JP3032194B1 - 寝具用マット - Google Patents
寝具用マットInfo
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- JP3032194B1 JP3032194B1 JP11030281A JP3028199A JP3032194B1 JP 3032194 B1 JP3032194 B1 JP 3032194B1 JP 11030281 A JP11030281 A JP 11030281A JP 3028199 A JP3028199 A JP 3028199A JP 3032194 B1 JP3032194 B1 JP 3032194B1
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 枠を設けなくても木炭ブロックを保持できる
ようにして、全域に亘って特に外周部においても木炭で
荷重を支持できるようにし、寝心地等の使用感の向上を
図る。 【解決手段】 木炭ブロックBを多数列設して形成され
る基台10と、木炭ブロックBの上面側に設けられ種類
の異なる複数の通気性クッション部材からなるクッショ
ン層20と、基台10及びクッション層20を被覆する
外皮部30とを備え、木炭ブロックBの原材料を「ほ
う」にし、この木炭ブロックBを可撓性の樹脂製クッシ
ョン部材で形成されたボード11に中央部の補強板13
を介して接着剤12で接着し、内側の木炭ブロックBを
その木目方向がボード面に略直交するように配置し、外
周部の木炭ブロックBをその木目方向がボード面と略平
行かつ切断面が外側に向くように配置し、外周面に沿っ
て和紙テープ14を貼着し、クッション層20内に竹製
の可撓性の簾26を介装した。
ようにして、全域に亘って特に外周部においても木炭で
荷重を支持できるようにし、寝心地等の使用感の向上を
図る。 【解決手段】 木炭ブロックBを多数列設して形成され
る基台10と、木炭ブロックBの上面側に設けられ種類
の異なる複数の通気性クッション部材からなるクッショ
ン層20と、基台10及びクッション層20を被覆する
外皮部30とを備え、木炭ブロックBの原材料を「ほ
う」にし、この木炭ブロックBを可撓性の樹脂製クッシ
ョン部材で形成されたボード11に中央部の補強板13
を介して接着剤12で接着し、内側の木炭ブロックBを
その木目方向がボード面に略直交するように配置し、外
周部の木炭ブロックBをその木目方向がボード面と略平
行かつ切断面が外側に向くように配置し、外周面に沿っ
て和紙テープ14を貼着し、クッション層20内に竹製
の可撓性の簾26を介装した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人が横臥する寝具
用マットに係り、特に、木炭ブロックを多数列設して形
成される基台を布等の外皮部で被覆して構成される寝具
用マットに関する。
用マットに係り、特に、木炭ブロックを多数列設して形
成される基台を布等の外皮部で被覆して構成される寝具
用マットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の寝具用マットとしては、
例えば、実用新案登録第3017392号公報に掲載さ
れたものが知られている。これは、図6に示すように、
木製の矩形状底板1の周囲に木製の枠2を形成し、この
枠2内において、底板1に木炭ブロックBを列設し、上
側に和紙3を被覆して構成されている。木炭ブロックB
は、木目方向(木の軸方向)に略直交して切断されてお
り、底板1に対してその木目方向が略直交するように配
置されている。そして、使用するときは、寝具用マット
上にござや布団を敷いてその上に横臥するようにしてい
る。
例えば、実用新案登録第3017392号公報に掲載さ
れたものが知られている。これは、図6に示すように、
木製の矩形状底板1の周囲に木製の枠2を形成し、この
枠2内において、底板1に木炭ブロックBを列設し、上
側に和紙3を被覆して構成されている。木炭ブロックB
は、木目方向(木の軸方向)に略直交して切断されてお
り、底板1に対してその木目方向が略直交するように配
置されている。そして、使用するときは、寝具用マット
上にござや布団を敷いてその上に横臥するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
寝具用マットにあっては、木製の枠2内に木炭ブロック
Bを設けているので、枠2は木炭とは異なる固い材質な
ので外周部が固くなっており、そのため、寝返りをうっ
たりするとき等にこの枠2に当たると、ごつごつ感があ
って寝心地を損ねてしまうという問題があった。本発明
は上記の問題点に鑑みてなされたもので、枠を設けなく
ても木炭ブロックを保持できるようにして、全域に亘っ
て特に外周部においても木炭で荷重を支持できるように
し、寝心地等の使用感の向上を図った寝具用マットを提
供することを目的とする。
寝具用マットにあっては、木製の枠2内に木炭ブロック
Bを設けているので、枠2は木炭とは異なる固い材質な
ので外周部が固くなっており、そのため、寝返りをうっ
たりするとき等にこの枠2に当たると、ごつごつ感があ
って寝心地を損ねてしまうという問題があった。本発明
は上記の問題点に鑑みてなされたもので、枠を設けなく
ても木炭ブロックを保持できるようにして、全域に亘っ
て特に外周部においても木炭で荷重を支持できるように
し、寝心地等の使用感の向上を図った寝具用マットを提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明の寝具用マットは、木目方向に略直交し
て切断した木炭ブロックをボード上に多数列設して形成
される基台を布等の外皮部で被覆して構成される寝具用
マットにおいて、上記木炭ブロックを上記ボードに接着
剤で接着して上記基台を形成した構成としている。寝具
用マットを使用するときは、マットの上にシーツを被せ
あるいは布団を敷いてその上に横臥する等する。この寝
具用マットにおいては、基台に木炭ブロックを列設した
層が設けられているので、木炭による効能が発揮され
る。即ち、木炭は多孔質であり吸着性に富むので、人体
から出る汗等の湿気や悪臭を吸収する。そのため、横臥
したときには、さらさら感があり、また、悪臭が抑制さ
れるので、快適に寝ることができるようになるととも
に、遠赤外線放射効率も良く、マイナスイオン効果もあ
り、人体に作用して、例えば、血液を弱アルカリ性にし
たり血行を良くしたりする効果が期待でき、人体の健康
に極めて良いものとなり、老人介護等にも利用できる。
また、ボードに木炭ブロックを接着したので、木炭ブロ
ックの外周に固い枠を設けなくても良く、マットの外周
に固さがなくなり、横臥したときの使用感が向上させら
れる。
るための本発明の寝具用マットは、木目方向に略直交し
て切断した木炭ブロックをボード上に多数列設して形成
される基台を布等の外皮部で被覆して構成される寝具用
マットにおいて、上記木炭ブロックを上記ボードに接着
剤で接着して上記基台を形成した構成としている。寝具
用マットを使用するときは、マットの上にシーツを被せ
あるいは布団を敷いてその上に横臥する等する。この寝
具用マットにおいては、基台に木炭ブロックを列設した
層が設けられているので、木炭による効能が発揮され
る。即ち、木炭は多孔質であり吸着性に富むので、人体
から出る汗等の湿気や悪臭を吸収する。そのため、横臥
したときには、さらさら感があり、また、悪臭が抑制さ
れるので、快適に寝ることができるようになるととも
に、遠赤外線放射効率も良く、マイナスイオン効果もあ
り、人体に作用して、例えば、血液を弱アルカリ性にし
たり血行を良くしたりする効果が期待でき、人体の健康
に極めて良いものとなり、老人介護等にも利用できる。
また、ボードに木炭ブロックを接着したので、木炭ブロ
ックの外周に固い枠を設けなくても良く、マットの外周
に固さがなくなり、横臥したときの使用感が向上させら
れる。
【0005】そして、必要に応じ、上記ボードを可撓性
の樹脂製クッション部材で構成している。木炭に係る衝
撃荷重をボードで吸収できるので、木炭ブロックが壊れ
にくくなる。この場合、必要に応じ、上記基台の少なく
とも中央部にかつ上記ボードと木炭ブロックとの間に補
強板を介装し、該補強板をボードに対して接着剤で固定
するとともに該補強板上の木炭ブロックを該補強板に対
して接着剤で固定した構成としたことが有効である。人
が横臥する部分のボードが長年の使用によって凹んでし
まう事態が防止される。また、上記基台の一般の木炭ブ
ロックをボード面に対してその木目方向が略直交するよ
うに配置するとともに、上記基台の外周部を構成する木
炭ブロックの一部もしくは全部をその木目方向が上記ボ
ード面と略平行かつ切断面が外側に向くように配置した
構成としている。一般の木炭ブロックに作用する荷重が
木目方向で受けることができるので、木目方向は圧縮応
力に強い方向であることから、木炭ブロックを壊れにく
くすることができるとともに、外周部の木炭ブロックの
切断面が外側を向くので、通気が木目方向に円滑に行な
われることから、基台内部に対する通気性が良くなり、
木炭の機能をより一層向上させることができる。
の樹脂製クッション部材で構成している。木炭に係る衝
撃荷重をボードで吸収できるので、木炭ブロックが壊れ
にくくなる。この場合、必要に応じ、上記基台の少なく
とも中央部にかつ上記ボードと木炭ブロックとの間に補
強板を介装し、該補強板をボードに対して接着剤で固定
するとともに該補強板上の木炭ブロックを該補強板に対
して接着剤で固定した構成としたことが有効である。人
が横臥する部分のボードが長年の使用によって凹んでし
まう事態が防止される。また、上記基台の一般の木炭ブ
ロックをボード面に対してその木目方向が略直交するよ
うに配置するとともに、上記基台の外周部を構成する木
炭ブロックの一部もしくは全部をその木目方向が上記ボ
ード面と略平行かつ切断面が外側に向くように配置した
構成としている。一般の木炭ブロックに作用する荷重が
木目方向で受けることができるので、木目方向は圧縮応
力に強い方向であることから、木炭ブロックを壊れにく
くすることができるとともに、外周部の木炭ブロックの
切断面が外側を向くので、通気が木目方向に円滑に行な
われることから、基台内部に対する通気性が良くなり、
木炭の機能をより一層向上させることができる。
【0006】更に、必要に応じ、上記基台を不織布で袋
状に覆った構成としている。不織布で通気性を保持しつ
つ、木炭の粉末が外部に出ていく事態が防止される。更
にまた、必要に応じ、上記基台の木炭ブロックで形成さ
れる外周面に沿ってテープ状の和紙を貼着した構成とし
ている。和紙によって通気性を保持しつつ、より一層木
炭の粉末が外部に出ていく事態が防止される。また、上
記基台の木炭ブロックで形成される上面側に、種類の異
なる複数の通気性クッション部材を層状に積層したクッ
ション層を設けた構成としている。木炭ブロックの高さ
の不均一が吸収されるとともに、木炭ブロックの通気性
を確保しつつクッション性が向上させられる。この場
合、必要に応じ、上記クッション層を構成し、上記木炭
ブロックの上面に隣接するクッション部材を木毛で構成
したことが有効である。木毛なので、層の厚さを調整し
易く、木炭ブロックの高さの不均一を確実に吸収するこ
とができるとともに、木なので木炭との相性が良く、木
炭の粉の吸着性にも優れ、より一層木炭の粉末が外部に
出ていく事態が防止される。
状に覆った構成としている。不織布で通気性を保持しつ
つ、木炭の粉末が外部に出ていく事態が防止される。更
にまた、必要に応じ、上記基台の木炭ブロックで形成さ
れる外周面に沿ってテープ状の和紙を貼着した構成とし
ている。和紙によって通気性を保持しつつ、より一層木
炭の粉末が外部に出ていく事態が防止される。また、上
記基台の木炭ブロックで形成される上面側に、種類の異
なる複数の通気性クッション部材を層状に積層したクッ
ション層を設けた構成としている。木炭ブロックの高さ
の不均一が吸収されるとともに、木炭ブロックの通気性
を確保しつつクッション性が向上させられる。この場
合、必要に応じ、上記クッション層を構成し、上記木炭
ブロックの上面に隣接するクッション部材を木毛で構成
したことが有効である。木毛なので、層の厚さを調整し
易く、木炭ブロックの高さの不均一を確実に吸収するこ
とができるとともに、木なので木炭との相性が良く、木
炭の粉の吸着性にも優れ、より一層木炭の粉末が外部に
出ていく事態が防止される。
【0007】また、必要に応じ、上記クッション層内
に、竹製の線材が列設された可撓性の簾を介装した構成
としている。クッション層において竹製の簾はある程度
剛性が高いので、全体を平らにする作用が生じる。ま
た、竹製の簾は可撓性なので、クッション層のクッショ
ン性を適正なものに保持できる。更に、必要に応じ、上
記木炭ブロックの原材料を、「ほう」で形成している。
「ほう」の木炭は、他と比較して、吸着性に優れ、遠赤
外線放射効率も良く、抗菌性に優れるとともに、軽量で
割れにくく、耐久性が向上させられ、また、軽量である
ことから、従来に比較して持ち運びが極めて容易にな
る。
に、竹製の線材が列設された可撓性の簾を介装した構成
としている。クッション層において竹製の簾はある程度
剛性が高いので、全体を平らにする作用が生じる。ま
た、竹製の簾は可撓性なので、クッション層のクッショ
ン性を適正なものに保持できる。更に、必要に応じ、上
記木炭ブロックの原材料を、「ほう」で形成している。
「ほう」の木炭は、他と比較して、吸着性に優れ、遠赤
外線放射効率も良く、抗菌性に優れるとともに、軽量で
割れにくく、耐久性が向上させられ、また、軽量である
ことから、従来に比較して持ち運びが極めて容易にな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態に係る寝具用マットについて詳細に説明す
る。尚、上記と同様のものには同一の符号を付して説明
する。図1乃至図4に示すように、本発明の実施の形態
に係る寝具用マットMの基本的構成は、木炭ブロックB
をボード11上に多数列設して形成される基台10と、
基台10の木炭ブロックBで形成される上面側に設けら
れ種類の異なる複数の通気性クッション部材からなるク
ッション層20と、基台10及びクッション層20を被
覆する外皮部30とを備えて構成されている。また、本
発明の実施の形態に係る寝具用マットMは、図4に示す
ように、全体が矩形パネル状に形成されており、3枚を
連設することにより、大人が横臥できる大きさになるよ
うに形成されている。
の実施の形態に係る寝具用マットについて詳細に説明す
る。尚、上記と同様のものには同一の符号を付して説明
する。図1乃至図4に示すように、本発明の実施の形態
に係る寝具用マットMの基本的構成は、木炭ブロックB
をボード11上に多数列設して形成される基台10と、
基台10の木炭ブロックBで形成される上面側に設けら
れ種類の異なる複数の通気性クッション部材からなるク
ッション層20と、基台10及びクッション層20を被
覆する外皮部30とを備えて構成されている。また、本
発明の実施の形態に係る寝具用マットMは、図4に示す
ように、全体が矩形パネル状に形成されており、3枚を
連設することにより、大人が横臥できる大きさになるよ
うに形成されている。
【0009】基台10の木炭ブロックBは、その原材料
が、「ほう」(「枋」あるいは「朴」,「厚朴」等と書
かれる)の木で形成されている。一般に、木炭は、樹種
によって区別され、クヌギ炭,コナラ炭等が一般的であ
る。「ほう」の木炭は、研磨用に用いられる例がある
が、従来は寝具に用いることを行なっていない。「ほ
う」の木炭の利点は、軽量であり、割れにくいことが挙
げられ、吸着性にも優れる。また、木炭粉が出にくい。
木炭ブロックBは、木目方向P(木の軸方向)に略直交
して切断され、その高さが、例えば、20mm〜40m
m程度に切断される。実施の形態では30mmになるよ
うに切断している。基台10のボード11は、可撓性で
比較的硬質の樹脂製クッション部材で構成されており、
横臥した大人の体重程度の荷重では容易に凹まない程度
の剛性を有している。厚さは、10〜40mm程度であ
る。実施の形態では20mmにしている。
が、「ほう」(「枋」あるいは「朴」,「厚朴」等と書
かれる)の木で形成されている。一般に、木炭は、樹種
によって区別され、クヌギ炭,コナラ炭等が一般的であ
る。「ほう」の木炭は、研磨用に用いられる例がある
が、従来は寝具に用いることを行なっていない。「ほ
う」の木炭の利点は、軽量であり、割れにくいことが挙
げられ、吸着性にも優れる。また、木炭粉が出にくい。
木炭ブロックBは、木目方向P(木の軸方向)に略直交
して切断され、その高さが、例えば、20mm〜40m
m程度に切断される。実施の形態では30mmになるよ
うに切断している。基台10のボード11は、可撓性で
比較的硬質の樹脂製クッション部材で構成されており、
横臥した大人の体重程度の荷重では容易に凹まない程度
の剛性を有している。厚さは、10〜40mm程度であ
る。実施の形態では20mmにしている。
【0010】そして、木炭ブロックBは、ボード11に
接着剤12で接着されて固定されている。固定に際して
は、図2及び図3に示すように、一般の木炭ブロックB
群(Ba)は、ボード11面に対してその木目方向Pが
略直交するように配置されるとともに、基台10の外周
部を構成する木炭ブロックBの一部、実施の形態では一
方向X(図4に示す横臥する人の軸方向)の左右側端縁
部を構成する木炭ブロックB群(Bb)は、その木目方
向Pがボード11面と略平行かつ切断面が外側に向くよ
うに配置されている。尚、一方向Xの前後端縁部を構成
する木炭ブロックBもその木目方向Pがボード11面と
略平行かつ切断面が外側に向くように配置し、基台10
の外周部を構成する木炭ブロックBの全部をその木目方
向Pがボード11と略平行かつ切断面が外側に向くよう
に配置するようにしても良い。また、基台10の少なく
とも上記一方向Xに沿う中央部であって、かつ、ボード
11と木炭ブロックBとの間には、ベニヤ等の木製の補
強板13が介装されている。この補強板13は、ボード
11に対して接着剤12で固定されている。更に、基台
10の木炭ブロックBで形成される外周面には、該外周
面に沿って和紙からなるテープ状の和紙テープ14が貼
着されている。
接着剤12で接着されて固定されている。固定に際して
は、図2及び図3に示すように、一般の木炭ブロックB
群(Ba)は、ボード11面に対してその木目方向Pが
略直交するように配置されるとともに、基台10の外周
部を構成する木炭ブロックBの一部、実施の形態では一
方向X(図4に示す横臥する人の軸方向)の左右側端縁
部を構成する木炭ブロックB群(Bb)は、その木目方
向Pがボード11面と略平行かつ切断面が外側に向くよ
うに配置されている。尚、一方向Xの前後端縁部を構成
する木炭ブロックBもその木目方向Pがボード11面と
略平行かつ切断面が外側に向くように配置し、基台10
の外周部を構成する木炭ブロックBの全部をその木目方
向Pがボード11と略平行かつ切断面が外側に向くよう
に配置するようにしても良い。また、基台10の少なく
とも上記一方向Xに沿う中央部であって、かつ、ボード
11と木炭ブロックBとの間には、ベニヤ等の木製の補
強板13が介装されている。この補強板13は、ボード
11に対して接着剤12で固定されている。更に、基台
10の木炭ブロックBで形成される外周面には、該外周
面に沿って和紙からなるテープ状の和紙テープ14が貼
着されている。
【0011】クッション層20は、種類の異なる複数の
通気性クッション部材を層状に積層して形成され、基台
10の木炭ブロックBで形成される上面側に設けられて
いる。このクッション層20のうち、木炭ブロックBの
上面に隣接するクッション部材は木毛からなる木毛クッ
ション体21で構成されている。木毛クッション体21
は、層の厚さを適宜調整し、できるだけ切断誤差等によ
る木炭ブロックBの高さの不均一を吸収するように設け
る。そして、上記の基台10及び木毛クッション体21
は、基台10を不織布22で袋状に覆われている。ま
た、クッション層20は、木毛クッション体21の上側
に順に、発泡スチロールの紐を編んで形成された粗い目
の網状体23と、フィルタ等の材料として用いられる乾
燥へちまのような通気性の樹脂製クッション体24と、
比較的固い通気性の綿製クッション体25とを備えてい
る。
通気性クッション部材を層状に積層して形成され、基台
10の木炭ブロックBで形成される上面側に設けられて
いる。このクッション層20のうち、木炭ブロックBの
上面に隣接するクッション部材は木毛からなる木毛クッ
ション体21で構成されている。木毛クッション体21
は、層の厚さを適宜調整し、できるだけ切断誤差等によ
る木炭ブロックBの高さの不均一を吸収するように設け
る。そして、上記の基台10及び木毛クッション体21
は、基台10を不織布22で袋状に覆われている。ま
た、クッション層20は、木毛クッション体21の上側
に順に、発泡スチロールの紐を編んで形成された粗い目
の網状体23と、フィルタ等の材料として用いられる乾
燥へちまのような通気性の樹脂製クッション体24と、
比較的固い通気性の綿製クッション体25とを備えてい
る。
【0012】更に、クッション層20内であって、樹脂
製クッション体24と綿製クッション体25との間に、
竹製の線材が列設された可撓性の簾26が該線材の長手
方向が上記一方向X(横臥する人の軸方向)に直交する
ように介装されている。外皮部30は、上記基台10及
びクッション層20を被覆するもので、柔らかい綿わた
31と、この綿わたを被覆する不織布32と、この不織
布32を被覆する綿製の表布33とから構成されてい
る。
製クッション体24と綿製クッション体25との間に、
竹製の線材が列設された可撓性の簾26が該線材の長手
方向が上記一方向X(横臥する人の軸方向)に直交する
ように介装されている。外皮部30は、上記基台10及
びクッション層20を被覆するもので、柔らかい綿わた
31と、この綿わたを被覆する不織布32と、この不織
布32を被覆する綿製の表布33とから構成されてい
る。
【0013】従って、この実施の形態に係る寝具用マッ
トMを使用するときは、マットMの上にシーツを被せあ
るいは布団等を敷いてその上に横臥する。この寝具用マ
ットMにおいては、基台10に木炭ブロックBを列設し
た層が設けられているので、木炭による効能が発揮され
る。詳しくは、木炭は多孔質であり吸着性に富むので、
人体から出る汗等の湿気や悪臭を吸収する。そのため、
横臥したときには、さらさら感があり、また、悪臭が抑
制されるので、快適に寝ることができるようになる。ま
た、木炭は遠赤外線放射効率も良く、マイナスイオン効
果もあり、人体に作用して、例えば、血液を弱アルカリ
性にしたり血行を良くしたりする効果が期待できる。更
に、基台10の外周部である両側端縁部を構成する木炭
ブロックBがその木目方向Pがボード11面と略平行か
つ切断面が外側に向くように配置されているので、通気
が木目方向Pに円滑に行なわれることから、両側端縁部
において基台10内部に対する通気性が良くなり、木炭
の機能がより一層向上させられる。特に、木炭として
「ほう」を使用しているので、吸着性に優れ、遠赤外線
放射効率も良く、抗菌性に優れる。
トMを使用するときは、マットMの上にシーツを被せあ
るいは布団等を敷いてその上に横臥する。この寝具用マ
ットMにおいては、基台10に木炭ブロックBを列設し
た層が設けられているので、木炭による効能が発揮され
る。詳しくは、木炭は多孔質であり吸着性に富むので、
人体から出る汗等の湿気や悪臭を吸収する。そのため、
横臥したときには、さらさら感があり、また、悪臭が抑
制されるので、快適に寝ることができるようになる。ま
た、木炭は遠赤外線放射効率も良く、マイナスイオン効
果もあり、人体に作用して、例えば、血液を弱アルカリ
性にしたり血行を良くしたりする効果が期待できる。更
に、基台10の外周部である両側端縁部を構成する木炭
ブロックBがその木目方向Pがボード11面と略平行か
つ切断面が外側に向くように配置されているので、通気
が木目方向Pに円滑に行なわれることから、両側端縁部
において基台10内部に対する通気性が良くなり、木炭
の機能がより一層向上させられる。特に、木炭として
「ほう」を使用しているので、吸着性に優れ、遠赤外線
放射効率も良く、抗菌性に優れる。
【0014】また、横臥した際には、ボード11に木炭
ブロックBを接着したので、木炭ブロックBの保持が確
実になり、全域に亘って特に外周部においても木炭で荷
重を支持できるようになる。そのため、従来のように木
炭ブロックBの外周に固い枠がなく、マットMの外周に
固さがなくなることから、寝返りをうったりするとき等
に縁に人体が当たってもごつごつ感がなく、寝心地を損
ねてしまう事態が防止され、寝心地等の使用感の向上が
図られる。更に、ボード11が可撓性の樹脂製クッショ
ン部材で構成されているので、木炭にかかる衝撃荷重を
ボード11で吸収でき、木炭ブロックBが壊れにくくな
る。更にまた、長年の使用によって、特に人が横臥する
部分のボード11が凹もうとしても、中央部に補強板1
3が介装されているので、凹んでしまう事態が防止され
る。
ブロックBを接着したので、木炭ブロックBの保持が確
実になり、全域に亘って特に外周部においても木炭で荷
重を支持できるようになる。そのため、従来のように木
炭ブロックBの外周に固い枠がなく、マットMの外周に
固さがなくなることから、寝返りをうったりするとき等
に縁に人体が当たってもごつごつ感がなく、寝心地を損
ねてしまう事態が防止され、寝心地等の使用感の向上が
図られる。更に、ボード11が可撓性の樹脂製クッショ
ン部材で構成されているので、木炭にかかる衝撃荷重を
ボード11で吸収でき、木炭ブロックBが壊れにくくな
る。更にまた、長年の使用によって、特に人が横臥する
部分のボード11が凹もうとしても、中央部に補強板1
3が介装されているので、凹んでしまう事態が防止され
る。
【0015】また、基台10の一般の木炭ブロックBが
ボード11面に対してその木目方向Pが略直交するよう
に配置されているので、一般の木炭ブロックBに作用す
る荷重を木目方向Pで受けることができ、木目方向Pは
圧縮応力に強い方向であることから、木炭ブロックBが
壊れにくくなる。特に、木炭として「ほう」を使用して
いるので、軽量で割れにくく、耐久性が向上させられ、
また、軽量であることから、従来に比較して持ち運びが
極めて容易になる。更に、基台10が不織布22で袋状
に覆われているので、通気性を保持しつつ、木炭の粉末
が外部に出ていく事態が防止される。更にまた、基台1
0の木炭ブロックBで形成される外周面に沿って和紙テ
ープ14が貼着されているので、和紙テープ14によっ
て通気性を保持しつつ、この点でもより一層木炭の粉末
が外部に出ていく事態が防止される。
ボード11面に対してその木目方向Pが略直交するよう
に配置されているので、一般の木炭ブロックBに作用す
る荷重を木目方向Pで受けることができ、木目方向Pは
圧縮応力に強い方向であることから、木炭ブロックBが
壊れにくくなる。特に、木炭として「ほう」を使用して
いるので、軽量で割れにくく、耐久性が向上させられ、
また、軽量であることから、従来に比較して持ち運びが
極めて容易になる。更に、基台10が不織布22で袋状
に覆われているので、通気性を保持しつつ、木炭の粉末
が外部に出ていく事態が防止される。更にまた、基台1
0の木炭ブロックBで形成される外周面に沿って和紙テ
ープ14が貼着されているので、和紙テープ14によっ
て通気性を保持しつつ、この点でもより一層木炭の粉末
が外部に出ていく事態が防止される。
【0016】また、基台10の木炭ブロックBで形成さ
れる上面側にクッション層20があるので、木炭ブロッ
クBの高さの不均一が吸収され、凸凹感が防止されると
ともに、木炭ブロックBの通気性を確保しつつクッショ
ン性が向上させられる。特に、木毛クッション体21は
層の厚さを調整し易く、木炭ブロックBの高さの不均一
を確実に吸収することができるとともに、木なので木炭
との相性が良く、木炭の粉の吸着性にも優れ、より一層
木炭の粉末が外部に出ていく事態が防止される。更に、
クッション層20内に、竹製の簾26が介装されている
ので、クッション層20において竹製の簾26はある程
度剛性が高いことから、全体を平らにする作用が生じ、
凸凹感が防止されるとともに、竹製の簾26は可撓性な
ので、クッション層20のクッション性が適正なものに
保持される。
れる上面側にクッション層20があるので、木炭ブロッ
クBの高さの不均一が吸収され、凸凹感が防止されると
ともに、木炭ブロックBの通気性を確保しつつクッショ
ン性が向上させられる。特に、木毛クッション体21は
層の厚さを調整し易く、木炭ブロックBの高さの不均一
を確実に吸収することができるとともに、木なので木炭
との相性が良く、木炭の粉の吸着性にも優れ、より一層
木炭の粉末が外部に出ていく事態が防止される。更に、
クッション層20内に、竹製の簾26が介装されている
ので、クッション層20において竹製の簾26はある程
度剛性が高いことから、全体を平らにする作用が生じ、
凸凹感が防止されるとともに、竹製の簾26は可撓性な
ので、クッション層20のクッション性が適正なものに
保持される。
【0017】尚、上記実施の形態において、クッション
層20は上述したクッション部材の組合せに限定される
ものではなく、適宜変更して差支えない。また、ボード
11の材質,クッション層20の各クッション部材の材
質及び外皮部30の材質は適宜に選択して良いことは勿
論である。尚また、図5に示すように、寝具用マットM
の大きさは、2枚を連設することにより大人が横臥でき
る大きさになるように形成し(a)、8枚を連設するこ
とにより大人が横臥できる大きさになるように形成し
(b)、あるいは、1枚のみで大人が横臥できる大きさ
になるように形成(c)するなど、適宜の大きさに形成
してよい。
層20は上述したクッション部材の組合せに限定される
ものではなく、適宜変更して差支えない。また、ボード
11の材質,クッション層20の各クッション部材の材
質及び外皮部30の材質は適宜に選択して良いことは勿
論である。尚また、図5に示すように、寝具用マットM
の大きさは、2枚を連設することにより大人が横臥でき
る大きさになるように形成し(a)、8枚を連設するこ
とにより大人が横臥できる大きさになるように形成し
(b)、あるいは、1枚のみで大人が横臥できる大きさ
になるように形成(c)するなど、適宜の大きさに形成
してよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の寝具用マ
ットによれば、木炭ブロックをボードに接着剤で接着し
て基台を形成したので、木炭ブロックの外周に固い枠を
設けなくても、全域に亘って特に外周部においても木炭
で荷重を支持できるようになる。そのため、従来のよう
に木炭ブロックの外周に固い枠がなく、マットの外周に
固さがなくなることから、寝返りをうったりするとき等
に縁に人体が当たってもごつごつ感がなく、寝心地を損
ねてしまう事態を防止でき、使用感の大幅な向上を図る
ことができる。また、ボードを可撓性の樹脂製クッショ
ン部材で構成した場合には、木炭に係る衝撃荷重をボー
ドで吸収できるので、従来の木製の底板に比較して木炭
ブロックを壊れにくくすることができ、耐久性の向上を
図ることができる。この場合、基台の少なくとも中央部
にかつボードと木炭との間に補強板を介装すれば、人が
横臥する部分のボードが長年の使用によって凹んでしま
う事態を防止することができる。
ットによれば、木炭ブロックをボードに接着剤で接着し
て基台を形成したので、木炭ブロックの外周に固い枠を
設けなくても、全域に亘って特に外周部においても木炭
で荷重を支持できるようになる。そのため、従来のよう
に木炭ブロックの外周に固い枠がなく、マットの外周に
固さがなくなることから、寝返りをうったりするとき等
に縁に人体が当たってもごつごつ感がなく、寝心地を損
ねてしまう事態を防止でき、使用感の大幅な向上を図る
ことができる。また、ボードを可撓性の樹脂製クッショ
ン部材で構成した場合には、木炭に係る衝撃荷重をボー
ドで吸収できるので、従来の木製の底板に比較して木炭
ブロックを壊れにくくすることができ、耐久性の向上を
図ることができる。この場合、基台の少なくとも中央部
にかつボードと木炭との間に補強板を介装すれば、人が
横臥する部分のボードが長年の使用によって凹んでしま
う事態を防止することができる。
【0019】更に、基台の一般の木炭ブロックをボード
に対してその木目方向が略直交するように配置するとと
もに、基台の外周部を構成する木炭ブロックの一部もし
くは全部をその木目方向がボードと略平行かつ切断面が
外側に向くように配置したことから、一般の木炭ブロッ
クに作用する荷重を木目方向で受けることができるの
で、木目方向は圧縮応力に強い方向であることから、木
炭ブロックを壊れにくくすることができるとともに、外
周部の木炭ブロックの切断面が外側を向くので、通気が
木目方向に円滑に行なわれることから、基台内部に対す
る通気性が良くなり、木炭の機能をより一層向上させる
ことができる。
に対してその木目方向が略直交するように配置するとと
もに、基台の外周部を構成する木炭ブロックの一部もし
くは全部をその木目方向がボードと略平行かつ切断面が
外側に向くように配置したことから、一般の木炭ブロッ
クに作用する荷重を木目方向で受けることができるの
で、木目方向は圧縮応力に強い方向であることから、木
炭ブロックを壊れにくくすることができるとともに、外
周部の木炭ブロックの切断面が外側を向くので、通気が
木目方向に円滑に行なわれることから、基台内部に対す
る通気性が良くなり、木炭の機能をより一層向上させる
ことができる。
【0020】更にまた、基台を不織布で袋状に覆った場
合には、不織布で通気性を保持しつつ、木炭の粉末が外
部に出ていく事態を防止することができる。また、基台
の木炭ブロックで形成される外周面に沿ってテープ状の
和紙を貼着した場合には、和紙によって通気性を保持し
つつ、より一層木炭の粉末が外部に出ていく事態を防止
することができる。そして、基台の木炭ブロックで形成
される上面側に、種類の異なる複数の通気性クッション
部材を層状に積層したクッション層を設けた場合には、
木炭ブロックの高さの不均一を吸収して、凸凹感を防止
することができるとともに、木炭ブロックの通気性を確
保しつつクッション性の向上を図ることができる。この
場合、木炭ブロックの上面に隣接するクッション部材を
木毛で構成した場合には、木毛なので、層の厚さを調整
し易く、木炭ブロックの高さの不均一を確実に吸収する
ことができるとともに、木なので木炭との相性が良く、
木炭の粉の吸着性にも優れ、より一層木炭の粉末を外部
に出にくくすることができる。
合には、不織布で通気性を保持しつつ、木炭の粉末が外
部に出ていく事態を防止することができる。また、基台
の木炭ブロックで形成される外周面に沿ってテープ状の
和紙を貼着した場合には、和紙によって通気性を保持し
つつ、より一層木炭の粉末が外部に出ていく事態を防止
することができる。そして、基台の木炭ブロックで形成
される上面側に、種類の異なる複数の通気性クッション
部材を層状に積層したクッション層を設けた場合には、
木炭ブロックの高さの不均一を吸収して、凸凹感を防止
することができるとともに、木炭ブロックの通気性を確
保しつつクッション性の向上を図ることができる。この
場合、木炭ブロックの上面に隣接するクッション部材を
木毛で構成した場合には、木毛なので、層の厚さを調整
し易く、木炭ブロックの高さの不均一を確実に吸収する
ことができるとともに、木なので木炭との相性が良く、
木炭の粉の吸着性にも優れ、より一層木炭の粉末を外部
に出にくくすることができる。
【0021】また、クッション層内に、竹製の線材が列
設された可撓性の簾を介装した場合には、クッション層
において竹製の簾はある程度剛性が高いので、全体を平
らにする作用を生じさせ、凸凹感を防止することができ
るとともに、竹製の簾は可撓性なので、クッション層の
クッション性を適正なものに保持できる。更に、木炭ブ
ロックの原材料を、「ほう」で形成した場合には、吸着
性に優れ、遠赤外線放射効率も良く、抗菌性に優れると
ともに、軽量で割れにくく、耐久性が向上させられ、ま
た、軽量であることから、従来に比較して持ち運びが極
めて容易になる。
設された可撓性の簾を介装した場合には、クッション層
において竹製の簾はある程度剛性が高いので、全体を平
らにする作用を生じさせ、凸凹感を防止することができ
るとともに、竹製の簾は可撓性なので、クッション層の
クッション性を適正なものに保持できる。更に、木炭ブ
ロックの原材料を、「ほう」で形成した場合には、吸着
性に優れ、遠赤外線放射効率も良く、抗菌性に優れると
ともに、軽量で割れにくく、耐久性が向上させられ、ま
た、軽量であることから、従来に比較して持ち運びが極
めて容易になる。
【図1】本発明の実施の形態に係る寝具用マットを示す
部分断面図である。
部分断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る寝具用マットの内部
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る寝具用マットの基台
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る寝具用マットの使用
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る寝具用マットの大き
さ及び組合わせの他の例を示す斜視図である。
さ及び組合わせの他の例を示す斜視図である。
【図6】従来の寝具用マットの一例を示す斜視図であ
る。
る。
M 寝具用マット B 木炭ブロック 10 基台 11 ボード 12 接着剤 13 補強板 14 和紙テープ 20 クッション層 21 木毛クッション体 22 不織布 23 網状体 24 樹脂製クッション体 25 綿製クッション体 26 簾 30 外皮部 31 綿わた 32 不織布 33 表布
Claims (16)
- 【請求項1】 木目方向に略直交して切断した木炭ブロ
ックをボード上に多数列設して形成される基台を布等の
外皮部で被覆して構成される寝具用マットにおいて、 上記木炭ブロックを上記ボードに接着剤で接着して上記
基台を形成し、 上記基台の一般の木炭ブロックをボード面に対してその
木目方向が略直交するように配置するとともに、上記基
台の外周部を構成する木炭ブロックの一部もしくは全部
をその木目方向が上記ボード面と略平行かつ切断面が外
側に向くように配置した ことを特徴とする寝具用マッ
ト。 - 【請求項2】 上記ボードを可撓性の樹脂製クッション
部材で構成したことを特徴とする請求項1記載の寝具用
マット。 - 【請求項3】 上記基台の少なくとも中央部にかつ上記
ボードと木炭ブロックとの間に補強板を介装し、該補強
板をボードに対して接着剤で固定するとともに該補強板
上の木炭ブロックを該補強板に対して接着剤で固定した
ことを特徴とする請求項2記載の寝具用マット。 - 【請求項4】 上記基台を不織布で袋状に覆ったことを
特徴とする請求項1,2または3記載の寝具用マット。 - 【請求項5】 上記基台の木炭ブロックで形成される外
周面に沿ってテープ状の和紙を貼着したことを特徴とす
る請求項4記載の寝具用マット。 - 【請求項6】 上記基台の木炭ブロックで形成される上
面側に、種類の異なる複数の通気性クッション部材を層
状に積層したクッション層を設けたことを特徴とする請
求項1,2,3,4または5記載の寝具用マット。 - 【請求項7】 上記クッション層を構成し、上記木炭ブ
ロックの上面に隣接するクッション部材を木毛で構成し
たことを特徴とする請求項6記載の寝具用マット。 - 【請求項8】 上記クッション層内に、竹製の線材が列
設された可撓性の簾を介装したことを特徴とする請求項
6または7記載の寝具用マット。 - 【請求項9】 上記木炭ブロックの原材料を、「ほう」
で形成したことを特徴とする請求項1,2,3,4,
5,6,7または8記載の寝具用マット。 - 【請求項10】 木目方向に略直交して切断した木炭ブ
ロックをボード上に多数列設して形成される基台を布等
の外皮部で被覆して構成される寝具用マットにおいて、 上記木炭ブロックを上記ボードに接着剤で接着して上記
基台を形成し、 上記基台の木炭ブロックで形成される上面側に、種類の
異なる複数の通気性クッション部材を層状に積層したク
ッション層を設け、 上記クッション層内に、竹製の線材が列設された可撓性
の簾を介装したことを特徴とする寝具用マット。 - 【請求項11】 上記ボードを可撓性の樹脂製クッショ
ン部材で構成したことを特徴とする請求項10記載の寝
具用マット。 - 【請求項12】 上記基台の少なくとも中央部にかつ上
記ボードと木炭ブロックとの間に補強板を介装し、該補
強板をボードに対して接着剤で固定するとともに該補強
板上の木炭ブロックを該補強板に対して接着剤で固定し
たことを特徴とする請求項11記載の寝具用マット。 - 【請求項13】 上記基台を不織布で袋状に覆ったこと
を特徴とする請求項10,11または12記載の寝具用
マット。 - 【請求項14】 上記基台の木炭ブロックで形成される
外周面に沿ってテープ状の和紙を貼着したことを特徴と
する請求項13記載の寝具用マット。 - 【請求項15】 上記クッション層を構成し、上記木炭
ブロックの上面に隣接するクッション部材を木毛で構成
したことを特徴とする請求項10,11,12,13ま
たは14記載の寝具用マット。 - 【請求項16】 上記木炭ブロックの原材料を、「ほ
う」で形成したことを特徴とする請求項10,11,1
2,13,14または15記載の寝具用マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11030281A JP3032194B1 (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | 寝具用マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11030281A JP3032194B1 (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | 寝具用マット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3032194B1 true JP3032194B1 (ja) | 2000-04-10 |
JP2000225040A JP2000225040A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=12299347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11030281A Expired - Fee Related JP3032194B1 (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | 寝具用マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3032194B1 (ja) |
-
1999
- 1999-02-08 JP JP11030281A patent/JP3032194B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000225040A (ja) | 2000-08-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |