JP3030984B2 - 微細気泡発生装置 - Google Patents

微細気泡発生装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水槽内に微細気泡を発生
させる微細気泡発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の微細気泡発生装置に使われ
ていた微細気泡発生ノズルは、図3に示すように、液体
に気体を加圧溶解した液体を減圧して微細気泡を発生さ
せるために、微細気泡発生ノズル1の吐出管路2内部の
圧力によって開閉する弁体3と、この弁体3を付勢する
スプリング4で構成されたレリーフバルブ5が設けられ
ており、吐出管路2内が所定圧に達したときにレリーフ
バルブ5が開き微細気泡が発生するようになっていた
(特公平3−14464号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成においては、レリーフバルブ5と吐出管路2の
内部との隙間において微細気泡を発生させているが、吐
出管路2内を流れる水の流れにより吐出管路2の内部と
弁体3との隙間が一定に保たれず、安定して微細気泡が
発生しないという課題があった。また吐出管路2内が一
定の圧力になるまで閉成させる大きなバネ定数を持つス
プリング4が必要であると共に、このスプリング4を組
み込むときに組み立て性が悪いという課題があった。
【0004】さらに、弁座と弁体3の隙間やスプリング
4にごみが溜まるという課題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、組み
立て性能が良く、安定した微細気泡を多量発生する微細
気泡発生装置を提供することを第1の目的としている。
さらに、ごみが溜まらない微細気泡発生装置を提供する
ことを第2の目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
めに本発明の微細気泡発生装置は液体に気体を供給す
る空気供給手段と、気体が混入した液体を加圧する加圧
手段と、気体が加圧溶解した液体を減圧させる減圧手段
とからなり、減圧手段は弁座と、弁座に対して開閉し弁
体の上流側から流れる加圧手段の流体圧力を利用して弁
座に確実に付勢する弁体と、弁体が付勢したときに形成
され微細気泡を発生する微小な一定断面を有する流路と
から構成したものである。
【0007】また第2の目的を達成するために本発明
弁座と弁体を開閉させる可動手段を備え、可動手段
は加圧手段が停止状態にあるとき、弁座に対し弁体を開
成させる様に可動手段を作動するようにしたものであ
る。
【0008】
【作用】本発明は上記構成により、気体を加圧溶解した
水が弁体と弁座が当接したときに形成する一定断面を有
する微小な流路を通過し、気体の加圧溶解した水が急激
に減圧することにより微細気泡を発生する。
【0009】また、気泡発生時には弁体と弁座が閉じた
ときに形成する流路にごみの付着が伴う。この弁座と弁
体が当接したときに形成する流路に付着したごみは、加
圧手段を停止させた後に、可動手段で弁体を開成させて
大きな断面を有する流路を形成させ、加圧手段から噴出
された水流によって下流側に流される。よって、ごみ詰
まりが解消される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1,図2において、6は加圧手段であり
循環ポンプ7とエジェクタ8と分岐回路9と吸引回路1
0で構成されている。循環ポンプ7の吐出側11と吸引
側12はエジェクタ8を介する分岐回路9で連通されて
いる。吐出側11から水槽13へは循環回路である吐出
回路14が配管されており、配管途中には自動空気抜き
弁15を有するエアーセパレーター16が設けられてい
る。吐出回路14の先端には気泡噴出ノズル17が設け
られている。噴出ノズル17はモーター18に接続され
た弁軸19とこの弁軸19に取りつけられた弁体20と
弁体20が弁軸19から抜けないようにするために取り
つけたEリング21とで構成され、さらに弁体20の下
流に設けられた微細気泡を発生する一定断面積をもつ溝
22および通路23を持つ弁座24と弁座24の下流側
に設けられた水流の噴出方向を変えることのできる噴出
方向可変ノズル25とで構成されている。このうち弁軸
19、弁体20、溝22、弁座24は減圧手段であり、
弁軸19、モーター18は可動手段43である。また気
泡噴出ノズル17にはエアーポンプ26および空気量調
整バルブ27を配設した空気室28が接続されている。
空気室28からは弁座24の通路23の下流側にその先
端が位置するように空気噴出パイプ29が設けられてい
る。一方、循環ポンプ7の吸引側12の循環回路と分岐
回路9の間には三方弁31が配設されている。三方弁3
1からエジェクタ8の負圧部32へは吸引回路9が配管
されている。また、エジェクタ8の負圧部32には大気
に連通する空気回路33と逆止弁34と空気量制御手段
である電磁弁35とで構成した空気供給手段36が設け
られている。37はコントローラーであり、38は気泡
の種類を切り替えるスイッチである。39は水槽13の
水であり、40は動作時の水の流れを示す矢印である。
41は気泡径が10〜20ミクロン程度の微細気泡であ
り、42は気泡径が2〜5ミリ程度の気泡である。
【0011】上記構成において動作を説明する。先ず微
細気泡噴出時の動作を図1により説明すると、すべてが
動作していない状態からスイッチ38の(微)のボタン
を押すとコントローラー37によりモーター18が作動
し弁体20を取りつけた弁軸19が弁座24に当接され
るように移動する。次にコントローラー37より三方弁
31の循環回路の吸引側12が閉められ、循環ポンプ7
が運転される。循環ポンプ7を運転すると、循環ポンプ
7から吐出された水は、吐出回路14へ流れると共に、
分岐回路9へも流れる、このときエジェクタ8は機能
し、水槽13の水39は吸引回路9からエジェクタ8の
負圧部32に吸引される。水槽13の水39が循環ポン
プ7の吸引側12に吸引されると、循環ポンプ7の吸引
側12の圧力が上昇する。この状態で循環ポンプ7が運
転されると吐出側11の圧力が昇圧される。何故なら気
泡噴出ノズル17の内部の減圧手段30である弁体20
と弁座24が当接されており、弁座24に設けられた溝
22の微小な流路に水が流れることになる。ここで水の
流れが急縮小されているため、循環ポンプ7はほぼ締
切運転の状態で動作している。従って、吸引側12の圧
力が上昇したうえに循環ポンプ7の締切圧力がプラスさ
れ圧力が上昇する。減圧部の圧力が上昇すると、弁座2
4に対して開閉し弁体20の上流側から流れる循環ポン
プ7の流体圧力により、弁体が弁座に確実に付勢され、
溝22で形成される一定の断面積をもつ流路が形成され
る。このような運転状態において、電磁弁35を作動さ
せると、空気が逆止弁34を通過してエジェクタ8の負
圧部32に吸引される。吸引された空気は吸引側12か
ら循環ポンプ7に入り吐出回路14から気泡噴出ノズル
17へと送られる。このとき吐出回路14内では高圧の
為に吸引された空気は水中に溶解された状態にある。空
気が溶解された水が気泡噴出ノズル17の減圧手段30
の弁体20と弁座24が付勢された時にできる流路から
水槽13内に噴出されると、急激に減圧されるため溶解
されていた空気が微細気泡41となって噴出方向可変ノ
ズル25を通過して水槽13内に広がる。エアーセパレ
ーター16は溶解されない余分な空気を分離し自動空気
抜き弁15から排出する。さらにスイッチ38の(切)
を押すとコントローラー37が働き循環ポンプ7及び電
磁弁35を停止させる。次にモーター18を作動させ弁
体20と弁座24を開成するように弁軸19が移動す
る。最後に三方弁31の循環回路の吸引側12が開けら
れる。
【0012】次に気泡径が2〜5ミリの気泡噴出時の動
作を図2により説明すると、すべてが動作していない状
態でかつ循環ポンプ7に水39が満たされた状態でスイ
ッチ38の(微)のボタンを押すとコントローラー37
により循環ポンプ7が運転される。循環ポンプ7が運転
されると吐出された水は吐出回路14を流れ気泡噴出ノ
ズル17の減圧手段30及び噴出方向可変ノズル25を
介して浴槽13内に噴出される。これと同時にエアーポ
ンプ26が作動し、空気調整バルブ27、空気室28を
介して空気噴出パイプ29から気泡噴出ノズル17内に
噴出される。空気量はスイッチの(多),(少)を押す
ことによりコントローラー37と空気調整バルブ27で
空気量が調整される。このとき三方弁31の循環回路の
吸引側12は開の状態にあり、水34の流れは水槽13
→三方弁31→循環ポンプ7→吐出回路14→気泡噴流
ノズル15→水槽13となる。また分岐回路9および吸
引回路10には僅かな流れはあるが、気泡噴出ノズル1
7から噴出されるときは循環回路中には大きな圧力損失
となるところはない。尚、電磁弁35は閉状態にある。
【0013】また、微細気泡噴出状態から2〜5ミリの
気泡噴出状態に切り換えるとき、2〜5ミリの気泡噴出
状態から微細気泡噴出状態に切り換えるときは、それぞ
れの動作している状態を停止させた後に次の気泡噴出状
態に移る。
【0014】以上の実施例によれば次のような効果があ
る。弁軸19にネジ部を設けることによりモーター18
の回転力を利用し、弁座24に対して垂直方向に弁軸1
9を移動させることができる。また弁軸19に対して弁
体20が摺動可能なように別部品とし、Eリング21で
抜けないようにすることにより、弁体20を弁軸19に
付勢する際に細かい制御が必要でなくなる。また微細気
泡41と2〜5ミリの気泡42の2種類の気泡を一つの
気泡噴出ノズル17で噴出可能としたために浴槽13内
に取りつけるノズルの数量が減少するために工事性が良
くなるとともに浴槽内がすっきりする。さらに噴出方向
可変ノズル25により噴出方向を自在に変えることが可
能である。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の微細気泡発生装置によれば下記の効果が得られる。減
圧手段を弁座と、弁座に対して開閉し弁体の上流側から
流れる加圧手段の流体圧力を利用して弁座に確実に付勢
する弁体と、弁体と弁座とが付勢したときに形成する微
小断面を有する流路とを利用して微細気泡を発生させる
ために、加圧手段の圧力の変化しても、一定の断面積を
確保でき、安定して多量な微細気泡を発生できる。ま
た、弁体と弁座を付勢するのに加圧手段の圧力を利用す
るために確実に付勢することができる。
【0016】また、減圧手段である弁座および弁座の上
流側に設けられた弁体と、弁座と弁体の可動手段とを利
用して微細気泡を発生させるために、弁体と弁座が当接
したときに形成される流路にごみが付着するが、このご
みは開閉手段により弁体を移動させ新たな大きな断面を
有する流路を形成することで下流側に流すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の微細気泡発生装置における
微細気泡発生状態を示すシステム回路図
【図2】同装置における2〜5ミリの気泡発生状態を示
すシステム回路図
【図3】従来の微細気泡発生装置における微細気泡発生
ノズルの断面図
【符号の説明】
6 加圧手段 17 気泡噴出ノズル 20 弁体 22 溝 23 流路 24 弁座 30 減圧手段 33 空気供給手段 43 可変手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 23/00 A47K 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体に気体を供給する空気供給手段と、前
    記気体が混入した液体を加圧する加圧手段と、前記気体
    が加圧溶解した液体を減圧させる減圧手段とからなり、
    前記減圧手段は弁座と、前記弁座に対して開閉し弁体の
    上流側から流れる前記加圧手段の流体圧力を利用して前
    記弁座に確実に付勢する弁体と、前記弁体が付勢したと
    きに形成され微細気泡を発生する微小な一定断面を有す
    流路とからなる微細気泡発生装置。
  2. 【請求項2】弁座と弁体を開閉させる可動手段を備え、
    前記可動手段は加圧手段が停止状態にあるとき、前記弁
    座に対し前記弁体を開成させる様に前記可動手段を作動
    する請求項1記載の微細気泡発生装置。
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