JP3029237B2 - 台上摩耗エネルギー測定試験機 - Google Patents

台上摩耗エネルギー測定試験機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は台上摩耗エネルギー
測定試験機に関し、特に、実車走行により生じる自由転
動輪の摩耗エネルギー測定試験機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に実車走行でのタイヤ接地面の摩耗
形態は、主なものに2つある。ひとつは、タイヤのクラ
ウン部(以下Cr部と略記する)よりもショルダー部
(以下Sh部と略記する)の摩耗が大きくなるショルダ
ー摩耗(以下Sh摩耗と略記する)と呼ばれる摩耗であ
り、もうひとつはSh部よりもCr部の摩耗が大きくな
るクラウン摩耗(以下Cr摩耗と略記する)と呼ばれる
摩耗であり、自由転動輪はSh摩耗し、駆動輪はCr摩
耗する傾向がある。
【0003】しかして、自由転動輪のSh摩耗を測定す
る台上摩耗エネルギー測定試験機は、従来、図8に示す
ように、タイヤ接地台aを、例えば矢印d方向に駆動さ
せて、遊転自在なタイヤ軸bに取付けたタイヤcを転動
させ、タイヤ接地台aに設けられた図示省略の測定器に
タイヤcを接触させて、タイヤ接地面各部の摩耗エネル
ギーを測定する構造であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の台上摩
耗エネルギー測定試験機では、荷重以外のタイヤにかか
る負荷(例えば、トルク、制動力)は、どのタイヤも一
定であった。ところが、実際の車は、エンジントルクや
ブレーキ力も異なるため、同じSh摩耗でも程度が違う
ことがあった。
【0005】具体的には、2000ccクラスのFR車(後輪
駆動車)と3000ccクラスのFR車では、図9の(イ)
(ロ)に示すように、摩耗量が相違していた。なお、図
9の(イ)が2000ccクラスを示し、図9の(ロ)が3000
ccクラスを示している。
【0006】従って、従来の台上摩耗エネルギー測定試
験機では、荷重を合わせても、図9に示すモードを再現
できなかった。
【0007】そこで、本発明は、実車走行により生じる
自由転動輪の摩耗形態を台上で再現可能な台上摩耗エネ
ルギー測定試験機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、本発明に係る一の台上摩耗エネルギー測
定試験機は、水平方向の移動によりタイヤ軸に外嵌され
たタイヤを回転させるタイヤ接地台と、タイヤ接地台に
設けられて上記タイヤとの接触によりタイヤ摩耗エネル
ギーを測定する測定器と、上記タイヤ接地台を移動させ
る台駆動手段と、上記タイヤ接地台の移動時に上記タイ
ヤ軸に制動力をかけるためのブレーキ手段と、を備えた
ものである。
【0009】また、本発明に係る他の台上摩耗エネルギ
ー測定試験機は、水平方向の移動によりタイヤ軸に外嵌
されたタイヤを回転させるタイヤ接地台と、タイヤ接地
台に設けられて上記タイヤとの接触によりタイヤ摩耗エ
ネルギーを測定する測定器と、上記タイヤ接地台を移動
させる台駆動手段と、上記タイヤ軸を回転させて上記タ
イヤを回転させるタイヤ軸駆動手段と、上記タイヤ接地
台の移動時に上記タイヤ軸に制動力をかけるためのブレ
ーキ手段と、を備え、上記台駆動手段の駆動時はタイヤ
軸を上記タイヤ軸駆動手段に対して遊転自在なフリー状
態とし、かつ、上記タイヤ軸駆動手段の駆動時は上記タ
イヤ接地台を台駆動手段に対して往復動自在なフリー状
態とするように構成したものである。
【0010】また、本発明に係る別の台上摩耗エネルギ
ー測定試験機は、水平方向の移動によりタイヤ軸に外嵌
されたタイヤを回転させるタイヤ接地台と、タイヤ接地
台に設けられて上記タイヤとの接触によりタイヤ摩耗エ
ネルギーを測定する測定器と、上記タイヤ接地台の移動
時に上記タイヤのタイヤ軸に制動力をかけるためのブレ
ーキ手段と、上記タイヤ接地台と連結・分離自在に連結
されるスクリューシャフトと、該スクリューシャフトを
螺進退させて該スクリューシャフトと連結状態のタイヤ
接地台を移動させる第1モータと、該第1モータとは独
立して駆動して上記タイヤ軸を回転駆動させる第2モー
タと、を備え、上記第1モータの駆動時はタイヤ軸を上
記第2モータに対して遊転自在なフリー状態とし、か
つ、上記第2モータの駆動時は上記タイヤ接地台を上記
スクリューシャフトに対して往復動自在なフリー状態と
するように構成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳説
する。
【0012】図1と図2は、本発明に係る台上摩耗エネ
ルギー測定試験機を示し、この試験機は、タイヤ1が着
脱自在に取付けられるタイヤ軸2と、平板状のタイヤ接
地台3と、タイヤ摩耗エネルギーを測定する測定器4
と、タイヤ接地台3を往復駆動させる台駆動手段5と、
タイヤ軸2を回転駆動させるタイヤ軸駆動手段6と、を
備えている。
【0013】具体的には、タイヤ接地台3は、表裏(上
下)両面が平滑面に形成される。そして、箱型の支持体
7上に回転自在に枢着した複数のローラ8…に、タイヤ
接地台3は受持されて、水平方向の往復動が自在となっ
ている。
【0014】支持体7の左右の側面には複数のナット部
材10…が突設され、ナット部材10…に一対のスクリュー
シャフト9,9が螺進退自在に螺着される。スクリュー
シャフト9,9は、一点鎖線で省略して示す連結具11…
にて、タイヤ接地台3と連結・分離自在に連結される。
【0015】この連結具11は、タイヤ接地台3とスクリ
ューシャフト9に着脱自在であって、スクリューシャフ
ト9には、スクリューシャフト9が自由に回転し得るよ
うに取付けられる。つまり、タイヤ軸駆動手段6の駆動
時は連結具11を取外してタイヤ接地台3をスクリューシ
ャフト9に対して往復動自在なフリー状態とするように
構成する。
【0016】例えば、両端部に貫孔を有する板状乃至棒
状の連結片と、ボルトを用いて連結具11を構成し、該連
結片の両貫孔にボルトを夫々回転自在に挿通して、タイ
ヤ接地台3とスクリューシャフト9に着脱自在に螺着す
る。
【0017】また、スクリューシャフト9,9と噛合回
転するギヤ12,12が支持体7に枢着される。ギヤ12は、
チェーン及びスプロケットやベルト及びプーリ等を用い
た伝動機構13にて、第1モータ14と連動連結される。図
例では、ギヤ12,12は同期軸15で連結される。
【0018】これら第1モータ14、伝動機構13、ギヤ1
2、スクリューシャフト9、ナット部材10、連結具11等
にて台駆動手段5が、構成される。
【0019】次に、タイヤ軸2は、タイヤ軸駆動手段6
をなす第2モータ16と、連動連結され、第2モータ16を
駆動させないニュートラルの状態では、タイヤ軸2がフ
リーに回転する。つまり、台駆動手段5の駆動時はタイ
ヤ軸2を第2モータ16に対して遊転自在なフリー状態と
するように構成する。この第2モータ16は第1モータ14
とは独立して作動する。なお、タイヤ軸2は、タイヤ1
の接地圧を調整できるように、上下に位置を変更・固定
自在に構成する。
【0020】また、図1〜図3に示すように、測定器4
は、複数の歪ゲージ17…を備えた第1センサー19と複数
の歪ゲージ18…を備えた第2センサー20とからなる。第
1センサー19と第2センサー20は、タイヤ接地台3の往
復駆動方向A,Bに位置をずらして、該タイヤ接地台3
に設けられる。
【0021】第1センサー19と第2センサー20の夫々の
先端部(上端部)は、タイヤ接地台3の接地面をなすプ
レート21の孔部21a,21bに、臨ませてあり、タイヤ1
のトレッド面に接触可能となっている。
【0022】第1センサー19は、タイヤ1とタイヤ接地
台3の接地面内での接地圧(応力)を測定し、第2セン
サー20は、タイヤ1とタイヤ接地台3の接地面に沿って
の動き(すべり)───例えばタイヤ1の接地部の歪み
量───を測定する。
【0023】なお、タイヤ1に対する測定器4の位置
を、タイヤ1の幅方向(図2の軸心L方向)に自由に変
更できるように、例えば、タイヤ1,タイヤ軸2,第2
モータ16と、タイヤ接地台3,支持体7,第1モータ14
等と、の内の一方を、上記幅方向に位置を変更・固定自
在に構成する。
【0024】また、タイヤ軸2には、ブレーキ手段25が
付設され、このタイヤ軸2に制動力が作用する。このブ
レーキ手段25は、該タイヤ軸2に外嵌されるディスク26
と、このディスク26に圧接するブレーキパット27とを備
える。
【0025】しかして、上述の如く構成された台上摩耗
エネルギー測定試験機では、「タイヤ接地台3を往復駆
動させてタイヤ軸2のタイヤ1を転動させる(以下、こ
れを台駆動という)。」と、「タイヤ軸2のタイヤ1を
回転駆動させてタイヤ接地台3を往復動させる(以下、
これをタイヤ駆動という)。」に切換えて、台駆動とタ
イヤ駆動の際に測定器4で測定された夫々のタイヤ摩耗
エネルギーのデータをもって、実車走行での自由転動輪
と駆動輪の摩耗形態を調べることができる。
【0026】即ち、タイヤ駆動の場合は、連結具11…を
外して、スクリューシャフト9,9とタイヤ接地台3の
連結を解き、タイヤ接地台3を往復動自在(フリー状
態)にする。そして、第2モータ16を駆動させて、タイ
ヤ1を(例えば図1の矢印C方向に)回転させる。
【0027】また、台駆動の場合は、第2モータ16をニ
ュートラルにし、タイヤ1をフリー状態とすると共に、
スクリューシャフト9,9とタイヤ接地台3は連結具11
…にて連結し、第1モータ14を駆動させて、伝動機構13
及びギヤ12等を介してスクリューシャフト9,9を螺進
退させることにより、タイヤ接地台3を(例えば図1の
矢印A方向に)駆動させる。
【0028】タイヤ駆動・台駆動いずれの場合も、タイ
ヤ1の摩耗を測定する箇所(例えばSh部やCr部)
が、第1センサー19と第2センサー20に接触するように
タイヤ1を転がして(例えば図1に図示する接地入S1
から接地出S2 まで)タイヤ摩耗エネルギーを測定す
る。これを各測定箇所毎に行う。
【0029】ここで、タイヤ摩耗エネルギーは、〔接地
圧×Δすべり量〕、あるいは、〔前後力・横力(応力)
×Δすべり量〕、と定義する。接地圧は第1センサー19
で測定され、Δすべり量は第2センサー20にて測定され
る。
【0030】このようにして測定されたタイヤ摩耗エネ
ルギーは、台駆動ならば、Cr部よりもSh部の摩耗エ
ネルギーが高く、タイヤ駆動ならば、Sh部よりもCr
部の摩耗エネルギーが高くなることが判る。
【0031】つまり、台駆動では、実車走行の自由転動
輪に生じるSh摩耗の傾向と一致し、タイヤ駆動では、
実車走行の駆動輪に生じるCr摩耗の傾向と一致し、実
車走行での自由転動輪と駆動輪の摩耗形態が、台上で再
現されることとなる。
【0032】なお、測定条件としては、例えば、タイヤ
1の回転速度は5mm/secで、タイヤ1の内圧と荷
重は、各車両条件に合わせて設定する。
【0033】これは、次のようなメカニズムによるもの
と考えられる。即ち、図5に示すように、タイヤ1は一
般的に(Cr部の半径R1 )>(Sh部の半径R2 )な
ので、その周長差によって、実車走行におけるタイヤ1
と路面との接地面内のすべり(変形)は、タイヤ転動時
のCr部とSh部の軌跡を示す図6のように、Cr部は
1 の如く後方(同図左方向)にすべり、Sh部はF2
の如く前方(同図右方向)にすべっていると予想され
る。
【0034】そして、台駆動とタイヤ駆動によるすべり
は、図7のように考えられる。つまり、台駆動による
と、図7の(イ)のように、タイヤ1の接地部をブロッ
クとして見た場合に、そのタイヤブロック1aのすべり
としては、タイヤ1の慣性により、前方(同図右方向)
へのすべり(即ち図6のSh部のすべりF2 )が助長さ
れて、Sh摩耗が強調されるからである。
【0035】また、タイヤ駆動によると、図7の(ロ)
のように、タイヤ接地台3の慣性により、タイヤブロッ
ク1aの後方(同図右方向)へのすべり(即ち図6のC
r部のすべりF1 )が助長されて、Cr摩耗が強調され
るからである。
【0036】しかして、台駆動の場合、ブレーキ手段25
にてタイヤ軸2に制動力(具体的、には、10kgf )がか
けられる。ブレーキ手段25にてタイヤ軸2に制動力がか
けられない場合(制動力が1kgの場合)が図4の(イ)
に示すように、Sh部の摩擦エネルギーがCr部の摩擦
エネルギーと差があまり無いのに対して、図4の(ロ)
に示すように、ブレーキ手段25にてタイヤ軸2に制動力
をかけた場合Sh部の摩擦エネルギーが増加している。
即ち、制動力をかけることにより、実車の摩擦形態の差
をより精度よく再現できた。
【0037】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、例えば、図1に於て、摩耗エネルギー測定時にお
けるタイヤ1の回転駆動の方向はC,Eの何れでもよ
く、タイヤ接地台3の駆動方向は矢印A,Bの何れでも
よい。
【0038】台駆動手段5としては、支持体7にスクリ
ューシャフト9を枢着して、第1モータ14で回転駆動さ
せ、ナット部材10を螺進退させると共に、ナット部材10
とタイヤ接地台3とを連結・分離自在に連結して、タイ
ヤ接地台3を往復駆動させる構成としてもよい。
【0039】さらに、台駆動手段5としては、ラックと
ピニオンギヤを用いたり、あるいは、モータを使用せず
にシリンダ等の他の往復駆動機を用いて、タイヤ接地台
3を往復駆動させる構成としてもよい。
【0040】また、連結具11は連結片及びボルト以外の
ものを用いて構成するも自由である。さらに、複数の測
定器4…を、タイヤ1の幅方向に所定ピッチで配設し
て、一度にタイヤ接地面各部のタイヤ摩耗エネルギーを
測定できるようにするも自由である。また、キャンバー
トーインなどの影響を反映できるように、図2における
タイヤ1の中心面Dとタイヤ接地台3がなす角度θを変
更できるように構成するも自由である。
【0041】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載するような著大な効果を奏する。
【0042】請求項1記載の台上摩耗エネルギー測定試
験機では、実車走行による自由転動輪の摩耗形態(Sh
摩耗)を、台上で再現することが可能となり、偏摩耗や
耐摩耗性の予測・検討等を容易かつ正確に行える。
【0043】請求項2,3記載の台上摩耗エネルギー測
定試験機では、実車走行による自由転動輪と駆動輪の摩
耗形態(Sh摩耗とCr摩耗)を、何れも台上で再現す
ることが可能となり、偏摩耗や耐摩耗性の予測・検討等
を容易かつ正確に行える。特に、Sh摩耗形態を精度よ
く再現することができる。
【0044】請求項3記載の台上摩耗エネルギー測定試
験機では、タイヤ接地台3とスクリューシャフト9を連
結・分離することにより、タイヤ接地台3の往復駆動に
よるタイヤ1の転動と、タイヤ軸2のタイヤ1の回転駆
動によるタイヤ接地台3の往復動に、簡単に切り換える
ことができ、摩耗エネルギー測定試験を効率良く行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す側面図である。
【図2】正面図である。
【図3】タイヤ接地台の要部断面図である。
【図4】タイヤ摩耗エネルギーのグラフ図である。
【図5】タイヤの要部拡大図である。
【図6】接地面内でのすべりを示す説明図である。
【図7】タイヤのすべりを示す簡略説明図である。
【図8】従来例を示す簡略説明図である。
【図9】タイヤ摩耗量のグラフ図である。
【符号の説明】
1 タイヤ 2 タイヤ軸 3 タイヤ接地台 4 測定器 5 台駆動手段 6 タイヤ軸駆動手段 9 スクリューシャフト 14 第1モータ 16 第2モータ 25 ブレーキ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 17/02 G01B 21/00 G01N 3/56 B60C 19/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向の移動によりタイヤ軸2に外嵌
    されたタイヤ1を回転させるタイヤ接地台3と、タイヤ
    接地台3に設けられて上記タイヤ1との接触によりタイ
    ヤ摩耗エネルギーを測定する測定器4と、上記タイヤ接
    地台3を移動させる台駆動手段5と、上記タイヤ接地台
    3の移動時に上記タイヤ軸2に制動力をかけるための
    レーキ手段25と、を備えたことを特徴とする台上摩耗エ
    ネルギー測定試験機。
  2. 【請求項2】 水平方向の移動によりタイヤ軸2に外嵌
    されたタイヤ1を回転させるタイヤ接地台3と、タイヤ
    接地台3に設けられて上記タイヤ1との接触によりタイ
    ヤ摩耗エネルギーを測定する測定器4と、上記タイヤ接
    地台3を移動させる台駆動手段5と、上記タイヤ軸2を
    回転させて上記タイヤ1を回転させるタイヤ軸駆動手段
    6と、上記タイヤ接地台3の移動時に上記タイヤ軸2
    制動力をかけるためのブレーキ手段25と、を備え、上記
    台駆動手段5の駆動時はタイヤ軸2を上記タイヤ軸駆動
    手段6に対して遊転自在なフリー状態とし、かつ、上記
    タイヤ軸駆動手段6の駆動時は上記タイヤ接地台3を台
    駆動手段5に対して往復動自在なフリー状態とするよう
    に構成したことを特徴とする台上摩耗エネルギー測定試
    験機。
  3. 【請求項3】 水平方向の移動によりタイヤ軸2に外嵌
    されたタイヤ1を回転させるタイヤ接地台3と、タイヤ
    接地台3に設けられて上記タイヤ1との接触によりタイ
    ヤ摩耗エネルギーを測定する測定器4と、上記タイヤ接
    地台3の移動時に上記タイヤ1のタイヤ軸2に制動力を
    かけるためのブレーキ手段25と、上記タイヤ接地台3と
    連結・分離自在に連結されるスクリューシャフト9と、
    該スクリューシャフト9を螺進退させて該スクリューシ
    ャフト9と連結状態のタイヤ接地台3を移動させる第1
    モータ14と、該第1モータ14とは独立して駆動して上記
    タイヤ軸2を回転駆動させる第2モータ16と、を備え
    上記第1モータ14の駆動時はタイヤ軸2を上記第2モー
    タ16に対して遊転自在なフリー状態とし、かつ、上記第
    2モータ16の駆動時は上記タイヤ接地台3を上記スクリ
    ューシャフト9に対して往復動自在なフリー状態とする
    ように構成したことを特徴とする台上摩耗エネルギー測
    定試験機。
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