JPS6326884A - 磁気テ−プ装置の位置検索システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、記録再生時間の長い磁気テープ装置の位置
検索システムに関するものである。

〔従来の技術〕

第３図および第４図は従来のＶＨ８方式のＶＴＲ装置に
おいて広く採用されているパラレルローディング方式の
テープ走行装置を示す系統図である。

第３図は記録、再生動作時（ローディング状態）のテー
プ走行経路、第４図は巻き戻し、早送り動作時（半ロー
ディング状態）のテープ走行経路をそれぞれ示し、両図
においてｌは２個のビデオヘッド１ａ＋１ｂを備えた回
転ドラムで、ビデオヘッド１ａｔｌｂは回転ドラム１の
中心に対して正確に１８００の位置に固着され、ドラム
の周辺部にわずかに突出している。

２ａ　＊　２ｂ　ｒ　２ｃは供給側（サプライ側）のロ
ーディングテープがイド、２ａｌ、２ｂ１ｍ２ｂ１は巻
取側（テエイクアップ側）のロープインク用のテープガ
イドでともに回転ドラム１に磁気テープ３を安定に装架
させる働きをもつもので、そのうち、テープガイド２ｂ
ｌ、２ｃｌは点線および実線で示す２種の停止位置の間
を移動できるようになっており、第４図において実線で
示す位置から第３図において実線で示す位置まで移動す
ることにより、第４図に示すように半ローディング状態
にある磁気テープ３をカセット１４から引き出して回転
ドラム１に装架する。

４ａは供給側のガイドローラ、４ｂは巻取側のがイドロ
ーラで、テープ３の小振動を軽減し′ソックを削減する
ためのインピーダンスローラでアル。

５は全幅消去ヘッド、６，７はテープガイドで、テープ
ガイド７は点線および実線で示す２種の停止位置の間を
移動できるようになっており、第４図において実線で示
す位置から第３図において実線で示す位置まで移動して
、磁気テープ３を全幅消去ヘッド５に装架する。

８はテープテンションレギュレータ、９は音声消去ヘッ
ド、１０は音声信号、コントロール信号ヘッドで、これ
らのヘッド９，１０は一体化して機械的精度を持たせで
ある。

１１はテープガイド、１２はピンチローラ、１３はキャ
プスタンで、第３図に示す記録、再生時においては、磁
気テープ３はピンチローラ１２とキャプスタン１３との
間に挾まれ、キャプスタン１３の回転によって一定速度
で矢印方向に進められる。

また、第４図に示す巻き戻し、早送り時においては、ピ
ンチローラ１２はキャプスタン１３から離れた位置へ移
動して停止しているようになっている。

カセット１４内には、磁気テープ３が収納されている。

このカセット１４内には、テープガイド１５〜１７が設
けられており、カセット１４内に収納された磁気テープ
３を円滑に供給し、または巻き取るようになっている。

カセット１４内に供給リール１８、巻取リール１９が配
置している。

上述のように構成されるＶＴＲ装置では、記録再生時に
は磁気テープ３は可動テープガイド機構、２ｂ＋２ｅ＋
２ｂｌ＋２ｃ１．７に支持されて、第３図に示すように
ビデオヘッド１　ａ　ｒ　１　ｂ、全幅消去ヘッド５、
音声消去ヘッド９および音声信号、コントロール信号ヘ
ッド１６に接触し、各ヘッドは夫々の動作を行なう。

また、巻き戻し、早送り動作時には、巻取り側テープガ
イド２ｂｌ、２ｃｌが半分だけ引き出され、音声、フン
トロール信号ヘッド１６に磁気テープ３を接触させた半
田−デイング状態で、一般に記録、再生モード時に比較
して３０倍〜５０倍め高速で走行させられる。

このような従来のＶＴＲ装置では、巻き戻し、早送り時
において、磁気テープ上の特定の記録位置を検索する方
法として次のような方法がとられている。

第５図（ａ）に示すように磁気テープ上のフォーマット
はビデオ信号トラック３ａ、オーディオ信号トラック３
ｂ、フントロール信号トラック３Ｃからなり、検索用に
はコントロールトラック３Ｃが一般に用いられている。

このフントロールトラック３Ｃにはテープの走行スピー
ドを一定にするため、テレビソヨン信号の垂直同期信号
（第３図（ｂ）　）を基準にしたコントロール信号が記
録される。勿論、このコントロール信号は池のビデオ信
号、オーディオ信号と同時に所定のコン本ロールトラッ
クに記録されるものである。

このコントロール信号は垂直同期信号の立下り点を基準
にしてモノマルチ回路を動作させ、コントロール信号へ
ラド１０へ印加される記録電流は第５図（Ｃ）のように
なる。すなわち、デユティについてはＴ　ｏ　＞　”と
し、コントロール信号ヘッド１０により磁気テープ３の
フントロール信号部が確実に飽和記録レベルに達するよ
うに駆動する。このように、Ｔ（１＞”のときを「Ｏコ
ード」と命名する（一般にはＴ。＝０．６５Ｔとする）
。

このようにして、磁気テープ３に記録されたコントロー
ル信号を再生すると、第５図（ｄ）のような微分波形が
得られる。ここで■信号の部分は本来のサーボ系の基準
信号として使用する。同時にＯ信号のデユティを判別し
、Ｔｏ　＞　”の条件のとき「０」コードと読み取る。

次に、第５図（ｅ）のように、第５図山）の垂直同期信
号に対して記録電流が第５図（ｅ）のようにＴｔ　＜　
Ｔの関係で飽和レベルの記録を行なう。すなわち、デユ
ティについてＴｔ　＜　”とし、コントロール信号ヘッ
ド１０により磁気テープ３のコントロール信号部が確実
に飽和記録レベルに達するように駆動Ｔ する。このように、Ｔ、＜ｉのときを「１」コードと命
名する（一般にＴ、＝　０．２５　Ｔ　’）。

このようにして、磁気テープ３に記録されたフントロー
ル信号を再生すると、第５図（ｆ）のように微分波形が
得られる。ここで■信号の部分は本来のサーボ系の基準
信号として使用する。同時にＯ信号のデユティを判別し
Ｔ１く７の条件のとき「１」コードと読み取る。

上述のように、Ｏ信号のデユティを百より大きい場合と
小さい場合とに区別し、コードｒＯＪ、「１」と命名し
、これらの信号を６０〜３００パルス（２秒〜５秒）使
用してテープの位置番号およびタイトル番号をコントロ
ール信号トラック３Ｃに書き込み、またこの信号を読み
出して検索する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の磁気テープ装置の位置検索システムは以上のよう
に構成されているので、夫々のコードを磁気テープ（Ｖ
　ＨＳ　Ｔ−１２０Ｅテープは２４６ｍあり６時間の記
録ができる）の任意の位置に書き込める。

また、読み出し検索できるが、再生しようとするときあ
る一巻の磁気テープカセットにどのような内容のものが
どの位置に記録されているかは順次テープの初めから早
送り動作をさせ、検出した位置で再生してみなければな
らない。

したがって、記録済みテープの初めから終りまで少なく
とも早送り動作で検索せねばならず（約４分）、また、
テープ終りで巻き戻し動作をせねばならず（さらに約４
分）、非常に時間がかかり、ユーザがいらいらするなど
の問題があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、テープの初めの部分を短時間再生するだけで、そ
のテープの全長に記録されている目次が検知できる磁気
テープ装置の位置検索システムを得ることを目的とする
。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る磁気テープ装置の位置検索システムは磁
気テープの所定のトラックにデイソタルコード化したタ
イトル信号、カウンタ信号などを含むアドレス信号を任
意に打ち込んだテープを早送り、または巻き戻し動作に
より順次記憶するメモリ回路と、このメモリ回路で記録
した情報をテープの所定部に自動的に再記録させる手段
を設けたものである。

〔作　用〕

この発明においては、一つのカセットテープ全長に記録
しているアドレス信号をそのカセットテープの所定部に
集中的に再記録するため、このカセットヲ再生すると数
秒間で各記録内容がどの位置に記録されたテープかとい
うことが判明し、目次付カセットテープを作成する。

〔実施例〕

以下、この発明の磁気テープ装置の位置検索システムの
実施例を図について説明する。第１図はその一実施例の
構成を示すブロック図である。この第１図において、符
号１〜１９までのデツキ内は第３図、第４図と全く同一
である。符号２０以降で示す部分が新たに付加された部
分であり、この発明の特徴をなす部分である。

すなわち、２０はアドレス信号などを当き込むだめの記
録アンプである。この記録アンプ２０には、書き込みコ
ード作成回路２１からアドレス信号ナトのデイノタルコ
ードを入力するようになっており、記録アンプ２０の出
力端はスイッチ２４の固定端子２４ｂに接続されている
。

スイッチ２４は固定端子２４ａ　、２４ｂと可動端子２
４ｃとを有し、固定端子２４ａは再生アンプ２２の入力
端に接続され、可動端子２４ｃはコントロール信号ヘッ
ド１０に接続されている。このスイッチ２２はコントロ
ール信号トラックにアドレス信号などのデイソタルコー
ドを書き込む場合には、可動端子２４ｃを固定端子２４
ｂ側に接続シ、コントロール信号トラックに書き込まれ
たデイソタルコードを読み取る場合には、固定端子２４
ａ側に切り換えるものである。

一方、シーケンス制御回路２８は電気的シーケンスを制
御するもので、一般に１０００ケ９−ト付近のＰ−）ア
レーで構成されており、このシーケンス制御回路２８の
出力はデツキシーケンス匍制御回路２７、コード読み取
り回路２３、フード書き込み作成回路２１、メモリ回路
２６に出力するようになっている。

メモリ回路２６はアドレス信号などのディソタル信号を
一時的に記憶するもので、このメモリ回路２６はスイッ
チ２５の可動端子２５ｅと文字発生回路２９に接続され
ている。

スイッチ２５は固定端子２５ａｔ２５ｂ、可動端子２５
ｃとで構成され、固定端子２５ａはコード読み取り回路
２３の出力端に接続され、固定端子２５ｂはコード書き
込み作成回路２１の入力端に接続されている。

このスイッチ２５の可動端子２５ｃはコントルール信号
トラックにディジタルフードを書き込む場合に、固定端
子２５ｂに接続し、コントロール信号トラックからのデ
ィジタルフードを読み取る場合には、固定端子２５ａ側
に切り換えるものである。

上記再生アンプ２３は磁気テープ上のアドレス信号など
を読むための再生アンプであり、一般にコントロール信
号アンプを流用できる。

この再生アンプ２２で増幅されたディジタルフードはコ
ード読み取り回路２３で読み取られ、スイッチ２５を通
して、メモリ回路２６に記憶されるようになっている。

また、上記文字発生回路２９はアドレス信号などの内容
をテレビ画面に表示するためのもので、混合回路３１に
接続されている。この混合回路３１と文字発生回路２９
は同期発生回路３０に接続されている。

また、混合回路３１はスイッチ３３の固定端子３３ａに
接続され、スイッチ３３の固定端子３３ｂは信号処理回
路３２に接続されている。信号処理回路３２はＶＴＲの
一般再生ビデオ信号を作成するものである。

このスイッチ３３の可動端子３３ｃはモニタテレビに接
続され、再生ビデオ信号と文字信号（目次）に切り換え
るものである。

なお、上記デツキシーケンス制御回路２７はデツキのメ
カニカルシーケンスを制御するものである。

次に、第２図を併用してこの発明の動作について説明す
る。いま第２図（ト）に示すように全長２４７ｍのテー
プの任意のところに、任意の数アドレス信号が打ちこま
れているものとする。一般に、ＶＴＲのユーザは一つカ
セットに１番は「記録映画シルクロード」、２番には「
映画スターウオーズ」・・・・・・と記録していく。貴
重面なユーザはこれらをカセットテープの上面にメモ書
きして貼りつける。

このような磁気テープを、いまこの発明のＶＴＲに入れ
て、「目次」という操作釦を押すと、まずデツキシーケ
ンス制御回路２７によりデツキメカニズムがコントロー
ルされ、第１図に示すように半ローディング状態となり
、フントロール信号トラックがコントロール信号ヘッド
１０に接触する。

この状態でテープの終りより巻き戻し動作が行なわれ（
もし途中である場合は高速でテープの終端部まで早送り
し、その後所定の巻き戻し動作を行なう）、第２図囚に
示すように１６番地のアドレス信号（タイトル信号など
も含む）、１５番地、１４番地・・・・・・０１番地の
アドレス信号と順次読みとる。

このときのフントロール信号トラックに書かれているフ
ード信号の一例を第２図（Ｃ）、さらに詳細の様子を第
２図Ｄ）に示している。この場合１個の７　＋’　レス
Ｍ号ｎハ５　ｓｅｃ　（コントロールパルス数で１５０
個）に相当する。

このとき、電気系の動作はシーケンス制御回路２８の動
作によりスイッチ２４．２５の可動端子２４　ｃ　＋　
２５　ｃはそれぞれ固定端子２４　ａ　＋　２５　ａ側
に切り換わり、フントロール信号ヘッド１０より読みと
られるアドレス信号群のコードが闇１６゜１５．１４・
・・・・・０１と順次読みとられスイッチ２４−再生ア
ンプ２２−コード読み取り回路２３−スイッチ２５を経
てメモリ回路２６に記憶される。

このようにして、テープの巻き戻し動作により順次アド
レス信号群の情報がメモリ回路２６にメモリされ、テー
プの頭部末で巻き戻されると、次にシーケンス制御回路
２８によって電気系はスイッチ２４．２５の可動端子２
４　ｃ　＋　２５　ｃは固定端子２４ｂ　、２５ｂ側に
切り換わり、今度はメモリ回路２６で書き込まれたアド
レス信号群がスイッチ２５−フード書き込み作成回路２
１−記録アンプ２０−スイッチ２４を通してコントロー
ル信号ヘッド１０に送られる。

一方、デツキメカニズム系も、デツキシーケンス制御回
路２７により巻き戻し動作から早送りモードあるいは再
生モードに切り替る。ここで、いままで記憶されたメモ
リ回路２６のデイソタル内容をＮ１０１．０２・・・・
・・１５．１６という順でテープの一番初めからコント
ロール信号ヘッド１０により再記録する。

すなわち、第２図（Ｂ）に示すようにテープの最初にＯ
Ｉ、０２・・・・・・１５．１６とアドレス信号群が再
記録され、そのテープ全体の目次が完成する。

次に、このようなテープを再生するとテープの頭部にア
ドレス信号群のコードがすべて記録されているので、こ
の部分を早送り、または再生することにより目次がわか
る。

このときは、スイッチ２４、再生アンプ２２、コード読
み取り回路２３、スイッチ２５により頭部のコードがた
だちに読み取られ（５ｓｅｃＸ１６アドレス／巻き戻し
スピード＃４０＝２秒）、この情報が同様にメモリ回路
２６に記憶され、文字発生回路２９１、同期発生回路３
０、混合回路３１を介してテレビソヨン文字信号となり
、スイッチ３３の切替動作により、モニタテレビの画面
にリストアツブすることができる。

この実施例の場合、目次付カセットテープをこの発明の
磁気テープ装置の位置検索、システムで内容をチェック
しようとするならば、約２　ｓｅｃの検索で目次をモニ
タＴＶに表示することができる（アドレス信号１６番ま
での場合これが増せば順次秒単位で増加）。

なお、上記実施例では番号とタイトルを例にあげて説明
したが、カウンタ数字などを記録することも可能である
。

アドレス信号をフントロール信号トラックに選んだのは
、一般的であるだけで、ビデオトラック、オーディオト
ラックなどまたは新たなトラックを設けた場合も同様で
あり、コントロールトラックに限定するものではない。

テープの頭部に集中的に再記録したが、これも限定する
ものではない。アドレスが多くモニタＴＶの一画面に入
りきれない場合にはメモリ回路２６よりスクロール方式
（順次送り出し方式）にて表示することも可能である。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり、記録済みテープを巻き
戻し操作時にアドレスおよびタイトルなどを含なデイソ
タルフード化した信号をメモリ回路に書き込み、このメ
モリ内容をテープの所定部に再記録させて目次とするよ
うにしたので、ＶＴＲのカセットテープに種々異なるソ
ースをまちまちに記録したテープの頭出しを容易にかつ
迅速にでき、−度にカセット内のプログラムをみること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の磁気テープ装置検索システムノー実
施例のブロック図、第２図は同上磁気テープ装Ｇなの位
置検索システムの動作を説明するための図、第３図は従
来のＶＴＲ装置のローディング状態を示す図、第４図は
従来のＶＴＲ装置の半ローディング状態を示す図、第５
図は従来のＶＴＲ装置において、フントロール信号トラ
ックにアドレス信号を書き込む場合の説明図である。 １・・・回転ドラム、１ａ＋１ｂ・・・ビデオヘッド、
２ａ＋２ａｌ＋’６＋１１＋１５＋１６＋１７・・・固
定テープガイド、２ｂ＋２ｂｌ＋２ｃ、２ｃｌ＋７・・
・可動カーブガイド、３・・・磁気テープ、５・・・全
幅消去ヘッド、９・・・音声消去ヘッド、１０・・・音
声信号、コントロール信号ヘッド、１４・・・カセット
、１８・・・供給リール、１９・・・巻取リール、２１
・・・コード書き込み作成回路、２３・・・フード読み
取り回路、２４，２５．３３・・・スイッチ、２６・・
・メモリ回路、２７・・・デツキシーケンス制御回路、
２８・・・シーケンス制御回路、２９・・・文字発生回
路、３０・・・同期信号発生回路、３１・・・混合回路
。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　磁気テープの所定のトラックにアドレス信号群を記録
   再生する手段、早送りまたは巻き戻しモードでこの記録
   されたアドレス信号群を読み取る回路、この回路で読み
   取つたアドレス信号群を記憶するメモリ回路、このメモ
   リ回路の内容を磁気テープの所定部に集中的に記録する
   手段、上記磁気テープ内の集中的に記録されたアドレス
   信号群を表示手段に表示するためにビデオ信号に変換す
   る手段を備えてなる磁気テープの位置検索システム。