JP3031147B2 - 樹脂成形装置 - Google Patents

樹脂成形装置

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JP3031147B2
JP3031147B2 JP5294087A JP29408793A JP3031147B2 JP 3031147 B2 JP3031147 B2 JP 3031147B2 JP 5294087 A JP5294087 A JP 5294087A JP 29408793 A JP29408793 A JP 29408793A JP 3031147 B2 JP3031147 B2 JP 3031147B2
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正禎 川地
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可動型上に形成された
樹脂成形体を押出ピンで押し出すと共に、この押出ピン
をリターンスプリングで元の位置に戻す機構を備えた樹
脂成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の樹脂成形装置として、図
9に示す装置がある。図9は樹脂成形装置100が型開
きした状態を示す。樹脂成形装置100は、固定型11
0と、固定型110と共にキャビティを形成する可動型
120と、可動型120上に形成された樹脂成形体Wを
離型させるための押出機構130と、上記可動型120
に対してスライド可能なスライド型140と、を備えて
いる。
【0003】上記押出機構130は、第1押出板131
と、この第1押出板131に合わさった第2押出板13
2とを備えている。第1及び第2押出板131,132
は、図示しない進退駆動機構(図示省略)のロッド16
0により押圧されて可動型120側へ移動可能に取り付
けられている。また、第1押出板131には、押出ピン
133が固定されており、この押出ピン133は、第1
及び第2押出板131,132が可動型120側へ移動
したときに、押出ピン貫通孔121bを貫通して成形面
121aから突出するようになっている。また、第1押
出板131には、リターンピン134が固定されてい
る。リターンピン134は、リターンピン貫通孔121
cに嵌入可能になっている。また、リターンピン134
には、リターンスプリング135が外装されている。リ
ターンスプリング135は、可動型120に形成したば
ね保持穴121eに保持され、第1及び第2押出板13
1,132と可動型120との間でばね力を付勢してい
る。
【0004】上記スライド型140は、アンダーカット
賦形部141aを有するコア型141にロッド144を
固定して構成されており、このロッド144を第1押出
板131に設けたスライド機構145によりスライド自
在に設けている。
【0005】次に、上記樹脂成形装置100による樹脂
成形体Wの成形工程について説明する。固定型110に
可動型120が型締めされた後に、キャビティに射出成
形されて樹脂成形体Wが形成される。その後、可動型1
20が固定型110に対して後退する型開きがされる。
続いて、進退駆動機構のロッド160が第1及び第2押
出板131,132を可動型120側へ押して、押出ピ
ン133により樹脂成形体Wを可動型120の成形面1
21aから離すと共に、ロッド144を介しコア型14
1をスライドさせる。これにより、アンダーカット賦形
部141aを樹脂成形体Wのアンダーカット部Wcから
抜く。
【0006】そして、樹脂成形体Wを取り除いた後に、
次の成形工程に移行するために、進退駆動機構のロッド
160が後退すると、リターンスプリング135によ
り、第1及び第2押出板131,132が速く戻され、
さらに、型締めされると、リターンピン134の先端が
固定型110に押されて、第1及び第2押出板131,
132が元の位置に後退する。このとき、リターンスプ
リング135は、コア型141の端部141bが固定型
110の固定型斜面110aに当たらないように元の状
態に速く戻すために第1及び第2押出板131,132
に付勢力を加えている。
【0007】ところで、第1及び第2押出板131,1
32は、押出ピン133を交換する場合や修理の際に取
り外されるが、リターンスプリング135の付勢力を受
けて急激に外れ易い。また、第1押出板131及び第2
押出板132を取り付ける際に、リターンスプリング1
35を圧縮する必要がある。このようにリターンスプリ
ング135の付勢力は、第1及び第2押出板131,1
32の脱着の際の作業にとって支障となるものである。
【0008】こうした問題を解決するのに、従来より、
図10に示す装着ユニット150を用いている。装着ユ
ニット150は、筒体151と、筒体151の貫通孔1
51bに貫通したネジロッド152を備え、スペーサ1
53を介してナット154でネジロッド152を上記筒
体151に螺着している。この装着ユニット150を用
いて、第1及び第2押出板131,132を取り付ける
には、第1押出板131に押出ピン133、リターンス
プリング135及び装着ユニット150を取り付けた
後、ネジロッド152の先端のネジを可動型120の取
付ネジ穴121dにねじ込む。さらに、図11に示すよ
うに、ナット154を締め込むことによりネジロッド1
52を介してリターンピン134に抗して、第1押出板
131を可動型120側へ近づける。そして、第2押出
板132の貫通穴132aを筒体151に位置合わせし
て、第2押出板132を第1押出板131に密着させ
る。このとき、リターンスプリング135の付勢力は、
装着ユニット150により規制されているので、第2押
出板132に加わらない。さらに取付板136をボルト
162(図9参照)で締結することにより固定する。こ
れにより、第1押出板131等の組付が完了する。
【0009】一方、第1及び第2押出板131,132
を取り外すには、逆の作業を行なうが、このときにも、
リターンピン134の付勢力を装着ユニット150で規
制して、第2押出板132等に加わらないようにしてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうした装着
ユニット150は、ナット154等の締付け作業が面倒
であるだけでなく、第1押出板131等の脱着時だけに
使用し、射出成形工程の際には不要であるので、通常の
使用状態では、これを取り外している。こうした装着ユ
ニット150は、頻繁に使用するものでないので、保管
が面倒でこれを使用の際にわざわざ探して使用するのが
煩わしいという問題があった。
【0011】本発明は、上記従来の技術の問題点を解決
することを課題とし、押出ピンを取り付けた押出板の着
脱作業が容易である樹脂成形装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明は、固定型と共にキャビティを形成す
る可動型と、可動型とほぼ平行でかつ固定型の反対側に
設置され、ほぼ平行状態を維持しつつ可動型に対して移
動可能に設置された押出板と、該押出板に固定されたピ
ンであり、キャビティ側へ進出することで可動型上に射
出成形された樹脂成形体を押し出す押出ピンと、押出板
を可動型の方向へ駆動する駆動手段と、可動型と押出板
との間に介在し、押出板を可動型から離れる方向へ付勢
するリターンばねと、上記可動型に固定されたロッド
と、該ロッドに設けられかつ押出板をその取付代付近ま
で取り外したときにリターンばねの端部を受けて押出板
に対する付勢力を規制する規制部とを有するばね力規制
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の樹脂成形装置では、固定型に可動型が
型締めされ、キャビティに樹脂が射出成形されて樹脂成
形体が成形される。そして、可動型が固定型より離れる
型開きを行なう。次に、駆動手段が駆動されて押出板を
可動型の方向へ移動させることにより、押出板に固定さ
れた押出ピンが進出し、樹脂成形体を離型する。このと
き、押出板は、リターンばねを圧縮してばね力に抗して
可動型側へ移動する。その後、駆動手段の駆動により押
出板を後退させると、押出板は、リターンばねの付勢力
により可動型より離れる。押出板にはリターンばねの付
勢力が加わっているが、押出板を取り外す際に、その取
付代まで移動すると、ばね力規制部材の規制部によりリ
ターンばねの力が受けられ、押出板への付勢力が解除さ
れる。これにより、押出板の取り外しが容易になる。一
方、押出板を取り付けるには、規制部によりリターンば
ねの付勢力が規制されており、該押出板の取付代から僅
かにリターンばねを圧縮すればよい。よって、押出板の
脱着に際して、リターンばねによる付勢力を受けること
なく、簡単に作業を行なえる。
【0014】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0015】図1ないし図3は本発明の一実施例に係る
樹脂成形装置10を示し、図1は樹脂成形装置10の型
締め状態、図2はその型開きした状態、図3はスライド
型がスライドした状態を示す。これらの図に示すよう
に、樹脂成形装置10は、アンダーカット部Wcを有す
る樹脂成形体Wを製造するための装置であり、固定型部
20と、可動型部30と、スライド型部40と、押出機
構50と、進退駆動機構(図示省略)とを主要な構成と
している。この樹脂成形装置10の構成により、固定型
部20に対して可動型部30が型締めされて、そのキャ
ビティCに射出されて樹脂成形体Wが形成され、さら
に、可動型部30が型開きした後に、スライド型部40
及び進退駆動機構により樹脂成形体Wを取り出すもので
ある。
【0016】以下、樹脂成形装置10の各部の構成及び
動作について説明する。上記固定型部20は、固定型取
付板21に固定された固定型23を備えており、固定型
23にキャビティCの一部を構成する成形面23aが形
成されている。また、可動型部30は、成形面33aを
有する可動型33を備えており、脚部35を介して取付
板34がボルト36で締結固定されている。
【0017】また、上記可動型部30には、スライド型
部40が組み付けられている。すなわち、可動型33に
は、嵌合凹所33b及び摺動孔33cが形成されてお
り、嵌合凹所33bにスライド型部40のコア型41が
嵌合し、コア型41に固定された可動ロッド42が摺動
孔33cに摺動自在に嵌合されている。
【0018】上記押出機構50は、第1及び第2押出板
51,52を密着して一体的にし、該第1及び第2押出
板51,52を取付板34と可動型33との間で移動可
能に設けている。第1押出板51上には、スライド機構
44が設けられており、このスライド機構44により上
記可動ロッド42を矢印c方向にスライド可能に支持し
ている。また、第1押出板51には、押出ピン貫通孔5
1aが形成され、この押出ピン貫通孔51aに押出ピン
53が取付ネジ部53aにてネジ止め固定されている。
押出ピン53は、可動型33に形成した押出ピン貫通孔
33dに突入している。
【0019】また、リターンスプリング機構70は、コ
ア型41及び押出ピン53を元の位置に戻すための機構
であり、図4ないし図6に示す。図4は第1及び第2押
出板51,52が可動型33から離れている状態、図5
は第1及び第2押出板51,52が可動型33に近づい
た状態、図6は組み付け前の状態を示す。これらの図に
示すように、リターンスプリング機構70は、軸心に沿
って形成された軸心ネジ孔71aを有するセンターピン
71と、全長にわたってネジ部を有し上記軸心ネジ孔7
1aにねじ込まれたネジロッド72と、センターピン7
1に通された第1スプリング73及び第2スプリング7
4とを主要な構成としている。上記センターピン71
は、可動型33のスプリング受け穴33eに嵌入され、
その底の端部71bで嵌合されている。また、ネジロッ
ド72のセンターピン71から突出した端部には、カラ
ー78が嵌入され、さらにカラー78をセンターピン7
1の端面側へ押し付けるように第1ナット79及び第2
ナット81が螺着されている。カラー78の上端部に
は、センターピン71と同径の受け段部78aが形成さ
れている。
【0020】また、上記第1スプリング73及び第2ス
プリング74は、直列に架設されており、第1スプリン
グ73の一端側が第1スペーサ75を介してスプリング
受け穴33eの底で支持され、第1スプリング73と第
2スプリング74との間が第2スペーサ76で支持さ
れ、第2スプリング74の他端側が第3スペーサ77を
介して、第2押出板52に形成した貫通孔52aのカラ
ー受け段部52bで支持されている。
【0021】次に、樹脂成形装置10の樹脂成形工程に
ついて説明する。まず、図1に示すように、可動型部3
0を固定型部20側へ移動して型締めをしてキャビティ
Cを形成する。このとき、スライド型部40のコア型4
1は、嵌合凹所33bに収納されている。この型締め状
態にて、図示しない射出成形機のノズルを介して樹脂が
キャビティCに射出されて樹脂成形体Wが成形される。
【0022】次に、樹脂成形体Wが冷却固化した後、可
動型部30が図2に示す状態まで移動して型開きをす
る。続いて、図3に示すように、進退駆動機構の進退駆
動用ロッド61が可動型部30側へ進出して、押出機構
50の第1及び第2押出板51,52を可動型33側へ
押すことにより、樹脂成形体Wの離型が行なわれる。す
なわち、第1及び第2押出板51,52が移動すると、
第1押出板51にスライド機構44を介して取り付けら
れた可動ロッド42が矢印c方向へ滑りつつ押されるこ
とにより、可動ロッド42と一体的にコア型41が可動
型33から矢印c方向へ突出するとともに、第1押出板
51に取り付けられた押出ピン53により樹脂成形体W
が矢印d方向へ移動する。これにより、コア型41のア
ンダーカット賦形部41bは、樹脂成形体Wに対して矢
印a方向へ移動して樹脂成形体Wのアンダーカット部W
cから抜ける。その後、樹脂成形装置10から外部へ樹
脂成形体Wを取り出す。なお、第1及び第2押出板5
1,52の可動型33側への移動により、第1及び第2
スプリング73,74が圧縮される(図5の状態)。
【0023】続く動作にて、進退駆動機構の進退駆動用
ロッド61が後退すると、第1及び第2押出板51,5
2は、第1及び第2スプリング73,74により付勢さ
れて可動型33から離れて、取付板34に当接するまで
移動する。これにより、コア型41及び押出ピン53
は、図1に示す元の位置に戻る。この樹脂成形装置10
の動作を繰り返すことにより樹脂成形体Wが成形され
る。
【0024】次に、押出機構50の第1及び第2押出板
51,52等を取り外す作業及びそのときのリターンス
プリング機構70の作用について説明する。図4及び図
7に示す状態から、ボルト36(図1参照)を弛緩して
取付板34を外す。このとき、取付板34による第1及
び第2押出板51,52への支持が解除されるため、第
1及び第2スプリング73,74の付勢力は、第3スペ
ーサ77を介して第1及び第2押出板51,52を移動
させる力となる。そして、第1及び第2スプリング7
3,74の付勢力により第1及び第2押出板51,52
が移動すると、図8に示すように、第3スペーサ77
は、カラー78の受け段部78aに当接する。カラー7
8は、第1ナット79及び第2ナット81によりネジロ
ッド72に固定されているので、カラー78への力は、
ネジロッド72、センターピン71で受けることにな
る。したがって、第1及び第2スプリング73,74の
ばね力は、可動型33及びネジロッド72等で受けられ
て、第2押出板52に及ぼさない。
【0025】こうしたリターンスプリング機構70の作
用により、脚部35から取付板34を外した際に、第1
及び第2押出板51,52に、第1及び第2スプリング
73,74による付勢力が加わることがないから、第1
及び第2押出板51,52を特別な注意を要しないで簡
単な作業で取り外すことができる。
【0026】次に、樹脂成形装置10にリターンスプリ
ング機構70を取り付ける作業について説明する。ま
ず、可動型33に組み付ける前に、リターンスプリング
機構70をユニット状態に組み立てる。すなわち、セン
ターピン71の軸心ネジ孔71aにネジロッド72を図
6の状態までねじ込み、その後、センターピン71に、
第1スペーサ75、第1スプリング73、第2スペーサ
76、第2スプリング74、第3スペーサ77及びカラ
ー78を通す。そして、第1ナット79をネジロッド7
2に、カラー78がセンターピン71の端面に当たるま
で締め込む。これにより、リターンスプリング機構70
がユニット状態に組み立てられる。
【0027】次に、ユニット化したリターンスプリング
機構70のセンターピン71を可動型33のスプリング
受け穴33eに挿入して、センターピン71の先端の端
部71bをセンタピン取付ネジ部33gに嵌合すること
によりリターンスプリング機構70を可動型33に装着
する。続いて、ネジロッド72に第2ナット81を締め
付けて第1ナット79等の緩み止めをする。
【0028】次に、リターンスプリング機構70に、第
1押出板51の貫通孔51b及び、第2押出板52の貫
通孔52aを合わせて、第1及び第2押出板51,52
をその取付代に取り付ける。この状態では、第2押出板
52のカラー受け段部52bが第3スペーサ77に当た
っておらず、第1及び第2スプリング73,74の付勢
力は、カラー78により規制されているので、第2押出
板52に加わらない。次に、取付板34をボルト36
(図1参照)により脚部35に締結する。これにより、
第2押出板52のカラー受け段部52bにより第1及び
第2スプリング73,74が3mm程度圧縮されて、第
1及び第2押出板51,52及び取付板34が取り付け
られる。
【0029】この取付状態では、第2押出板52は、そ
のカラー受け段部52bで第3スペーサ77を介して第
1及び第2スプリング73,74の付勢力を受けるか
ら、第1及び第2押出板51,52は、第1及び第2ス
プリング73,74により僅かに付勢された安定した状
態で取り付けられることになる。
【0030】したがって、押出機構50の第1及び第2
押出板51,52の取り付け作業の際に、第1及び第2
押出板51,52は、第1及び第2スプリング73,7
4の付勢力を受けない状態であって、その取付代にて支
持された状態から、カラー78の受け段部78aから離
れる程度(約3mm)だけ第1及び第2スプリング7
3,74を圧縮すればよいから、その取付作業が容易で
ある。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の樹脂成形
装置によれば、押出板がリターンばねから付勢力を受け
るのは、その取付代からであるから、押出板の取り外し
作業が容易であり、従来の技術で説明したような特殊な
治具を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る樹脂成形装置の型締め
状態を示す断面図。
【図2】樹脂成形装置の型開き状態を示す断面図。
【図3】図2の状態からさらにコア型が移動した状態を
示す断面図。
【図4】リターンスプリング機構及びその周辺を示す断
面図。
【図5】図4の状態から押出板を可動型へ移動した状態
を示す断面図。
【図6】リターンスプリング機構の組立作業を説明する
説明図。
【図7】リターンスプリング機構の作用を説明する説明
図。
【図8】取付板を外したときのリターンスプリング機構
の作用を説明する説明図。
【図9】従来の樹脂成形装置における型開きした状態を
示す断面図。
【図10】装着ユニットを用いた押出板の装着作業を説
明する説明図。
【図11】図10の次の作業状態を説明する説明図。
【符号の説明】
10…樹脂成形装置 20…固定型部 21…固定型取付板 23…固定型 23a…成形面 30…可動型部 33…可動型 33a…成形面 33b…嵌合凹所 33c…摺動孔 33d…押出ピン貫通孔 33e…スプリング受け穴 33g…センタピン取付ネジ部 34…取付板 35…脚部 36…ボルト 40…スライド型部 41…コア型 41b…アンダーカット賦形部 42…可動ロッド 44…スライド機構 50…押出機構 51,52…第1及び第2押出板 51a…押出ピン貫通孔 51b…貫通孔 52…第2押出板 52a…貫通孔 52b…カラー受け段部 53…押出ピン 53a…取付ネジ部 61…進退駆動用ロッド 70…リターンスプリング機構 71…センターピン 71a…軸心ネジ孔 71b…端部 72…ネジロッド 73,74…第1及び第2スプリング 75…第1スペーサ 76…第2スペーサ 77…第3スペーサ 78…カラー 78a…受け段部 79…第1ナット 81…第2ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−177670(JP,A) 特開 平5−192967(JP,A) 実開 昭62−77658(JP,U) 実開 昭57−121524(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 33/44 B29C 45/40 B29C 45/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定型と共にキャビティを形成する可動
    型と、 可動型とほぼ平行でかつ固定型の反対側に設置され、ほ
    ぼ平行状態を維持しつつ可動型に対して移動可能に設置
    された押出板と、 該押出板に固定されたピンであり、キャビティ側へ進出
    することで可動型上に射出成形された樹脂成形体を押し
    出す押出ピンと、 押出板を可動型の方向へ駆動する駆動手段と、 可動型と押出板との間に介在し、押出板を可動型から離
    れる方向へ付勢するリターンばねと、 上記可動型に固定されたロッドと、該ロッドに設けられ
    かつ押出板をその取付代付近まで取り外したときにリタ
    ーンばねの端部を受けて押出板に対する付勢力を規制す
    る規制部とを有するばね力規制手段と、 を備えたことを特徴とする樹脂成形装置。
JP5294087A 1993-10-29 1993-10-29 樹脂成形装置 Expired - Lifetime JP3031147B2 (ja)

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