JP3025038B2 - 円筒状lcノイズフィルタ及びその製造方法 - Google Patents

円筒状lcノイズフィルタ及びその製造方法

Info

Publication number
JP3025038B2
JP3025038B2 JP5625791A JP5625791A JP3025038B2 JP 3025038 B2 JP3025038 B2 JP 3025038B2 JP 5625791 A JP5625791 A JP 5625791A JP 5625791 A JP5625791 A JP 5625791A JP 3025038 B2 JP3025038 B2 JP 3025038B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
conductor layer
noise filter
conductor
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5625791A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04246806A (ja
Inventor
省三 大友
潔 恩田
洋志 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc
Original Assignee
Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc filed Critical Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc
Priority to JP5625791A priority Critical patent/JP3025038B2/ja
Publication of JPH04246806A publication Critical patent/JPH04246806A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3025038B2 publication Critical patent/JP3025038B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/32Wound capacitors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,電子機器の信号通過回
路,電源回路等において高周波ノイズフィルタとして用
いられる,円筒状LCノイズフィルタに関する。
【0002】
【従来技術】図8に示すごとく,従来,LCノイズフィ
ルタ9は,ディスク状のコンデンサ93に配設された一
方の電極部91に,一対の信号ラインのリード端子9
5,96が接続されている。また,コンデンサ93の反
対側の他方の電極(図示略)には,アース端子94が接
続されている。上記LCノイズフィルタ9は,3本の端
子を有するため,3端子型のLCノイズフィルタと称さ
れている。そして,上記リード端子95,96には,イ
ンダクタンスを高めるために,フェライトビーズ98が
介設されている。また,上記コンデンサ93及び電極部
91には,絶縁体のオーバーコート層(図示せず)が被
覆されている。上記3端子型のLCノイズフィルタ9
は,図9に示すごとく,コンデンサCと,一対のインダ
クタL1 ,L2 をTの字状に接続した等価回路81を有
している。そして,上記インダクタL1 は一端に入力端
子83を有し,上記インダクタL2 は他端に出力端子8
4を有している。また,上記コンデンサCはアース端子
7に接続されている。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来技術
には,次の問題点がある。即ち,従来のLCノイズフィ
ルタ9は,リード端子95,96にフェライトビーズ9
8を介設しているため,異種材料の組合わせにより製造
せざるを得ず高価となる。また,上記フェライトビーズ
98の介設により形状が大きくなるため,回路基板等に
実装するに当たって大きな実装スペースを必要とする。
そのため,電子部品の小型化の要求に対応できない。一
方,図7に示すごとく,上記LCノイズフィルタ9(従
来例1とする。鎖線で示すもの)は,そのノイズ減衰特
性が,一つの減衰極Zを有する単純な減衰曲線によって
示されている。そして,このLCノイズフィルタ9は,
フェライト98を介設しないタイプ(従来例2とする。
1点鎖線で示したもの)に比較して減衰量は増加してい
るが,減衰幅(有効周波数領域)は余り増大していな
い。そのため,上記LCノイズフィルタ9は,幅広い周
波数領域,例えば500M〜1Gにおいては,使用でき
ないことになる。本発明は,かかる従来の問題点に鑑み
てなされたもので,二以上の減衰極と広い減衰幅とから
なる減衰曲線で示される特性を有し,かつコンパクトな
円筒状のLCノイズフィルタ及びその製造方法を提供し
ようとするものである。
【0004】
【課題の解決手段】本発明は,長尺のセラミックグリー
ンシートからなる第1シートと第2シートとを,該第2
シートが内側に位置するように長さ方向に巻回した巻回
体であると共に,第1シートと第2シートの間には第1
導体層を,また第2シートの内側面には第2導体層をそ
れぞれ有する円筒状LCノイズフィルタであって,上記
第1導体層の端部には第1シートを貫通するスルーホー
ルを有し,また上記第2シートの巻回方向の両端近くに
は互いに反対方向に向かう引出し電極を有し,更に上記
巻回体の両側周縁にはそれぞれ上記引出し電極に導通す
信号出入力用の端部電極導体を,また該巻回体の円周
表面には上記スルーホールに導通するアース用の中央電
極導体を有し,かつ,これらは高温において一体焼成さ
れていることを特徴とする円筒状LCノイズフィルタに
ある。本発明において最も注目すべきことは,長尺のセ
ラミックグリーンシートからなる第1シートと第2シー
トとを巻回してなると共に,両シートにはそれぞれ第1
導体層と第2導体層とを設け,かつこれらは一体的に焼
成して,巻回体としたことにある。上記第1シート,第
2シートとして用いる長尺のセラミックグリーンシート
とは,巻回,焼成前の状態をいい,例えば幅3〜10m
m,長さ40〜70mm,厚み30〜80μmのグリー
ンシート(生成形体)である。該第1シート,第2シー
トは,電気絶縁体である。これらは,得ようとする円筒
状LCノイズフィルタの大きさにより適宜定める。ま
た,上記セラミックグリーンシートは,セラミック粉末
をブチラール樹脂等のバンイダーによりシート状に成形
したもので,巻回するのに都合良い柔軟性を有してい
る。そして,該セラミックグリーンシートとしては,例
えば1000℃以下で焼成可能なものが好ましい。かか
るセラミックグリーンシートとしては,CaO−Al2
3 −SiO2 −B23 系ガラスとAl23 とのガ
ラスセラミック複合体,コージェライト等の結晶化ガラ
スがある。該セラミックグリーンシートは,上記焼成に
より,セラミック焼結体シートとなる。また,上記第1
導体層は,LCノイズフィルタにおけるコンデンサ導体
層であり,一方第2導体層はLCノイズフィルタにおけ
るインダクタ導体層である。前者のコンデンサ導体層
は,アースに接続され,後者のインダクタ導体層は,信
号を通過させる導体層である(図6参照)。そして,上
記第2シートは,インダクタ導体層とコンデンサ導体層
との間に位置して,コンデンサの機能を発揮する。上記
第1導体層及び第2導体層は,例えばAg,Au,Ag
−Pd,Cu等の低電気抵抗の金属粉末を含有する導電
性ペーストを用い,これらを第1シート,第2シートの
表面に印刷等により形成する。第1導体層及び第2導体
層は,上記第1シート第2シートの幅より若干小さい幅
で,第1シート,第2シートの片側全面に形成する。ま
た,第1導体層,第2導体層の厚みは,例えば3〜30
μmであり,好ましくは15〜25μmである。また,
上記第2導体層の両端近くに設けた引出し電極も,例え
ば上記第2導体層と同様に導電ペーストを用いて形成す
る。また,上記第1導体層の端部のスルーホールは,第
1シートを貫通して設ける。該スルーホールは,第1導
体層の端部と,第1シートの表面の中央電極導体とを導
通するものである。そして,上記両者の引出し電極のう
ち,一方の引出し電極には信号入力用の端部電極導体
を,他方の引出し電極には信号出力用の端部電極導体を
接続する。また,スルーホールには中央電極導体を接続
する(図5参照)。また,上記円筒状LCノイズフィル
タを製造する方法としては,次の方法がある。即ち,長
尺のセラミックグリーンシートよりなる第1シートの上
面に,その長手方向に延在する第1導体層を形成すると
共に該第1シートを貫通して上記第1導体層に連通する
スルーホールを形成し,一方,他の長尺のセラミックグ
リーンシートよりなる第2シートにもその上面に長手方
向に延在する第2導体層を形成すると共に該第2導体層
の両端近くに互いに反対方向に向かう引出し電極を形成
する。次いで,上記第1シートの上に第2シートを重ね
合わせると共に第2シートが内側に位置するように長手
方向に巻回して巻回体となす。その後,該巻回体の両側
にそれぞれ上記引出し電極に導通する端部電極導体を形
成すると共に,該巻回体の円周表面には上記スルーホー
ルに導通する中央電極導体を形成する。然る後,該巻回
体を800〜1000℃において一体化焼成する。この
方法において最も注目すべきことは,予め第1シートに
第1導体層を,第2シートに第2導体層を形成すると共
に,上記各引出し電極,スルーホールを形成しておき,
その後第1シートと第2シートを重ね,両者を巻回し
て,800〜1000℃に加熱し,上記セラミックグリ
ーンシートを焼成すると共に,これらを一体化すること
にある。
【0005】
【作用及び効果】本発明においては,上記第1シートと
第2シートとが巻回され,その間に第1導体層と第2導
体層とが介在されている。そして,これらは長尺であ
り,その対向面は連続的で,広い面積を有している。ま
た,第1シート,第2シートは上記セラミックグリーン
シートを焼成したものである。それ故,本発明にかかる
LCノイズフィルタにおいては,誘電体層である第2シ
ートを挟んで対向する上記第1導体層及び第2導体層に
よりコンデンサを形成し,かつ,この間に発生する浮遊
(分布)容量を積極的に利用している。更に,第1導体
層の端部は,スルーホールを通じてアース用の中央電極
導体と接続している。そして,これにより,2つ以上の
減衰極を設け,例えば20dB以上の減衰帯域を幅広く
することができる(図7,実線)。それ故,従来のフェ
ライトのごとき異種材料を必要とせず,部品点数が少な
い,LCノイズフィルタが得られる。また,巻回体とし
ているので,全体がコンパクトである。また,誘電体層
である第2シートの厚み,材質を変えることにより,コ
ンデンサ容量を増減調整し,LCノイズフィルタ全体の
容量,ノイズ減衰特性を任意に設定することができる。
したがって,本発明によれば,二以上の減衰極と広い減
衰幅とからなる減衰曲線で示される特性を有し,コンパ
クトな円筒状LCノイズフィルタを提供することができ
る。また,上記製造方法によれば,長尺の上記第1シー
ト,第2シートを巻回し,比較的低温である800℃〜
1000℃で一体化焼成することができる。それ故,前
記のごとき優れた性能を有する円筒状LCノイズフィル
タを容易に製造することができる。
【0006】
【実施例】
【実施例1】本発明の実施例にかかる円筒状LCノイズ
フィルタにつき,図1〜図7を用いて説明する。まず,
本例にかかる円筒状LCノイズフィルタは,図1〜4に
示すごとく,長尺のセラミックグリーンシートからなる
第1シート1と,第2シート2とを該第2シート2が内
側に位置するように,長さ方向に巻回されている。そし
て,図3,図4に示すごとく,第1シート1と第2シー
ト2との間には第1導体層3を,また第2シート2の内
側面には第2導体層4を有する。また,上記第1導体層
の端部には第1シート1を貫通するスルーホール31
を有する。一方,上記第2シート2の巻回方向の両端近
くには互いに反対方向に向かう引出し電極41,42を
有する(図1〜3)。更に,図3,図5に示すごとく,
上記巻回体の両側周縁には,それぞれ,上記引出し電極
41,42に導通する信号出入力用の端部電極導体41
0,420を有する。また,該巻回体の円周表面には,
上記スルーホール31に導通するアース用の中央電極導
体33を有する。そして,これらは,高温において一体
焼成されている。なお,図4,図5において,符号10
は空洞である。また,上記円筒状LCノイズフィルタに
おいては第1シート及び第2シートのセラミックグリー
ンシートは,幅4.5mm,長さ50mm,厚み50μ
mで,CaO−Al23−SiO2−B23系ガラスと
Al23とのガラスセラミックス複合体を用いた。ま
た,第1導体層3は第1シート1上に,第2導体層4は
第2シート2上に厚膜印刷してある。第1導体層3及び
第2導体層4は,Agペーストを用いて,幅4mm,長
さ40mm,厚み10μmに形成してある。これらによ
りコンデンサ容量100pF(ファラデー),インダク
タンス0.03が得られる。また,引出し電極41,4
2,スルーホール31の導体層は,Ag−Pdペースト
を用いて,厚み10μmに形成してある。端部電極導体
410,420,中央電極導体33も同様である。ま
た,該LCノイズフィルタは,図6に示すごとく,両端
部に入力端子41と出力端子42とを有するインダクタ
導体L4 としての第2導体層4,一端部にアース端子7
を有するコンデンサ導体L3 としての第1導体層3と,
コンデンサCとしての第2シート2とよりなる等価回路
を有する。次に,作用効果につき説明する。本例のLC
ノイズフィルタにおいては,誘電体層としての第2シー
ト2を挟んで対向する,上記インダクタ導体層としての
第2導体層4とコンダクタ導体層としての第1導体層3
とによりコンデンサを形成し,かつ,この間に発生する
浮遊容量を積極的に利用している。これにより,図7に
実線で示すごとく,2つ以上の減衰帯域を幅広く(例え
ば,100M〜1Gに拡大)することができる。このよ
うに,本例のLCノイズフィルタは,2つの減衰極X,
Yと,広い減衰幅とからなる減衰曲線で示される特性を
有する。それ故,該LCノイズフィルタは,広い周波数
領域(100M〜1G)において使用することができ
る。なお,前記のごとく,従来例1及び2は減衰極Zが
1つであり,また減衰幅も小さい。また,本例によれ
ば,従来のフェライトのごとき異種材料を必要とせず,
部品点数が少ない,LCノイズフィルタが得られる。ま
た,巻回体であるために,全体がコンパクトである。ま
た,誘電体層としての第2シート2の厚み,材料を替え
ることにより,コンデンサの容量を増減することがで
き,減衰域の周波数帯を調整し,ノイズ減衰特性を任意
に設定することができる。
【0008】
【実施例2】本例は,上記実施例1に示した円筒状LC
ノイズフィルタの製造方法に関する。これを,上記図1
〜5を用いて説明する。まず,図1に示すごとく,長尺
のセラミックグリーンシートよりなる第1シート1と第
2シート2とを準備する。そして,第1シート1の上面
にその長手方向に延在する第1導体層3を形成すると共
に,該第1シート1を貫通して上記第1導体層3に導通
するスルーホール31を形成する。一方,上記第2シー
ト2にもその上面に長手方向に延在する第2導体層4を
形成すると共に,該第2導体層4の両端近くにおいて長
手方向と長角方向に引出し電極41,42を形成する。
両引出し電極41,42は,互いに反対方向に向いてい
る。上記第1導体層3,第2導体層4は,Agペースト
を印刷することにより形成した。次いで,図2に示すご
とく,上記第1シート1の上に第2シート2を重ね,第
2シート2が内側に位置するように,長手方向に巻回し
て,巻回体とする(図3,図4)。その後,該巻回体の
両側周縁において,それぞれ上記引出し電極41,42
に導通端部電極導体410,420を形成する。また,
該巻回体の円周表面には,上記スルーホール31に導通
する中央電極導体33を形成する。然る後,該巻回体を
約900℃において一体化焼成する。該焼成は,空気雰
囲気中において行った。このようにして,前記実施例1
に示した円筒状LCノイズフィルタを得た。本例によれ
ば,上記第1導体層3を形成した第1シート1と,第2
導体層4を形成した第2シート2とを重ね合わせ,巻回
し,焼成することにより,上記のごとき優れた円筒状L
Cノイズフィルタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の第1シート及び第2シートの斜視
図,
【図2】実施例1における第1シート,第2シートの巻
回状態の斜視図,
【図3】実施例1の円筒状LCノイズフィルタの断面
図,
【図4】図3のA−A線矢視断面図,
【図5】実施例1の円筒状LCノイズフィルタの斜視
図,
【図6】実施例1の円筒状LCノイズフィルタの等価回
路図,
【図7】実施例1の周波数と減衰量の関係線図,
【図8】従来のLCノイズフィルタの平面図,
【図9】従来のLCノイズフィルタの等価回路図,
【符号の説明】
1...第1シート,2...第2シート,3...第
1導体層,31...スルーホール,4...第2導体
層,41,42...引出し電極,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−150819(JP,A) 実開 昭57−197633(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 15/00 H01F 17/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺のセラミックグリーンシートからなる
    第1シートと第2シートとを,該第2シートが内側に位
    置するように長さ方向に巻回した巻回体であると共に,
    第1シートと第2シートの間には第1導体層を,また第
    2シートの内側面には第2導体層をそれぞれ有する円筒
    状LCノイズフィルタであって, 上記第1導体層の端部には第1シートを貫通するスルー
    ホールを有し,また上記第2シートの巻回方向の両端近
    くには互いに反対方向に向かう引出し電極を有し, 更に上記巻回体の両側周縁にはそれぞれ上記引出し電極
    に導通する信号出入力用の端部電極導体を,また該巻回
    体の円周表面には上記スルーホールに導通するアース用
    中央電極導体を有し, かつ,これらは高温において一体焼成されていることを
    特徴とする円筒状LCノイズフィルタ。
  2. 【請求項2】長尺のセラミックグリーンシートよりなる
    第1シートの上面に,その長手方向に延在する第1導体
    層を形成すると共に該第1シートを貫通して上記第1導
    体層に連通するスルーホールを形成し, 一方,他の長尺のセラミックグリーンシートよりなる第
    2シートにもその上面に長手方向に延在する第2導体層
    を形成すると共に該第2導体層の両端近くに互いに反対
    方向に向かう引出し電極を形成し, 次いで,上記第1シートの上に第2シートを重ね合わせ
    ると共に第2シートが内側に位置するように長手方向に
    巻回して巻回体となし, その後,該巻回体の両側にそれぞれ上記引出し電極に導
    通する端部電極導体を形成すると共に,該巻回体の円周
    表面には上記スルーホールに導通する中央電極導体を形
    成し, 然る後,該巻回体を800〜1000℃において一体化
    焼成することを特徴とする円筒状LCノイズフィルタの
    製造方法。
  3. 【請求項3】請求項2において,セラミックグリーンシ
    ートはCaO−Al23−SiO2−B23系ガラスと
    Al23とのガラス−セラミックス複合体,又は結晶化
    ガラスであることを特徴とする円筒状LCノイズフィル
    タの製造方法。
  4. 【請求項4】請求項2において,第1導体層及び第2導
    体層は,低電気抵抗の金属粉末を含有する導電性ペース
    トを印刷して形成することを特徴とする円筒状LCノイ
    ズフィルタの製造方法。
JP5625791A 1991-01-31 1991-01-31 円筒状lcノイズフィルタ及びその製造方法 Expired - Lifetime JP3025038B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5625791A JP3025038B2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 円筒状lcノイズフィルタ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5625791A JP3025038B2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 円筒状lcノイズフィルタ及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04246806A JPH04246806A (ja) 1992-09-02
JP3025038B2 true JP3025038B2 (ja) 2000-03-27

Family

ID=13022032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5625791A Expired - Lifetime JP3025038B2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 円筒状lcノイズフィルタ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3025038B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04246806A (ja) 1992-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6379307A (ja) 積層トランス
US6114936A (en) Multilayer coil and manufacturing method for same
JPH07202618A (ja) チップ型フィルタ−
JPH0653049A (ja) チップ型lcフィルタ
JPS5923458B2 (ja) 複合部品
JPH0653048A (ja) チップ型lcフィルタ
JP3025038B2 (ja) 円筒状lcノイズフィルタ及びその製造方法
US3706949A (en) High frequency filter
JPH05283284A (ja) チップ型ノイズ対策用フィルタおよびその製造方法
JPH0690978B2 (ja) インダクター及びインダクターを含む複合部品並びにそれらの製造方法
JP3419187B2 (ja) 積層型lc共振部品
JP2976696B2 (ja) 高周波用ローパスフィルタ
JP3176859B2 (ja) 誘電体フィルタ
JPH0653046A (ja) ノイズフィルタ
JPH0328589Y2 (ja)
JP2663270B2 (ja) 共振器及びその製造方法
JPS6031242Y2 (ja) Lc複合部品
JPH0729737A (ja) チップインダクタ
JPH02174108A (ja) 3端子コンデンサ
JPH0645188A (ja) 厚膜複合部品とその製造方法
JPH09153752A (ja) フィルタ
JP3492766B2 (ja) 分布定数型ノイズフィルタ
JPH0660134U (ja) 積層チップemi除去フィルタ
JP2715552B2 (ja) インダクター及びインダクターを含む複合部品並びにそれらの製造方法
JPH04207707A (ja) Lcフィルタ