JP3027228U - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

魚釣用スピニングリール

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JP3027228U
JP3027228U JP1996000746U JP74696U JP3027228U JP 3027228 U JP3027228 U JP 3027228U JP 1996000746 U JP1996000746 U JP 1996000746U JP 74696 U JP74696 U JP 74696U JP 3027228 U JP3027228 U JP 3027228U
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JP
Japan
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fishing line
bail support
bail
fishing
support member
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996000746U
Other languages
English (en)
Inventor
英二 篠原
誠之 天野
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 魚釣用スピニングリールのローターに設けた
ベール支持腕とその外側に反転自在に軸着した釣糸案内
部を有するベール支持部材に魚釣り操作中の弛緩した釣
糸が絡み付くことを防止する。 【解決手段】 ベール支持腕３の先端部外側に先端部に
釣糸案内ローラー５を有するベール支持部材６を釣糸捲
取り位置と釣糸放出位置とに反転自在に軸着すると共に
ベール支持部材６の前記軸着部におけるベール支持腕３
の内側部とベール支持部材６の先端部における外側との
間にはベール支持腕内側と段差がなくかつ表面が滑らか
な形状の糸絡み防止部材９を設けて弛緩した釣糸がベー
ル支持腕３及びベール支持部材６の内側に絡むのを防止
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は魚釣用スピニングリールにおける釣糸案内装置の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】
魚釣用スピニングリールにおける釣糸案内部を有するベール支持部材は、実開 平６−２６４６６号公報に見られるようにローターに設けたベール支持腕の先端 部の外側に反転自在に軸着しているのが一般的に行われている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
前記ベール支持部材の外側面は釣糸が絡まないように段差ない滑らかな形状に 形成されているが、ベール支持部材の内側面側はその先端部にラインローラー等 の釣糸案内部を装着すると共にベール支持腕の内側面との間に段差が形成されて いるため、魚釣り操作中の風波の影響や、ポンピング操作における釣糸の弛緩及 び釣糸の撚れによって釣糸がベール支持部材やベール支持腕の段差部等に絡みつ くことが屡々あり、釣糸の捲取り操作に支障を来すだけではなく、釣糸の糸切れ や損傷の原因になる等の問題点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような問題点を改善するために、釣糸案内部を有するベール支持 部材の取付部に釣糸が絡み付くのを確実に防止するために、ベール支持腕の内側 部とベール支持部材の先端部の釣糸案内部における外側部との間に糸絡み防止部 材を設けたことを特徴とするものである。
【０００５】
【考案の実施の形態】
本考案における糸絡み防止部材は、ローターのベール支持腕に軸着支持された ベール支持部材と共に釣糸捲取り位置と釣糸放出位置とに反転できるように、ベ ール支持腕の内側部に対しては回動可能に支持されると共にベール支持腕内側面 との間に段差がなくかつ表面（内側面）が滑らかに形成されてベール支持部材の 先端部の釣糸案内部における外側部に止めビス等で一体的に固着されるか、又は ベール支持部材に一体に連設形成される。
【０００６】
【実施例】
本考案の実施例を図面について説明すると、スピニングリールのハンドル１の 回転により回動するローター２の両側にはベール支持腕３が一体に設けられ、該 ベール支持腕３の先端部外側には先端部にベール４及び釣糸案内ローラー５を設 けたベール支持部材６が軸着ピン７により付勢バネ８を介して釣糸捲取り位置と 釣糸放出位置とに反転自在に軸着支持されると共にその外表面は段差のない滑ら かな面に形成されている。
【０００７】 また前記ベール支持腕３におけるベール支持部材６の軸着部の内側部からベー ル支持部材６の先端部における釣糸案内ローラー５の外側部との間には表面を滑 らかに形成した糸絡み防止部材９が設けられ、該糸絡み防止部材９はその基端部 においては重合状態でベール支持腕３の内側面に段差を生じないように回動可能 に支持されると共にその先端部はベール支持部材６の先端外側部に釣糸案内ロー ラー５の取付ピン１０で一体的に固着されている。
【０００８】 図４に示す実施例は、ベール支持部材６に一体に突設した軸着ピン７′をベー ル支持腕３に軸支すると共に糸絡み防止部材９の基部も回動可能に軸支したもの である。
【０００９】 また図５に示す実施例は図１乃至図３の実施例においてベール支持部材６と糸 絡み防止部材９とを一体に連設形成したものであり、更に図６及び図７に示す実 施例は糸絡み防止部材９の先端部をベール支持部材６の先端部に一体的に固着す るものに取付ピン１０に代えて専用の止めピン１０′を使用したものである。な お図中１１は軸着ピン７の嵌着孔に閉鎖するベール支持腕に設けた止栓である。
【００１０】
【考案の効果】
本考案は釣糸案内部を有するベール支持部材をローターのベール支持腕の先端 外側部に反転自在に軸着した魚釣用スピニングリールにおいて、魚釣り操作中に 弛緩した釣糸がベール支持部材やベール支持腕の内側の段差部に引掛かって絡む ことを糸絡み防止部材で確実に防止して魚釣り操作を支障なく円滑容易に行うこ とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の正面図。
【図２】同要部の一部切欠正面図。
【図３】同要部の一部切欠側面図。
【図４】本考案の第２実施例の一部切欠側面図。
【図５】本考案の第３実施例の一部切欠側面図。
【図６】本考案の第４実施例の一部切欠側面図。
【図７】同要部の一部切欠側面図。
【符号の説明】
１ ハンドル ２ ローター ３ ベール支持腕 ５ 釣糸案内ローラー ６ ベール支持部材 ９ 糸絡み防止部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ハンドルによって連動回動するローター
    のベール支持腕外側に先端部に釣糸案内部を有するベー
    ル支持部材を釣糸捲取り位置と釣糸放出位置に反転自在
    に軸着支持して釣糸を前記釣糸案内部でスプールに捲取
    るようにした魚釣用スピニングリールにおいて、前記ベ
    ール支持部材の軸着支持部におけるベール支持腕内側部
    とベール支持部材先端部における釣糸案内部の外側部と
    の間にベール支持腕内側面に対して段差がなくかつ表面
    を滑らかに形成した糸絡み防止部材をベール支持腕に回
    動可能に設けたことを特徴とする魚釣用スピニングリー
    ル。
  2. 【請求項２】 ベール支持部材の先端部に糸絡み防止部
    材を一体に連設形成したことを特徴とする請求項１記載
    の魚釣用スピニングリール。
JP1996000746U 1996-01-11 1996-01-26 魚釣用スピニングリール Expired - Lifetime JP3027228U (ja)

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