JP3026651B2 - 自動二輪車用ラジアルタイヤ - Google Patents
自動二輪車用ラジアルタイヤInfo
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- JP3026651B2 JP3026651B2 JP3209779A JP20977991A JP3026651B2 JP 3026651 B2 JP3026651 B2 JP 3026651B2 JP 3209779 A JP3209779 A JP 3209779A JP 20977991 A JP20977991 A JP 20977991A JP 3026651 B2 JP3026651 B2 JP 3026651B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速耐久性に優れれ、
しかも操縦安定性、特に傾斜状態で走行する際における
運動性能を向上しうる自動二輪車用ラジアルタイヤに関
する。
しかも操縦安定性、特に傾斜状態で走行する際における
運動性能を向上しうる自動二輪車用ラジアルタイヤに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、高速道路網が充実されるに伴い自
動二輪車用タイヤにあっても、高速走行に対する性能の
向上が要望される。
動二輪車用タイヤにあっても、高速走行に対する性能の
向上が要望される。
【0003】このような自動二輪車用タイヤにあって
は、従来、四輪車用のラジアルタイヤをベースとして設
計されかつ製作されていたため、車体を傾けて旋回する
二輪車特有の旋回には追従し得ないものがあった。自動
二輪車では旋回時に車体を支える高いキャンバースラス
トが要求され、車体重量とキャンバースラストとをバラ
ンスさせることが旋回性能を向上するための大きな課題
となっている。
は、従来、四輪車用のラジアルタイヤをベースとして設
計されかつ製作されていたため、車体を傾けて旋回する
二輪車特有の旋回には追従し得ないものがあった。自動
二輪車では旋回時に車体を支える高いキャンバースラス
トが要求され、車体重量とキャンバースラストとをバラ
ンスさせることが旋回性能を向上するための大きな課題
となっている。
【0004】従来、高速走行用の自動二輪車に用いるタ
イヤにあっては、カーカスのカーカスコードにナイロン
繊維を用いることにより、旋回時における前記キャンバ
ースラストと車体重量とのバランスを図っていた。
イヤにあっては、カーカスのカーカスコードにナイロン
繊維を用いることにより、旋回時における前記キャンバ
ースラストと車体重量とのバランスを図っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし排気量が250
ccをこえる中型車、大型車にあっては、コード自体の強
力に劣り、車体重量が増すことにより旋回走行時にキャ
ンバースラストとのバランスがくずれることにより、操
縦安定性が低下する一方、ベルト層とカーカス層の剛性
バランスに欠けるため、高速耐久性に劣るという問題が
ある。
ccをこえる中型車、大型車にあっては、コード自体の強
力に劣り、車体重量が増すことにより旋回走行時にキャ
ンバースラストとのバランスがくずれることにより、操
縦安定性が低下する一方、ベルト層とカーカス層の剛性
バランスに欠けるため、高速耐久性に劣るという問題が
ある。
【0006】他方、高強度、高弾性を有する芳香族ポリ
アミド繊維をベルト層のベルトコードに用いることによ
って、ベルト層は前記カーカスと協同して、トレッド部
の剛性を高め、かつ走行安定性が向上するのであるが、
このような高強度、高弾性のベルト層はその外側に配さ
れるトレッドゴムとの剛性段差が大となり高速耐久性を
更に低下させるという問題がある。
アミド繊維をベルト層のベルトコードに用いることによ
って、ベルト層は前記カーカスと協同して、トレッド部
の剛性を高め、かつ走行安定性が向上するのであるが、
このような高強度、高弾性のベルト層はその外側に配さ
れるトレッドゴムとの剛性段差が大となり高速耐久性を
更に低下させるという問題がある。
【0007】前者にあっては、強度を高めるためカーカ
スプライの枚数を増すことが考えられるが、カーカスプ
ライの枚数の増加とともにタイヤ重量が大巾に増大し、
走行性能及び燃費性能を低下させることとなり、このよ
うな処置は好ましくない。
スプライの枚数を増すことが考えられるが、カーカスプ
ライの枚数の増加とともにタイヤ重量が大巾に増大し、
走行性能及び燃費性能を低下させることとなり、このよ
うな処置は好ましくない。
【0008】又、高強度の有機繊維として知られる芳香
族ポリアミド繊維をカーカスコードとして用いた場合に
は、要求するカーカス強度が得られる反面、耐屈曲疲労
性に劣り、タイヤの繰返し変形の際、カーカスコードに
破断損傷を招くなどカーカスコードとしての使用には適
さない。
族ポリアミド繊維をカーカスコードとして用いた場合に
は、要求するカーカス強度が得られる反面、耐屈曲疲労
性に劣り、タイヤの繰返し変形の際、カーカスコードに
破断損傷を招くなどカーカスコードとしての使用には適
さない。
【0009】本願発明者はさらに種々の有機繊維コード
についてその特性を検討した結果、モジュラスの高い全
芳香族ポリエステル繊維を用いることにより、耐屈曲性
疲労に優れカーカスの耐久性を向上しうるとともに、カ
ーカス強度が高まり、中、大型の自動二輪車であって
も、重量の大な車体と強力なエンジンによるキャンバー
スラストとをバランスさせ旋回時など傾斜走行時におけ
る操縦安定性を高めうると共にベルト層のコードにツイ
ストの高い芳香族ポリアミド繊維コードよりなるベルト
プライと低弾性のナイロンコードよりなるベルトプライ
の性能が異なる2層に構成したベルト層が前記カーカス
との剛性バランスを保つとともに、トレッドゴムとの間
の剛性段差を緩和することにより高速耐久性を向上しう
ることを見出したのである。
についてその特性を検討した結果、モジュラスの高い全
芳香族ポリエステル繊維を用いることにより、耐屈曲性
疲労に優れカーカスの耐久性を向上しうるとともに、カ
ーカス強度が高まり、中、大型の自動二輪車であって
も、重量の大な車体と強力なエンジンによるキャンバー
スラストとをバランスさせ旋回時など傾斜走行時におけ
る操縦安定性を高めうると共にベルト層のコードにツイ
ストの高い芳香族ポリアミド繊維コードよりなるベルト
プライと低弾性のナイロンコードよりなるベルトプライ
の性能が異なる2層に構成したベルト層が前記カーカス
との剛性バランスを保つとともに、トレッドゴムとの間
の剛性段差を緩和することにより高速耐久性を向上しう
ることを見出したのである。
【0010】本発明は、カーカスコードに全芳香族ポリ
エステル繊維を用い、かつベルト層のベルトコードに高
ツイストの芳香族ポリアミド繊維を用いたベルトプライ
と低弾性のナイロンコードよりなるベルトプライとによ
って形成することを基本として、旋回時における運動性
能を向上するとともに直進時における操縦安定性を高め
る一方、高速走行における耐久性を高めることにより、
中、大型の自動二輪車にあっても好適に採用しうる自動
二輪車用ラジアルタイヤの提供を目的としている。
エステル繊維を用い、かつベルト層のベルトコードに高
ツイストの芳香族ポリアミド繊維を用いたベルトプライ
と低弾性のナイロンコードよりなるベルトプライとによ
って形成することを基本として、旋回時における運動性
能を向上するとともに直進時における操縦安定性を高め
る一方、高速走行における耐久性を高めることにより、
中、大型の自動二輪車にあっても好適に採用しうる自動
二輪車用ラジアルタイヤの提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、トレッド部の
端縁間の距離であるトレッド巾がタイヤの最大巾となり
かつトレッド表面の子午線方向断面形状がアーチ状をな
す自動二輪車用ラジアルタイヤであって、トレッド部か
らサイドウォール部を通りビード部のビードコアの周り
を折返しかつタイヤ赤道に対して70〜90度の角度で
傾斜させた有機繊維からなるカーカスコードを具える1
枚以上のカーカスプライからなるカーカスと、トレッド
部の内部かつカーカスの半径方向外側でカーカスに隣接
する側から順に配される第1のベルトプライ、第2のベ
ルトプライよりなる内のベルト層と前記内のベルト層の
半径方向外側でかつ該内のベルト層に隣接するとともに
1枚以上のベルトプライからなる外のベルト層とを具
え、しかも前記カーカスコードは全芳香族ポリエステル
繊維を用いて形成する一方、前記内のベルト層の第1、
第2ベルトプライのコードはともに10cm長さ当たりの
撚数が40〜55の芳香族ポリアミド繊維を用いて形成
すると共に、前記外のベルト層のベルトプライのコード
は弾性率が280〜350kgf/ mm2のナイロン繊維を
用いて形成してなる自動二輪車用ラジアルタイヤであ
る。
端縁間の距離であるトレッド巾がタイヤの最大巾となり
かつトレッド表面の子午線方向断面形状がアーチ状をな
す自動二輪車用ラジアルタイヤであって、トレッド部か
らサイドウォール部を通りビード部のビードコアの周り
を折返しかつタイヤ赤道に対して70〜90度の角度で
傾斜させた有機繊維からなるカーカスコードを具える1
枚以上のカーカスプライからなるカーカスと、トレッド
部の内部かつカーカスの半径方向外側でカーカスに隣接
する側から順に配される第1のベルトプライ、第2のベ
ルトプライよりなる内のベルト層と前記内のベルト層の
半径方向外側でかつ該内のベルト層に隣接するとともに
1枚以上のベルトプライからなる外のベルト層とを具
え、しかも前記カーカスコードは全芳香族ポリエステル
繊維を用いて形成する一方、前記内のベルト層の第1、
第2ベルトプライのコードはともに10cm長さ当たりの
撚数が40〜55の芳香族ポリアミド繊維を用いて形成
すると共に、前記外のベルト層のベルトプライのコード
は弾性率が280〜350kgf/ mm2のナイロン繊維を
用いて形成してなる自動二輪車用ラジアルタイヤであ
る。
【0012】
【作用】このように構成する自動二輪車用ラジアルタイ
ヤは、前記した如くカーカスコードとして全芳香族ポリ
エステル繊維コードを用いている。
ヤは、前記した如くカーカスコードとして全芳香族ポリ
エステル繊維コードを用いている。
【0013】全芳香族ポリエステル繊維は、ベンゼン環
及びベンゼン環が複数縮合した環をもつ芳香族化合物を
エステル結合(−O−CO)した例えば化1に示す分子
構造を有する剛直性の高性能有機繊維であって、いわゆ
るポリアリレート繊維として知られている。
及びベンゼン環が複数縮合した環をもつ芳香族化合物を
エステル結合(−O−CO)した例えば化1に示す分子
構造を有する剛直性の高性能有機繊維であって、いわゆ
るポリアリレート繊維として知られている。
【0014】
【化1】
【0015】このものは表1に示すように、他の高性能
有機繊維として知られる全芳香族ポリアミド繊維、いわ
ゆるパラ型アラミド繊維(PPAT)とほぼ同程度の高
い引張強度、引張弾性率と低破断伸度とを有し、従って
カーカスプライ数の増加を招くことなく十分なカーカス
強度を保持しうる。又このものは耐屈曲疲労性、即ち例
えば曲げ角度130度かつ屈曲回数1万回の屈曲テスト
を1500d/1、80t/mの短繊維に行った場合の
強力保持率は、表2に示すように全芳香族ポリアミド繊
維が51%であるのに対し全芳香族ポリエステル繊維は
97%と極めて大である。従ってタイヤの繰返し変形の
際のカーカスコードの疲労を防止でき、カーカス耐久性
を高めその使用寿命を向上しうる。
有機繊維として知られる全芳香族ポリアミド繊維、いわ
ゆるパラ型アラミド繊維(PPAT)とほぼ同程度の高
い引張強度、引張弾性率と低破断伸度とを有し、従って
カーカスプライ数の増加を招くことなく十分なカーカス
強度を保持しうる。又このものは耐屈曲疲労性、即ち例
えば曲げ角度130度かつ屈曲回数1万回の屈曲テスト
を1500d/1、80t/mの短繊維に行った場合の
強力保持率は、表2に示すように全芳香族ポリアミド繊
維が51%であるのに対し全芳香族ポリエステル繊維は
97%と極めて大である。従ってタイヤの繰返し変形の
際のカーカスコードの疲労を防止でき、カーカス耐久性
を高めその使用寿命を向上しうる。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】しかも全芳香族ポリエステル繊維は図3、
図4に示すように、他のタイヤコード材に比して優れた
振動減衰性と衝撃吸収性とを具え、路面からの衝撃を吸
収緩和し乗心地性とワンダリング性とを向上しうる。
図4に示すように、他のタイヤコード材に比して優れた
振動減衰性と衝撃吸収性とを具え、路面からの衝撃を吸
収緩和し乗心地性とワンダリング性とを向上しうる。
【0019】又このような新規な全芳香族ポリエステル
繊維コードを用いることにより、タイヤ重量の著しい増
加及び耐久性の低下等を伴うことなくタイヤ横剛性を高
めるのみならず旋回時など自動二輪車固有の走行態様で
ある傾斜走行時にあっても、車体重量とキャンバースラ
ストとを容易にバランスさせることが出来る。従って車
体重量が大でありかつ強力なエンジンを装備した中、大
型の自動二輪車にあっても好適に採用しうる。
繊維コードを用いることにより、タイヤ重量の著しい増
加及び耐久性の低下等を伴うことなくタイヤ横剛性を高
めるのみならず旋回時など自動二輪車固有の走行態様で
ある傾斜走行時にあっても、車体重量とキャンバースラ
ストとを容易にバランスさせることが出来る。従って車
体重量が大でありかつ強力なエンジンを装備した中、大
型の自動二輪車にあっても好適に採用しうる。
【0020】さらにカーカス側の内のベルト層はベルト
コードとして10cm当たりの撚り数が40〜55のハイ
ツイストの芳香族ポリアミド繊維コードを用いる一方、
外側の外のベルト層にはベルトコードは低弾性のナイロ
ン繊維コードを用いている。芳香族ポリアミド繊維は前
記した如く高い引張強度、引張弾性率を有することによ
って、内のベルト層は前記構成のカーカスと協同してト
レッド部の剛性を高め、特に旋回時にあっては、弾性が
大なることによりグリップ性と走行安定性を一層高める
ことが出来る。前記撚り数が40未満では内のベルト層
の弾性が小であることによってトレッド部の剛性は小で
あり、特に旋回時におけるグリップ性と走行安定性に劣
る。又前記撚り数が55をこえるとトレッド部の剛性が
過大となり乗心地が低下する。
コードとして10cm当たりの撚り数が40〜55のハイ
ツイストの芳香族ポリアミド繊維コードを用いる一方、
外側の外のベルト層にはベルトコードは低弾性のナイロ
ン繊維コードを用いている。芳香族ポリアミド繊維は前
記した如く高い引張強度、引張弾性率を有することによ
って、内のベルト層は前記構成のカーカスと協同してト
レッド部の剛性を高め、特に旋回時にあっては、弾性が
大なることによりグリップ性と走行安定性を一層高める
ことが出来る。前記撚り数が40未満では内のベルト層
の弾性が小であることによってトレッド部の剛性は小で
あり、特に旋回時におけるグリップ性と走行安定性に劣
る。又前記撚り数が55をこえるとトレッド部の剛性が
過大となり乗心地が低下する。
【0021】なお芳香族ポリアミド繊維としてPPTA
(ハイモジュラス)を用いた場合には、引張弾性率が著
しく高まり前記旋回時におけるグリップ性と走行安定性
とを著しく高め旋回性能を一段と向上することが出来
る。
(ハイモジュラス)を用いた場合には、引張弾性率が著
しく高まり前記旋回時におけるグリップ性と走行安定性
とを著しく高め旋回性能を一段と向上することが出来
る。
【0022】他方、トレッド側に位置する外のベルト層
は低弾性のナイロン繊維のコードを用いたベルトプライ
を用いているため、トレッドゴムと高弾性の芳香族ポリ
アミド繊維コードからなる内のベルト層との間の剛性段
差を緩和し高速における耐久性を向上させる。コードの
弾性率が280kgf/ mm2未満では外のベルト層は内の
ベルト層との間の剛性段差が大となり高速耐久性が低下
する一方、350kgf/ mm2をこえると、外のベルト層
とトレッドゴムとの間の剛性段差を緩和し得ず高速耐久
性が劣る。
は低弾性のナイロン繊維のコードを用いたベルトプライ
を用いているため、トレッドゴムと高弾性の芳香族ポリ
アミド繊維コードからなる内のベルト層との間の剛性段
差を緩和し高速における耐久性を向上させる。コードの
弾性率が280kgf/ mm2未満では外のベルト層は内の
ベルト層との間の剛性段差が大となり高速耐久性が低下
する一方、350kgf/ mm2をこえると、外のベルト層
とトレッドゴムとの間の剛性段差を緩和し得ず高速耐久
性が劣る。
【0023】このように本願は前記したカーカスの構成
と、前記した内、外の2つのベルト層との構成が有機的
かつ一体化することにより、車体重量が大、かつ強力な
エンジンを装備した中、大型の自動二輪車に用いた場合
であっても旋回時における走行安定性を向上しかつ直進
時の操縦安定性を高め、しかも高速走行における耐久性
を向上することが出来る。
と、前記した内、外の2つのベルト層との構成が有機的
かつ一体化することにより、車体重量が大、かつ強力な
エンジンを装備した中、大型の自動二輪車に用いた場合
であっても旋回時における走行安定性を向上しかつ直進
時の操縦安定性を高め、しかも高速走行における耐久性
を向上することが出来る。
【0024】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図において自動二輪車用ラジアルタイヤ1は、タイ
ヤ赤道Cを中心としてその両側にアーチ状にのびるトレ
ッド面を有するトレッド部2とその両端からタイヤ半径
方向内側に向けてのびるサイドウォール部3と、該サイ
ドウォール部3のタイヤ半径方向内端に位置するビード
部4とを有し、又自動二輪車用ラジアルタイヤ1には、
前記トレッド部2からサイドウォール部3を通りビード
部4のビードコア5をタイヤ軸方向内側から外側に向か
って折返すカーカス6と、トレッド部2の内部かつカー
カス6の半径方向外側に配される内のベルト層7と、該
内のベルト層7の半径方向外側に配される外のベルト層
9とを具え、又ビードコア5のタイヤ半径方向外側に断
面三角形状のビードエイペックス10を立ち上げる。又
自動二輪車用ラジアルタイヤ1は、トレッド部2の端縁
E1、E2間のタイヤ軸方向の距離であるトレッド巾が
タイヤ最大巾をなす。
る。図において自動二輪車用ラジアルタイヤ1は、タイ
ヤ赤道Cを中心としてその両側にアーチ状にのびるトレ
ッド面を有するトレッド部2とその両端からタイヤ半径
方向内側に向けてのびるサイドウォール部3と、該サイ
ドウォール部3のタイヤ半径方向内端に位置するビード
部4とを有し、又自動二輪車用ラジアルタイヤ1には、
前記トレッド部2からサイドウォール部3を通りビード
部4のビードコア5をタイヤ軸方向内側から外側に向か
って折返すカーカス6と、トレッド部2の内部かつカー
カス6の半径方向外側に配される内のベルト層7と、該
内のベルト層7の半径方向外側に配される外のベルト層
9とを具え、又ビードコア5のタイヤ半径方向外側に断
面三角形状のビードエイペックス10を立ち上げる。又
自動二輪車用ラジアルタイヤ1は、トレッド部2の端縁
E1、E2間のタイヤ軸方向の距離であるトレッド巾が
タイヤ最大巾をなす。
【0025】前記カーカス6は、タイヤ赤道Cに対して
70〜90度の角度で傾斜させたラジアル配列のカーカ
スコードを具える1枚以上、本実施例では2枚のカーカ
スプライ6A、6Bからなり、カーカスコードは前記し
た如く全芳香族ポリエステル繊維からなる有機繊維コー
ドが用いられる。
70〜90度の角度で傾斜させたラジアル配列のカーカ
スコードを具える1枚以上、本実施例では2枚のカーカ
スプライ6A、6Bからなり、カーカスコードは前記し
た如く全芳香族ポリエステル繊維からなる有機繊維コー
ドが用いられる。
【0026】前記内のベルト層7は、本実施例では前記
カーカス6に隣接して配される第1のベルトプライ11
と、該第1のベルトプライ11の外側に配される第2の
ベルトプライ12とからなる。
カーカス6に隣接して配される第1のベルトプライ11
と、該第1のベルトプライ11の外側に配される第2の
ベルトプライ12とからなる。
【0027】第1のベルトプライ11、第2のベルトプ
ライ12は、高張力、高弾性の前記芳香族ポリアミド繊
維からなる有機繊維で撚り数40〜55T/10cmのコ
ードをタイヤ赤道Cに対して16〜24度の角度で傾斜
して並設してなり、又第1、第2の各ベルトプライ1
1、12のコードは互いに交差する向きに配置させる。
ライ12は、高張力、高弾性の前記芳香族ポリアミド繊
維からなる有機繊維で撚り数40〜55T/10cmのコ
ードをタイヤ赤道Cに対して16〜24度の角度で傾斜
して並設してなり、又第1、第2の各ベルトプライ1
1、12のコードは互いに交差する向きに配置させる。
【0028】又第1のベルトプライ11は、本実施例で
はカーカス6に隣接する基部11Aの両側に第2のベル
トプライ12の両端部F、Fを包んでタイヤ赤道Cに向
かって折返す折返し部11Bを有し、このように第1の
ベルトプライ11はフォールドプライとして形成され
る。
はカーカス6に隣接する基部11Aの両側に第2のベル
トプライ12の両端部F、Fを包んでタイヤ赤道Cに向
かって折返す折返し部11Bを有し、このように第1の
ベルトプライ11はフォールドプライとして形成され
る。
【0029】このようにベルト層7をフォールドプライ
として形成した場合には、ベルト層の両縁部にベルトプ
ライの端部が露出することがないため、ベルトプライの
剥離を防止できトレッド部の耐久性を高めることが出来
る。
として形成した場合には、ベルト層の両縁部にベルトプ
ライの端部が露出することがないため、ベルトプライの
剥離を防止できトレッド部の耐久性を高めることが出来
る。
【0030】外のベルト層9は1枚以上、本実施例では
1枚のベルトプライ14により形成されている。ベルト
プライ14は本実施例では帯状かつ長尺の小巾プライ2
0を前記内のベルト層7の外側に螺旋状に巻付けること
により形成される。
1枚のベルトプライ14により形成されている。ベルト
プライ14は本実施例では帯状かつ長尺の小巾プライ2
0を前記内のベルト層7の外側に螺旋状に巻付けること
により形成される。
【0031】小巾プライ20は、図5に示すごとく1本
又は平行に配した複数本、本実施例では2本のコード2
1を100%モジュラスが30〜55kgf/mm2 のトッ
ピングゴム22に埋設している。前記コード21は弾性
率が280〜350kgf/ mm2の範囲にある低弾性のナ
イロン繊維を用いて形成される。
又は平行に配した複数本、本実施例では2本のコード2
1を100%モジュラスが30〜55kgf/mm2 のトッ
ピングゴム22に埋設している。前記コード21は弾性
率が280〜350kgf/ mm2の範囲にある低弾性のナ
イロン繊維を用いて形成される。
【0032】前記小巾プライ20は、図5に示す如く複
数本、本実施例では2条並べて螺旋状に巻回される。し
かも各小巾プライ20A、20Bは、図7、8に略示す
る如くそのトレッド端側に位置する巻始端F1、F2を
タイヤ周方向に対して180度、即ち等間隔に位置ずれ
させている。
数本、本実施例では2条並べて螺旋状に巻回される。し
かも各小巾プライ20A、20Bは、図7、8に略示す
る如くそのトレッド端側に位置する巻始端F1、F2を
タイヤ周方向に対して180度、即ち等間隔に位置ずれ
させている。
【0033】このように各小巾プライ20A、20Bの
前記巻始端F1、F2を略180度ずらすことにより、
タイヤの周方向に対する剛性断層の生じる巾は、前記図
7に示す如く各小巾プライの巾wとなる。
前記巻始端F1、F2を略180度ずらすことにより、
タイヤの周方向に対する剛性断層の生じる巾は、前記図
7に示す如く各小巾プライの巾wとなる。
【0034】ちなみに図13に示す如く2条の小巾プラ
イb1、b2の各巻始端f1、f2を同一とした場合に
は、前記タイヤ周方向に対する剛性断層は2条の小巾プ
ライの巾の和2wとなり、広い巾に亘ってタイヤ軸方向
に剛性断層が生じることになる。
イb1、b2の各巻始端f1、f2を同一とした場合に
は、前記タイヤ周方向に対する剛性断層は2条の小巾プ
ライの巾の和2wとなり、広い巾に亘ってタイヤ軸方向
に剛性断層が生じることになる。
【0035】前記2条の小巾プライ20A、20Bは、
一方のトレッド端縁E1側において折返し部11Bの前
記内端Gをこえて一方のトレッド端縁E1側に位置する
周上面上を起点H1として、かつ巻始めに際して、一方
の小巾プライ20Aを先行させ巻回を初め、該一方の小
巾プライ20Aが180度回転した後、他方の小巾プラ
イ20Bを該一方の小巾プライ20Aに、隣接させて2
重螺旋巻で巻回するとともに、タイヤ赤道Cをこえて他
方のトレッド端E2側の折返し部11Bの内端Gをこえ
る点を終点H2として螺旋状に巻回される。しかも前記
コード21の傾きをタイヤ赤道Cに対して10〜16度
の角度で傾けて巻付けられる。なお終点H2の巻終端に
あっても前記起点H1と同様に2条の小巾プライ20
A、20Bの各端部は巻始端F1、F2と同様に構成さ
れ180度位置ずれしている。又本実施例では、小巾プ
ライ20の巻付けに際して図6に示す如く、該小巾プラ
イ20の対向する側縁20a、20a近傍を互いにラッ
プさせて巻回し、小巾プライ20の緩みを防止してい
る。
一方のトレッド端縁E1側において折返し部11Bの前
記内端Gをこえて一方のトレッド端縁E1側に位置する
周上面上を起点H1として、かつ巻始めに際して、一方
の小巾プライ20Aを先行させ巻回を初め、該一方の小
巾プライ20Aが180度回転した後、他方の小巾プラ
イ20Bを該一方の小巾プライ20Aに、隣接させて2
重螺旋巻で巻回するとともに、タイヤ赤道Cをこえて他
方のトレッド端E2側の折返し部11Bの内端Gをこえ
る点を終点H2として螺旋状に巻回される。しかも前記
コード21の傾きをタイヤ赤道Cに対して10〜16度
の角度で傾けて巻付けられる。なお終点H2の巻終端に
あっても前記起点H1と同様に2条の小巾プライ20
A、20Bの各端部は巻始端F1、F2と同様に構成さ
れ180度位置ずれしている。又本実施例では、小巾プ
ライ20の巻付けに際して図6に示す如く、該小巾プラ
イ20の対向する側縁20a、20a近傍を互いにラッ
プさせて巻回し、小巾プライ20の緩みを防止してい
る。
【0036】なお本実施例のように小巾プライ20のタ
イヤ周方向に巻回し形成した場合には、タイヤ周方向と
交差する向きの継ぎ目が生じないため、走行時の走行安
定性が一層高まり走行速度を更に高めることができる。
イヤ周方向に巻回し形成した場合には、タイヤ周方向と
交差する向きの継ぎ目が生じないため、走行時の走行安
定性が一層高まり走行速度を更に高めることができる。
【0037】なお本発明において、内のベルト層7は第
1、第2のベルトプライ11、12をフォールドプライ
ではなく図9、10に示す如く、芳香族ポリアミド繊維
コードを用いた2枚のカットプライとして形成されたベ
ルトプライ11C、12Cを重ね合わせて形成してもよ
い。なお内のベルト層7を図9、図10に示す如くカッ
トプライによって形成した場合には、外のベルト層9の
タイヤ軸方向の巾寸度を内のベルト層7に比べて広巾と
し、外のベルト層9によって内のベルト層7を全面に覆
うことが好ましい。
1、第2のベルトプライ11、12をフォールドプライ
ではなく図9、10に示す如く、芳香族ポリアミド繊維
コードを用いた2枚のカットプライとして形成されたベ
ルトプライ11C、12Cを重ね合わせて形成してもよ
い。なお内のベルト層7を図9、図10に示す如くカッ
トプライによって形成した場合には、外のベルト層9の
タイヤ軸方向の巾寸度を内のベルト層7に比べて広巾と
し、外のベルト層9によって内のベルト層7を全面に覆
うことが好ましい。
【0038】又外のベルト層9は、小巾プライの螺旋巻
きではなくカットプライからなるベルトプライ14Aに
よって形成してもよく、さらには図11に示す如く外の
ベルト層9を内側のベルトプライ14A、外側のベルト
プライ15Aからなるシート状の2枚のベルトプライに
よって形成することも出来る。さらには、前記内側、外
側のベルトプライ14A、15Aを前記小巾プライ20
を用いた螺旋巻きによってそれぞれ形成してもよい。前
記のごとく外のベルト層9を2枚のベルトプライ14
A、15Aによって形成した場合には、そのベルトコー
ドの傾きを互いに逆に傾けるのが好ましい。このように
本実施例は種々な態様のものに変形できる。
きではなくカットプライからなるベルトプライ14Aに
よって形成してもよく、さらには図11に示す如く外の
ベルト層9を内側のベルトプライ14A、外側のベルト
プライ15Aからなるシート状の2枚のベルトプライに
よって形成することも出来る。さらには、前記内側、外
側のベルトプライ14A、15Aを前記小巾プライ20
を用いた螺旋巻きによってそれぞれ形成してもよい。前
記のごとく外のベルト層9を2枚のベルトプライ14
A、15Aによって形成した場合には、そのベルトコー
ドの傾きを互いに逆に傾けるのが好ましい。このように
本実施例は種々な態様のものに変形できる。
【0039】
【具体例】タイヤサイズ180/155VR17のタイ
ヤについて表3に示す仕様にて試作(実施例1〜4)す
るとともにその性能をテストした。なお比較のためカー
カス及びベルト層の各コードを従来の繊維を用いたタイ
ヤ(比較例1〜7)についても併せてテストを行い両者
の性能比較を行った。
ヤについて表3に示す仕様にて試作(実施例1〜4)す
るとともにその性能をテストした。なお比較のためカー
カス及びベルト層の各コードを従来の繊維を用いたタイ
ヤ(比較例1〜7)についても併せてテストを行い両者
の性能比較を行った。
【0040】テスト結果を表3に示す。なおテストは下
記条件により行った。
記条件により行った。
【0041】1)操縦安定性(直進及び旋回) 熟練したテストライダーにより直線路及び半径400m
の曲路を含むテストコースを160km/H以上の速度で
走行させるとともに、走行時に外乱を与えた時の収束性
をライダーのフィーリングにより判定し、比較例7を1
00とする指数で評価した。数値が大きいほど良好であ
り110以上が合格値である。テストに際して後輪には
表3に示す各タイヤを、又前輪にはクロスプライタイヤ
をそれぞれ装着した。
の曲路を含むテストコースを160km/H以上の速度で
走行させるとともに、走行時に外乱を与えた時の収束性
をライダーのフィーリングにより判定し、比較例7を1
00とする指数で評価した。数値が大きいほど良好であ
り110以上が合格値である。テストに際して後輪には
表3に示す各タイヤを、又前輪にはクロスプライタイヤ
をそれぞれ装着した。
【0042】2)高速耐久性 60インチ径のドラムテスターを用いて初速度150km
/Hよりスタートし、10分毎に10km/Hのスピード
アップを行い、クラックが発生した速度で判定するとと
もに、比較例7を100とする指数で表示した。数値が
大きいほど優れており100以上が合格値である。
/Hよりスタートし、10分毎に10km/Hのスピード
アップを行い、クラックが発生した速度で判定するとと
もに、比較例7を100とする指数で表示した。数値が
大きいほど優れており100以上が合格値である。
【0043】3)振動発生速度 2)項と同じ試験機を用いかつ同一条件で試験を行いス
タンディングウェイブが発生したときの速度をもって判
定した。数値が大きいほどスタンディングウェイブが発
生したときの速度が大であり良好であるとともに発生時
の速度が190km/H以上であれば合格である。
タンディングウェイブが発生したときの速度をもって判
定した。数値が大きいほどスタンディングウェイブが発
生したときの速度が大であり良好であるとともに発生時
の速度が190km/H以上であれば合格である。
【0044】
【表3】
【0045】
【発明の効果】叙上の如く本発明の自動二輪車用ラジア
ルタイヤは、カーカスコードを全芳香族ポリエステル繊
維を用いて形成したため、傾斜走行時にあっても車体重
量とキャンバースラストとを容易にバランスさせること
が出来、しかも内のベルト層のベルトコードを芳香族ポ
リアミド繊維を用いることと相まって旋回時における走
行安定性を向上しかつ直進時の操縦安定性を高めしかも
高速走行における耐久性を向上できる。さらに内のベル
ト層の外側に低弾性のナイロン繊維を用いたベルトコー
ドを有する外のベルト層を配したため、従来、ベルト層
とトレッドゴムとの間に生じがちであった剛性段差を緩
和でき高速耐久性を一層高めることによって、中、大型
自動二輪車に好適に採用することができる。
ルタイヤは、カーカスコードを全芳香族ポリエステル繊
維を用いて形成したため、傾斜走行時にあっても車体重
量とキャンバースラストとを容易にバランスさせること
が出来、しかも内のベルト層のベルトコードを芳香族ポ
リアミド繊維を用いることと相まって旋回時における走
行安定性を向上しかつ直進時の操縦安定性を高めしかも
高速走行における耐久性を向上できる。さらに内のベル
ト層の外側に低弾性のナイロン繊維を用いたベルトコー
ドを有する外のベルト層を配したため、従来、ベルト層
とトレッドゴムとの間に生じがちであった剛性段差を緩
和でき高速耐久性を一層高めることによって、中、大型
自動二輪車に好適に採用することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】そのカーカス及び内、外の各ベルト層の構成の
一例を示す展開平面図である。
一例を示す展開平面図である。
【図3】全芳香族ポリエステル繊維の振動減衰性を示す
線図である。
線図である。
【図4】全芳香族ポリエステル繊維の衝撃吸収性を示す
線図である。
線図である。
【図5】小巾プライを例示する斜視図である。
【図6】その巻付けを示す断面図である。
【図7】その始端点を示す正面図である。
【図8】その始端点を略示する斜視図である。
【図9】第1、第2のベルト層の他の構成を略示する断
面図である。
面図である。
【図10】第1、第2のベルト層の他の構成を略示する
断面図である。
断面図である。
【図11】第1、第2のベルト層の他の構成を略示する
断面図である。
断面図である。
【図12】従来のベルト層を略示する断面図である。
【図13】従来の巻付けを示す正面図である。
2 トレッド部 3 サイドウォール部 4 ビード部 5 ビードコア 6 カーカス 6A、6B カーカスプライ 7 内のベルト層 9 外のベルト層 11、11A 第1のベルトプライ 12、12A 第2のベルトプライ 14、14A、15A ベルトプライ
Claims (2)
- 【請求項1】 トレッド部の端縁間の距離であるトレッ
ド巾がタイヤの最大巾となりかつトレッド表面の子午線
方向断面形状がアーチ状をなす自動二輪車用ラジアルタ
イヤであって、トレッド部からサイドウォール部を通り
ビード部のビードコアの周りを折返しかつタイヤ赤道に
対して70〜90度の角度で傾斜させた有機繊維からな
るカーカスコードを具える1枚以上のカーカスプライか
らなるカーカスと、トレッド部の内部かつカーカスの半
径方向外側でカーカスに隣接する側から順に配される第
1のベルトプライ、第2のベルトプライよりなる内のベ
ルト層と、前記内のベルト層の半径方向外側でかつ該内
のベルト層に隣接するとともに1枚以上のベルトプライ
からなる外のベルト層を具え、しかも前記カーカスコー
ドは全芳香族ポリエステル繊維を用いて形成する一方、
前記内のベルト層の第1、第2ベルトプライのコードは
ともに10cm長さ当たりの撚数が40〜55の芳香族ポ
リアミド繊維を用いて形成すると共に、前記外のベルト
層のベルトプライのコードは弾性率が280〜350kg
f/ mm2のナイロン繊維を用いて形成してなる自動二輪
車用ラジアルタイヤ。 - 【請求項2】前記内のベルト層の第1、第2のベルトプ
ライのベルトコードはタイヤ赤道に対し16〜24度の
角度で傾けて配される一方、前記外のベルト層のベルト
プライのコードはタイヤ赤道に対し10〜16度の角度
で配設されていることを特徴とする請求項1記載の自動
二輪車用ラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3209779A JP3026651B2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 自動二輪車用ラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3209779A JP3026651B2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 自動二輪車用ラジアルタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0524409A JPH0524409A (ja) | 1993-02-02 |
JP3026651B2 true JP3026651B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=16578469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3209779A Expired - Fee Related JP3026651B2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 自動二輪車用ラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3026651B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006103420A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 自動二輪車用ラジアルタイヤ |
JP5052090B2 (ja) * | 2006-10-18 | 2012-10-17 | 株式会社ブリヂストン | 自動二輪車用空気入りラジアルタイヤ |
JP5075688B2 (ja) * | 2007-05-02 | 2012-11-21 | 住友ゴム工業株式会社 | 自動二輪車用タイヤ |
WO2019077289A1 (fr) * | 2017-10-20 | 2019-04-25 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Pneumatique comprenant des éléments de renfort sous forme de bandelettes stratifiées |
CN114919337B (zh) * | 2022-04-28 | 2024-02-13 | 山东玲珑轮胎股份有限公司 | 一种工程轮胎及其制备方法 |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP3209779A patent/JP3026651B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0524409A (ja) | 1993-02-02 |
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