JP2000270066A - 耳掛け式携帯電話器保持具及び耳掛け式携帯電話器 - Google Patents

耳掛け式携帯電話器保持具及び耳掛け式携帯電話器

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JP2000270066A
JP2000270066A JP7525099A JP7525099A JP2000270066A JP 2000270066 A JP2000270066 A JP 2000270066A JP 7525099 A JP7525099 A JP 7525099A JP 7525099 A JP7525099 A JP 7525099A JP 2000270066 A JP2000270066 A JP 2000270066A
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Yuji Kawashima
右嗣 川島
Yasutsugu Kawashima
康嗣 川島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時において本体を手で持つ必要が無く、
通話を継続しつつ、両手を使用することができる耳掛け
式携帯電話器保持具及び耳掛け式携帯電話器を提供す
る。 【解決手段】 保持部20は挟持板21、締付部23及
び保護部22aから形成され、その内側には本体11が
収容されるとともに、締付部23により本体11を締付
けることによって本体11に取付けられている。挟持板
21外側面に設けられた装着孔31には、変形可能でで
あるとともに、変形後の形状を保持することができる掛
止部材40が挿通され、取付けられている。そして、掛
止部材40が使用者の耳を取り囲むように変形され、装
着されることによって、本体11は使用者の耳に掛止さ
れるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、使用者の耳に係
合される掛止部を備え、この掛止部により携帯電話器の
本体を使用者の耳に掛止するための耳掛け式携帯電話器
保持具及び耳掛け式携帯電話器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話器を使用する場合には、
まず、本体を手で持って、操作ボタンを操作した後、受
話孔を使用者の耳に当接させるとともに、送話孔を使用
者の口方向に向け、送話孔に向かって会話をする。そし
て、送話孔内側のマイクを介して使用者の言葉が相手に
伝達されるとともに、相手の言葉が受話孔内側のスピー
カを介して使用者に伝達されることにより、携帯電話器
による通話をすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
携帯電話器によれば、通話に使用している間、常に本体
を手で持っていなければならない。このため、例えばメ
モを書いたり、荷物を持ったりする等の場合、両手を使
うことができず、携帯電話器の使用中にはどちらか一方
の手を使うことができないという問題があった。
【0004】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、使用時において本体を手で持つ必要が無
く、通話を継続しつつ、両手を使用することができる耳
掛け式携帯電話器保持具及び耳掛け式携帯電話器を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の耳掛け式携帯電話器保持具の発
明は、携帯電話器の本体を保持するための保持部と、そ
の保持部に設けられ、この本体を使用者の耳に掛止する
ために使用者の耳に沿う形状を保持するように形成され
た掛止部とを備えたものである。
【0006】請求項2に記載の耳掛け式携帯電話器保持
具の発明は、請求項1に記載の発明において、前記掛止
部を保持部に対して回動調節可能に取付けたものであ
る。請求項3に記載の耳掛け式携帯電話器保持具の発明
は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記
掛止部を保持部に対して長さ調節できるように構成した
ものである。
【0007】請求項4に記載の耳掛け式携帯電話器保持
具の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の
発明において、前記保持部は、透過部を介して本体に備
えられた機能を発揮するように構成したものである。
【0008】請求項5に記載の耳掛け式携帯電話器保持
具の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
発明において、前記掛止部に加え、本体の送話器を使用
者の口方向へ向かうように位置決め保持するための保持
手段を備えたものである。
【0009】請求項6に記載の耳掛け式携帯電話器の発
明は、携帯電話器の本体に設けられ、本体使用時には使
用者の耳に沿う形状を保持し、本体を使用者の耳に掛止
し前記本体の受話器を使用者の耳に、本体の送話器を使
用者の口方向に位置決め保持するための掛止部を備えた
ものである。
【0010】請求項7に記載の耳掛け式携帯電話器の発
明は、請求項6に記載の発明において、前記掛止部を本
体に対して回動調節可能に取付けたものである。請求項
8に記載の耳掛け式携帯電話器の発明は、請求項6又は
請求項7に記載の発明において、前記掛止部の回動後の
位置を保持するための回動位置保持手段を設けたもので
ある。
【0011】請求項9に記載の耳掛け式携帯電話器の発
明は、請求項6から請求項8のいずれかに記載の発明に
おいて、前記本体には、掛止部を取付けるための取付孔
を設けたものである。
【0012】請求項10に記載の耳掛け式携帯電話器の
発明は、請求項6から請求項9のいずれかに記載の発明
において、前記掛止部に加え、本体の送話器を使用者の
口方向へ向かうように位置決め保持するための保持手段
を備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、この発明
の第1実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1に示すように、携帯電話器を構成する
本体11はほぼ長四角箱状に形成され、正面に複数の操
作ボタン12、表示部としての液晶ディスプレイ13が
設けられている。前記液晶ディスプレイ13よりも上方
には、内部のスピーカ等の受話器からの音声を通過させ
るための受話孔14が透設されている。操作ボタン12
よりも下方には、内部のマイク等の送話器に入力される
音声が通過するための送話孔15が透設されている。さ
らに、本体11の上端隅角部には伸縮可能にしたアンテ
ナ16が設けられている。
【0015】耳掛け式携帯電話器保持具は前記本体11
に装着され、本体11を保持できるようになっている。
そこで、この耳掛け式携帯電話器保持具について説明す
る。図1及び図2に示すように、保持部20は左右一対
の側壁をなす挟持板21及び後壁をなす締付部23によ
り平面凹状に形成され、その内側に本体11が収容可能
である。挟持板21は合成樹脂により板状に形成され、
その正面には、一対の嵌合孔21aが上下に所定距離を
置いて穿設されている。
【0016】上下一対の線状の保護部22aは、金属棒
により平面凹状に曲げ形成され、それらの両端が前記嵌
合孔21aに嵌入固定されることによって、両挟持板2
1を連結している。また、保持部20の正面は、両挟持
板21の前部及び両保護部22aによって四角枠状に形
成されるとともに、その内側は液晶ディスプレイ13が
見えるように透過部24となっている。
【0017】両端縁が各挟持板21の後部を連結する締
付部23は、ゴム、布等の伸縮性を有する材料によって
帯状に形成され、本体11にこの保持部20を取付ける
とき、両挟持板21が本体11を挟み込むとともに、緩
まないように締付ける機能を発揮する。
【0018】前記挟持板21の外側面において上下方向
に延びるように突設された装着部30は、半円筒状に形
成され、長手方向に装着孔31が設けられている。両端
部を前記装着孔31の上方から挿通した線状の掛止部材
40は、合成樹脂により被覆された針金等の棒材(例え
ば日本化線株式会社製の商品名「自遊自在」)により曲
げ形成されている。この掛止部材40は使用者の所望と
する形状に変形可能であるとともに、変形後の形状を保
持することができるように構成されている。なお、掛止
部材40の両下端には、ほぼ円錐状をなす抜け止め部4
1が形成されている。従って、掛止部材40は本体11
上方を迂回して保持部20の両側間を連結するととも
に、前記装着孔31に対して挿入量を調節することによ
り、迂回量の長さを調節できるように構成している。
【0019】前記掛止部材40の両側間に設けられた紐
状の付勢部材60は、ゴム等の弾力性を有する材料によ
り形成され、両端部にリング61を有するとともに、各
リング61が掛止部材40に外嵌されることによって、
本体11背面を迂回するように掛止部材40の両側間を
連結している。この付勢部材60によって、前記本体1
1に保持部20を取付けるとき、掛止部材40は本体1
1背面側へ引き寄せられる方向に付勢されている。
【0020】図3及び図4に示すように、前記本体11
を使用者の耳50に掛止する際には、掛止部材40を耳
50を取り囲むように変形させるとともに、それを耳5
0に引掛けるように装着することによって行われる。こ
の状態で、付勢部材60は掛止部材40の方向に本体1
1を押し付け、耳50に掛止部材40及び本体11を密
接させる。従って、付勢部材60は耳50を挟み込む方
向に本体11を付勢する機能を発揮する。
【0021】そして、本体11の受話孔14は使用者の
耳50に、本体11の送話孔15は使用者の口51方向
に向かうように位置決め保持される。この位置決め保持
とは、本体11を所定位置に固定することを指すのでは
なく、本体11の受話孔14が耳50方向、送話孔15
が口51方向に向かうものであれば、耳50又は口51
に対して本体11が多少ぐらつくものであってもよい。
【0022】次に、耳掛け式携帯電話器保持具の作用に
ついて以下に述べる。さて、図1に示すように、第1実
施形態の耳掛け式携帯電話器保持具を携帯電話器の本体
11に取着する場合には、まず、両挟持板21を持ち、
締付部23を伸ばした状態で、保持部20内に本体11
を挿入する。このとき、締付部23が伸びることにより
保持部20が拡がり、本体11への取着が可能になる。
次いで、透過部24から液晶ディスプレイ13が見える
ように保持部20を上下にずらせばよい。こうして、締
付部23が本体11を締付け、両挟持板21の間に本体
11が挟持されることによって、保持部20が本体11
に装着される。
【0023】次いで、図3及び図4に示すように、本体
11を使用者の耳50に掛止する場合について説明す
る。まず、耳50の付根を囲むように掛止部材40を変
形させる。次に、耳50の大きさに合わせて掛止部材4
0の装着孔31に対する挿入量すなわち、掛止部材40
の長さを調節する。そして、掛止部材40を耳に掛ける
と付勢部材60の弾力によって本体11との間に耳50
が挟み込まれる。この掛止部40は変形可能であるとと
もに、変形後の形状を保持するため耳50の形状、大き
さに適合することができる。また、表面が合成樹脂によ
り被覆されていることから、肌触りがよい。
【0024】さらに、もし必要なら、本体11を耳50
に掛止した後、その送話孔15が口51方向に向かうよ
うに掛止部材40をさらに修正変形させることもでき
る。この後、本体11を手で支持しながら掛止部材40
上のリング61をずらし、本体11が耳50に押し付け
られるように付勢部材60の位置を調節する。すると、
掛止部材40と本体11との間に耳50が挟着され、本
体11が位置決め保持される。
【0025】そして、本体11が耳50に掛止されたま
ま、使用者は本体11を手で持つこと無く、携帯電話器
による通話を行う。本体11が耳50に掛止されたま
ま、使用者が動いたり、移動したりする等の場合にも、
付勢部材60によって本体11及び掛止部40が耳50
を挟着しているため、本体11が耳50から滑落するこ
とが防止される。また、通話の途中でメモを取る、荷物
を運ぶ等といった両手を使った作業も行うことができ
る。なお、付勢部材60は必ずしも必要ではなく、掛止
部材40の保持性能のみでも充分機能し得る。
【0026】前記第1実施形態によって発揮される効果
について、以下に記載する。 ・ 本体11を使用者の耳50に掛止するための掛止部
材40を設けたことから、主に通話等の使用時において
本体11を手で把持する必要が無く、通話を継続しつ
つ、両手を使用することができる。
【0027】・ 掛止部材40のみによっても本体11
の受話孔14を使用者の耳50に、本体11の送話孔1
5を使用者の口51方向に位置決め保持するように構成
したことから、送話孔15が口51に近づき、声を届き
やすくすることができる。
【0028】・ 掛止部材40が使用者の耳50を取り
囲み、付勢部材60によってあるいは付勢部材60によ
らずとも掛止部材40の保持特性により、使用者の耳5
0が掛止部材40と本体11との間に挟み込まれるよう
に構成されている。このため、本体11を使用者の耳5
0へしっかりと掛止することができる。
【0029】・ 掛止部材40は変形可能であり、その
変形後の形状を保持することができることから、あらゆ
る使用者の耳50の形状、大きさに対応することができ
る。 ・ 保持部20の後壁をなす締付部23を伸縮可能な材
料によって形成したことから、保持部20の本体11へ
の取着を容易に行うことができるとともに、保持部20
が本体11をしっかりと保持することができる。
【0030】・ 本体11と掛止部材40との間に使用
者の耳50を挟み込む方向に本体11を付勢する付勢部
材60が設けられている。このため、掛止部材40と本
体11との間に使用者の耳50が挟着され、本体11の
使用者の耳50への掛止及び本体11の位置決め保持を
効果的なものとすることができる。
【0031】・ 保持部20の正面に透過部24を設け
液晶ディスプレイ13を視認できるように構成したこと
から、本体11に保持部20を装着した場合において
も、例えば電話番号等を確認することができる。
【0032】・ 掛止部材40を保持部20に対して長
さ調節できるように構成したことから、最大限使用者の
耳50の大きさに対応することができる。 (第2実施形態)以下、この発明の第2実施形態を、前
記第1実施形態と異なる点を中心に説明する。なお、第
2実施形態から以下の実施形態についても同様とする。
【0033】図5(a),(b)に示すように、第2実
施形態の掛止部材40は、第1実施形態と同じ掛止部材
40であって、本体11の両側面に設けられた一対の装
着部30を介して本体11に直接取付けられることによ
り、耳掛け式携帯電話器を構成している。さらに、掛止
部材40の両側間には、第1実施形態と同じ付勢部材6
0が取付けられ、本体11と掛止部40との間に使用者
の耳50を挟み込む方向に本体11を付勢するように構
成されている。
【0034】図5(a)及び図6に示すように、装着部
30を構成する取付部材32は横向きの有蓋円筒状をな
し、その底面が接着剤等により本体11側面に固着され
るとともに、その蓋部中心には円孔32aが貫設されて
いる。取付部材32に係合された回動部材33は、円柱
状の基端部33a及び先端部33bにより断面凸状をな
し、先端部33bが前記取付部材32の内側から円孔3
2aに挿入されることによって、取付部材32に対し回
動可能に構成されている。
【0035】なお、回動部材33の先端部33b周面に
は、直径方向に伸びる装着孔31が貫設されるととも
に、その装着孔31には下端に抜け止め部41を有する
掛止部材40の先端部が挿入されている。従って、掛止
部材40は本体11上方を迂回して本体11の両側間に
取付けられるとともに、前記装着孔31に対して挿入量
を調節することにより、迂回量の長さを調節できるよう
に構成されている。
【0036】係止凹部34は、前記回動部材33の基端
部33a周面に沿って所定間隔を置いて複数個(6〜6
4個)が形成されている。取付部材32の内周壁には収
容孔32bが設けられるとともに、この収容孔32bに
は1個の係止部材35が収容されている。この係止部材
35は、前記係止凹部34と係脱可能に対応するように
側面凸状に形成されるとともに、その背面35aと収容
孔32b内面との間に介装されたコイルスプリング35
bにより、前記係止凹部34との係合方向へ付勢されて
いる。
【0037】そして、回動部材33を回動させようとす
ると、係止部材35が付勢力に抗して収容孔32b内へ
後退して、係止部材35と係止凹部34の係合が解除さ
れる。このまま回動部材33を回動させると、係止部材
35と適当位置の係止凹部34が係合することによっ
て、掛止部材40の回動後の位置を保持することができ
るように構成されている。
【0038】上記した係止凹部34、係止部材35等に
より回動位置保持手段が構成されている。そして、回動
位置保持手段、取付部材32、回動部材33等により掛
止部材40は本体11に対して回動調節可能に構成され
ている。この掛止部材40は、図7に示すように、本体
11の背面を迂回する位置に回動されることによって、
本体11を机上等に立設するためのスタンドとしたり、
図8に示すように、掛止部材40を側面逆L字状に変形
し、ポケット52、ベルト等に掛止したりすることがで
きるよう構成されている。
【0039】次に、耳掛け式携帯電話器の作用について
以下に述べる。さて、図5(a)に示すように、耳掛け
式携帯電話器は掛止部材40、付勢部材60、取付部材
32、回動部材33等を本体11に取着することによっ
て、一体的に構成される。そして、図5(b)に示すよ
うに、この本体11が使用者の耳50に掛止される。
【0040】本体11を使用者の耳50に掛止する際に
は、第1実施形態の場合と同様であるが、掛止部材40
をその送話孔15が口51方向に向かうように回動する
ことによって、送話孔15を口51に近づけることがで
きる。そして、本体11が耳50に押し付けられるよう
に付勢部材60の位置を調節した後、通話を行う。
【0041】図7に示すように、本体11を机上に置く
とき、まず掛止部材40を本体11の背面を迂回するよ
うに、使用者の所望位置まで回動部材33を中心に回動
させる。そして、背面側からこの掛止部材40によって
本体11を支持させる。この掛止部材40に本体11を
支持させる際、回動部材33と取付部材32との間に
は、係止凹部34、係止部材35等よりなる回動位置位
置保持手段が設けられているために、本体11に対する
掛止部材40の位置保持がしっかり行われる。
【0042】また、図8に示すように、本体11をポケ
ット52に掛止する際には、掛止部材40を本体11の
背面を迂回するように回動させた後、側面逆L字状をな
すように変形させる。次いで、掛止部材40と本体11
背面との間にポケット52が挟持されるように、本体1
1をポケット52に掛止させる。そして、使用者は本体
11を手で持つことなく、ポケット52に掛止させてお
くことができる。
【0043】前記第2実施形態によって発揮される効果
については、第1実施形態とほぼ同じであるが、異なる
点についてのみ以下に記載する。 ・ 掛止部材40を装着部30を介して本体に直接設け
たことから、簡易な構成となる。
【0044】・ 本体11に対して掛止部材40を回動
調節可能に取付けたことから、耳50に掛止された状態
の本体11を使用者の口51方向にさらに近づけるよう
に調節することがさらに容易になる。
【0045】・ 本体11に対して掛止部材40が回動
調節可能であるとともに、掛止部材40が変形可能であ
ることから、掛止部材40を、本体11を机上等に置く
ためのスタンドとしたり、本体11をポケット52等に
掛止するための掛止部材40としたりして使用すること
ができる。
【0046】・ 係止凹部34、係止部材35等よりな
る回動位置保持手段を設けたことから、掛止部材40の
回動後の位置保持機能を優れたものとすることができ
る。 (第3実施形態)図9(a),(b)に示すように、保
持部20はゴム、布等の伸縮性を有する帯状部材によっ
てほぼ四角筒状に形成されるとともに、本体11に取付
けるとき、本体11の液晶ディスプレイ13下部を締付
けることによって行われる。保持部20の背面には長板
状をなす装着板36が取着されるとともに、この装着板
36の外面には、第1実施形態と同じ装着部30が左右
一対に突設されている。そして、各装着部30の装着孔
31には、第1実施形態と同じ掛止部材40が挿通さ
れ、長さ調節可能に構成されている。従って、掛止部材
40は本体11の側方から正面を迂回する環状をなすよ
うに保持部20背面に取付けられている。
【0047】緊結手段としての緊結バンド62は帯状部
材によって楕円筒状をなし、内側に前記掛止部材40が
挿通されることによって掛止部材40の両側を連結する
ように取付けられている。そして、掛止部材40に対し
緊結バンド62を上方にずらすことで、掛止部材40の
環状部分が絞られ、その長さが調節できるように構成さ
れている。
【0048】さて、本体11を耳50に掛止するとき、
まず、第1実施形態と同様に耳50の大きさに合わせて
装着孔31に対する掛止部材40の挿入量を調節した
り、同じく形状に合わせて変形させたりする。さらに、
必要に応じ耳50を締め付けるように緊結バンド62が
上方に移動される。すると、掛止部材40の環状部分が
絞られ、耳50に掛止部材40が緊結され、本体11が
位置決め保持される。
【0049】前記第3実施形態によって発揮される第
1、第2実施形態と異なる効果について、以下に記載す
る。 ・ 掛止部材40を環状をなすように取付けるととも
に、掛止部材40の環状部分の長さを調節する緊結バン
ド62が設けられている。そして、この緊結バンド62
によって掛止部材40が耳50に緊結されるように構成
したことから、耳50に本体11を効果的に掛止するこ
とができる。
【0050】・ 保持部20を伸縮性を有する帯状部材
によってほぼ四角環状に形成し、保持部20全体で本体
11を締め付けるように構成したことから、本体11へ
の保持部20の取付を効果的なものとし、本体11への
取付後の保持部20の位置ずれを防止することができ
る。
【0051】(第4実施形態)図10に示すように、第
4実施形態の装着板36は第3実施形態と同じ保持部2
0の両側外面に取着されるとともに、各装着板36の外
面には第1実施形態と同じ装着部30がそれぞれ一個形
成されている。これら装着部30の装着孔31には、抜
け止め部41が省略された掛止部材40の両下端部が嵌
入固定されるとともに、同掛止部材40が本体11の上
方を迂回して保持部20の両側部間を連結している。そ
して、第1実施形態と同様に掛止部材40を耳50の形
状に合わせて、変形させることによって、本体11が耳
50に掛止される。
【0052】従って、第4実施形態の耳掛け式携帯電話
器保持具によれば、掛止部材40の保持部20に対する
長さ調節、緊結手段等を省略することによって構成を簡
易なものとすることができ、低コスト化を図ることがで
きる。
【0053】(第5実施形態)図11に示すように、保
持部20は上面が開口された長四角箱状に形成され、そ
の内部に本体11が収容可能になっている。保持部20
の後壁上端から上方に延出された蓋部25は、本体11
上面を跨いでその先端内面が前壁上部に面ファスナー等
により接合されることで、本体11の保持部からの抜け
出しを防止している。また、保持部20の前壁は透明な
ビニル等の軟質の材料で形成されることにより、本体1
1前面が見える透過部24となっている。なお、蓋部2
5及び透過部24の受話孔14及び送話孔15と対応す
る位置には、複数の円孔26がそれぞれ貫設され、音声
を良好に通過させる機能を発揮している。
【0054】なお、保持部20の前壁は、透明なビニル
等の軟質の材料だけでなく、本体11前面を視認するこ
とができるとともに、操作ボタン12等を操作できるも
のであれば、例えばレース、網等の網状体で形成しても
よい。
【0055】さらに、保持部20の両側面には第4実施
形態と同じ装着板36が貼着され、その装着孔31には
同様に掛止部材40が嵌入固定されている。そして、第
5実施形態の本体11の耳50への掛止は、第4実施形
態と同様に行われる。
【0056】従って、第5実施形態の耳掛け式携帯電話
器保持具によれば、保持部20を長四角箱状としたこと
から、本体11への取付を容易かつ確実に行うことがで
きる。加えて、保持部20の前壁を透過部24したこと
から、本体11の操作ボタン12、液晶ディスプレイ1
3等を目視しながら操作することができる。さらに、透
過部24を軟質の材料で形成したことから、操作ボタン
12を押すとき、透過部24が抵抗とならず、操作が容
易なものとなる。
【0057】(第6実施形態)図12(a),(b)に
示すように、保持部20は合成樹脂により平面横C字状
をなすように一体形成されるとともに、本体11を取付
けたとき、その後壁が本体11背面を斜めに渡るように
形成されている。また、保持部20の両側壁には取付孔
27が設けられている。
【0058】掛止部材40は合成樹脂によりほぼ逆V字
状に曲げ形成されるとともに、その両端部が前記取付孔
27に対し回動可能に挿入されている。そして、本体1
1の耳50への掛止は、掛止部材40及び保持部20に
囲まれた内側に形成されたほぼ三角形状をなす挿入空間
28内に耳50を挿入することによって行われる。
【0059】従って、第6実施形態の耳掛け式携帯電話
器保持具によれば、掛止部材40は耳50の形状と対応
するように、逆V字状に形成されている。このため、掛
止部材40を変形させる必要がなく、耳50への本体1
1の掛止を容易かつ迅速に行うことができる。加えて、
保持部20後壁を本体11背面を斜めに渡るように形成
したことから、掛止部材40を変形させない場合におい
ても、本体11の受話孔14を耳50に、送話孔15を
口51方向に位置決め保持することができる。
【0060】(第7実施形態)図13(a),(b)に
示すように、保持部20は合成樹脂により平面横C字状
をなすように一体形成されるとともに、両側壁には上下
に伸びる長孔37が透設されている。先端が保持部20
の内側から各長孔37に嵌入されるスライド部材38
は、金属製の薄板によって断面凸状に曲げ形成されると
ともに、保持部20に対して上下に移動調節可能に構成
されている。スライド部材38内側に形成された装着孔
31には、第4実施形態と同様に掛止部材40が嵌挿固
定されている。そして、本体11の耳50への掛止は、
第1実施形態と同様に掛止部材40を耳50の大きさ、
形状に合わせて変形させた後、保持部20に対しスライ
ド部材38を上下に移動させることによって行われる。
【0061】従って、第7実施形態の耳掛け式携帯電話
器保持具によれば、スライド部材38により、保持部2
0に対する掛止部材40の取付位置を調節することによ
って、使用者の所望とする位置に本体11を位置決め保
持することができる。
【0062】(第8実施形態)図14に示すように、本
体11の両側面に固着された装着部30は、円柱状に形
成されるとともに、その周面上部には上方に開口する装
着孔31が設けられ、さらに周面前部には前方に開口す
る嵌合孔21aが設けられている。そして、前記装着孔
31には掛止部材40の両下端部が嵌入固定されるとと
もに、前記嵌合孔21aには、金属棒を平面凹状に曲げ
形成した保護部22aの先端部がそれぞれ嵌入固定され
ている。そして、本体11の耳50への掛止は、第2実
施形態と同様に掛止部材40を耳50の大きさ、形状に
合わせ変形することで行われる。
【0063】従って、第8実施形態の耳掛け式携帯電話
器によれば、構成をさらに簡易なものとすることができ
る。 (第9実施形態)図15に示すように、本体11の一側
面には取付孔17が穿設されるとともに、この取付孔1
7には掛止部材40の基端部が嵌入固定されている。ま
た、掛止部材40の先端部には、球状をなす滑り止め部
材42が備えられている。そして、この本体11の耳5
0への掛止は、掛止部材40を耳50の大きさ、形状に
合わせて変形させることにより行われる。
【0064】従って、第9実施形態の耳掛け式携帯電話
器によれば、その構成及び耳50への掛止をより簡易な
ものとすることができるとともに、先端に滑り止め部材
42を設けたことから、本体11の耳50からの滑落を
防止することができる。
【0065】(第10実施形態)図16に示すように、
本体11前面において液晶ディスプレイ13下部の一側
部には取付孔17が穿設されるとともに、他側部には断
面ほぼ半円筒状をなし、装着孔31を有する装着部30
が固着されている。
【0066】本体11前面に取着された掛止部材40は
基端部が取付孔17に嵌入固定されるとともに、抜け止
め部41を有する先端部は装着孔31に挿入され、長さ
調節可能に構成されている。そして、この本体11の耳
50への掛止は、第2実施形態と同様に掛止部材40を
耳50の大きさ、形状に合わせて変形させるとともに、
装着孔31に対する掛止部材40の挿入量を調節するこ
とにより行われる。
【0067】従って、第10実施形態の耳掛け式携帯電
話器によれば、構成をさらに簡易なものとすることがで
きる。 (第11実施形態)図17(a),(b)に示すよう
に、本体11の液晶ディスプレイ13下部において、そ
の両側部には本体の前面から側方へと抜ける四半円弧状
の一対の取付孔17が穿設されている。
【0068】第10実施形態と同じ掛止部材40は、抜
け止め部41を備える一端部が一方の取付孔17に挿通
され、長さ調節可能に構成されるとともに、先端部が付
勢部材としてのコイルスプリング60aを介して他方の
取付孔17に取付けられている。そして、この本体11
の耳50への掛止は、掛止部材40を耳50の大きさ、
形状に合わせて変形させるとともに、長さ調節を行うこ
とにより行われる。このとき、掛止部材40の先端部に
設けられたコイルスプリング60aにより、本体11は
耳50に押し付けられる方向に付勢される。
【0069】従って、第11実施形態の耳掛け式携帯電
話器によれば、構成を簡易なものとすることができると
ともに、一対の取付孔17を本体11に設けたことか
ら、部品点数を減少させつつ、本体11に掛止部材40
を容易に取付けることができる。
【0070】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 第1実施形態の透過部24は本体11の液晶ディス
プレイ13が見えるように構成されているものであれ
ば、例えば図18(a)に示すように、両挟持板21前
部を連結するように取付けられた透明な軟質樹脂又は硬
質樹脂等で形成してもよい。あるいは図18(b)に示
すように、透過部24を伸縮性を有するレース、網等の
網状体で形成し、締付部23とともに本体11を締付け
る機能を発揮するように構成してもよい。また、伸縮性
のない金網等の網状体でもよい。
【0071】このように透過部24を樹脂や網等により
形成した場合、本体11の液晶ディスプレイ13全体を
被覆することによって、液晶ディスプレイ13の傷付き
をも防止することができる。また、透過部24を伸縮性
を有する網等で形成した場合、締付部23とともに本体
11を締付けることによって、保持部20の本体11へ
の取付をさらに確実なものとすることができる。
【0072】・ 第2実施形態を除く第1〜第5実施形
態の掛止部材40を保持部20に対して回動調節可能に
構成してもよい。例えば、図19に示すように、第1実
施形態の装着部30に代えて、第2実施形態と同じ回動
調節可能にした装着部30とし、掛止部材40を保持部
20に対して回動調節可能に構成すること。
【0073】あるいは、挟着板21に回動孔を透設し、
この回動孔に内側から回動部材33を挿入することによ
って、掛止部材40を保持部20に対して回動調節可能
に構成すること。なお、この場合、回動部材33に回動
位置保持手段としての係止凸部又は係止凹部を設けると
ともに、これらと係脱可能に対応する回動位置保持手段
としての係止凹部又は係止凸部を挟着板21側に設ける
ことが好ましい。
【0074】このように掛止部材40を回動調節可能に
構成した場合、保持具を取付けた本体11を耳50に掛
止したとき、回動調節することによって本体11の送話
孔15を口51方向に寄せることができる。加えて、第
2実施形態と同様に本体11を机等の上に置くためのス
タンドとしたり、ポケット52等に掛止したりすること
もできる。さらに、回動位置保持手段を設けた場合に
は、掛止部材40の回動後の位置を保持することもでき
る。
【0075】・ 図20(a),(b)に示すように、
第1実施形態の掛止部材40は、その下端が係止部材4
3の上面に設けられた嵌入孔43bに嵌入固定されてい
る。保持部20において装着部30は四角筒状にし、そ
の内側を装着孔31とするともに、側壁には凹状をなす
切り込み39が透設されている。この切り込み39の内
側は、装着孔31内に曲げ形成された係止爪39aとし
ている。
【0076】掛止部材40及び係止部材43の関係は、
装着孔31に側面が波形状に形成された係止部材43が
挿入され、その波部の谷43aと係止爪39aの先端と
が係合するように構成される。そして、この係合関係に
より装着孔31内において係止部材43を位置決めし、
係止部材43の挿入量、すなわち掛止部材40の長さを
調節してもよい。
【0077】このように構成した場合、係止部材43の
挿入量を調節するときの抵抗が小さくなる。 ・ 図21(a)に示すように、第6実施形態の掛止部
材40の一端を保持部20に取り付けず、保持部20の
前面に回り込むように曲げ形成するとともに、その先端
部には、貫通孔44aを有し、ほぼ円錐台状をなす挿入
部材44を設けること。そして、図21(b)に示すよ
うに、本体11を耳50に掛止する際、挿入部材44の
先端を使用者の耳50の孔内に挿入するように構成して
もよい。
【0078】このように使用者の耳50の孔内に挿入す
るための挿入部材44を設けた場合、掛止部材40の耳
50に対する位置決めを容易にできる。 ・ 図22(a)に示すように、保持手段としての保持
部材70は、その基端が円板状をなす取付板71を介し
て本体11背面に取着されるとともに、その先端には円
環状をなす耳掛け部72を備えている。図21(b)に
示すように、本体11を一方の耳50aに掛止する際、
保持部材70は使用者の顎53を迂回して耳掛け部72
が他方の耳50bに掛止されることにより、本体11の
下方が使用者の口51方向に保持される。そして、この
ような保持部材70を第1〜第11実施形態の本体1
1、保持部20等に取付けてもよい。なお、保持部材7
0の取付位置は、本体11背面に限定されるものではな
く、例えば本体11側面又は前面、保持部20の外面又
は内面等、本体11の下方が使用者の口51方向に保持
される機能を発揮できる取付位置であればどこであって
もよい。
【0079】このように保持部材70を取付けた場合に
は、本体11の下方、すなわち送話孔15側を使用者の
口51方向により効果的に位置決め保持することがで
き。 ・ 図23に示すように、本体11の受話孔14上にほ
ぼ円錐台状をなす挿入部材44を帯状をなす取付部材4
5を介して取付けるとともに、本体11を耳50に掛止
する際、挿入部材44を耳50の孔内に挿入し、本体1
1を位置決め保持するように構成してもよい。なお、こ
の挿入部材44の中心には貫通孔44aが形成され、受
話孔14への音声の通過を良好なものとする機能を発揮
する。そして、このような挿入部材44を第1〜第11
実施形態の本体11に取付けてもよい。
【0080】このように構成した場合、本体11の耳5
0に対する位置決めが容易になる。 ・ 前記各実施形態において、掛止部材40を形状記憶
合金で形成し、使用者の耳50に掛止部材40を取着し
たとき、体温で予め記憶させた掛止時形状にセットされ
るように構成してもよい。
【0081】このように構成した場合、掛止部材40を
取り外したときには外気温により、非使用時の形状に戻
ることになるため、いちいち掛止部材40の調節が不要
となり、便利なものとすることができる。
【0082】・ 第5実施形態において、例えば保持部
20全体を透明なビニル等の軟質又は硬質の合成樹脂で
形成して、保持部20全体を透過部24としてもよい。
このように構成した場合、例えば本体11の背面、側面
に絵、文字等が描かれている際、これら絵、文字等も視
認することができる。
【0083】・ 第5実施形態において、保持部20
を、例えば布、ゴム等の伸縮性又は柔軟性を有する材料
で形成してもよい。このように保持部20を伸縮性を有
する材料で形成した場合、保持部20が伸縮することに
よって、様々な形状をなす本体11に対応することがで
きる。加えて、保持部20を柔軟性を有する材料で形成
した場合、例えば側面にも操作ボタン等を有する本体1
1にも対応することができる。
【0084】・ 第1実施形態において、掛止部材40
を第9実施形態と同じ掛止部材40としてもよい。この
ように構成した場合、耳50への本体11の掛止を容易
かつ迅速に行うことができる。
【0085】・ 第2実施形態において、回動位置保持
手段を省略して構成してもよい。このように構成した場
合、構成を簡単なものとすることができる。 ・ 第7実施形態において、スライド部材38の装着孔
31に対し、掛止部材40の挿入量を調節することによ
って、長さ調節可能に構成してもよい。
【0086】このように構成した場合、本体11を耳5
0に掛止した状態でより細かい位置調節を行うことがで
きる。 ・ 第7実施形態において、例えばスライド部材38を
断面H状に形成し、一側面を保持部20内側に配置する
とともに、他側面に第2実施形態と同じ装着部30を取
付けることによって、掛止部材40を回動調節可能に構
成してもよい。
【0087】このように構成した場合、第2実施形態と
同様に、耳50に掛止したとき、回動調節することによ
って本体11の送話孔15を口51方向に寄せたり、本
体11を机等の上に置いたり、ポケット52等に掛止し
たりすることもできる。
【0088】さらに、掛止部材40が保持部20に対し
て回動調節、長さ調節及び位置調節可能に構成されるこ
とから、本体11を耳50に掛止する際、本体11の掛
止位置をさらに細かく調節することができる。
【0089】・ 付勢部材60は各実施形態で示した形
態に限定されるものではなく、本体11を耳50方向に
押し付ける機能を有するものであれば、例えばスポン
ジ、コイルスプリング、板バネ、伸縮可能にした紐、ゴ
ム等であってもよい。
【0090】このように構成した場合、様々な本体11
の大きさ、形状等に合わせて付勢部材60を設けること
ができる。 ・ 回動位置保持手段は第2実施形態で示した形態に限
定されるものではなく、例えば係止部材35を取付部材
32の内周壁に突設したりしてもよい。
【0091】このように係止部材35を取付部材32の
内周壁に突設した場合、回動位置保持手段の構成を簡単
なものとすることができる。 ・ 第2実施形態の取付部材32を省略し、本体11両
側面に回動孔を設けるとともに、この回動孔に本体11
内側から回動部材33を挿入することによって、回動部
材33に装着された掛止部材40を本体11に対して回
動可能に構成してもよい。なお、この場合、回動部材3
3に回動位置保持手段としての係止凸部又は係止凹部を
設けるとともに、これらに対応する回動位置保持手段と
しての係止凹部又は係止凸部を本体11に設けることが
好ましい。
【0092】このように構成した場合、部品点数を減少
させ、構成を簡単にすることができる。加えて、回動位
置保持手段を設けた場合には、掛止部材40の回動後の
位置を保持することもできる。
【0093】・ 第2実施形態の係止部材35を回動部
材33上に突設し、係止凹部34を取付部材32の内面
に凹設してもよい。このように構成した場合において
も、第2実施形態で示した掛止部材40の回動後の位置
を保持するという効果を得ることができる。
【0094】・ 第3実施形態の保持部20を、例えば
透明な伸縮部材で形成し、透過部24としてもよい。こ
のように構成した場合、保持部20によって隠れた操作
ボタン12を視認して操作することができる。
【0095】・ 緊結手段は第3実施形態で示した緊結
バンド62に限定されるものではなく、掛止部材40が
耳50を緊結する機能を発揮するものであれば、例えば
長さ調節機能を有する紐、ターンバックル等で構成して
もよい。
【0096】このようにターンバックルで構成した場
合、耳50に対する緊結の度合いを細かく調節すること
ができる。 ・ 第8実施形態において、保護部22aを省略すると
ともに、装着部30を本体11の上下方向に伸びる円筒
状に形成し、その内側を装着孔31としてもよい。
【0097】このように構成した場合、耳掛け式携帯電
話器の構成をより簡単なものとすることができる。 ・ 第1実施形態において、装着部30の上端と液晶デ
ィスプレイ13下部とが同じ高さとなるように構成し、
掛止部材40が液晶ディスプレイ13下部から立ち上が
るように取付位置を変更してもよい。
【0098】このように構成した場合、掛止部材40を
本体11の上方に大きく迂回させなくても、本体11の
耳50への掛止を容易に行うことができる。 ・ 各実施形態において、例えば装着孔31を上方に向
かうほど拡径するテーパ状に形成したり、装着孔31上
端を長孔状に形成したり、装着部30を本体11又は保
持部20に対して前後移動可能に構成したりして、掛止
部材40を本体11又は保持部20に対して前後移動可
能に構成してもよい。
【0099】このように構成した場合、耳50の大き
さ、形状に合わせて、掛止部材40の取付位置をより細
かく調整することができる。 ・ 第1及び第8実施形態において、保護部22aを、
例えば軟質又は硬質の合成樹脂、ゴム、コイルスプリン
グ、スポンジ、紐等で形成してもよい。
【0100】このように、保護部22aを軟質の合成樹
脂、ゴム、コイルスプリング等で形成した場合、保持部
20を本体11へより容易に装着することができる。 ・ 第6実施形態において、掛止部材40は逆V字状に
限定されるものではなく、耳50の形状に沿うものであ
れば、例えば半円弧状、D字状等に形成してもよい。
【0101】このように構成した場合、耳50の大き
さ、形状に合わせて使用者が所望する形状の掛止部材4
0を選択することができる。 ・ 各実施形態において、掛止部材40を眼鏡のフレー
ムを介装した状態で耳50に掛止してもよい。
【0102】このように構成した場合、眼鏡を装着した
使用者の耳50にも本体11を掛止することができる。 ・ 第6実施形態を除く各実施形態において、掛止部材
40の表面を被覆するものは合成樹脂に限定されるもの
ではなく、例えば布、スポンジ、ゴム、紙等の柔軟性を
有する材料で肌触りが良好なものとしてもよい。
【0103】このようにスポンジ、ゴム等の軟質な材料
で被覆した場合、掛止部材40による耳50の締付け感
を低減させることができる。 ・ 第6実施形態において、掛止部材40の表面を、例
えば軟質樹脂、スポンジ、ゴム、紙等の柔軟性を有する
材料によって被覆してもよい。
【0104】このように構成した場合、肌触りを良好な
ものとすることができる。 ・ 例えば、各実施形態において保持部20又は本体1
1の裏面に丸棒状をなす調整補助棒を本体11の下方へ
延びるように固着し、耳50に掛止する際、この調整補
助棒を手で支持しながら掛止部材40の変形、位置調節
等を行う等、調整補助棒のような耳50への掛止を補助
する補助部材を設けてもよい。
【0105】このように補助部材としての調整補助棒を
設けた場合、耳50への掛止をより容易かつ短時間で行
うことができる。加えて、会話中に本体11が位置ずれ
した場合においても調整補助棒で本体11を支持するこ
とができる。
【0106】・ 例えば、第1実施形態の挟着板21を
軟質樹脂、スポンジ、ゴム等の柔軟性を有する材料によ
って形成してもよい。このように構成した場合、挟着板
21が本体11の形状に合わせて変形することにより保
持部20が本体11をより有効に保持することができ
る。
【0107】さらに、前記実施形態より把握できる技術
的思想について以下に記載する。 (1) 前記本体、保持部及び掛止部から選ばれる少な
くとも1つには、使用者の耳の孔内に挿入するための挿
入部を設けた請求項1から請求項5のいずれかに記載の
耳掛け式携帯電話器保持具。
【0108】このように構成した場合、本体の使用者の
耳に対する位置決めをしっかりと行うことができる。 (2) 前記掛止部を環状に形成し、掛止部の内側に使
用者の耳を保持するとともに、この掛止部の長さを調節
することによって使用者の耳を緊結するための緊結手段
を備えた請求項1又は請求項5に記載の耳掛け式携帯電
話器保持具。
【0109】このように構成した場合、使用者の耳に本
体をより確実に掛止することができる。 (3) 前記掛止部を使用者の耳の形状と対応するよう
にほぼ環状に形成した請求項1又は請求項5に記載の耳
掛け式携帯電話器保持具。
【0110】このように構成した場合、使用者の耳への
本体の掛止を容易かつ迅速に行うことができる。 (4) 前記保持部は、掛止部を挿入して取付けるため
の装着孔を有するとともに、この装着孔に対して掛止部
の挿入量を調節することにより掛止部を長さ調節可能に
構成した請求項3から請求項5のいずれかに記載の耳掛
け式携帯電話器保持具。
【0111】このように構成した場合、掛止部の長さ調
節を容易かつ迅速に行うことができる。 (5) 前記本体は、掛止部を挿入して取付けるための
装着孔を有するとともに、この装着孔に対して掛止部の
挿入量を調節することにより掛止部を長さ調節可能に構
成した請求項6から請求項10のいずれかに記載の耳掛
け式携帯電話器保持具。
【0112】このように構成した場合、掛止部の長さ調
節を容易かつ迅速に行うことができる。 (6) 前記掛止部を保持部の両側を連結するように取
付けるとともに、その掛止部の両側を連結し、かつ、本
体の背面に回り込むように付勢部材を取付け、前記本体
と掛止部との間に使用者の耳を挟み込む方向に本体を付
勢した請求項1から請求項5のいずれかに記載の耳掛け
式携帯電話器保持具。
【0113】このように構成した場合、本体の使用者の
耳への掛止及び本体の位置決め保持をしっかりと行うこ
とができる。 (7) 前記掛止部を本体の両側を連結するように取付
けるとともに、その掛止部の両側を連結し、かつ、本体
の背面に回り込むように付勢部材を取付け、前記本体と
掛止部との間に使用者の耳を挟み込む方向に本体を付勢
した請求項6から請求項10のいずれかに記載の耳掛け
式携帯電話器。
【0114】このように構成した場合、本体の使用者の
耳への掛止及び本体の位置決め保持をしっかりと行うこ
とができる。 (8) 前記保持部は、保持部に対して回動可能な回動
部材を有し、この回動部材に前記掛止部を取付けること
によって、掛止部を保持部に対して回動調節可能に取付
けた請求項2から請求項5のいずれかに記載の耳掛け式
携帯電話器保持具。
【0115】このように構成した場合、簡単な構成で掛
止部を保持部に対して回動させることができる。 (9) 前記回動部材及び保持部の少なくとも一方に
は、掛止部の回動後の位置を保持するための回動位置保
持手段を備えた(8)に記載の耳掛け式携帯電話器保持
具。
【0116】このように構成した場合、本体の重さに抗
して掛止部が回動することを防止し、掛止部の回動後の
位置を保持することができる。 (10) 前記本体は、本体に対して回動可能な回動部
材を有し、この回動部材に前記掛止部を取付けることに
よって、掛止部を本体に対して回動調節可能に取付けた
請求項7から請求項10のいずれかに記載の耳掛け式携
帯電話器。
【0117】このように構成した場合、簡単な構成で掛
止部を本体に対して回動させることができる。 (11) 前記回動部材及び本体の少なくとも一方に、
回動位置保持手段を設けた(10)に記載の耳掛け式携
帯電話器。
【0118】このように構成した場合、本体の重さに抗
して掛止部が回動することを防止し、掛止部の回動後の
位置を保持することができる。 (12) 前記本体及び掛止部のうち少なくとも一方に
は、使用者の耳の孔内に挿入するための挿入部材を設け
た請求項6から請求項10のいずれかに記載の耳掛け式
携帯電話器。
【0119】このように構成した場合、本体の使用者の
耳に対する位置決めを確実なものとすることができる。 (13) 携帯電話器の本体を使用者の耳に掛止するた
めの掛止部を備えた耳掛け式携帯電話器保持具又は耳掛
け式携帯電話器。
【0120】このように構成した場合、主に通話等の使
用時において本体を手で把持する必要が無く、通話を継
続しつつ、両手を使用することができる。 (14) 前記本体を保持するための保持部と、その保
持部に取付けられ、本体の使用時には、本体の受話器を
使用者の耳に、本体の送話器を使用者の口方向に位置決
め保持するための掛止部とを備えた(13)に記載の耳
掛け式携帯電話器保持具。
【0121】このように構成した場合、本体を使用者の
耳に引掛けた場合においても、送話器を使用者の口に近
づけることができる。 (15) 前記掛止部を使用者の耳を取り囲むことがで
きるように構成し、その使用者の耳を掛止部と前記本体
との間に挟み込むことによって、この本体を使用者の耳
に掛止するように構成した(14)に記載の耳掛け式携
帯電話器保持具。
【0122】このように構成した場合、本体の使用者の
耳への掛止を容易なものとすることができる。 (16) 前記掛止部を、使用者の所望とする形状に変
形可能に構成し、かつ、変形後の形状を保持することが
できるように構成した(14)又は(15)に記載の耳
掛け式携帯電話器保持具。
【0123】このように構成した場合、あらゆる使用者
の耳の大きさ、形状に対応しつつ、本体の使用者の耳へ
の掛止を効果的なものとすることができる。 (17) 前記保持部は少なくとも一部が伸縮可能に形
成され、この保持部が本体を締め付けるように構成した
(14)から(16)のいずれかに記載の耳掛け式携帯
電話器保持具。
【0124】このように構成した場合、保持部の本体へ
の取着を簡便に行うことができるとともに、保持部が本
体をしっかりと保持することができる。 (18) 前記本体と掛止部との間には、使用者の耳を
挟み込む方向に本体を付勢する付勢部材を備えた(1
4)から(17)のいずれかに記載の耳掛け式携帯電話
器保持具。
【0125】このように構成した場合、本体の使用者の
耳への掛止及び本体の位置決め保持を効果的なものとす
ることができる。 (19) 携帯電話器の本体に取付けられ、本体使用時
には所定形状を保持することによって前記本体の受話器
を使用者の耳に、本体の送話器を使用者の口方向に位置
決め保持するための掛止部を備えた(13)に記載の耳
掛け式携帯電話器。
【0126】このように構成した場合、簡易な構成で本
体を使用者の耳に掛止することができる。 (20) 前記掛止部を、少なくとも使用者の耳を取り
囲むことができるように、変形可能に構成し、かつ、変
形後の形状を保持することができるように構成するとと
もに、この掛止部と前記本体との間に使用者の耳を挟み
込むことによって、本体を使用者の耳に掛止するように
構成した(19)に記載の耳掛け式携帯電話器。
【0127】このように構成した場合、使用者の耳の大
きさ、形状に対応しつつ、本体の使用者の耳への掛止を
効果的なものとすることができる。 (21) 前記掛止部を本体に対して長さ調節できるよ
うに構成した(19)又は(20)に記載の耳掛け式携
帯電話器。
【0128】このように構成した場合、最大限使用者の
耳の大きさに対応することができる。 (22) 前記本体と掛止部との間には、使用者の耳を
挟み込む方向に本体を付勢する付勢部材を備えた(1
9)から(21)のいずれかに記載の耳掛け式携帯電話
器。
【0129】このように構成した場合、本体の使用者の
耳への掛止及び本体の位置決め保持を効果的なものとす
ることができる。 (23) 前記掛止部の保持部に対する取付位置を位置
調節可能に構成した請求項1から請求項5のいずれかに
記載の耳掛け式携帯電話器保持具。
【0130】このように構成した場合、使用者の所望と
する位置に本体を位置決め保持することができる。 (24) 前記本体はその機能を発揮するための、通話
孔、送話孔、表示部及び操作ボタンから選ばれる少なく
とも1つを有し、これらの機能を発揮できるように前記
透過部を構成した請求項4に記載の耳掛け式携帯電話器
保持具。
【0131】このように構成した場合、保持部を取付け
ても本体の機能を損なうことなく発揮させることができ
る。 (25) 前記本体及び掛止部のうち少なくとも一方に
は、使用者の耳の孔内に挿入するための挿入部を設けた
請求項6から請求項10のいずれかに記載の耳掛け式携
帯電話器。
【0132】このように構成した場合、本体の使用者の
耳に対する位置決め保持を効果的なものとすることがで
きる。 (26) 前記掛止部の表面を柔軟性を有する材料によ
って被覆した請求項6から請求項10のいずれかに記載
の耳掛け式携帯電話器。
【0133】このように構成した場合、掛止部の肌触り
を良好なものとすることができる。 (27) 前記掛止部の表面を柔軟性を有する材料によ
って被覆した請求項1から請求項5のいずれかに記載の
耳掛け式携帯電話器保持具。
【0134】このように構成した場合、掛止部の肌触り
を良好なものとすることができる。
【0135】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明の
耳掛け式携帯電話器保持具によれば、主に通話等の使用
時において本体を手で把持する必要が無く、通話を継続
しつつ、両手を使用することができる。
【0136】請求項2に記載の発明の耳掛け式携帯電話
器保持具によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え
て、耳に掛止された状態の本体を使用者の口方向にさら
に近づけることができる。
【0137】請求項3に記載の発明の耳掛け式携帯電話
器保持具によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明
の効果に加えて、あらゆる使用者の耳の大きさ、形状に
対応することができる。
【0138】請求項4に記載の発明の耳掛け式携帯電話
器保持具によれば、請求項1から請求項3のいずれかに
記載の発明の効果に加えて、本体に備えられた機能を損
なうことなく発揮することができる。
【0139】請求項5に記載の発明の耳掛け式携帯電話
器保持具によれば、請求項1から請求項4のいずれかに
記載の発明の効果に加えて、本体の送話器を使用者の口
方向により近づけることができる。
【0140】請求項6に記載の発明の耳掛け式携帯電話
器保持具によれば、主に通話等の使用時において本体を
手で把持する必要が無く、通話を継続しつつ、両手を使
用することができる。
【0141】請求項7に記載の発明の耳掛け式携帯電話
器によれば、請求項6に記載の発明の効果に加えて、耳
に掛止された状態の本体を使用者の口方向にさらに近づ
けることができる。
【0142】請求項8に記載の発明の耳掛け式携帯電話
器によれば、請求項6又は請求項7に記載の発明の効果
に加えて、本体の使用者の耳への掛止及び本体の位置決
め保持を効果的なものとすることができる。
【0143】請求項9に記載の発明の耳掛け式携帯電話
器によれば、請求項6から請求項8のいずれかに記載の
発明の効果に加えて、部品点数を減少させつつ、本体に
掛止部を容易に取付けることができる。
【0144】請求項10に記載の発明の耳掛け式携帯電
話器によれば、請求項6から請求項9のいずれかに記載
の発明の効果に加えて、本体の送話器を使用者の口方向
により近づけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の保持具を本体に取付けた状態
を示す斜視図。
【図2】 第1実施形態の耳掛け式携帯電話器保持具を
示す斜視図。
【図3】 本体を使用者の耳に掛止した状態を示す側面
図。
【図4】 本体を使用者の耳に掛止した状態を示す背面
図。
【図5】 (a)は第2実施形態の耳掛け式携帯電話器
を示す斜視図、(b)は本体を使用者の耳に掛止した状
態を示す側面図。
【図6】 装着部を示す断面図。
【図7】 掛止部材を回動させ、本体を机上に置いた状
態を示す斜視図。
【図8】 本体をポケットに掛止した状態を示す斜視
図。
【図9】 (a)は第3実施形態の保持具を本体に取付
けた状態を示す斜視図、(b)は保持具の背面図。
【図10】 第4実施形態の保持具を本体に取付けた状
態を示す斜視図。
【図11】 第5実施形態の保持具に本体を収容した状
態を示す斜視図。
【図12】 (a)は第6実施形態の保持具を本体に取
付けた状態を示す斜視図、(b)は本体を使用者の耳に
掛止した状態を示す側面図。
【図13】 (a)は第7実施形態の保持具を示す斜視
図、(b)はスライド部材を示す断面図。
【図14】 第8実施形態の耳掛け式携帯電話器を示す
斜視図。
【図15】 第9実施形態の耳掛け式携帯電話器を示す
斜視図。
【図16】 第10実施形態の耳掛け式携帯電話器を示
す斜視図。
【図17】 (a)は第11実施形態の耳掛け式携帯電
話器を示す斜視図、(b)は取付孔を示す一部を拡大し
た斜視図。
【図18】 (a)は別形態の保持具を示す斜視図、
(b)は別形態の保持具を示す斜視図。
【図19】 別形態の保持具を示す斜視図。
【図20】 (a)は別形態の保持具を示す一部を拡大
した斜視図、(b)は装着部を示す断面図。
【図21】 (a)は別形態の保持具を示す斜視図、
(b)は本体を使用者の耳に掛止した状態を示す側面
図。
【図22】 (a)は別形態の保持具を示す斜視図、
(b)は本体を使用者の耳に掛止した状態を示す正面
図。
【図23】 別形態の保持具を示す斜視図。
【符号の説明】
11…本体、17…取付孔、20…保持部、24…透過
部、31…長さ調節のための装着孔、33…回動調節を
行うための回動部材、35回動位置を保持するための係
止部材、40…掛止部としての掛止部材、50…耳、5
1…口、70…保持手段としての保持部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K023 AA07 BB18 KK00 KK09 MM25 PP02 PP12 PP15 PP16 QQ02 QQ05 5K067 AA34 BB04 EE02 FF13 KK17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話器の本体を保持するための保持
    部と、その保持部に設けられ、この本体を使用者の耳に
    掛止するために使用者の耳に沿う形状を保持するように
    形成された掛止部とを備えた耳掛け式携帯電話器保持
    具。
  2. 【請求項2】 前記掛止部を保持部に対して回動調節可
    能に取付けた請求項1に記載の耳掛け式携帯電話器保持
    具。
  3. 【請求項3】 前記掛止部を保持部に対して長さ調節で
    きるように構成した請求項1又は請求項2に記載の耳掛
    け式携帯電話器保持具。
  4. 【請求項4】 前記保持部は、透過部を介して本体に備
    えられた機能を発揮するように構成した請求項1から請
    求項3のいずれかに記載の耳掛け式携帯電話器保持具。
  5. 【請求項5】 前記掛止部に加え、本体の送話器を使用
    者の口方向へ向かうように位置決め保持するための保持
    手段を備えた請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    耳掛け式携帯電話器保持具。
  6. 【請求項6】 携帯電話器の本体に設けられ、本体使用
    時には使用者の耳に沿う形状を保持し、本体を使用者の
    耳に掛止し前記本体の受話器を使用者の耳に、本体の送
    話器を使用者の口方向に位置決め保持するための掛止部
    を備えた耳掛け式携帯電話器。
  7. 【請求項7】 前記掛止部を本体に対して回動調節可能
    に取付けた請求項6に記載の耳掛け式携帯電話器。
  8. 【請求項8】 前記掛止部の回動後の位置を保持するた
    めの回動位置保持手段を設けた請求項6又は請求項7に
    記載の耳掛け式携帯電話器。
  9. 【請求項9】 前記本体には、掛止部を取付けるための
    取付孔を設けた請求項6から請求項8のいずれかに記載
    の耳掛け式携帯電話器。
  10. 【請求項10】 前記掛止部に加え、本体の送話器を使
    用者の口方向へ向かうように位置決め保持するための保
    持手段を備えた請求項6から請求項9のいずれかに記載
    の耳掛け式携帯電話器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005055565A1 (en) * 2003-12-06 2005-06-16 Beng Teck See Hands-free telephone
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