JP3024796B2 - シート状脱酸素剤 - Google Patents

シート状脱酸素剤

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシート状脱酸素剤に関し、さらに詳細には繊
維が不規則に積層された支持体に脱酸素組成物が保持さ
れた薄型のシート状脱酸素剤に関する。
〔従来の技術〕
従来、脱酸素剤として酸素との反応性の大きい鉄粉な
どの被酸化性金属粉や還元性有機物などを主剤とする粉
末状の組成物を通気性を有する袋に収納したものが用い
られてきた。
この脱酸素剤を食品などの被保存物とともに非通気性
の容器、袋などに密閉収納することにより、容器や袋内
の空気中の酸素が脱酸素剤と反応し、除去されて、食品
が変質することなく長期間保存される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の脱酸素剤は粉粒体を袋に収納し
たものであることから、次のような問題点があった。
食品とともに保存容器内に同時に収納されているの
で、子供などが誤食をする虞がある。
大きさや、厚みを小さくするにも限度があり、小さい
容器やトレイなど狭いスペースに固定したり、収納する
のが困難である。
袋内での粉体の片寄り、塊状化による局部発熱など食
品の種類によっては変質するなどの不都合がある。
このため、薄型で脱酸素組成物の片寄りがなく、か
つ、任意の大きさ、形状のものを得ることができ、容器
の蓋、内壁面などに容易に固定しうるとともに優れた脱
酸素性能を有する脱酸素剤が要望されている。
〔課題を解決するための手段、作用〕
本発明者らはこれらの課題に対処し、脱酸素組成物の
移動、塊状化、離脱がなく、全体が均一化された薄型
で、酸素吸収性能の優れた脱酸素剤を得るべく鋭意研究
を続けた結果、繊維が不規則に積層されて多数の微細な
空隙のあるシート状不織布の支持体を用いることによっ
て、金属粉が離脱することなく、均一に分散、保持され
ることを見い出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、繊維が不規則に積層され、内部に
多数の空隙が形成されたシート状不織布の支持体に被酸
化性金属粉を分散、保持させた構造体に、無機電解質水
溶液を含浸せしめてなることを特徴とするシート状脱酸
素剤である。
本発明において、繊維が不規則に積層されたシート状
で多数の空隙を有する支持体が使用さる。
支持体の素材としては有機繊維、無機繊維のいずれで
もよいが、通常は、有機繊維が使用される。これらの材
質としては例えばパルプ、ビスコースレーヨン、綿、
麻、羊毛などの天然繊維、ビニロン、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、アクリル、
エチレン−酢酸ビニル共重合体などの合成繊維の不織布
が挙げられる。
これらのうちでも空隙率が大きい天然パルプの乾式ま
たは湿式抄紙法による不織布で保水倍率の大きいものが
好ましい。
乾式の不織布では、例えばキノクロス(本州製紙
(株))、BOLT(American Can社)など、湿式の不織布
ではAR−27M(三菱製紙(株))、VIVA(Scott社)、ZE
E(Crown Zellerbach社)などが好適である。
支持体の厚さとしては、通常は0.2〜5.0mm、好ましく
は0.5〜4.0mmであり、1m2当りの重量は20〜200g、好ま
しくは30〜170g程度のものである。
支持体に保持される被酸化性金属粉としては鉄粉、ア
ルミニウム粉などであるが、通常は鉄粉が使用される。
鉄粉は脱酸素剤の主成分であり、酸素を反応によって
吸収するものであればその種類には特に制限はないが、
例えば還元鉄粉、霧吹鉄粉および電解鉄粉などであり、
その粒度は、通常は平均60mesh以下であり、このうち10
0mesh以下のものが50%以上含有されているものが好ま
しい。
本発明において、被酸化性金属粉が保持された構造体
に無機電解質水溶液が含浸せしめられる。
無機電解質は、金属粉の酸化反応を促進させるもので
あり、通常は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、重金
属の硫酸塩、炭酸塩、塩化物および水酸化物などであ
る。これらの中でも塩化物が好ましく、例えば、NaCl、
KCl、CaCl2、MgCl2、FeCl2およびFeCl3などが挙げられ
る。
本発明において、酸化促進および保水性調整などの目
的で、無機電解質水溶液にさらに活性炭を添加、懸濁さ
せたものを用いることが好ましい。活性炭としては、例
えば耶子殻炭、木粉炭、暦青炭、泥炭および亜炭などで
ある。
また、所望により活性炭に加え、保水剤としてゼオラ
イト、珪藻土、パーライト、バーミキュライトおよび吸
水性樹脂などを混合してもよい。
次に本発明のシート状脱酸素剤の製造法について説明
する。
先ず、前記した素材の繊維が不規則に積層されたシー
ト状不織布の支持体の上に鉄粉などの金属粉を均一に散
布した後、振動を与えると、金属粉は徐々に支持体内部
の空隙に入り込み支持体に保持される。金属粉の量は通
常は、支持体1g当り0.1〜30g、好ましくは3〜20gであ
り、散布量、振動の強弱などによって所定の保持量に調
節する。この操作によって金属粉は支持体の空隙内に分
散、保持され、金属粉と繊維とが一体化したシート状の
構造体となる。
次いでこの構造体に無機電解質水溶液を含浸せしめて
シート状脱酸素剤とする。
無機電解質水溶液の割合は構造体中に保持されている
金属粉1g当り通常は0.05〜0.5g、好ましくは0.1〜0.4g
である。また、電解質水溶液中の水と電解質の割合は通
常は重量比で1:0.002〜0.20、好ましくは1:0.005〜0.15
程度である。
また、活性炭を懸濁した電解質水溶液を含浸させる場
合には、その割合は構造体中の金属粉1g当たり、通常は
0.05〜0.60g、好ましくは0.1〜0.5g程度であり、活性炭
を懸濁させた電解質水溶液の水:活性炭:無機電解質の
割合は、通常は、重量比で1:0.01〜0.30:0.002〜0.20、
好ましくは1:0.02〜0.20:0.005〜0.15程度である。
含浸方法としてはシート状の構造体に所定量の電解質
水溶液が均一に含浸できればよく、例えば、シート状
の構造体の表面に噴霧器などで噴霧して含浸させる方
法、構造体を電解質水溶液を付着させたロール間に通
して塗布、含浸させる方法などがあり、含浸量の調節は
ロール間の締め付け圧力を加減することなどによってう
こなうことができる。
このようにして得られたシート状脱酸素剤は1枚また
は複数枚重ね合わせた状態で、適当な大きさに裁断して
使用されるが、被保存食品の性状などによっては、必要
に応じ、さらに乾燥させて水分含有量を調製した上で使
用される。
このようにして得られたシート状脱酸素剤はそのまま
の状態で食品などの被保存物とともにガスバリヤー性の
容器、袋などに収容して用いることもできるが、通常
は、表面に通気性の被膜を形成させるか、または、通気
性を有するフィルムなどで被覆するか、あるいは通気性
を有する扁平状の袋などに収納し、脱酸素組成物が移行
して食品などを汚染させることを防止しうるようにした
形態で使用される。
通気性被膜を形成させるためには水または有機溶媒に
対してエマルジョンになる合成樹脂を用いることが好ま
しく、その素材としては、例えば塩化ビニル系、アクリ
ル系、シリコン系、シリコン・アクリル系、ポリアミド
系、ポリエステル系、ポリエチレン系、ポリプロピレン
系、エチレン−酢ビ共重合体、ポリブタジエン系などの
合成樹脂単体、混合物、または共重合体などが使用でき
る。
これらの樹脂による通気性の被膜を形成させる方法と
しては、エマルジョン樹脂液をシート状脱酸素剤の表面
に塗布または吹き付けた後、乾燥させる方法などがあ
る。被膜の厚さは一般的には1〜1000μ、好ましくは5
〜500μ程度であり、また、被膜の酸素透過速度として
は通常は、10N/m2・D・atm以上、好ましくは50N/m
2・D・atm以上である。
また、シート状脱酸素剤を通気性のフィルム、シート
で被覆するか、あるいは通気性の袋に収納した形態で使
用する場合には、これらの包材には酸素透過速度が1N
/m2・D・atm以上のフィルム、シートまたは積層シート
が用いられる。包材用の素材としては、天然繊維、合成
繊維の不織布、織布、紙、各種合成樹脂フィルムおよび
これらの複合シートなどが用いられる。例えば綿、麻、
絹、毛およびレーヨンなどの天然繊維、ナイロン、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリアクリルおよびポリ塩
化ビニルなどの合成繊維の不織布、織布など、また、合
成樹脂フィルムとしては例えばポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ナイロン、ポリエステルおよびポリ塩化ビニル
などであり、これらの非通気性フィルムに針、レーザ
ー、放電加工などで細孔を設けて通気性を持たせたも
の、また、20μ以下のような元来多数の微細孔を有する
微細孔フィルムを使用することもできる。これらのうち
でも不織布と合成樹脂フィルムとの複合シートに通気性
を付与したもの、微細孔フィルム単独または微細孔の一
部を塗料、熱融着などで通気制限したもの、微細孔フィ
ルムに不織布または合成樹脂の有孔フィルムを重ね合せ
たものなどが好ましい。
袋または被覆材は全体がこれらの通気性フィルム、シ
ートで構成されたものであってもよく、また、片面など
その一部が非通気性のフィルムまたはシートなどによっ
て構成されたものであってもよい。非通気性フィルムま
たはシートとしては、上記した各種合成樹脂製のフィル
ムおよびこれらのフィルムと不織布との複合シート、ア
ルミ箔またはこれに合成樹脂フィルムがラミネートされ
たアルミラミシートなどか使用できる。
また、所望によっては被保存物の収納容器の内壁など
に貼り付けて使用するなどの目的で、シート状脱酸素剤
の外表面などに部分的に粘着剤層を設けてもよい。
次に本発明のシート状脱酸素剤を図面により例示して
具体的に説明する。
第1図はシート状脱酸素剤の断面図であり、第2〜4
図は、第1図のシート状脱酸素剤が通気性の被膜で被覆
または袋に収納されたものなど、それぞれ被覆の態様の
異なるシート状脱酸素剤の断面図である。
第1図において、繊維1が不規則に積層され、多数の
空隙2が形成されたシート状不織布の支持体3の空隙2
に金属粉4を分散保持せしめたシート状の構造体に、無
機電解質水溶液(図示されていない)を噴霧して構造体
の内部に含浸せしめることにより、金属粉4と無機電解
質水溶液は相互に混り合い、かつ、支持体3と一体化し
てシート状脱酸素剤5となっている。
第2図は第1図のようなシート状脱酸素剤の両面に
微細孔フィルム6を重ね合わせ、その周縁部7でフィル
ム同士を互いに接着することによって被覆したものであ
る。
第3図は微細孔フィルム6と不織布8とが積層された
通気性シートを片面に、他の片面にアルミ箔9に低軟化
点樹脂10がラミネートされた非通気性のアルミラミシー
トを用いて、微細孔フィルム6および低軟化点樹脂10側
を内面とし、その周縁部7を接着してなる袋内に、第1
図のようなシート状脱酸素剤を収納したものである。
また、第4図は第1図のようなシート状脱酸素剤
表面に合成樹脂エマルジョンによる通気性の被膜11を形
成させたものである。
このようにして得られた各形態の脱酸素剤は、さらに
非通気性フィルムなどの外袋に密封収納して使用時まで
保存される。
〔発明の効果〕
本発明のシート状脱酸素剤は脱酸素組成物が支持対に
均一に分散し、強固に保持されているので、組成物の離
脱や移動による片寄りや変形などがなく、食品保存容器
の形状、スペースなどに合わせて任意の大きさ、形状に
裁断したり、折り曲げたりして種々の形態で使用するこ
とができる。また、組成物粉末をそのまま小袋に入れた
従来の脱酸素剤と比べて厚みが極めて薄く、塊状化によ
る局部発熱などを生ずることがなく、しかも、脱酸素速
度が大きいので、小型かつ高性能の商品形態とすること
ができ、その用途は広い。
〔実施例〕
実施例1 支持体としてパルプ繊維が不規則に積層された紙状の
不織布(キノクロス、本州製紙(株))で坪量70g/m2
厚さ1.2mm、引張強度;Dry3.5kg/100mm、Wet2.0kg/100m
m、伸び;Dry18%、Wet27%のものを用いた。
縦20cm×横20cmに裁断した支持体に、粒度300mesh以
下のものを80%以上含む還元鉄粉32.8gを均一に振りか
けて振動させ、鉄粉を支持体に保持させてシート状の構
造体とした。
この構造体に、活性炭を水に対し13wt%懸濁させた食
塩3wt%水溶液9.2gを散布し、ローラーでプレスして均
一に含浸させることによりシート状脱酸素剤を得た。こ
のものを5cm×5cmに裁断し、不織布と微細孔フィルムと
の複合シートで酸素透過度が7070N/m2・D・atmの内
袋に収納した。
このシート状脱酸素剤を空気1とともにテドラーバ
ッグ内に密封収納し、20℃の室温で酸素濃度をの変化を
測定したところ、4時間で8vol%、9.5時間で0.1vol%
以下となり、実用上充分な脱酸素能力を有していた。
実施例2 実施例1で使用したと同種の紙状の不織布で、10cm×
10cmの大きさに裁断した支持体に、還元鉄粉7.6gを実施
例1と同じ方法で分散保持させてシート状の構造体を得
た。この構造体に食塩1wt%水溶液2.8gを噴霧し、実施
例1におけると同様にして含浸させてシート状脱酸素剤
とした。
このものを片面に不織布と微細孔フィルムとの複合シ
ートで酸素透過度が7070N/m2・D・atmのシート、他
の片面に非通気性のシートを用いた内袋に収納した。
この脱酸素剤を空気1とともにテドラーバッグ内に
密封収納し、20℃の室温で酸素濃度の変化を測定したと
ころ、4時間で6vol%、8時間で0.1vol%以下となり、
実用上充分な脱酸素能力を有していた。
実施例3 支持体用の不織布としてAR−27M(三菱製紙(株):
坪量155g/m2)を用いた。縦10cm×横10cmの支持体に実
施例1で用いたと同種の還元鉄粉3.4gを均一に振りかけ
て振動させ、鉄粉を支持体に保持させてシート状の構造
体とした。
この構造体に、活性炭を水に対して7.2wt%懸濁させ
た食塩3wt%水溶液1.0gを散布し、ローラーでプレスし
て均一に含浸させることによりシート状脱酸素剤を得
た。
このものを8cm×8cmに裁断し、片面に不織布と微細孔
フィルムとの複合シートで酸素透過度が7070N/m2・D
・atmのシート、他の片面に非通気性シートを用いた内
袋に収納した。
このシート状脱酸素剤を空気1とともにテドラーバ
ッグ内に密封収納し、20℃の室温で酸素濃度をの変化を
測定したところ、4時間で8.8vol%、10.2時間で0.1vol
%以下となり、実用上充分な脱酸素能力を有していた。
実施例4 支持体としてパルプ繊維が不規則に積層された紙状の
不織布(キノクロス)で坪量40g/m2、厚さ1.0mm、引張
強度;Dry1.6kg/100mm、wet0.8kg/100mm、伸び;Dry18
%、Wet28%のものを用いた。
縦20cm×横20cmに裁断した支持体に実施例1で用いた
と同種の還元鉄粉10.8gを均一に振りかけて振動させ、
鉄粉を支持体に保持させてシート状の構造体とした。
この構造体に、活性炭を水に対し6.5wt%懸濁させた
食塩3wt%水溶液1.3gを散布し、ローラーでプレスして
均一に含浸させることによりシート状脱酸素剤を得た。
このものを7cm×7cmに裁断したもの2枚を重ね、それ
を不織布と微細孔フィルムとの複合シートで酸素透過度
が7070N/m2・D・atmのシートの内袋に収納した。
このシート状脱酸素剤を空気1とともにテドラーバ
ッグ内に密封収納し、20℃の室温で酸素濃度をの変化を
測定したところ、4時間で10.5vol%、12時間で0.1vol
%以下となり、実用上充分な脱酸素能力を有していた。
【図面の簡単な説明】
第1図はシート状脱酸素剤の断面図であり、第2〜4図
は、第1図のシート状脱酸素剤が通気性の被膜で被覆ま
たは袋に収納したそれぞれ異なる態様の断面図である。 図面の各番号は以下の通りである。 1……繊維、2……空隙、3……支持体 4……金属粉、……シート状脱酸素剤 6……微細孔フィルム、7……周縁部 8……不織布、9……アルミ箔 10……低軟化点樹脂、11……被膜

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維が不規則に積層され、内部に多数の空
    隙が形成されたシート状不織布の支持体に被酸化性金属
    粉を分散、保持させた構造体に、無機電解質水溶液を含
    浸せしめてなることを特徴とするシート状脱酸素剤。
  2. 【請求項2】無機電解質水溶液が活性炭を懸濁状態で含
    有する特許請求の範囲第1項記載のシート状脱酸素剤。
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