JP3025916U - 樹脂製中空押出部材の端部構造 - Google Patents
樹脂製中空押出部材の端部構造Info
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- JP3025916U JP3025916U JP1995013305U JP1330595U JP3025916U JP 3025916 U JP3025916 U JP 3025916U JP 1995013305 U JP1995013305 U JP 1995013305U JP 1330595 U JP1330595 U JP 1330595U JP 3025916 U JP3025916 U JP 3025916U
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- JP
- Japan
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- hollow
- lid
- extruded member
- resin
- end structure
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中空押出部材と蓋体を容易に充分な強度で固
定できる樹脂製中空押出部材の端部構造を提供する。 【解決手段】 一対の平板3をリブ4で所定間隔に連
結した中空部5からなる樹脂製中空押出部材1に、前記
中空押出部材1の開口端部全体を隠蔽する大きさの側板
6の内面に、前記中空押出部材1のリブ4と平行方向に
突起7を連続突設した凸列8を形成した蓋体2を取り付
け、該蓋体2の凸列8を前記リブ4端部に当接して超音
波溶着することで、容易に充分な強度で固定できる。
定できる樹脂製中空押出部材の端部構造を提供する。 【解決手段】 一対の平板3をリブ4で所定間隔に連
結した中空部5からなる樹脂製中空押出部材1に、前記
中空押出部材1の開口端部全体を隠蔽する大きさの側板
6の内面に、前記中空押出部材1のリブ4と平行方向に
突起7を連続突設した凸列8を形成した蓋体2を取り付
け、該蓋体2の凸列8を前記リブ4端部に当接して超音
波溶着することで、容易に充分な強度で固定できる。
Description
【0001】
本考案は樹脂製中空押出部材の端部構造に関する。
【0002】
従来、家具や建物資材に使用される板材、例えば棚板やドア等に、樹脂製の中 空パネルが用いられている。樹脂製の中空パネルは軽量で強度が高く、コスト的 にも良く実用性の高いものである。樹脂製の中空パネルは、押出成形により形成 され、一対の平板をリブで所定間隔に連結した中空部を有する中空押出部材と、 中空押出部材の開口端面を隠蔽する断面コ字状の蓋体によって構成されたもので ある。
【0003】
そして、中空押出部材と蓋体とは、螺子止め、嵌着、接着等によって固定され ているが、それらの方法ではそれぞれ螺子の締め付け作業、嵌合部の加工、接着 剤の塗布作業が必要であり、時間がかかり面倒であるという問題があった。 本考案はこのような問題に鑑み、中空押出部材と蓋体を容易に充分な強度で固 定できることができる樹脂製中空押出部材の端部構造を提供することを目的とし ている。
【0004】
上記目的を達成するために、請求項1記載の考案は、樹脂製中空押出部材の長 手方向の開口端部に蓋体を取付けた端部構造において、樹脂製中空押出部材は、 一対の平板をリブで所定間隔に連結した中空部からなり、蓋体は、前記中空押出 部材の開口端部全体を隠蔽する大きさの側板の内面に、前記中空押出部材のリブ と平行方向に突起を連続突設した凸列を形成したものであって、該蓋体の凸列を 前記リブ端部に当接して超音波溶着したことを特徴としている。
【0005】 また、請求項2記載の考案は、前記蓋体の凸列が複数本並列に設けられたこと を特徴としている。
【0006】 また、請求項3記載の考案は、請求項1又は2記載の蓋体の凸列が長手方向に 分割され多段に形成されたことを特徴としている。
【0007】 また、請求項4記載の考案は、請求項1ないし3いずれかに記載の蓋体の凸列 の突起が同軸線上から逸れて形成されたことを特徴としている。
【0008】
前記請求項1〜4記載の考案の樹脂製中空押出部材の端部構造によれば、中空 押出部材に蓋体を取付け、蓋体の内面に形成した凸列を中空押出部材のリブ端部 に当接し超音波溶着するだけの到って簡単な作業で固定することができ、かつ充 分な強度で固定することができる。
【0009】 そして、更に前記請求項4記載の考案によれば、前記蓋体の凸列の突起が同軸 線上から逸れて形成されているので、該凸列の間隔が前記中空押出部材のリブの 厚みよりも広い場合や寸法誤差によってリブ4がずれた場合にも、確実に当接し 溶着することができる。
【0010】
本考案の第1の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案の端 部構造を示す斜面図であり、樹脂製の中空押出部材1と蓋体2から構成されてい る。中空押出部材1は図2に示すように、互いに平行な1対の平板3と、該平板 3を所定間隔に連結した複数の補強用のリブ4とからなる中空体であり、上下端 面は開口しており、1対の平板3とリブ4によって中空部5が形成されている。
【0011】 一方、蓋体2は図3及び図4に示すように、側板6と該側板6の内面に、前記 中空押出部材1のリブ4と平行方向に突起7を連続突設した凸列8を、該リブ4 が当接する部分に形成してなるように構成したものである。また、該側板6の内 面に前記中空押出部材1の中空部5に挿入され、位置決めされる凸部9を立設さ せてもよく、そしてその数は幾つでも、またその形状もいかなる形状でもよい。
【0012】 そして、中空押出部材1の開口端部に蓋体2を取付け、開口端部全体を隠蔽す る。この状態で、蓋体2の凸列8は中空押出部材1のリブ4端部に当接され、超 音波溶着することで固定される。
【0013】 また、第2の実施例として図5に示すように、蓋体2を、側板6と該側板6の 内面に、前記中空押出部材1のリブ4と平行方向に突起7を連続突設した凸列8 を、該リブ4に当接する部分に複数本並列に形成してなるように構成したもので あって、かつ該凸列8の間隔は前記リブ4の厚みよりも狭くされている。そして 、該蓋体2を第1の実施例と同様の中空押出部材1の開口端部に取付け、蓋体2 の凸列8を中空押出部材1のリブ4端部に当接し超音波溶着することで固定され る。
【0014】 また、第3の実施例として図6に示すように、蓋体2を、側板6と該側板6の 内面に、前記中空押出部材1のリブ4と平行方向に突起7を連続突設した凸列8 を、該リブ4に当接する部分に長手方向に分割し多段に形成してなるように構成 したものであり、該凸列8は一本でも複数本並列に形成してもよい。そして第1 の実施例と同様に、中空押出部材1の開口端部に蓋体2を取付け、超音波溶着す ることで固定される。
【0015】 また、第4の実施例として図7に示すように、蓋体2を、側板6と該側板6の 内面に、前記中空押出部材1のリブ4と平行方向にに突起7を連続突設した凸列 8の突起を、該リブ4に当接する部分に同軸線上から逸れて形成してなるように 構成したものであり、該凸列8は一本でも複数本並列に形成してもよく、またそ の逸れ方は第3の実施例のように長手方向に分割し多段に形成した一連群ずつで も、一突起ずつでもいかなる逸れ方でもよい。そして第1の実施例と同様に、中 空押出部材1の開口端部に蓋体2を取付け、超音波溶着することで固定される。 このように形成させた凸列8では、該凸列8の間隔が中空押出部材1のリブ4の 厚みよりも広い場合や寸法誤差によってリブ4がずれた場合にも、該凸列8間の 間隙にリブ4が落ち込まないようになっているので、確実に凸列8とリブ4を当 接させることができる。
【0016】
以上説明したように、本考案の樹脂製中空押出部材の端部構造によれば、蓋体 内面に形成した凸列が中空押出部材のリブ端部に当接し、超音波溶着することに よって、簡単な作業で、かつ強固に固定することができる。そして更に、蓋体内 面に形成した凸列の突起が同軸線上から逸れて形成されたことによって、凸列の 間隔が中空押出部材のリブの厚みよりも広い場合や、寸法誤差等によってリブが ずれた場合にも、凸列間の間隙にリブが落ち込まず、確実に凸列とリブを当接さ せることができる。
【図1】本考案の樹脂製中空押出部材の端部構造を示す
斜面図。
斜面図。
【図2】本考案の樹脂製中空押出部材の底面図。
【図3】本考案の第1の実施例に係る蓋体の背面図。
【図4】本考案の第1の実施例に係る蓋体の平面図。
【図5】本考案の第2の実施例に係る蓋体の部分拡大
図。
図。
【図6】本考案の第3の実施例に係る蓋体の部分拡大
図。
図。
【図7】本考案の第4の実施例に係る蓋体の部分拡大
図。
図。
【図8】従来の樹脂製中空押出部材の端部構造を示す斜
面図。
面図。
1 中空押出部材 2 蓋体 3 平板 4 リブ 5 中空部 6 側板 7 突起 8 凸列 9 凸部
Claims (4)
- 【請求項1】 樹脂製中空押出部材の長手方向の開口端
部に蓋体を取付けた端部構造において、 樹脂製中空押出部材は、一対の平板をリブで所定間隔に
連結した中空部からなり、蓋体は、前記中空押出部材の
開口端部全体を隠蔽する大きさの側板の内面に、前記中
空押出部材のリブと平行方向に突起を連続突設した凸列
を形成したものであって、該蓋体の凸列を前記リブ端部
に当接して超音波溶着したことを特徴とする樹脂製中空
押出部材の端部構造。 - 【請求項2】 前記蓋体の凸列が複数本並列に設けられ
たことを特徴とする請求項1記載の樹脂製中空押出部材
の端部構造。 - 【請求項3】 前記蓋体の凸列が長手方向に分割され多
段に形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の
樹脂製中空押出部材の端部構造。 - 【請求項4】 前記蓋体の凸列の突起が同軸線上から逸
れて形成されたことを特徴とする請求項1から3いずれ
かに記載の樹脂製中空押出部材の端部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013305U JP3025916U (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 樹脂製中空押出部材の端部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013305U JP3025916U (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 樹脂製中空押出部材の端部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3025916U true JP3025916U (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=43161097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995013305U Expired - Lifetime JP3025916U (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 樹脂製中空押出部材の端部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3025916U (ja) |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP1995013305U patent/JP3025916U/ja not_active Expired - Lifetime
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