JPH0434606Y2 - - Google Patents

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JPH0434606Y2
JPH0434606Y2 JP1986195285U JP19528586U JPH0434606Y2 JP H0434606 Y2 JPH0434606 Y2 JP H0434606Y2 JP 1986195285 U JP1986195285 U JP 1986195285U JP 19528586 U JP19528586 U JP 19528586U JP H0434606 Y2 JPH0434606 Y2 JP H0434606Y2
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JP
Japan
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ear
speaker
microphone
grip
section
Prior art date
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JP1986195285U
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JPS6399443U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、耳掛け用と手持ち用の兼用型とした
電話受話器に関する。
(従来の技術) 電話受話器はスピーカ部(受話器部)とマイク
部(送話部)とを把持部の両端に一体的に形成
し、使用時は常に把持部を手で持つてスピーカ部
を耳に、又マイク部を口に当てがつていなければ
ならなかつた。又、一般用ではないが通話者が両
手を使用したい場合に、スピーカ部とマイク部と
をホルダーに取付たものがあり、このホルダーを
頭に固定して使用するヘツドホンタイプのものが
ある。
又、両端に耳に挿入するイヤホン式のスピーカ
部とマイク部を取付けた耳掛式電話受話器が、実
公昭52−33131号公報、米国特許第3280273号明細
書、実開昭51−67604号公報に開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらこの従来のスピーカ部とマイク部
とが把持部と一体的に形成されたものでは使用時
に必ず片手が寒がつた状態となり非常に不便であ
つた。
又、ヘツドホンタイプのものでは電話器本体へ
の収まりが悪いし、又使用時には頭を締め付けて
髪型を乱す等のことがあり一般家庭、事務所等普
通の通話用に使用するには難点がある。
又、実公昭52−33131号公報、米国特許第
3280273号明細書、実開昭51−67604号公報開示の
耳掛式電話では、耳掛式で送話・受話を手をフリ
ーにして行なえるが、手持式で使用する場合はス
ピーカ部とマイク部が回動できないためスピーカ
部・マイク部の発声・受声方向と耳と口の受声・
発声方向が異なり、円滑な送受話が行なえないと
いう問題点がある。又、耳掛式受話器を電話機本
体の所定位置に安定して載置し、フツクボタンを
確実にON/OFFすることができにくいという問
題点もある。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこの従来の問題点を解決するためにな
されたもので、通話しながら両手を使いたいとき
受話器を手で持たないでもスピーカ部を耳に、又
マイク部を口辺に当てがつて通話することがで
き、それに通常は手持ち式としても使用すること
ができ、しかも頭を締め付けず髪型を乱すことの
ない電話受話器を提供することにありその要旨
は、電話受話器の把持部の先端部を鉤状に折り返
して耳掛け部を形成し、耳掛け部の先端部の軸心
方向とスピーカ取付面を平行にして耳当て式スピ
ーカ部を回動自在に軸支し、又、把持部の後端部
にマイク部を回動自在に軸支したことを特徴とす
る電話受話器にある。
(作用) 本考案の受話器は、把持部の先端部を鉤状に折
り返して耳掛け部としている。そしてスピーカ部
は耳掛け部の先端部の軸心方向とスピーカ取付面
を平行にしてスピーカ部を回動自在に軸支してい
る。
この受話器を手持ち式として使用する場合は、
スピーカ部とマイク部とを同一方向とし把持部に
対して外向きとした通常の電話器形状に合わせ
る。そして把持部を片手で持つてスピーカ部を耳
に、マイク部を口に当てがつて通話する。
又、この受話器を手持ちしないで使用する場合
には、スピーカ部を上方、マイク部を下方にして
受話器を見た場合にスピーカ部を上から見て右廻
りに90度回転させ、マイク部も同じく右廻りに略
45度回転させてから耳掛け部を右耳に掛けて使用
する。左耳に掛けたい場合にはスピーカ部とマイ
ク部の回転方向を前記と逆方向の左廻りにそれぞ
れ回転させればよい。
このスピーカ部を右、又は左に90度回転させる
とスピーカの取付面は耳掛け部の鉤状形状を平面
視したときの平面と平行になるから耳掛け部を耳
に掛けたときスピーカの取付面が耳に丁度よくフ
イツトする。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
実施例の受話器1は耳に掛けても使用するので
把持部2その他は軽量に、又把持部全体は細長に
形成されている。これは耳掛け部3を電話のコー
ド4程度迄細くして耳5に掛けやすくするためと
耳5に掛けたとき異和感をなくし、又マイク部が
口辺から遠くなるのを防止するためである。
耳掛け部3は把持部2の先端部6の軸心7が把
持部2と略同一方向となるまで折り返し、その曲
率半径は耳5の上部の形状に合わせている。
スピーカ部8はスピーカ取付面9の一端にこの
スピーカ取付面9の平面と同一方向に中空軸10
を突設し、前記先端部6に中空軸10を回動自在
に軸支している。この中空軸10を板バネ(図示
せず)等で支持して耳掛け時に耳を押圧するよう
に付勢している。又、先端部6には突起を有する
板バネやスチールボールをスプリングで押圧して
中空軸10を形成して小穴に係止させるクリツク
ストツプ機構を設けてスピーカ部8が耳掛け部3
の鉤状形状を平面視したときの平面から左右に
夫々90度ずつ回動してストツプするようにしてい
る。
マイク部11も同様に把持部2の後端部12を
略電話コード4程度まで細長にすると共に耳掛け
分3と同一面内に折り曲げ、前記同様マイク部1
1の中空軸13を後端部12に回動自在に軸支
し、かつクリツクストツプ機構を設けている。こ
の場合左右に略45度の位置でクリツクストツプす
るようにしている。
なお、電話コード4は中空軸10および中空軸
13を貫通させている。
又、スピーカ部8を手持ち式まの形状にしたと
き安定するように押ボタン式のストツパー14を
設け、スピーカ部8の背面を把持部2に確実に係
止するようにしている。
本実施例によるとスピーカ部8、マイク部11
を左右いづれかにクリツクストツプするまで回動
し、耳掛け部を耳に掛けるだけで通話することが
でき、両手で別の用事をすることができる。
又、把持部2は軽量に形成されているので耳に
負担を掛けず、それに細長に形成されているので
全体の重心位置が耳の下方位置近くにあつて外れ
るようなことがなく安心して使用することができ
る。それにマイク部が口辺から遠く離れることな
く明瞭に通話することができる。
以上本考案の実施例を図面に示して説明した
が、本考案の具体的な構成はこの実施例に限定さ
れるものではない。
例えば、スピーカ部8は押ボタン式のストツパ
ー14で把持部2に係止するとしたが、これに限
らず第6図に示すようにスチールボール15等を
スプリングで押圧してスピーカ部8を把持部12
にクリツクストツプするようにしても良い。この
場合はスピーデイなセツテイングができる利点が
ある。
又、把持部2の先端部6を柔軟にしてスプリン
グ作用を持たせても良い。この場合には耳への取
り合いが良くなるし、又少々乱暴に取扱つても破
損しにくいという利点がある(第7図)。
(考案の効果) 以上の様に本考案によれば受話器の把持部を鉤
状に形成し、スピーカ部、マイク部を把持部に回
動自在に軸支したので通話しながら両手を使用し
たいとき、受話器を耳に掛けてスピーカ部を耳
に、マイク部を口辺に当てがつて通話することが
できる。しかも頭をホルダー等で締付けることも
なく、又髪型を乱すこともない。又、ワンタツチ
で手持ち式に変更して通話することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の受話器を示す斜視図、
第2図は手持ち用としたときを示す側面図、第3
図は耳掛け様としたときを示す側面図、第4図は
使用状態を示す説明図、第5図は受話器を電話器
本体にセツトしたときを示す斜視図、第6図〜第
7図は他の実施例の要部を示す説明図である。 1……受話器、2……把持部、3……耳掛け
部、5……耳、6……先端部、7……軸心、8…
…スピーカ部、9……スピーカ取付面、10……
中空軸、11……マイク部、12……後端部、1
3……中空軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電話受話器の把持部の先端部を鉤状に折り返し
    て耳掛け部を形成し、耳掛け部の先端部の軸心方
    向とスピーカ取付面を平行にして耳当て式スピー
    カ部を回動自在に軸支し、又、把持部の後端部に
    マイク部を回動自在に軸支したことを特徴とする
    電話受話器。
JP1986195285U 1986-12-18 1986-12-18 Expired JPH0434606Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986195285U JPH0434606Y2 (ja) 1986-12-18 1986-12-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986195285U JPH0434606Y2 (ja) 1986-12-18 1986-12-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6399443U JPS6399443U (ja) 1988-06-28
JPH0434606Y2 true JPH0434606Y2 (ja) 1992-08-18

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ID=31153039

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JP1986195285U Expired JPH0434606Y2 (ja) 1986-12-18 1986-12-18

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3280273A (en) * 1963-09-11 1966-10-18 Telex Corp Self-supporting operator's headset
JPS5233131U (ja) * 1975-08-30 1977-03-08

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5167604U (ja) * 1974-11-22 1976-05-28

Patent Citations (2)

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JPS5233131U (ja) * 1975-08-30 1977-03-08

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Publication number Publication date
JPS6399443U (ja) 1988-06-28

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