JP3031422B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3031422B2
JP3031422B2 JP2401121A JP40112190A JP3031422B2 JP 3031422 B2 JP3031422 B2 JP 3031422B2 JP 2401121 A JP2401121 A JP 2401121A JP 40112190 A JP40112190 A JP 40112190A JP 3031422 B2 JP3031422 B2 JP 3031422B2
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川 朋 子 小
司 尚 史 庄
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録画像光を感光体に
投影して感光体上に静電潜像を形成し、該静電潜像を現
像して可視画像を形成する、電子写真方式の、複写機や
プリンタなどの、画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電潜像にトナ−を付着させることによ
り画像を得る電子写真方式の画像形成装置において、感
光体の荷電特性,光電特性などの、環境変化や経時劣化
などによる変化や、現像に用いる現像剤の特性の変化
や、現像プロセスそのものの特性の変化により、最終的
に得られる画像の状態は不安定なものとなってしまう。
このような状況の中で、安定した画像を継続的に得る為
に、従来からプロセスコントロ−ルが行なわれている。
従来の方法は、プロセスコントロ−ルのためのパタ−ン
を感光体上に形成し、それにLEDを光源とする光を照
射しその反射光量をフォトセンサにより検知するもので
あった(例えば特開平1−206368号公報)。この
方法は、画像形成をアナログ光学系により行っている画
像形成装置に於いても使用されている方法で、ある程度
広さを持ったパタ−ンについてその平均濃度を検知する
ものである。平均化した濃度を得ることができること
は、その濃度情報に基づいてトナ−濃度等をコントロ−
ルする際には細部の再現状況よりも全体的な濃度状態が
知りたいので、合理的な検知手段であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、画像品質に影
響するのは、濃度などの平均的な状態だけではなく、よ
り詳細な状態、例えば濃度の均一性,粒状性,ムラ,方
向性,ドット形状の均一性などもある。特に、原稿画像
をCCDなどの撮像手段で画像電気信号に変換し、それ
をデジタル画像デ−タに変換して、デジタル画像デ−タ
をレ−ザプリンタなどのデジタル記録装置で記録するデ
ジタル複写機、あるいは、外部あるいは内部で生成され
たデジタル画像デ−タを記録するレ−ザプリンタなどの
デジタル記録装置では、小さなドット単位での再現が問
題になり、従来のアナログ画像形成装置の場合に比較し
て、細部の再現状態が全体の画像の再現状態に直接反映
する。したがって、記録画像の、より細部の画像の記録
濃度,均一性等々の情報を知る必要があるが、これらは
従来の方法では検出できない。
【0004】また、実際に画像形成を行う場合、二層あ
るいはそれ以上のトナ−層が形成されることは珍しくな
い。画像の再現を考える上でトナ−が多層に付着してい
ることは、その部分の画像濃度という点では問題とはな
らないが、全体の画質を考えた場合には、重要な問題と
なる。よって、トナ−付着量を直接測定して階調再現性
をコントロ−ルする方法が提案された。
【0005】この方法は正確であるが、レ−ザを用いる
ため高価になり、また装置全体が大きくなるという欠点
があった。
【0006】本発明は、特に高価で大きな装置を要せ
ず、より細部の画像の記録濃度品質を検出して常に最適
な階調再現特性のコントロ−ルをすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の発明は、画像信号
を受け取りガンマ変換を施す画像処理手段(50);およ
び、画像処理手段(50)が出力する画像信号に対応して、
一様に帯電された感光体(9)に静電潜像を形成し、それ
をトナ−で現像する画像形成装置において、感光体(9)
上にテスト用の複数m個のパタ−ンを形成し、それをト
ナ−で現像した後、各パターンの複数n点の反射濃度
スリット(38b)を介して測定する濃度検出手段(3
8);および、濃度検出手段(38)の測定した反射濃度より
各パターンのトナ−付着量に相当する値(S)を求め、
数のパターンの該値(Sm)に対応して画像処理手段(50)の
ガンマ変換の特性曲線を選択する制御手段(51,56);を
備える。
【0008】なお、カッコ内の記号は、図面に示し後述
する実施例の対応要素又は対応事項を示す。
【0009】
【作用】図12に、典型的な階調再現曲線を示す。電子
写真方式で画像を得る画像形成装置の場合、入力デ−タ
と最終画像の階調再現の様子は、その間の各プロセスの
階調特性を反映したものになる。図12に示した階調再
現曲線はこの各プロセスを分解した形で書いたもので、
入力されたデ−タが画像処理部,書き込み部,現像,転
写,定着を経て最終画像が得られる時の各段階での階調
再現特性を表わしたものである。
【0010】ここで、最終的な階調再現曲線といわれる
のは、第一象に示されているものである(ア)。第四
は、画像処理系の階調再現曲線で、入力デ−タが画
像処理手段(50)のガンマ変換部中間調処理部で変換さ
れる時の特性を示している(エ)。第三象は、画像形
成部の階調再現曲線で、画像処理手段(50)からの出力
を、書き込み部で変調し、潜像を書き込み、現像し、感
光体上にトナ−像が得られる際の特性が示されている
(ウ)。第二象は、転写定着部の階調再現曲線で、
現像後のトナ−像が転写定着を経て最終画像が得られ
る時の階調再現特性を示している(イ)。このようにし
て、第一象に示されている、入力デ−タと上記の工程
を経て得られた最終画像との関係が成り立つ。
【0011】したがって、この最終階調再現特性として
どのようなものが欲しいかにより、第四象,第三象
,第二象の特性をコントロ−ルし、望みの階調再現
特性を得ることができる。また、環境の変化や経時の特
性変化により、第四象から第二象のいずれかの特性
が変化した場合、他の特性を変えることにより最終画像
の階調再現特性を維持することができる。
【0012】本願の発明によれば、環境変化や経時特性
変化により図12の第三象(ウ)の階調再現特性に効い
ている何らかの特性が変化した場合の、感光体(9)上の
トナ−付着量の変化を感光体(9)上にテストパタ−ンを
形成し現像後のトナ−付着量をスリット(38b)を介して
反射光量を測定したデ−タより求めるので、より狭い領
域での濃度を検出しうる。よって、特に高価で大きな装
置を要せず感光体(9)上のトナ−像の細部の情報を得ら
れる。また、得られたデ−タを第四象限(エ)に特性が示
してある画像処理手段(50)にフィ−ドバックしてガンマ
変換の特性曲線を選択するので、常に最終画像特性とし
て適切な特性が得られるようにコントロ−ルすることが
でき、これにより画像品質の優れた画像を得られる。
【0013】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0014】
【実施例】本願の発明の一実施例の本体機構を図1に、
電気系統を図2に示す。これはデジタル複写機でありそ
の機構部は、主に原稿1の画像を読み取る画像読取部3
0と、記録紙に画像を記録する画像記録部40に分けら
れる。
【0015】原稿1は、プラテン(コンタクトガラス)
2の上に置かれ、露光ランプ3により照明される。原稿
1の反射光は第1ミラ−4a,第2ミラ−4b,第3ミ
ラ−4c,レンズアレイLENを経て、ラインイメ−ジ
センサであるCCD5に入射する。露光ランプ3と第1
ミラ−4a,第2ミラ−4bと第3ミラ−4cはそれぞ
れキャリッジCar1,Car2に搭載されており、原
稿1の読み取り時にはキャリッジ駆動モ−タ23により
右から左へ駆動され、プラテン2に置かれた原稿1の全
面を走査する。CCD5は、多くのCCD素子が1列に
並んでいて外部から与えられたクロックに従って各素子
から電荷がシリアルに出力される。
【0016】原稿1の反射光はCCD5により電気信号
に変換され、画像読取部30および画像処理部50でシ
ェ−ディング補正,ガンマ変換,中間調再現処理等の必
要な処理を施され、画像記録部40のLD(レ−ザダイ
オ−ド)ドライブ回路であるドット発生装置41に入力
される。
【0017】LDドライブ回路は、LD(レ−ザダイオ
−ド)ユニット31のLD(レ−ザダイオ−ド)を付勢
し、LDユニット31からは変調回路42により変調さ
れたレ−ザ光が出射される。LDユニット31から出射
されたレ−ザ光はポリゴンミラ−(回転多面鏡)6で反
射されfθレンズ7,ミラ−8を経て、回転している感
光体ドラム9に結像照射される。
【0018】ポリゴンミラ−6は、ポリゴンモ−タ10
の回転軸に固着されており、ポリゴンモ−タ10は一定
速度で回転しポリゴンミラ−6を回転駆動する。ポリゴ
ンミラ−6の回転により、レ−ザ光は感光体ドラム9の
回転方向(時計方向)と垂直方向、すなわちドラム軸に
沿う方向にラスタ−走査される。
【0019】感光体ドラム9は、電気的に接地された導
電性基盤上に光導電層を設けたものであり、感光体ドラ
ム9の表面は、図示しない負電圧の高圧発生装置に接続
された帯電チャ−ジャ11により一様に帯電させられた
後、画像記録部40から照射されるレ−ザ光のオン/オ
フに応じて、そのオン/オフパタ−ンに対応する電位分
布が形成される。また、レ−ザ光は書き込むべき画像の
走査位置の画素の黒/白に対応してオン/オフするよう
に変調されているので、感光体ドラム9上に形成される
電位分布は記録する画像の濃淡分布と一致する。これに
より感光体ドラム9の表面に原稿1の濃淡に応じた静電
潜像が形成され、この静電潜像を現像ユニット12によ
り現像すると、感光体ドラム9の表面にトナ−像が形成
される。一方、カセット16に収納された記録紙17
は、給紙コロ18の給紙動作により繰り出され、レジス
トロ−ラ20により所定のタイミングで感光体ドラム9
方向に送られる。記録紙17が感光体ドラム9の下部を
通過する間、転写チャ−ジャ13の作用によりトナ−像
が記録紙17に転写され、分離チャ−ジャ14の作用に
より記録紙17が感光体ドラム9より剥離される。
【0020】剥離された記録紙17は、定着ユニット2
1に送られ、そこで転写されていたトナ−が記録紙17
に固着され、トナ−が固着された記録紙17はトレイ2
2に排出される。
【0021】また、転写後も感光体表面に残留したトナ
−は、クリ−ニングユニット15に備わったブラシ15
aおよびブレ−ド15bによって除去され、更に除電ラ
ンプQLで感光体表面が全面露光され、次回の複写プロ
セスに備えられる。
【0022】上述のデジタル複写機は、二つのモ−ド
(通常モ−ド,チェックモ−ド)で動作しうる。通常モ
−ドにおいては、上述のように動作する。
【0023】チェックモ−ドにおいては、原稿の画像デ
−タに基づくドット発生を行う前に、テスト用パタ−ン
の形成とそのマイクロ濃度の測定が行なわれる。まず、
コントロ−ル部51の指示に従って、ドット発生装置4
1にはテスト用パタ−ン信号が送られる。これにより、
原稿画像デ−タが感光体9に書込まれる代りに、テスト
検知用のパタ−ンが感光体9上に書き込まれる。感光体
9上のテスト検知用パタ−ンの静電潜像は、現像器12
でトナ−により顕像化される。感光体上に形成されたト
ナ−像は、感光体9の回転に伴って移動し、マイクロ濃
度測定部38を通過する。
【0024】マイクロ濃度測定部38では、照明手段に
より照明されたテスト検知用のパタ−ンのトナ−像の反
射光量を、マイクロスリットを通して、該パタ−ンのト
ナ−像(トナ−像パタ−ン)が通過する間に、一定クロ
ックに従ってマイクロ測定し、結果を画像処理部50に
送る。
【0025】マイクロ濃度測定部38の光センサ部の構
成を図3に示す。この例では、フォトセンサ38aを副
走査方向(感光体9の回転軸に平行な方向)に配列して
いる。フォトセンサ38aの前方にはスリットを形成し
たスリット板38bがあり、このスリット板38bの前
方に集光レンズ38cがあり、この集光レンズ38cの
前方に入射口38dがあって、この入射口38dが、感
光体9の、パタ−ンが形成される領域(リング状)に対
向している。また、マイクロ濃度測定部38の、感光体
回転方向奥側に、感光体9上のパタ−ンが形成される領
域を照明するための照明手段38eが備わっており、こ
れが、感光体9上の測定範囲(スリット38dの前方)
を均一に照明する。なお、スリット板38bのスリット
幅は、後述するテスト検知用のパタ−ンの副走査方向の
幅より狭い幅としている。これにより細かな単位で濃度
を検出することができる。
【0026】集光レンズ38cにより平行光にされた感
光体9上の反射光は、スリット板38bのスリットを通
ってフォトセンサ38aに至り、各部の反射光が電気信
号に変換される。これらの電気信号のレベルが反射光の
強度に対応する。
【0027】テスト検知用のパタ−ンの例を図4に示
す。このパタ−ンはパワ−変調の場合のパタ−ン例であ
る。(a)は、感光体9上の潜像を感光体9に対して垂
直方向から見た図であり、斜線で示す部分が画像部であ
る。図4において上方のものより下方のものになるにし
たがってパワ−を強くしたものである。(a)は、2値
的に表わしたものであるが、実際には各パタ−ンは潜像
の深さ方向に違いがある。(b)に、静電潜像の深さ
(表面電位)の様子を表わす。なお、点線は現像開始電
位とする。この実施例では、6種のパタ−ンをパワ−の
大きい順に副走査方向に並べたものであるが、システム
上可能な階調のなかから、階調再現特性をモニタ−する
のに十分な任意の数を選び任意の順番で並べたパタ−ン
を使用してもよい。また、図5に示すようなパタ−ン例
でもよい。これは、パルス幅変調の例である。
【0028】図4に示すようなパタ−ン例をマイクロ濃
度測定部38で測定したときに得られるデ−タの例を図
6に示す。1つのパタ−ンに対して測定するポイントの
数をnとすると、得られるデ−タの数はn×m(mはパ
タ−ン数)である。それぞれ8ビットのデ−タである。
得られたデ−タは画像処理部50の付着量処理部56に
フィ−ドバックされる。
【0029】付着量処理部56の構成を図7に示す。濃
度デ−タはコントロ−ル部560からデ−タ入力部56
1に送られる信号に従って、加算器562に入力され、
1パタ−ン分のデ−タ(D11〜D1n)が加算される。そ
の結果は濃度合計を表わすデ−タAとしてLUT(ルッ
クアップテーブル)565に入力される。また濃度デ−
タは、比較器563にも入力され、閾値発生装置568
より発せられた画像部と判定するための閾値Thrと比較
され、結果を加算器564に送る。加算器564では、
Thr以上であった場合の信号を加算することにより、1
パタ−ン内の画像部の幅に相当する値Bが得られる。A
・Bとトナ−付着量の関係は予め求められておりLU
T565に反映されているので、濃度合計を表わすデ−
タAと1パタ−ン内の画像部の幅に相当する値Bとから
LUT565にしたがって付着量を表わすデ−タSが求
められる。このデ−タSは比較器566に入力される。
【0030】また比較器566には、コントロ−ル部5
60からの信号によりアドレスを発生させる回路570
によって、デ−タの順序を表わす信号がアドレスとして
基準閾値発生装置569に送られ、これにしたがって基
準閾値Tmが入力される。比較器566ではデ−タSと
基準閾値Tmの比較が行われ、比較結果のデ−タRはR
AM567に書き込まれる。同様の処理を、D11〜D1m
までパタ−ンの数だけ繰り返し、RAM567には基準
閾値Tmと付着量デ−タの大小を表わす信号として、デ
−タR1〜Rmが書き込まれる。このデ−タにしたがって
ガンマ判定部571は、ガンマカ−ブを判定し、予めガ
ンマ判定部571のROM571b内に用意してあるガ
ンマ変換特性カ−ブの中の一つを選択し、これに対応す
る信号をコントロ−ル部560に出力する。この信号は
コントロ−ル部51によりガンマ変換部53に出力さ
れ、ガンマ変換カ−ブが決定される。
【0031】ここで、付着量処理部56の処理について
具体的に説明する。トナ−付着量検知に8個のパタ−ン
を使用したとして、それぞれのパタ−ンについての付着
量を表すデ−タをS1〜S8,それぞれのパタ−ンに対応
する基準閾値をT1〜T8とする。この基準閾値T1〜T8
は基準ガンマ曲線上のトナ−付着量検知に使用する8個
のパタ−ンに対応する値であり、基準ガンマ曲線は、図
8に示すガンマ変換後のデ−タに対する感光体9上のト
ナ−付着量をグラフに示した曲線aである。今、デ−タ
1〜S8を図8に示し、推定されるガンマ曲線をbで表
す。8個のポイントでの値を比較することにより、両方
の曲線の位置関係を知ることになる。基準閾値Tmとト
ナ−付着量Smを表すデ−タとの大小関係を表す値を、
仮にトナ−付着量が大きい場合は“1”とし、等しいか
あるいは小さい場合は“0”がRAM567に書き込ま
れるとすると図8に示した場合は、基準閾値とトナ−付
着量を表すデ−タとの大小関係を表す値R1〜R8には順
番に“0”,“0”,“0”,“1”,“1”,
“1”,“1”,“0”が代入される。
【0032】次に、このデ−タを使用してガンマ判定部
571で処理が行われる。ガンマ判定部571は、予め
用意されたガンマ変換特性カ−ブが記憶されたROMテ
−ブル571b,全体を制御するCPU571a等から
構成されている。ここで図9に、CPU571aのチェ
ックモ−ドにおける制御動作について示し説明する。す
なわち、A部でm個のデ−タの総和Sumが計算され(ス
テップ1〜6)、B部でSumの値に基づいてガンマ曲線
が図10に示すガンマ変換特性カ−ブの中から選択され
る(ステップ7〜11)。仮に、Thr1=6,Thr1=2
とすると上記の例の場合は、Sum=4(=0+0+0+
1+1+1+1+0)であるから、ガンマ変換特性カ−
ブはdが選択される。これは、前述した図12に示した
階調再現曲線の第四象のグラフ(エ)にあたるもので
ある。そして、選択されたガンマ変換特性カ−ブdを表
す信号が図2のガンマ変換部53にフィ−ドバックされ
る。
【0033】また、中間調処理部54にフィ−ドバック
する場合も同様にRAM567に書き込まれているデ−
タを中間調処理を行う際の閾値決定に使用する。
【0034】なお、同様の処理を総和Sumを求めること
なく、パタ−ンマッチングにより行ってもよい。すなわ
ち、図11に示すように予め現れうるパタ−ンの全てに
ついて選択するガンマ変換特性カ−ブを決めておき、そ
れと照らし合わせることにより処理に使用するガンマ変
換特性カ−ブを決めてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本願の発明によれ
ば、特に高価で大きな装置を要せず感光体(9)上のトナ
−像の細部の情報を得られ、また、環境変化や経時特性
変化による階調再現特性の変化に対して常に適切な階調
再現特性のコントロ−ルをし、画像品質の優れた画像を
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願の発明の一実施例の機構部の概要を示す
横断面図である。
【図2】 該実施例の電気系統の構成概要を示すブロッ
ク図である。
【図3】 図1に示すマイクロ濃度測定部38のセンサ
−構成部の要素を示すブロック図である。
【図4】 図1に示す感光体9に形成するテスト用のパ
タ−ン例の位置を示す平面図であり、(a)は感光体9
上の潜像を感光体9に対して垂直方向から見たものを、
(b)は潜像の深さの様子を示す。
【図5】 図1に示す感光体9に形成する、もう一つ
の、テスト用のパタ−ン例の位置を示す平面図であり、
(a)は感光体9上の潜像を感光体9に対して垂直方向
から見たものを、(b)は潜像の深さの様子を示す。
【図6】 図1に示すマイクロ濃度測定部38で得られ
る濃度デ−タの一例を示す波形図である。
【図7】 図2に示す付着量処理部56の構成を示すブ
ロック図である。
【図8】 入力デ−タに対するトナ−付着量の関係を示
すグラフである。
【図9】 図7に示すガンマ判定部571のガンマ判定
の処理内容を示すフロ−チャ−トである。
【図10】 図7に示すROM571bに予め記憶され
たガンマ変換特性カ−ブを示すグラフである。
【図11】 予め現れうるパタ−ンの全てに対応してガ
ンマ変換特性カ−ブを決定するエリアマップの一例を示
す平面図である。
【図12】 階調再現曲線を示すグラフである。
【符号の説明】
1:原稿 2:コンタクトガラス 3:照
明灯 Car1:キャリッジ 4a〜4c:ミラ− 5:C
CD 6:ポリゴンミラ− 7:fθレンズ 8:ミ
ラ− 9:感光体 10:モ−タ 11:
メインチャ−ジャ 12:現像器 13:転写チャ−ジャ 14:
分離チャ−ジャ 15:クリ−ニングユニット 16:
記録紙カセット 17:記録紙 18:給紙コロ 19:
給紙コロ 20:レジストロ−ラ 21:定着ユニット 22:
排紙トレイ 23:キャリッジ駆動モ−タ 24:
原稿押え 30:画像読取部 31:LDユニット 38:
マイクロ濃度測定部 38a:フォトセンサ 38b:スリット板 38
c:集光レンズ 38d:入射口 38e:照明手段 40:
画像記録部 41:ドット発生装置 42:変調回路 50:
画像処理部 51:コントロ−ル部 52:シェ−ディング補正部 53:ガンマ変換部 54:中間調処理部 55:テスト用パタ−ンデ−タ発生回路 56:付着量処理部 560:コントロ−ル部 56
7:RAM 571:ガンマ判定部 571a:CPU 57
1b:ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 303 G03G 21/00 370 H04N 1/407

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像信号を受け取りガンマ変換を施す画
    像処理手段;および、該画像処理手段が出力する画像信
    号に対応して、一様に帯電された感光体に静電潜像を形
    成し、それをトナ−で現像する画像形成装置において、 感光体上にテスト用の複数m個のパタ−ンを形成し、そ
    れをトナ−で現像した後、各パターンの複数n点の反射
    濃度をスリットを介して測定する濃度検出手段;およ
    び、 該濃度検出手段の測定した反射濃度より各パターンの
    ナ−付着量に相当する値を求め、複数のパターンの該値
    に対応して前記画像処理手段のガンマ変換の特性曲線を
    選択する制御手段; を備えることを特徴とする画像形成装置。
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