JP3029166U - 両手を自由にできる肩かけ受話器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】受話器を耳にあてたまま受話器を肩と耳とで容
易におさえられるようにし両手の動きを自由にする。 【構成】受話器の握把の一部を短冊形１に切開し一端を
蝶番２で受話口に近い部位に固定しＢ端に湾曲した帯鋼
３を接続し開閉自在な形とする。使用時には短冊形を開
き帯鋼のＤ部を止め金で固定して三角形をつくり、帯鋼
の底辺を肩にのせ受話口を耳でおさえて受話器を固定す
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 （産業上の利用分野） 家庭、オフィス、電話ボックス内を問わず 受話器をとり上げてから メモを したり帳簿をめくったりしようとする時 両手が自由にならないための不便は多 い。 本考案は 受話器を自分の肩に密着させることによって電話中に両手の動きを 自由にしようとするものである。

【０００２】 （従来の技術） 近年受話器が比較的軽量になったので 首と肩の間におしあてて使用している 姿を見掛けるが不安定である。 またコードレス受話器ではショルダー型のものも製造されているが受話器は従 前のままである。

【０００３】 （考案が解決しようとする課題） 電話の受話器をとり上げ 話しながらメモなどおをしようとするとき両手が自 由にならないためいら立つことがある。そこで受話器を耳にあてながら両手の動 きを自由にしようとするものである。

【０００４】 （課題を解決するための手段） 受話器に湾曲した帯鋼を取り付け この部分を肩に密着させることにより手に よる支持を不必要とする。 帯鋼は開閉自在な構造とし 使用時以外は受話器に内臓せしめ従前と全く同様 に使用できるようにする。

【０００５】 （実施例） （イ） 受話器の把握の部分を（図１）のように短冊形（１）に切開し、Ａ端 を蝶番（２）で受話器の受話口に近い部位に接続する、Ｂ端は置の送話口に近い 部位に納められるやうに開閉自在とする。 （ロ） 帯鋼（３）を（図２）のように湾曲させ両端のＣ部Ｄ部は帯鋼の巾よ りやや長い心棒を入れて巻きつける、（図３）のようにＣ部の両端を短冊形（１ ）のＢ端に接続する。（図４）のようにＤ部の心棒は受話器の握把の内側に刻ま れた溝（４）にそって握把の切開された部分を自由に移動できるようにする。 （ハ） 短冊形（１）の開閉を自在にするため（断面図５）のように受話器の 握把の送話口に近い部位に止め金（５）と止め金を動かすボタン（６）を組み込 む。 ボタンを押すバネ（７）と止め金（５）は止め金（５）を動かすボタン（６） に固定されておりボタン（６）を左右に動かすことにより止め金（５）も左右に 移動する。 （ニ） 止め金（５）が左に動くと短冊形（１）のＢ端に凹部（８）が刻まれ ており この凹部（８）から止め金（５）がはずれる。このため短冊形（１）の Ｂ端は帯鋼（３）の反発により上にあがり 帯鋼（３）のＤ部を止め金（５）ま でひきよせると口部は（断面図５）の（ハ）のように止め金（５）を押して（断 面図５）の（ロ）のように止め金（５）の内側に固定され（図４）のように使用 可能な状態となる。 （ホ） 使用を終った時は 止め金（５）を動かすボタン（６）を左に移動し 帯鋼（３）を止め金からはずしＤ部を溝（３）にそってＡ端まで移動させる、短 冊形（１）を握把の中に収納するとＢ端のの凹部（８）に止め金（５）が押入さ れて短冊形（１）ほ握把に固定される。

【０００６】 （考案の効果） 電話中に溜の器具のスイッチをおしたりメモをしたりする必要は絶えず起る、 電話中の両手の自由は今の生活に欠くことは出来ない。 受話器の絶対的の形状を変えず この機能を付与できることの利益は大きいと 思われる。

【図面の簡単な説明】

【図１】案の斜視図である、短冊形（１）の開閉部を閉
じると普通の受話器と全く同じである。

【図２】帯鋼（３）の斜視図である。

【図３】短冊形（１）のＢ端の斜視図である、帯鋼のＣ
部がＢ端に取り付けられている。

【図４】本案の短冊形（１）を開いた使用時の斜視図で
ある、帯鋼（３）のＤ部は止め金（５）なよって固定さ
れている。

【図５】（イ）（図１）Ａ−Ａ′の断面図の一部であ
る。 （ロ）（図４）Ｂ−Ｂ′の断面図の一部である。 （ハ）（図４）の直前のＢ−Ｂ′の断面図の一部であ
る。

【符号の説明】

１ 開閉する短冊形、 ２ 蝶番、 ３ 帯鋼、 ４
握把の内側に刻まれた溝（切開した両側にある）、 ５
止め金、 ６ 止め金を動かすボタン ７ボタンを押
すバネ、 ８ Ｂ端の凹部、

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【手続補正書】

【提出日】平成７年１１月１６日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 受話器を肩に密着させるために 受話器
   にとり付けた開閉自在な帯鋼