JP3419187B2 - 積層型lc共振部品 - Google Patents

積層型lc共振部品

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、積層型LC共振部
品、特に携帯電話等の高周波電子機器に組み込まれて使
用される積層型LC共振部品に関する。 【0002】 【従来の技術】図11に示すようにインダクタンスL2
1及びキャパシタンスC21にて構成されたLC並列共
振回路を内蔵したLC共振部品81において、高周波側
の減衰特性を改善するには、高周波側に極を形成すれば
良いことが知られている。具体的には、インダクタンス
L22及びキャパシタンスC22にて構成されたLC直
列共振回路を内蔵したLC共振部品85を別に準備し、
このLC共振部品85とLC共振部品81を接続用導体
87,88を介して並列接続すれば、高周波側に極が形
成される。あるいは、図12に示すLC共振部品91の
ように、インダクタンスL23及びキャパシタンスC2
3にて構成されたLC並列共振回路のグランド側に、イ
ンダクタンスL24を直列に挿入しても、高周波側に極
が形成される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
部品を組み合わせて極を形成しても、あるいはLC共振
回路のグランド側にインダクタンスを挿入して極を形成
しても、高周波側のスプリアス特性が悪くなるという問
題があった。 【0004】そこで、本発明の目的は、減衰特性が良
く、かつ高周波側のスプリアス特性が優れた積層型LC
共振部品を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明に係る積層型LC共振部品は、(a)複数の絶縁層と複数のビアホールと複数の電極と
を積み重ねて構成した積層体を備え、 (b)積層体が、第1インダクタンスおよび第1キャパ
シタンスからなる直列共振回路を第2インダクタンスお
よび第2キャパシタンスからなる並列共振回路に並列に
接続した回路を内蔵し、 (c)積層体の内部において、第2キャパシタンスの一
方のコンデンサ電極が積層体の積み重ね方向に対して垂
直な面に設けられるとともに、複数のビアホールが連接
してコンデンサ電極の一方面から他方面へ貫通しかつ積
層体の積み重ね方向に対して略平行な直線状のインダク
タ導体を構成し、 (d)インダクタ導体において、コンデンサ電極の一方
面側に位置する部分を第1インダクタンスを構成するイ
ンダクタ導体とし、コンデンサ電極の他方面側に位置す
る部分を第2インダクタンスを構成するインダクタ導体
としたこと、 を特徴とする 。 【0006】 【作用】以上の構成により、1チップ内に直列共振回路
と並列共振回路を内蔵し、これら直列共振回路と並列共
振回路を、入出力電極とグランド電極間に並列になるよ
うに組み合わせることにより、減衰特性において共振周
波数より高周波側に極が形成され、かつ、高周波側のス
プリアスが改善される。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る積層型LC共
振部品の実施形態について添付図面を参照して説明す
る。 【0008】[第1実施形態、図1〜図5] 図1に示すように、積層型LCフィルタ1は、グランド
電極3を表面に設けると共にこのグランド電極3に接続
したビアホール8を中央部に設けた絶縁体シート2と、
ビアホール9を中央部に設けた絶縁体シート2と、コン
デンサ電極4を表面に設けると共にこのコンデンサ電極
4に接続したビアホール10を中央部に設けた絶縁体シ
ート2と、コンデンサ電極5を表面に設けると共にこの
コンデンサ電極5に接続しないビアホール11を中央部
に設けた絶縁体シート2と、コンデンサ電極6,7をそ
れぞれ表面に設けた絶縁体シート2と、表面の絶縁体シ
ート2等からなる。 【0009】絶縁体シート2は、誘電体粉末や磁性体粉
末を結合剤等と一緒に混練したものをシート状にしたも
のである。各電極3〜7はAg,Pd,Cu,Au,A
g−Pd等からなり、印刷等の手段により形成される。
また、ビアホール8〜11はAg,Pd,Cu,Au,
Ag−Pd等の導電性ペーストを予め絶縁体シート2に
設けた穴に充填することによって形成される。 【0010】グランド電極3は、その端部3aがシート
2の左側の辺に露出している。コンデンサ電極4は、そ
の端部4aがシート2の右側の辺に露出している。コン
デンサ電極5は、その端部5aがシート2の左側の辺に
露出し、中央部に円形(あるいは方形)のギャップ5b
を形成してビアホール11から所定寸法離れている。コ
ンデンサ電極6は、シート2の外周縁部を残してシート
表面に設けられている。コンデンサ電極7は、その端部
7aがシート2の左側の辺に露出している。 【0011】ビアホール8〜11は、連接してインダク
タ導体12を形成することになる。ビアホール11の下
部先端面11aは、コンデンサ電極6の中央部に直接に
接続することになる。ビアホール9は軸方向に長尺状の
ものであり、第1実施形態の場合、ビアホール9の軸方
向がシート厚み方向に平行になるように、ビアホール9
をシート2に形成している。但し、ビアホール9の形成
方法はこれに限るものではなく、例えば、薄いシートに
ビアホールを形成し、この薄いシートを複数枚積層させ
ることによりそれぞれのシートに形成したビアホールを
連接させてもよい。 【0012】インダクタ導体12は、電気等価回路的に
はコンデンサ電極4によって分割され、インダクタンス
L1を有するインダクタ導体12aと、インダクタンス
L2を有するインダクタ導体12bとされる。インダク
タ導体12aはビアホール8,9にて構成され、インダ
クタ導体12bはビアホール10,11にて構成され
る。 【0013】以上の構成からなる各シート2は積み重ね
られた後、一体的に焼結されて積層体とされる。次に、
図2及び図3に示すように、積層体の左側及び右側の側
面にそれぞれグランド用外部電極15、入出力用外部電
極16が形成される。外部電極15,16は、塗布焼
付、スパッタリング、あるいは蒸着等の手段により形成
される。グランド用外部電極15にはグランド電極3の
端部3aとコンデンサ電極5,7の端部5a,7aが接
続され、入出力用外部電極16にはコンデンサ電極4の
端部4aが接続されている。 【0014】図4に示すように、こうして得られたLC
フィルタ1において、ビアホール8,9にて構成された
インダクタ導体12aが有するインダクタンスL1とコ
ンデンサ電極4,5間に発生するキャパシタンスC1が
組み合わされてLC並列共振回路を形成し、ビアホール
10,11にて構成されたインダクタ導体12bが有す
るインダクタンスL2とコンデンサ電極6,5,7間に
発生するキャパシタンスC2が組み合わされてLC直列
共振回路を形成する。LC並列共振回路とLC直列共振
回路は、入出力用外部電極16とグランド用外部電極1
5間に、並列関係で接続されている。従って、このLC
フィルタ1は、1チップ内にLC並列共振回路とLC直
列共振回路を内蔵しており、その減衰特性は、図5に示
すように、共振周波数f0より高周波側の位置Aに極が
形成され、かつ、高周波側のスプリアスが改善されたも
のになる。図5には、比較のために、LC並列共振回路
を有した部品とLC直列共振回路を有した部品を組み合
わせた従来のLCフィルタの減衰特性も示している(一
点鎖線19参照)。 【0015】また、インダクタ導体12a,12bに電
流が流れると、インダクタ導体12a,12bの周囲
に、インダクタ導体12a,12bの軸方向に対して垂
直に周回する磁束φが発生する。しかしながら、インダ
クタ導体12a,12bとコンデンサ電極4〜7が垂直
に配置されているので、磁束φがコンデンサ電極4〜7
を貫通せず、コンデンサ電極4〜7に渦電流が発生しな
い。この結果、渦電流損が少なく、Qの高いLCフィル
タ1が得られる。また、インダクタ導体12a,12b
とコンデンサ電極4,6が、接続用導体を介することな
く積層体内で直接に接続されるので、接続用導体自身が
有するインダクタンス成分の影響を抑えることができる
と共に、耐シールド性、輻射性能が向上し、良好なスプ
リアス特性を有するフィルタとなる。 【0016】さらに、インダクタ導体12a,12bが
コンデンサ電極4,6の中央部に接続するようにしてい
るため、コンデンサ電極4,6自身が有するインダクタ
ンス成分の影響を最小にすることができ、より一層のス
プリアス特性の改善を図ることができる。 【0017】[第実施形態、図〜図] 図に示すように、積層型LCフィルタ41は、グラン
ド電極43及びこのグランド電極43に接続したビアホ
ール53,63を設けた絶縁体シート42と、ビアホー
ル54,64を設けた絶縁体シート42と、コンデンサ
電極44,45,46及びビアホール55,56を設け
た絶縁体シート42と、コンデンサ電極47,48とこ
のコンデンサ電極47,48に接続したビアホール5
6,66を設けた絶縁体シート42と、コンデンサ電極
49及びビアホール57,67を設けた絶縁体シート4
2と、コンデンサ電極50,51を設けた絶縁体シート
42と、コンデンサ電極52を設けた絶縁体シート42
と、表面の絶縁体シート42等からなる。 【0018】グランド電極43は、その端部43a,4
3bがそれぞれシート42の手前側の辺及び奥側の辺に
露出している。コンデンサ電極44は、その端部44a
がシート42の左側の辺に露出している。コンデンサ電
極45はいずれの電極にも接続されておらず、その外周
縁部はシート42の外周辺に露出していない。コンデン
サ電極46は、その端部46aがシート42の右側の辺
に露出している。コンデンサ電極47,48及び50,
51はいずれの電極にも接続されておらず、その外周縁
部はシート42の外周辺に露出していない。コンデンサ
電極49,52は、それぞれの端部49a,49b、5
2a,52bがシート42の手前側の辺及び奥側の辺に
露出している。そして、コンデンサ電極49は、ビアホ
ール57,67とその周辺部を残した円形(あるいは方
形)のギャップ49c,49dを有している。 【0019】ビアホール53〜57とビアホール63〜
67は、それぞれ連接してインダクタ導体58,68を
形成することになる。インダクタ導体58は、電気等価
回路的には、コンデンサ電極47によって分割され、イ
ンダクタンスL11を有するインダクタ導体58aと、
インダクタンスL12を有するインダクタ導体58bと
される。インダクタ導体58aはビアホール53,5
4,55にて構成され、インダクタ導体58bはビアホ
ール56,57にて構成される。同様にして、インダク
タ導体68は、電気等価回路的にはコンデンサ電極48
によって分割され、インダクタンスL13を有するイン
ダクタ導体68aと、インダクタンスL14を有するイ
ンダクタ導体68bとされる。インダクタ導体68aは
ビアホール63,64,65にて構成され、インダクタ
導体68bはビアホール66,67にて構成される。 【0020】以上の構成からなる各シート42は積み重
ねられた後、一体的に焼結されて積層体とされる。次
に、図及び図に示すように、積層体の左側及び右側
の側面にそれぞれ入出力用外部電極71,72が形成さ
れ、手前側及び奥側の側面にそれぞれグランド用外部電
極73,74が形成される。入出力用外部電極71には
コンデンサ電極44の端部44aが接続され、入出力用
外部電極72にはコンデンサ電極46の端部46aが接
続され、グランド用外部電極73にはグランド電極43
の端部43a及びコンデンサ電極49,52の端部49
a,52aが接続され、グランド用外部電極74にはグ
ランド電極43の端部43b及びコンデンサ電極49,
52の端部49b,52bが接続されている。 【0021】図に示すように、こうして得られた積層
LCフィルタ41において、インダクタ導体58aが
有するインダクタンスL11とコンデンサ電極47,4
9間に発生するキャパシタンスC11が組み合わされて
LC並列共振回路を形成し、インダクタ導体58bが有
するインダクタンスL12とコンデンサ電極49,5
0,52間に発生するキャパシタンスC12が組み合わ
されてLC直列共振回路を形成する。 【0022】同様にして、インダクタ導体68aが有す
るインダクタンスL13とコンデンサ電極48,49間
に発生するキャパシタンスC13が組み合わされてLC
並列共振回路を形成し、インダクタ導体68bが有する
インダクタンスL14とコンデンサ電極49,51,5
2間に発生するキャパシタンスC14が組み合わされて
LC直列共振回路を形成する。 【0023】LC並列共振回路とLC直列共振回路は、
入出力用外部電極71,72とグランド用外部電極7
3,74間に並列関係で接続されている。また、コンデ
ンサ電極44,47間に発生するキャパシタンスC1
5、コンデンサ電極45,47,48間に発生するキャ
パシタンスC16及びコンデンサ電極46,48間に発
生するキャパシタンスC17はそれぞれ結合コンデンサ
として利用される。 【0024】すなわち、この積層型LCフィルタ41
は、前記第1実施形態のLCフィルタを2個備え、この
2個のLCフィルタを入出力用外部電極71−72間に
3個の結合コンデンサを介して2段結合したものであ
る。従って、この積層型LCフィルタ41は、前記第1
実施形態の積層型LCフィルタ1と比較して、より急峻
なフィルタ特性を得ることができる。 【0025】[他の実施形態] なお、本発明に係る積層型LC共振部品は前記実施形態
に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変
更することができる。 【0026】例えば、前記第1実施形態において、コン
デンサ電極4を表面に設けた絶縁体シート2の替わり
に、図10に示した2枚の絶縁体シート2を用いてもよ
い。この2枚の絶縁体シート2は、それぞれ入出力引出
し電極75を表面に設けると共にビアホール77を中央
部に設けた絶縁体シート2と、コンデンサ電極76を表
面に設けると共にこのコンデンサ電極76に接続したビ
アホール78を中央部に設けた絶縁体シート2である。
入出力引出し電極75とコンデンサ電極76は容量性結
合をしている。引出し電極75の端部75aはシート2
の右側の辺に露出している。ビアホール77,78は他
のビアホール8,9,11と連接し、ビアホール8,
9,77にてインダクタ導体12aを構成し、ビアホー
ル78,11にてインダクタ導体12bを構成すること
になる。 【0027】また、前記実施形態は単品生産の場合を例
にして説明したが、量産の場合には複数の電極が形成さ
れたマザーシートの状態で生産されることは言うまでも
ない。この場合、マザーシートを積み重ねた後、所定の
製品のサイズ毎に切り出される。 【0028】さらに、前記実施形態は、シートを積み重
ねた後、一体的に焼結するものであるが、必ずしもこれ
に限定されない。シートは予め焼結されたものを用いて
もよい。また、以下に説明する製法によって積層型LC
共振部品を生産してもよい。印刷等の手段によりペース
ト状の絶縁体材料を塗布、乾燥して絶縁体膜を形成した
後、その絶縁体膜の表面にペースト状の導電体材料を塗
布、乾燥してコンデンサ電極やインダクタ導体を形成す
る。こうして順に重ね塗りすることによって積層構造を
有する共振部品が得られる。 【0029】 【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、1チップ内に直列共振回路と並列共振回路を内
蔵したので、共振周波数より高周波側に極が形成され、
かつ、高周波側のスプリアスが改善された減衰特性を有
する積層型LC共振部品が得られる。 【0030】また、複数のビアホールが連接してコンデ
ンサ電極の一方面から他方面へ貫通するインダクタ導体
を構成し、該インダクタ導体において、コンデンサ電極
の一方面側に位置する部分を第1インダクタンスを構成
するインダクタ導体とし、コンデンサ電極の他方面側に
位置する部分を第2インダクタンスを構成するインダク
タ導体としているので、インダクタ導体とコンデンサ電
極が、接続用導体を介することなく積層体内で直接に接
続され、接続用導体自身が有するインダクタンス成分の
影響を抑えることができると共に、耐シールド性、輻射
性能が向上し、良好なスプリアス特性を有する積層型
C共振部品となる。 【0031】さらに、第2キャパシタンスの一方のコン
デンサ電極が積層体の積み重ね方向に対して垂直な面に
設けられるとともに、複数のビアホールが連接してコン
デンサ電極の一方面から他方面へ貫通しかつ積層体の積
み重ね方向に対して略平行な 直線状のインダクタ導体を
構成しているので、インダクタ導体がコンデンサ電極に
対して垂直に配置され、インダクタ導体に電流が流れる
ことによって発生する磁束がコンデンサ電極を貫通せ
ず、コンデンサ電極に渦電流が発生しない。この結果、
渦電流損が少なく、Qの高い積層型LC共振部品が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る第1実施形態の積層型LC共振部
品を示す分解斜視図。 【図2】図1に示した積層型LC共振部品の外観を示す
斜視図。 【図3】図2に示した積層型LC共振部品のIII-I
II断面図。 【図4】図2に示した積層型LC共振部品の電気等価回
路図。 【図5】図2に示した積層型LC共振部品の減衰特性を
示すグラフ。 【図6】本発明に係る第実施形態の積層型LC共振部
品を示す分解斜視図。 【図7】図に示した積層型LC共振部品の外観を示す
斜視図。 【図8】図に示した積層型LC共振部品のVIII-
VIII断面図。 【図9】図に示した積層型LC共振部品の電気等価回
路図。 【図10】他の実施形態を示す分解斜視図。 【図11】従来例を説明するための電気回路図。 【図12】別の従来例を説明するための電気回路図。 【符号の説明】 1,41…LCフィルタ 2,42…絶縁体シート 3,43…グランド電極 4〜7,44〜52…コンデンサ電極 12a,12b,58a,58b,68a,68b…イ
ンダクタ導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−18709(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01G 4/00 - 4/10 H01G 4/14 - 4/42

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の絶縁層と複数のビアホールと複数
    の電極とを積み重ねて構成した積層体を備え、 前記積層体が、第1インダクタンスおよび第1キャパシ
    タンスからなる直列共振回路を第2インダクタンスおよ
    び第2キャパシタンスからなる並列共振回路に並列に接
    続した回路を内蔵し、 前記積層体の内部において、前記第2キャパシタンスの
    一方のコンデンサ電極が積層体の積み重ね方向に対して
    垂直な面に設けられるとともに、前記複数のビアホール
    が連接して前記コンデンサ電極の一方面から他方面へ貫
    通しかつ積層体の積み重ね方向に対して略平行な直線状
    のインダクタ導体を構成し、 前記インダクタ導体において、前記コンデンサ電極の一
    方面側に位置する部分を前記第1インダクタンスを構成
    するインダクタ導体とし、前記コンデンサ電極の他方面
    側に位置する部分を前記第2インダクタンスを構成する
    インダクタ導体としたこと、 を特徴とする積層型LC共振部品。
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