JP3101417B2 - 携帯用電話機及びホルダ - Google Patents

携帯用電話機及びホルダ

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JP3101417B2
JP3101417B2 JP12674792A JP12674792A JP3101417B2 JP 3101417 B2 JP3101417 B2 JP 3101417B2 JP 12674792 A JP12674792 A JP 12674792A JP 12674792 A JP12674792 A JP 12674792A JP 3101417 B2 JP3101417 B2 JP 3101417B2
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孝明 牧野
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東洋通信機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯用電話機及びホルダ
の改良に関する。
【0002】
【従来技術】小型、軽量で携帯に適した携帯用電話機
は、電話機本体とは別体のホルダに収納し、ホルダに設
けたクリップ等を携帯者のベルト、衣服等に掛止するこ
とによって携行される。このような携帯用電話機として
例えば図6(a) (b) に示した如きものが存する。この携
帯用電話機は通話時に把持される把持部1と、該把持部
1の下端部に位置する回転機構2によって開閉自在に枢
支され且つマイクロフォン3を備えた可動部(送話部)
4とから概略構成されている。把持部1にはスピーカ5
と、スピーカ5の下方に位置する操作部6及び表示部
7、アンテナ8、バッテリー9等が配置されている。通
話時には同図(a) に示すように回転機構2を中心として
可動部4を開放状態にして使用し、未使用時には(b) に
示すように可動部4を把持部1側に折り畳み閉止してコ
ンパクト化する。
【0003】次に、図7(a) (b) は前記携帯用電話機を
携帯者の腰ベルトに取り付けるためのホルダの使用状態
説明図であり、このホルダ10は、皮革、樹脂等から成
る箱形ケース11と、ケース11上面開口を開閉する蓋
12と、ケース背面に固定したベルト挿通用の環状部1
3等を有し、開口からケース11内に電話機を収納した
後ケース11と蓋12に夫々設けたファスナー等14に
よって閉止することにより電話機の脱落を防止しつつ携
帯することが可能となる。
【0004】しかしながら、このホルダによりベルト1
5に固定した電話機を使用する場合には、ファスナー等
14によるロックを解除して蓋12を開放した後電話機
を取出し、取出し後に2つ折り状態の電話機を開放して
スイッチ操作、表示確認、送受話等の操作を行う必要が
あり、操作が煩雑であった。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、スピーカ、操作部などを有する把持部と、該把持部
に対して開閉自在に連結された可動部とから成る携帯用
電話機において、該電話機を腰ベルトに着用して携帯す
る際に用いる従来のホルダが備えていた欠点である操作
性の悪化という不具合を解消することができる携帯用電
話機及びそのホルダを提供することを目的としている。
【0006】
【発明の概要】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、スピーカ、操作部を備えた把持部及び該把持部の下
端部に対して開閉自在に連結されマイクロフォンを備え
た可動部とから成る携帯用電話機と、該携帯用電話機を
着脱可能に保持するとともに携帯者の衣服等に着脱する
クリップを備えたホルダにおいて、前記携帯用電話機の
前記可動部の両側端縁に凹レール又は凸レールを形成す
ると共に、前記ホルダには該凹レール又は凸レールをス
ライド式に着脱支持する凸レール又は凹レールを設けた
ことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施例】以下、本発明を添付図面に示した実施
例により詳細に説明する。図1(a) 及び(b) は本発明の
携帯用電話機の使用時及び未使用時の状態を示す斜視図
であり、図2は本発明のホルダの一例を示す分解構成説
明図である。図1(a) (b) に示す携帯用電話機20は、
通話時に携帯者により把持される把持部21と、該把持
部21の下端部に位置する回転機構22によって開閉自
在に枢支され且つマイクロフォン23を備えた可動部
(送話部)24とから概略構成されている。把持部21
にはスピーカ25と、スピーカ25の下方に位置する操
作部26及び表示部27、アンテナ28、バッテリー2
9等が配置されている。通話時には同図(a) に示すよう
に回転機構22を中心として可動部24を開放状態にし
て使用し、未使用時には(b) に示すように可動部24を
把持部21側に折り畳み閉止する。
【0008】この携帯用電話機20において特徴的な構
成は、可動部24の両側端縁に凹レール30を形成した
点に存する。この凹レール30は把持部21の基端部側
に、開放端30aを有すると共に、先端部側には途中で
終端した終端部30bを有している。
【0009】この携帯用電話機20を保持するためのホ
ルダ35は図2に示すようにホルダ本体36と、ホルダ
本体36の背面の支持突起37の孔37aに対してピン
38により枢支されるクリップ39と、クリップ39先
端の滑り止め部39aをクリップ39背面に圧接させる
ためのスプリング40等を有する。ホルダ本体36は板
状の基部42の両側端縁を内側へ向けてコ字状に屈曲せ
しめることにより形成した凸レール43を備えており、
この凸レール43の端縁43aは前記携帯用電話機20
の可動部24の両側端面に設けた凹レール30内に嵌入
可能であると共に、嵌入後は可動部24を所定の挟圧力
で保持するように寸法を設定する。図3(a) (b) 及び
(c) は携帯者の腰ベルト45に止着したホルダ35に携
帯用電話機20を装着する手順と、使用する状態を示す
説明図であり、ホルダ35はクリップ39をベルトの裏
側(身体側)に差し入れることによりクリップ先端の滑
り止め部39aがベルト裏面あるいはホルダの基部42
背面に圧接して係止される(同図(a) )。同図(a) に示
すように可動部24を閉止した状態においては、凹レー
ル30の開放端30aは下方に位置しているため、この
開放端30aに凸レール43の端縁43aが嵌入するよ
うに携帯用電話機をホルダの上方から圧入すると、図3
(b) に示すように凸レールの端縁43a上端部が凹レー
ルの終端部30bに当接するまで携帯用電話機はホルダ
内に入り込むことができる。ここで、凹レール43の凹
溝43bの幅及び端縁43aの肉厚を適切に設定すれ
ば、可動部24を脱落しない程度に強く保持することが
できる。また、凹レールと凸レールの適所に夫々凹部と
突部を設けてクリック機構を構成せしめ、電話機の着脱
を知らしめるよう配慮してもよく、またこのクリック機
構により電話機の脱落を防止するようにしてもよい。
【0010】携帯用電話機をホルダ35に保持した状態
ではバッテリ部29が外側を向いているため、図3(c)
に示すように把持部21を開放すればマイクロフォン2
3及びスピーカ25が同時に開放されて送受話が可能な
状態となる。腰ベルト45に取り付けた携帯用電話機の
マイクロフォン23及びスピーカ25は携帯者の口と耳
から遠く離間しているが、大きな声で話しをする限り支
承はない。スピーカ25からの音声を聴取するに際して
も、受話音量を大きくなるように設定しておけば問題は
ない。むしろ、手で電話機を保持する必要がなく、しか
も電話機を顔に押し付けて使用する必要がないので、長
時間の通話に際しても楽である。また、可動部24を開
放した状態であれば、表示部27が見易く、操作部26
の操作も容易である。密談的な通話内容で他者の聴取を
憚る場合には、ホルダから取り外して通常の通話方法に
より通話すれば良い。なお、前記のように受話音量が大
きい場合には秘密性を保持することができないので、秘
密モードに切り替えるスイッチ或は音量調整スイッチを
設けておき、このスイッチを操作した場合にのみ受話音
量が小さくなるように構成する。
【0011】なお、上記実施例では電話機側に凹レール
を設け、ホルダ側に凸レールを設けたが、これは逆であ
ってもよい。即ち、図4(a) (b) 及び図5は本発明の他
の実施例に係る携帯用電話機及びホルダの構成説明図で
あり、電話機側に凸レールを設けホルダ側に凹レールを
設けた構成において前記第1の実施例と異なっている。
なお、図1、図2と同一部分は同一の符号を付して重複
した説明は省略する。
【0012】この携帯用電話機の可動部24の両側端に
は夫々凸レール50を設けると共に、ホルダの基部42
の両側端縁に凸レール50を嵌入可能な凹レール51を
設けて、凸レール50を凹レール51にスライド嵌入さ
せることにより携帯用電話機をホルダに装着するように
構成している。電話機の装着手順及び使用状態は図3
(a) (b) 及び(c) と同様である。可動部24及びホルダ
を射出成型する際の作業性の点からすれば、第2実施例
の方が形状が単純となるので有利である。
【0013】上記いずれの実施例においても、従来の箱
形のホルダのようにホルダの蓋を開けてから電話機を取
り出し、可動部を開放してから操作するという煩雑な操
作手順を経ることなく、ホルダを介してベルトに止着し
た携帯用電話機の可動部を開放するだけで操作が可能と
なるので、携帯用の電話機に適した簡易な操作性を提供
することができる。特に、場所柄等の理由によって大き
な声による通話が憚れる場合や秘密を要する通話を除け
ば、手で電話機を保持することなくベルトに止着したま
ま通話できるので操作性は更に高いものとなり、長時間
の通話においても疲労しにくい。更に、ホルダに対する
電話機の着脱が容易であるため、手に保持して通常の通
話を行いたい場合には、ホルダから取り出して通話する
ことも容易である。また、上記とは逆に通話を終了した
場合には、従来のようにホルダの蓋を開いて収納してか
ら蓋を閉止するという煩雑な手順を経ることなく、可動
部を閉止するだけで電話機をコンパクトに携帯すること
が可能となる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スピー
カ、操作部などを有する把持部と、該把持部に対して開
閉自在に連結された可動部とから成る携帯用電話機にお
いて、該電話機を腰ベルトに着用して携帯する際に用い
る従来のホルダが備えていた欠点である操作性の悪化と
いう不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 及び(b) は本発明の携帯用電話機の使用時
及び未使用時の状態を示す斜視図である。
【図2】本発明のホルダの一例を示す分解構成説明図で
ある。
【図3】(a) (b) 及び(c) は上記ホルダに対して携帯電
話機を装着して使用する状態を示す説明図である。
【図4】(a) 及び(b) は本発明の第2実施例の使用時及
び未使用時の状態を示す斜視図である。
【図5】第2実施例のホルダの構成を示す分解図であ
る。
【図6】(a) 及び(b) は従来の携帯用電話機の構成説明
図である。
【図7】従来の携帯用電話機をホルダに着脱する操作手
順を示す説明図である。
【符号の説明】
20・・・携帯用電話機、21・・・把持部、22・・
・回転機構、23・・・マイクロフォン、24・・・可
動部(送話部)、25・・・スピーカ、26・・・操作
部、27・・・表示部、28・・・アンテナ、29・・
・バッテリー、30・・・凹レール、30a・・・開放
端、30b・・・終端部、35・・・ホルダ、36・・
・ホルダ本体、37・・・支持突起、38・・・ピン、
39・・・クリップ、39a・・・滑り止め部、 40
・・・スプリング、42・・・基部、43・・・凸レー
ル、45・・・腰ベルト、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/38 - 1/58 H04B 7/24 - 7/26 H04M 1/02 - 1/23

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカ、操作部を備えた把持部及び該
    把持部の下端部に対して開閉自在に連結されマイクロフ
    ォンを備えた可動部とから成る携帯用電話機と、該携帯
    用電話機を着脱可能に保持するとともに携帯者の衣服等
    に着脱するクリップを備えたホルダにおいて、 前記携帯用電話機の前記可動部の両側端縁に凹レールを
    形成すると共に、前記ホルダには該凹レールをスライド
    式に着脱支持する凸レールを設けたことを特徴とする携
    帯用電話機及びホルダ。
  2. 【請求項2】 スピーカ、操作部を備えた把持部及び該
    把持部の下端部に対して開閉自在に連結されマイクロフ
    ォンを備えた可動部とから成る携帯用電話機と、該携帯
    用電話機を着脱可能に保持するとともに携帯者の衣服等
    に着脱するクリップを備えたホルダにおいて、 前記携帯用電話機の前記可動部の両側端縁に凸レールを
    形成すると共に、前記ホルダには該凸レールをスライド
    式に着脱支持する凹レールを設けたことを特徴とする携
    帯用電話機及びホルダ。
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