JP3023279U - 縫製品用検針装置 - Google Patents

縫製品用検針装置

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JP3023279U
JP3023279U JP1995009647U JP964795U JP3023279U JP 3023279 U JP3023279 U JP 3023279U JP 1995009647 U JP1995009647 U JP 1995009647U JP 964795 U JP964795 U JP 964795U JP 3023279 U JP3023279 U JP 3023279U
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誠一 大路
捷治 真田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】低コストで、かつ処理能率の高い検針検査装置
の提供。 【解決手段】検針センサ部1Aおよび検針感度を設定す
る感度調整部1Bを備えた検針機本体1による検針完了
毎に感度調整部1Bの設定感度を読み込んで、その感度
値を検針年月日および縫製品の通し番号と共に記憶する
メモリ2Bおよびそれら検針データをフロッピーディス
クFDに保存させるためのディスク駆動部2Cを備えた
マイコン本体(検針データ管理保存部)2と、このマイ
コン本体2に検針年月日を設定入力するキーボード5
と、感度値、検針年月日および縫製品の通し番号を表示
する液晶表示装置9と、検針データのうち少なくとも検
針年月日および縫製品の通し番号をプリントアウトする
プリンタ7とを備え、マイコン本体2、キーボード5、
液晶表示装置9およびプリンタ7をマルチ・プロセシン
グシステムに構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は縫製品用検針装置で、詳しくは、衣料品や布団などの各種の縫製品内 にその縫製工程中に誤って折れ針や待ち針などの針、あるいはそれに類似する針 状物が混入されているか否かを検出するように用いられる縫製品用検針装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の縫製品用検針装置は、例えばマグネットとコイルとにより形成される 直流磁界が縫製品内の針の通過にともない乱されたり、遮断されて変化したとき に誘起される誘導起電力を検知することにより針の存在を検出する検針センサ部 を有するもので、アパレルメーカなどの縫製工場に設置されて、縫製品を客先へ 出荷する前の段階で検針検査を行ない、検査を合格した縫製品には検査合格済み のマークを手書きしたり、そのマークを印したラベルを縫製品に手付けるなどし て出荷しているのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のごとく検針検査済みのマークやラベルなどが付されただ けで出荷される場合は、縫製品の流通過程等での過失によって、あるいは悪戯な どの故意によって針が混入され、それが原因でユーザーなどが負傷するなどのト ラブルを発生した場合、出荷前の検針検査がいかに精巧で信頼性の高いもので、 針が存在しない縫製品であったとしても、検針検査結果を再現する方策がないた めに、検針検査には落度がなかった事実を立証することができず、トラブルの責 任を縫製品メーカーが負わなければならない可能性があった。
【0004】 そこで本考案は上記のような実情に鑑みてなされたもので、流通過程等での過 失や故意の針の混入にともなうトラブルの発生に際して、その対象となった縫製 品に対する出荷前の検針検査結果を再現してミスのない検針検査が行なわれた事 実を明確に証明することができ、しかも、それに必要な検針データを可及的に低 コストな構成のもとで確実に、かつ高速度に保存管理することができる縫製品用 検針装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のうち請求項1記載の考案に係る縫製品用 検針装置は、縫製品の通過用通路を有し、この通路を縫製品が通過する際に縫製 品内に針が存在するか否かを検出する検針センサ部および検針感度を設定する感 度調整部を備えた検針機本体と、この検針機本体に同期起動可能に接続され、該 検針機本体による検針完了毎に上記感度調整部の設定感度を読み込んでその感度 値を検針年月日および縫製品の通し番号と共に記憶する記憶手段および上記各検 針データをディスクに複製し保存するディスク駆動手段を備えた検針データ管理 保存部と、この検針データ管理保存部に検針年月日を設定入力するキーボードと 、上記感度値、検針年月日および縫製品の通し番号を表示する液晶表示装置と、 上記検針データのうち少なくとも検針年月日および縫製品の通し番号をプリント アウトするプリンタとを具備し、上記検針データ管理保存部、キーボード、液晶 表示装置およびプリンタがそれぞれ中央演算処理装置をもつマルチ・プロセシン グシステムに構成されていることを特徴とするものであり、縫製工場から縫製品 を客先へ出荷する前に上記検針機本体の通路に縫製品を通過させることにより、 検針センサ部を介して縫製品内に針が存在するか否かの検出が行なわれ、針が存 在している場合はその縫製品を不良品として除去しそれ以外の縫製品を検査合格 品とする。そして、検針機本体による検針が完了する毎に、現在の検針感度が検 針データ管理保存部側に読み込まれ、その読み込まれた感度の値がキーボードを 介して設定入力された検針年月日および縫製品の通し番号の現在値と共に液晶表 示装置に表示されると同時に、記憶手段に一旦記憶された後、外部記憶装置とし てのディスクに複製され保存され、また、それら検針データのうち少なくとも検 針年月日および縫製品の通し番号がプリンタによりプリントアウトされるので、 そのプリントアウトされたラベルなどを上記の検査合格縫製品に付した上で出荷 する。
【0006】 このようにして検針検査に合格した縫製品を出荷することにより、それの流通 過程等での過失あるいは故意に針が混入されてユーザなどとの間でトラブルが発 生した場合、ディスクに保存されている検針データを読み出し、そのうち検年月 日および通し番号と縫製品に付されているラベルなどにプリントされている検年 月日および通し番号とを比較照合することで、トラブルの対象となった縫製品を 割り出し、その割り出された縫製品についての出荷前の検針検査結果を液晶表示 装置を介して表示し再現させて、検針検査時には針が存在していなかった事実を 証明することが可能となる。
【0007】 ところで、本考案では、上記検針検査結果の再現に必要な検針データを保存す るに当たり、検針データ管理保存部の外部記憶装置となる小型、低価格で繰り返 し使用が可能なフロッピーディスクや光ディスクなどのディスクを用いて保存す ることにより、検針データ管理保存部としては、1つのチップ上に記憶容量の少 ないメモリ、中央演算処理装置(CPU)および入出力インターフェイスを集積 しただけの小型軽量かつ低コストのマイクロコンピュータを使用しながらも、連 続的に検針検査される多数の縫製品に対する多量の検針データを確実に保存する ことができる。また、検針データ管理保存部、キーボード、液晶表示装置および プリンタをそれぞれがCPUをもつマルチ・プロセシングシステムに構成するこ とにより、データの記憶、表示、プリントなどの複数のプログラムを同時並行処 理することが可能で、検針検査およびその検針データ管理に纏わる全体の処理能 率を高めることができるとともに、1つのCPUが故障しても残りのCPUでシ ステム機能を維持させて所定の処理を続行させることが可能で、多量の縫製品を 次々と検針検査することが望まれるこの種の装置として非常に有用である。
【0008】 なお、上記請求項1記載の考案に係る縫製品用検針装置の構成に加えて、請求 項2に記載したように、検針終了後にディスクに保存された全ての検針データを 読み込んで表示確認し、かつ印刷可能なパソコンを別個に設ける場合は、例えば 1日の全ての検針検査が完了した後にディスクから一日の全検針データを読み出 して画面上に表示させることで、一日の検針検査の結果を確認したり、必要に応 じて印刷して検針データ管理用書面としても保存することが可能で、保存機能の 信頼性向上を図ることかできる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面にもとづいて説明する。 図1は本考案に係る縫製品用検針装置の全体概要図、図2は同装置のブロック 構成図であり、これらの図において、1は検針機本体で、その具体的な構成は後 述するとして、縫製品内に針が存在するか否かを検出する検針センサ部1Aおよ び検針感度を設定する感度調整部1Bを備えている。2は検針データ管理保存部 となるDOS/Vマイコン本体であって、上記検針機本体1の感度調整部1Bに 設定されたボリュームに対応する電圧値を検針機本体1による検針動作が完了す る毎にADコンバータ3を介して読み込むように上記検針機本体1に接続されて おり、CPU2Aと、タイマー制御による検針プログラムが記憶されているRO M及び後述する検針データを記憶するRAMからなるメモリ2Bが内蔵されてい るとともに、RAMに記憶された検針データをフロッピーディスクFDに保存す るフロッピーディスク駆動部2Cを備えている。5は検針年月日を設定入力する ためのキーボードで、24個のキーが配列され、DOS/V互換機能をもつCP U5Aを備えており、JISキーボードインターフェイス6を介して上記DOS /Vマイコン本体2にバス接続されている。
【0010】 7は例えばオートカッター付きドットプリンタなどのプリンタで、上記検針機 本体1の感度調整部1Bに設定された検針感度の値を上記キーボード5を介して 設定された検針年月日および縫製品の通し番号、すなわち、シリアル番号と共に プリントアウトし、かつペーパーカットしてラベルを作成する機能をもつCPU 7Aを備えており、パラレルインターフェイス8を介して上記DOS/Vマイコ ン本体2にバス接続されている。9は液晶表示装置で、上記検針機本体1の感度 調整部1Bに設定された検針感度の値、検針年月日およびシリアル番号を表示す る機能をもつCPU9Aを備えており、シリアルインターフェイス10を介して 上記DOS/Vマイコン本体2にバス接続されている。
【0011】 11は汎用パソコンであって、検針終了後に上記フロッピーディスクFDを駆 動することにより、該フロッピーディスクFDに保存された一日当たりの全検針 データを読み込んで、CRT画面11A上に表示し検針検査結果を確認したり、 内蔵あるいは外付けプリンタにより検針データ管理用書面を印刷出力するもので ある。
【0012】 上記検針機本体1は、図3に示すように、接地架台1D上に固定した左右一対 の本体フレーム1E,1E間に矢印方向に回転駆動されて縫製品を水平面に沿っ て搬送するコンベアベルト1Fが張設されているとともに、このコンベアベルト 1Fによる搬送経路中間部に相当する本体フレーム1E,1E間には門型サーチ フレーム1Gが搬送経路を横断する状態に架設されて縫製品の通過用通路1Hが 形成されてなり、上記門型サーチフレーム1G内に、例えばマグネットとコイル とにより形成される直流磁界が縫製品内の針の通過にともない乱されたり、遮断 されて変化したときに誘起される誘導起電力を検知することにより針の存在を検 出する検針センサ部1Aが収納され、かつ、上記接地架台1Dの脇に上記感度調 整部1Bを含む操作制御部1Iが固定されて構成されている。また、上記本体フ レーム1E,1Eの上記門型サーチフレーム1Gよりも搬送方向の上流側位置に は縫製品が上記通路1Hを通過して検針センサ部1Aによる検針動作が開始した ことを検出する光電スイッチなどの検針開始検出スイッチが設けられているとと もに、上記検針センサ部1Aが縫製品内の針の存在を検出したことを報知するた めのブザー(図示省略)および点滅ライト1Jが設けられている。
【0013】 なお、上記検針機本体1における感度調整部1Bは、粗調整部1b1と微調整 部1b2との2つの調整部を有し、ボリューム摘みの操作によって電圧値を無段 階に調整可能に構成されている。この感度調整部1Bは、単一の調整部だけであ ってもよい。
【0014】 つぎに、上記構成の縫製品用検針装置による検針実行処理およびその終了処理 の動作について、図4および図5のフローチャートを参照して説明する。 まず、検針検査に先立って、キーボード5を介して検針年月日を設定入力し、 これをCPU5Aおよびインターフェイス6を通してDOS/Vマイコン本体2 に入力してメモリ2Bに記憶させるとともに、検針機本体1側における感度調整 部1Bの粗調整部1b1および微調整部1b2の各ボリューム摘みを検針対象と なる縫製品の材質や厚さなどに対応して調整し設定しておく。
【0015】 この状態で、検針機本体1のコンベアベルト1F上に縫製品を載置して図3の 矢印方向に搬送させることにより、図4の検針実行処理に入り、縫製品が門型サ ーチフレーム1Gとコンベアベルト1Fとの間に形成される通路1Hを通過する 際に検針センサ部1Aによって縫製品内に針が存在するか否かが検出され、この 検出により縫製品内に針が存在する場合はブザーおよび点滅ライト1Jが作動し てそれを外部に報知するので、その縫製品を不良品として除去しそれ以外の縫製 品を検査合格品とする。
【0016】 そして、単一縫製品に対する上記検針センサ部1Aによる検針が完了したとき DOS/Vマイコン本体2側のメモリ2B(ROM)に記憶されているプログラ ムにしたがって、上記検針機本体1における感度調整部1Bの粗調整部1b1お よび微調整部1b2それぞれの現在のボリュームに対応する電圧値がADコンバ ータ3を介してDOS/Vマイコン本体2側に読み込まれて感度値1,2に変換 される(ステップS21〜S23)とともに、その感度値1,2と上記のように 設定されメモリ2Bに記憶されている検針年月日および現在のシリアル番号がイ ンターフェイス10およびCPU9Aを通して液晶表示装置9に送出されて表示 されると同時に、それら検針データがインターフェイス8およびCPU7Aを通 してプリンタ7に送出されて、例えば図6のようにプリントアウトされ、かつペ ーパーカットされてラベルが作成される(ステップS24,S25)。このラベ ルは検針検査に合格した縫製品に付されて出荷される。
【0017】 ついで、上記DOS/Vマイコン本体2のフロッピーディスク駆動部2Cを駆 動させることにより、上記の各検針データ、つまり、感度値1,2と検針年月日 および現在のシリアル番号がフロッピーディスクFDに保存され、その保存が完 了したとき、現在のシリアル番号に1をプラスするインクリメントが行なわれて 次の縫製品に対する検針実行処理に戻る(ステップS26〜S28)。
【0018】 上記のようなステップを繰り返して一日の検針検査が終了し、終了キーがON されたならば(ステップS29)、図5に示す終了処理に移行して、現在までの 検針データの全てをフロッピーディスクFDに複製し保存した後、システムの終 了処理を行なって電源をOFFする(ステップS30〜S32)。
【0019】 そして、上記の検針実行処理およびその終了処理が完了した後は、必要に応じ てフロッピーディスクFDを別個に準備しているパソコン11により駆動して該 フロッピーディスクFDに保存された例えば1日の全ての検針データを読み出し てCRT画面11A上に表示させることで、一日の検針検査の結果を確認したり 、印刷して検針データ管理用書面としても保存することができる。
【0020】 なお、上記の実施の形態では、検針機本体1として、図3に示すようなコンベ ア式のものに用いた例で説明したが、縫製品をハンガーに吊したままで移送する 移送経路に縦長の狭い縫製品通過用通路を形成し、この通路を縫製品が通過する 際に検針センサ部を介して縫製品内に針が存在するか否かを検出するように構成 されているハンガー式の検針機本体に適用しても、上記と同様な効果を奏するも のである。
【0021】 また、上記の説明では、ラベルにプリントアウトされる検針データが検針感度 値、検針年月日および縫製品の通し番号の全てであるとしたが、縫製品の出荷後 のトラブル発生時においてフロッピーディスクFD等に保存されているデータと 対象縫製品を間違いなく照合できればよいことからみて、ラベルには検針年月日 および縫製品の通し番号のみをプリントアウトするだけでもよい。
【0022】 さらに、上記実施の形態では、検針感度を粗調整と微調整とにより二段階に調 整可能とすることで、感度調整を容易にするとともに、保存される感度値の最小 値を低いものとしたが、これは一段の調整だけであってもよい。
【0023】 さらにまた、検針センサ部1Aとして、上記実施の形態で説明した直流磁界方 式のものに限らず、縫製品中の金属探知に使用されている磁力探知器などを用い てもよく、また、プリンタとしても、ドットプリンタに限らず、レーザプリンタ などであってもよい。
【0024】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、検針時にその検針検査に合格した縫製品に対 する検針感度値、検針年月日および縫製品の通し番号という検針データを記憶し ディスクに保存するとともに、その検針データのうち検針年月日および縫製品の 通し番号をプリントアウトするようにしたので、そのプリントアウトされたデー タを直接にまたはそれを印したラベルなどを検査に合格した縫製品に付して出荷 することにより、それら縫製品の流通過程等で過失によって、あるいは悪戯など の故意によって針が混入され、それが原因でユーザーなどが負傷するなどのトラ ブルを発生した場合、ディスクに保存されている検針データとトラブルの対象と なった縫製品に付されているラベルなどのデータとを比較照合することで、その トラブルの対象となった縫製品についての出荷前の検針感度を含む検針検査結果 を再現して、検針検査にミスがなかった事実を明確に提示することができ、これ によって、故意に針が混入されるといった予期せぬ事態によるトラブル発生に対 する責任の所在が縫製品メーカにないことを立証することができる。
【0025】 しかも、本考案では、小型、低価格で繰り返し使用が可能なフロッピーディス クや光ディスクなどの外部記憶装置としてのディスクに検針データを保存するこ とにより、検針データ管理保存部としては、1つのチップ上に記憶容量の少ない メモリ、中央演算処理装置(CPU)および入出力インターフェイスが集積され ただけの小型軽量かつ低コストのマイクロコンピュータを使用し、かつ、表示装 置としてもCRTに比べて低価格で小形化しやすい液晶表示装置を用いて全体設 備費を可能な限り低減化しながらも、連続的に検針検査される多数の縫製品に対 する多量の検針データを確実に保存することができる。その上、検針データ管理 保存部、キーボード、液晶表示装置およびプリンタをそれぞれがCPUをもつマ ルチ・プロセシングシステムに構成することにより、データの記憶、表示、プリ ントなどの複数のプログラムの同時並行処理を可能として、検針検査およびその 検針データ管理に纏わる全体処理能率の向上を図ることができるとともに、1つ のCPUが故障しても残りのCPUでシステム機能を維持させて所定の処理を続 行させることが可能で、多量の縫製品を次々と検針検査することが望まれるこの 種の装置として非常に有用な効果を奏する。
【0026】 特に、請求項2に記載の考案のように、検針終了後にディスクに保存された全 ての検針データを読み込んで表示確認し、かつ印刷可能なパソコンを別個に設け る場合は、例えば1日の全ての検針検査が完了した後にディスクから一日の全検 針データを読み出して画面上に表示させることによって、一日の検針検査の結果 を確認したり、必要に応じて印刷して検針データ管理用書面としても保存するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る縫製品用検針装置の全体概要図で
ある。
【図2】同上装置のブロック構成図である。
【図3】コンベア式検針機本体の具体的な構成を示す斜
視図である。
【図4】本考案の縫製品用検針装置による検針実行処理
動作を説明するフローチャートである。
【図5】本考案の縫製品用検針装置による検針実行処理
の終了処理動作を説明するフローチャートである。
【図6】プリンタによるプリントアウトの一例を示す図
である。
【符号の説明】
1 検針機本体 1A 検針センサ部 1B 感度調整部 1H 縫製品の通過用通路 2 DOS/Vマイコン本体(検針データ管理保存部) 2A,5A,7A,9A CPU 2B メモリ 5 キーボード 7 プリンタ 9 液晶表示装置 11 汎用パソコン FD フロッピーディスク

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製品の通過用通路を有し、この通路を
    縫製品が通過する際に縫製品内に針が存在するか否かを
    検出する検針センサ部および検針感度を設定する感度調
    整部を備えた検針機本体と、 この検針機本体に同期起動可能に接続され、該検針機本
    体による検針完了毎に上記感度調整部の設定感度を読み
    込んでその感度値を検針年月日および縫製品の通し番号
    と共に記憶する記憶手段および上記各検針データをディ
    スクに複製し保存するディスク駆動手段を備えた検針デ
    ータ管理保存部と、 この検針データ管理保存部に検針年月日を設定入力する
    キーボードと、 上記感度値、検針年月日および縫製品の通し番号を表示
    する液晶表示装置と、 上記検針データのうち少なくとも検針年月日および縫製
    品の通し番号をプリントアウトするプリンタと、を具備
    し、上記検針データ管理保存部、キーボード、液晶表示
    装置およびプリンタがそれぞれ中央演算処理装置をもつ
    マルチ・プロセシングシステムに構成されていることを
    特徴とする縫製品用検針装置。
  2. 【請求項2】 検針終了後に上記ディスクに保存された
    全ての検針データを読み込んで、表示確認し、かつ印刷
    可能なパソコンが別個に設けられている請求項1記載の
    縫製品用検針装置。
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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275295A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Hashima:Kk 検針機

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JPS6214156U (ja) * 1985-07-12 1987-01-28
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