JP3032552B2 - プラズマディスプレイパネル - Google Patents
プラズマディスプレイパネルInfo
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Description
の隣接配置による大画面の形成に適したプラズマディス
プレイパネルを提供することを目的とし、 対向配置した一対の基板の周囲を封止材により密封し
て得られる放電間隙に、表示用電極が配列されたプラズ
マディスプレイパネルであって、背面側の基板内の前記
封止材の外周縁より内側にスルーホールが設けられ、前
記表示用電極は、前記スルーホールを介して前記背面に
導出されて構成される。
ために、フラット形表示装置の内で視認性に優れたPDP
に対して、表示画面の大型化の要求が強まっている。
の表示画面を実現することは困難であり、また、コスト
の面でも不利である。このため、通常は、複数の表示装
置を例えば縦横に隣接させて配置するいわる集合画面に
よって大型の表示画面が実現される。
や図形を表示するドットマトリクス表示方式のPDPは、
一対の基板を所定間隙を設けて対向配置し、その周囲を
封止して放電間隙を形成し、格子状に配列した電極群の
各交差部又はその近傍に画定された各放電セルを選択的
に放電させるように構成される。
り放電が不安定となる封止材近傍を避けて設けられる。
また、表示領域は、封止後に放電間隙の排気及び放電ガ
スの充填を行うための通気孔を避けて設ける必要があ
る。つまり、PDPでは、封止材で囲まれた領域の内、そ
の周辺部を除いた部分が表示領域とされる。
らガラス基板の端部まで導出される。
る。
放電型のPDPである。
主放電セルを画定する図示しない透明電極に重ねたバス
電極15jが、横(X)方向に配列され、背面側のガラス
基板21jの内面には、発光させるドットを選択するため
のアドレス電極22jが縦(Y)方向に配列されている。
中の一点鎖線で囲まれた領域)から封止ガラス31jの外
側にまで延長され、各ガラス基板11j,21jの端部に設け
られた外部接続端子17,27jにそれぞれ接続されている。
ーブルが重ねられ、これによって外部の駆動回路との接
続が行われる。
ガラス基板11j,21jの内面に設けられているので、例え
ばガラス基板11jの横方向の両端は、ガラス基板21jに対
して、少なくとも外部接続端子17を設けた分だけ張り出
すことになる。ガラス基板21jについても同様にガラス
基板11jに対して外部接続端子27jを設けた分だけ張り出
す。したがって、表示領域E1からガラス基板11j,21jの
端縁までの距離が大である。
る非表示領域E2jが広い。
示画面(集合画面)を形成した場合において、各PDP1j
の表示領域E1が大きく離れ、集合画面の表示が見づらい
ものとなるという問題があった。言い換えれば、従来の
PDP1jは、集合画面を構成するユニットとしての利用に
不向きであった。
示領域が小さく、複数の小画面の隣接配置による大画面
の形成に適したプラズマディスプレイパネルを提供する
ことを目的としている。
P1は、第1図に示すように、対向配置した一対の基板1
1,21の周囲を封止材31により密封して得られる放電間隙
30に、表示用電極22が配列されたプラズマディスプレイ
パネル1であって、背面20側の前記基板21内の前記封止
材31に対応する部位にスルーホール25が設けられ、前記
表示用電極15は、前記封止材31の内部と前記スルーホー
ル25とを貫通して前記背面20に導出されてなる。
周縁31aより内側に設けられたスルーホール25を介して
背面20に導出される。
31に対応する部位に設けられたスルーホール25とを貫通
して背面20に導出される。
続はプラズマディスプレイパネル1の背面20で行われ
る。
のPDP1の電極構造を示す平面図である。
板11、背面20側のセラミック基板21、セラミック基板21
の内面を被覆する気密層29、ガラス基板11の内面にX
(横)方向に延びた一対の透明電極13,14からなる放電
維持電極対12、バス電極15、セラミック基板21の内面に
Y(縦)方向に延びたアドレス電極22、各基板11,21の
周囲を封止する封止ガラス31、及び図外の誘電体層、保
護膜、隔壁、カラー表示用の蛍光体などから構成され、
内部の放電間隙30には、例えばネオン及びキセノンの混
合ガスが封入されている。バス電極15は、クロムー銅ー
クロムの三層構造の金属薄膜をパターンニングすること
によって形成され、抵抗値の大きいネサ膜からなる透明
電極13,14の導通性を補う。
って覆われる部位、すなわち封止ガラス31の外周縁31a
と内周縁31bとの間に、アドレス電極22及びバス電極15
の配列ピッチに合わせてスルーホール25が設けられてい
る。
る連結部22aによって、スルーホール25の背面側に設け
られた外部接続端子27と接続されている。また、バス電
極15は、封止ガラス31の内部とスルーホール25とを貫通
する連結部15aによって外部接続端子27と接続されてい
る。すなわち、アドレス電極22及びバス電極15は、それ
ぞれスルーホール25を介して背面20に導出されている。
周縁31aと一致させることができ、表示領域E1(第2図
で一点鎖線で囲まれた領域)の周囲の非表示領域E2を可
及的に小さくすることができる。
ートを焼成するグリーンシート製法により、直径が0.1
〜0.2mm程度のスルーホール25を有したセラミック基板2
1を得る。
に、放電間隙30を気密に保つために、スパッタリング蒸
着などによってSiO2(二酸化珪素)からなる気密層29を
設け、他方の面(背面となる面)に厚膜法によって外部
接続端子27を形成する。この外部接続端子27の形成時
に、スルーホール25内に連結部22a又は連結部15aの一部
となる導電体が埋まり込む。
部15aを形成するために、所定のスルーホール25の上に
例えば直径が0.1mm程度の円形パターンで銀などの導電
性ペーストを印刷し、印刷された導電性ペーストを囲む
ように低融点ガラスを印刷する。これら導電性ペースト
及び低融点ガラスの印刷を数回繰り返す。これによって
100μm程度の厚さの封止ガラス層とその内部を貫通す
る導電体が形成される。
12、バス電極15の一部となる金属薄膜層などを設けたガ
ラス基板11とを重ね合わせ、所定の熱処理によって封止
ガラス31による密封、導電体の焼成による連結部15aの
形成を行う。そして、混合ガスの充填などを行ってPDP1
を完成させる。
面20側のアドレス電極22の両方を背面20に導出したの
で、PDP1の横方向及び縦方向の非表示領域E2の幅を従来
に比べてそれぞれ12mm程度小さくすることができ、複数
のPDPを縦横に配置する集合画面に適合させることがで
きる。
ク基板21にそれぞれ電極15,22を有したPDP1を例示した
が、前面側の基板11のみに表示用の電極を有したPDPに
も本発明の適用が可能である。
22の一方のみを背面20に導出するようにしてもよい。そ
の他、外部接続端子27の形状、連結部15a,22aの材質及
び形成方法、スルーホール25の径などは適宜変更するこ
とができる。
的に減少させることができ、複数の小画面の隣接配置に
よる大画面の形成に適したプラズマディスプレイパネル
を得ることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】対向配置した一対の基板の周囲を封止材に
より密封して得られる放電間隙に、表示用電極が配列さ
れたプラズマディスプレイパネルであって、 背面側の前記基板内の前記封止材に対応する部位にスル
ーホールが設けられ、 前記表示用電極は、前記封止材の内部と前記スルーホー
ルとを貫通して前記背面に導出され てなることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19351090A JP3032552B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | プラズマディスプレイパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19351090A JP3032552B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | プラズマディスプレイパネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0479127A JPH0479127A (ja) | 1992-03-12 |
JP3032552B2 true JP3032552B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=16309261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19351090A Expired - Fee Related JP3032552B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | プラズマディスプレイパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3032552B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0738421A1 (en) * | 1994-11-04 | 1996-10-23 | Orion Electric Co., Ltd. | Plasma display panel |
JP4813232B2 (ja) * | 2006-03-30 | 2011-11-09 | 大和ハウス工業株式会社 | 屋根上荷揚げ用の安全構造 |
-
1990
- 1990-07-20 JP JP19351090A patent/JP3032552B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0479127A (ja) | 1992-03-12 |
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