JP3031006B2 - 気泡発生ノズル - Google Patents
気泡発生ノズルInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水槽内に気泡を発生させ
る気泡発生ノズルに関するものである。
る気泡発生ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の気泡発生ノズルは、図5に
示すように、液体に気体を加圧溶解した液体を減圧して
微細気泡を発生させるために、微細気泡発生ノズル1の
吐出管路2の内部の圧力によって開閉する弁体3とこの
弁体3を付勢するスプリング4で構成されたレリーフバ
ルブ5が設けられており、吐出管路2内が所定圧に達し
たときにレリーフバルブ5が開き微細気泡が発生するよ
うになっていた(特公平3−7474号公報)。
示すように、液体に気体を加圧溶解した液体を減圧して
微細気泡を発生させるために、微細気泡発生ノズル1の
吐出管路2の内部の圧力によって開閉する弁体3とこの
弁体3を付勢するスプリング4で構成されたレリーフバ
ルブ5が設けられており、吐出管路2内が所定圧に達し
たときにレリーフバルブ5が開き微細気泡が発生するよ
うになっていた(特公平3−7474号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成においては、リレーフ弁と吐出管路内部との隙
間において微細気泡を発生させているが、吐出管路内を
流れる水の流れにより吐出管路内部と弁体との隙間が一
定に保たれず、安定して微細気泡が発生しないという課
題があった。また吐出管路内を一定の圧力まで閉成させ
るために大きなバネ定数を持つスプリングが必要である
と共に、大きなバネ定数を持つスプリングを組み込むた
めに組み立て性が悪いという課題があった。
うな構成においては、リレーフ弁と吐出管路内部との隙
間において微細気泡を発生させているが、吐出管路内を
流れる水の流れにより吐出管路内部と弁体との隙間が一
定に保たれず、安定して微細気泡が発生しないという課
題があった。また吐出管路内を一定の圧力まで閉成させ
るために大きなバネ定数を持つスプリングが必要である
と共に、大きなバネ定数を持つスプリングを組み込むた
めに組み立て性が悪いという課題があった。
【0004】さらに、弁座と弁体の隙間のスプリングに
ごみが溜まるという課題があった。本発明は上記課題を
解決するもので、ごみが溜まるようなことがなく組み立
て性能が良く、さらに安定した微細気泡を多量発生でき
る気泡発生ノズルを提供することを目的としたのであ
る。
ごみが溜まるという課題があった。本発明は上記課題を
解決するもので、ごみが溜まるようなことがなく組み立
て性能が良く、さらに安定した微細気泡を多量発生でき
る気泡発生ノズルを提供することを目的としたのであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するもので、気体を加圧溶解した液体が通水する部分に
設けられた弁座と、弁座に対向して開閉する弁体と、弁
座と弁体が当接したときに形成され気泡を発生する微小
断面を有する流路と、気体を非加圧溶解した液体が弁体
に向けて噴出され、弁座に対して弁体を離反させる液体
流出管とで構成したものである。
するもので、気体を加圧溶解した液体が通水する部分に
設けられた弁座と、弁座に対向して開閉する弁体と、弁
座と弁体が当接したときに形成され気泡を発生する微小
断面を有する流路と、気体を非加圧溶解した液体が弁体
に向けて噴出され、弁座に対して弁体を離反させる液体
流出管とで構成したものである。
【0006】
【作用】本発明は上記構成により、気体を加圧溶解した
液体が弁体と弁座が当接して形成され気泡を発生する流
路を通過するとき気体の加圧溶解した液体は急激に減圧
され微細気泡を発生する。
液体が弁体と弁座が当接して形成され気泡を発生する流
路を通過するとき気体の加圧溶解した液体は急激に減圧
され微細気泡を発生する。
【0007】気泡発生時における弁体と弁座が閉じたと
きに形成する流路は微小な断面積であるため、ごみが詰
まり易い。この流路にごみが詰まった場合には、流路を
切り替え気体を加圧溶解していない液体を液体流出管か
ら弁体に向けて噴出し、弁座と弁体を開成することによ
り、液体流出管から噴出された液体とともにこれらのご
みを下流側に流す。
きに形成する流路は微小な断面積であるため、ごみが詰
まり易い。この流路にごみが詰まった場合には、流路を
切り替え気体を加圧溶解していない液体を液体流出管か
ら弁体に向けて噴出し、弁座と弁体を開成することによ
り、液体流出管から噴出された液体とともにこれらのご
みを下流側に流す。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1〜4において、6は循環ポンプであ
り、循環ポンプ6の吐出側7と吸引側8はエジェクタ9
を介する分岐回路10で連通されている。吐出側7から
水槽11へは吐出回路12が配管されており、配管途中
には自動気体抜き弁13を有するエアーセパレーター1
4が設けられている。吐出回路12の先端には気泡噴出
ノズル15が設けられている。気泡噴出ノズル15は本
体ケース16と、弁体17と、弁座18と、弁座18に
設けられた一定断面をもつ流路19と、弁体17を弁座
18に当接させるためスプリング20と、弁座18の下
流側に設けられた気体を加圧溶解しない液体の液体流出
管21と、液体流出管21の下流側に設けられた液体噴
出ノズル22と、液体噴出ノズル22の下流側に設けら
れた気体パイプ23と、前記気体パイプ23の下流側に
設けられた噴流方向可変ノズル24と、前記本体ケース
16に接続された、気体を加圧溶解した液体の噴出管2
5と、液体戻り管26および液体吸込み口27とで構成
されている。
て説明する。図1〜4において、6は循環ポンプであ
り、循環ポンプ6の吐出側7と吸引側8はエジェクタ9
を介する分岐回路10で連通されている。吐出側7から
水槽11へは吐出回路12が配管されており、配管途中
には自動気体抜き弁13を有するエアーセパレーター1
4が設けられている。吐出回路12の先端には気泡噴出
ノズル15が設けられている。気泡噴出ノズル15は本
体ケース16と、弁体17と、弁座18と、弁座18に
設けられた一定断面をもつ流路19と、弁体17を弁座
18に当接させるためスプリング20と、弁座18の下
流側に設けられた気体を加圧溶解しない液体の液体流出
管21と、液体流出管21の下流側に設けられた液体噴
出ノズル22と、液体噴出ノズル22の下流側に設けら
れた気体パイプ23と、前記気体パイプ23の下流側に
設けられた噴流方向可変ノズル24と、前記本体ケース
16に接続された、気体を加圧溶解した液体の噴出管2
5と、液体戻り管26および液体吸込み口27とで構成
されている。
【0009】また空気パイプ23には気体吸い込み管2
8を介して電磁弁29が接続されている。さらに吐出回
路12は三方弁(A)30を介して液体流出管21およ
び気体を加圧した液体の噴出管25に接続されている。
8を介して電磁弁29が接続されている。さらに吐出回
路12は三方弁(A)30を介して液体流出管21およ
び気体を加圧した液体の噴出管25に接続されている。
【0010】一方、循環ポンプ6の吸引側8と分岐回路
10と吸い込み回路31の間には三方弁(B)32が配
設されている。三方弁(B)32から前記エジェクタ9
の負圧部33へは吸引回路34が配管されている。ま
た、エジェクタ9の負圧部33は逆止弁35を介して気
体吸い込み管28に接続されている。36はコントロー
ラーであり、37は気泡の種類を切り替えるスイッチで
ある。38は水槽11内の液体であり、39、40はそ
れぞれ微細気泡または通常気泡発生時の液体および気体
の流れを示す矢印である。41は気泡径が10〜20ミ
クロン程度の微細気泡であり、42は気泡径が2〜5ミ
リ程度の気泡である。
10と吸い込み回路31の間には三方弁(B)32が配
設されている。三方弁(B)32から前記エジェクタ9
の負圧部33へは吸引回路34が配管されている。ま
た、エジェクタ9の負圧部33は逆止弁35を介して気
体吸い込み管28に接続されている。36はコントロー
ラーであり、37は気泡の種類を切り替えるスイッチで
ある。38は水槽11内の液体であり、39、40はそ
れぞれ微細気泡または通常気泡発生時の液体および気体
の流れを示す矢印である。41は気泡径が10〜20ミ
クロン程度の微細気泡であり、42は気泡径が2〜5ミ
リ程度の気泡である。
【0011】上記構成において動作を説明する。先ず微
細気泡噴出時の動作を図1により説明すると、すべてが
動作していない状態でかつ循環ポンプ6に液体38が満
たされた状態でスイッチ37の(微)のボタンを押すと
コントローラー36により三方弁(A)30の液体流出
管21側と、三方弁(B)32の循環回路の吸引側8が
閉められ、循環ポンプ6が運転される。循環ポンプ6を
運転すると、循環ポンプ6から吐出された液体38は、
吐出回路12へ流れると共に、分岐回路10へも流れ
る、このときエジェクタ9は機能し、水槽11の液体3
8は吸引回路34からエジェクタ9の負圧部33に吸引
される。水槽11の液体38が循環ポンプ6の吸引側8
に吸引されると、循環ポンプ6の吸引側8の圧力が上昇
する。この状態で循環ポンプ6が運転されると吐出側7
の圧力が上昇される。何故なら気泡噴出ノズル15の内
部の弁体17と弁座18が当接されており、弁座18に
設けられた微小な一定の断面積をもつ流路19に液体が
流れることになる。ここで液体の流れが急縮小されてい
るため、循環ポンプ6はほぼ締切運転の状態で動作して
いる。従って、吸引側8の圧力が上昇したうえに循環ポ
ンプ6の締切圧力がプラスされ圧力上昇が得られる。さ
らに圧力上昇が進むと、弁体17と弁座18が付勢され
るようになる。このような運転状態において、電磁弁2
9を作動させると、気体が逆止弁35を通過してエジェ
クタ9の負圧部33に吸引される。吸引された気体はエ
ジェクタ9、分岐回路10、三方弁(B)32を介し
て、吸引側8から循環ポンプ6に入り吐出回路12から
気泡噴出ノズル15へと送られる。このとき吐出回路1
2内では高圧の為に吸引された気体は液体中に溶解され
た状態にある。気体が溶解された液体が気泡噴出ノズル
15の弁体17と弁座18が付勢された時にできる一定
断面積をもつ流路19から水槽11内に噴出されると、
急激に減圧されるため溶解されていた気体が微細気泡4
1となって液体噴出ノズル22および噴出方向可変ノズ
ル24を通過して水槽11内に広がる。気体セパレータ
ー14は溶解されない余分な気体を分離し自動気体抜き
弁13から排出する。浴槽11内の液体は吸込口27、
液体戻り管26、吸い込み回路31、吸引回路34、エ
ジェクタ9、分岐回路10、三方弁(B)32を介して
循環ポンプ6に流れる。さらにスイッチ37の(切)を
押すとコントローラー36が働き循環ポンプ6および電
磁弁29を停止させる。次にコントローラー36により
三方弁(A)30の噴出管25側と、三方弁(B)32
の分岐回路の吸引側8が閉められる。
細気泡噴出時の動作を図1により説明すると、すべてが
動作していない状態でかつ循環ポンプ6に液体38が満
たされた状態でスイッチ37の(微)のボタンを押すと
コントローラー36により三方弁(A)30の液体流出
管21側と、三方弁(B)32の循環回路の吸引側8が
閉められ、循環ポンプ6が運転される。循環ポンプ6を
運転すると、循環ポンプ6から吐出された液体38は、
吐出回路12へ流れると共に、分岐回路10へも流れ
る、このときエジェクタ9は機能し、水槽11の液体3
8は吸引回路34からエジェクタ9の負圧部33に吸引
される。水槽11の液体38が循環ポンプ6の吸引側8
に吸引されると、循環ポンプ6の吸引側8の圧力が上昇
する。この状態で循環ポンプ6が運転されると吐出側7
の圧力が上昇される。何故なら気泡噴出ノズル15の内
部の弁体17と弁座18が当接されており、弁座18に
設けられた微小な一定の断面積をもつ流路19に液体が
流れることになる。ここで液体の流れが急縮小されてい
るため、循環ポンプ6はほぼ締切運転の状態で動作して
いる。従って、吸引側8の圧力が上昇したうえに循環ポ
ンプ6の締切圧力がプラスされ圧力上昇が得られる。さ
らに圧力上昇が進むと、弁体17と弁座18が付勢され
るようになる。このような運転状態において、電磁弁2
9を作動させると、気体が逆止弁35を通過してエジェ
クタ9の負圧部33に吸引される。吸引された気体はエ
ジェクタ9、分岐回路10、三方弁(B)32を介し
て、吸引側8から循環ポンプ6に入り吐出回路12から
気泡噴出ノズル15へと送られる。このとき吐出回路1
2内では高圧の為に吸引された気体は液体中に溶解され
た状態にある。気体が溶解された液体が気泡噴出ノズル
15の弁体17と弁座18が付勢された時にできる一定
断面積をもつ流路19から水槽11内に噴出されると、
急激に減圧されるため溶解されていた気体が微細気泡4
1となって液体噴出ノズル22および噴出方向可変ノズ
ル24を通過して水槽11内に広がる。気体セパレータ
ー14は溶解されない余分な気体を分離し自動気体抜き
弁13から排出する。浴槽11内の液体は吸込口27、
液体戻り管26、吸い込み回路31、吸引回路34、エ
ジェクタ9、分岐回路10、三方弁(B)32を介して
循環ポンプ6に流れる。さらにスイッチ37の(切)を
押すとコントローラー36が働き循環ポンプ6および電
磁弁29を停止させる。次にコントローラー36により
三方弁(A)30の噴出管25側と、三方弁(B)32
の分岐回路の吸引側8が閉められる。
【0012】次に気泡径が2〜5ミリの気泡噴出時の動
作を図2により説明すると、すべてが動作していない状
態でかつ循環ポンプ6に水39が満たされた状態でスイ
ッチ37の(大)のボタンを押すとコントローラー36
により循環ポンプ6が運転され、これと同時に電磁弁2
9が開けられる。循環ポンプ6を運転すると循環ポンプ
6から吐出された液体は吐出回路12を流れ、液体流出
管21を通って本体ケース16内に流れ込む。さらに液
体噴出ノズル22を通過して気体パイプ23から電磁弁
29および気体管28を流れてきた気体を吸引しながら
噴出方向可変ノズル24から浴槽11内に噴出される。
このとき液体流出管21から気体を加圧溶解しない液体
を流出させると、この液体が弁体17に衝突し、バス定
数の弱いスプリングを押し縮めて弁座18と弁体17を
開成させ、弁座18と弁体17が当接したときに形成さ
れる一定断面積をもつ流路19付近に溜まったごみが浴
槽内に流し出される。このとき三方弁(A)30の液体
流出管21側、三方弁(B)32の循環回路の吸引側8
は開の状態にあり、液体38の流れは水槽11→吸込口
27→液体戻り管26→吸い込み回路31→三方弁
(B)32→循環ポンプ6→吐出回路12→気泡噴出ノ
ズル15→水槽11の順となる。
作を図2により説明すると、すべてが動作していない状
態でかつ循環ポンプ6に水39が満たされた状態でスイ
ッチ37の(大)のボタンを押すとコントローラー36
により循環ポンプ6が運転され、これと同時に電磁弁2
9が開けられる。循環ポンプ6を運転すると循環ポンプ
6から吐出された液体は吐出回路12を流れ、液体流出
管21を通って本体ケース16内に流れ込む。さらに液
体噴出ノズル22を通過して気体パイプ23から電磁弁
29および気体管28を流れてきた気体を吸引しながら
噴出方向可変ノズル24から浴槽11内に噴出される。
このとき液体流出管21から気体を加圧溶解しない液体
を流出させると、この液体が弁体17に衝突し、バス定
数の弱いスプリングを押し縮めて弁座18と弁体17を
開成させ、弁座18と弁体17が当接したときに形成さ
れる一定断面積をもつ流路19付近に溜まったごみが浴
槽内に流し出される。このとき三方弁(A)30の液体
流出管21側、三方弁(B)32の循環回路の吸引側8
は開の状態にあり、液体38の流れは水槽11→吸込口
27→液体戻り管26→吸い込み回路31→三方弁
(B)32→循環ポンプ6→吐出回路12→気泡噴出ノ
ズル15→水槽11の順となる。
【0013】また、微細気泡噴出状態から2〜5ミリの
気泡噴出状態に切り換えるとき、2〜5ミリの気泡噴出
状態から微細気泡噴出状態に切り換えるときは、それぞ
れの動作している状態を停止させた後、流路を切り替
え、異なる気泡噴出状態に移る。
気泡噴出状態に切り換えるとき、2〜5ミリの気泡噴出
状態から微細気泡噴出状態に切り換えるときは、それぞ
れの動作している状態を停止させた後、流路を切り替
え、異なる気泡噴出状態に移る。
【0014】以上の実施例によれば次のような効果があ
る。三方弁(A)30の流路を切り替えることにより自
動的に微細気泡41と径が2〜5ミリの気泡42の2種
類を切り替えて使用できる。また弁体17に対して弁座
18をバネ定数の弱いスプリング19に押し当て、気体
を加圧溶解した液体の圧力により弁体を弁座に付勢する
ことで微細気泡を発生させるための流路の断面積が安定
する。よって、付勢する力が弱くても確実に付勢でき
る。また微細気泡41と2〜5ミリの気泡42の2種類
の気泡を一つの気泡噴出ノズル15で噴出可能としたた
めに浴槽11内に取りつけるノズルの数量が半減し、浴
槽内がすっきりする。さらに噴出方向可変ノズル24に
より噴出方向を自在に変えることが可能である。
る。三方弁(A)30の流路を切り替えることにより自
動的に微細気泡41と径が2〜5ミリの気泡42の2種
類を切り替えて使用できる。また弁体17に対して弁座
18をバネ定数の弱いスプリング19に押し当て、気体
を加圧溶解した液体の圧力により弁体を弁座に付勢する
ことで微細気泡を発生させるための流路の断面積が安定
する。よって、付勢する力が弱くても確実に付勢でき
る。また微細気泡41と2〜5ミリの気泡42の2種類
の気泡を一つの気泡噴出ノズル15で噴出可能としたた
めに浴槽11内に取りつけるノズルの数量が半減し、浴
槽内がすっきりする。さらに噴出方向可変ノズル24に
より噴出方向を自在に変えることが可能である。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように、本発明
の気泡発生ノズルによれば下記の効果が得られる。
の気泡発生ノズルによれば下記の効果が得られる。
【0016】液体流出管から気体を加圧溶解していない
液体を流出させると、この液体が弁体に衝突し、バネ定
数の弱いスプリングを押し縮めて弁座と弁体を開成さ
せ、弁座と弁体が当接したときに形成され、微細気泡を
発生する流路付近に気泡噴出時に付着し詰まったごみを
剥離して浴槽内に流し出す。よって、ごみが詰まり微細
気泡が発生しにくくなる事が少なくなる。また、弁座
と、弁座に対向して開閉し噴出管内部の圧力上昇により
弁座に付勢する弁体と、弁体と弁座とが付勢したときに
形成する微小断面を有する流路を利用して微細気泡を発
生させるために、安定して多量の微細気泡を発生でき
る。また、弁体と弁座を付勢するのに気体を加圧溶解し
た液体の圧力を利用するために確実に付勢することがで
きる。
液体を流出させると、この液体が弁体に衝突し、バネ定
数の弱いスプリングを押し縮めて弁座と弁体を開成さ
せ、弁座と弁体が当接したときに形成され、微細気泡を
発生する流路付近に気泡噴出時に付着し詰まったごみを
剥離して浴槽内に流し出す。よって、ごみが詰まり微細
気泡が発生しにくくなる事が少なくなる。また、弁座
と、弁座に対向して開閉し噴出管内部の圧力上昇により
弁座に付勢する弁体と、弁体と弁座とが付勢したときに
形成する微小断面を有する流路を利用して微細気泡を発
生させるために、安定して多量の微細気泡を発生でき
る。また、弁体と弁座を付勢するのに気体を加圧溶解し
た液体の圧力を利用するために確実に付勢することがで
きる。
【図1】本発明の一実施例における気泡発生ノズルの動
作状態を示す断面図
作状態を示す断面図
【図2】同ノズルの他の気泡発生の動作状態を示す断面
図
図
【図3】同ノズルの動作状態を示すシステム回路図
【図4】同ノズルの他の気泡発生の動作状態を示すシス
テム回路図
テム回路図
【図5】従来の微細気泡発生ノズルの断面図
15 気泡噴出ノズル 17 弁体 18 弁座 21 液体流出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 23/00
Claims (1)
- 【請求項1】気体を加圧溶解した液体が通水する部分に
設けられた弁座と、前記弁座に対向して開閉する弁体
と、前記弁座と前記弁体が当接したときに形成され気泡
を発生する微小断面を有する流路と、気体を非加圧溶解
した液体が前記弁体に向けて噴出され、前記弁座に対し
て前記弁体を離反させる液体流出管とからなる気泡発生
ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318987A JP3031006B2 (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 気泡発生ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318987A JP3031006B2 (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 気泡発生ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05154181A JPH05154181A (ja) | 1993-06-22 |
JP3031006B2 true JP3031006B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=18105229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3318987A Expired - Fee Related JP3031006B2 (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 気泡発生ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3031006B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140263751A1 (en) * | 2013-03-14 | 2014-09-18 | Generac Power Systems, Inc. | Foaming Nozzle For Portable Pressure Washers |
-
1991
- 1991-12-03 JP JP3318987A patent/JP3031006B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05154181A (ja) | 1993-06-22 |
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