JPH0755898Y2 - 魚釣用スピニングリール - Google Patents
魚釣用スピニングリールInfo
- Publication number
- JPH0755898Y2 JPH0755898Y2 JP4858990U JP4858990U JPH0755898Y2 JP H0755898 Y2 JPH0755898 Y2 JP H0755898Y2 JP 4858990 U JP4858990 U JP 4858990U JP 4858990 U JP4858990 U JP 4858990U JP H0755898 Y2 JPH0755898 Y2 JP H0755898Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bail support
- fishing line
- fishing
- bail
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
本考案は魚釣用スピニングリールの釣糸案内装置に関す
るものである。
るものである。
魚釣用スピニングリールにおいて釣糸案内部を有するベ
ール支持部材をローターのベール支持腕の内側に支持す
ることは実公昭44−16703号公報等で知られている。
ール支持部材をローターのベール支持腕の内側に支持す
ることは実公昭44−16703号公報等で知られている。
前記ベール支持部材をベール支持腕の内側に支持する方
式は、突出するベール支持部材が釣竿を保持した手の指
から遠ざかるため捲取操作が円滑かつ安全にできると共
にリールの小型化を図ることができる利点があるが、ベ
ール支持腕先端部の外側面に対してベール支持部材の先
端部が外方に突出して段差が生じるため、この段差によ
る突出部に魚釣り操作中の風や波の影響やポンピング操
作時における釣糸の張力の緩み及び釣糸の撚れによって
釣糸が絡み付き捲取操作に支障を生じたり糸切れや糸傷
の原因になる等の問題点がある。 本考案はこのようなベール支持部材のベール支持腕内側
支持方式における欠陥を改善して、この方式の利点であ
るリールの小型化と釣糸の捲取操作の安定性を図りなが
ら釣糸の糸絡みを防止できるようにした魚釣用スピニン
グリールの釣糸案内装置を提供することを目的とするも
のである。
式は、突出するベール支持部材が釣竿を保持した手の指
から遠ざかるため捲取操作が円滑かつ安全にできると共
にリールの小型化を図ることができる利点があるが、ベ
ール支持腕先端部の外側面に対してベール支持部材の先
端部が外方に突出して段差が生じるため、この段差によ
る突出部に魚釣り操作中の風や波の影響やポンピング操
作時における釣糸の張力の緩み及び釣糸の撚れによって
釣糸が絡み付き捲取操作に支障を生じたり糸切れや糸傷
の原因になる等の問題点がある。 本考案はこのようなベール支持部材のベール支持腕内側
支持方式における欠陥を改善して、この方式の利点であ
るリールの小型化と釣糸の捲取操作の安定性を図りなが
ら釣糸の糸絡みを防止できるようにした魚釣用スピニン
グリールの釣糸案内装置を提供することを目的とするも
のである。
本考案は前記目的を達成するためにローターに設けたベ
ール支持腕の先端部内側に、釣糸案内部を設けたベール
支持部材を釣糸捲取位置と釣糸放出位置に回転自在に支
持した魚釣用スピニングリールにおいて、ベール支持部
材の先端部におけるベール取付部側と反対側に糸絡み防
止材の先端部を設けると共に該糸絡み防止材の基端部を
ベール支持腕の外側におけるベール支持部材の支持軸線
上に回動可能に嵌合配設したものである。 糸絡み防止材をベール支持腕外側におけるベール支持部
材の軸着線上に回動可能に嵌合配置する手段は、ベール
支持部腕の透孔に嵌合する場合と、ベール支持部材の透
孔に嵌合すると共にベール支持部材の支持軸も兼用させ
ることができる。 また糸絡み防止材をベール支持部材の先端部に取付ける
手段は、ベール支持部材に取付ける釣糸案内部の取付軸
を利用したり別の取付ビスを介して一体的に固着する場
合と、糸絡み防止材をベール支持部材と同材料で一体に
形成する場合とがある。
ール支持腕の先端部内側に、釣糸案内部を設けたベール
支持部材を釣糸捲取位置と釣糸放出位置に回転自在に支
持した魚釣用スピニングリールにおいて、ベール支持部
材の先端部におけるベール取付部側と反対側に糸絡み防
止材の先端部を設けると共に該糸絡み防止材の基端部を
ベール支持腕の外側におけるベール支持部材の支持軸線
上に回動可能に嵌合配設したものである。 糸絡み防止材をベール支持腕外側におけるベール支持部
材の軸着線上に回動可能に嵌合配置する手段は、ベール
支持部腕の透孔に嵌合する場合と、ベール支持部材の透
孔に嵌合すると共にベール支持部材の支持軸も兼用させ
ることができる。 また糸絡み防止材をベール支持部材の先端部に取付ける
手段は、ベール支持部材に取付ける釣糸案内部の取付軸
を利用したり別の取付ビスを介して一体的に固着する場
合と、糸絡み防止材をベール支持部材と同材料で一体に
形成する場合とがある。
本考案はベール支持部材の先端部とその支持軸間に設け
た糸絡み防止材がベール支持部材先端部によって形成さ
れるベール支持腕に対する突出段差部を防護して釣糸捲
取操作中の糸絡みを防止する。
た糸絡み防止材がベール支持部材先端部によって形成さ
れるベール支持腕に対する突出段差部を防護して釣糸捲
取操作中の糸絡みを防止する。
本考案の実施例を図面について説明すると、スピニング
リールのローター１に設けたベール支持腕２の先端部の
内側にはベール支持部材３が支持軸４で回動自在に支持
されると共に該ベール支持部材３の先端には公知の如く
ローラ等の釣糸案内部５′を有するベール５が取付軸６
で固着されベール振分け機構７によりベール５を釣糸捲
取位置と釣糸放出位置に保持できるように構成されてい
る。 また前記ベール支持部材３の先端におけるベール５の取
付部側と反対側には前記取付軸６を利用して糸絡み防止
材８の先端部が固着されると共に該糸絡み防止材８の基
端部はベール支持腕２のベール支持部材３支持部におけ
るカバー２′に形成された透孔９にベール支持腕２の外
側から嵌合配置されている。 第４図に示す実施例は糸絡み防止材８のベール支持腕２
に対する嵌合部にベール支持部材３を支持する支持軸４
を一体に突出形成して支持軸４を兼用させたものであ
り、第５図及び第６図に示す実施例は糸絡み防止材８を
ベール支持部材３の先端に取付ける手段として、糸絡み
防止材８をベール支持部材３と同材料で一体に形成した
ものであり、更に第７図及び第８図に示す実施例は、糸
絡み防止材８のベール支持部材３の先端に取付ける手段
として、取付軸６とは別個の取付ビス６′で固着すると
共に釣糸案内部５′におけるベール５の取付部を傾斜さ
せてベール５の釣糸案内部５′に対する取付部において
も釣糸が絡み付かないように形成したものである。 従って魚釣り操作中の風又は波の影響や、ポンピング操
作時における釣糸の張力の絡みや釣糸の撚りによって釣
糸がベール支持部材３の先端部に絡み付くことを糸絡み
防止材８が防護し、釣糸を円滑に捲取ることができる。
リールのローター１に設けたベール支持腕２の先端部の
内側にはベール支持部材３が支持軸４で回動自在に支持
されると共に該ベール支持部材３の先端には公知の如く
ローラ等の釣糸案内部５′を有するベール５が取付軸６
で固着されベール振分け機構７によりベール５を釣糸捲
取位置と釣糸放出位置に保持できるように構成されてい
る。 また前記ベール支持部材３の先端におけるベール５の取
付部側と反対側には前記取付軸６を利用して糸絡み防止
材８の先端部が固着されると共に該糸絡み防止材８の基
端部はベール支持腕２のベール支持部材３支持部におけ
るカバー２′に形成された透孔９にベール支持腕２の外
側から嵌合配置されている。 第４図に示す実施例は糸絡み防止材８のベール支持腕２
に対する嵌合部にベール支持部材３を支持する支持軸４
を一体に突出形成して支持軸４を兼用させたものであ
り、第５図及び第６図に示す実施例は糸絡み防止材８を
ベール支持部材３の先端に取付ける手段として、糸絡み
防止材８をベール支持部材３と同材料で一体に形成した
ものであり、更に第７図及び第８図に示す実施例は、糸
絡み防止材８のベール支持部材３の先端に取付ける手段
として、取付軸６とは別個の取付ビス６′で固着すると
共に釣糸案内部５′におけるベール５の取付部を傾斜さ
せてベール５の釣糸案内部５′に対する取付部において
も釣糸が絡み付かないように形成したものである。 従って魚釣り操作中の風又は波の影響や、ポンピング操
作時における釣糸の張力の絡みや釣糸の撚りによって釣
糸がベール支持部材３の先端部に絡み付くことを糸絡み
防止材８が防護し、釣糸を円滑に捲取ることができる。
本考案は釣糸案内部を有するベールを取付けたベール支
持部材をローターのベール支持腕の内側に支持したこと
によるリールの小型化及び捲取操作の安全性を保持しな
がら、このベール支持部材支持方式で発生する釣糸のベ
ール支持部材先端部における糸絡みを糸絡み防止材で確
実に防止して釣糸の捲取操作を円滑確実に行うことがで
きる優れた特徴と実用性を有する。
持部材をローターのベール支持腕の内側に支持したこと
によるリールの小型化及び捲取操作の安全性を保持しな
がら、このベール支持部材支持方式で発生する釣糸のベ
ール支持部材先端部における糸絡みを糸絡み防止材で確
実に防止して釣糸の捲取操作を円滑確実に行うことがで
きる優れた特徴と実用性を有する。
第１図は本考案の正面図、第２図は本考案要部の一部切
欠正面図、第３図は同縦断側面図、第４図は別実施例の
縦断側面図、第５図は他の実施例の一部切欠正面図、第
６図は同縦断側面図、第７図は本考案の更に他の実施例
の一部切欠正面図、第８図は同縦断側面図である。 １…ローター、２…ベール支持腕、３…ベール支持部
材、４…支持軸、５…ベール、５′…釣糸案内部、８…
糸絡み防止材、９…透孔。
欠正面図、第３図は同縦断側面図、第４図は別実施例の
縦断側面図、第５図は他の実施例の一部切欠正面図、第
６図は同縦断側面図、第７図は本考案の更に他の実施例
の一部切欠正面図、第８図は同縦断側面図である。 １…ローター、２…ベール支持腕、３…ベール支持部
材、４…支持軸、５…ベール、５′…釣糸案内部、８…
糸絡み防止材、９…透孔。
Claims (1)
- 【請求項１】ローターに設けたベール支持腕の先端部内
側に釣糸案内部を設けたベール支持部材を釣糸捲取位置
と釣糸放出位置に回転自在に支持した魚釣用スピニング
リールにおいて、ベール支持部材の先端部におけるベー
ル取付部側と反対側に糸絡み防止材の先端部を設けると
共に該糸絡み防止材の基端部をベール支持腕の外側にお
けるベール支持部材の支持軸線上に回動可能に嵌合配設
した魚釣用リールの釣糸案内装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4858990U JPH0755898Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 魚釣用スピニングリール |
| US07/696,560 US5193762A (en) | 1990-05-11 | 1991-05-09 | Fishline guide mechanism in spinning reel for fishing |
| EP91107635A EP0456262B1 (en) | 1990-05-11 | 1991-05-10 | Fishline guide mechanism in spinning reel for fishing |
| DE69116725T DE69116725T2 (de) | 1990-05-11 | 1991-05-10 | Führungsmechanismus für Angelleine auf einer Angelrolle |
| US07/960,103 US5379958A (en) | 1990-05-11 | 1992-10-13 | Fishline guide mechanism in spinning reel for fishing |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4858990U JPH0755898Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 魚釣用スピニングリール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH049564U JPH049564U (ja) | 1992-01-28 |
| JPH0755898Y2 true JPH0755898Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=31565534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4858990U Expired - Lifetime JPH0755898Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 魚釣用スピニングリール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0755898Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP4858990U patent/JPH0755898Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH049564U (ja) | 1992-01-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH09327254A (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
| US5193762A (en) | Fishline guide mechanism in spinning reel for fishing | |
| US4778124A (en) | Line retaining means for a spinning reel | |
| JPH0755898Y2 (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
| JPH0529029Y2 (ja) | ||
| US5379958A (en) | Fishline guide mechanism in spinning reel for fishing | |
| JP2000236784A (ja) | スピニングリールの釣り糸案内機構 | |
| JPH0425973Y2 (ja) | ||
| JPH08172984A (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
| JP3320291B2 (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
| JP3027228U (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
| JP3156905B2 (ja) | 魚釣用スピニングリ−ル | |
| JP2925923B2 (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
| JPH0726935Y2 (ja) | スピニングリール | |
| JP3472684B2 (ja) | スピニングリールの釣り糸案内機構 | |
| KR0130925Y1 (ko) | 낚시용 리일의 핸들 | |
| JPH0767506A (ja) | 魚釣用スピニングリールの釣糸案内装置 | |
| JP2000245312A (ja) | 魚釣用スピニングリ−ル | |
| JPS6011002Y2 (ja) | 金属線材供給装置 | |
| JP3889508B2 (ja) | リール巻き取り用釣り糸スプール支持装置 | |
| JPH0423410Y2 (ja) | ||
| JPH07327559A (ja) | 魚釣用スピニングリ−ル | |
| JP3100851B2 (ja) | 魚釣用スピニングリ−ル | |
| JP3600571B2 (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
| JP2805721B2 (ja) | 魚釣用スピニングリール |