JP3029662B2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JP3029662B2
JP3029662B2 JP02297235A JP29723590A JP3029662B2 JP 3029662 B2 JP3029662 B2 JP 3029662B2 JP 02297235 A JP02297235 A JP 02297235A JP 29723590 A JP29723590 A JP 29723590A JP 3029662 B2 JP3029662 B2 JP 3029662B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は再生装置、特にビデオテープレコーダおよ
びその再生機能のみを持ったビデオテーププレーヤに関
する。
(従来の技術) ビデオテープレコーダおよびその再生機能のみを持っ
たビデオテーププレーヤ(以下では便宜上、これらをVT
Rと総称する)は、磁気テープ上に予め記録されたトラ
ックから映像信号・音声信号を再生する装置である。一
般に、磁気テープは記録面積が大きく大容量であるが、
反面、巻き戻し・早送り・検索などに時間がかかるとい
う問題がある。
VTRは画質や操作性の向上に伴い、デパート・喫茶店
・ミニシアターやイベント会場など、不特定多数の視聴
者を対象とする各種公共の場所において、種々の映像源
として用いられる機会が多くなりつつある。映像の例と
しては、長・短編映画の上映、商品やサービスの広告・
説明、またいわゆるBGVなどが考えられる。今後、特に
ハイビジョンのような高精細テレビジョン方式が普及す
るにつれ、このようなVTRの使い方が盛んになると予想
される。
VTRの一部機種には、上述のような再生映像源として
用いる際に便利な、自動プログラム再生機能を持ったも
のがある。これは、予め指定されたテープ上の一つまた
は複数の範囲を、予め指定された順序に従って再生する
ものである。その繰り返しの回数も、指定により1回か
ら無限回(手動停止するまで)まで選択することができ
る。テープ上の場所・範囲の識別は、予めテープに記録
されているタイムコードを読み取ってテープ上の絶対位
置を判断するか、またはテープパス上に設けられたタイ
マローラによるテープの移動量を測定して相対的に位置
を判断する。前者の方が高精度の識別ができるため、多
くの場合タイムコードが用いられる。プログラムの設定
・実行にはCPUが用いられるので、複雑なプログラム再
生も、同一の機構系・ハードウェアで比較的容易に実現
できる。この自動プログラム再生機能を使えば、上映・
広告・デモなどにおいて繰り返し再生する際のVTRオペ
レーションの煩わしさが大幅に省かれ、場合によっては
初期設定のみで無人運用することも可能となる。
ところで、手動再生、自動プログラム再生にかかわら
ず、VTRの再生期間以外の停止・巻き戻し・早送り動作
などの間は映像信号が中断してしまう。こうした中断
は、視聴者に不快を与えるだけでなく、特に自動プログ
ラム再生で無人運用をしている場合には困惑すら与え
る。そこで従来は、外部に別の映像再生装置を用意し、
中断中は切り替えて出力させる必要があった。しかし、
この場合装置が大きくなりコストが増加するという問題
があった。そこで、当社既出願の特許、特願平1−1465
06において、個別の画像メモリと切り替え手段を設け
て、巻き戻し・検索中・あるいは手動により、画像メモ
リからの映像に切り替えるようにした映像再生装置が指
定されている。
しかし、VTRの停止・巻き戻し・早送り動作などの間
には、映像信号ばかりでなく音声信号も中断する。これ
まではこうした音声の中断に関しては特に考慮されてい
なかった。音声信号を中断させないために外部に別の音
声再生装置・拡声装置などを用意して中断中は切り替え
て出力させる場合には、装置が大きくなりコストが増加
するという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来のVTRでは、再生期間以外の停止・
巻き戻し・早送り動作などの間は音声信号が中断すると
いう問題があった。音声信号を中断させないために外部
の別の音声再生装置を用意して中断中は切り替えて出力
させる場合には、装置が大きくなりコストが増加すると
いう問題があった。
この発明の目的は、再生期間以外の停止・巻き戻し・
早送り動作などの間にも音声信号が中断することのない
再生装置を提供することにある。また、再生期間以外の
停止・巻き戻し・早送り動作などの間にも映像信号・音
声信号が中断しないばかりでなく、特に自動プログラム
再生機能と組み合わせて、この期間も積極的に映像信号
・音声信号の伝達に利用した再生装置を提供することに
ある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、上記問題点を解決するために、映像出力
端子及び音声出力端子を備えた再生装置であって、第1
の記録媒体から第1の映像信号及び第1の音声信号を再
生する第1の再生手段と、第1の記録媒体よりも検索時
間の短い一または複数の第2の記録媒体から第2の映像
信号及び第2の音声信号の少なくとも一方を再生する第
2の再生手段と、予め設定された手順に従って第1の再
生手段および第2の再生手段を制御する手段と、予め設
定された手順に従って第1の映像信号と第2の映像信号
のどちらかを選択して映像出力端子に導く映像切り替え
手段か、設定された手順に従って第1の音声信号と第2
の音声信号のどちらかを選択して音声出力端子に導く音
声切り替え手段かの少なくとも一方の手段とを備え、前
記予め設定された手順の実行において少なくとも第1の
記録媒体の検索中には、映像切り替え手段は第2の映像
信号を選択し、音声切り替え手段は第2の音声信号を選
択するようにしたものである。
またこの発明は、予め設定された手順に従った上記第
1の再生手段の所定の動作に要する時間を計測する手
段、予め設定された手順と上記第1の再生手段の所定の
動作に要する時間に従って手順を変更する手段を設ける
ようにしたものである。
さらにこの発明は、上記予め設定された手順または変
更された手順に実行において、次の手順に移行する所定
時間前から音声出力端子に出力される音声信号の音量を
漸時的に小さくする手順を設けるようにしたものであ
る。
(作 用) この発明では、映像出力端子・音声出力端子を備えた
再生装置において、第1の記録媒体から第1の映像信号
・第1の音声信号を再生する第1の再生手段、第1の記
録媒体よりも検索時間の短い一または複数の第2の記録
媒体から第2の映像信号・第2の音声信号の少なくとも
一方を再生する第2の再生手段、予め設定された手順に
従って第1の再生手段および第2の再生手段を制御する
手段、予め設定された手順に従って第1の映像信号と第
2の映像信号のどちらかを選択して映像出力端子に導く
映像切り替え手段および予め設定された手順に従って第
1の音声信号と第2の音声信号のどちらかを選択して音
声出力端子に導く音声切り替え手段の少なくとも一方、
により、希望のプログラムに従って自動的に第1の映像
信号と第2の映像信号、第1の音声信号と第2の音声信
号を適宜切り替えながら、映像・音声の中断のないプロ
グラム再生ができるようにする。
またこの発明では、予め設定された手順に従った上記
第1の再生手段の所定の動作に要する時間を計測する手
段により、予め予測することが難しい再生プログラムの
所定ステップの実行に要する時間を実際に測定する。そ
して、予め設定された手順と上記第1の再生手段の所定
の動作に要する時間に従って手順を変更する手段によ
り、再生プログラムを実際に測定した時間に合わせて変
更し、最適化する。
さらにこの発明では、上記予め設定された手順または
変更された手順の実行において、次の手順に移行する所
定時間前から音声出力端子に出力される音声信号の音量
を漸時的に小さくする手段により、再生プログラムの実
行ステップの切り替わり点で音声が突然途切れないよう
にする。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を用いて説明する。第
1図は本発明の第1の実施例における再生装置の構成図
である。この装置では磁気テープ上の映像信号・音声信
号はともにディジタル記録されているものとする。この
装置は、テープ再生部101・カード再生部102・映像切り
替え回路103・音声切り替え回路104・映像DA変換回路10
5・音声レベル調整回路106・音声DA変換回路107・制御
部108・プログラム入力部109・タイマ110・カード映像
入力切り替え回路111・カード音声入力切り替え回路112
から構成され、映像出力端子121・音声出力端子122・外
部映像入力端子123・外部音声入力端子124を備えてい
る。
テープ再生部101は、後述のように磁気テープから再
生されたテープ映像出力131とテープ音声出力132を出力
する。カード再生部102からも、後述のようにメモリカ
ードから再生されたカード映像出力133とカード音声出
力134が出力される。テープ映像出力131とカード映像出
力133は映像切り替え回路103に供給され、映像選択信号
141に応じてどちらかが選択され、映像DA変換回路105に
よりアナログ映像信号に変換されて映像出力端子121に
出力される。テープ音声出力132とカード音声出力134は
音声切り替え回路104に供給され、音声選択信号142に応
じてどちらかが選択され、音声レベル調整回路106にお
いて音声レベル制御信号143に応じてレベルが調整さ
れ、さらに音声DA変換回路107によりアナログ音声信号
に変換されて音声出力端子122に出力される。音声レベ
ル調整回路106はたとえばディジタル乗算回路やビット
シフト回路などにより実現することができる。
カード再生部102および映像切り替え回路103・音声切
り替え回路104を設けたことにより、テープ再生部101か
らの映像・音声にかえて、メモリカードに予め収録され
た映像・音声を適宜出力することができる。
第2図は第1図の実施例におけるテープ再生部101の
内部構成図である。テープ再生部101は通常のVTRの再生
部と同じ構成である。磁気テープ201から再生ヘッド202
により再生された信号は、映像・音声共通再生部204で
共通の処理を受ける。これには、信号増幅・波形等化・
クロック抽出・データ識別・同期検出・復調などの処理
が含まれる。映像再生部205では映像の誤り訂正・誤り
修正などの処理を受けてテープ映像出力131が出力され
る。音声再生部206では音声の誤り訂正・誤り補正など
の処理を受けてテープ音声出力132が出力される。磁気
テープ201上にはタイムコードトラックが別に設けられ
ており、タイムコード再生ヘッド203により読み出され
た信号がタイムコード再生部207で処理されて、テープ
位置に対応したタイムコードが出力され第1図の制御部
108に供給される。
第3図は第1図の実施例におけるカード再生部102の
内部構成図である。再生時にはアドレス生成部305から
発生される読みだしアドレスに対応したインデックスデ
ータ(後述)または映像・音声データがメモリカード30
1から読み出される。インデックスはインデックスデコ
ード部304でその内容がデコードされる。後述するイン
デックスの内容は、アドレス生成部305を制御すると同
時に、第1図の制御部108にも供給される。映像データ
は映像再生部302に蓄積された後、読み出されてカード
映像出力133となる。音声データは音声生成部303に蓄積
された後、読み出されてカード音声出力134となる。映
像再生部302・音声再生部303は、それぞれ映像・音声の
出力バッファの役割を果たしている。
カード再生部102は記録機能を持っており、第1図に
おいて、カード映像入力135とカード音声入力136をメモ
リカードに記録することができる。カード映像入力135
は外部映像入力端子123から供給されるディジタル映像
入力(あるいはアナログ映像入力をAD変換したもの)と
テープ映像出力131のどちらかをカード映像入力切り替
え回路111により選択したものである。カード音声入力1
36は外部音声入力端子124から供給されるディジタル音
声入力(あるいはアナログ音声入力をAD変換したもの)
とテープ音声出力132のどちらかをカード音声入力切り
替え回路112により選択したものである。これにより、
外部からの映像・音声だけでなく、磁気テープからの映
像・音声信号をメモリカードにダビングすることを可能
としている。第2図において、記録時にはカード映像入
力135とカード音声入力136の一方がカード入力切り替え
回路306で選択され、カード記録入力となる。これがア
ドレス生成部305から発生された書き込みアドレスに対
応してメモリカード301に書き込まれる。この時、図示
していないが、インデックスデータも生成され記録され
る。
このカード再生部102は、テープ再生部101に比較すれ
ば、機械的部分がほとんどなく、回路もきわめて小さ
い。
ここで、メモリカード301について説明する。メモリ
カードはEEPROM(電気的消去可能プログラマブルRO
M)、あるいはバッテリバックアップ付きのSRAM(スタ
ティックRAM)などの半導体記憶素子を配列して薄いカ
ード状に成型したもので、電気的な手段で書き込み・読
み出しができる。機械的に動く部分がないため、アクセ
ス時間が非常に速いという長所を持っている。また、記
録されたデータは不揮発性で、手軽に持ち運びができ
る。第3図において、メモリカード301は再生装置本体
から容易に着脱可能としている反面、メモリカードは磁
気テープに比べれば総記録容量は小さく、動画を長時間
記録することはできない。それでも、数十メガバイト程
度の容量を持ったメモリカードを前提とすれば、数分間
のステレオ音声信号および数十枚の静止画を記録してお
くことができる。もしも利用可能なメモリカードの容量
がこれより小さい場合には、適当な情報量圧縮を行うこ
とにより、同程度の時間・枚数の音声・映像を記録する
ことが可能である。情報量圧縮方式については本発明の
範囲外であるので、特に説明しないが、各種の公知の方
法が使用可能である。
本実施例においては、メモリカードはそのアドレスに
応じてインデックス領域・音声領域・静止画領域に分け
ている。この様子を第4図に示す。音声領域と静止画領
域の境界は可変であり、場合によっては音声のみ、ある
いは静止画のみを記録しておくこともできる。インデッ
クス領域には、音声については音声インデックス番号
と、それに対応したメモリ内の実開始アドレスと終了ア
ドレスを記録時に書き込んでおく。(なお、メモリ内の
実終了アドレスのかわりに、収録時間を記録しておいて
もよい。)静止画については静止画インデックス番号
と、それに対応したメモリ内の実開始アドレスと、対応
する音声アドレスを、記録時に書き込んでおく。なお、
静止画に対応する音声アドレスは、音声を再生すると同
時にそれに合わせて自動的に静止画を取り替えながら表
示させる場合に用いるためのもので、必ずしも記録して
いなくてもよい。(記録していない場合には、再生装置
側で静止画出力タイミングをプログラムする必要がある
ので、以下では静止画に対応する音声アドレスを記録し
てあるとして説明を行う。)映像と音声をメモリカード
から同時に再生したい時は、これらを時分割で読み出す
か、または一方を予め読み出してバッファに保持してお
くなどすればよい。もともとメモリカードが映像と音声
を別個にアクセスできるように映像・音声専用端子を持
っていてもよい。
第1図の制御部108は、プログラム入力部109において
設定された自動再生プログラムに応じてテープ再生部10
1・カード再生部102の制御を行う。(手動操作について
はここでは説明を省略する。)制御部108は、同時に映
像選択信号141・音声選択信号142を発生し、映像切り替
え回路103・音声切り替え回路104を制御する。また、音
声レベル制御信号143を音声レベル調整回路106に供給
し、プログラムに応じて自動的にフェードイン・フェー
ドアウトすることを可能とする。プログラム入力部109
における再生プログラムの設定は、コントロールパネル
上のディスプレイ・テンキーを用いて行う。
この時、テープ再生部101・カード再生部102において
発生される各種ステータス情報を参照する。テープ再生
部101から第1図の制御部108には、タイムコード値のほ
か、テープ端検出などの各種ステータス情報が供給され
る。制御部108からテープ再生部101には、再生・停止・
早送り・巻き戻しなどの命令が送られる。
タイマ110は、再生プログラムを実行する際に、必要
に応じて基準クロック信号をもとに所定時間を測定し、
制御部108に時間情報を与える。制御部108からタイマ11
0へは必要に応じてリセット信号が与えられ、タイマ110
から制御部108へはリセットが与えられてからの経過時
間が与えられる。
第8図は制御部108および関連する周辺部分のさらに
詳しい構成図である。制御部108は、メイン制御部801と
カード制御部802を中心として構成される。メイン制御
部801は、入力部109から入力されてメインプログラム保
持部803に記憶されるメインプログラムに基づいて動作
する。プログラムのステップを管理するのはカウンタ80
5であり、メイン制御部801により順次インクリメントさ
れる。プログラム再生の時、テープ再生ステップではま
ず開始タイムコードがメインプログラム保持部803から
レジスタ807にロードされ、比較回路809によりテープ再
生部101からの現在のタイムコード値と比較される。現
在のタイムコードがこの開始タイムコードより小さけれ
ば早送り命令が、大きければ巻き戻し命令がテープ再生
部101に与えられる。一致すればストップ命令が与えら
れる。(実際にはその差の大きさによってテープ送り速
度が細かく制御されるのであるが、ここでは説明の簡単
のため単純化する。)このように開始タイムコードの頭
出しが行われた後、テープ再生部101には再生命令が与
えられる。プログラムによるテープ再生中はテープ再生
部101からの現在のタイムコード値と、メインプログラ
ム保持部803からレジスタ807にロードされた終了タイム
コードが比較回路809により常に比較される。現在のタ
イムコード値が終了タイムコード値と一致すればストッ
プ命令が与えられ、プログラムは次のステップに進む。
なお、次のステップが引き続きテープ再生である場合は
もちろん、カード再生であっても、即座にテープ再生部
101が次のテープ再生ステップの開始タイムコードの頭
出しを同様に行うように制御する。なお、メイン制御部
801は、メインプログラムに応じて映像選択信号141、音
声選択信号142、音声レベル制御信号143も出力する。
カード再生ステップには、メイン制御部801からカー
ド制御部802に制御が一時的に移される。カード制御部8
02は、入力部109か入力されてカードプログラム保持部8
04に記憶されるカード再生ルーチンに基づいて動作す
る。プログラムのステップを管理するのはカウンタ806
であり、カード制御部802により順次インクリメントさ
れる。あるステップである音声インデックス番号がプロ
グラムにより指定された場合、カード制御部802からカ
ード再生部102のインデックスデコード部304に、指定に
対応したインデックス選択信号が供給され、開始アドレ
スがアドレス生成部305にロードされる。同時にアドレ
ス生成部305には、カード制御部802からアドレスロード
信号とカウントイネーブル信号が与えられ、読みだしア
ドレスの生成が開始される。カード再生中は、インデッ
クスデコード部304からレジスタ808にロードされた終了
アドレスと、アドレス生成部305の現在のアドレスが、
比較回路810により比較される。比較の結果、一致すれ
ばカード再生ルーチンの次のステップに進む。カード再
生ルーチンの全てのステップが終了した時点で、カード
制御部802からメイン制御部801に制御が戻される。
なお、以上の説明では、制御部108の構成を第8図の
ような個々の要素に分解して説明したが、これらは実際
には1個から数個以内のCPUおよびファームウェアによ
っても実現しうることは明らかである。
メモリカードには、静止画と音声の両方またはいずれ
か一方を記録しておくわけであるが、静止画の再生と音
声の再生で大きく異なる点がある。静止画の場合には特
に再生時間についての制約はなく、同じ1枚の静止画を
何秒間あるいは何分間表示してもさほど不都合はない。
しかし音声の場合は、内容に応じて「収録時間」が一意
に決まっている。つまり、収録時間のほうが実際の再生
時間よりも短ければ再生後に無音期間が生じ、収録時間
のほうが実再生時間よりも長ければ音声が再生途中で突
然途切れる、といった不都合が生じる。従って音声につ
いては、自然なプログラム再生のために、収録時間と再
生時間を意識しながらメモリカードから再生することが
不可欠となる。以下では、特にカードから再生する時の
制御の態様について説明する。
本実施例では、再生プログラムの各ステップについ
て、メモリカードからの音声の再生については、収録時
間と再生時間の整合をとるために2種類の制御モードを
持つ。
第1の制御モードである内容優先の制御では、収録時
間を優先して内容を再生し終えた時点で次のステップに
進む。メモリカードのアドレスが終了アドレスになった
ことを検出して再生し終えたと判断する。従って各ステ
ップに対応する収録時間の合計が結果的に総再生時間と
なる。内容優先の制御によれば、音声が途中で突然途切
れることはない。これまでの説明は、この内容優先の制
御を前提としている。
第2の制御モードである時間優先の制御では、プログ
ラムによりユーザが設定したステップ毎の再生時間を最
優先して、内容がまだ途中でも強制的に次のステップに
進む。時間優先の制御によれば、音声が途中で突然途切
れる可能性はあるが、総時間を厳守したい場合には有効
である。この時、タイマ110を用いる。タイマ110はその
ステップに移行した時点で制御部108の中のカード制御
部802によりリセットされ、タイマ110の値をカード制御
部802に与え、カード制御部802では、プログラムによる
設定再生時間と比較し、一致したことを検出したら強制
的に次のステップに進む。ただしこの時、音声が急に途
切れる場合があり具合が悪い。そこで、設定時間が経過
する所定時間前(たとえば10秒前)から音声レベル調整
回路106により音声を徐々に小さくフェードアウトする
ような音声レベル制御信号143を出力するモードを設け
る。これにより、時間優先の制御であっても、各実行ス
テップの切り替わり点で音声が突然途切れないように
し、自然に次のステップに移行させることができる。
なお、当然ながら、いずれの制御モードでも、カード
再生ルーチンが終了しても、テープ再生部101の動作
(検索)が終了していない場合は次のテープ再生ステッ
プに移行できないので、検索終了まで待つようにする。
以下では、ミニシアターでの運用を例にとりながら、
この第1の実施例の再生装置の動作をさらに説明する。
この例では、主となる映像(音声)ソフトは15分の短
編映画とする。15分間の各上映の間には、3分間の入れ
替え・休憩時間を設け、15分上映・3分休憩のサイクル
を終日無人で繰り返すものとする。3分間の入れ替え・
休憩時間の間には、見終った人に対する退場誘導の案内
ナレーション・BGM・新しく会場に入った人に対する案
内ナレーション・コマーシャルをこの順にメモリカード
から再生するものとする。
磁気テープには15分の短編映画を3回収録しておき、
また内容に対応してタイムコードを表1のように記録し
ておく。
なお、3回目の上映につき1回行う巻き戻しは、3分
以内で完了するものとする。
メモリカードの音声領域には、BGMが60秒・コマーシ
ャルが30秒・アナウンス1(退場誘導の案内ナレーショ
ン)が15秒・アナウンス2(入場者に対する案内ナレー
ション)が15秒、それぞれこの順に記録されている。メ
モリカードの静止画領域には、Bアナウンス2に対応し
た説明補助の画面が1枚記録されている。これらには、
表2,表3のようにインデックス番号がつけられており、
前述のように、メモリ内の実アドレスとともにインデッ
クス領域に記録されている。なお、音声インデックス番
号は1〜50、静止画インデックス番号は51〜100の範囲
にそれぞれ規定されているものとする。
入力部109から制御部108に対するプログラム設定につ
いて述べる。これらのプログラムはプログラム保持部80
3、804に記憶されて、必要に応じて参照される。まず、
メインプログラムを設定する。設定する内容は表4の通
りである。
この例では、メインプログラムを表5のように設定し
ておく。
次に、メインプログラムから引用されるカード再生ル
ーチンを設定する。設定する内容は表6の通りである。
なお、フェードアウトを指定した時、特に設定しない
場合はステップ終了10秒前からフェードアウトするもの
とする。ここでは、全て内容優先の制御として、表7の
ように設定する(合計3分間相当)。
このカード再生ルーチンP1では、再生合計時間を3分
間とするため、BGMを2回繰り返している。
テープ再生部101の頭出し箇所や停止箇所は、前述の
ようにタイムコードにより判断される。なお上記のプロ
グラムにおいて、カード再生時は内容優先制御であるか
ら、各ステップにおける音声を再生し終えた時点で次の
ステップに進む。静止画は、カードから読み出し中の音
声アドレスがインデックス領域に記録しておいた値(前
述)に一致したことを検出した時に、自動的にメモリカ
ードから読み出し・出力する。なお、この一致検出のた
めに必要なレジスタと比較回路は第8図には図示してい
ない。
第5図はこのプログラムによる自動プログラム再生に
おいて、時間の経過を横軸にとった場合の、テープ再生
部101の動作、タイムコード値の変化、映像・音声切り
替え回路の制御を示したものである。第6図は上述の例
において、カード再生ルーチンP1の制御を内容優先から
時間優先に変更てフェードアウトオプションを一部指定
した場合に、制御部108から出力する音声レベル制御信
号143の値をアナログ的に例示したものである。ここで
はステップ2・3(BGM)のみ、ステップ終了の10秒前
からフェードアウトしている。
以上のように、本発明では磁気テープの大容量性とメ
モリカードの高速検索性を組み合わせて両者の長所を最
大限に生かし、巻き戻し・早送り・検索待ち時間も積極
的にプログラムに組み入れて各種有用な情報の伝達に利
用している。また、本発明の別の効用は、磁気テープの
内容とメモリカードの内容を別々に収録できることでき
る。ビデオテープは映像ソフトの作成現場で収録し、メ
モリカードは上映・展示・デモの会場の実状に合わせて
収録すればよい。これにより同一の映像ソフト(テー
プ)であっても、メモリカードおよびプログラムのみを
入れ替えるだけで、会場・スポンサーなどに合わせた運
用が可能となる。
次に、第2の実施例について述べる。再生装置全体の
構成は第1の実施例と同様で第1図の通りであるが、カ
ード再生部102の内容が第1の実施例における第3図と
は異なっている。第7図は第2の実施例おけるカード再
生部102の内部構成図である。第3図と同じ部分につい
ては同じ番号を付して説明を省略する。メモリカードの
スロットが4つあり、最大4枚のメモリカード701・702
・703・704を選択しながら用いることができる。メモリ
カード701・702には再生機能と記録機能があり、メモリ
カード703・704は再生専用である。アドレス生成部305
は読みだし(または書き込み)アドレス発生とともに、
各メモリカードの読みだし(または書き込み)イネーブ
ル制御も行う。この第2の実施例によれば、メモードの
総容量が増えるのはもちろんであるが、それぞれ別に収
録した複数のメモリカードを使用できるため、内容の性
質が異なる場合でも、わざわざ編集したカードを作る必
がない。また、音声専用メモリカード、静止画専用メモ
リカードという使い分けをすれば、各メモリカードから
の読みだし制御が簡単になる。
次に、第3の実施例について述べる。第1の実施例に
おいては、自動再生プログラムはオペレータが最初に設
定するものであったので、次のような問題があった。ま
ず、カードの内容、特に収録時間を予め厳密に把握して
いなと適切なプログラムを組めなかった。また、磁気テ
ープの巻き戻しや検索に要する時間をオペレータが予測
した上で、最初にプログラムを組む必要があった。テー
プ再生部101は機械的動作を含んでいるため、巻き戻し
や検索に要する時間は事前にはわからない。大まかな所
要時間は予測できるとしても、テープ上の記録位置、機
械の調整状態などで変わる上、さらに1回毎に多少時間
のばらつきがある。巻き戻し・検索の間はメモリカード
からの映像・音声を出力するとしても、カードの容量に
は限りがあり、また待ち時間を減らす意味でも、巻き戻
し・検索が終わり次第、なるべく早く再生を開始したい
場合が多い。しかし、この巻き戻し・検索の見込み時間
が実際の所要時間より大幅に長い場合には、無駄な待ち
時間が必要となりメモリカードの必要容量も増えてしま
う。逆に見込み時間が実際の所要時間より大幅に短い場
合には、カードからのプログラム再生が早く終了してし
まい映像の停止・音声の中断が起こる、という問題があ
った。また、プログラム再生において、テープの巻き戻
し・検索が終わったことを検出してすぐにテープ再生に
切り替えるように制御する場合には、プログラムにより
メモリカードから再生中であった映像・音声が急に中断
され、つながりが不自然になるという問題がある。
第3の実施例はこの点を考慮し、少なくとも2回以上
再生プログラムを反復する場合に、2回目以降の実行に
おいて、検索所要時間とカード再生時間をほぼ一致させ
るものである。この実施例では、第1の実施例における
タイマ110を時間優先制御の時のカード再生ルーチン実
行の時間管理だけでなく、テープ再生部101の所定ステ
ップの動作時間の測定に使用するものである。動作所要
時間を測定してカード再生ルーチンの総再生時間を決定
し、この総再生時間に合うように自動的にカード再生ル
ーチンを変更するものである。
この実施例の全体構成図は第1の実施例と同じ(第1
図)である。また、制御部108の構成も第8図とほぼ同
じである。異なるのは、再生プログラムの設定項目が追
加されること、タイマ110を動作所要時間の測定にも使
用すること、制御部108のアルゴリズムが変更されるこ
と、記憶されている再生プログラムを制御部108から書
き替える手段が追加されること、などである。以下で
は、第1の実施例のミニシアターの運用例を修正する形
で、第3の実施例における動作を説明する。
まず、再生プログラムを設定する。メインプログラム
を設定する時に、そのうちテープ再生部101の動作の所
要時間を測定したいステップを指定する。たとえば、ス
テップ6でタイムコードT1を頭出しするのに要する時間
を測定するように指定する。次に、暫定的なカード再生
ルーチンを設定する。この時、少なくとも1ステップは
時間優先を指定し、時間調整ステップとして指定する。
ここではカード再生ルーチンのステップ3を時間優先
(設定再生時間の初期値はとりあえず60秒としておく)
の時間調整ステップに指定するとともに、フェードアウ
トオプションも指定する。その他は第1の実施例と同じ
再生プログラムとする。これらのメインプログラム・カ
ード再生ルーチンは、第8図のプログラム保持部803、8
04に記憶される。
プログラムが入力されてから実行までの間に、プログ
ラム保持部804の各ステップのインデックス番号に従
い、インデックスデコード部304から各音声の開始・終
了アドレスをカード制御部802に順番に読み込み、それ
ぞれの収録時間を最初に計算しておくものとする。こう
した計算にはCPUが用いられる。
そして、1回目のプログラム実行の途中で、検索(巻
き戻し)に要する時間をタイマ110により実際に測定す
る。具体的には、所要時間測定ステップに移る時(ここ
ではステップ5からステップ6に移る時)に、メイン制
御部801からタイマ110にリセット信号を与える。メイン
制御部801は比較回路809によってタイムコードの頭出し
動作終了を検出すると同時にその時の所要時間をタイマ
110から取り込む。なお、この検索中には同時にカード
再生ルーチンが実行されているので、タイマ110は第8
図のように2系統必要である。
次に、メイン制御部801では、最初に設定した再生プ
ログラムの内容を変更する。たとえば所要時間が実際に
2分20秒であったとする。最初に設定したカード再生ル
ーチンは3分間であったが、実際には約40秒短縮可能と
いうことになる。この例では、動作のばらつきを見込ん
で実測値+5秒を計算し、2分25秒を新たにカード再生
ルーチンの総再生時間(映画上映の間の休憩時間)とし
て、この時間に収まるように変更する。具体的には、総
再生時間からカード制御部802で予め計算しておいた各
ステップ(時間調整ステップを除く)の収録時間を引き
算することにより、時間調整ステップの再生時間を自動
的に決定する。ここでは、カード再生ルーチンの時間調
整ステップであるステップ3の再生時間は、次のように
求められる。総再生時間(2分25秒)からカード再生ル
ーチンのステップ1のアナウンス1(15秒)・ステップ
2のBGM(60秒)・ステップ4のアナウンス2(15秒)
・ステップ5のコマーシャル(30秒)の各収録時間の和
(2分)を引き算した結果の25秒が、ステップ3の新し
い再生時間となる。
そして、プログラム保持部803、804に保持された暫定
プログラムのうち、カード再生ルーチンのステップ3の
設定再生時間を25秒に書き替えて再び保持しておく。プ
ログラムの2回目以降の実行においては、この変更され
たプログラムに従って再生装置を制御する。この例で
は、BGMの収録時間は1分なので、カード再生ルーチン
のステップ2では全部再生するが、ステップ3では時間
優先で25秒で強制的に打ち切る。この時、前述のように
自動的に10秒前からフェードアウトする。
この例では、優先度の低いBGMの再生時間を実際の巻
き戻し・検索時間に合わせて調節しているので、テープ
再生とカード再生のつながりの不自然さもなく、かつ待
ち時間も必要最小限とすることができる。たとえばBGM
を一番最後にしなければいけないというような、プログ
ラム上の制約もない。また、カードに収録された内容
(特に音声)の収録時間が厳密にわかっていなくても、
計算により自動的に総再生時間が所定値となるようなプ
ログラムに設定される。
なお、3回目以上再生プロクラムを反復する場合に
は、検索の所要時間を毎回測定してその平均値や最大値
を保持し、これを用いて計算を行い、カード再生プログ
ラムを逐次変更していくようにしてもよい。また、動作
所要時間を最初に測定する前の1回目のプログラム実行
は不完全なものであるから、この時はメモリカードから
の再生信号の出力を禁止するなどしてもよい。
また本発明は、ビデオカセットのオートチェンジャ装
置を搭載したVTRにも応用することができる。オートチ
ェンジャ装置は、ラックに収められた複数のビデオカセ
ットを機械的手段により自動的に入れ替えてVTRのトラ
ンスポート装置に供給するものである。これによりテー
プ2本分以上の長編映画などの長いソフト、あるいは複
数のカセットを収録された別個の素材を自動的に連続再
生することができる。本発明のようにVTRにメモリカー
ドを備えた装置であれば、今後さらにカセットチェンジ
のスピードアップが達成され、かつメモリカードの容量
が増えて十分な時間の動画を記録できるようになれば、
2本以上のテープにわたる長編の映像ソフトを1台のデ
ッキで継ぎ目なしに連続上映することも可能となる。
また、このようなオートチェンジャ装置を搭載したVT
Rに、上述の第3の実施例の方法を適用することもでき
る。まず最初に暫定的に設定したプログラムに基づい
て、あるカセットの再生終了からカセットチェンジを含
めて次のカセットの再生開始までに要する時間を第3の
実施例と同様に測定する。この時間の中には、停止・ア
ンロード・カセットの入れ替え・ローディング・頭出し
・再生開始という一連の動作が含まれる。その後この所
要時間に基づいてカード再生プログラムを変更すれば、
カセットチェンジの待ち時間を必要最小限とすることが
できる上、カード映像・音声とテープ映像・音声のつな
がりを自然にすることができる。
本発明は上述した3つの実施例にとどまらず、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々の応用が可能である。上述の
各実施例では、VTRの映像・音声の記録方式はディジタ
ル記録であったが、両方またはどちらか一方がアナログ
記録であっても構わない。もちろん、この場合の回路構
成は若干変更になる。また上述の各実施例では映像・音
声の切り替えを同時に行っていたが、一方を磁気テープ
から、もう一方をメモリカードから再生するモードを持
たせることも可能である。さらに、メモリカードの容量
や枚数を増やすことにより、再生できる映像・音声の時
間・種類が増え、本発明の応用が広がるのは言うまでも
ない。
[発明の効果] この発明によれば、再生期間以外の停止・巻き戻し・
早送り動作などの間にも音声信号が中断することのない
再生装置を提供することができる。また、再生期間以外
の停止・巻き戻し・早送り動作などの間にも映像信号・
音声信号が中断しないばかりでなく、自動プログラム再
生機能と組み合わせて、この期間も積極的に映像信号・
音声信号の伝達に利用した再生装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における再生装置の全体
構成図、第2図は同実施例におけるテープ再生部の内部
構成図、第3図は同実施例におけるカード再生部の内部
構成図、第4図は同実施例におけるメモリカードの領域
分割を示す図、第5図は同実施例における再生装置のプ
ログラムに従った動作を示す図、第6図は同実施例にお
けるカード再生プログラムによる音声レベル制御信号の
変化を示す図、第7図は本発明の第2の実施例における
カード再生部の内部構成図、第8図は本発明の第1の実
施例における制御部およびその周辺回路の構成図であ
る。 101……テープ再生部、102……カード再生部、103……
映像切り替え回路、104……音声切り替え回路、106……
音声レベル調整回路、108……制御部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像出力端子及び音声出力端子を備えた再
    生装置であって、 第1の記録媒体から第1の映像信号及び第1の音声信号
    を再生する第1の再生手段と、 第1の記録媒体よりも検索時間の短い一または複数の第
    2の記録媒体から第2の映像信号及び第2の音声信号の
    少なくとも一方を再生する第2の再生手段と、 予め設定された手順に従って第1の再生手段および第2
    の再生手段を制御する手段と、 予め設定された手順に従って第1の映像信号と第2の映
    像信号のどちらかを選択して映像出力端子に導く映像切
    り替え手段か、設定された手順に従って第1の音声信号
    と第2の音声信号のどちらかを選択して音声出力端子に
    導く音声切り替え手段かの少なくとも一方の手段とを備
    え、 前記予め設定された手順の実行において少なくとも第1
    の記録媒体の検索中には、映像切り替え手段は第2の映
    像信号を選択し、音声切り替え手段は第2の音声信号を
    選択することを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】映像出力端子及び音声出力端子を備えた再
    生装置であって、 第1の記録媒体から第1の映像信号及び第1の音声信号
    を再生する第1の再生手段と、 第1の記録媒体よりも検索時間の短い一または複数の第
    2の記録媒体から第2の映像信号及び第2の音声信号の
    少なくとも一方を再生する第2の再生手段と、 予め設定された手順に従った第1の再生手段の所定の動
    作に要する時間を計測する手段と、 予め設定された手順と第1の再生手段の所定の動作に要
    する時間に従って手順を変更する手段と、 変更された手順に従って第1の再生手段および第2の再
    生手段を制御する手段と、 変更された手順に従って第1の映像信号と第2の映像信
    号のどちらかを選択して映像出力端子に導く映像切り替
    え手段か、変更された手順に従って第1の音声信号と第
    2の音声信号のどちらかを選択して音声出力端子に導く
    音声切り替え手段かの少なくとも一方の手段とを備えた
    ことを特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】映像出力端子及び音声出力端子を備えた再
    生装置であって、 第1の記録媒体から第1の映像信号及び第1の音声信号
    を再生する第1の再生手段と、 第1の記録媒体よりも検索時間の短い一または複数の第
    2の記録媒体から第2の映像信号及び第2の音声信号の
    少なくとも一方を再生する第2の再生手段と、予め設定
    された手順に従って第1の再生手段および第2の再生手
    段を制御する手段と、 予め設定された手順に従って第1の映像信号と第2の映
    像信号のどちらかを選択して映像出力端子に導く映像切
    り替え手段か、設定された手順に従って第1の音声信号
    と第2の音声信号のどちらかを選択して音声出力端子に
    導く音声切り替え手段かの少なくとも一方の手段、前記
    予め設定された手順の実行において次の手順に移行する
    所定時間前から音声出力端子に出力される音声信号の音
    量を漸時的に小さくする手段とを備えたことを特徴とす
    る再生装置。
  4. 【請求項4】映像出力端子及び音声出力端子を備えた再
    生装置であって、 磁気テープから第1の映像信号及び第1の音声信号を再
    生する第1の再生手段と、 一または複数の半導体記憶素子から第2の映像信号及び
    第2の音声信号の少なくとも一方を再生する第2の再生
    手段と、 予め設定された手順に従って第1の再生手段および第2
    の再生手段を制御する手段と、 予め設定された手順に従って第1の映像信号と第2の映
    像信号のどちらかを選択して映像出力端子に導く映像切
    り替え手段か、設定された手順に従って第1の音声信号
    と第2の音声信号のどちらかを選択して音声出力端子に
    導く音声切り替え手段かの少なくとも一方の手段とを備
    えたことを特徴とする再生装置。
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