JP2518607Y2 - ラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタ

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JP2518607Y2
JP2518607Y2 JP8861490U JP8861490U JP2518607Y2 JP 2518607 Y2 JP2518607 Y2 JP 2518607Y2 JP 8861490 U JP8861490 U JP 8861490U JP 8861490 U JP8861490 U JP 8861490U JP 2518607 Y2 JP2518607 Y2 JP 2518607Y2
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豊和 高橋
哲治 渡辺
通泰 疋田
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Ishida Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば計量器に連動して被計量商品の価
格などを印字したラベルを発行するラベルプリンタに関
する。
(従来の技術) 一般に、この種のラベルプリンタにおいては、帯状の
台紙に多数のラベルを貼着してなるラベルシートのロー
ルを回転自在に支承すると共に、該ロールから繰り出し
たラベルシート上のラベルに、所定のフォーマットに従
って各商品ごとの品名、重量、価格などの各種の商品情
報が印字されるようになっている。ところで、上記ラベ
ルに印字される項目、例えば商品に含有される添加物の
表示、商品のコードや価格などを光学的に読み取るため
のバーコード、商品の有効日などについては、商品の種
類や販売形態によっては必要としない場合がある。この
ような場合には、印字すべき項目の種類に応じてラベル
に対する印字位置を変更するのが望ましい。また、ラベ
ルの大きさが異なれば、必然的に印字位置の変更を余儀
なくされることになる。
このような要求に応えるために種々な方策が試みられ
ている。例えば特開昭59−101379号公報には、ラベルに
印字されるデータの印字位置や大きさなどを規定する各
種のラベルフォーマットのライブラリーと、商品ごとの
品名や添加物などの各種の商品情報をコード化した商品
マスターファイル(以下、商品マスターという)とをメ
モリに記憶させておくと共に、商品やラベルフォーマッ
トなどを指定するためのキー入力部を備えたラベルプリ
ンタの構成が示されている。このラベルプリンタによれ
ば、商品の呼出番号の入力操作に引き続いて各種の印字
項目をキー入力することにより、上記ライブラリーから
所定のラベルフォーマットが選択されると共に、そのラ
ベルフォーマットに従って指定商品に関する品名、重
量、価格、その他の商品情報がラベルに印字されること
になる。
また、ラベルシートの収納部分を本体に対して分離可
能なカセット形式のラベルプリンタにおいては、上記商
品マスターとラベルフォーマットのライブラリーとに加
えて、それぞれのラベルフォーマットの番号に対してラ
ベルカセットの番号を1対1に対応させた索引テーブル
をも本体のメモリに記憶させると共に、上記カセットの
種別を検出するカセットセンサを設けて、このセンサに
よって検出されたカセット番号を検索項目として上記索
引テーブルからフォーマット番号を割り出し、そのフォ
ーマット番号に対応するラベルフォーマットを上記ライ
ブラリーから呼び出すように構成したものもある。
(考案が解決しようとする課題) ところで、前者の方式によれば、ラベルフォーマット
の指定を外部からのキー入力操作によって行うようにな
っていることから、作業者の誤操作によって異なったタ
イプのラベルフォーマットが選択され、その結果、必要
項目が印字されなかったり、ラベルからはみ出して印字
されたりして、不良ラベルが発生し易いという問題があ
った。しかも、ラベルフォーマットを選択するために繁
雑なキー操作を必要とし、操作性の面でも問題がある。
これに対して、後者の方式によれば、カセットセンサ
によって検出されるラベルカセットの番号に応じて自動
的にラベルフォーマットが決定されることから、それぞ
れのラベルフォーマットに対応した適切なラベルをラベ
ルカセットに装着しておくことにより、上記の不具合に
ついては回避されることになる。しかし、ラベルカセッ
トに対して一義的にラベルフォーマットが割り当てられ
ていることから、同じラベルであってもラベルフォーマ
ットが異なるときには、それぞれのフォーマットに対応
させて同一ラベルを重複して複数のラベルカセットに装
填しなければならず、このためカセットセンサの識別能
力によって使用できるラベルフォーマットの数が制約さ
れるという問題がある。
この考案は、複数のラベルフォーマットが使用できる
ラベルプリンタにおける上記の問題に鑑みて、各種サイ
ズのラベルに応じて多様なラベルフォーマットを選択す
ることができるようにすることを目的とする。
(課題を解決するための手段) すなわち、本考案に係るラベルプリンタは、ラベルに
印字して発行する印字手段と、上記ラベルに印字される
データの印字位置や大きさなどを規定する複数のラベル
フォーマットが登録されるラベルフォーマット記憶手段
とを備えた構成において、商品ごとにラベルフォーマッ
トの番号を含む各種の商品情報を登録可能な商品情報記
憶手段と、商品を指定する商品指定手段と、上記ラベル
の種別を検出するラベル検出手段と、各ラベルごとに複
数のラベルフォーマットの番号を登録可能なフォーマッ
ト番号記憶手段と、上記ラベル検出手段によって検出さ
れたラベルについて使用可能なフォーマット番号を上記
フォーマット番号記憶手段から読み出すと共に、読み出
したフォーマット番号に対応するラベルフォーマットが
上記商品指定手段によって指定された商品について許容
されているか否かを上記商品情報記憶手段に記憶された
当該商品のフォーマット番号に基づいて判別し、許容さ
れている場合に該当するフォーマット番号のラベルフォ
ーマットを上記ラベルフォーマット記憶手段から呼び出
して、そのラベルフォーマットに従って指定商品の商品
情報などが印字されるように上記印字手段を制御する制
御手段とを有することを特徴とする。
(作用) 上記の構成によれば、商品情報記憶手段にラベルフォ
ーマットの番号を登録することができるので、商品を指
定するだけの簡単な操作で所定のラベルフォーマットが
選択されることになる。また、ラベルごとに複数のフォ
ーマット番号を登録することができるので、サイズの異
なるラベルについて各種のフォーマットを使用すること
ができ、これにより多様なスタイルで印字された各種サ
イズのラベルの発行が可能となる。
(実施例) 以下、図面に基づいて本考案の1実施例について説明
する。
第1図に示すように、ラベルプリンタ1の本体2に
は、その一側上部に多数のキートップ3…3を有するキ
ー入力部4と、データ表示用の液晶式の表示部5とが設
けられていると共に、その下方にはメインの電源スイッ
チ6と、データ登録時に使用される着脱式のキースイッ
チ7とが並列配置されている。一方、上記本体2の他側
部の下部側には開口部分が設けられて、該開口部分にラ
ベルカセット8が挿脱自在に装着されるようになってい
る。
上記ラベルカセット8には、第2図に示すように、帯
状の台紙Aに多数のラベルB…Bを剥離可能に貼着して
なるラベルシート9のロール9aが取り付けられるロール
支持部10と、該ロール支持部10から引き出されたラベル
シート9を水平方向に案内する案内板11と、この案内板
11の後部側に配置されて上記シート9を上方から押し付
けるシート押付機構12と、同じく案内板11の前部側に配
置されて上記押付機構12を通過したラベルシート9を誘
導案内する第1案内ローラ13と、図示のようにラベルシ
ート9を挟んで印字部14を構成する本体2側の印字ヘッ
ド15の前部が押し付けられるプラテンローラ16と、該ロ
ーラ16の前方位置に配設されて台紙AからラベルBを剥
離するための断面半円状の剥離棒17と、剥離されたラベ
ルB′が出てくるラベル発行口18と、上記剥離棒17を通
過したラベルシート9をほぼ直角に屈曲させた状態で下
方に誘導案内する第2案内ローラ19と、該ラベルシート
9を巻き取るシート巻取部20とが設けられている。な
お、このシート巻取部20は上記印字ヘッド15と同じく印
字部14を構成する本体2側のモータ(図示せず)によっ
て駆動されるようになっている。
そして、このラベルカセット8の後部にはカセット識
別用のセンサシールCの取付部21が設けられていると共
に、本体2側には上記取付部21に対応位置してフォトイ
ンタラプタ式(光遮断式)のカセットセンサ22が設けら
れている。すなわち、このカセットセンサ22には、上記
取付部21に設けた複数の透孔21aの上下にそれぞれ対応
位置する受、発光部22a,22bが設けられており、上記取
付部21に貼着したセンサシールCが受、発光部間22a,22
bの光軸を遮ることにより、ラベルカセット8が識別さ
れるようになっている。この場合、上記透孔21aの数を
4個とすると、それぞれの透孔21aについてはセンサシ
ールCによって覆われるか覆われないかによって2通り
の組合せが得られ、そして各透孔21aが互いに独立して
いるので、最終的には24通りの組合せが得られる。した
がって、理論的には16個のラベルカセット8を識別する
ことが可能となる。そして、本実施例においては異なっ
た寸法規格のラベルBを有する複数種のラベルシート9
のロール9aが上記ラベルカセット8にそれぞれ装着され
るようになっている。
次に、第3図により計量器23と組み合わせて使用され
る場合のシステム構成を説明すると、まず上記ラベルプ
リンタ1には全体の動作を制御するためのコントロール
ユニット24が備えられている。このコントロールユニッ
ト24は、各種の演算処理や制御処理を実行するCPU25
と、動作プログラムなどが予め格納されたROM26と、演
算結果やその他の各種データを記憶する書換可能のRAM2
7と、バッテリバックアップされた基準時計28と、各種
信号を入力するための入力インターフェース29と、出力
制御用の出力インターフェース30とを有する。そして、
入力インターフェース29には、計量器23からの計量信号
と、キー入力部4からの各種のキー入力信号と、カセッ
トセンサ22からのカセット信号とが入力されるようにな
っている。また、出力インターフェース30からは、表示
部5に表示信号が、また印字部14に印字信号がそれぞれ
出力されるようになっている。
上記RAM27はバッテリバックアップされていると共
に、該RAM27には上記ラベルBに印字するデータの大き
さや印字位置などを規定する各種のラベルフォーマット
のライブラリー、カセットセンサ22によって検出された
カセット番号に応じてラベルフォーマットを呼び出すた
めのフォーマット読出テーブル、商品ごとの各種の商品
情報を設定した商品マスターなどがデータベースとして
格納されるようになっている。そして、上記フォーマッ
ト読出テーブルのメモリ領域には、例えば第4図に示す
ように、それぞれのカセット番号に割り当てられたブロ
ックごとに、複数のフォーマット番号が登録されるよう
になっている。つまり、例えば1番カセットに300号の
ラベルBのロール9aを装着する場合には、そのラベルB
に対応して設定されたラベルフォーマットの番号が、上
記読出テーブルにおける1番のカセット番号用のブロッ
クに登録されるようになっている。そして、同一規格の
ラベルBに対して複数のラベルフォーマットを使用する
場合には、当該ラベルBのラベルシート9のロール9aが
装着されたラベルカセット8に対応するカセット番号の
ブロックに、該当するラベルフォーマットの番号がそれ
ぞれ登録されることになる。
一方、上記商品マスターのメモリ領域には、例えば第
5図に示すように、各商品の呼出番号に割り当てられた
ブロックごとに、当該商品の品名、商品コード、単価な
どの固定された単品データに加えて、製造者名又は販売
者名、必要な場合には有効日数、時刻フラグ、添加物
や、それらの項目を指示するための案内文字、その他各
種のデータが登録されるようになっている。そして、こ
の実施例においては、上記商品マスターにおける商品ご
との各ブロックに、各商品について使用するラベルフォ
ーマットの番号が登録されるようになっている。
さらに、上記RAM27の所定のメモリ領域が、印字出力
用のイメージパターンを展開するためのイメージエリア
として使用されるようになっている。このイメージエリ
アは、上記印字部14における印字ヘッド15のドット数に
対応して複数ブロックに画成されていると共に、印字出
力時には該イメージエリアのデータがブロックごとに一
括して読み出され、上記ラベルカセット8におけるラベ
ルシート9の送り動作と同期して印字ヘッド15に対して
順次出力されるようになっている。これにより、ラベル
Bには上記イメージエリアに展開されているイメージパ
ターンに応じた文字などが印字されることになる。
次に、上記ラベルプリンタ1を計量器23と連動させた
値付作業について説明する。
まず作業者は作業開始時に上記電源スイッチ6を投入
する。これによりコントロールユニット24におけるCPU2
5は、ROM26に書き込まれた起動プログラムに従って所定
のイニシャライズ処理を行って、RAM27に所定のワーク
エリアを形成した後、キー入力部4からのキー入力を待
つ。
次に、作業者は被計量商品の呼出番号を示す文字列を
キー入力部4から入力した上で該当商品を計量器23に載
荷する。その重量を示す計量信号はCPU25に入力され、
該CPU25はその計量信号から算出した計量値と、入力さ
れた呼出番号と、その呼出番号に対応する品名とを上記
表示部5に出力させる。次いで、上記計量値が安定した
時点で、該計量値や上記商品マスターから呼び出した該
当商品の単価などに基づいて価格を算出した後、印字条
件が成立した時点で印字部14の作動を開始させる。これ
により、第2図に示したラベルカセット8におけるシー
ト巻取ロール20が回り初めてラベルシート9が引き出さ
れると共に、それに伴って移動するラベルBに対して印
字ヘッド15によって被計量商品の計量値、品名などが印
字されていく。そして、印字後のラベルBは剥離棒17を
経て下方へ送られる台紙Aから先頭部分より順次剥離さ
れていき、最終的に尾端部分が台紙Aに一部貼着した状
態で停止することになる。
そして、作業者はラベル発行口18から出ている半ば剥
離された状態のラベルB′を台紙Aから剥離し、そのラ
ベルB′を計量器23に載荷されている被計量商品に貼り
付けると共に、同じ商品に値付を行う場合には次の商品
を計量器23に載荷し、また商品を変更する場合には次の
被計量商品の呼出番号を入力した上で、その商品を計量
器23に載荷する。このようにして計量された被計量商品
に関するラベルB′が発行される都度、作業者はラベル
発行口18から出てきた半ば剥離された状態のラベルB′
を台紙Aから剥離して商品に貼り付けていくことにな
る。
このようにして作業者により値付作業が行われている
間の上記コントロールユニット24におけるCPU25の作動
を示すと第6図のフローチャートに従ったものとなる。
すなわち、CPU25は、まずステップS1で所定のキー入
力バッファに商品の呼出番号が入力されているか否かを
判定する。入力されていなければ次にステップS2で上記
ワークエリアに設けた呼出番号設定部がクリアされてい
るか否かを判定する。そして、該番号設定部がクリアさ
れていれば、呼出番号が入力されるまでステップS1、S2
のループ処理を実行すると共に、呼出番号が入力された
時点でステップS3に移って上記呼出番号設定部に上記キ
ー入力信号が示す呼出番号をセットした後、ステップS4
でその呼出番号に対応する指定商品のフォーマット番号
を上記RAM27上の商品マスターから読み出す。
次いで、CPU25はカセットセンサ22から入力したカセ
ット信号が示すカセット番号に対応するフォーマット番
号をフォーマット読出テーブルから呼び出し、呼び出し
たフォーマット番号に上記ステップS4において商品マス
ターから読み出した指定商品のフォーマット番号と一致
するフォーマット番号が含まれるか否かを判定する(ス
テップS5,S6)。そして、一致するフォーマット番号が
存在するときには、当該フォーマット番号に対応するラ
ベルフォーマットをRAM27のライブラリーから呼び出
し、そのラベルフォーマットに従って上記商品マスター
中の指定商品に関する文字その他の固定データをイメー
ジパターンに変換してイメージエリアに展開する(ステ
ップS7)。この場合、当該ラベルフォーマットが、付加
情報として例えば添加物と加工日とを印字するように規
定されているとすると、CPU25は上記基準時計28にアク
セスして日付データを獲得すると共に、獲得した日付デ
ータと上記商品マスターから読み出した添加物及び加工
日を示す案内文字の文字コードとを、品名や価格その他
を示す案内文字の文字コードに加えてイメージパターン
に変換し、そのイメージパターンを上記イメージエリア
に展開させる。つまり、品名、製造者、添加物、加工日
やその他の案内文字など、計量信号によって影響されな
いデータがイメージパターンとして上記イメージエリア
に展開されることになる。
次に、CPU25はステップS8に進んで印字条件が満足し
ているか否かを判定する。CPU25は、例えば計量信号か
ら算出した計量値が所定値以上で安定し、また印字ヘッ
ド15の前方に配置された剥離棒17によって半ば剥離され
た状態の印字済みのラベルBがセンサなどによって検出
されないときに上記印字条件が満足されたと判定し、ス
テップS9に進んで上記計量値、または該計量値と商品の
単価などから算出した価格などの可変データをイメージ
パターンに変換して上記イメージエリアに展開した後、
ステップS10で印字部14に印字信号を出力する。これに
より、例えば第7図(A)に示すように、品名、添加
物、加工日、価格、製造者などが印字されたラベルB1
発行されることになる。
また、上記商品マスターに格納されたフォーマット番
号が、同一ラベルについて例えばPOS用のバーコードを
表示するように規定されたラベルフォーマットを示すと
きには、第7図(B)に示すように、品名や価格などに
加えてバーコードが印字されたラベルB2が発行されるこ
とになる。
一方、CPU25は上記ステップS6において、フォーマッ
ト読出テーブルから呼び出したフォーマット番号に商品
マスターから読み出した指定商品のフォーマット番号と
一致するフォーマット番号が含まれないと判定したとき
には、ステップS11に移りエラーメッセージを表示部5
に表示させ、ステップS1,S2、ステップS4〜S6、ステッ
プS11のループ処理を実行すると共に、正常なラベルカ
セット8が装着されてフォーマット番号が一致したと判
定した時点で該ループ処理から抜け出してステップS7
下の各ステップを実行する。この場合、例えばラベルフ
ォーマットが有効日を印字するように規定されている場
合には、CPU25は上記基準時計28から獲得した日付デー
タと、商品マスターに登録された有効日数とから有効日
を算出し、その有効日が上記ラベルBの所定位置に印字
されるように、当該フォーマットに従ってイメージエリ
アに展開させる。これにより、例えば第8図(A)に示
すように、サイズの異なるラベルB3に、有効日を含む各
種の商品情報が印字されることになる。
また、上記ラベルフォーマットが製造時刻も印字する
ように規定されている場合には、例えば第8図(B)に
示すように、当該フォーマットに従って製造時刻が所定
位置に印字されたラベルB4が発行されることになる。な
お、この製造時刻は商品マスターに登録された時刻フラ
グに基づいて、上記基準時計28が常に更新している計時
データから求められる。
(考案の効果) 以上のように本考案に係るラベルプリンタによれば、
各商品ごとの品名などを登録する商品情報記憶手段にラ
ベルフォーマットの番号を登録することができるので、
商品を指定するだけの簡単な操作で所定のラベルフォー
マットを選択することができる。また、ラベルごとに複
数のフォーマット番号を登録することができるので、サ
イズの異なるラベルについて各種のフォーマットを使用
することができ、これにより多様なスタイルで印字され
た各種サイズのラベルを発行することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はラベルプ
リンタの全体斜視図、第2図はラベルカセットの縦断面
図、第3図は計量器と組み合わせたシステム図、第4図
はフォーマット読出テーブルの一部を示す模式図、第5
図は商品マスターの一部を示す模式図、第6図は値付処
理を示すフローチャート図、第7、第8図はこの実施例
で得られるラベルの印字例をそれぞれ示す模式図であ
る。 4……キー入力部(商品指定手段)、5……印字部(印
字手段)、25……CPU、22……カセットセンサ(ラベル
検出手段)、27……RAM(ラベルフォーマット記憶手
段,商品情報記憶手段,フォーマット番号記憶手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−140266(JP,A) 特開 昭59−101379(JP,A) 特開 昭57−90741(JP,A) 特開 昭61−160269(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラベルに印字して発行する印字手段と、上
    記ラベルに印字されるデータの印字位置や大きさなどを
    規定する複数のラベルフォーマットが登録されるラベル
    フォーマット記憶手段とを備えたラベルプリンタであっ
    て、商品ごとにラベルフォーマットの番号を含む各種の
    商品情報を登録可能な商品情報記憶手段と、商品を指定
    する商品指定手段と、上記ラベルの種別を検出するラベ
    ル検出手段と、各ラベルごとに複数のラベルフォーマッ
    トの番号を登録可能なフォーマット番号記憶手段と、上
    記ラベル検出手段によって検出されたラベルについて使
    用可能なフォーマット番号を上記フォーマット番号記憶
    手段から読み出すと共に、読み出したフォーマット番号
    に対応するラベルフォーマットが上記商品指定手段によ
    って指定された商品について許容されているか否かを上
    記商品情報記憶手段に記憶された当該商品のフォーマッ
    ト番号に基づいて判別し、許容されている場合に該当す
    るフォーマット番号のラベルフォーマットを上記ラベル
    フォーマット記憶手段から呼び出して、そのラベルフォ
    ーマットに従って指定商品の商品情報などが印字される
    ように上記印字手段を制御する制御手段とを有すること
    を特徴とするラベルプリンタ。
JP8861490U 1990-08-23 1990-08-23 ラベルプリンタ Expired - Lifetime JP2518607Y2 (ja)

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