JP3032549B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP3032549B2
JP3032549B2 JP2163096A JP16309690A JP3032549B2 JP 3032549 B2 JP3032549 B2 JP 3032549B2 JP 2163096 A JP2163096 A JP 2163096A JP 16309690 A JP16309690 A JP 16309690A JP 3032549 B2 JP3032549 B2 JP 3032549B2
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芳晴 吉本
定充 小池
五十雄 加島
守 幡川
満弘 稲森
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、表示器の画面上で特定スイッチを選択して
切換操作を行う操作手段を備える表示装置に関するもの
である。
[従来の技術] 表示装置Aとしては、本来の表示機能の他に、表示器
1の画面上で特定スイッチを選択して切換操作が行える
機能を備えたものがあり、この種の表示装置Aは例えば
第6図に示すようにプログラマブルコントローラBの入
力装置として使用され、プログラマブルコントローラB
が表示装置Aからの操作入力に応じて周辺機器Cの動作
制御等を行うようにしていた。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述の表示装置Aはプログラマブルコント
ローラBの制御により表示器1の表示画面の切換を行
い、スイッチの切換操作状態を示すデータをプログラマ
ブルコントローラBに返送するものである。従って、従
来のこの種の表示装置Aにはプログラマブルコントロー
ラBの単なる操作パネルとしての機能しかなく、比較的
に少数の周辺機器Cからなる小規模なシステムの場合に
は、機能以上にコストが高く付くという問題があった。
本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、少数の周辺機器からなる小規模シ
ステムにおけるシステムコストの低廉化を図ることがで
きる表示装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明はシステムソフト
領域の一部に書換え自在な領域を設けたメモリと、マシ
ン語よりも高水準の言語を用いてコンピュータで作成し
た表示画面の切換命令、操作手段の操作に応じた周辺機
器の制御データの作成を行うプログラムをコンピュータ
装置から転送可能とする第1のデータ伝送手段と、この
転送されたプログラムをマシン語に変換して上記メモリ
の領域に書き込む書込手段と、周辺機器との間で制御デ
ータのデータ伝送を行う第2のデータ伝送手段とを備え
ている。
なお、コンピュータからマシン語によりプログラムを
転送する場合には、書込手段は転送されたプログラムを
そのまま上記メモリの領域に書き込むようにすれば良
い。
[作用] 本発明は、上述のように構成することにより、表示装
置にプログラマブルコントローラの機能を組み込んで、
プログラマブルコントローラを不要とし、少数の周辺機
器からなる小規模システムにおけるシステムコストの低
廉化を図ることができるようにしたものである。
[実施例] 第1図乃至第4図に本発明の一実施例を示す。本実施
例の表示装置Aは、第1図に示すように、表示器1の画
面上で第4図に示すキーKにより特定スイッチを選択し
て切換操作が行える操作表示モジュール2と、システム
ソフトや画面データ等を記憶したメモリ4と、上記シス
テムソフトに従って表示器1の表示制御やキーKの入力
処理等を行うCPU3とを備えている。ここで、第2図に示
すメモリ4のシステムソフトを記憶するシステムソフト
領域aの一部領域ロは書換え自在としてユーザに解放
し、従来プログラマブルコントローラで行っていた表示
画面の切換命令、キーK入力に応じた制御データの作成
等を表示装置A自体が行うプログラムを上記領域(ROM/
RAMに切換可能)ロに書き込めるようにしてある。以
下、上述の領域ロをコントローラ領域と呼ぶ。なお、上
記システムソフト領域aにはコントローラ領域ロの他
に、コントローラ領域ロからの表示画面の切換命令に応
じて表示器1の制御を行ったり、キーKの操作状態をコ
ントローラ領域ロに入力したりする本来の表示装置Aの
システムプログラムを記憶するシステム領域(ROM)イ
と、ページングデータやスイッチデータ等の変数を記憶
し、システム領域イとコントローラ領域ロとの間でのデ
ータの授受に際して参照されたり、データの書換えが行
われたりする変数領域(RAM)ハとを備えている。な
お、変数領域ハは上述のようにシステム領域イとコント
ローラ領域ロとの間でのデータの授受に際してデータ領
域として使用されるものであり、コントローラ領域ロで
はその番地を指定するだけで直接にユーザ側で書換えは
行わない。また、その他にメモリ4にはデータ領域bに
表示器1に映し出す画面データ等のデータを記憶してい
る。
さらに、本実施例の表示装置Aではプログラマブルコ
ントローラの機能を内蔵し、第4図に示すように周辺機
器Cを直接に接続して使用されるため、周辺機器Cに制
御データを送る等のデータ伝送のためにパラレル入出力
インターフェース(以下、インターフェースをI/Fと略
称する)5を備え、その他にプリンタやパーソナルコン
ピュータ等を接続可能とするセントロニクスI/F6及びシ
リアルI/F(例えばRC−232C)7を備え、各インターフ
ェース5〜7及び表示操作モジュール2との間の信号の
入出力の制御をデコーダ8を介してCPU3が行うようにし
てある。
ところで、上記コントローラ領域ロにプログラムを書
き込む方法としては、次の2通りの方法がある。
(1) プログラムをROM化してコントローラ領域ロに
書き込む。
(2) パーソナルコンピュータで作成したプログラム
をコントローラ領域ロに転送する。
なお、本実施例の場合には(2)の方法を採用してあ
り、(2)の場合にはシステム領域イに予めパーソナル
コンピュータとの間で通信を行えるように通信プログラ
ムを書き込んで置く必要があり、コントローラ領域ロは
RAMに切り換えておく。そして、上記プログラムのパー
ソナルコンピュータDからの転送は、シリアルI/F7ある
いはセントロニクスI/F8を通して行う。ここで、パーソ
ナルコンピュータDでアセンブリ言語あるいはBASIC言
語等のマシン語より高水準の言語で作成したプログラム
を表示装置Aに転送する場合には、第1図に示すよう
に、高級言語によるインターフェース7(あるいは6)
の制御、及び高級言語をマシン語に変換するシステムプ
ログラムを記憶するメモリを設ける必要がある。なお、
上記高級言語をマシン語に変換したプログラムをパーソ
ナルコンピュータDから表示装置Aに転送する場合に
は、第5図に示すように上記メモリ9は不要となる。
上述のようにして表示画面の切換命令、キーK入力に
応じた制御データの作成等を行うプロクラムがコントロ
ーラ領域ロに書き込まれた表示装置Aでは、第4図に示
すように、周辺機器Cを直接に接続して、キーK操作に
応じた制御データを周辺機器Cに送って動作制御を行
い、表示装置A自体で表示器1の画面切換等を行って例
えば周辺機器Cの動作状態等の表示を行うことができ
る。
[発明の効果] 本発明は上述のように、システムソフト領域の一部に
書換え自在な領域を設けたメモリと、マシン語よりも高
水準の言語を用いてコンピュータで作成した表示画面の
切換命令、操作手段の操作に応じた周辺機器の制御デー
タの作成を行うプログラムをコンピュータ装置から転送
可能とする第1のデータ伝送手段と、この転送されたプ
ログラムをマシン語に変換して上記メモリの領域に書き
込む書込手段と、周辺機器との間で制御データのデータ
伝送を行う第2のデータ伝送手段とを備えているので、
表示装置にプログラマブルコントローラの機能を組み込
んで、プログラマブルコントローラを不要とすることが
でき、少数の周辺機器からなる小規模システムにおける
システムコストの低廉化を図ることができる。
なお、コンピュータからマシン語によりプログラムを
転送する場合には、書込手段は転送されたプログラムを
そのまま上記メモリの領域に書き込むようにすれば良
く、この場合にも少数の周辺機器からなる小規模システ
ムにおけるシステムコストの低廉化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路構成を示すブロック
図、第2図はメモリエリアマップを示す説明図、第3図
はコントローラ領域へのデータの書込み方法の説明図、
第4図は使用状態の説明図、第5図は他の実施例の回路
構成を示すブロック図、第6図は従来のシステム構成を
示す説明図である。 Aは表示装置、Cは周辺機器、Dはパーソナルコンピュ
ータ、1は表示器、2は表示操作モジュール、3はCP
U、4,9はメモリ、5はパラレルインターフェース、6は
セントロニクスインターフェース、7はシリアルインタ
ーフェース、8はデコーダ、aはシステムソフト領域、
ロはコントローラ領域である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 幡川 守 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 稲森 満弘 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−189736(JP,A) 特開 昭58−62709(JP,A) 特開 昭62−20029(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/04 - 19/05

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システムソフト領域の一部に書換え自在な
    領域を設けたメモリと、マシン語よりも高水準の言語を
    用いてコンピュータで作成した表示画面の切換命令、操
    作手段の操作に応じた周辺機器の制御データの作成を行
    うプログラムをコンピュータ装置から転送可能とする第
    1のデータ伝送手段と、この転送されたプログラムをマ
    シン語に変換して上記メモリの領域に書き込む書込手段
    と、周辺機器との間で制御データのデータ伝送を行う第
    2のデータ伝送手段とを備えた表示装置。
  2. 【請求項2】システムソフト領域の一部に書換え自在な
    領域を設けたメモリと、コンピュータでマシン語を用い
    て作成した表示画面の切換命令、操作手段の操作に応じ
    た周辺機器の制御データの作成を行うプログラムをコン
    ピュータ装置から転送可能とする第1のデータ伝送手段
    と、この転送されたプログラムを上記メモリの領域に書
    き込む書込手段と、周辺機器との間で制御データのデー
    タ伝送を行う第2のデータ伝送手段とを備えた表示装
    置。
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JPH0452902A JPH0452902A (ja) 1992-02-20
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