JP3026431U - 胡麻入りスナック菓子 - Google Patents

胡麻入りスナック菓子

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JP3026431U
JP3026431U JP1995013835U JP1383595U JP3026431U JP 3026431 U JP3026431 U JP 3026431U JP 1995013835 U JP1995013835 U JP 1995013835U JP 1383595 U JP1383595 U JP 1383595U JP 3026431 U JP3026431 U JP 3026431U
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sesame
rice flour
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starch
lecithin
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JP1995013835U
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Inventor
宏倫 越智
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Nikken Foods Co Ltd
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Nikken Foods Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 胡麻を多量に使用した栄養価の高いスナック
菓子の提供。 【解決手段】 全粉量に対し20〜60%(重量)の胡
麻に、米粉又は米粉と澱粉と必要に応じ少量の生味噌及
びレシチンを入れた混合物を蒸煮し、混練して得た所定
大きさの生地を乾燥後焼成した胡麻入りスナック菓子。
全粉量に対し20〜60%(重量)の胡麻に、米粉又は
米粉と澱粉及び少量の生味噌及びレシチンを入れた混合
物を蒸煮し、これを練り機にかけて、餅状にして、所定
大きさに成形し、ついで冷蔵庫に入れて熟成した後、切
断し、低温乾燥により乾燥した後、焼成する胡麻入りス
ナック菓子。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】
この考案は多量の胡麻及び少量の味噌やレシチンを混入させて栄養価が高く味 の良好なスナック菓子を得ることを目的とした胡麻入りスナック菓子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来胡麻粒を混入した米菓が知られている。
【0003】
【考案により解決すべき課題】
前記従来の胡麻入り菓子は、胡麻の風味及び味覚を目的としたものであり、味 噌やレシチンを混ぜ、その栄養価を考慮したものはない。
【0004】 胡麻には各種有効成分が多量に含まれていることが知られていたが、胡麻特有 の硬い殻に包まれている為に消化吸収率が悪く、かつ他物との結合力が弱いなど の問題点があった。また菓子などに胡麻特有の各種有効成分を積極的かつバラン スよく利用しようとする思想がなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
然るにこの考案は、胡麻(要すればすり胡麻を含む)につなぎ材として米粉又 は米粉と澱粉とを用い常法により米菓生地を生成し、乾燥後焼成することにより 、栄養バランスのとれた高栄養胡麻入り米菓を得たのである。
【0006】 即ちこの考案は、胡麻20〜60%(重量)に、米粉又は米粉と澱粉と必要に 応じ少量の生味噌及びレシチンを入れた混合物を蒸煮し、混練して得た所定大き さの生地を焼成したことを特徴とする胡麻入り米菓であり、全粉量に対し20〜 60%(重量)の胡麻粉に米粉又は米粉と澱粉とを入れた混合物を材料として、 常法により製造したことを特徴とする胡麻入りスナック菓子である。
【0007】 この考案において、胡麻の量を20%以下にする場合には、高栄養米菓という 程ではなくなる。また胡麻量が60%を越えると、米菓特有の風味を失ない、胡 麻菓子のような外観、風味となるのみならず、栄養バランスを失うおそれがある ので、胡麻の混入量を20〜60%(重量)とした。
【0008】 前記において、胡麻は白胡麻又は黒胡麻の単独又は混合物を用い、その形態は 胡麻粒のみを使用し、必要に応じ胡麻粉か、すり胡麻又はその混合物であること が好ましい。
【0009】 次に胡麻、上新粉、小麦でんぷん、じゃがいもでんぷん及び脱皮大豆の成分は 表1の通りである。
【0010】
【表1】
【0011】 また胡麻たんぱく質のアミノ酸構成比較は表2の通りである。
【0012】
【表2】
【0013】
【考案の実施の形態】
この考案は、胡麻粒、胡麻粉、すり胡麻につなぎ材として米粉、米粉と澱粉と の混合物を用い、常法により蒸煮、混練、成形、乾燥後焼成するものである。
【0014】 前記混練にはエクストルーダーのような加熱加圧押出機又は餅搗機を含むもの である。
【0015】 前記において、レシチンを0.5〜2%混入すれば、生地をなめらかにするこ とができる。澱粉としては、小麦澱粉、じゃがいも澱粉、ワキシスターチその他 菓子材料として用いる澱粉は何れも使用することができる。
【0016】
【実施例1】 材料配合 白生胡麻 100g 上新粉 50g ワキシスターチ 50g 生味噌 10g レシチン 0.5g 水 85g
【0017】 工程 上記材料を混合機に入れて均一に混合した後蒸練機で蒸練し、更に混練して一 定の厚さに押し出して容器にとり(又は成形器に入れて一定の厚さと形状にし) 、ついでこの容器を冷蔵庫にいれて0℃〜5℃で1晩熟成した後、厚さ3mmの 小片(柿の種)に切断して、50℃で2時間乾燥する。
【0018】 前記乾燥物を280℃で6〜8分間焙焼し、表面に調味液を塗布してこの考案 のスナック菓子を仕上げる。
【0019】
【実施例2】 材料配合 白生胡麻 60g 上新粉 70g ワキシスターチ 70g 生味噌 10g レシチン 0.5g 水 85g
【0020】 工程 上記材料を混合機に入れて均一に混合した後、蒸練機で蒸練し、更に混練して 一定の厚さに押し出して容器に収容する。前記容器を冷蔵庫にいれて0℃〜5℃ で1晩熟成した後、厚さ3mmの小片に切断して、50℃で約2時間乾燥する。
【0021】 前記乾燥物を280℃で6〜8分間焙焼し、表面に調味液を塗布してこの考案 のスナック菓子を仕上げる。
【0022】
【実施例3】 材料配合 白生胡麻 35g すり胡麻 35g 上新粉 20g ワキシスターチ 20g 生味噌 10g レシチン 1.0g 水 85g
【0023】 工程 上記材料を混合した後、エクストルーダーにかけて加熱加圧して押し出し、容 器にとった後、冷蔵庫にいれて0℃〜5℃で1昼夜熟成する。ついで取り出し、 厚さ3mmの短冊状に切断し、50℃で2〜3時間低温乾燥する。この乾燥生地 を280℃で6〜10分間焙焼すれば、この考案の胡麻入りスナック菓子が出来 上る。
【0024】
【実施例4】 材料配合 胡麻 80g ワキシスターチ 60g 上新粉 30g 小麦澱粉 30g 生味噌 10g 水 85g
【0025】 工程 前記材料を混合した後、エクストルーダーにかけて加熱加圧し帯状に押し出し て切断した後、50℃で3〜4時間低温乾燥する。この乾燥生地を280℃で6 〜10分間焙焼すれば、この考案の胡麻2入りのスナック菓子1が出来上る。
【0026】 前記生味噌に代えて他の調味料を使用することもできる。
【0027】
【考案の効果】
この考案によれば、胡麻を20〜60%混入し要すれば生味噌を添加したので 、カルシウム、マグネシウム、カロチンなどが著しく多くなり、栄養面で著しい 効果がある。またレシチンを混入することにより、栄養価を増進することができ る。
【提出日】平成8年1月19日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】
然るにこの考案は、胡麻(要すればすり胡麻を含む)につなぎ材として米粉又 は米粉と澱粉とを用い常法により米菓生地を生成し、乾燥後焼成したので、胡麻 の抗酸化成分と味噌やレシチンを混ぜることにより、健康維持と栄養価の向上を 図り 、栄養バランスのとれた高栄養胡麻入りスナック菓子を得たのである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 即ちこの考案は、胡麻20〜60%(重量)に、米粉又は米粉と澱粉と必要に 応じ少量の生味噌及びレシチンを入れた混合物を蒸煮し、混練して得た所定大き さの生地を焼成したことを特徴とする胡麻入りスナック菓子であり、全粉量に対 し20〜60%(重量)の胡麻粉に米粉又は米粉と澱粉とを入れた混合物を材料 として、常法により製造したことを特徴とする胡麻入りスナック菓子である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 この考案において、胡麻の量を20%以下にする場合には、高栄養スナック菓 という程ではなくなる。また胡麻量が60%を越えると、スナック菓子特有の 風味を失ない、胡麻菓子のような外観、風味となるのみならず、栄養バランスを 失うおそれがあるので、胡麻の混入量を20〜60%(重量)とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の平面図。
【符号の説明】
1 スナック菓子 2 胡麻
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全粉量に対し20〜60%(重量)の胡
    麻に、米粉又は米粉と澱粉と必要に応じ少量の生味噌及
    びレシチンを入れた混合物を蒸煮し、混練して得た所定
    大きさの生地を乾燥後焼成したことを特徴とする胡麻入
    りスナック菓子。
  2. 【請求項2】 全粉量に対し20〜60%(重量)の胡
    麻に、米粉又は米粉と澱粉と必要に応じ少量の生味噌及
    びレシチンを入れた混合物を蒸煮し、混練して得た所定
    大きさの生地を乾燥後焼成し、前記胡麻は粒胡麻、すり
    胡麻又は胡麻粉としたことを特徴とする胡麻入りスナッ
    ク菓子。
  3. 【請求項3】 全粉量に対し20〜60%(重量)の胡
    麻、これに米粉又は米粉と澱粉並びに生味噌5〜15%
    (重量)とレシチン0.5〜20%とを入れた混合物を
    蒸煮し、混練して得た所定大きさの生地を乾燥後焼成し
    たことを特徴とする胡麻入りスナック菓子。
JP1995013835U 1995-12-28 1995-12-28 胡麻入りスナック菓子 Expired - Lifetime JP3026431U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3444591B2 (ja) 2000-01-26 2003-09-08 メルシャン株式会社 香気の改良された胡麻加工品及び前記胡麻加工品を使用した食品
US11272724B2 (en) 2012-12-18 2022-03-15 Cj Cheiljedang Corp. Laver-snack made of laver and cereal sheets and process of producing the same

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JP3444591B2 (ja) 2000-01-26 2003-09-08 メルシャン株式会社 香気の改良された胡麻加工品及び前記胡麻加工品を使用した食品
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