2220459 A JP2220459 A JP 2220459A JP 22045990 A JP22045990 A JP 22045990A JP 3032559 B2 JP3032559 B2 JP 3032559B2
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宣幸 山中
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株式会社フジ医療器
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被マッサージ部分を互いに挟み込んで揉む
一対の第1揉み体の夫々を各別に支持する一対の支持部
を、それら両支持部が一体的に同一軸芯周りに駆動回転
するようにフレームに取り付け、且つ、前記両揉み体夫
々における互いに前記軸芯方向に対向する部分の間隔
が、前記軸芯周りに移動するに従って漸次小さくなる形
状に前記一対の支持部を形成してあるマッサージ機に関
する。
〔従来の技術〕
従来、上記の如きマッサージ機においては、環状のロ
ーラーパットを設けて前記揉み体を形成していた(例え
ば、実開平1−98629号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述の従来構成によれば、揉みマッサージを
することができるのは、前記揉み体どうしの対向面だけ
であって、複数箇所で同時に揉みマッサージをすること
ができなかった。したがって、複数の被マッサージ部分
を揉みマッサージするには、その部分を一箇所しかない
揉み体どうしの間に位置させねばならないため、被マッ
サージ体の色々な箇所をマッサージするには、そのマッ
サージに要する時間が長くなって非効率的であると共
に、被マッサージ部分を揉み体どうしの間に位置させる
こと自体が煩わしかった。又、揉みマッサージできる部
分が一箇所だけであるため、揉みマッサージが単調でそ
の満足感が未だ低かった。
本発明の目的は、変化に富んだ揉みマッサージを複数
箇所で同時にすることの可能なマッサージ機を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明にかかるマッサージ
機の第1の特徴構成は、被マッサージ部分を互いに挟み
込んで揉む一対の第2揉み体を一端部に各別に設けた一
対の揉み棒を、その中間部において前記各第2揉み体ど
うしが対向し合う姿勢でフレームに揺動可能に支持する
と共に、被マッサージ部分を互いに挟み込んで揉む一対
の第1揉み体の夫々を各別に支持する一対の支持部の駆
動回転に伴って前記一対の揉み棒の他端部どうしが遠近
移動するように、前記揉み棒の他端部と前記支持部とを
連動させたことにある。
又、望ましくは、本発明の第2の特徴構成は、第1の
特徴構成において、回転作動軌跡が筒状の外周部に複数
の凹凸を備えたマッサージ体をその長手方向が前記軸芯
に沿う姿勢で前記一対の支持部の両側にこれら両支持部
と一体回転可能に夫々配置し、前記各第1揉み体の外周
部と前記各マッサージ体の外周部とを面一又はほぼ面一
に形成したことにある。
〔作 用〕
上記本発明の第1の特徴構成によれば、前記両第1揉
み体に対して被マッサージ部分を接当させると、マッサ
ージ機の駆動時に前記両支持体が回転することに伴っ
て、それら両支持体に各別に支持される両第1揉み体ど
うしが近接するので、被マッサージ部分を前記軸芯方向
に周期的に圧接するように第1の揉みマッサージが行わ
れる。
一方、第2揉み体を一端部に各別に設けた一対の揉み
棒を、その中間部において前記各第2揉み体どうしが対
向し合う姿勢で前記フレームに揺動可能に支持すると共
に、前記一対の支持部の駆動回転に伴って前記一対の揉
み棒の他端部どうしが遠近移動するように、前記揉み棒
の他端部と前記支持部とを連動させてあるので、前記一
対の第2揉み体どうしも第2の揉みマッサージを行う。
そして、前記第1揉み体と第2揉み体とが別体である
と共に、これらの双方が前記支持部の駆動回転に連動し
ているので、前記各揉み体による揉みマッサージは異な
る箇所で同時に行われる。しかも、前記第1揉み体は、
主として遠近移動する一対の第1揉み体どうしの間で揉
みマッサージを行う一方、第2揉み体は、揉み棒の揺動
運動により前記一対の第2揉み体同士の間において揉み
マッサージをするのみならず、被マッサージ体に対する
押圧部分を移動させるようにして揉みマッサージを行う
ので、これら両揉み体によるマッサージは揉み方が夫々
異なっている。したがって、複数の被マッサージ部分
を、夫々異なった揉み方で同時に揉みマッサージするこ
とができるのである。
又、上記本発明の第2の特徴構成によれば、前記マッ
サージ体の駆動回転により、その外周部の凹凸をもって
ローリングマッサージを行うことができる。そして、前
記第1揉み体の外周部と前記マッサージ体の外周部とを
面一又はほぼ面一に形成してあるので、例えば、首筋を
前記一対の第1揉み体の間に位置させれば、第1揉み体
によって首筋を揉みながら、同時に、第2揉み体によっ
て背中を揉み、さらに、マッサージ体に接当する肩をも
同時にローリングマッサージをすることが可能となるの
である。この際、マッサージ機に対する体重の負荷を第
1揉み体及び第2揉み体のみならず、マッサージ体に対
しても分散して負担させることが可能であるため、マッ
サージ機全体に対する負担が小さい。したがって、第1
揉み体及び第2揉み体に体を強く押し付けて充分な揉み
マッサージ効果を得ることができる。しかも、前記支持
部の回転に伴って、各第1揉み体の近傍における部分に
前記マッサージ体外周部の凹凸が交互に位置することに
なり、かかる第1揉み体とマッサージ体との境界部にお
いて、ローリングマッサージと揉みマッサージとの双方
の効果が交互に得られ、さらに、第1揉み体とは異なる
揉み方による第2揉み体の揉みマッサージ効果が得られ
るので、従来には無かった変化に富む複合的なマッサー
ジ効果を得ることができるのである。
〔発明の効果〕
このように、本発明にかかるマッサージ機の第1の特
徴構成によれば、複数の被マッサージ部分を同時に揉み
マッサージすることができるので、短時間で多くの箇所
をマッサージすることができ、しかも、複数箇所におい
て同時に行われる揉みマッサージの揉み方が夫々異なっ
ているので、変化に富んだ満足度の高い揉みマッサージ
効果を得ることが可能となった。
又、本発明の第2の特徴構成によれば、上述の如く複
数箇所の夫々で揉み方の異なる揉みマッサージと、ロー
リングマッサージとを、同時に行わせるべく組み合わせ
ることにより、さらに満足度の高い複合的なマッサージ
効果を得ることが可能となった。
〔実施例〕
次に、図面を参照しながら本発明の実施例を示す。
第1図及び第2図に示すように、本発明にかかるマッ
サージ機(1)の主要部は、フレーム(2)と、このフ
レーム(2)に駆動回転可能に設けたマッサージを行う
ためのマッサージユニット(3)と、前記マッサージユ
ニット(3)を被覆するカバー(4)と、後述の揺動マ
ッサージ機構(19)とよりなる。又、前記マッサージユ
ニット(3)の主要部は、その全体を駆動軸芯(P)周
りに駆動回転させる駆動体(5)と、回転作動軌跡が筒
状の外周部に複数の凹凸を備えた一対のマッサージ体
(6),(6)と、前記両マッサージ体(6),(6)
の間に設けた一対の第1揉み体(8),(8)と、後述
の如くこれら第1揉み体(8),(8)を各別に支持す
る支持部たる一対の中間フランジ(12a),(12a)とよ
りなる。
前記駆動体(5)は、第1図、第2図及び第5図に示
すように、筒状体(7)に駆動軸(9)を挿通してその
両端部(9a)を突出させ、前記駆動軸(9)と前記筒状
体(7)との間に、図示はしないが、減速機を介して駆
動用のモーターを介装してある。そして、これら減速機
及び駆動モーターにより、前記駆動軸(9)に対して前
記筒状体(7)を相対回転させることによって、前記マ
ッサージユニット(3)全体を前記フレーム(2)に対
して駆動回転させるように構成してある。この駆動体
(5)による前記マッサージユニット(3)の回転方向
及び回転速度は前記フレーム(2)に設けたスイッチ、
可変抵抗等の操作手段(10)により変更可能としてあ
る。尚、前記駆動軸(9)の両端部(9a)は、軸の回動
を防止すべく面取りを施してある。
前記フレーム(2)は、第1図及び第4図に示すよう
に、側面視略三角形状であると共にその一辺を延出させ
てなる2枚の側部(2a)どうしを、前記延出させた一辺
部分と前記三角形形状の部分との双方において棒状部
(2b)で連結してなる。
前記各側板の中間部には前記駆動軸(9)の両端部
(9a)と嵌合可能な軸受穴(2c)を形成してあり、前記
駆動軸(9)を回転不能に支持することによって、この
フレーム(2)に対して前記マッサージユニット(3)
を前記駆動軸の駆動軸芯(P)周りに駆動回転可能に構
成してある。
第1乃至第3図に示すように、前記筒状体(7)は、
円形の中間フランジ(12a),(12a)をもった第2筒部
材(12),(12)をこれら両中間フランジ(12a),(1
2a)が対向する状態で固定させるように外嵌し、その両
端部に円形の端部フランジ(11a),(11a)をもった第
1筒部材(11),(11)を夫々外嵌してある。ここで、
前記中間フランジ(12a),(12a)は前記駆動軸芯
(P)に対して傾斜状態となり、前記端部フランジ(11
a),(11a)は前記駆動軸芯(P)に対して直交状態と
なるように形成してある。そして、前記各マッサージ体
(6),(6)を形成するに、長手方向の少なくとも一
箇所に大径部(14b)を有しながらその軸芯周りに転動
する棒状の転動体(15)を、その長手方向を前記駆動軸
芯(P)に沿わせる姿勢で前記駆動軸芯(P)の周りに
多数配置し、これら各転動体(15)の両端部を前記各端
部フランジ(11a),(11a)と中間フランジ(12a),
(12a)とに各別に枢支して、その回転作動軌跡が筒状
をなし、且つ、その外周部に複数の凹凸を備えるように
してある。又、前記両中間フランジ(12a),(12a)
は、これらどうしが前記駆動軸芯(P)周りに沿って漸
次近接及び離隔する状態となるように、前記駆動軸芯
(P)に直交する面についての面対称の関係で相対配置
してある。
前記各転動体(15)は、前記各端部フランジ(11
a),(11a)と中間フランジ(12a),(12a)とにその
両端を支持される軸体(13)に転動部材(14)を枢支し
てなる。これら各転動部材(14)は管状部(14a)の一
部に漸次拡径及び縮径する大径部(14b)を備えた形状
に形成してあり、前記軸体(13)周りで回転する際に前
記大径部(14b)に押圧力を集中させて強力なマッサー
ジ効果が得られるようにしてある。尚、前記各大径部
(14b)は、凸楕円面を前記軸体(13)周りに回転して
得られる形状に構成し、前記転動部材(14)の材質とし
ては、前記軸体(13)との摩擦係数の小さな合成樹脂を
用いてある。そして、前記駆動軸芯(P)方向に対する
各位置において、前記転動部材(14)の大径部(14b)
を人体の各部に対して均等に接当させることができ、ム
ラのないローリングマッサージ効果を得ることができる
ように、前記駆動軸芯(P)の周方向に隣合う前記転動
体(15)どうし及び1つ置きの転動体(15)どうし夫々
の間における前記各大径部(14b)を前記駆動軸芯
(P)方向に対して異なる位置に配置してある。尚、前
記各大径部(14b)は1本の転動部材(14)に2箇所以
上形成されることもあるが、前記転動体(15)1つ置き
に前記各中間フランジ(12a),(12a)に対して少なく
とも1個を近接配置してあり、前記第1揉み体(8),
(8)との境界部近傍におけるマッサージ効果に変化を
もたせてある。
前記第1揉み体(8),(8)は、第2図及び第3図
に示すように、中心部に貫通孔(16a)をもった円盤状
の板材(16)の周部に、第1の揉みマッサージを行うた
めのゴム製の揉み部(17),(17)を隆起させてなる。
又、前記第2筒部材(12),(12)どうしの間に第3筒
部材(18)を設けて前記中間フランジ(12a),(12a)
どうしの間隔を規定してある。そして、この第3筒部材
(18)の両端部に、前記板材(16)の貫通孔(16a)を
挿通させると共に、貫通孔(16a)との間に環状のスラ
イドカラー(18a)を介装して、前記揉み部(17),(1
7)に対するラジアル方向の加重によっても前記各板材
(16)と前記第3筒部材(18)とが円滑に相対回転でき
るように構成してある。一方、前記揉み部(17),(1
7)に対するスラスト方向の加重によっても前記各板材
(16)と前記中間フランジ(12a)とが円滑に相対回転
でき、且つ、その加重を前記軸体(13)で負担させて装
置全体の耐久性を向上させるように、前記各板材(1
6),(16)と前記各中間フランジ(12a),(12a)と
の間に平板状の環状樹脂板(18b)を介装してある。
又、前記第1揉み体(8),(8)の外周部と前記マッ
サージ体(6),(6)の外周部とは前記駆動軸芯
(P)に沿った方向に面一又はぼぼ面一に形成してあ
る。具体的には、前記板材(16)の径を前記傾斜した中
間フランジ(12a),(12a)の径とほぼ等しく形成して
あり、放射方法に対する前記揉み部(17),(17)の外
周部を前記マッサージ体(6),(6)における前記転
動体(15)の大径部(14b)とほぼ等しい高さに合わせ
てある。
前記揺動マッサージ機構(19)は、第1図に示すよう
に、ゴム等で形成した一対の第2揉み体(20),(20)
を一端部に各別に設けた一対の揉み棒(21),(21)
を、その中間部において前記各第2揉み体(20),(2
0)どうしが対向し合う姿勢で前記フレームに揺動可能
に支持すると共に、前記各揉み棒(21),(21)の他端
部(21a),(21a)を前記第1揉み体(8),(8)に
各別に連結してなる。ここで、前記フレーム(2)に対
する揉み棒(21),(21)の支持部は、第2図に示すよ
うに、支持棒にゴム製のストッパーリング(22a),(2
2a)を外嵌すると共に、このストッパーリング(22
a),(22a)を支持具(22),(22)を介してフレーム
(2)に固定してなる。又、揉み棒(21),(21)の前
記他端部(21a),(21a)は、その他端部(21a),(2
1a)に形成した球状部に摺接する凹部をもった連結具
(23),(23)を介して、揉み体の前記板材(16)に固
定してある。すなわち、ストッパーリング(22a),(2
2a)により長手方向の移動を阻止された揉み棒(21),
(21)を第1揉み体(8),(8)に連結することによ
って第1揉み体(8),(8)の回動を抑制してあるの
で、揉み棒(21),(21)の他端部(21a),(21a)と
支持部たる中間フランジ(12a),(12a)とを連動させ
て、一対の中間フランジ(12a),(12a)の駆動回転に
伴って前記一対の揉み棒(21),(21)の前記他端部
(21a),(21a)どうしを遠近移動させることができ
る。この結果、前記一対の第2揉み体(20),(20)
は、前記中間フランジの駆動回転に連動しながら互いに
遠近移動することによって、第2の揉みマッサージを行
うことができる。尚、各揉み棒(21),(21)は、第2
揉み体(20),(20)を取り付ける一端部を、前記カバ
ー(4)に形成した小孔からカバー外部に延出させてい
る。
次に上述の如く構成したマッサージ機(1)の使用方
法について説明する。
例えば、首筋、肩及び背中を同時にマッサージする場
合には、前記両第1揉み体(8),(8)どうしの間に
首筋を位置させて、マッサージ体(6),(6)部分に
前記カバー(4)を介して肩部を接当させ、且つ、前記
第2揉み体(20),(20)に背中を接当さる。すると、
第1図に示すように、両マッサージ体(6),(6)の
駆動回転により、転動部材(14)の各大径部(14b)を
もってローリングマッサージを行うことができる。そし
て、両第1揉み体(8),(8)は、駆動軸芯(P)方
向について前記傾斜した中間フランジ(12a),(12a)
と同様の動作軌跡をとるため、前記マッサージ体
(6),(6)の回転に伴って、両第1揉み体(8),
(8)は駆動軸芯(P)方向に対して相互に遠近運動を
行い、これら両第1揉み体(8),(8)における揉み
部(17),(17)どうしの間で第1の揉みマッサージを
行うことができる。又、第1揉み体(8),(8)の遠
近運動に連動して、両第2揉み体(20),(20)が背中
に対する押圧部分を移動させるように遠近移動し、これ
によって先の第1揉み体(8),(8)とは異なった第
2の揉みマッサージ効果が得られるのである。しかも、
第1揉み体(8),(8)の回転に伴って、その近傍に
おける部分に前記マッサージ体(6),(6)外周部の
大径部(14b)が交互に位置することになり、かかる第
1揉み体(8),(8)とマッサージ体(6),(6)
との各境界部において、ローリングマッサージと揉みマ
ッサージとの双方の効果が交互に得られるので、変化に
富む複合的なマッサージ効果を得ることができるのであ
る。
他の使用例としては、両第1揉み体(8),(8)の
間で足の先端部に対する第1の揉みマッサージ行うと同
時に、両第2揉み体(20),(20)の間で、足の踵や土
踏まずに対する第2の揉みマッサージを行うことができ
る。
尚、前記転動部材(14)及び第1揉み体(8),
(8)は、マッサージ体(6),(6)に対して相対回
転可能であるため、これらの部分に体を強く押し付けて
も、前記転動部材(14)や第1揉み体(8),(8)が
前記カバー(4)に引っ掛ることがないので、前記マッ
サージユニット(3)の駆動回転が円滑に行われる。
又、当然のことながら、マッサージ体(6),(6)と
第1揉み体(8),(8)と第2揉み体(20),(20)
とを夫々単独で使用することも可能である。いうまでも
なく、第1揉み体(8),(8)は、第2揉み体(2
0),(20)と同様に、人体に対する押圧部分を移動さ
せることによる揉み効果を若干ながら発揮できる。
〔別実施例〕
次に、本発明の別実施例を列挙する。
(イ)前記第1揉み体(8),(8)を支持体たる前記
中間フランジ(12a),(12a)に対して相対回転可能に
支持する必要性は必ずしも無い。
(ロ)前記支持棒の前記他端部(21a),(21a)を前記
中間フランジ(12a),(12a)に連動させるには、例え
ば第5図に示すように、前記各他端部(21a),(21a)
に形成した溝部(21b),(21b)内に、前記中間フラン
ジ(12a),(12a)の周部を摺接させるように構成して
もよい。
(ハ)前記支持棒の長さやフレーム(2)に対する支持
位置を変更可能に構成することによって、前記第2揉み
体(20),(20)による揉みマッサージに変化を与える
ことができる。
(ニ)前記揉み棒(21),(21)を弾性体で形成してお
けば、前記第2揉み体(20),(20)による過度の挟み
付けで使用者に苦痛を与える虞もない。又、揉み棒(2
1),(21)の他端部(21a),(21a)と第1揉み体
(8),(8)との連結部やフレーム(2)に対する揉
み棒(21),(21)の支持部に弾性体を介装しても同様
である。
(ホ)上述の実施例においては、前記各マッサージ体
(6),(6)における凹凸を軸体(13)に枢支した転
動部材(14)で形成したが、この凹凸を、球面に沿って
回転可能なボールや、前記筒状体(7)に対して固定状
体にある凹凸曲面により形成してもよい。
(ヘ)上述の実施例においては、前記第1揉み体
(8),(8)を前記駆動軸芯(P)に対して傾斜姿勢
で配置した円盤状の板材により構成したが、前記駆動軸
芯(P)方向に対して相互に遠近運動するように配置す
れば足り、必ずしも板材を傾斜させて設ける必要はな
い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に番号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明に係るマッサージ機の実施例
を示し、第1図はマッサージ機の一部切欠平面図、第2
図はマッサージユニットの横断面図、第3図は第2図の
III−III線断面図、第4図はマッサージ機の側面図であ
る。第5図は別実施例を示す第2図相当図である。 (8),(8)……一対の第1揉み体、(12a),(12
a)……一対の支持部、(P)……軸芯、(2)……フ
レーム、(20),(20)……一対の第2揉み体、(2
1),(21)……一対の揉み棒、(21a),(21a)……
一対の揉み棒の他端部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被マッサージ部分を互いに挟み込んで揉む
    一対の第1揉み体(8),(8)の夫々を各別に支持す
    る一対の支持部(12a),(12a)を、それら両支持部
    (12a),(12a)が一体的に同一軸芯(P)周りに駆動
    回転するようにフレーム(2)に取り付け、且つ、前記
    両揉み体(8),(8)夫々における互いに前記軸芯
    (P)方向に対向する部分の間隔が、前記軸芯(P)周
    りに移動するに従って漸次小さくなる形状に前記一対の
    支持部(12a),(12a)を形成してあるマッサージ機で
    あって、被マッサージ部分を互いに挟み込んで揉む一対
    の第2揉み体(20),(20)を一端部に各別に設けた一
    対の揉み棒(21),(21)を、その中間部において前記
    各第2揉み体(20),(20)どうしが対向し合う姿勢で
    前記フレーム(2)に揺動可能に支持すると共に、前記
    一対の支持部(12a),(12a)の駆動回転に伴って前記
    一対の揉み棒(21),(21)の他端部(21a),(21a)
    どうしが遠近移動するように、前記揉み棒(21),(2
    1)の他端部(21a),(21a)と前記支持部(12a),
    (12a)とを連動させてあるマッサージ機。
  2. 【請求項2】回転作動軌跡が筒状の外周部に複数の凹凸
    を備えたマッサージ体(6),(6)をその長手方向が
    前記軸芯(P)に沿う姿勢で前記一対の支持部(12
    a),(12a)の両側にこれら両支持部(12a),(12a)
    と一体回転可能に夫々配置し、前記各第1揉み体
    (8),(8)の外周部と前記各マッサージ体(6),
    (6)の外周部とを面一又はほぼ面一に形成してある請
    求項1記載のマッサージ機。
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